JP4026562B2 - 自動販売機の商品収納ラック - Google Patents

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本発明は、飲料を入れた缶、びん、紙パックおよびペットボトルなどの各種商品を収納して販売する自動販売機の商品収納ラックに関するものである。
従来、同じラックを使い分けて通常サイズの缶、びん、紙パック商品、および大形サイズのペットボトル商品を販売できるように改良した自動販売機の商品収納ラックが知られている。その一例としては、ラックケースのコラムを通常サイズの商品のn(n≦2)個分に相応した横幅に設定するとともに、該コラムに対応してn基のベンド機構を左右に組み合わせたn連形ベンド機構を装備している。そして、通常サイズの商品はn連形ベンド機構と個々に対応するようにn列に分けてコラム内に積み上げ収納して各基ベンド機構を選択制御して各商品を個々に搬出し、大形サイズの商品はn連形ベンド機構の各基ベンド機構にまたがってコラム内に積み上げ収納して各基ベンド機構を同期制御して搬出する(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−183822号公報
しかしながら、従来の自動販売機の商品収納ラックでは、大きさの異なる各種商品を収納し適宜搬出するために収納商品のサイズに合わせる可調整式の通路規制板を全てのコラムに設ける必要があるので部品点数が多くなりコストが嵩んでしまうという問題がある。また、商品のサイズ変更時には、上記通路規制板を調整しなければならないので作業に手間がかかるという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みて、大きさの異なる各種商品を低コストで収納し搬出することができ、さらに商品変更時の作業を容易に行うことができる自動販売機の商品収納ラックを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機の商品収納ラックは、対向する一対の壁体の間隔が商品の大きさに対応させて設定してあり、前記一対の壁体の間に上下方向に整列した状態で当該商品を収納した商品収納部と、板体からなり、当該板面に前記商品収納部を構成する一対の壁体の一方の壁体を沿わせ状態で、かつ、前記商品収納部を上下に複数重ねて連結する態様で着脱自在に取り付け、下段の商品収納部を構成する一対の壁体の間に保持された最下位置の商品を下側から支持する一方、前記一対の壁体の間から最下位置の商品を切り出す際にその直上の商品を支持することにより前記商品収納部から商品を1つずつ搬出するベンド機構を有したベースと、自動販売機の商品収容庫内に前記ベースを複数並べて支持し、当該ベースを前記商品収容庫の外部に引き出し可能に設けた引出手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機の商品収納ラックは、上記請求項1において、前記ベースは、相反する両側に前記ベンド機構を有し、その両側に前記商品収納部を着脱可能に取り付けることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る自動販売機の商品収納ラックによれば、ベースを共通とし、商品収納部で各種大きさの商品に対応しているため、大きさの異なる各種商品を低コストで収納し適宜搬出することができる。そして、商品変更時には、商品収納部を換えるだけなので作業を容易に行うことができる。また、ベースが商品収容庫から引き出せるので、商品収容庫の奥側へのアクセスが容易となり商品の収納および回収の他に販売トラブル時の対応やメンテナンスなどの作業性を向上することができる。さらに、ベースが商品収容庫から引き出せるので、商品収容庫の奥行き方向に多重化してベースを設けて、多種多数の商品の収納ができる。また、商品収納部以外が共通部品であるため、少種大量生産効果による部品コストを低減でき安価な自動販売機を提供することができ、かつベースの数を変えるだけで自動販売機のシリーズ化を図ることができる。
