JP4023014B2 - 二次電池制御回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はリチウムイオンなどの二次電池の充放電制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ACアダプタと本体に内蔵した二次電池の両方を備え、携帯時においては主に二次電池から給電し、据え置き時においては主にACアダプタより給電をすることで機器を動作させ、当該ACアダプタからの電力で本体に内蔵した二次電池への充電を行う装置においては、ACアダプタと二次電池が同時に接続されている状態では、ACアダプタから優先して機器へ給電し、ACアダプタからの電力のうち本体動作に必要な電力を除いた分で二次電池の充電を行っていた。また、ACアダプタが接続されない場合は、機器は二次電池からのみ電力の供給を受けて動作していた。図4に従来の二次電池制御回路を示す。また図5に従来の二次電池制御回路の充放電時における電池残量の時間推移を示す。
【0003】
図4において、41はACアダプタ、42は二次電池、43はシステム負荷、44は充電制御手段、45は給電切替手段、46は給電制御手段、47はACアダプタ検知手段を示す。
【0004】
図5は充放電動作における電池残量の理論値を破線に、実際の値を実線にして時間推移を示した図であり、(a)は理論値が実際の残量より少ない場合、(b)は実際の残量が理論値より少ない場合の推移を示す。
【0005】
図4を用いて従来の二次電池の充放電制御動作を説明する。
ACアダプタ41と機器を動作させるに必要な電力が残っている二次電池42を同時に接続した場合はACアダプタ検知手段47により、ACアダプタ41が接続状態であることを検知し、給電制御手段46は給電切替手段45によりACアダプタ41からシステム負荷43に対して給電を行う。同時にACアダプタ41からシステム負荷43を動作したうえで余力となった電力を充電制御手段44に給電し、充電制御手段44は二次電池42を充電する。ACアダプタ41が接続されない場合は、ACアダプタ検知手段47よりACアダプタ41が未接続であることを検知し、給電制御手段46は給電切替手段45を二次電池42からシステム負荷43へ給電するように制御する。このとき、ACアダプタ41より給電されないために、充電制御手段44は二次電池42に対して充電動作を行うことはない。
【0006】
次に図5(a)と図5(b)を用いて従来の二次電池制御回路における電池残量の時間推移を説明する。
【0007】
初期状態として、二次電池42が満充電状態であり、この状態においては実残量と理論残量の間には誤差が無いものと仮定する。二次電池42からシステム負荷43に給電を開始すると、放電電流を積算して初期の電池残量より減算することで現時点の残量を理論的に求める(これを理論残量とする)。しかしながら、二次電池の放電特性に個体差があることや放電電流の検出回路で生じる誤差により理論残量と実残量の間に差異が生じる。理論残量が実残量より少なく計算される場合を図5(a)に、また理論残量が実残量より多く計算される場合を図5(b)に示す。
【0008】
図5(a)の場合は、常に理論残量が実残量よりも小さい値を示すために、放電が進み理論残量がゼロになった時点でも実残量は残っているため完全に放電しないままに充電する。このような充放電サイクルを繰り返す毎に理論残量と実残量の差が拡大していくため、放電時において理論残量がなくなったと判断された時点では、実際には二次電池に残量があっても機器の動作を停止してしまうため、本来の電池の能力に比べて駆動時間が短くなってしまう。
【0009】
また図5(b)の場合は、常に理論残量が実残量よりも大きい値を示すために、充電に際しては二次電池を100%充電する前に理論残量が100%になったと判断し充電を打ち切ってしまったり、理論残量が残っているにもかかわらず残量がなくなってしまい動作が停止してしまうなどの問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来の二次電池を備える装置においては、ACアダプタと二次電池の両方が接続された状態では、ACアダプタより優先的に機器が動作する電力を給電していた。また、二次電池の理論残量に基づいて満充電の電力量を決めていたため、理論残量と実残量の差が生じていると理論的には満充電しているにもかかわらず100%充電に至らないとか、あるいは理論残量が残っているにも関わらず残量がなくなり機器が突然停止するなどの問題が生じていた。これを防ぐために一旦ACアダプタを外して、二次電池の残量が0%になるまでシステムを動作させてから、再びACアダプタを接続して二次電池残量が100%になるまで充電して残量学習(理論残量と実残量の補正をすること)をさせていた。従来の場合、100%から0%の二次電池放電を行っていることを使用者自身が記憶していなければならず、放電の途中でACアダプタを接続した場合には残量途中のまま二次電池が再充電されてしまうために、正確な二次電池残量学習を行うことは困難だった。
