JP4022433B2 - 断熱パネルの構造及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば大型の冷凍・冷蔵庫における外壁や間仕切り壁等として使用される断熱パネルの構造及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の一般的な断熱パネルは、図6に示すように、表裏両面に対向配置された鋼板等の金属製面材1,1間に発泡ウレタン等の発泡性樹脂芯材2が発泡成形されてなる。この断熱パネル3の一端部には、当該断熱パネル3と同一形状の隣接断熱パネルの他端部に形成された雄型接合部4を差込み接合可能な雌型接合部5が形成されている。この雌型接合部5におけるパネル厚さ方向で対向する両側壁部5a,5aは、上記表裏両面材1,1の端部分1a,1aを内外二重で対向する板部分同士が互いに平行となるように折曲げ加工するとともに、その折曲げ先端部分1b,1bをさらにL形に曲げ加工することにより、二重折曲げ箇所の対向板部分間に狭い空洞1c,1cを形成して構成されている。
【0003】
上記のごとき構成の断熱パネル3において、雌型接合部5を構成するパネル厚さ方向の両側壁部5a,5aに形成される空洞1c,1cをそのままにしておくと、断熱パネル同士を順次接合して断熱壁を組立施工した場合、パネル接合部の断熱性能が他の部分の断熱性能よりも悪いために、その接合部で結露等の不具合を発生することになる。
【0004】
かかる不具合の発生を解消する手段として、従来一般には、断熱パネル3を接合して断熱壁を組立施工する現場で、空洞1c,1cが形成されている雌型接合部5の両側壁部5a,5aの外面にウレタン等の発泡性樹脂を吹き付けて接合部の断熱性能を補強することが行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来一般の断熱性能補強手段の場合は、ウレタン等の吹き付けという手間の掛かる現場作業を別途要するだけでなく、その作業をパネル組立と併行して、あるいは、組立後に行わなければならないので、吹き付け作業そのものが非常に困難な箇所があり、上記のような不具合の解消対策としては不十分、不完全である。
【0006】
また、断熱パネル自体の製造にあたっては、表裏両面材の供給、それら面材の端部分の折曲げ加工、樹脂芯材成形のための発泡ウレタン等の発泡性樹脂原液の注入発泡といった各工程を一連のライン上で連続的に行なう連続ライン製造方式が採用されており、この連続製造ライン上での樹脂原液の注入発泡時に両側壁部の空洞にも樹脂原液の一部を注入し発泡させて空洞を芯材と同一の樹脂材料で充填させることは可能であるが、非常に狭い空洞に十分な量の樹脂原液を注入させて先端まで隙間なく発泡性樹脂材料を充填させるには高密度の発泡が必要となるため、パネルの中央部でのエアーのかみ込み等で断熱性能が低下するといった不都合を発生しやすく、また、高密度発泡が必要条件となり、製品(断熱パネル)コストが上昇するという技術的難点がある。
【0007】
本発明は上記諸実情に鑑みてなされたもので、パネル組立施工現場での別作業を要することなく、狭い空洞を隙間なく断熱材で充填して結露等の不具合及び芯材による断熱性能の低下という不都合の発生を確実に防止でき、しかも、性能、品質の安定した断熱パネルを、既存の連続製造ラインの有効利用により生産性よく、かつ、低コストに製造することができる断熱パネルの構造及びその製造方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の本発明に係る断熱パネルの構造は、表裏両面に対向配置された金属製面材間に発泡性樹脂芯材が発泡成形されてなる断熱パネルの少なくとも一端部に、隣接する断熱パネル端部に形成された雄型接合部を差込み接合可能な雌型接合部が形成され、この雌型接合部におけるパネル厚さ方向の両側壁部は、上記表裏両面材の端部分をそれぞれ内外二重で対向する板部分が互いに平行となるように折曲げ加工することにより対向板部分間に空洞を形成して構成されている断熱パネルの構造であって、
上記雌型接合部を構成するパネル厚さ方向両側壁部の空洞内には、発泡性樹脂芯材と同等な断熱性を有する材料からなり、空洞形状に対応して予め成形されている樹脂成形板が上記両側壁部の連設方向に亘って屈折部を空洞の奥側に向けた二重の折り返し状態で挿入充填されており、かつ、二重の折り返し部分が互いに密着した状態で空洞を充填していることを特徴とするものである。
【0009】
