JP4023722B2 - 画像形成装置システム及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のデジタル複写機等からなる画像形成装置システム及びその画像形成装置に関し、特に、複数の画像形成装置でネットワークを形成し、画像形成装置間で画像データを転送し印刷する際に、使用する紙種の相違による機種間の画質の差異を低減することができる画像形成装置システム及びその画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明に関連した発明として、特開2001−100956号公報に記載されたものが知られている。この発明は、画像形成装置連結システムに関し、画像形成装置の記憶装置の使用効率を向上させることを目的とし、例えばデジタル複写機のような画像形成装置が複数台接続され、そのうちの少なくとも1台の画像形成装置が、各画像形成装置の記憶装置の使用状態をそれぞれ検知する記憶装置使用状態検知手段を設け、自機のジョブ開始時に、使用状態検知手段による検知結果から、少なくとも自機に使用可能な記憶装置があると認識した場合には該記憶装置を、他の画像形成装置にのみ使用可能な記憶装置があると認識した場合には該記憶装置をそれぞれ上記ジョブに使用する記憶装置として割り付けるので、自機の記憶装置を使用できない場合でも、上記ジョブをそのまま実行することが可能になり、少なくとも1台の画像形成装置による各画像形成装置の記憶装置の使用効率を向上させることができるというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、デジタル複写機等の画像形成装置を2台接続して、連結システムを構築していた。画像形成装置がカラー印刷を行うことが可能なカラー画像形成装置においては使用する転写紙の紙種が異なると、印刷結果が異なることが知られている。カラー画像形成装置においては、複数設けられている給紙段ごとにカラー専用紙の設定が可能であり、特に連結した複数の画像形成装置で印刷を行う際、それぞれの画像形成装置で使用する転写紙の紙種の相違により、画質が変化することが問題となる。
【0004】
本発明は、上記不具合を解決し、使用する紙種の相違による機種間の画質の差異を低減することができる画像形成装置システム及びその画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、原稿から画像情報を読み取る原稿読み取り手段と、前記読み取った画像情報に基づいて、転写紙に画像形成を行う画像形成手段とを有する画像形成装置が複数接続されてなる画像形成装置システムにおいて、任意の画像形成装置は、当該画像形成装置で読み取った画像情報と当該画像形成装置が前記画像情報の画像形成を行う転写紙の情報とを他の画像形成装置に送信し、前記他の画像形成装置は、前記任意の画像形成装置が送信した前記画像情報と前記転写紙の情報とを受信し、該受信した転写紙の情報と自装置で使用する転写紙の情報とに基づいて前記受信した画像情報を補正し、該補正した画像情報に基づいて、前記自装置の転写紙に画像形成を行うことを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1記載の画像形成装置システムにおいて、前記任意の画像形成装置は、当該画像形成装置にて前記画像情報の画像形成を行う転写紙の紙種が変更されると、該変更された転写紙の情報を前記他の画像形成装置に通知し、前記他の画像形成装置は、前記任意の画像形成装置から通知された前記変更された転写紙の情報を用いて前記画像情報を補正することを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1記載の画像形成装置システムにおいて、前記他の画像形成装置は、自装置で使用する転写紙の紙種が変更されると、該変更された転写紙の情報を用いて前記画像情報を補正することを特徴とする。
【0008】
請求項4の発明は、原稿から画像情報を読み取る原稿読み取り手段と、前記読み取った画像情報に基づいて、転写紙に画像形成を行う画像形成手段とを有する画像形成装置において、自装置で読み取った画像情報と自装置が前記画像情報の画像形成を行う転写紙の情報とを他の画像形成装置に送信する送信手段と、他の画像形成装置が送信した画像情報と転写紙の情報とを受信する受信手段と、前記受信した転写紙の情報と自装置で使用する転写紙の情報とに基づいて前記受信した画像情報を補正する補正手段と、親機あるいは子機として使用することを設定する設定手段とを備え、前記設定手段にて親機として使用することが設定されると、前記送信手段が自装置で読み取った画像情報と自装置が前記画像情 報の画像形成を行う転写紙の情報とを他の画像形成装置に送信し、前記設定手段にて子機として使用することが設定されると、前記受信手段が他の画像形成装置が送信した画像情報と転写紙の情報とを受信し、前記補正手段が前記受信した転写紙の情報と自装置で使用する転写紙の情報とに基づいて前記受信した画像情報を補正し、前記画像形成手段が前記補正した画像情報に基づいて転写紙に画像形成を行うことを特徴とする
