JP4026364B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内槽を回転させることにより洗い、排水、脱水を可能とする洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、洗濯機に対する市場の要望は多様化しており、一度に大量の洗濯物が自動的に洗えることができる高価な大容量の全自動洗濯機から小容量で価格の安い手動の二槽式洗濯機まで数多くの洗濯機が開発されている。これら多様化した市場の要望のなかに、小スペースでありながら大容量の洗濯が可能で、価格も安価な洗濯機が要望されている。
【0003】
これらは、居住スペースが比較的狭く、洗濯機にスペースを割くことができず、洗濯についてもこだわりがなく、「洗えればよい」という需要家層の要望であり、具体的には、一人暮らしの学生や単身赴任者等の要望である。
【0004】
従来、これらの要望に対しては、図3に示すような構成で、洗いから脱水までの一連の動作を自動的に行う、いわゆる全自動洗濯機の全体を小さくすることで、省スペースや安価な価格を実現しようとしていた。あるいは、手動にて洗いと脱水を各々の槽で行う、いわゆる二槽式洗濯機により、要望に応えようとしていた。しかしながら、真に要求を満足しているとはいえないのが現状である。
【0005】
以下、従来のこの種の洗濯機の構成について説明する。
【0006】
図3に示すように、洗濯兼脱水槽1は、内壁面に多数の小孔を有し、底面に撹拌翼2を回転自在に配置し、この洗濯兼脱水槽1の外側に水受け槽3を設けている。水受け槽3の底面には、洗濯兼脱水槽1と撹拌翼2を駆動するモータ4を取り付け、駆動部の切り換えを行うクラッチ装置5を介して洗濯兼脱水槽1または撹拌翼2を駆動するよう構成している。
【0007】
また、水受け槽3は外枠6にサスペンション7を介して防振支持している。洗濯兼脱水槽1の内壁に水路カバー8を固定して循環水路9を形成し、この循環水路9は撹拌翼2の裏面に一体に設けた下羽根10の外周に形成したポンプ室11と洗濯兼脱水槽1の上部のリントフィルター12との間を連結している。
【0008】
洗濯兼脱水槽1の上部には、液体を内封した流体バランサー13を固定している。水受け槽3の上面は水受け槽カバー14によって覆われている。
【0009】
排水弁15は水受け槽3内の洗濯水を排水するものであり、給水弁16は水受け槽3内に給水するものである。制御装置17はモータ4、排水弁15、給水弁16などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する。
【0010】
そして、傷みやすい洗濯物を洗濯するときは、洗い、すすぎの各行程で、洗濯兼脱水槽1を、たとえば、300r/minで回転駆動し、この洗濯兼脱水槽1を回転駆動することによる遠心力で、洗濯兼脱水槽1と水受け槽3の間の洗濯液を洗濯兼脱水槽1の上方より略回転中心に向けて吐出させる構成としている。
【0011】
水受け槽カバー14は、水受け槽3の上面を覆い、水受け槽3との間は水密性を確保している。この水受け槽カバー14の下面に、洗濯兼脱水槽1の略回転中心に向けて、整流部材18を設けている。この整流部材18は、水受けカバー14の下面に略等間隔に、少なくとも1つ以上設けている。
【0012】
上記構成において動作を説明すると、洗濯兼脱水槽1内に洗濯物を入れ、給水弁16をオンして給水した後、洗濯兼脱水槽1を回転させると、回転による遠心力で水受け槽3の内面を洗濯液がせり上がる動きが発生し、洗濯兼脱水槽1と水受け槽3の間を上昇した洗濯液は上部の水受け槽カバー14に当たり、方向を変えて洗濯兼脱水槽1(流体バランサー13の上面)と水受け槽カバー14の間から洗濯兼脱水槽1の略回転中心に向けて吐出する。
【0013】
