JP4025305B2 - コンロの梱包構造 - Google Patents

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Description

本発明は、コンロの梱包構造、特に、コンロ本体の上方に被覆させる天板の損傷防止構造を備えた梱包構造に関するものである。
システムキッチンのカウンタートップに設けた開口内に落とし込み状態に装着される、所謂、ドロップインコンロを梱包する構造として、例えば、図6に示すような梱包構造がある。
このものでは、上方開放の矩形箱状に形成されたコンロ本体(1)は、前記コンロ本体(1)の左右両側方に各々配設されたサイドパット(4)(4)上に載置されており、前記コンロ本体(1)の上端に周設された外周フランジ部(10)の上面の対向する両側辺に沿って、一対の天板支持部材(40)(40)が載置されている。天板(2)は、この天板支持部材(40)に載置される。
天板(2)は、ガラス製の天板本体(20)と、前記天板本体(20)の周縁に装着されている枠部(21)とから構成されているもので、枠部(21)は、天板本体(20)の周縁が載置されて前記天板本体(20)を支える水平支持片(22)と、前記水平支持片(22)の周縁を囲み且つ前記水平支持片(22)の下方に突出するように設けられた突出脚片(23)を備えている。
前記天板支持部材(40)は、前記天板(2)のうち、枠部(21)の突出脚片(23)の下端及び外面を、下方及び外方から支持する断面L字状に形成されている。
そして、前記天板(2)の上面には天板保護用のベニヤ板(41)が重ねられている。そして、このベニヤ板(41)の上には、ドロップインコンロの組み立てに必要な各種部品や附属品等の小物(P)が載置されている。このセット状態で、被梱包物全体が段ボール製の外箱(44)に箱詰めされる。
このものでは、収納状態において、前記コンロ本体(1)は、一対の前記サイドパット(4)によって保護されると共に、天板(2)は、一対の天板支持部材(40)及びベニヤ板(41)によって保護された状態で保管又は搬送が可能となる。
特開2002−302155号公報
しかしながら、上記従来のものでは、天板(2)は、枠部(21)の突出脚片(23)の下端が天板支持部材(40)上に載置された状態で支持されており、前記天板本体(20)自体は、前記枠部(21)の水平支持片(22)に支持されているだけで、前記外周フランジ部(10)の上方に空間(S)を介して、浮き上がった状態で梱包される。これにより、保管又は搬送中に、天板本体(20)の自重によって、前記天板本体(20)は、中央部分が下方の前記空間(S)内へ凹む変形が生じ易い。又、上方からの外的衝撃が加えられた場合、ガラス製の天板本体(20)の場合は、割れ易く危険である。
本発明は、『ガラス製の天板本体の周縁に、前記天板本体の周縁が載置される水平支持片と前記水平支持片から下方へ突出する突出脚片を備える枠部が装着されている天板が、コンロ本体の上面に被覆される形式のコンロの梱包構造』において、天板が天板本体の自重又は外的衝撃によって下方へ反り難い状態に梱包できるようにすることを課題とする。
*1項
上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、『前記天板の少なくとも対向する両辺に沿って、前記天板を下方から支持する一対の天板支持部材が設けられ、
前記天板支持部材には、前記突出脚片が差し込まれる逃がし溝と、前記逃がし溝よりも内方に設けられ且つ前記天板本体内の前記両辺に沿った帯状範囲に対向すると共に前記帯状範囲を直接的に又は前記水平支持片を介して間接的に支持する内方支持部とが備えられ、
前記内方支持部の頂面から前記逃がし溝の底面までの深さは、前記突出脚片の突出長さよりも深く設定されていること』である。
上記技術的手段は次のように作用する。