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図14に示す実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の画像形成装置システムで使用される画像形成装置の例であるデジタルカラー複写機の機構部を示す断面図である。このデジタルカラー複写機において、複写機本体の上部に設けられた自動原稿送り装置(ADF)1の原稿台2に原稿の画像面を上にして原稿束を載置し、操作部30(図2)上のプリントスタートキー34を押下すると、一番下に位置する原稿は給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。一枚の原稿の給送が完了すると、原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。給送された原稿は、読み取りユニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取り、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿セット検知装置7にて原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は搬送モータ26(図6)によって駆動される。
【0010】
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によってイエローの感光体15Yに当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれたイエロー、シアン、マゼンダ、黒の画像データは、書き込みユニット57から射出されるレーザを変調し、変調されたレーザによってイエロー、シアン、マゼンダ、黒の感光体15Y、15C、15M、15Bkに画像データの潜像が書き込まれ、各感光体に設けられた現像ユニット27を通過することによって各色のトナー像が形成される。そして、転写紙は各感光体15Y、15C、15M、15Bkの回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、各感光体15Y、15C、15M、15Bk上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって排紙トレイ19に排出される。転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ19側に導かないで、両面入紙搬送路113に搬送し、反転ユニット112でスイッチバック反転し両面搬送ユニット111に送る。両面搬送ユニット111に送られた転写紙は再度縦搬送ユニット14に送られて裏面に画像を印刷された後に排紙される。
【0011】
また、転写紙を反転して排出する場合は上記で反転ユニット112でスイッチバック反転した用紙を両面搬送ユニット111に送らずに反転排紙搬送路114に送り出して排紙する。感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメインモータ25(図6)によって駆動され、各給紙装置11〜13はメインモータ25の駆動を各々によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータ25の駆動を中間クラッチ21(図6)によって伝達駆動される。
【0012】
図2は、図1に示すデジタル複写機の操作部を示す図である。操作部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントスタートキー34、モードクリアキー35があり、液晶タッチパネル31には、機能キー37、部数、及び画像形成装置の状態を示すメッセージ等が表示される。
【0013】
図3は、操作部30の液晶タッチパネル31の表示例を示す図である。オペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチすることにより、選択された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合は(例えば、変倍であれは変倍値等)、キーにタッチすることで詳細機能の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネルは、ドット表示器を使用しているため、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可能である。
【0014】