本発明の請求項2に係る自動販売機の商品収納ラックによれば、相反する両側にベンド機構を有し、その両側に商品収納部を着脱可能にして取り付けるベースを有しているためベースの部品点数が少なくなる。この結果、商品収納ラックおよび自動販売機の低コスト化、小型化および軽量化が可能になる。また、商品収納ラックを軽量化することにより、引出手段の定格荷重を小さくでき安価な引出手段を適用することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の商品収納ラックの好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は実施例1における自動販売機の商品収納ラックを示す正面断面図、図2は実施例1における自動販売機の商品収納ラックを示す側断面図、図3はベースを商品収容庫から引き出した状態を示す側断面図である。
図1および図2に示すように、実施例1における商品収納ラックを有する自動販売機は、本体キャビネット1と外扉2とを備えている。本体キャビネット1は、複数の鋼板を適宜組み合わせることによって構成したもので、正面側が開口した直方状をなしている。
外扉2は、本体キャビネット1の正面開口部を覆うに十分な大きさを有したもので、鋼材により堅牢に構成してある。外扉2は、本体キャビネット1の開口部を開閉可能にする態様で当該本体キャビネット1の開口部の一側に支承してある。また、図には明示しないが、外扉2の表側には、商品見本を展示する展示室と、展示した商品を選択する選択ボタンと、硬貨を投入する硬貨投入口と、紙幣を投入する紙幣投入口と、商品を取り出すための商品取出口と、硬貨を返却する硬貨返却口とが配設してある。さらに、外扉2の内側には、自動販売機を制御する制御基板と、硬貨投入口から硬貨を受け入れて釣銭を硬貨返却口に放出する硬貨処理装置と、紙幣投入口から紙幣を受け入れる紙幣処理装置とが配設してある。
上記本体キャビネット1の内部には、商品収容庫1aが設けてある。商品収容庫1aは、飲料を入れた缶、びん、紙パックおよびペットボトルなどの各種商品Sを所望の温度に維持した状態で収容するために断熱構造を有している。この商品収容庫1aは、本体キャビネット1と同様に正面側を開口してある。また、図には明示しないが、商品収容庫1aの正面開口部の一側には、上記外扉2とは別体にした内扉が設けてある。内扉は、商品収容庫1aの正面開口部を覆うに十分な大きさであり断熱構造を有している。この内扉は、商品収容庫1aの正面開口部を開閉可能にする態様で当該商品収容庫1aの開口部の一側に支承してある。なお、本実施例では、本体キャビネット1の内部に商品収容庫1aを1つ設けた例を示しているが、当該商品収容庫1aを本体キャビネット1の内部に複数設けてもよい。商品収容庫1aが本体キャビネット1の内部に複数(少なくとも2つ)設けてある場合には、その内部に収容した商品Sを冷蔵あるいは温蔵など異なる温度でそれぞれ収容できる。
商品収容庫1aの内部には、商品収納ラック3が設けてある。商品収納ラック3は、複数(図1〜図3では6個)のベース4で構成してある。ベース4は、上下方向に長手状であって本実施例では板体をなしている。このベース4は、その板面を商品収容庫1aの正面側および背面側に向ける形態で、上端が商品収容庫1aの天井側に支持してあり、商品収容庫1aの正面開口部から背面側に向けた奥行き方向に同じものが複数並設してある。