吐出した洗濯液は洗濯物内を通過した後、再び洗濯兼脱水槽1の内壁面に設けた多数の小孔を通して、洗濯兼脱水槽1と水受け槽3の間に移動する経路で循環する。この洗濯液の循環により、洗濯液が洗濯物内を通過するとき、洗濯物の汚れを除去することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では、排水弁15や給水弁16を有するとともに、それらを自動制御する制御装置17を有し、さらに、洗濯兼脱水槽1と撹拌翼2の駆動を切り換えるクラッチ装置5やサスペンション7を介して防振支持された水受け槽3などを有し、構造が複雑であるとともに、コストも高くなっている。
【0015】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、傷みやすい洗濯物を損傷することなく、洗い、すすぎをするとともに、脱水を同一槽で行うようにし、さらに、構成を簡単にし、部品点数を低減して安価にするとともに、洗浄性能を向上することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、有底略円筒状に形成し周壁に多数の小孔を有する内槽を回転自在に収容し、内槽の底部に略円筒状の撹拌棒本体を回転自在に配するとともに、撹拌棒本体の上部内壁面とねじ係合し、中心部に撹拌翼本体を回転自在に保持する環状の調整リングにより、撹拌翼本体を撹拌棒本体に取り付け、撹拌翼本体の下方に撹拌リブを複数個設け、撹拌リブが撹拌棒本体の内底部に充填した粘性を有する緩衝液内に位置する構成としたものである。
【0017】
これにより、内槽を回転させた時循環する洗濯水で衣類の汚れを除去すると共に、内槽と撹拌基盤・撹拌棒本体と撹拌翼本体との間に回転数に差を生じるので、もみ洗い効果により洗浄効果を高めることができ、傷みやすい洗濯物を損傷することなく、洗い、すすぎをすることができるとともに、また、脱水を同一槽で行うことができ、さらに、構成を簡単にし、部品点数を低減することができ、安価にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、有底略円筒状に形成し周壁に多数の小孔を有する内槽と、緩衝部材により水封され前記内槽を回転自在に収容する外槽と、前記内槽の底部下面に固定し弾性支持されたモータに連結したカップリングとを備え、前記内槽の底部に略円盤状の撹拌基盤を回転自在に設け、前記撹拌基盤の中央部に略円筒状の撹拌棒本体を嵌合にて固定し、前記撹拌棒本体の上部内壁面にねじ部を形成し、中心部に撹拌翼本体を回転自在に保持する環状の調整リングは下方に延設した環状リブ外周にねじ部を形成し、該調整リングを前記撹拌棒本体のねじ部に係合させて前記撹拌翼本体を前記撹拌棒本体に取り付け、前記撹拌翼本体は、下方部に内部に向かう撹拌リブを複数個設け、上部には外周に撹拌翼を形成し、前記撹拌棒本体の内底部に粘性を有する緩衝液を充填し、前記撹拌リブが前記緩衝液内に位置する構成としたものであり、これにより、内槽の回転で内槽と外槽との間の洗濯水を内槽内へ上方から循環落下させるとともに、撹拌基盤・撹拌棒本体、撹拌翼本体と内槽とのそれぞれの回転差によるもみ洗い効果により、傷みやすい洗濯物を損傷することなく、きれいに洗い、すすぎをすることができ、また、脱水を同一槽で行うことができる。さらに、構成を簡単にし、部品点数を低減して、安価にすることができる。
【0019】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、調整リングを回転させ、前記調整リングに回転自在に保持された撹拌翼本体を上下に移動させ、撹拌翼本体の下方に延設した撹拌リブを撹拌棒本体内底部に充填した緩衝液との接触面積を調整する構成としたものであり、撹拌翼本体の下方部に設けた撹拌リブと撹拌棒本体内の緩衝液の接触面積を変化させることで撹拌翼本体の回転を調整することができ、洗濯物の種類に応じた洗濯を実現することができる。