図6は、制御装置の構成を示すブロック図で、メインコントローラを中心に示したものである。メインコントローラ20は画像形成装置全体を制御する。メインコントローラ20には、オペレータに対する表示、オペレータからの機能設定入力制御を行う操作部30、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像メモリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IPU)49、原稿自動送り装置(ADF)等の分散制御装置が接続されている。
【0015】
また、メインコントローラ20には複数の画像形成装置に接続して装置の構成および機能情報、動作制御に関する情報の送受信を行うための連結I/F48が接続されている。メインコントローラ20は連結I/F48を介して接続された画像形成装置の情報を獲得し、動作を設定することにより連結動作の制御を行う、もしくは接続された他の画像形成装置からの要求を獲得し自機の動作の制御を行う。各分散制御装置とメインコントローラ20は、必要に応じて機械の状態、動作司令のやりとりを行っている。また、紙搬送等に必要なメインモータ25、各種クラッチ21〜24も接続されている。
【0016】
図4は、本発明の画像形成装置システムを示す全体図である。図1に示されたような複数のデジタル複写機等の画像形成装置A〜Eが電気的に相互に連結されており、任意の1台の画像形成装置において連結モードを設定すれば、その画像形成装置が親機(マスタ機)となり、親機に連結している他の画像形成装置が子機(スレーブ機)となる。
【0017】
図5は、任意の1台の画像形成装置が、接続された他の画像形成装置と情報の送受信を行うか否かを設定するための操作を行う表示部の例を示す図である。図5に記載されている表示部において、「連結」キーをタッチすることにより、接続されている複数の画像形成装置を用いた連結動作の設定が選択され、自機が連結動作の親機(マスター機)として、自機以外の画像形成装置である子機(スレーブ機)に対して動作の要求を行う。
【0018】
ここで、図1に戻り、画像形成装置の原稿読み取りから、画像の書き込みまでの動作について説明する。読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系には、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54、第2ミラー55、第3ミラー56等で構成されている。露光ランプ51及び第1ミラー52は、図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジ、第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
【0019】
書き込みユニット57はレーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。書き込みユニット57から出力されるイエロー、シアン、マゼンダ、黒の画像データで変調されたレーザ光が、画像作像系のイエロー、シアン、マゼンダ、黒の感光体15Y、15C、15M、15Bkに照射される。図示しないが各感光体15Y、15C、15M、15Bkの一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。
【0020】
図7は、画像処理ユニット(IPU)49の内部構成を示すブロック図である。露光ランプ51から照射された光の反射を、CCDイメージセンサ54にて光電変換し、A/Dコンバータ61にてデジタル信号特開2003−271017に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正部62にてシェーディング補正がなされた後、画像処理部63にてMTF補正、γ補正等がなされる。変倍部72を経由した画像信号は変倍率に合せて拡大縮小され、セレクタ64に流れる。セレクタ64では、画像信号の送り先を、書き込みγ補正ユニット71または画像メモリコントローラ65への切り替えが行われる。書き込みγ補正ユニット71を経由した画像信号は作像条件に合わせて書き込みγが補正され、書き込みユニット57に送られる。画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。また、画像メモリコントローラ65等への設定や、読み取り部50、書き込みユニット57の制御を行うCPU68、及びそのプログラムやデータを格納するROM69、RAM70を備えている。更に、CPU68は、メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデータの書き込み、読み出しが行える。
【0021】