天板は、従来のものと同様に、水平支持片とその下方に突出する突出脚片を具備する枠部にガラス製の天板本体が支持された構成であり、梱包の際には、少なくともその対向する両辺に沿った下方に一対の天板支持部材が配設される。前記天板支持部材には、逃がし溝と、その内方には内方支持部とが具備されており、前記天板は、前記突出脚片が前記逃がし溝に挿入され且つ、前記枠部よりも内方に位置する天板本体内の帯状範囲が内方支持部に対向し、支持される態様で前記天板支持部材の上に載置される。前記突出脚片の突出長さは、前記逃がし溝の前記内方支持部からの深さよりも短く設定されていることから、上記態様で天板を天板支持部材上に載置させた状態にて、前記突出脚片は逃がし溝内で浮いた状態となり、前記天板は、天板の外周端縁である枠部の突出脚片よりも天板の中心寄りの天板本体内の帯状範囲が内方支持部によって、直接的に、又は、前記水平支持片を介して間接的に支持される態様となる。支持される範囲は前記帯状範囲の全域でも部分的でもよいが、少なくとも所定幅を有する面となる。このように、前記天板本体の自重又は前記天板に上方から衝撃が加わった場合の荷重は、前記枠部の突出脚片で線状に受けるのではなく、天板本体の前記帯状範囲で面状に受けることとなる。これにより、天板本体が受ける力は前記帯状範囲内に分散されて、前記内方支持部に伝達される。又、天板本体のうち、下方へ撓む可能性のある部分は、前記内方支持部に対向していない部分のみとなり、天板本体内において撓む可能性のある範囲が少なくなる。よって、前記天板本体に凹み方向への反りや変形が生じにくいものとなる。
*2項
上記1項において、『前記天板支持部材は、前記逃がし溝の外方に設けられ且つ前記突出脚片を外方から支持する外方支持部を具備する構成である』ものでは、前記逃がし溝は、前記外方支持部と前記内方支持部との間に設けられる構成となり、前記逃がし溝内に、突出脚片を差し込んだとき、前記突出脚片の外面側は前記外方支持部によって保護される態様となる。
*3項
上記1項又は2項において、『前記天板は略長方形状に形成されており、前記天板支持部材は、前記天板の対向する長辺に沿ってそれぞれ配設されている』ものでは、天板の短辺側を支持するようにしたものに比べて、帯状範囲の面積を大きく設けることができるから、天板本体の自重や外的衝撃による荷重を受ける面積も大きくなる。又、天板本体内において、前記内方支持部で支持されないことになる一対の内方支持部間の間隔は、天板の短辺側を支持するものに比べて短くなる。
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
ガラス製の天板本体内の帯状範囲に、前記内方支持部を下方から対向させ、支持させることにより、天板本体自体が反り難い状態に収納できるようにしたから、コンロの保管中または搬送中に、天板本体の自重によって天板が変形したり、上方から加えられる荷重等によって、天板が損傷したりする不都合が防止される。特に、天板本体は、ガラス製であるから、割れる危険性を回避することができる。
2項のものでは、天板は、枠部の外方からも保護される態様となるから、側方からの衝撃からも天板を保護することができ、天板の損傷防止が一層確実となる。
3項のものでは、上記効果に加えて、前記帯状範囲の面積を大きく設けることができるから、天板にかかる力を広く分散することができると共に、さらに、内方支持部で支持されない範囲の長さをより短く設定することができるから、天板本体は一層反り難いものとなる。このように、ガラス製の天板本体の変形や破損を確実に防止することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明実施の形態のドロップインコンロを梱包する梱包構造の分解斜視図であり、図2は本発明実施の形態の梱包構造に用いられる各種梱包材を用いて、ドロップインコンロを収納させた梱包状態の正面側から見た部分断面図である。さらに、図3は、天板の前方側の支持構造を示す要部拡大断面図であり、図4は、天板の後方側の支持構造を示す要部拡大断面図である。
