JP4030658B2 - 鉄道車両用灯具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、走行ビームとすれ違いビームとを切り換え可能に構成された鉄道車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄道車両用灯具は、一般に、光源と、この光源からの光を前方へ反射させるリフレクタとを備えているが、通常走行時には遠方照射を行う一方、対向車両とのすれ違い時やホーム接近時にはグレアを防止する必要上、走行ビームとすれ違いビームとを切り換え可能な構成となっているものが多い。
【0003】
このビーム切り換えは、上記光源を2つ設けておき、点灯させる光源を切り換えることにより行うのが一般的であるが、シェードの回動によりこれを行うことも可能である。すなわち、リフレクタからの反射光の一部を遮蔽可能なシェードを、シェード回動手段により所定の回動軸回りに回動させ、走行ビーム位置とすれ違いビーム位置とのいずれかに位置せしめるようにすれば、ビーム切り換えを行うことが可能である。
【0004】
そして、このようにシェードの回動によるビーム切り換えを行うことにより、高輝度ではあるが単一の光源しか有していない放電バルブ等を用いることも可能となる。
【0005】
上記シェード回動手段として、自動車用灯具においては、図6に示すようなモータ2およびギヤ4を用いたものが知られている。図示の灯具においては、2つのギヤ4のうちの一方にシェード6が一体形成されており、モータ2の駆動によりギヤ4を介してシェード6を往復回動させるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のシェード回動手段を鉄道車両用灯具に用いた場合には、次のような問題がある。
【0007】
すなわち、鉄道車両用灯具は長期にわたって使用されるので信頼性が重要となるが、モータおよびギヤを用いたシェード回動手段はギヤの摩耗や破損等が生じやすく、このため耐久性に乏しいという問題がある。
【0008】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、走行ビームとすれ違いビームとを切り換え可能に構成された鉄道車両用灯具において、シェードの回動によりビーム切り換えを行うようにした場合に、シェード回動手段の耐久性に優れた信頼性の高い鉄道車両用灯具を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、シェードの自重を利用してシェードの回動を行い得る構成することにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0010】
すなわち、本願発明は、請求項1に記載したように、
光源と、この光源からの光を前方へ反射させるリフレクタとを備え、走行ビームとすれ違いビームとを切り換え可能に構成された鉄道車両用灯具において、
上記リフレクタからの反射光の一部を遮蔽し得るよう所定の回動軸回りに回動可能に支持されたシェードと、このシェードを走行ビーム位置とすれ違いビーム位置とのいずれかに位置せしめるよう該シェードを上記回動軸回りに回動させるシェード回動手段とを備えてなり、
上記回動軸が、上記シェードの重心よりも下方位置において略水平方向に延びるように設けられており、
上記走行ビーム位置および上記すれ違いビーム位置間の回動のうち一方の回動が、上記シェードの自重により行われるように構成されており、
上記シェードの下端部が、上記リフレクタの下部に形成されたシェード挿通孔を介して該リフレクタの下方まで延びており、
上記回動軸が、上記シェード挿通孔の近傍に設けられており、
上記シェード回動手段が、上記リフレクタの下方に設けられており、
上記シェードが、上記回動軸および上記シェード挿通孔の上方近傍において、後方へ向けて凸となるように折り曲げ形成されている、ことを特徴とするものである。
【0011】
上記「略水平方向」とは、必ずしも水平方向のみを意味するものではなく、上記一方の回動をシェードの自重により行わせることが可能な角度範囲内で水平方向以外の方向をも含む概念である。
【0012】