【0020】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、モータの回転を、同一方向回転での運転と正逆交互回転での運転を選択できる制御機能を有するものであり、衣類の種類や量により洗浄力を選択でき、洗浄性能が優れ、布傷みも少ない洗いを実現できる。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0022】
図1に示すように、内槽19は、有底略筒状で周壁に小孔20を有し、この内槽19の底部に略円盤状の撹拌基盤25を回転自在に設け、撹拌基盤25の中央部に略円筒状の撹拌棒本体24を嵌合している。環状の調整リング23は、撹拌棒本体24の上部内壁面とねじ係合により撹拌棒本体24に取り付け、中心部に撹拌翼本体22を回転自在に保持し、撹拌翼本体22の上部に撹拌翼21を嵌合している。
【0023】
これら撹拌基盤25、撹拌棒本体24、調整リング23、撹拌翼本体22と撹拌翼21により撹拌棒26を構成し、内槽19内に回転自在に設け、内槽19を水封された外槽27に回転自在に収容している。内槽19の上部には、環状のバランサー28を取り付け、内槽19の上方を覆うように水受けカバー29を外槽27の上部に取り付けている。
【0024】
内槽19の底面には撹拌基盤25を装着した洗濯軸30を回転保持する軸受け31を取り付け、さらにその下より、カップリング32を取り付け、ブレーキホイール33を介して、サスペンション34により防振支持されたモータ35を取り付け、鉛直方向を回転軸として、内槽19に回転を伝達している。
【0025】
また、水受けカバー29の下面に、内槽19の略回転中心に向けて、整流部材36を設けている。この整流部材36は、水受けカバー29の下面に略等間隔に、少なくとも1つ以上設け、内槽19を回転させることにより循環する洗濯水を内槽19内に循環させるよう構成している。
【0026】
排水弁37は外槽27の底面に設け、内槽19と外槽27内の洗濯水を排水するものであり、排水された洗濯水は排水ホース38を介して機外に排水される。外槽27は内槽19を包囲するよう略同心円状に構成し、この外槽27の底部中央部に、カップリング32を回転支持しながら防振支持するとともに、外槽27内を水封する緩衝部材39を設けている。
【0027】
外部筐体40は外槽27を上部に保持し、底面部はサスペンション34を内装固定した台枠41に載置されている。また、外槽27の上部には、内槽19と対向する透穴42を有し、この透穴42を覆う内蓋43を開閉自在に装着した脱水受けカバー44を取り付けている。さらに、制御装置45を内装したパネル46と最上部を覆う上蓋47を設けている。
【0028】
撹拌棒26は、図2に示すように構成しており、撹拌棒本体24は下端を撹拌基盤25に嵌合し、上方に撹拌翼本体22を内装した調整リング23をねじ係合している。撹拌棒本体24の内底部に、粘性の高い緩衝液48を封入し、オイルシール49により撹拌棒本体24と撹拌翼本体22間をシールしている。撹拌翼本体22の下方に、内壁より内方向に延長した撹拌リブ50を形成しており、緩衝液48の内部に延設している。
【0029】
調整リング23は、撹拌翼本体22の段部51に載置して、上部は止め部材52により撹拌翼本体22に固定し、下方に延設した環状リブ53の外周に、撹拌棒本体24の上部内壁に形成したねじ部54と係合する調整ねじ部55を設け、調整リング23を回転させることで撹拌翼本体22を上下させ、撹拌リブ50と緩衝液48の接触面積を調整できるように構成している。
【0030】
撹拌翼本体22の上部に、撹拌リブ56を外周に有する撹拌翼21を係合している。また、撹拌棒本体24の外周には本体撹拌リブ57を設けている。
【0031】
