JP4024409B2 - 表面実装型電磁発音体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁石で振動板を振動させることにより音を発生させる表面実装型電磁発音体に関するものであり、特に、ケースの成形時に電磁石に用いられるヨークをインサート成形するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の表面実装型電磁発音体におけるヨークは、通常、ケース内に接着剤で固定されていた。しかしながら、ケースの薄型化を図るため、図3及び図4に示すように、ヨーク4をプラスチック製のケース2に一体化することが行われている。即ち、図3に示すように、箱状のケース2の下ケース2bを成形する際に、その側壁部2cと底部2dに、ヨーク4の磁気回路板4aをインサート成形して埋め込んでいた。これにより、磁気回路板4aは下ケース2bに一体化されて固定されていた。
【0003】
上記のように下ケース2bにヨーク4を一体化すると、下ケース2bの底部2dをヨーク4の磁気回路板4aで補強することができる。このため、底部2dの厚みTをより薄くすることが可能になり、その結果、このような構造の表面実装型電磁発音体においては、ケースを薄型化することができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術においては、下ケース2bの底部2dを薄くすることが可能であったが、この厚みTを0.3mm程度まで薄くすると下ケース2bを射出成形する際にその底部2d部分に充填不足が発生することがあり、成形が困難になることがあった。このため、下ケース2bの底部2dを薄くして薄型化を図っても、大幅に厚みを削減することはできないという課題があった。
【0005】
また、ヨークをインサート成形で対応した場合でも、下ケース2bの側壁部2c及び底部2dの厚みは共に薄く、しかもヨーク4の磁気回路板4aはその外周部がわずかに側壁部2cに入り込む程度にしかインサートされていなかったので、ヨーク4は薄肉成形部分のみで取り囲まれることになっていた。このため、ヨーク4の固定強度を確保することが難しく、衝撃等に対する強度向上ができないという課題もあった。特に、ヨーク4には、コイル6と、リング状の磁石8と、振動板10を支持する振動板支持リング12が取り付けられるため、高い強度が求められていた。
【0006】
本発明は、上記従来の技術に鑑みなされたもので、ヨークの固定強度を高めると共に更に電磁型発音体の厚みを薄くすることが可能な表面実装型電磁発音体を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の表面実装型電磁発音体は、ケース内に収められたヨークとコイルからなる電磁石で対向する振動板を振動させることにより音を発生させる表面実装型電磁発音体において、前記ヨークは、円板状をなす磁気回路板を有し、該磁気回路板の外周を立ち上げ且つその先端を外方に屈曲させることにより形成されたしぼり部を前記磁気回路板の外周全周に形成し、前記ケースの成形時に前記しぼり部を前記ケースの側壁部下方に側壁部に沿って深く入り込むようにインサート成形して前記ケース内に埋め込んでなるものである。
【0008】
また、この表面実装型電磁発音体における前記しぼり部は、その断面が略S字形をなすものとなっている。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の表面実装型電磁発音体におけるヨークの磁気回路板には、しぼり部が形成されている。このしぼり部は、ヨークの磁気回路板の外周を立ち上げ且つその先端を外方に屈曲させることにより形成されている。本発明においては、ケースの一部を構成する下ケースを成形する際に、しぼり部をインサートして下ケースを成形することにより、しぼり部を下ケースの側壁部の下方に埋め込んでいる。この結果、ヨークのしぼり部は、下ケースの側壁部に沿ってその内部に深く入り込み、このしぼり部を取り囲む部分の厚みが増すことになる。このため、しぼり部を固定する強度が高まり、下ケースの下部全面に底部を形成してヨークの磁気回路板を包み込む必要がなくなる。従って、下ケースの底部のような薄肉部領域を削減しても強度的には確保でき下面全体を樹脂成形する必要がなく、下ケース成形時における充填不足を解消することができる。
【0010】
【実施例】
図1は本発明の一実施例に係る表面実装型電磁発音体の断面図であり、図2は図1に示す表面実装型電磁発音体の部分拡大図である。
【0011】
図中、22はプラスチック製のケースである。本実施例におけるケース20は、平面形状が矩形をなす箱状の外形を有し、板状の上ケース20aと枠状の下ケース20bとから構成されている。
