JP4026167B2 - 廃棄物脱水ケーキの処理方法 - Google Patents

廃棄物脱水ケーキの処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4026167B2
JP4026167B2 JP2000204789A JP2000204789A JP4026167B2 JP 4026167 B2 JP4026167 B2 JP 4026167B2 JP 2000204789 A JP2000204789 A JP 2000204789A JP 2000204789 A JP2000204789 A JP 2000204789A JP 4026167 B2 JP4026167 B2 JP 4026167B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slurry
leaching
water
dehydrated cake
washing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000204789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002018396A (ja
Inventor
剛章 大神
務 鈴木
雅也 井田
啓一 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Taiheiyo Cement Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiheiyo Cement Corp filed Critical Taiheiyo Cement Corp
Priority to JP2000204789A priority Critical patent/JP4026167B2/ja
Publication of JP2002018396A publication Critical patent/JP2002018396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4026167B2 publication Critical patent/JP4026167B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の廃棄物に含まれる銅、亜鉛、鉛などの重金属類を分離除去する処理工程において、固液分離によって得た脱水ケーキをスラリー化する際に、その分散効果に優れた処理方法に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
ゴミ焼却設備や下水汚泥焼却設備などから排出される煤塵や焼却灰、飛灰、あるいは各種産業廃棄物、またセメントキルンや煤塵の高温処理工程から排出されるダストなど各種の煤塵や焼却灰ないし飛灰(ダスト)には塩素と共に数%程度の銅、鉛、亜鉛等の重金属類が含まれており、これらの廃棄物をそのまま埋立処理すると鉛などの重金属類が溶出して環境汚染を引き起こす問題があり、これらの金属類をできるだけ分離除去することが求められている。
【0003】
そこで、この廃棄物を水浸出した後に、脱水ケーキを硫酸で処理して銅や亜鉛を溶出させ、その浸出濾液からこれらの金属を回収し、一方、硫酸浸出スラリーの固形分をアルカリ浸出して鉛分を液中に溶出させ、これを沈澱させて分離することにより、廃棄物から重金属類を効率よく分離除去して無害化する処理方法が本発明者等によって提案されている(特願平11-235370号、特願平11-224302号)。この処理方法は廃棄物に含まれている銅や鉛、亜鉛を効率よく分離でき、しかもアルカリ浸出スラリーの固形分をセメント原料として利用できる利点を有する。
【0004】
このような処理方法において、水浸出スラリーや硫酸浸出スラリーを固液分離した脱水ケーキは粘土状の固い塊であるため、粗く砕いた程度では十分にスラリー化できない。例えば、水浸出の脱水ケーキを粗く砕いた状態で硫酸浸出槽に加えると、ケーキの表面だけが反応し、カルシウム分が硫酸によって石膏に変化してケーキの表面を覆い、銅や亜鉛などの溶出が不十分になる。
【0005】
【発明の解決課題】
本発明は、このような従来の問題を解決した処理方法を提供するものであり、ミキサーを用いて脱水ケーキを解砕すると共に、適量の水分を分割して加えることによって解砕された固形分が十分に分散されたスラリーとし、その処理効果を高めたものである。
【0006】