この実施の形態におけるコンロは、図1に示すように、3つのガスバーナを内蔵したコンロ本体(1)の上端から、システムキッチンのカウンタートップに形成されている開口の周縁に支持させるための外周フランジ部(10)を外方へ向かって水平に張り出させた、所謂、ドロップインコンロであり、前記外周フランジ部(10)の上面には、天板(2)が載置されて使用される。
尚、この実施の形態のドロップインコンロにおける外周フランジ部(10)は、コンロ本体(1)の前後方向よりも左右方向に長く延長させた構成となっており、天板(2)は、前記外周フランジ部(10)の外周に略一致する程度の大きさの長方形状に構成されていると共に、前記天板(2)には、前記ガスバーナの炎孔部を露出させるための3つの開口(12)が形成されている。
又、上記ドロップインコンロには、使用時にコンロ本体(1)や天板(2)に組み付けて使用される五徳(13)や、排気ガード(14)やその他の附属部品等が具備されている。
前記天板(2)は、前記開口(12)が形成されているガラス板である天板本体(20)と、前記天板本体(20)の外周縁に装着されている枠部(21)とから構成されており、前記枠部(21)は、図3又は図4に示すように、天板本体(20)の周縁部分を架設させる水平支持片(22)と、前記水平支持片(22)に対して直角に位置し且つ前記水平支持片(22)の下方に突出している突出脚片(23a)と、水平支持片(22)の上方に突出している枠片(23b)とから、断面略T字状に構成されている。
尚、前記突出脚片(23a)の下方への突出長さは、前記コンロ本体(1)の外周フランジ部(10)の肉厚より若干大きくしてあり、前記天板(2)がコンロ本体(1)の上に載置されるとき、前記突出脚片(23a)の下端部が、前記外周フランジ部(10)の外方に位置してカウンタートップに支持されるように設定されている。又、枠片(23b)の上方への突出長さは、天板本体(20)の肉厚よりも長く設定されている。
この実施の形態に係るドロップインコンロを梱包する梱包構造は、コンロ本体(1)の左右両側方に配設されて前記外周フランジ部(10)の左右片が係止される一対のフランジ支持部材(37)(37)と、外箱(36)内において、コンロ本体(1)の前方及び後方に配設され且つ前後方向の位置決めをする前後パット(3a)(3b)と、前記外周フランジ部(10)の前方に配設され且つ外箱(36)内において外周フランジ部(10)の前方向の位置決めをする前上パット(3c)と、前記外周フランジ部(10)の上面に、カバー(51)を介して、外周フランジ部(10)の長辺である前後各辺に沿ってそれぞれ配設される一対の天板支持部材(30a)(30b)と、前記天板支持部材(30a)(30b)に載置させる天板(2)の上方にカバー(52)を介して載置され且つコンロ本体(1)の左右両側辺に沿って一対の天面パット(33a)(33b)が配設されている被覆板(33)と、さらに前記天面パット(33a)(33b)の上方に架設され且つコンロ本体(1)の後方側に配設される部品収納パット(34)と、前記部品収納パット(34)の前方に配設され且つ五徳(13)が収納される五徳収納パット(35)とからなる梱包材から構成されている。
前記被覆板(33)の上面の左右辺に沿って設けられている前記一対の天面パット(33a)(33b)は、所定の高さを有する角材状に構成され、各種附属品が収納される上方開放の収納室が複数並列状態に形成されている。そして、これら天面パット(33a)(33b)の間に、排気ガード(14)が収納される排気ガード収納パット(38)が前記被覆板(33)の前辺に沿って架設されている。
これら各梱包材は段ボール紙を折り畳んで組み立てられており、ドロップインコンロをこれら梱包材と共に外箱(36)内に収納させることにより、コンロ本体(1)は、外箱(36)内において、図2に示すように、フランジ支持部材(37)(37)によって上下に位置決めされると共に、前後パット(3a)(3b)及び前上パット(3c)によって前後左右に位置決めされた状態に収納される態様となる。特に、フランジ支持部材(37)(37)をコンロ本体(1)の高さよりも高く構成することにより、収納状態においては、コンロ本体(1)は、使用時と同様に、外箱(36)内において、吊り下げられた状態で収納されることとなる。