上記一方の回動は、「シェードの自重」のみにより行われるものであってよいことはもちろんであるが、「シェードの自重」に加えてシェード回動手段の動力を補助的に用いるようにしてもよい。
【0013】
【発明の作用効果】
上記構成に示すように、本願発明においては、シェードの回動軸がシェードの重心よりも下方位置において略水平方向に延びるように設けられており、走行ビーム位置およびすれ違いビーム位置間の回動のうち一方の回動がシェードの自重により行われるように構成されているので、シェード回動手段としてはシェードの自重に抗してこれを押圧可能でかつこの押圧を解除可能な構成とすれば足りる。したがってシェード回動手段を、ギヤ等を必要としない簡易な構成とすることができ、その耐久性を高めることができる。
【0014】
このように本願発明によれば、走行ビームとすれ違いビームとを切り換え可能に構成された鉄道車両用灯具において、ビーム切り換えをシェードの回動により行うようにした場合に、そのシェード回動手段を耐久性に優れたものとすることができる。そしてこれにより灯具の信頼性を高めることができる。
【0015】
上記「シェード回動手段」は、シェードに対する押圧および押圧解除を行い得るものであれば、その具体的構成は特に限定されるものではなく、例えば、モータおよびカムを用いた構成、ソレノイドを用いた構成等が採用可能である。
【0016】
この場合において、請求項2に記載したように、上記シェード回動手段としてソレノイドを用い、通電時にはソレノイドでシェードを押圧してこれをすれ違いビーム位置まで回動させるとともに遮電時には押圧を解除してシェードをその自重により走行ビーム位置まで回動させるようにすれば、シェード回動手段を極めて簡単な構成とすることができる。また、ソレノイドを用いることにより、モータ等を用いた場合に比して、シェードを走行ビーム位置からすれ違いビーム位置まで短時間で回動させることができ、グレア防止が必要になったとき速やかにこれに対応することができる。さらに、鉄道車両用灯具においては、すれ違いビームに比して走行ビームの使用頻度が高いので、遮電時にシェードを走行ビーム位置に位置せしめる構成とすることにより、灯具の消費電力量を低く抑えることができる。
【0017】
本願発明においては、シェードの下端部リフレクタの下部に形成されたシェード挿通孔を介してその下方まで延びるとともにシェード挿通孔の近傍に回動軸設けられており、リフレクタの下方にシェード回動手段設けられているので、シェード挿通孔の大きさを最小限にして灯具強度を高めることができるとともにシェード回動手段のレイアウト自由度を高めることができる。なお、この場合における「リフレクタの下部」は、リフレクタ自体の下部であってよいことはもちろんであるが、該リフレクタ前端開口から前方へ向けて延長固定される他の部材の下部であってもよい。
【0018】
また、本願発明においては、シェード回動軸およびシェード挿通孔の上方近傍において後方へ向けて凸となるように折り曲げ形成された構成となっており、これにより、シェード挿通孔に対するシェードの挿通姿勢が鉛直に近い状態になるので、シェード挿通孔の大きさを小さく設定しても、シェード回動時にシェードとの干渉が生じるおそれをなくすことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
【0020】
図1は、本願発明の一実施形態に係る鉄道車両用灯具を示す側断面図であり、図2は、その底面図であり、図3は、図1のIII 部詳細図である。
【0021】
これらの図に示すように、本実施形態に係る鉄道車両用灯具10は、いわゆるPES型の灯具であって、放電バルブ12(光源)と、リフレクタ14と、ホルダ16と、コンデンサレンズ18と、リテーニングリング20と、エイミングユニット22と、シェード24と、シェード回動ユニット26を備えてなっている。
【0022】
放電バルブ12は、メタルハライドバルブであって、灯具10の光軸Ax上に放電発光部12aを位置せしめるようにしてリフレクタ14に取り付けられている。
【0023】
リフレクタ14は、光軸Axを中心軸とする縦横の焦点距離が異なる楕円球面からなる反射面14aを有しており、この反射面14aにより、鉛直断面内においてその第1焦点近傍に配置された放電発光部12aからの光をその第2焦点に略収束させるようにして前方へ反射させるようになっている。
