JPH11306422A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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Publication number
JPH11306422A
JPH11306422A JP10784498A JP10784498A JPH11306422A JP H11306422 A JPH11306422 A JP H11306422A JP 10784498 A JP10784498 A JP 10784498A JP 10784498 A JP10784498 A JP 10784498A JP H11306422 A JPH11306422 A JP H11306422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vending machine
column
cabinet
stopper shaft
groove
Prior art date
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Application number
JP10784498A
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English (en)
Inventor
Motoomi Kobayashi
源臣 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Vending Machines For Individual Products (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機に対するローディング作業につい
て、安全性を高めると共に作業効率を向上させ、かつ、
自動販売機のディスプレイ効果を発揮し得る自動販売機
を提供することを目的とする。 【解決手段】 コラム載置棚20はガイド26とスライ
ダー28とにより引出し可能であり、商品Sを収納する
コラム22は載置棚に対して着脱自在である。コラム載
置棚の手前側両側にはガイド溝31を有するシャフト支
持具30が取付けられ、ガイド溝は手前側に溝の深いガ
イド下位溝31aが形成され、奥側に溝の浅いガイド上
位溝31bが形成されている。シャフト支持具にはスト
ッパーシャフト32が架設され、コラム載置棚の引出し
時にストッパーシャフトを上位に移動させると、商品の
転倒・落下の防御柵となり、コラム載置棚の収納時にス
トッパーシャフトを下位に移動させると、ストッパーシ
ャフトにより商品が遮られることはなく、また、商品の
搬出の障害にならない。係合具33は係合溝33aを有
しており、ストッパーシャフトをガイド下位溝に移動さ
せると係合溝に嵌り込むようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】キャビネット内部に、引出し可能なコラ
ム載置棚を上下多段に配設し、各載置棚には商品を奥行
方向に並べた状態で収納するコラムを左右に複数配設
し、コラムに収納された商品を手前側から順次排出する
構造の自動販売機において、従来より行われている商品
のローディング作業の実態は次のとおりである。
【0003】すなわち、コラム載置棚の引出し時に商品
の転倒や落下等のトラブルが発生する場合があり、これ
に対しては、コラムの前端部を高く形成することによ
り、このトラブルを解消している。また、作業効率を上
げるために全段のコラム載置棚を同時に引出してローデ
ィング作業が行なわれている。さらに、ローディング作
業は、補充する商品の商品箱を足元に置き、下段のコラ
ムは、姿勢を変えず商品の補充ができるが、上段のコラ
ムについては、コラムを取り外さずにローディング作業
を行なう場合には、足元から商品を取出して上段のコラ
ムへ移行するような腰を何度も曲げ延ばしする作業をす
るか、または、背の高い人の場合は商品箱を持ち上げて
コラムに商品を補充しており、また、背が高くない人の
場合には、コラムをコラム載置棚から取出して商品を補
充し、元の位置にコラムを戻す作業をしているのが実情