特に、天板(2)を支持する天板支持部材(30a)(30b)は、所定の形状に裁断された段ボール紙を、順に折り曲げることにより、図3又は図4に示すような、枠部(21)の突出脚片(23a)が差し込まれる逃がし溝(11)を介して、水平支持片(22)が突出している側に内方支持部(31)が、その反対側には、前記内方支持部(31)よりも高く構成された外方支持部(32)が設けられている。
前記内方支持部(31)は、段ボール紙を複数枚積層されて構成されてあり、その高さは、前記水平支持片(22)の下面から前記突出脚片(23a)の下端までの長さよりも高く設定されてあり、その幅は、前記水平支持片(22)の幅よりも大きく内方に張り出す態様に設定されている。
コンロ本体(1)の前辺に沿って配設される前方側の天板支持部材(30a)の外方支持部(32)は、図3に示すように、所定幅を有する中空の箱状が一定間隔毎に設けられるように折り畳まれてなる構成であり、天板(2)の前方側の枠部(21)の突出脚片(23a)と、外箱(36)との間の距離を一定に保持している。又、前記天板支持部材(30a)の内方支持部(31)の両側方には、側方支持部(42)がそれぞれ配設されている。前記側方支持部(42)は、箱状には組み立てられておらず、前記内方支持部(31)の最下層から延長させた段ボール紙を横方向に重なるように折り畳んで構成されている。
これにより、前記天板支持部材(30a)は、内方支持部(31)の前方及び左右両側方を囲むように、前記外方支持部(32)と一対の側方支持部(42)とが、図5に示すように、逃がし溝(11)を介して、略コ字状に設けられた構成となる。
又、内方支持部(31)の内側端縁には、前記天板(2)の天板本体(20)に形成されている開口(12)の周囲に沿って円弧状部が形成されている。
コンロ本体(1)の後辺に沿って配設されている後方側の天板支持部材(30b)は、図4及び図5に示すように、内方支持部(31)の後方及び両側方に、外方支持部(32)及び一対の側方支持部(42)が、逃がし溝(11)を介して略コ字状に設けられている。この天板支持部材(30b)のこれら外方支持部(32)及び側方支持部(42)は、共に、前記前方側の天板支持部材(30a)の前記側方支持部(42)と同様に、段ボール紙を折畳んだものを横方向に積層させた構成としている。
上記構成の各梱包材を用いて、ドロップインコンロを外箱(36)内に収納するには、まず、フランジ支持部材(37)(37)を外箱(36)の左右両側辺(短辺)に沿うようにそれぞれ収納すると共に、前後パット(3a)(3b)を外箱(36)の前後両辺(長辺)に沿うようにそれぞれ収納する。収納状態においては、前記フランジ支持部材(37)(37)の頂面が前後パット(3a)(3b)よりも上方に突出している。
そして、前記フランジ支持部材(37)(37)がコンロ本体(1)の側方に位置し、前パット(3a)がコンロ本体(1)の前方に、さらに、後パット(3b)が後方に位置するように、ドロップインコンロを外箱(36)内に収納し、外周フランジ部(10)の左右両側片を、フランジ支持部材(37)(37)の頂面にそれぞれ係止させる。フランジ支持部材(37)(37)の高さは上述したとおりであるから、コンロ本体(1)は、使用時と同様、吊り下げられた態様で外箱(36)内に収納される。
又、前記フランジ支持部材(37)(37)は、段ボール紙を溝に対して直角に順に折り曲げて構成されていることにより、ドロップインコンロの重量に耐え得る強度を有する構造となっている。