【0024】
ホルダ16は、リフレクタ14の前端開口部14bから前方へ向けて延びるようにして筒状に形成されており、その後端部においてリフレクタ14を固定支持するとともに、その前端部においてコンデンサレンズ18をリテーニングリング20を介して固定支持するようになっている。
【0025】
コンデンサレンズ18は、リフレクタ14の反射面14aからの反射光を集光させ、これを平行光に近づけて前方へ照射するようになっている。
【0026】
エイミングユニット22は、ホルダ16の外周面の3箇所に形成されたブラケット16aに各々取り付けられており、これらエイミングユニット22により、灯具10を車両前端部において支持するとともに灯具10の光軸調整を行い得るように構成されている。
【0027】
リフレクタ14およびホルダ16の下部には、両者に跨るようにしてシェード挿通孔28が形成されており、このシェード挿通孔28を介してシェード24の下端部がリフレクタ14の下方まで延びている。シェード24は、シェード挿通孔28の下方近傍に設けられた回動軸30回りに回動可能に支持されている。この回動軸30は、シェード24の重心よりも下方位置において水平方向(車幅方向)に延びるように設けられている、図2に示すように、回動軸30は、後述するコの字形ブラケット36の左右両側壁に螺着固定された1対のネジ42の軸部で構成されている。
【0028】
シェード24は、図1において実線で示す走行ビーム位置と、図1において2点鎖線で示すすれ違いビーム位置との間で回動し得るようになっている。走行ビーム位置からすれ違いビーム位置への回動は、シェード回動ユニット26により行われ、すれ違いビーム位置から走行ビーム位置への回動は、シェード24の自重による回転モーメントの作用により行われるようになっている。なお、この自重による回動を可能ならしめるため、すれ違いビーム位置にあるシェード24の重心が回動軸30を通る鉛直面よりも前方側に位置するよう、回動軸30の位置設定がなされている。
【0029】
シェード回動ユニット26は、リフレクタ14の下方近傍に設けられたソレノイド32(シェード回動手段)と、ストッパ用ネジ34とを備えてなっている。
【0030】
ソレノイド32は、シェード挿通孔28の前端縁から下方に延びるホルダ16のフランジ部16bに、コの字形ブラケット36を介して取り付けられている。このソレノイド32の出力ロッド(プランジャ)32aの先端にはU字部材32bが取り付けられており、このU字部材32bにおいてシェード24の下端部と水平ピン38を介して連結されている。そしてソレノイド32は、通電時には、出力ロッド32aが前進して水平ピン38を図1において2点鎖線で示す位置まで前方へ押圧し、これによりシェード24をすれ違いビーム位置まで回動させるようになっている。このとき、U字部材32bに形成された鉛直溝により、シェード24の回動に伴う水平ピン38の上下変位を吸収するようになっている。
【0031】
ストッパ用ネジ34は、ホルダ16のフランジ部16bに、後方へ向けて先端部が突出するようにして螺着されており、そのフランジ部16bからの後方突出量を調整することにより、シェード24がすれ違いビーム位置まで回動したとき、その下端部前面に当接してシェード24をすれ違いビーム位置に位置決め保持するようになっている。
【0032】
ソレノイド32は、遮電時には、その出力ロッド32aのシェード24に対する前方押圧力を解除するので、シェード24はその自重によりすれ違いビーム位置から走行ビーム位置まで回動する。これに伴い出力ロッド32aは後退するが、この後退を円滑に行うとともにシェード24を走行ビーム位置に位置決め保持するため、ソレノイド32にはリターンスプリング32cが設けられている。このリターンスプリング32cのバネ力は、通電時における出力ロッド32aの前進をできるだけ抵抗なく行えるようにするため極小さい値に設定されている。
【0033】