また、各ベース4の板面(正面側)には、上下方向に沿って商品収納手段5が取り付けてある。商品収納手段5は、ベース4の上下長さに応じて上下方向に長手状に形成してあり、各種大きさの商品Sを専用に収納し、かつ当該商品Sを上下方向に整列して収納する。なお、商品収納手段5の詳細については後述する。また、各ベース4の正面側の下端には、ベンド機構6が設けてある。ベンド機構6は、商品収納手段5に収納された最下位置の商品Sを下側から支え、商品Sの搬出指令に応じて当該最下位置の商品Sを搬出する。この際、ベンド機構6は、最下位置の商品Sの直上の商品Sが共に搬出されないように支持する。このように、ベンド機構6は、商品収納手段5に収納された商品を下側から1つずつ切り出して搬出する。搬出された商品Sは、商品収容庫1aの下側にあるシュータ1bを介して外扉2の商品取出口に至る。なお、上記構成の商品収納ラック3は、商品収容庫1aの左右幅方向に同じものが複数並設してある。
上記各商品収納ラック3は、引出手段7を備えている。引出手段7は、商品収納ラック3を商品収容庫1aの天井に対して支持する。この引出手段7は、固定レール7aと、中間レール7bと、支持レール7cとで構成してある。各レール7a,7b,7cは、長手状に形成してあり、固定レール7aは中間レール7bを長手方向に摺動可能に支持し、中間レール7bは支持レール7cを長手方向に摺動可能に支持してある。そして、固定レール7aが商品収容庫1aの奥行き方向に沿って固定してある。また、支持レール7cには、1つの商品収納ラック3を構成する各ベース4の上端が支持してある。すなわち、図3に示すように固定レール7aに沿って中間レール7bが摺動し、当該中間レール7bに沿って支持レール7cが摺動することにより、商品収納ラック3が商品収容庫1aの正面開口部であって本体キャビネット1の正面開口部から外部に引き出されることになる。
以下、商品収納手段5について説明する。図4は商品収納部を示す平面図、図5は商品収納部を示す正面断面図、図6は商品収納部を示す側面図である。
商品収納手段5は、商品収納部5Aとして構成してある。商品収納部5Aは、図4〜図6に示すように上下が開放した矩形筒形をなし、上述した商品収納手段5を複数(少なくとも2つ)に上下分割した上下長さに形成してある。この商品収納部5Aの内部は、各種大きさの商品Sを専用に収納し、かつ当該商品Sを上下方向に整列して収納できる筒内形を有している。すなわち、商品収納部5Aは、各種大きさの商品Sに対応してそれぞれ用意してある。
商品収納部5Aは、その内部に商品Sが予め整列して収納してある。商品Sの収納に際して、商品収納部5Aの側部の上下位置には、収納した全商品Sの上下寸法よりも若干大きい間隔をおいてスリット状の通し穴5Aaが設けてある。また、通し穴5Aaは、商品収納部5Aの両側部の対向する位置に設けてある。この各通し穴5Aaには、帯体5Abが挿通してある。帯体5Abは、図5に示すように商品収納部5Aの外側から全ての通し穴5Aaに順次挿通して当該商品収納部5Aの上下の開口を覆う態様で両端を固定してある。帯体5Abの両端の固定は、商品収納部5Aの外側で両端を互いに継ぐことが好ましい。これにより、商品収納部5Aの上下開口部から入れた商品Sが、帯体5Abによって上下開口から出ないように保持されて、商品収納部5Aの内部に収納される。
図7は商品収納部をベースに着脱可能に取り付ける手順を示す側断面図である。商品Sが予め収納された商品収納部5Aは、取付手段によってベース4に着脱可能に取り付けられる。図7(a)に示すように取付手段は、例えば商品収納部5Aの背面側に設けた係止穴5Acと、ベース4の正面側に設けてあり各商品収納部5Aの係止穴5Acに挿通して当該商品収納部5Aを係止する上向きフック状の各係止片4aとで構成してある。
そして、ベース4を商品収容庫1aの外部に引出手段7を介して引き出して図7(a)に示す状態から、図7(b)に示すようにベース4の係止片4aを商品収納部5Aの係止穴5Acに挿通してベース4に商品収納部5Aを取り付ける。次いで、図7(c)に示すように複数の商品収納部5Aを上下に重ねてベース4に取り付ける。この際、下側にある商品収納部5Aの上部開口と、上側にある商品収納部5Aの下部開口とが互いに向き合う態様となる。最後に、図7(d)に示すように上下に重ねた各商品収納部5Aの筒内を連通して当該各第1収納部5Aに収納してある全ての商品Sを連ね、ベンド機構6で最下位置の商品Sを支える。これにより、上下に重ねた複数の商品収納部5Aが、上下一連の商品収納手段5になる。