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コラム
の前端部を高くして商品の転倒や落下等のトラブルを解
消した場合には、最前部の商品がディスプレイ商品を兼
ねているので、そのディスプレイ商品が見辛いという欠
点があり、ディスプレイ効果を低下させている。また、
商品の排出がコラムの前端部を乗越えてなされる方式の
場合は、商品を引き上げる度合が大きくなり、その結
果、商品上部の無効空間を大きくとる必要があり、商品
の収容効率を低下させる原因となっている。
【0005】また、コラム載置棚を全段引出してローデ
ィング作業を行なう場合には、重心のバランスが狂って
自動販売機が転倒する危険性がある。
【0006】さらに、コラム載置棚を全段引出して行な
うローディング作業や、コラムを取出して行なうローデ
ィング作業は、上段におけるローディング作業が非常に
行ない辛く、体を頻繁に上下させる作業の連続となった
り、商品箱やコラムを持ちながらの重労働の作業になっ
たりする場合が多く、作業者の疲労につながるので、作
業効率が悪いという欠点がある。
【0007】本発明は、キャビネット内部に、引出し可
能なコラム載置棚を上下多段に配設し、各載置棚には商
品を奥行方向に並べた状態で収納するコラムを左右に複
数配設し、コラムに収納された商品を手前側から順次排
出する構造の自動販売機に対するローディング作業につ
いて、安全性を高めると共に作業効率を向上させ、か
つ、自動販売機のディスプレイ効果を発揮し得る自動販
売機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
自動販売機は、キャビネット内部に、引出し可能なコラ
ム載置棚を上下多段に配設し、各載置棚には商品を奥行
方向に並べた状態で収納するコラムを左右に複数配設
し、コラムに収納された商品を手前側から順次排出する
構造の自動販売機において、コラム載置棚の手前側両側
にガイド溝を有するシャフト支持具を取付け、そのガイ
ド溝により上下に移動可能なストッパーシャフトを架設
したものである。このように構成したことにより、ロー
ディング作業時は、ストッパーシャフトを上位に移動す
れば商品の転倒や落下等を防止する柵となり、コラム載
置棚の収納時は、ストッパーシャフトを下位に移動すれ
ば最前列の商品が見えるようになる。
【0009】また本発明の請求項2に係る自動販売機
は、上記請求項1において、キャビネット内部の手前側
両側に係合溝を有する係合具を取付け、ストッパーシャ
フトを下位に移動させた際にストッパーシャフトが前記
係合具の係合溝に係止されるようにしたものである。こ
のように構成したことにより、ストッパーシャフトによ
り、コラム載置棚の収納時には、コラム載置棚がキャビ
ネットに固定される。
【0010】さらに本発明の請求項3に係る自動販売機
は、キャビネット内部に、引出し可能なコラム載置棚を
上下多段に配設し、各載置棚には商品を奥行方向に並べ
た状態で収納するコラムを左右に複数配設した自動販売
機において、すべてのコラム載置棚に紐挿通用ガイドを
取付け、可撓性の紐を各紐挿通用ガイドに摺動可能に挿
通し、可撓性紐の両端部をキャビネットに固定し、所定
数のコラム載置棚を引出した時に可撓性紐が緊張してそ
れ以上のコラム載置棚の引出しができないようにしたも
のである。このように構成したことにより、ローディン
グ作業の際に、所定の数のコラム載置棚だけしか引出せ
なくなる。
【0011】さらにまた、本発明の請求項4に係る自動
販売機は、キャビネット内部に、コラム載置棚を上下多
段に配設し、各載置棚には商品を奥行方向に並べた状態
で収納する着脱可能なコラムを左右に複数配設した自動
販売機において、取出したコラムと補充される商品の商
品箱とを載置し、キャビネット内に収納し得るローディ
ングラックを設けたものである。このように構成したこ
とにより、コラムと商品箱を手近な位置にあるローディ
ングラックに載置してローディング作業を行なうことが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。なお、説明の便宜上、請求項1及び
2に関して一つの実施例で説明し、請求項3及び4につ
いてはそれぞれ各別の実施例で説明するが、これらの実