【0011】
本発明はこの点に鑑み、使用者がシステム動作状態においてコマンド実行を行うことで、ACアダプタを装着したまま、二次電池からの100%放電を行った後、自動的にACアダプタから充電することで、使用者が機器を使用したままで、残量を意識することなく二次電池の残量学習をすることが可能となる。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、ACアダプタからの給電と二次電池からの給電を選択する給電切替手段を設け、二次電池から優先的に電力を供給して二次電池の出力が規定の値を下回り残量が空になった時点でACアダプタからの給電に切り替えると共に、二次電池への充電を開始するように制御するものである。
【0013】
これにより、使用者が残量学習を開始するコマンドを実行するだけで、ACアダプタを装着したまま二次電池の正確な残量学習を行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、
商用電源より電子機器に動作させるためのDC電圧に変換して電力を供給するACアダプタと、
前記電子機器本体内に内蔵して主に携帯時に前記電子機器に電力を供給する二次電池と、
前記ACアダプタが供給する電力のうち前記電子機器で使用した残りの電力を用いて前記二次電池を充電する充電制御手段と、
前記ACアダプタが接続されて、かつ前記電子機器が動作していることを検知するACアダプタ検知手段と、
前記二次電池の出力電圧と温度をモニタして前記二次電池の完全放電を検知する二次電池検知手段と、
前記ACアダプタ検知手段と前記二次電池検知手段の検知結果と、残量学習を行なうかどうかの指示に基づき前記電子機器に対して前記ACアダプタから電力を供給するか前記二次電池から電力を供給するのかを選択的に切り替えるための給電切替手段と、
前記ACアダプタは前記電子機器に接続されて電力供給可能な状態である状態であっても、
[1]前記ACアダプタは前記電子機器にも前記充電制御手段にも電力を供給せず待機状態とする
[2]前記二次電池検知手段の出力電圧だけを検知し、電池残量がなくなるまで前記二次電池より前記電子機器へ電力を供給する
[3]前記二次電池検知手段が電池残量のなくなったことを検知すると、前記給電切替手段によって前記ACアダプタより前記電子機器へ電力を供給するように切替えると共に、前記充電制御手段に対して二次電池に充電を開始する
手順により制御する前記残量学習を使用者の起動によりシステム動作状態においてコマンド実行する給電制御手段と
を備えることを特徴とする二次電池制御回路であり、ACアダプタを接続した状態で二次電池の残量学習を自動的に行えるという作用を有する。
【0015】
本発明の請求項2に記載の発明は、
商用電源より電子機器に動作させるためのDC電圧に変換して電力を供給するACアダプタと、
前記電子機器本体内に内蔵して主に携帯時に前記電子機器に電力を供給する複数個の二次電池と、
前記ACアダプタ(11)が供給する電力のうち前記電子機器で使用した残りの電力を用いて複数個の前記二次電池を充電する充電制御手段と、
前記ACアダプタが接続されて、かつ前記電子機器が動作していることを検知するACアダプタ検知手段と、
前記複数個の二次電池の個々の出力電圧と温度をモニタして前記複数個の二次電池個々の完全放電を検知する二次電池検知手段と、
前記ACアダプタ検知手段と前記二次電池検知手段個々の検知結果と、残量学習を行なうかどうかの指示に基づき前記電子機器に対して前記ACアダプタから電力を供給するか前記複数個の二次電池から電力を供給するのかを選択的に切り替えるための給電切替手段と、
前記ACアダプタは前記電子機器に接続されて電力供給可能な状態である状態であっても、
[1]前記ACアダプタは前記電子機器にも前記充電制御手段にも電力を供給せず待機状態とする
[2]前記二次電池検知手段個々の出力電圧だけを検知し、電池残量がなくなるまで前記複数個の二次電池より順次電力を前記電子機器に供給する
[3]複数個の前記二次電池検知手段全てが電池残量のなくなったことを検知すると、前記給電切替手段によって前記ACアダプタより前記電子機器へ電力を供給するように切替えると共に、前記充電制御手段に対して二次電池に充電を開始する
手順により制御する前記残量学習を使用者の起動によりシステム動作状態においてコマンド実行する給電制御手段と