【課題を解決する手段】
本発明は、廃棄物の脱水ケーキをスラリー化する際、スラリーの水分量を調整し、これをミキサーで解砕してスラリー化したものを浸出槽に移し、残りの水分でミキサーを洗浄し、その洗浄排水を浸出槽に加えて目的の固液比のスラリーとする廃棄物脱水ケーキの処理方法に関する。
【0007】
本発明は、具体的には、廃棄物の水洗(水浸出)工程、水洗工程から得た脱水ケーキを酸浸出する工程、酸浸出した固形分をアルカリ浸出する工程、酸浸出濾液およびアルカリ浸出濾液から金属類を回収する工程を有する処理方法において、脱水ケーキを酸浸出またはアルカリ浸出する際に、スラリー水分量の30〜70%の水分を脱水ケーキに加え、これをミキサーで解砕してスラリー化したものを浸出槽に移し、残りの水分でミキサーを洗浄し、その洗浄排水を浸出槽に加えて目的の固液比のスラリーとし、これに酸またはアルカリを加えて含有金属類を浸出させることを特徴とする廃棄物脱水ケーキの処理方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、本発明において%は質量%である。本発明の処理方法を含む廃棄物処理の一例を図1に示す。図示する廃棄物処理方法は、水洗(水浸出)工程とその排水処理工程、水洗工程で得た脱塩ケーキの酸浸出工程、酸浸出濾液から銅および亜鉛を回収する工程、酸浸出の固形分をアルカリ浸出する工程、アルカリ浸出濾液から鉛を回収する工程によって形成されている。塩素および銅、鉛、亜鉛などの重金属類を含む廃棄物を水洗処理工程において水性懸濁液(スラリー)とし、塩素分を洗浄水に溶出させて脱塩する。この脱塩(脱水)ケーキを解砕して酸出工程に導き、硫酸等を加えてスラリー化し、銅分および亜鉛分を液中に溶出する。この酸浸出スラリーの液分から銅および亜鉛を回収する。一方、酸浸出スラリーの固形分をアルカリ浸出工程に導き、苛性ソーダ等を加えてスラリー化し、鉛分を液中に溶出させる。このアルカリ浸出スラリーを固液分離し、その固形分(水酸化カルシウム主体)をセメント原料として利用する。さらにその濾液から鉛を回収する。
【0009】
本発明は上記処理方法において脱水ケーキを硫酸浸出ないしアルカリ浸出する際に、ミキサーを用いて脱水ケーキを解砕すると共に、適量の水分を分割して加えることによって解砕された固形分が十分に分散されたスラリーとし、さらに所定量の水でミキサーを洗浄し、その洗浄排水を加えることによって目的の固液比の浸出スラリーとする。以下、各処理工程を詳しく説明する。
【0010】
( ) 水洗 ( 水浸出 ) 工程
本発明によって処理される廃棄物は、例えば、ゴミ焼却設備や下水汚泥焼却設備などから排出される煤塵や焼却灰、飛灰、あるいは各種産業廃棄物、またセメントキルンや煤塵の高温処理工程から排出されるダストなど各種の煤塵や焼却灰ないし飛灰を含む。これらの廃棄物には塩化カルシウムなどの塩素化合物が多量に含まれており、例えば、塩素含有量が20%程度のものが多数ある。水洗処理工程はこの廃棄物を水洗し塩素分を洗浄水に溶出させて脱塩する工程である。具体的には、廃棄物をスラリー槽に入れ、これに温水等を加えてスラリーとし、塩素分を水に溶出させる。次にこのスラリーをフィルタープレス等の固液分離手段に導いて濾過し、脱水(脱塩)ケーキを得る。
【0011】
この水洗工程において、廃棄物の水性スラリー(水性懸濁液)のpHを8.5〜13の範囲に維持して水洗するのが好ましい。廃棄物の水性スラリーのpHをこの範囲に保って水洗処理することにより銅、鉛および亜鉛の溶出を抑制し、これらを固形分に残留させる一方で、塩素分を選択的に溶出させて脱塩することができる。なお、この脱水ケーキをその50wt%以上の水量で洗浄することによって残留塩素を2%以下に低減することができる。この洗浄排水は水浸出槽に循環して再利用すると良い。
【0012】
水洗工程の排水は、硫酸第一鉄等を添加して液中に含まれる微量のクロムやセレンを水酸化鉄の沈澱と共に共沈させて除去し、さらに必要に応じて高分子凝集剤を加えて濾過性を高め、また液分のCODが高い場合には次亜塩素酸ソーダ等を添加してCODを低減した後に排水する。
【0013】
(II) 酸浸出工程