図8は商品収納部の連通手順を示す正面断面図である。ベース4に重ねて取り付けた各商品収納部5Aを連通する際には、図8(a)に示すように上述した構成の商品収納部5Aにおいて、図8(b)に示すように帯体5Abの両端を自由にした後、図8(c)に示すように当該帯体5Abを通し穴5Aaから引き抜く。これにより、商品収納部5Aに収納してある商品Sが、当該商品収納部5Aの筒内を落下して、上下に重ねた各商品収納部5A内の商品Sが上下一連の商品収納手段5の内部で連なる。
なお、上述したように商品収納部5Aは、各種大きさの商品Sに対応してある。この商品収納部5Aに対してベース4は、ペットボトル商品などの大きな商品Sを収納した商品収納部5Aに合わせた左右幅間隔にすれば、上記大きな商品Sから缶商品などの小さな商品Sを収納した商品収納部5Aを取り付けることができる。ところが、大きな商品Sを収納した商品収納部5Aに合わせた左右幅間隔でベース4を設けると、自動販売機の左右幅寸法が大きくなる。本実施例では、図1に示すように大きな商品Sを収納した商品収納部5Aと、小さな商品Sを収納した商品収納部5Aとを交互に取り付ける左右幅間隔でベース4を設けている。この結果、自動販売機の左右幅寸法の大型化を防ぐことができる。
したがって、実施例1における商品収納ラック3は、同じベース4を商品収容庫1aの内部の奥行き方向に複数並設し、これを商品収容庫1aの内部の左右幅方向に複数並設してある。また、商品収納ラック3は、商品収容庫1aの外部に引出手段7を介して引き出し可能にしてある。さらに、ベース4には、各種商品Sを専用に収納してある商品収納部5Aが着脱可能に取り付けてある。このように、実施例1における自動販売機の商品収納ラックでは、ベース4を共通とし、商品収納部5Aで各種大きさの商品Sに対応しているため、大きさの異なる各種商品Sを低コストで収納し適宜搬出することが可能になる。そして、商品変更時には、商品収納部5Aを換えるだけなので作業を容易に行うことが可能になる。また、ベース4が商品収容庫1aから引き出せるので、商品収容庫1aの奥側へのアクセスが容易となり商品Sの収納および回収の他に販売トラブル時の対応やメンテナンスなどの作業性を向上することが可能になる。さらに、ベース4が商品収容庫1aから引き出せるので、商品収容庫1aの奥行き方向に多重化してベース4を設けて、多種多数の商品Sの収納が可能になる。また、自動販売機としては、商品収納部5A以外が共通部品であるため、少種大量生産効果による部品コストを低減でき安価な自動販売機を提供することが可能になり、かつ商品収納ラック3やベース4の数を変えるだけで自動販売機のシリーズ化を図ることが可能になる。
以下に説明する実施例2において、上述した実施例1と同一箇所には同一符号を付して説明を省略する。図9は別の商品収納部を示す平面図、図10は別の商品収納部を示す正面図、図11は別の商品収納部を示す側断面図、図12は別の商品収納部の作業口を示す平面図である。
実施例2では、実施例1と商品収納手段5が異なる。この商品収納手段5は、別の商品収納部5Bとして構成してある。別の商品収納部5Bは、図9〜図11に示すように正面側および左右両側に壁体5Baを有して上下および背面側が開放した断面略コ字形をなし、ベース4の上下長さに応じて上下方向に長手状に形成してある。すなわち、別の商品収納部5Bは、上述した商品収納手段5の上下長さを有する。この別の商品収納部5Bは、背面側の開口をベース4の板面(正面側)に向け、当該ベース4に対して着脱可能にして取り付けてある。ベース4への別の商品収納部5Bの着脱可能な取り付けは、図には明示しないが、例えば別の商品収納部5Bの断面コ字形の開口端縁側に下向きフック状の係止片を設け、ベース4側に当該係止部を挿通する係止穴を設けて別の商品収納部5Bを係止する構成などがある。