を備えることを特徴とする二次電池制御回路であり、ACアダプタを接続した状態で複数の二次電池の残量学習を自動的に行えるという作用を有する。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における二次電池制御回路の構成図である。11はACアダプタであり商用電源から電子機器を動作させるためのDC電圧に変換して電力を供給する。12は二次電池であり電子機器に内蔵され主に携帯して使う際に電子機器が動作するための電力を供給する。13はシステム負荷でありパーソナルコンピュータなどの電子機器そのものである。14は充電制御手段でありACアダプタ11が供給する電力のうちシステム負荷13で使用した残りの電力を用いて二次電池12を充電する。18は二次電池検知手段であり二次電池の電圧と温度より完全放電したかどうかを検知する。17はACアダプタ検知手段でありACアダプタ11が接続されていてかつ動作状態にあり電力が供給できることを検知する。ACアダプタ検知手段17と二次電池検知手段18の結果と残量学習を行なうかどうかの指示に基づき給電切替手段15にシステム負荷13に対してACアダプタ11から給電するか二次電池12から給電するのかを指示する。
【0017】
図2は本発明の実施形態1における二次電池容量の理論残量と実残量の時間推移を示すグラフであり、横軸に時間を縦軸に残量を示す。(a)は理論残量が実残量より小さい場合の残量の推移を示し、(b)は理論残量が実残量より大きい場合の残量の推移を示す。
【0018】
図1から図2を用いて、本発明の実施の形態1における二次電池の充放電制御動作を説明する。初期状態においては100%充電されていて、理論残量と実残量は一致しているものとする。
【0019】
先ず、理論残量が実残量より小さい場合について説明する。最初はACアダプタ11が接続されていない状態で二次電池12よりシステム負荷13に電力を供給する。ACアダプタ検知手段17はACアダプタ11が電力を供給できる状態には無いことを給電制御手段16に出力し、二次電池検知手段18は二次電池12が満充電であるために電力供給可能な状態であることを給電制御手段16に出力する。給電制御手段16はこの結果より給電切替手段15を操作して二次電池12よりシステム負荷13に電力を供給する。この状態である放電21の期間では実残量を実線で理論残量を破線で示した通りに残量が減少し、図2(a)に示す通り実残量と理論残量に差異が生じる。
【0020】
時刻t21の時点でACアダプタ11を動作させると、ACアダプタ検知手段17は電力供給が可能になったことを給電制御手段16に出力し、給電切替手段15を切替えてACアダプタ11よりシステム負荷13に電力を供給する(充電21)。この期間は充電により電池の残量は増えるものの実残量と理論残量の差異は縮まらないためt22時点でも残量の差異が生じたままになる。
【0021】
t22の時点において残量学習のコマンドを実行すると、給電制御手段16は給電切替手段15に対して二次電池12より電力を供給するように指示する(放電22)。ACアダプタ11は電力供給可能な状態であるが、システム負荷13にも充電制御手段14にも電力を供給せず待機状態となる。放電22の状態においては二次電池12の残量の減算を行なわずに二次電池検知手段18の出力だけを検知し、電池残量がなくなるまで二次電池12より電力を供給する。t23の時点において理論残量はゼロになるが、二次電池12には残量が残っているため二次電池検知手段18は二次電池12の残量がなくなる時点であるt24まで二次電池12より電力を供給する。
【0022】
二次電池検知手段18が残量のなくなったことを検知すると給電制御手段16は給電切替手段15にACアダプタ11より電力を供給するように切替えると共に充電制御手段14に対して二次電池12に充電を行なうように制御する。t24の時点では理論残量も実残量もゼロとなり不一致が解消され充電22期間により充電が行われた後は理論残量も実残量も満充電となる。
【0023】
次に、実残量が理論残量より小さい場合について説明する。上記説明と同様にACアダプタ11が接続されていない状態で二次電池12よりシステム負荷13に電力を供給する。この状態である放電31の期間では実残量を実線で理論残量を破線で示した通りに残量が減少し、図2(b)に示す通り実残量と理論残量に差異が生じる。
【0024】
時刻t31の時点でACアダプタ11を動作させると、ACアダプタ11よりシステム負荷13に電力を供給する(充電31)。この期間は充電により電池の残量は増えるものの実残量と理論残量の差異は縮まらないためt32時点でも残量の差異が生じたままになる。