施例に示す構造を一つの自動販売機に備えることも可能
である。
【0013】図1〜図7は、本発明の請求項1及び2に
関する自動販売機であって、図1は自動販売機の正面
図、図2は自動販売機の内部構造を示す右側面図、図3
は自動販売機の内部構造を示す平面図、図4は自動販売
機の左側の前扉を外した状態を示す正面図、図5はキャ
ビネット内部にコラム載置棚が収納されている状態を示
す概略斜視図、図6はキャビネットからコラム載置棚が
引出された状態を示す概略斜視図、図7はストッパーシ
ャフトの動作を示す概略側面図である。
【0014】この自動販売機10は、缶、PETボトル
及び紙パック等の容器に入った飲料(以下、商品とい
う)を販売する自動販売機であって、内部構造を透視し
得るいわゆるシースルー型の自動販売機である。なお、
本発明はシースルー型の自動販売機に限られるものでは
ない。
【0015】自動販売機10は、図1〜図4に示すよう
に、前方に開口する本体16とその前面を開閉する観音
扉式の前扉12とよりなるキャビネットを備えてなる。
そして、この前扉12に透明なガラス18が組込まれ
て、該ガラス18を介してキャビネット内部の商品Sが
外側から見えるように構成されている。すなわち、本体
16には、販売される商品が展示収納される展示収納室
14が左右に設けられており、上記ガラス18が組込ま
れてなる前扉12の透明領域19は、各展示収納室14
前面のほぼ全域にわたるように形成されている。
【0016】前扉12の一方(左扉)には、自動販売機
前面の中央位置に非透明領域24が設けられている。こ
の非透明領域の裏側に位置するキャビネット内部は、左
右の展示収納室14を仕切る2枚の仕切板15が非透明
領域分の間隔を隔てて配されている。また、この非透明
領域24の前面には、投入金額表示部、コイン投入口、
つり銭払出口、商品取出口などが設けられている。非透
明領域24は、これらコイン投入口等の金銭処理部や商
品取出口があるために透明化を避けた部分である。な
お、商品の選択に当っては、展示収納室14内に収納さ
れた商品Sを選択する複数の選択ボタンを設置してな
り、当該選択ボタンを押すことにより商品搬出機構部を
動作させて、選択された商品を搬出できるよう構成され
ている。商品搬出機構部は、商品Sを商品取出口に搬送
するマニピュレータ25を使用している。なお、本実施
例の自動販売機10では、商品搬出機構部としてマニピ
ュレータ25を上下左右に移動させる構成にしている
が、商品搬出機構部は、これに限定されず、商品搬送手
段としては、マニピュレータ25の代りに、コラム22
から送り出された商品を受け入れて搬送するエレベータ
式の商品搬送手段を用いることもできる。
【0017】展示収納室14内には、コラム22を収納
するコラム載置棚20が上下に多段に配設されている。
各コラム載置棚20には、商品Sを奥行方向に並べた状
態で収納するコラム22が左右方向に複数配されてい
る。これにより、展示収納室14内には、コラム22
が、左右方向に複数列、上下方向に複数段配設されてい
ることになる。各コラム載置棚20は、図5及び図6に
示すように、キャビネット側に取付けられたガイド26
とコラム載置棚20側に取付けられたスライダー28と
により引出し可能になっており、また各コラム22は載
置棚20に対して着脱自在になっている。そして商品S
を補充する際には、コラム載置棚20を手前に引出し、
コラム22を取外して行うことができるようになってい
る。
【0018】コラム載置棚20の手前側両側にはガイド
溝31を有するシャフト支持具30が取付けられてい
る。ガイド溝31は、クの字型であって、手前側には溝
の深いガイド下位溝31aが形成され、奥側には溝の浅
いガイド上位溝31bが形成されている。そして、シャ
フト支持具30にはストッパーシャフト32が架設され
ており、ストッパーシャフト32は、このガイド溝31
により上下に移動可能になっている。すなわち、ガイド
下位溝31aにストッパーシャフト32を架設したとき
は、ストッパーシャフト32は低い位置となり、ガイド
上位溝31bにストッパーシャフト32を架設したとき
には、ストッパーシャフト32は高い位置となる。そし
て、ガイド下位溝31aの下端はコラム載置棚20に載
置されるコラム22の上端よりも低い位置になるように