脱水(脱塩)ケーキに酸を加えて銅および亜鉛を溶出させる。この酸浸出において、最終的なスラリーの水分量のうち、その30〜70%の水分を脱水ケーキに加え、これをミキサーで解砕してスラリー化する。ミキサーの形式や名称は限定されない。固形分に水分を加えてスラリーにできるものであれば良い。例えば、ハイスピーダー(太平洋機工社製品)、パルパー(石川島産業機械社製品)、ヘンシェルミキサー(三井三池化工機社製品)、アキシャルミキサー(杉山重工社製品)、スーパーミキサー(カワタ社製品)などを用いることができる。上記水分を加えて脱水ケーキをスラリー化し、これを浸出槽に移し、残りの水分でミキサーを洗浄し、その洗浄排水を浸出槽に加えて目的の固液比となるように調整する。これに硫酸等を加えて硫酸浸出スラリーとし、銅および亜鉛を浸出させる。脱水ケーキに最初に加える水分量が最終的なスラリーの水分量の30%未満であると、水分量が少ないために脱水ケーキの粉末が多くなりスラリーにならない。また、70%より多い水分量ではミキサーの洗浄に用いる水分量が少なく、ミキサー内部に残留するスラリーの量が多くなる。
【0014】
なお、ここで用いる酸は脱塩ケーキに残留する鉛分を不溶化する一方で銅や亜鉛をスラリー中に浸出させる酸が適当であり、具体的には硫酸が好ましい。また硫酸浸出スラリーの固液比は500g/l以下が適当であり、さらにpH1〜4の酸性スラリーが好ましい。スラリーのpHが4より高いと銅の浸出効率が低下することがあるので好ましくない。またpHが1より低いと次工程のアルカリ処理の負担が増す。この硫酸浸出スラリーを固液分離し、その濾液から銅および亜鉛を分離、回収する。固形分(脱水ケーキ)はアルカリ浸出工程に導く。
【0015】
(III) アルカリ浸出工程
酸浸出スラリーを固液分離して得た固形分(脱水ケーキ)にアルカリを加えてスラリーとし、鉛分(主に硫酸鉛)を浸出させる。この場合も酸浸出と同様にしてスラリー化すると良い。すなわちスラリー水分量の30〜70%の水分を脱水ケーキに加え、これをミキサーで解砕してスラリー化したものを浸出槽に移し、さらに残りの水でミキサー内を洗浄し、その洗浄排水を浸出槽に加えて目的の固液比とるように調整する。これにアルカリを添加し、アルカリ浸出スラリーにする。このアルカリは苛性ソーダが好適である。苛性ソーダの濃度は1mol/l以上、好ましくは2mol/l以上が適当である。また、スラリーの固液比は200g/l以下が適当であり、100g/l以下が好ましい。スラリーはpH13.5以上が適当である。このアルカリ処理によって固形分中の硫酸鉛は分解して液中に溶出する。鉛の溶出率はスラリーのpHに比例して増加し、pH12.5付近では20%程度であるが、pH13.5以上では概ね70%以上である。一方、スラリーのpHが13.5未満の場合には石膏が殆ど分解されず、これより高いアルカリ域において水酸化カルシウムに転じる。従って、固形分に含まれるカルシウムをセメント原料として利用するには、浸出スラリーのpHを13.5以上の高アルカリ域に調整して石膏を分解し、硫酸根を除去するのが適当である。
【0016】
アルカリ浸出スラリーを固液分離した固形分は水酸化カルシウムを主体とし、硫酸根が除去されているのでセメント原料として好適である。さらに鉛は溶出して濾液に含まれるので、この固形分には鉛が実質的に含まれておらず、また銅や亜鉛も予め除去されているのでこれらの重金属類をセメント原料に持ち込む虞がない。回収した固形分を洗浄し、その洗浄排水をアルカリ浸出槽に循環して再利用する。
【0017】
(IV) 溶存金属の分離 回収
硫酸浸出スラリーの濾液には銅および亜鉛が溶存している。これに銅よりイオン化傾向が大きい亜鉛などの粉末を添加して銅を析出させる。この添加量は液中の銅よりもやや過剰に添加するのが好ましい。なお、この添加量が多過ぎると析出した銅に亜鉛粉末等が混入するので好ましくない。この添加量は液中の銅濃度に対して1.1当量程度が適当である。析出した銅は沈澱するので固液分離して回収する。なお、液中にカルシウムが含まれている場合でも、カルシウムは亜鉛よりもイオン化傾向が大きく、亜鉛粉末の添加によって析出しないので高品位の銅を回収することができる。銅を回収した後の濾液には硫酸によって溶出した亜鉛や銅回収の際に添加した亜鉛が溶解しているので、苛性ソーダ等を添加し、濾液をpH9.5〜12に調整することによって亜鉛を水酸化物に転じて沈澱させ、これを固液分離して亜鉛を回収する。
【0018】
また、アルカリ浸出スラリーを固液分離した濾液には鉛が溶存しているので、水硫化ソーダなどの硫化剤を加えて液中の鉛を硫化物に転じて沈澱させる。硫化剤の添加量は液中の鉛含有量に対して1〜2当量が適当である。これを濾過して硫化鉛を回収する。硫化鉛を分離した濾液は強アルカリ(pH13前後)であるので、これを亜鉛回収工程のアルカリ源や水浸出工程のアルカリ源として再利用することができる。
【0019】