そして、図9および図11に示すように別の商品収納部5Bをベース4に取り付けた状態では、別の商品収納部5Bの壁体5Baと、ベース4の板面(正面側)とで囲まれた内部空間が上下に開口し、下側の開口の位置にベンド機構6が存在する。このように構成した別の商品収納部5Bの内部には、各種大きさの商品Sを専用に収納し、かつ当該商品Sを上下方向に整列して収納できる。すなわち、別の商品収納部5Bは、各種大きさの商品Sに対応してそれぞれ用意してある。
また、図12に示すように別の商品収納部5Bは、少なくとも一方の側部の壁体5Baを開閉可能な蓋体として構成してある。この蓋体は、正面側の壁体5Baに対して蝶番などを介して設けてある。そして、蓋体を開放することにより別の商品収納部5Bの内部に通じる作業口5Bbが得られる。この作業口5Bbは、別の商品収納部5Bの内部に商品Sを収納する際の収納口、および別の商品収納部5Bの内部に収納してある商品Sを回収する際の回収口として用いられる。
なお、別の商品収納部5Bは、上述したように背面側が開口する断面略コ字形の壁体5Baを有した構成に限らない。具体的には、背面側が閉塞された矩形筒状であってもよい。この場合、別の商品収納部5Bをベース4に取り付けるため、上述した商品収納部5Aをベース4に取り付ける取付手段などを採用することができる。
したがって、実施例2における商品収納ラック3では、商品収納手段5を構成する商品収納部5Aと別の商品収納部5Bとを、ベース4に対して選択的に取り付けることができる。すなわち、商品収納部5Aを採用する場合、商品Sの収納時においてベース4に商品収納部5Aを取り付ける。また、別の商品収納部5Bを採用する場合には、予めベース4に別の商品収納部5Bを取り付けておき、当該別の商品収納部5Bに商品Sを収納する。このように、実施例2における自動販売機の商品収納ラックでは、商品Sが商品収納部5Aに収納されている場合には商品収納部5Aを採用し、商品Sが商品収納部5Aに収納されていない場合には別の商品収納部5Bを採用する汎用性を有している。
また、別の商品収納部5Bは、少なくとも一方の側部の壁体5Baに開閉可能な作業口5Bbを有し、当該作業口5Bbから商品Sの収納あるいは回収が行える。この結果、商品Sを上部から収納する構成では商品Sが起立した状態で収納されるおそれがあるが、商品Sを側部から収納するために安定した姿勢で商品Sの収納を行うことが可能になる。さらに、作業口5Bbによって商品Sの回収を容易に行うことが可能になる。
以下に説明する実施例3において、上述した実施例1および実施例2と同一箇所には同一符号を付して説明を省略する。図13はベースの別の形態を示す側面図、図14は別の形態のベースを有した自動販売機の商品収納ラックを示す側断面図、図15はベースを商品収容庫から引き出した状態を示す側断面図である。
実施例3では、実施例1および実施例2とベース4が異なる。図13〜図15に示すように商品収納ラック3は、複数(図14および図15では3個)のベース41で構成してある。ベース41は、上下方向に長手状であって本実施例では板体をなしている。このベース41は、その板面を商品収容庫1aの正面側および背面側に向ける形態で、上端が商品収容庫1aの天井側に設けた引出手段7に支持してあり、商品収容庫1aの正面開口部から背面側に向けた奥行き方向に並設してある。すなわち、ベース41で構成した商品収納ラック3は、商品収容庫1aの正面開口部であって本体キャビネット1の正面開口部から外部に引き出される。