形成されており、ガイド上位溝31bの下端はコラム2
2の上端よりも高い位置であって、商品Sの上端より低
い位置になるように形成されている。
【0019】このようにガイド溝31を形成したシャフ
ト支持具30を設けてストッパーシャフト32を架設し
たことにより、コラム載置棚20の引出し時にストッパ
ーシャフト32を上位に移動させると、商品Sが転倒し
たり落下したりすることを防ぐ防御柵の役目を果す。ま
た、コラム載置棚20の収納時にストッパーシャフト3
2を下位に移動させると、コラム22より低い位置とな
るのでストッパーシャフト32により商品Sが遮られる
ことはなく、また、商品Sがコラム22から搬出される
際にストッパーシャフト32が障害になることはない。
これによって、商品Sのローディング作業時にコラム載
置棚20を引出しても、ストッパーシャフト32を上位
に移動させておけば、商品Sが転倒及び落下するおそれ
がなくなるので、作業性が良く、安全性が向上する。ま
た、このストッパーシャフト32を設けたことによりコ
ラム22の高さを低くすることができるので商品Sのデ
イスプレイ効果を高めることも可能となる。
【0020】33は、展示収納室14の内部の手前側両
側に取付けたU字状の係合溝33aを有する係合具であ
り、ストッパーシャフト32をガイド下位溝31aに移
動させた際にストッパーシャフト32が前記係合溝33
aに嵌り込むようになっている。このように構成したこ
とにより、ストッパーシャフト32により、コラム載置
棚20の収納時には、コラム載置棚20がキャビネット
に固定されるので、ローディング作業時等において、何
らかの事情によりコラム載置棚20が手前側にひとりで
に滑り出てくることがない。したがって、ローディング
作業がより安全に行なえる。
【0021】図8〜図12は、請求項3に係る発明の実
施例であり、図8は自動販売機の左側の前扉を外した状
態であって、本実施例に係る可撓性紐の配置状態を示す
正面図、図9は自動販売機の内部構造を示す平面図であ
って、本実施例に係る紐挿通用ガイドの配置位置の説明
図、図10は図9の要部説明図、図11はキャビネット
内のコラム載置棚を背面側から見た概略斜視図、図12
は本実施例に係る可撓性紐の動作状態を示す側面図であ
る。
【0022】本実施例は、図1〜図7により説明した自
動販売機、すなわち、キャビネット内部に、引出し可能
なコラム載置棚を上下多段に配設し、各載置棚には商品
を奥行方向に並べた状態で収納するコラムを左右に複数
配設した自動販売機10に次の構成を設けたものであ
る。
【0023】まず、図9〜図11に示すように、すべて
のコラム載置棚20の背面に紐挿通用ガイド40を取付
ける。この紐挿通用ガイド40は、U字形の金具の両端
を折曲げてなり、この両端部がコラム載置棚20にねじ
止め等により取付けられるように構成されている。そし
て、紐挿通用ガイド40の中空部分はワイヤー挿通穴4
1となり、紐挿通用ガイド40は各コラム載置棚20に
取付けた状態において、ワイヤー挿通穴41は垂直方向
に揃う状態になっている。次に、図8及び図11に示す
ように、各紐挿通用ガイド40におけるワイヤー挿通穴
41に可撓性の紐であるワイヤー42を摺動可能に挿通
し、ワイヤー42の両端部に取付けた端末部材43を展
示収納室14の上下にねじ44により固定する。このワ
イヤー42は、コラム載置棚20のいずれか一つを手前
に引出せば、その背面に取付けた紐挿通用ガイド40に
より引張られることになる。このときにワイヤー42が
緊張状態になるようにワイヤー42の長さを調節してお
けば、他のコラム載置棚は引出せなくなり、むりやり引
出したとしても、既に引出されているコラム載置棚が引
込むことになる。なお、引出し可能なコラム数を設定す
るにはワイヤーの長さを調節するだけでよい。このよう
に構成すれば、ローディング作業等の際においてコラム
載置棚を引出す必要が生じた場合に、所定の数のコラム
載置棚だけしか引出せなくなるため、自動販売機自体の
重量バランスが大きく狂うことがないので、転倒事故が
防止できる。
【0024】なお、紐挿通用ガイドの形状は本実施例の
ものに限られず、コラム載置棚に取付けることができ、
ワイヤーを挿通できる穴が形成されていればよい。ま
た、可撓性の紐についても本実施例のようなワイヤーに