このような硫酸浸出スラリーの濾液とアルカリ浸出スラリーの濾液を別系統で処理する方法に代えて、これらの濾液を混合し、混合した濾液のpHを9〜12に調整することにより、液中の銅、鉛、亜鉛などを水酸化物ないし硫酸塩として共沈させて回収してもよい。なお、廃棄物中にセレンが微量含まれている場合、硫酸浸出およびアルカリ浸出によって液中に溶出したセレンはこの濾液の混合によって上記pH域で銅、鉛、亜鉛と一緒に共沈する。
【0020】
【実施例】
本発明を実施例によって以下に具体的に示す。
〔実施例1〕
セメントキルンダスト20kgに水67Lを加えて水性スラリーとし、スラリーの液性をpH12に調整して水浸出を行った。このスラリーをフィルタープレスで濾過し脱塩(脱水)ケーキを得た。この脱水ケーキ7kgをミキサー(ハイスピーダ:太平洋機工社製品)に入れ、さらに5.25Lの水(スラリー水分量の50%)を加え、450rpmで3分間攪拌し、水性スラリー10.9Lを得た。このスラリーを浸出槽に移し、さらにミキサー内部を5.25Lの水で洗浄し、その洗浄排液を浸出槽に加えた。これに硫酸(98%濃度)490mlを加えて固液比250g/lの硫酸浸出スラリー16.5Lを得た。この硫酸浸出スラリーを固液分離し、その濾液中の銅および亜鉛濃度を測定したところ、銅18500ppm、亜鉛9100ppmであった。
【0021】
〔比較例1、2〕
ミキサーを用いずに脱塩ケーキをハンマーで粗く砕いて浸出槽に入れた以外は実施例1と同様にして硫酸浸出スラリーを調製したところ、ケーキを砕いた塊の表面が石膏で覆われており、液中の銅および亜鉛濃度は銅5500ppm、亜鉛33000ppmであり、これらの浸出効果が低かった(比較例1)。
また、最初にスラリーの全水分量を脱水ケーキに加え、これをミキサーで解砕した以外は実施例1と同様にして脱水ケーキをスラリー化したところ、ミキサー内部に多量のスラリーが残留した。また、この残留スラリーを3Lの水で洗浄し、この洗浄排水を浸出槽に加え、実施例1と同様にして硫酸浸出スラリーを調製したところ、スラリーの固液比が200g/lと高く、固液分離の負担が増した(比較例2)。
【0022】
〔実施例2〕
実施例1で得た硫酸浸出スラリーを固液分離し、その固形分3.3kgをミキサー(ハイスピーダ:太平洋機工社製品)に入れ、さらに11.5Lの水(スラリー水分量の50%)を加え、450rpmで2分間攪拌し、水性スラリー13.5kgを得た。このスラリーを浸出槽に移し、さらにミキサー内部を11.5Lの水で洗浄し、その洗浄排液を浸出槽に加えた。これに苛性ソーダ(48%濃度)2.5Lを加えて固液比100g/lのアルカリ浸出スラリー22Lを得た。この硫酸浸出スラリーを固液分離して水酸化カルシウム2.3kgを回収した。
一方、硫酸浸出スラリーの濾液12Lと、アルカリ浸出スラリーの濾液21Lを混合し、pH11に調整して沈澱物を生成させ、これを固液分離した。この沈澱物をX線回折によって分析したところ、水酸化銅、水酸化亜鉛、水酸化鉛、および硫酸鉛を主体とするものであった。
【0023】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、廃棄物の処理方法において、脱水ケーキを硫酸浸出ないしアルカリ浸出する際に、ミキサーを用いて脱水ケーキを解砕すると共に、適量の水分を分割して加えることによって解砕された固形分が十分に分散されたスラリーとし、さらに所定量の水でミキサーを洗浄し、その洗浄排水を加えることによって目的の固液比の浸出スラリーを得ることができる。従って、廃棄物を効率よく処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の処理方法を示す工程図

Claims (1)

  1. 廃棄物の水洗(水浸出)工程、水洗工程から得た脱水ケーキを酸浸出する工程、酸浸出した固形分をアルカリ浸出する工程、酸浸出濾液およびアルカリ浸出濾液から金属類を回収する工程を有する処理方法において、脱水ケーキを酸浸出またはアルカリ浸出する際に、スラリー水分量の30〜70%の水分を脱水ケーキに加え、これをミキサーで解砕してスラリー化したものを浸出槽に移し、残りの水分でミキサーを洗浄し、その洗浄排水を浸出槽に加えて目的の固液比のスラリーとし、これに酸またはアルカリを加えて含有金属類を浸出させることを特徴とする廃棄物脱水ケーキの処理方法。