なお、シェード回動ユニット26の下方近傍には、コの字形ブラケット36よりも大きいサイズのラバーシート40がシェード挿通孔28を塞ぐようにして設けられており、これによりホコリ等がシェード挿通孔28を介して灯室内に侵入するのを防止するようになっている。また、このラバーシート40がU字部材32bその他の内部機構に干渉して誤作動や作動不良を引き起こすのを未然に防止するため、ホルダ16のフランジ部16bの下端部には干渉防止片16cが後方へ向けて突出形成されている。
【0034】
図4は、シェード24を単品で示す分解斜視図である。
【0035】
シェード24は、上部に位置する本体部24Aと、その下部に位置する支持部24Bとからなり、これら本体部24Aと支持部24Bとの間において後方へ向けて凸となるように折り曲げ形成されている。
【0036】
このシェード24の本体部24Aは、リフレクタ14の前端開口部14bの下半分の形状と略同じ形状を有しており、その上端部は2重に折り曲げられている。一方、シェード24の支持部24Bは、本体部24Aと一体形成された板状部材24B1と、もう1枚の板状部材24B2とが4箇所においてネジ止め固定されてなっている。
【0037】
これら各板状部材24B1、24B2には、その4箇所にネジ挿通孔24B1a、24B2aが形成されている。また、各板状部材24B1、24B2には、断面半円状で水平方向に延びる2組の凹部24B1b、24B2bおよび24B1c、24B2cが互いに向き合うように形成されている。そして、両板状部材24B1、24B2を合わせたとき、上側の凹部24B1b、24B2bで回動軸30を両側から挟むとともに、下側の凹部24B1c、24B2cで水平ピン38を両側から挟むようになっている。また、各板状部材24B1、24B2の下端部の中央には、水平ピン38と係合するU字部材32bが入り込むためのコの字形の切り欠き部24B1d、24B2dが形成されている。
【0038】
図1に示すように、シェード24は、すれ違いビーム位置にあるとき、その上端縁が光軸Axと略同じ高さになり、リフレクタ14の反射面14aからの反射光のうち、上方へ向かう光を遮蔽するようになっている。一方、走行ビーム位置にあるときには、このような遮蔽を行わず、上方へも反射光を照射させるようになっている。
【0039】
図5は、鉄道車両用灯具10により形成される配光パターンを示す図である。
【0040】
図中、配光パターンPmが走行ビーム用の配光パターンであり、配光パターンPsがすれ違いビーム用の配光パターンである。
【0041】
以上詳述したように、本実施形態に係る鉄道車両用灯具10は、シェード24の回動軸30がシェード24の重心よりも下方位置において略水平方向に延びるように設けられており、すれ違いビーム位置から走行ビーム位置への回動がシェード24の自重により行われるようになっているので、シェード回動手段たるソレノイド32は、通電時に、その出力ロッド32aにより水平ピン38を前方へ押圧し、シェード24を走行ビーム位置からすれ違いビーム位置まで回動させる構成とすれば足り、そのリターンスプリング32cは不要あるいはバネ力の極弱いものとすることができる。
【0042】
したがって本実施形態によれば、シェード回動手段を、ギヤ等を必要としない簡易な構成とすることができ、その耐久性を高めることができる。そしてこれにより鉄道車両用灯具10の信頼性を高めることができる。
【0043】
また、本実施形態においては、ソレノイド32によるシェード24の回動が、その走行ビーム位置からすれ違いビーム位置への回動に対して行われるように構成されているので、使用頻度が高い走行ビーム状態ではソレノイド32を遮電状態にすることができ、これにより鉄道車両用灯具10の消費電力量を低く抑えることができる。さらに、ソレノイド32の採用により、モータ等を用いた場合に比して、シェード24を走行ビーム位置からすれ違いビーム位置まで短時間で回動させることができ、グレア防止が必要になったとき速やかにこれに対応することができる。
【0044】
本実施形態においては、シェード24の下端部がリフレクタ14およびホルダ16の下部に形成されたシェード挿通孔28を介してその下方まで延びており、リフレクタ14の下方にソレノイド32が設けられているので、ソレノイド32のレイアウト自由度を高めることができる。しかも、回動軸30がシェード挿通孔28の近傍に設けられているので、シェード24の下端部がシェード挿通孔28を介してその下方まで延びているにもかかわらず、シェード挿通孔28の大きさを最小限にして灯具強度を高めることができる。