【0025】
t32の時点において残量学習のコマンドを実行すると、給電制御手段16は給電切替手段15に対して二次電池12より電力を供給するように指示する(放電32)。ACアダプタ11は電力供給可能な状態であるが、システム負荷13にも充電制御手段14にも電力を供給せず待機状態となる。放電32の状態においては二次電池12の残量の減算を行なわずに二次電池検知手段18の出力だけを検知し、電池残量がなくなるまで二次電池12より電力を供給する。t33の時点において理論残量は残っているものの、二次電池検知手段18は二次電池12の残量がなくなったことを検知する。
【0026】
二次電池検知手段18が残量のなくなったことを検知すると給電制御手段16は給電切替手段15にACアダプタ11より電力を供給するように切替えると共に充電制御手段14に対して二次電池12に充電を行なうように制御する。t33の時点では理論残量も実残量もゼロとなり不一致が解消され充電32期間により充電が行われた後は理論残量も実残量も満充電となる。
【0027】
以上説明したように、本実施の形態1によれば、使用者はシステムを動作させたままの状態で、残量学習のコマンドを入力するだけで、二次電池の完全放電と満充電が自動的に行われるため、正確な残量を得ることができる。
【0028】
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における二次電池制御回路の構成図である。11はACアダプタであり商用電源から電子機器を動作させるためのDC電圧に変換して電力を供給する。22および32は二次電池であり電子機器に内蔵され主に携帯して使う際に電子機器が動作するための電力を供給する。13はシステム負荷でありパーソナルコンピュータなどの電子機器そのものである。24は充電制御手段でありACアダプタ11が供給する電力のうちシステム負荷13で使用した残りの電力を用いて二次電池22および32を充電する。28は二次電池1の検知手段であり二次電池1の電圧と温度より完全放電したかどうかを、38は二次電池2の検知手段であり二次電池2の電圧と温度より完全放電したかどうかを検知する。17はACアダプタ検知手段でありACアダプタ11が接続されていてかつ動作状態にあり電力が供給できることを検知する。ACアダプタ検知手段17と二次電池検知手段28および38の結果と残量学習を行なうかどうかの指示に基づき給電切替手段25にシステム負荷13に対してACアダプタ11から給電するか二次電池1あるいは二次電池2から給電するのかを指示する。
【0029】
基本的な動作は実施の形態1と同様であるので、残量学習について述べる。残量学習のコマンドを実行すると、給電制御手段26は給電切替手段25に対して二次電池1より電力を供給するように指示する。ACアダプタ11は電力供給可能な状態であるが、システム負荷13にも充電制御手段24にも電力を供給せず待機状態となる。この状態においては二次電池1の残量を減算せずに二次電池検知手段28の出力だけを検知し、電池残量がなくなるまで二次電池1より電力を供給する。二次電池検知手段28が二次電池1の残量がなくなったことを検出すると、給電制御手段26は給電切替手段25に二次電池2よりシステム負荷13に給電するように指示する。この時点では二次電池1の実残量・理論残量ともゼロになっているので、充電制御手段24より充電を行なう。
【0030】
次に、二次電池2の残量がゼロにまるまで二次電池2よりシステム負荷13に電力を供給する。二次電池検知手段38が残量のなくなったことを検知すると、給電制御手段26は給電切替手段25にACアダプタ11より電力を供給するように切替えると共に充電制御手段24に対して二次電池2に充電を行なうように制御する。二次電池2は理論残量も実残量もゼロとなり不一致が解消されているので、引き続き充電が行われた後は理論残量も実残量も満充電となる。
【0031】
以上説明したように、本実施の形態2によれば、使用者はシステムを動作させたままの状態で、残量学習のコマンドを入力するだけで、複数の二次電池を有する電子機器においても全ての二次電池の完全放電と満充電が自動的に行われるため、正確な残量を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、使用者は残量学習のコマンドを入力するだけで、ACアダプタを装着したまま、自動的に二次電池の理論残量と実残量を一致させることが可能になり、充放電サイクルを繰り返すことにより実残量と残量表示による差異が蓄積して二次電池による駆動時間が短くなることを防ぐという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による二次電池制御回路の構成図