上記構成を有する請求項1の本発明によれば、雌型接合部における両側壁部内部に形成される空洞内に、パネル中央部の樹脂芯材と同等な断熱性を有し、予め空洞形状に対応する形状に成形されている樹脂成形板を挿入し充填することにより、パネルの組立施工現場でウレタン等を吹き付けるといった別作業を要することなく、狭い空洞を断熱材(樹脂成形板)で隙間なく確実に充填してパネル接合部を他の部分と同等な断熱性能に補強し、断熱壁として使用する際、結露等の不具合の発生を防止することが可能である。また、パネル中央部の発泡性樹脂芯材とは別の樹脂成形板を空洞に挿入し充填させるので、発泡性樹脂芯材の発泡条件はパネル端部の空洞への充填に囚われることなく、低密度の発泡が可能となり、エアーのかみ込み等に起因する断熱性能の低下という不都合がないとともに、コストの低減も図りやすい。また、上記樹脂成形板を、屈折部が空洞の奥側に向く二重の折り返し状態で空洞内に挿入充填するとともに、二重の折り返し部分が互いに密着した状態で空洞を充填することによって、一枚ものの樹脂成形板を挿入する場合に比べて、空洞内に隙間を生じることなく、狭くて特異な形状の空洞を樹脂成形板で確実に充填させて雌型接合部の断熱性能及びパネル全体の品質を一層向上することができる。
【0010】
また、上記と同様の目的を達成するために、請求項3の本発明に係る断熱パネルの製造方法は、表裏両面に対向配置された金属製面材間に発泡性樹脂芯材が発泡成形されてなる断熱パネルの少なくとも一端部に、隣接する断熱パネル端部に形成された雄型接合部を差込み接合可能な雌型接合部が形成され、この雌型接合部におけるパネル厚さ方向の両側壁部は、上記表裏両面材の端部分をそれぞれ内外二重で対向する板部分同士が互いに平行となるように折曲げ加工することにより、対向板部分間に空洞を形成して構成されている断熱パネルの製造方法であって、
上記表裏両面材の端部分を最終形状に折曲げ加工する前で内外二重の対向板部分同士が拡開された状態の上記空洞形成相当箇所に、発泡性樹脂芯材と同等な断熱性を有する材料からなり、空洞形状に対応して予め成形されている樹脂成形板を、上記両側壁部の連設方向に亘って屈折部が空洞の奥側に向く二重の折り返し状態となるように挿入した後、表裏両面材の端部分を内外対向板部分が互いに平行となるよう最終形状に折曲げ加工して挿入樹脂成形板の二重の折り返し部分が互いに密着した状態となるように空洞に充填させ、続いて、表裏両面材間に発泡性樹脂原液を注入し発泡して樹脂芯材を成形することを特徴とするものである。
【0011】
上記のような工程を有する請求項3の本発明によれば、雌型接合部における両側壁部を構成するために表裏両面材の端部分を内外二重の対向する板部分同士が互いに平行となるような最終形状に折曲げ加工する前で対向板部分同士が拡開された状態で空洞形成相当箇所に樹脂成形板を挿入した上、端部分を最終形状に折曲げ加工するものであるから、最終的には非常に狭く形成される空洞の所定箇所に樹脂成形板を容易かつ正確に挿入することが可能であるとともに、その挿入後における表裏両面材端部分の最終形状への折曲げ加工に伴い樹脂成形板を狭い空洞内に隙間なく充填させることが可能である。したがって、既存の連続製造ラインの一部に樹脂成形板の挿入工程を付加する程度の簡単なライン改良を施すのみで、請求項1の発明と同様に、接合部の断熱性能に優れ、かつ、品質の安定した断熱パネルを連続ラインを用いて生産性よく、かつ、低コストに製造することができる。また、上記樹脂成形板を、屈折部が空洞の奥側に向く二重の折り返し状態となるように挿入するとともに、二重の折り返し部分が互いに密着した状態となるように空洞に充填させることによって、一枚ものの樹脂成形板を挿入する場合に比べて、空洞内に隙間を生じることなく、狭くて特異な形状の空洞を樹脂成形板で確実に充填させて雌型接合部の断熱性能及びパネル全体の品質を一層向上することができる。
【0012】