また、各ベース4の相反する両側である両板面(正面側および背面側)には、上下方向に沿って商品収納手段5である商品収納部5A(あるいは別の商品収納部5B)が取り付けてある。商品収納手段5は、ベース41の上下長さに応じて上下方向に長手状に形成してあり、各種大きさの商品Sを専用に収納し、かつ当該商品Sを上下方向に整列して収納する。また、各ベース41の両板面(正面側および背面側)の下端には、ベンド機構6が設けてある。ベンド機構6は、商品収納手段5に収納された最下位置の商品Sを下側から支え、商品Sの搬出指令に応じて当該最下位置の商品Sを搬出する。この際、ベンド機構6は、最下位置の商品Sの直上の商品Sが共に搬出されないように支持する。このように、ベンド機構6は、商品収納手段5に収納された商品を下側から1つずつ切り出して搬出する。搬出された商品Sは、商品収容庫1aの下側にあるシュータ1bを介して外扉2の商品取出口に至る。なお、ベース41で構成した上記構成の商品収納ラック3は、商品収容庫1aの左右幅方向に複数並設してある。
したがって、実施例3における商品収納ラック3では、相反する両側にベンド機構6を有し、その両側に商品収納手段5(商品収納部5Aあるいは別の商品収納部5B)を着脱可能にして取り付けるベース41を有しているので、実施例1および実施例2のベース4と比較して部品点数が少なくなる。この結果、商品収納ラック3および自動販売機の低コスト化、小型化および軽量化が可能になる。また商品収納ラック3を軽量化することにより、引出手段の定格荷重を小さくでき安価な引出手段を適用することが可能になる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機の商品収納ラックは、商品の収納および回収に際して有用であり、特に、各種大きさの商品の収納および回収に適している。
実施例1における自動販売機の商品収納ラックを示す正面断面図である。 実施例1における自動販売機の商品収納ラックを示す側断面図である。 ベースを商品収容庫から引き出した状態を示す側断面図である。 商品収納部を示す平面図である。 商品収納部を示す正面断面図である。 商品収納部を示す側面図である。 商品収納部をベースに着脱可能に取り付ける手順を示す側断面図である。 商品収納部の連通手順を示す正面断面図である。 別の商品収納部を示す平面図である。 別の商品収納部を示す正面図である。 別の商品収納部を示す側断面図である。 別の商品収納部の作業口を示す平面図である。 ベースの別の形態を示す側面図である。 別の形態のベースを有した自動販売機の商品収納ラックを示す側断面図である。 ベースを商品収容庫から引き出した状態を示す側断面図である。
符号の説明
1 本体キャビネット
1a 商品収容庫
1b シュータ
2 外扉
3 商品収納ラック
4 ベース
4a 係止片
5 商品収納手段
5A 商品収納部
5Aa 通し穴
5Ab 帯体
5Ac 係止穴
5B 別の商品収納部
5Ba 壁体
5Bb 作業口
6 ベンド機構
7 引出手段
7a 固定レール
7b 中間レール
7c 支持レール
41 ベース
S 商品

Claims (2)

  1. 対向する一対の壁体の間隔が商品の大きさに対応させて設定してあり、前記一対の壁体の間に上下方向に整列した状態で当該商品を収納した商品収納部と、
    板体からなり、当該板面に前記商品収納部を構成する一対の壁体の一方の壁体を沿わせ状態で、かつ、前記商品収納部を上下に複数重ねて連結する態様で着脱自在に取り付け、下段の商品収納部を構成する一対の壁体の間に保持された最下位置の商品を下側から支持する一方、前記一対の壁体の間から最下位置の商品を切り出す際にその直上の商品を支持することにより前記商品収納部から商品を1つずつ搬出するベンド機構を有したベースと、
    自動販売機の商品収容庫内に前記ベースを複数並べて支持し、当該ベースを前記商品収容庫の外部に引き出し可能に設けた引出手段と
    を備えたことを特徴とする自動販売機の商品収納ラック。
  2. 前記ベースは、相反する両側に前記ベンド機構を有し、その両側に前記商品収納部を着脱可能に取り付けることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の商品収納ラック。
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