連結I/F48は、画像情報の送受信のため、メモリコントローラ65のデータバスに接続され、データの入出力が可能な構成になっている。画像形成装置間のデータ転送速度に応じて、画像情報は画像メモリ66を介して転送される。すなわち、画像出力時にはメモリコントローラ65から画像メモリ66に画像データを格納した後、画像形成装置間のデータ転送速度に応じて順次画像メモリ66からデータを読み出して、連結I/F48にデータを転送する。画像出力時には連結I/F48より転送される画像データを画像メモリ66に格納した後、画像メモリ66からメモリコントローラ65を介して装置内部で画像データの処理を行う。以上の構成により、画像形成装置の機能の制約を受けることなく連結動作の実現が可能となる。
【0022】
原稿画像で画像メモリコントローラ65へ送られた画像は、画像メモリコントローラ65内にある画像圧縮装置によって画像データを圧縮した後、画像メモリ66に送られる。ここで画像圧縮する理由は、最大画像サイズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ66に書き込むことも可能であるが、1枚の原稿画像で画像メモリを多く使用する。画像圧縮を行うことで、限られた画像メモリを有効に利用できる。また、一度に多くの原稿画像データを記憶することができるため、ソート機能として、貯えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力することができる。この場合、画像を出力する際に画像メモリ66のデータをメモリコントローラ65内の伸長装置で順次伸長しながら出力を行う。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
【0023】
また、画像メモリの機能を利用して、複数枚の原稿画像を画像メモリの転写紙一枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むことも可能となる。例えば4枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙一枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことで、4枚の原稿が一枚の転写紙イメージに合成され集約されたコピー出力を得ることが可能となる。このような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。画像メモリ66の画像はCPU68からアクセス可能な構成となっている。このため、画像メモリの内容を加工することが可能であり、例えば画像の間引き処理、画像の切り出し処理等が行える。加工には、メモリコントローラ65のレジスタにデータを書き込むことで画像メモリの処理を行うことができる。加工された画像は再度画像メモリに保持される。
【0024】
また、画像メモリ66の内容をCPU68が読み出し、I/Oポート67を経て、画像データ73として操作部30に転送することが可能な構成となっている。一般に、操作部30の画面表示解像度は低いため、画像メモリ66の原画像は画像間引きが行われ操作部30に送られる。画像メモリ66は、多くの画像データを収納するためハードディスクが用いられることもある。ハードディスクを用いることにより、外部電源が不用で永久的に画像を保持できる特徴もある。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持するためには、このハードディスクが用いられるのが一般的である。
【0025】
ここで、セレクタ64における1ページ分の画像信号について説明する。図8は、画像信号を説明するためのタイミングチャートである。図8において、FGATEは、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表すフレームゲート信号であり、/LSYNCは、1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。/LGATEは、主走査方向の画像信号が有効であることを示すラインゲート信号である。これらの信号は、画素クロックVCLKに同期しており、VCLKの1周期に対し1画素8ビット(256階調)のデータが送られてくる。また、本実施例では、画像データは255に近いほど白画像になるとする。
【0026】
本発明の画像形成装置の動作について説明する。図9は、本発明の画像形成装置の動作を示すメインフローチャートである。電源を投入すると、まず初期化処理が行われる(ステップ1)。初期化の主な内容は、各種フラグのリセット、各種カウンターのクリア、画像メモリのクリア、画像形成モード(変倍、分割など)のリセット等を行う。(初期化のフローは図示しない)初期化終了後、キー入力又は、画像形成エンジンからのイベント(何等かの変化要因)の発生待ちとなる(ステップ2)。ユーザが何等かのキー操作を行うと、操作部30よりキー入力イベントとして通知される。同様に、何等かの画像形成エンジンの変化、例えばADF1に原稿をセットすると原稿セット検知装置7の信号の変化がエンジン・イベントとして通知される。キーまたはエンジンの何れかのイベントが発生すると、ステップ3に進む。ステップ3では、発生したイベントがキー入力なのか、エンジンなのかを判定する。エンジンの場合は、エンジン・イベント処理(ステップ4)、キー入力の場合は、キー入力イベント処理(ステップ5)が呼び出され、再びステップ2のイベント待ちとなる。