上記構成及び工程を有する本発明に係る断熱パネルの構造及びその製造方法において、請求項2及び請求項4に記載のように、上記発泡性樹脂芯材として硬質ウレタンフォームを用い、かつ、上記樹脂成形板として電子線架橋高発泡ポリエチレンを用いることによって、パネル全域の断熱性能は良好に確保しつつ、特に雌型接合部の両側壁部内部に形成される空洞内を独立気泡で非浸水性の成形板で充填させて結露等の不具合の発生を確実に回避することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は本発明に係る断熱パネルの一部を省略した縦断面図であり、該断熱パネル3の一端部には、これと同一形状の隣接断熱パネルの他端部に形成された雄型接合部4を差込み接合可能な雌型接合部5が形成されている。この雌型接合部5におけるパネル厚さ方向で対向する両側壁部5a,5aは、発泡ウレタン等の発泡性樹脂芯材2の表裏両面に配置されている鋼板等の金属製面材1,1の端部分1a,1aをそれぞれ内外二重で対向する板部分1d,1d…同士が互いに平行となるように折曲げ加工してそれら対向板部分1d,1d…間に先端に丸みを有する狭い空洞1c,1cを形成し、かつ、その折曲げ先端部分1b,1bをさらにL形に折曲げ加工して構成されている。
【0015】
上記構成の断熱パネル3において、一端部の雌型接合部5を構成する両側壁部5a,5a(以下の説明では一方の側壁部側の構造についてのみ記述するが、他方の側壁部側も全く同様の構造である)の内外二重の折曲げ対向板部分1d,1d間に形成された空洞1c内には、図2に明示するように、電子線架橋発泡ポリエチチレン(PEF)からなり、空洞形状に対応して予め成形されている樹脂成形板6が二重の折り返し状態で挿入されており、この樹脂成形板6は面材1の端部分1aの最終形状への折曲げ加工に伴い二重の折り返し部分が密着した状態に固定されて空洞1cを充填している。
【0016】
上記図1及び図2に示すような構造の断熱パネル3は図示省略したラインコンベア上に載置されて一方向に搬送されながら次のような各工程を経て連続ライン製造されるものである。
即ち、上記金属製面材1の端部分1aを最終形状に折曲げ加工する前に、その端部分1aは、図3に明示するように、内外二重の対向板部分1d,1d同士が約30度位の交差角度θに拡開された状態に一次曲げ加工される(第1工程)。
【0017】
次に、一次曲げ加工されて拡開状態にある空洞形成相当箇所の略三角形状の空間部1eに、図4に明示するように、上記したPEF製樹脂成形板6が二重の折り返し状態で挿入される(第2工程)。
【0018】
しかる後、金属製面材1の端部分1aは、図5に明示するように、連続ライン搬送方向Yの下流側ほど漸次交差角度θが小さくように構成されているガイド金物7内を通過移動されて強制的に最終形状に折曲げ加工され、この最終折曲げ加工及びそれに続く押えローラー(図示省略)の押圧に伴い樹脂成形板6は二重の折り返し部分が密着した状態に固定されて図2に示すような形状で空洞1cを隙間なく充填する(第3工程)。
【0019】
その後、表裏両面の金属製面材1,1間にウレタン原液等の発泡性樹脂原液が注入し発泡されてパネル中央部の樹脂芯材2が成形され(第4工程)、図1及び図2に示すような構造の断熱パネル3が製造される。
【0020】
上記のように製造された断熱パネル3においては、雌型接合部5におけるパネル厚さ方向の対向両側壁部5a,5aに形成される狭くて特異な形状を持つ空洞1c,1cがPEF製樹脂成形板6で充填されているので、パネルの組立施工現場でウレタン等を吹き付けるといった断熱補強のための別作業が不要でありながら、パネル接合部に結露等の不具合を発生することがなく、断熱壁全体の断熱性能を良好に確保することが可能である。
【0021】
また、パネル中央部の発泡性樹脂芯材2とは別の樹脂成形板6を空洞1cに挿入充填させるので、発泡性樹脂芯材2の発泡条件を空洞1cへの充填に囚われることなく決定し、低密度の発泡が可能となるため、空洞1cへの充填も考慮して高密度の発泡を行なう場合に比べて、エアーのかみ込み等に起因して芯材2の断熱性能が低下するという不都合も解消することができ、かつ、コストの低減も図りやすい。
【0022】
加えて、上述したような製造工程を採用することによって、既存の連続製造ラインの一部に簡単な改良を施すのみで、接合部の断熱性能に優れ、かつ、品質の安定した断熱パネルの製造に連続ライン製造方式を導入することが可能となり、生産性の向上及び製造コストの低減を図ることができる。
【0023】
なお、上記実施の形態では、PEF製の樹脂成形板6を用いたが、ポリスチレン等の樹脂成形板を用いてもよい。また、上記実施の形態で述べたように、樹脂成形板6を、二重の折り返し状態で用いるのが空洞1cを隙間のないように充填できて最も有効である。
【0024】
【発明の効果】