軸受け31は上カバー31aと下カバー31bとで構成し、撹拌棒26を装着した洗濯軸30をメタル58により軸支し、軸受け31内をオイルシール59により水封している。
【0032】
制御装置45はモータ35の動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水の各行程を制御する。そして、洗い時には、モータ35への通電をオン、オフさせることにより、内槽19を同一方向に、または正逆両方向に間欠的に回転させることで、たとえば、内槽19を回転数が100r/min〜300r/minで回転駆動し、この内槽19の回転により発生する遠心力の作用により、内槽19と外槽27の間の洗濯液が押し上げられ、水受けカバー29に当たり、整流部材36により内槽19内の略中心に向けて吐出させる構成としている。
【0033】
上記構成において動作を説明すると、内槽19内に洗濯物を入れて給水すると、給水された洗濯液は、内槽19の周壁の多数の小孔20を通して外槽27内にも給水される。モータ35を回転させて内槽19を略鉛直方向を回転中心軸として回転させると、この回転による遠心力で内槽19と外槽27の間の洗濯液が押し上げられ、押し上げられた洗濯液は水受けカバー29内に満たされ、さらなる遠心力による押し上げにより、整流部材36により方向を変えられ、内槽19内に吐出される。
【0034】
吐出した洗濯液は内槽19内の洗濯物内を通過した後、再び内槽19の周壁に設けた多数の小孔20を通して、内槽19と外槽27の間に移動する経路で循環する。この洗濯液の循環により、洗濯液が洗濯物内を通過するとき、洗濯物の汚れを除去することができる。
【0035】
ここで、内槽19を同一方向に回転させると、撹拌棒本体24内に封入された緩衝液48により撹拌リブ50の回転が抑制され、結果として撹拌翼本体22が洗濯物と一緒に回転しようとするのを抑え、内槽19および撹拌棒本体24との間で回転数に差を発生させ、洗濯物にもみ洗い効果を加えることで、洗浄効果を高めることができる。
【0036】
さらに、調整リング23を回すことにより、撹拌リブ50と緩衝液48の接触面積が変わり、内槽19および撹拌棒本体24との回転差を変更することができる。調整リング23を回して、撹拌リブ50を下げると緩衝液48の抵抗により撹拌棒本体24との回転差は小さくなり、上げると大きくなる。
【0037】
回転差が大きくなるほどもみ洗い効果が増し、洗濯物に対しては若干のダメージは与えるが洗浄効果は増大するため、硬く、汚れの激しい洗濯物に適し、回転差が小さいと、洗濯物にはやさしいが、洗浄効果は減少するため、傷み易く、汚れの少ない洗濯物に適す。このように、調整リング23をまわすことにより、洗濯物に適した洗濯が実現できる。
【0038】
また、内槽19を正逆転交互に回転させると、内槽19、撹拌棒本体24および撹拌翼本体22との間での回転数の差は拡大するとともに、正転から逆転(または逆転から正転)への揺り戻しによる衝撃も加わり、さらなる洗浄効果を高めることができる。
【0039】
また、洗濯物は遠心力による洗濯液の通過と、内槽19、撹拌棒本体24および撹拌翼本体22の回転差によるもみ洗いとにより洗うため、従来のパルセータとの接触による洗浄方式に比べ洗濯物の傷みは少なくすることができる。
【0040】
つぎに、排水時には、モータ35の回転を止めて、内槽19の回転を止め、手動により排水弁37を開くことで、多数の小孔20により連通した内槽19および外槽27内の洗濯液を排水ホース38を介して機外に排水することができる。
【0041】
さらに、脱水時には排水弁37を開き、内槽19を例えば1700r/minで略鉛直方向を回転中心軸として回転させると、遠心力により洗濯物内の洗濯液は内槽19の周壁に設けた小孔20を通って外槽27へ排出され、排水弁37、排水ホース38と流れ、機外に排出することができる。
【0042】