【0027】
図10は、図9のキー入力イベント処理(ステップ5)を詳しく示したフローチャートである。ステップ501では、プリントスタートキーのキー押下イベントをチェックする。プリントスタートキーであればコピー処理を実行する(ステップ508)。ステップ502では、テンキーのキー入力があったか否かをチェックしている。キーイベントがテンキーであればテンキー処理を行う(ステップ509)。ステップ503では、クリアストップキーの押下イベントをチェックしている。クリアストップキーのイベントであればクリアストップ処理を実行する(ステップ510)。ステップ504では、印字設定キーの押下イベントをチェックしている。各種印字機能の設定キーが押下される印字設定処理が実行される(ステップ511)。
【0028】
ステップ505では、両面設定キーイベントの判断を行っている。両面機能が選択あるいは選択状態から解除された時に、両面設定処理が実行される(ステップ512)。ステップ506では、フォーマット原稿設定キーイベントの判断を行っている。フォーマット原稿機能が選択あるいは選択状態から解除された時に、フォーマット原稿設定処理が実行される(ステップ513)。ステップ507は、ステップ501〜506以外のキーイベントがあったか否かを判断している。キーイベントがあった場合にはその他のキー処理を実行する(ステップ514)。各々のキーイベント処理を実行したならば処理を終了する。
【0029】
次に、前知識として、IEEE1394及びデータ転送速度について、簡単に説明する。IEEE1394−1995(1995年、IEEEで物理層(Physical Layer,PHY)・リンク層(Link Layer,LINK)を中心に規格化された高速シリアルバス標準)は、100M/200M及び400Mbpsデータ転送のためのハードウェア、及びソフトウェアの標準である。将来的には800M,1.6G,3.2Gbpsが検討されている。IEEE1394は、またプラグ&プレイやマルチメディアデータ転送のための特徴的な機能を備えており、ビデオや音声といったデータを転送するための帯域を確保し、リアルタイム転送を可能にする機能(アイソクロナス・データ転送、Isochronous)を持つ。IEEE1394上のデータ転送方式は、アイソクロナス転送と、アシンクロナス転送の2つに分類できる。
【0030】
ここで、アイソクロナス転送の長所は、データ転送の速度が保証される点にある。具体的には、チャネル当たり125μsec毎に少なくとも1パケットを送ることができること、ノード当たり64チャネルまでのトーカとリスナが設定できること、そして100,200,又は400Mbpsのデータ転送速度によって最大のパケットサイズが決定されることである。また、アシンクロナス転送は、すべてのアイソクロナス転送が終了した後でないと転送を行うことが出来ない。アイソクロナス転送がチャネルの概念を持ち、トーカとリスナが定義されているブロードキャストにいくぶん似ているのに対し、アシンクロナス転送は点から点へのものである。各トランザクションはそれに関連する送信元と送信先のIDを持っている。
【0031】
次に、本発明の画像形成装置システムにおける連結動作について説明する。図11は、図4に示すような複数の画像形成装置A〜Eが電気的に連結された画像形成装置システムにおいて、任意の1台の画像形成装置で連結モードを設定する際の動作を示すフローチャートである。任意の1台の画像形成装置の操作部30に表示されている、図5に示すような液晶タッチパネル31において、「連結」キーをタッチすると、連結する画像形成装置の連結リストを表示する(ステップ11)。連結リストを表示する画面において、連結する画像形成装置として設定する1または複数の画像形成装置を選択し(ステップ12)、処理を終了する。以上の操作により、任意の1台の画像形成装置が親機となり、連結された他の画像形成装置が子機として設定される。
【0032】
図12は、任意の1台の画像形成装置(親機)で画像形成される転写紙の紙種を連結された画像形成装置(子機)に通知し、子機で画像形成を行うときの処理を示すフローチャートである。本発明の画像形成装置システムにおいては、任意の1台の画像形成装置(親機)でプリントスタートキーが押圧されると、任意の1台の画像形成装置(親機)で出力される給紙段に積載されている転写紙の紙種情報を、連結された画像形成装置(子機)に画像データとともに転送する(ステップ21)。親機に連結された画像形成装置(子機)は、親機から通知された親機で使われる転写紙の種類と子機で使用する転写紙の種類の差を得て、紙種間の差異に基づき、子機で印刷する際の画像データに対する補正値を演算する(ステップ22)。次に、前記補正値に基づき子機で画像形成を行い(ステップ23)、処理を終了する。