限られず、可撓性があって適度の強度があれば合成樹脂
製のものでもよく、またチェーンのようなものでも使用
可能である。
【0025】図13及び図14は、請求項4に係る発明
の実施例であり、図13は本実施例に係るローディング
ラックの斜視図、図14は本実施例に係るローディング
ラックの動作状態を示す側面図である。
【0026】本実施例は、図1〜図7により説明した自
動販売機、すなわち、キャビネット内部に、コラム載置
棚を上下多段に配設し、各載置棚には商品を奥行方向に
並べた状態で収納する着脱可能なコラムを左右に複数配
設した自動販売機10に次の構成を設けたものである。
【0027】ローディングラックとは、ローディング作
業において、補充すべき商品が入った商品箱と該商品を
充填すべきコラムとを載置する載置台のことであって、
ローディングラックを設けることによりローディング作
業の効率化を図るものである。ローディングラック50
は、自動販売機の中央部における2枚の仕切板15から
形成される空間の底部に設置され、商品箱Tとコラム2
2を載置するラック部51と該ラック部51を支える支
承板52とをヒンジ結合することにより、折畳み可能に
構成したものである。該ローディングラック50は、そ
の支承板52の両側面には長孔のガイド孔53が形成さ
れており、ローディングラック50が設置される両側の
仕切板15に段付きねじ54が取付けられており、ガイ
ド孔53と段付きねじ54とにより支承板52が横倒し
状態から傾斜状態に動作できるようになっている。そし
て、この傾斜状態を維持するために、支承板52の下端
には突片55が形成され、この突片55を止定するため
のストッパー金具56が取付け底面にねじ止めされてい
る。また、ラック部51には、その自由端側の両側に掛
止溝57が形成されており、ローディングラック50が
設置される両側の仕切板15には段付きねじ58が取付
けられており、掛止溝57を段付きねじ58に引掛けて
ラック部51が水平になるように構成されている。
【0028】このように構成したことにより、ローディ
ング作業時等において商品箱Tとコラム22をローディ
ングラック50に載置する必要時は、支承板52を傾斜
させて下端の突片55をストッパー金具56により固定
し、次いでラック部51の掛止溝57を段付きねじ58
に引掛けるようにしてローディングラック50を組立て
る。また不使用時は、ラック部51の掛止溝57を段付
きねじ58から外して折畳み、支承板52を持ち上げて
ストッパー金具56から支承板下端の突片55を外し、
支承板52の両側に設けたガイド孔53を段付きねじ5
4に沿って奥行方向へ押し込むようにして自動販売機の
中央部の底部空間に収納する。
【0029】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る自動販売機のよ
うにストッパーシャフトを架設すると、ローディング作
業時は、ストッパーシャフトを上位に移動すれば商品の
転倒や落下等のトラブルが防止でき、コラム載置棚の収
納時は、ストッパーシャフトを下位に移動させれば最前
列の商品によるディスプレイ効果も十分に発揮し得る。
【0030】また本発明の請求項2に係る自動販売機の
ようにストッパーシャフトが係合具に係止されるように
すれば、ストッパーシャフトによりコラム載置棚がキャ
ビネットに固定できるので、ひとりでにコラム載置棚が
前進するようなことがないので安全である。
【0031】さらに本発明の請求項3に係る自動販売機
のコラム載置棚における可撓性紐は、ローディング作業
の際に、所定の数のコラム載置棚だけしか引出せないの
で、ローディング作業中において、自動販売機の安定性
が維持できて転倒するおそれがなくなる。
【0032】さらにまた、本発明の請求項4に係る自動
販売機のようにローディングラックを設ければ、コラム
と商品箱を手近な位置にあるローディングラックに載置
した状態でローディング作業ができるので効率的であ
り、商品補充作業が楽に行なうことができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の正面図である。
【図2】自動販売機の内部構造を示す右側面図である。
【図3】自動販売機の内部構造を示す平面図である。