コンロ本体(1)の収納後、カバー(51)を被せ、その上から、前上パット(3c)を外周フランジ部(10)の前端と外箱(36)との間に嵌め込む。さらに、その上に、前方側に配設させる天板支持部材(30a)を、その外方支持部(32)の前面が外箱(36)の前面内壁に接触するように収納すると共に、後方側に配設させる天板支持部材(30b)を、その外方支持部(32)の後面が外箱(36)の後面内壁に接触するように収納する。これにより、外箱(36)内において、前方寄りと後方寄りの各所定位置に、それぞれ略コ字状の逃がし溝(11)が形成されることとなる。
この逃がし溝(11)内に、天板(2)の枠部(21)の突出脚片(23a)が差し込まれるように、天板(2)を載置する。すると、前記突出脚片(23a)は前記逃がし溝(11)内に浮いた状態に差し込まれると共に、水平支持片(22)が、内方支持部(31)の上面に載置され、突出脚片(23a)と外箱(36)の内壁との間に外方支持部(32)及び側方支持部(42)が介在される態様で、天板(2)は収容される。こうして、枠部(21)は天板支持部材(30a)(30b)の外方支持部(32)と側方支持部(42)と逃がし溝(11)とによって位置決めされ、ガラス製の天板本体(20)は、水平支持片(22)を介して、内方支持部(31)によって支持される態様となる。
その後、天板(2)の上に、カバー(52)を介して、被覆板(33)を載置する。この天板(2)の天板支持部材(30a)(30b)への載置状態において、外方支持部(32)及び側方支持部(42)は、天板(2)よりも上方に突出する長さに設定されているから、前記被覆板(33)は、前記天板支持部材(30a)(30b)の上に載置される。
前記被覆板(33)は、両端の天面パット(33a)(33b)が天板(2)の左右両辺に沿って位置するように載置されており、前記天面パット(33a)(33b)に形成されている各収納室に、所定の附属部品を収納すると共に、天面パット(33a)(33b)の前端近傍に、排気ガード収納パット(34)を架設させ、その中に排気ガード(14)を収納する。
前記各種部品の収納が完了した時点で、天面パット(33a)(33b)に架設されるように、五徳収納パット(35)と部品収納パット(34)をそれぞれ前後に配設させる。
五徳収納パット(35)に形成されている2つの開口にはそれぞれ五徳(13)が収納されると共に、部品収納パット(34)には、残りの附属部品及びもう一つの五徳(13)が収納されて、ドロップインコンロの梱包が完了する。
この梱包状態において、枠部(21)の水平支持片(22)には、天板(2)におけるガラス製の天板本体(20)の周縁が載置される態様となり、又、前記水平支持片(22)の下方には、内方支持部(31)が配設されていることから、図5に示すように、天板本体(20)の前後両辺に沿った帯状範囲(24)が、水平支持片(22)を介して、内方支持部(31)に対向し支持される収納態様となる。すなわち、天板本体(20)のうち、前記前後一対の帯状範囲(24)を除いた、横長の中央部分のみが下方からの何ら支えられていない非支持範囲(25)となる。
従来の梱包構造では、コンロの保管中又は搬送中において、ガラス製の天板本体(20)の自重や上方からの外的衝撃による荷重は、全て、枠部(21)の突出脚片(23)のみで受けていたため、天板本体(20)が凹み方向に反り易く破損し易いという問題があったが、この実施の形態の梱包構造では、天板本体(20)内に設定されている帯状範囲(24)(24)で天板本体(20)にかかる荷重を分散させながら受けることができる上に、下方に支えのない非支持範囲(25)の面積を帯状範囲(24)(24)の分だけ少なくできるから、天板本体(20)自体が反り難いものとなった。
特に、本発明の実施の形態の梱包構造では、天板支持部材(30a)(30b)をコンロ本体(1)の前後に配設して、天板(2)の長辺側を支持させる構成としたから、前記長辺に沿って形成される前記帯状範囲(24)(24)は、天板本体(20)の短辺の両端近傍の所定範囲を含むこととなり、前記帯状範囲(24)(24)間に相当する前記非支持範囲(25)の前後方向の長さは、天板(2)の短辺長さよりも短くなる。これにより、天板支持部材(30a)(30b)がコンロ本体(1)の左右に配設されて、前記帯状範囲(24)(24)が天板(2)の短辺に沿って形成されるものに比べて、天板本体(20)の反り防止効果がより有利となる。