【0033】
ここで、転写紙の紙種とは、例えば普通紙、特殊紙、再生紙、カラー専用紙、フォト用紙、OHPフィルムといったもので、転写紙の紙種毎に一般的な転写紙の白色度、色味情報、インクの吸収等に関するデータが各画像形成装置に保持されている。そして、転写紙の紙種に関する設定は、各画像形成装置の印刷設定画面で設定することができ、任意の1台の画像形成装置から連結された画像形成装置への転写紙の紙種情報は、画像形成装置の電源投入時や印刷設定で転写紙の紙種を変更する度に通知する。また、複数の給紙段を有する画像形成装置であれば給紙段毎に転写紙の種類を変えて設定することも可能であり、カラー画像形成装置であればカラー専用紙を設定することもできるが、この場合は、給紙段を変更し、紙種が変更される度に、変更された紙種情報を連結された画像形成装置に通知する。
【0034】
次に、親機で使われる転写紙がカラー専用紙、子機で使われる転写紙が普通紙である場合に、子機で行う画像データに対する補正の例について説明する。特にカラー専用紙は白色度が高いことが知られており、普通紙はどちらかといえば黄みががっているので、子機で使われる転写紙に対してはカラー専用紙と普通紙の白色度、色味情報の差に基づいて、親機から通知される画像データから黄色成分を前記差の分だけ減色して補正された画像データを算出し、また必要であればインク吸収度を勘案して印刷することにより親機、子機間で同じ色合いの画像が得られることになる。
【0035】
また、任意の1台の画像形成装置(親機)が、リミットレス給紙により給紙段が変更された場合、変更された給紙段にある転写紙の種類の情報を連結された画像形成装置(子機)に通知し、親機と子機間の紙種間の差異を再度補正することにより、給紙段が変更になった転写紙の種類が変更されても、連結された画像形成装置間で色相の差異のない画像を提供することができる。
【0036】
図13は、任意の1台の画像形成装置(親機)の給紙段が変更された場合の処理を示すフローチャートである。親機は、複数の給紙段(図1に示すディジタル複写機における第1〜第3トレイ8〜10に相当)のどの給紙段が使用されているかをチェックしており(ステップ31)、給紙段が変更されたことを検知すると、給紙段に積載されている転写紙の種類の情報を画像データとともに、子機に通知する(ステップ32)。子機は、親機の給紙段に入っている転写紙の種類の情報と画像データを親機より受信し、両者の転写紙の種類に基づき画像データを補正する補正値を演算し(ステップ33)、補正された画像データに基づき印刷を行い(ステップ34)、必要数印刷を行い(ステップ35)、処理を終了する。
【0037】
図14は、連結された画像形成装置(子機)の給紙段が変更された場合の処理を示すフローチャートである。同様に、連結された画像形成装置(子機)の給紙段が変更され子機の給紙段に入っている転写紙の種類が変更された場合も、紙種間の補正を行うことにより親機と子機間の画質差を補正することが可能となる。子機は、複数の給紙段(図1に示すディジタル複写機における第1〜第3トレイ8〜10に相当)のどの給紙段が使用されているかをチェックしており(ステップ41)、給紙段が変更されたことを検知すると、給紙段に入っている紙の種類の情報及び既に親機より通知されている紙の種類の情報とに基づき、親機より受信した画像データに対する補正値を演算し(ステップ42)、補正された画像データに基づいて印刷を行い(ステップ43)、必要数印刷を行い(ステップ44)、処理を終了する。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば次のような作用効果を奏する。
(1)任意の1台の画像形成装置と連結された画像形成装置の紙種間の差を補正することにより、複数の画像形成装置間で使用される紙の種類が異なっていても、形成された画像間の画質の差を低減することができる。
【0039】
(2)任意の1台の画像形成装置(親機)、または連結された画像形成装置(子機)において、印刷中に給紙段が変更された場合でもその都度紙種間の差を補正することができるので、複数の画像形成装置間で使用される紙の種類が異なり、親機または子機で画像形成中に給紙段が変更され、使用される紙の種類が変更されても、形成された画像間の画質の差を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置システムで使用されるデジタルカラー複写機の機構部の一例を示す断面図である。
【図2】図1に示すデジタルカラー複写機の操作部を示す図である。
【図3】図2に示す操作部の液晶タッチパネルの表示例を示す図である。
【図4】本発明の画像形成装置システムを示す全体図である。
【図5】任意の1台の画像形成装置が、接続された他の画像形成装置と情報の送受信を行うか否かを設定するための表示部の一例を示す図である。