以上要するに、本発明によれば、雌型接合部における両側壁部内部に形成される空洞内に断熱性に優れた樹脂成形板を挿入し充填することにより、パネル組立施工現場でのウレタン吹き付け等の別作業を要することなく、狭い空洞を隙間なく断熱材で充填して結露等の不具合の発生を防止できるとともに、芯材の低密度発泡を可能にしてエアーのかみ込み等に起因する断熱性能の低下という不都合の発生も確実に防止できる。しかも、既存の連続製造ラインの一部を改良するだけで、接合部の断熱性能及び品質の安定した断熱パネルを連続ライン製造方式を用いて生産性よく、かつ、低コストに製造することができるという効果を奏する。また、樹脂成形板を、屈折部が空洞の奥側に向く二重の折り返し状態で空洞内に挿入充填するとともに、二重の折り返し部分が互いに密着した状態で空洞を充填することによって、空洞内に隙間を生じることなく、狭くて特異な形状の空洞を樹脂成形板で確実に充填させて雌型接合部の断熱性能及びパネル全体の品質を一層向上することができる。
【0025】
特に、請求項2及び4に記載のように、発泡性樹脂芯材として硬質ウレタンフォームを用い、かつ、上記樹脂成形板として電子線架橋高発泡ポリエチレンを用いることによって、パネル全域の断熱性能を良好に確保しつつ、特に雌型接合部の両側壁部内部に形成される空洞内を独立気泡で非浸水性の成形板で充填させて結露等の不具合の発生をより確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る断熱パネルの構造で一部を省略した全体縦断面図である。
【図2】 同上断熱パネルの要部で、図1の点線で囲んだ部分の拡大斜視図である。
【図3】 同上部分を一次曲げ加工した状態を示す要部の拡大縦断面図である。
【図4】 同上一次曲げ加工した箇所に樹脂成形板を挿入した状態を示す要部の拡大縦断面図である。
【図5】 同上要部の最終曲げ加工に用いるガイド金物を示す拡大斜視図である。
【図6】 一般的な断熱パネルの構造で一部を省略した全体縦断面図である。
【符号の説明】
1 金属製面材
1a 端部分
1c 空洞
1d 対向板部分
2 樹脂芯材
3 断熱パネル
5 雌型接合部
5a 側壁部
6 樹脂成形板
Claims (4)
- 表裏両面に対向配置された金属製面材間に発泡性樹脂芯材が発泡成形されてなる断熱パネルの少なくとも一端部に、隣接する断熱パネル端部に形成された雄型接合部を差込み接合可能な雌型接合部が形成され、この雌型接合部におけるパネル厚さ方向の両側壁部は、上記表裏両面材の端部分をそれぞれ内外二重で対向する板部分が互いに平行となるように折曲げ加工することにより対向板部分間に空洞を形成して構成されている断熱パネルの構造であって、
上記雌型接合部を構成するパネル厚さ方向両側壁部の空洞内には、発泡性樹脂芯材と同等な断熱性を有する材料からなり、空洞形状に対応して予め成形されている樹脂成形板が上記両側壁部の連設方向に亘って屈折部を空洞の奥側に向けた二重の折り返し状態で挿入充填されており、かつ、二重の折り返し部分が互いに密着した状態で空洞を充填していることを特徴とする断熱パネルの構造。 - 上記発泡性樹脂芯材が硬質ウレタンフォームであり、かつ、上記樹脂成形板が電子線架橋高発泡ポリエチレンである請求項1に記載の断熱パネルの構造。
- 表裏両面に対向配置された金属製面材間に発泡性樹脂芯材が発泡成形されてなる断熱パネルの少なくとも一端部に、隣接する断熱パネル端部に形成された雄型接合部を差込み接合可能な雌型接合部が形成され、この雌型接合部におけるパネル厚さ方向の両側壁部は、上記表裏両面材の端部分をそれぞれ内外二重で対向する板部分が互いに平行となるように折曲げ加工することにより対向板部分間に空洞を形成して構成されている断熱パネルの製造方法であって、
上記表裏両面材の端部分を最終形状に折曲げ加工する前で内外二重の対向板部分が拡開された状態の上記空洞形成相当箇所に、発泡性樹脂芯材と同等な断熱性を有する材料からなり、空洞形状に対応して予め成形されている樹脂成形板を、上記両側壁部の連設方向に亘って屈折部が空洞の奥側に向く二重の折り返し状態となるように挿入した後、表裏両面材の端部分を内外対向板部分が互いに平行となるよう最終形状に折曲げ加工して挿入樹脂成形板の二重の折り返し部分が互いに密着した状態となるように空洞に充填させ、
続いて、表裏両面材間に発泡性樹脂原液を注入し発泡して樹脂芯材を成形することを特徴とする断熱パネルの製造方法。 - 上記発泡性樹脂芯材が硬質ウレタンフォームであり、かつ、上記樹脂成形板が電子線架橋高発泡ポリエチレンである請求項3に記載の断熱パネルの製造方法。
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