JP2000204789A 2000-07-06 2000-07-06 廃棄物脱水ケーキの処理方法 Expired - Lifetime JP4026167B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000204789A JP4026167B2 (ja) 2000-07-06 2000-07-06 廃棄物脱水ケーキの処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000204789A JP4026167B2 (ja) 2000-07-06 2000-07-06 廃棄物脱水ケーキの処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002018396A JP2002018396A (ja) 2002-01-22
JP4026167B2 true JP4026167B2 (ja) 2007-12-26

Family

ID=18701993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000204789A Expired - Lifetime JP4026167B2 (ja) 2000-07-06 2000-07-06 廃棄物脱水ケーキの処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4026167B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006102559A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Dowa Mining Co Ltd セレン含有排水の処理方法
JP4524493B2 (ja) * 2005-03-15 2010-08-18 Dowaメタルマイン株式会社 飛灰の処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002018396A (ja) 2002-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5003786B2 (ja) 塩素含有廃棄物のセメント原料化処理方法及び処理装置
JP4839653B2 (ja) 塩素および重金属類を含有する廃棄物の処理方法
JP3625270B2 (ja) 廃棄物の処理方法
JP3911538B2 (ja) 飛灰からの重金属回収方法
US4169053A (en) Method of treating waste waters containing solid-phase difficultly-soluble compounds
JP2002018394A (ja) 廃棄物の処理方法
JP4479116B2 (ja) セメント製造装置抽気ダストの処理方法
JP4026167B2 (ja) 廃棄物脱水ケーキの処理方法
JP3924981B2 (ja) 廃棄物のセメント原料化処理方法
JP5911100B2 (ja) 排水処理方法
JP3813052B2 (ja) 重金属等を含有する飛灰の処理方法
JP3773467B2 (ja) カルシウム及び重金属を含む物質の処理方法
JP3794260B2 (ja) 廃棄物の処理方法
JP3733452B2 (ja) 廃棄物の処理方法
JP3766908B2 (ja) 廃棄物の処理方法
JP4629851B2 (ja) 廃水処理方法
JP2005177757A (ja) カルシウム及び重金属含有物の処理方法
JP3646244B2 (ja) 重金属を含有する飛灰の処理方法
JP4044068B2 (ja) 重金属類を含有する物質の処理方法
US6053963A (en) Method for treating rotary slag
JPH10113674A (ja) 金属含有酸性排液の処理剤および処理方法
JP3524601B2 (ja) 焼却炉および溶融炉からの飛灰の処理方法
JP2003201524A (ja) 廃棄物の処理方法
CN114871244B (zh) 一种飞灰与酸性废水协同处置系统及方法
JP2002126694A (ja) 廃棄物の処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070928

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4026167

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131019

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term