【図6】制御装置の構成を示すブロック図である。
【図7】画像処理ユニット(IPU)の内部構成を示すブロック図である。
【図8】画像信号を説明するためのタイミングチャートである。
【図9】本発明の画像形成装置の動作を示すメインフローチャートである。
【図10】図9のキー入力イベント処理を詳細に示したフローチャートである。
【図11】画像形成装置A〜Eが電気的に連結された画像形成装置システムにおいて、任意の1台の画像形成装置(親機)で連結モードを設定する際の動作を示すフローチャートである。
【図12】任意の1台の画像形成装置(親機)で画像形成される転写紙の紙種を連結された画像形成装置(子機)に通知し、子機で画像形成を行うときの処理を示すフローチャートである。
【図13】任意の1台の画像形成装置(親機)の給紙段が変更された場合の処理を示すフローチャートである。
【図14】連結された画像形成装置(子機)の給紙段が変更された場合の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置(ADF)
2 原稿台
4 給送ベルト
6 コンタクトガラス
8 第1トレイ
9 第2トレイ
10 第3トレイ
11 第1給紙装置
12 第2給紙装置
13 第3給紙装置
14 縦搬送ユニット
15 感光体
16 搬送ベルト
17 定着ユニット
18 排紙ユニット
19 排紙トレイ
20 メインコントローラ
27 現像ユニット
30 操作部
31 液晶タッチパネル
32 テンキー
33 クリア/ストップキー
34 プリントスタートキー
37 機能キー
48 連結I/F
49 画像処理ユニット(IPU)
50 読み取りユニット
51 露光ランプ
53 レンズ
54 CCDイメージセンサ
57 書き込みユニット
58 レーザ出力ユニット
61 A/Dコンバータ
62 シェーディング補正部
63 画像処理部
64 セレクタ
65 メモリコントローラ
66 画像メモリ
67 I/Oポート
68 CPU
71 書き込みγ補正ユニット
72 変倍部
73 画像データ

Claims (4)

  1. 原稿から画像情報を読み取る原稿読み取り手段と、前記読み取った画像情報に基づいて、転写紙に画像形成を行う画像形成手段とを有する画像形成装置が複数接続されてなる画像形成装置システムにおいて、
    任意の画像形成装置は、当該画像形成装置で読み取った画像情報と当該画像形成装置が前記画像情報の画像形成を行う転写紙の情報とを他の画像形成装置に送信し、
    前記他の画像形成装置は、前記任意の画像形成装置が送信した前記画像情報と前記転写紙の情報とを受信し、該受信した転写紙の情報と自装置で使用する転写紙の情報とに基づいて前記受信した画像情報を補正し、該補正した画像情報に基づいて、前記自装置の転写紙に画像形成を行う、
    ことを特徴とする画像形成装置システム。
  2. 請求項1記載の画像形成装置システムにおいて、
    前記任意の画像形成装置は、当該画像形成装置にて前記画像情報の画像形成を行う転写紙の紙種が変更されると、該変更された転写紙の情報を前記他の画像形成装置に通知し、
    前記他の画像形成装置は、前記任意の画像形成装置から通知された前記変更された転写紙の情報を用いて前記画像情報を補正する、
    ことを特徴とする画像形成装置システム。
  3. 請求項1記載の画像形成装置システムにおいて、
    前記他の画像形成装置は、自装置で使用する転写紙の紙種が変更されると、該変更された転写紙の情報を用いて前記画像情報を補正する、
    ことを特徴とする画像形成装置システム。
  4. 原稿から画像情報を読み取る原稿読み取り手段と、前記読み取った画像情報に基づいて、転写紙に画像形成を行う画像形成手段とを有する画像形成装置において、
    自装置で読み取った画像情報と自装置が前記画像情報の画像形成を行う転写紙の情報とを他の画像形成装置に送信する送信手段と、他の画像形成装置が送信した画像情報と転写紙の情報とを受信する受信手段と、前記受信した転写紙の情報と自装置で使用する転写紙の情報とに基づいて前記受信した画像情報を補正する補正手段と、親機あるいは子機として使用することを設定する設定手段とを備え、
    前記設定手段にて親機として使用することが設定されると、前記送信手段が自装置で読み取った画像情報と自装置が前記画像情報の画像形成を行う転写紙の情報とを他の画像形成装置に送信し、
    前記設定手段にて子機として使用することが設定されると、前記受信手段が他の画像形成装置が送信した画像情報と転写紙の情報とを受信し、前記補正手段が前記受信した転写紙の情報と自装置で使用する転写紙の情報とに基づいて前記受信した画像情報を補正し、前記画像形成手段が前記補正した画像情報に基づいて転写紙に画像形成を行う、
    ことを特徴とする画像形成装置
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