これにより、長期間、外箱(36)内に保管した状態にあっても、天板(2)の自重によって、ガラス製の天板本体(20)が反って変形する不都合はない。又、梱包中に上方から外的衝撃が加わった場合でも、その荷重は、部品収納パット(34)又は五徳収納パット(35)から、左右の天面パット(33a)(33b)を介して、その下方の天板(2)の左右両辺近傍にかかり、さらに、前記天板支持部材(30a)(30b)の各内方支持部(31)両端近傍部分で受けることとなり、破損され易いガラス製の天板本体(20)の中央に荷重がかからない。
その後、前記荷重は、各内方支持部(31)両端部分から、コンロ本体(1)の外周フランジ部(10)の四隅を介して、最終的には、一対のフランジ支持部材(37)(37)の前後両端に伝えられることとなる。尚、この実施の形態のものでは、フランジ支持部材(37)(37)の前後両端部分は、図1に示すように、切欠いた形状としてあるから、前記荷重は間接的に前記フランジ支持部材(37)(37)の頂面に伝えられ、フランジ支持部材(37)(37)が外方へ膨らむ方向へやや変形する。
このように、コンロ本体(1)の中央部分に上方から外的衝撃が加えられても、各梱包材によって荷重は分散、吸収されることとなり、天板本体(20)に力が集中しないようにしたから、天板本体(2)が変形したり損傷したりする不都合が回避される。
尚、上記実施の形態では、天板(2)は、水平支持片(22)を介して、内方支持部(31)に支持される構成としたが、天板本体(20)の帯状範囲(24)を直接、前記内方支持部(31)に載置して支持させても良い。
本発明実施の形態のドロップインコンロを梱包する梱包構造の分解斜視図。 本発明実施の形態の梱包構造に用いられる各種梱包材を用いて、ドロップインコンロを収納させた梱包状態の正面側から見た部分断面図。 本発明実施の形態の梱包構造に用いられる前方側の天板支持部材を示す要部拡大断面図。 本発明実施の形態の梱包構造に用いられる後方側の天板支持部材を示す要部拡大断面図。 天板を外箱に収納した状態を示す平面図。 従来の梱包構造の説明図。
符号の説明
(1) ・・・・・・・コンロ本体
(2) ・・・・・・・天板
(20)・・・・・・・天板本体
(21)・・・・・・・枠部
(24)・・・・・・・帯状範囲
(30a)(30b)・・・・天板支持部材
(31)・・・・・・・内方支持部

Claims (3)

  1. ガラス製の天板本体の周縁に、前記天板本体の周縁が載置される水平支持片と前記水平支持片から下方へ突出する突出脚片を備える枠部が装着されている天板が、コンロ本体の上面に被覆される形式のコンロの梱包構造において、
    前記天板の少なくとも対向する両辺に沿って、前記天板を下方から支持する一対の天板支持部材が設けられ、
    前記天板支持部材には、前記突出脚片が差し込まれる逃がし溝と、前記逃がし溝よりも内方に設けられ且つ前記天板本体内の前記両辺に沿った帯状範囲に対向すると共に前記帯状範囲を直接的に又は前記水平支持片を介して間接的に支持する内方支持部とが備えられ、
    前記内方支持部の頂面から前記逃がし溝の底面までの深さは、前記突出脚片の突出長さよりも深く設定されていることを特徴とするコンロの梱包構造。
  2. 請求項1に記載のコンロの梱包構造において、前記天板支持部材は、前記逃がし溝の外方に設けられ且つ前記突出脚片を外方から支持する外方支持部を具備する構成であることを特徴とするコンロの梱包構造。
  3. 請求項1又は2に記載のコンロの梱包構造において、前記天板は略長方形状に形成されており、前記天板支持部材は、前記天板の対向する長辺に沿ってそれぞれ配設されていることを特徴とするコンロの梱包構造。
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