【0045】
また、本実施形態においては、シェード24が回動軸30およびシェード挿通孔28の上方近傍において後方へ向けて凸となるように折り曲げ形成されており、シェード24が走行ビーム位置およびすれ違いビーム位置間において回動する際、その支持部24Bが鉛直線を跨ぐように回動するので、シェード挿通孔28に対するシェード24の挿通姿勢は鉛直に近い状態になる。このためシェード挿通孔28の大きさを小さく設定しても、シェード回動時にシェード24との干渉が生じるおそれをなくすことができ、その分さらに灯具強度を高めることができる。
【0046】
本実施形態においては、鉄道車両用灯具10が放電バルブ12を備えたPES型の灯具である場合について説明したが、ハロゲンバルブ等を備えた灯具あるいはPES型以外の灯具である場合においても、シェードの回動によりビーム切り換えを行うように構成されたものであれば、本実施形態と同様の構成を採用することにより、本実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る鉄道車両用灯具を示す側断面図
【図2】上記鉄道車両用灯具を示す底面図
【図3】図1のIII 部詳細図
【図4】上記鉄道車両用灯具のシェードを単品で示す分解斜視図
【図5】上記鉄道車両用灯具により形成される配光パターンを示す図
【図6】従来例を示す、図1と同様の図
【符号の説明】
10 鉄道車両用灯具
12 放電バルブ(光源)
12a 放電発光部
14 リフレクタ
14a 反射面
14b 前端開口部
16 ホルダ
16a ブラケット
16b フランジ部
16c 飛石防止片
18 コンデンサレンズ
20 リテーニングリング
22 エイミングユニット
24 シェード
24A 本体部
24B 支持部
24B1、24B2 板状部材
24B1a、24B2a ネジ挿通孔
24B1b、24B1c、24B2b、24B2c 凹部
24B1d、24B2d 切り欠き部
26 シェード回動ユニット
28 シェード挿通孔
30 回動軸
32 ソレノイド(シェード回動手段)
32a 出力ロッド(プランジャ)
32b U字部材
32c リターンスプリング
34 ストッパ用ネジ
36 コの字形ブラケット
38 水平ピン
40 ラバーシート
42 ネジ
Ax 光軸
Pm 走行ビーム用配光パターン
Ps すれ違いビーム用配光パターン

Claims (2)

  1. 光源と、この光源からの光を前方へ反射させるリフレクタとを備え、走行ビームとすれ違いビームとを切り換え可能に構成された鉄道車両用灯具において、
    上記リフレクタからの反射光の一部を遮蔽し得るよう所定の回動軸回りに回動可能に支持されたシェードと、このシェードを走行ビーム位置とすれ違いビーム位置とのいずれかに位置せしめるよう該シェードを上記回動軸回りに回動させるシェード回動手段とを備えてなり、
    上記回動軸が、上記シェードの重心よりも下方位置において略水平方向に延びるように設けられており、
    上記走行ビーム位置および上記すれ違いビーム位置間の回動のうち一方の回動が、上記シェードの自重により行われるように構成されており、
    上記シェードの下端部が、上記リフレクタの下部に形成されたシェード挿通孔を介して該リフレクタの下方まで延びており、
    上記回動軸が、上記シェード挿通孔の近傍に設けられており、
    上記シェード回動手段が、上記リフレクタの下方に設けられており、
    上記シェードが、上記回動軸および上記シェード挿通孔の上方近傍において、後方へ向けて凸となるように折り曲げ形成されている、ことを特徴とする鉄道車両用灯具。
  2. 上記シェード回動手段が、通電時には上記シェードを押圧して該シェードを上記すれ違いビーム位置まで回動させるとともに遮電時には上記押圧を解除して上記シェードを該シェードの自重により上記走行ビーム位置まで回動させるように構成されたソレノイドからなる、ことを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用灯具。
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