【図2】本発明の一実施の形態による残量表示の時間推移の状態を示したグラフ
(a)理論残量が実残量より小さい場合を示したグラフ
(b)理論残量が実残量より大きい場合を示したグラフ
【図3】本発明の一実施の形態による二次電池制御回路の構成図
【図4】従来例の二次電池制御回路の構成図
【図5】従来例による残量表示の時間推移の状態を示したグラフ
(a)理論残量が実残量より小さい場合を示したグラフ
(b)理論残量が実残量より大きい場合を示したグラフ
【符号の説明】
11 ACアダプタ
12 二次電池
13 システム負荷
14 充電制御手段
15 給電切替手段
16 給電制御手段
17 ACアダプタ検知手段
18 二次電池検知手段
22 二次電池1
24 充電制御手段
25 給電切替手段
26 給電制御手段
28 二次電池検知手段1
32 二次電池2
38 二次電池検知手段2
41 ACアダプタ
42 二次電池
43 システム負荷
44 充電制御手段
45 給電切替手段
46 給電制御手段
47 ACアダプタ検知手段

Claims (2)

  1. 商用電源より電子機器に動作させるためのDC電圧に変換して電力を供給するACアダプタと、
    前記電子機器本体内に内蔵して主に携帯時に前記電子機器に電力を供給する二次電池と、
    前記ACアダプタが供給する電力のうち前記電子機器で使用した残りの電力を用いて前記二次電池を充電する充電制御手段と、
    前記ACアダプタが接続されて、かつ前記電子機器が動作していることを検知するACアダプタ検知手段と、
    前記二次電池の出力電圧と温度をモニタして前記二次電池の完全放電を検知する二次電池検知手段と、
    前記ACアダプタ検知手段と前記二次電池検知手段の検知結果と、残量学習を行なうかどうかの指示に基づき前記電子機器に対して前記ACアダプタから電力を供給するか前記二次電池から電力を供給するのかを選択的に切り替えるための給電切替手段
    前記ACアダプタは前記電子機器に接続されて電力供給可能な状態である状態であっても、
    [1]前記ACアダプタは前記電子機器にも前記充電制御手段にも電力を供給せず待機状態とする
    [2]前記二次電池検知手段の出力電圧だけを検知し、電池残量がなくなるまで前記二次電池より前記電子機器へ電力を供給する
    [3]前記二次電池検知手段が電池残量のなくなったことを検知すると、前記給電切替手段によって前記ACアダプタより前記電子機器へ電力を供給するように切替えると共に、前記充電制御手段に対して二次電池に充電を開始する
    手順により制御する前記残量学習を使用者の起動によりシステム動作状態においてコマンド実行する給電制御手段と
    を備えることを特徴とする二次電池制御回路。
  2. 商用電源より電子機器に動作させるためのDC電圧に変換して電力を供給するACアダプタと、
    前記電子機器本体内に内蔵して主に携帯時に前記電子機器に電力を供給する複数個の二次電池と、
    前記ACアダプタ(11)が供給する電力のうち前記電子機器で使用した残りの電力を用いて複数個の前記二次電池を充電する充電制御手段と、
    前記ACアダプタが接続されて、かつ前記電子機器が動作していることを検知するACアダプタ検知手段と、
    前記複数個の二次電池の個々の出力電圧と温度をモニタして前記複数個の二次電池個々の完全放電を検知する二次電池検知手段と、
    前記ACアダプタ検知手段と前記二次電池検知手段個々の検知結果と、残量学習を行なうかどうかの指示に基づき前記電子機器に対して前記ACアダプタから電力を供給するか前記複数個の二次電池から電力を供給するのかを選択的に切り替えるための給電切替手段
    前記ACアダプタは前記電子機器に接続されて電力供給可能な状態である状態であっても、
    [1]前記ACアダプタは前記電子機器にも前記充電制御手段にも電力を供給せず待機状態とする
    [2]前記二次電池検知手段個々の出力電圧だけを検知し、電池残量がなくなるまで前記複数個の二次電池より順次電力を前記電子機器に供給する
    [3]複数個の前記二次電池検知手段全てが電池残量のなくなったことを検知すると、前記給電切替手段によって前記ACアダプタより前記電子機器へ電力を供給するように切替えると共に、前記充電制御手段に対して二次電池に充電を開始する
    手順により制御する前記残量学習を使用者の起動によりシステム動作状態においてコマンド実行する給電制御手段と
    を備えることを特徴とする二次電池制御回路。
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