したがって、略鉛直方向を回転中心軸として、内槽19、モータ35を配設することにより、構造が簡単でコスト力のある洗濯機を提供することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、内槽の底部に略円盤状の撹拌基盤を回転自在に設け、前記撹拌基盤の中央部に略円筒状の撹拌棒本体を嵌合にて固定し、前記撹拌棒本体の上部内壁面にねじ部を形成し、中心部に撹拌翼本体を回転自在に保持する環状の調整リングは下方に延設した環状リブ外周にねじ部を形成し、該調整リングを前記撹拌棒本体のねじ部に係合させて前記撹拌翼本体を前記撹拌棒本体に取り付け、前記撹拌翼本体は、下方部に内部に向かう撹拌リブを複数個設け、上部には外周に撹拌翼を形成し、前記撹拌棒本体の内底部に粘性を有する緩衝液を充填し、前記撹拌リブが前記緩衝液内に位置する構成としたものであり、これにより、内槽の回転で内槽と外槽との間の洗濯水を内槽内へ上方から循環落下させるとともに、撹拌棒本体、撹拌翼本体と内槽とのそれぞれの回転差によるもみ洗い効果により、傷みやすい洗濯物を損傷することなく、きれいに洗い、すすぎをすることができ、また、脱水を同一槽で行うことができる。さらに、本構成を内槽の内底部の格拌基盤上に構成したので、組み立てが簡単で、部品点数を低減して、安価に製作することができる。
【0044】
また、請求項2に記載の発明によれば、調整リングを回転させ、前記調整リングに回転自在に保持された撹拌翼本体を上下に移動させ、撹拌翼本体の下方に延設した撹拌リブを撹拌棒本体内底部に充填した緩衝液との接触面積を調整する構成としたものであり、撹拌翼本体の下方部に設けた撹拌リブと撹拌棒本体内の緩衝液の接触面積を変化させることで撹拌翼本体の回転を調整することができ、洗濯物の種類に応じた洗濯を実現することができる。
【0045】
また、請求項3に記載の発明によれば、モータの回転を、同一方向回転での運転と正逆交互回転での運転を選択できる制御機能を有するから、衣類の種類や量により洗浄力を選択でき、洗浄性能が優れ、布傷みも少ない洗いを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の洗濯機の断面図
【図2】 同洗濯機の要部拡大断面図
【図3】 従来の洗濯機の断面図
【符号の説明】
19 内槽
20 小孔
21 撹拌翼
22 撹拌翼本体
23 調整リング
24 撹拌棒本体
25 撹拌基盤
27 外槽
32 カップリング
35 モータ
39 緩衝部材
48 緩衝液
50 撹拌リブ

Claims (3)

  1. 有底略円筒状に形成し周壁に多数の小孔を有する内槽と、緩衝部材により水封され前記内槽を回転自在に収容する外槽と、前記内槽の底部下面に固定し弾性支持されたモータに連結したカップリングとを備え、前記内槽の底部に略円盤状の撹拌基盤を回転自在に設け、前記撹拌基盤の中央部に略円筒状の撹拌棒本体を嵌合にて固定し、前記撹拌棒本体の上部内壁面にねじ部を形成し、中心部に撹拌翼本体を回転自在に保持する環状の調整リングは下方に延設した環状リブ外周にねじ部を形成し、該調整リングを前記撹拌棒本体のねじ部に係合させて前記撹拌翼本体を前記撹拌棒本体に取り付け、前記撹拌翼本体は、下方部に内部に向かう撹拌リブを複数個設け、上部には外周に撹拌翼を形成し、前記撹拌棒本体の内底部に粘性を有する緩衝液を充填し、前記撹拌リブが前記緩衝液内に位置する構成とした洗濯機。
  2. 調整リングを回転させ、前記調整リングに回転自在に保持された撹拌翼本体を上下に移動させ、撹拌翼本体の下方に延設した撹拌リブを撹拌棒本体内底部に充填した緩衝液との接触面積を調整する構成とした請求項1記載の洗濯機。
  3. モータの回転を、同一方向回転での運転と正逆交互回転での運転を選択できる制御機能を有する請求項1または2に記載の洗濯機。
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