【0012】
24はヨークであり、円板状の磁気回路板24aとその中心より立ち上がるセンターポール部24bとから構成されている。このヨーク24における磁気回路板24aの外周には、しぼり部24cが形成されている。このしぼり部24cは、磁気回路板24aの外周を立ち上げ、更にその立ち上げた部分の先端を外方に屈曲させることにより形成されている。このため、しぼり部24cの断面は略S字形をなすことになる。
【0013】
26はヨーク24のセンターポール部24bの外周に取り付けられるリング状のコイルである。28はリング状の磁石であり、コイル26の外周で且つヨーク24の磁気回路板24aの上に設置されている。
【0014】
30は振動板であり、32はこの振動板30の外周を支持すると共に磁石26の周囲で且つ磁気回路板24aの上に設置された振動板支持リングである。
【0015】
上記構成からなる表面実装型電磁発音体において、下ケース22bの側壁部22cの下方には、ヨーク24の磁気回路板24aのしぼり部24cがインサート成形されて埋め込まれている。このしぼり部24cは、図2に示すように、下ケース22bの側壁部22cに沿って深く入り込んでいる。このため、下ケース22bとヨーク24との結合強度は極めて高くなる。従って、本実施例においては、ヨーク24の磁気回路板24aの下部全面を下ケース22bの底部で覆って強度を高める必要がないものとなっている。この結果、下ケース22bには、その下方全面に底部を形成せずに、しぼり部24cの下側に回り込む程度にリング状の縁部22dを形成し、その内側を孔にして磁気回路板24aが露出するようにしている。
【0016】
上記のように本実施例においては、ヨーク24の磁気回路板24aの下面全体を覆うように下ケース22bに底部を形成せずに、磁気回路板24aの下面外周のみを覆うように縁部22dを形成している。このため、従来技術のように、底部中央まで成形用樹脂が行き渡らず、充填不足となることがない。従って、縁部22dの厚みT1を0.3mm以下に設定することが可能になり、本実施例においては0.15mmに設定している。
【0017】
また、仮に、成形時の充填不足をなくし且つ一定の強度を保つために、しぼり部24cの下方に0.3mm程度の厚みを確保することが必要な場合があったとしても、本実施例の場合、しほり部24cの先端から下ケース22bの下端面までの厚みT2が0.3mm以上あれば良いことになる。従って、しぼり部24cの高さを0.3mm前後に設定すれば、充填不足や強度不足が生じることはなくなる。
【0018】
尚、しぼり部24cの高さや縁部22dの厚み等は、下ケース22bの材質や形状、あるいはしぼり部24cの形状等に応じて適した寸法に設定・変更されるものであるため、実施例における数値に限定するものではない。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、ヨークを下ケースにインサート成形する際に、ヨークのしぼり部が下ケース内に深く入り込んで高い結合強度を得ることができる。このため、従来、補強のため必要とされていた薄肉部からなる下ケースの底部を下方全面に形成する必要がなくなり、成形時に充填不足が発生し易い下ケース底部の中央部を除去し、充填不足を解消することができる。
【0020】
特に、充填不足を考慮して下ケースの底部を厚く形成する必要がないので、耐衝撃強度を保ったまま、更にケースの厚みを削減して薄型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る表面実装型電磁発音体の断面図である。
【図2】図1に示す表面実装型電磁発音体の部分拡大図である。
【図3】従来の表面実装型電磁発音体の断面図である。
【図4】図3に示す表面実装型電磁発音体の部分拡大図である。
【符号の説明】
2、22 ケース
2b、22b 下ケース
2c、22c 側壁部
4、24 ヨーク
4a、24a 磁気回路板
24c しぼり部

Claims (2)

  1. ケース内に収められたヨークとコイルからなる電磁石で対向する振動板を振動させることにより音を発生させる表面実装型電磁発音体において、
    前記ヨークは、円板状をなす磁気回路板を有し、該磁気回路板の外周を立ち上げ且つその先端を外方に屈曲させることにより形成されたしぼり部を前記磁気回路板の外周全周に形成し、前記ケースの成形時に前記しぼり部を前記ケースの側壁部下方に側壁部に沿って深く入り込むようにインサート成形して前記ケース内に埋め込むことを特徴とする表面実装型電磁発音体。
  2. 前記しぼり部は、その断面が略S字形をなすことを特徴とする請求項1記載の表面実装型電磁発音体。
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