【図4】自動販売機の左側の前扉を外した状態を示す正
面図である。
【図5】キャビネット内部にコラム載置棚が収納されて
いる状態を示す概略斜視図である。
【図6】キャビネットからコラム載置棚が引出された状
態を示す概略斜視図である。
【図7】ストッパーシャフトの動作を示す概略側面図で
ある。
【図8】自動販売機の左側の前扉を外した状態であっ
て、本実施例に係る可撓性紐の配置状態を示す正面図で
ある。
【図9】自動販売機の内部構造を示す平面図であって、
本実施例に係る紐挿通用ガイドの配置位置の説明図であ
る。
【図10】図9の要部説明図である。
【図11】キャビネット内のコラム載置棚を背面側から
見た概略斜視図である。
【図12】本実施例に係る可撓性紐の動作状態を示す側
面図である。
【図13】本実施例に係るローディングラックの斜視図
である。
【図14】本実施例に係るローディングラックの動作状
態を示す側面図である。
【符号の説明】
S……商品 T……商品箱 10……自動販売機 12……前扉 14……商品展示収納室 15……仕切板 16……自動販売機本体 18……ガラス 19……透明領域 20……コラム載
置棚 22……コラム 25……マニピュ
レータ 24……非透明領域 26……ガイド 28……スライダ
ー 30……シャフト支持具 31……ガイド溝 31a…ガイド下位溝 31b…ガイド上
位溝 32……ストッパーシャフト 33……係合具 33a…係合溝 40……紐挿通用ガイド 41……ワイヤー
挿通穴 42……ワイヤー 43……端末部材 44……ねじ 50……ローディングラック 51……ラック部 52……支障板 53……ガイド穴 54……段付きねじ 55……突片 56……スットパー金具 57……係止溝 58……段付きねじ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット内部に、引出し可能なコラ
    ム載置棚を上下多段に配設し、各載置棚には商品を奥行
    方向に並べた状態で収納するコラムを左右に複数配設
    し、コラムに収納された商品を手前側から順次排出する
    構造の自動販売機において、 コラム載置棚の手前側両側にガイド溝を有するシャフト
    支持具を取付け、そのガイド溝により上下に移動可能な
    ストッパーシャフトを架設したことを特徴とする自動販
    売機。
  2. 【請求項2】 キャビネット内部の手前側両側に係合溝
    を有する係合具を取付け、ストッパーシャフトを下位に
    移動させた際にストッパーシャフトが前記係合具の係合
    溝に係止されるようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 キャビネット内部に、引出し可能なコラ
    ム載置棚を上下多段に配設し、各載置棚には商品を奥行
    方向に並べた状態で収納するコラムを左右に複数配設し
    た自動販売機において、 すべてのコラム載置棚に紐挿通用ガイドを取付け、可撓
    性の紐を各紐挿通用ガイドに摺動可能に挿通し、可撓性
    紐の両端部をキャビネットに固定し、所定数のコラム載
    置棚を引出した時に可撓性紐が緊張してそれ以上のコラ
    ム載置棚の引出しができないようにしたことを特徴とす
    る自動販売機。
  4. 【請求項4】 キャビネット内部に、コラム載置棚を上
    下多段に配設し、各載置棚には商品を奥行方向に並べた
    状態で収納する着脱可能なコラムを左右に複数配設した
    自動販売機において、 取出したコラムと補充される商品の商品箱とを載置し、
    キャビネット内部に収納し得るローディングラックを設
    けたことを特徴とする自動販売機。
JP10784498A 1998-04-17 1998-04-17 自動販売機 Pending JPH11306422A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009032111A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 商品収納装置、自動販売機
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