JP4021820B2 - 車体の前部構造 - Google Patents

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本発明は、フロントバンパに障害物が当たったときに障害物にかかる衝撃を和らげることがができる車体の前部構造に関するものである。
車体の前部構造として、左右のサイドフレームの先端に矩形のバルクヘッドを設けるもの、若しくは左右のサイドフレームの先端に矩形のフレームを設けるとともに、この矩形のフレームの中央に縦のセンタフレームを備えたバルクヘッドを設けたものなどが実用に供されている。
実用の車体の前部構造は、バルクヘッドの上下のフレームなどに適正な剛性を持たすようにすれば実用上十分であった。
このような車体の前部構造として、サイドメンバ(エプロンサイドメンバ)の先端に上下のフレーム(アッパメンバ及びロアメンバ)を渡した構成を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−203409号公報
図12は特許文献1の図15の再掲図である。ただし、符合は同特許文献1の符号を流用した。
特許文献1の車体の前部構造は、車体の左右にエプロンサイドメンバ26,26を配置し、これらのエプロンサイドメンバ26,26の上部先端にロアメンバ(不図示)を渡し、エプロンサイドメンバ26,26の下部先端にクロスメンバ24を渡し、このクロスメンバ24にブレース38を取付け、このブレース38の前面にバンパ25を配置するものである。
しかし、特許文献1の車体の前部構造では、例えば、障害物がバンパ25に当たった場合に車体後方にバンパ25は移動し、このバンパ25はブレース38に達し、これらのバンパ25及びブレース38で障害物を受けることになり、断面視でブレース38はU字状にクロスメンバ24に取付いているために、剛性が高く障害物に大きな衝撃を与えるという問題があった。
すなわち、障害物がフロントバンパに当たったときに、障害物にかかる衝撃を低減する
ことができる車体の前部構造が望まれる。
本発明は、障害物がフロントバンパに当たったときに、障害物に大きな衝撃がかかる点を解決し、障害物にかかる衝撃を低減することのできる車体の前部構造を提供することを課題とする。
請求項1の車体の前部構造に係る発明は、左右のサイドフレームの先端にバンパビームを渡すとともに、左右のサイドフレームの先端近くにそれぞれ左・右縦フレームを取付け、これらの左・右縦フレームの上端同士にアッパクロスメンバを渡し、左・右縦フレームの下端同士にロアクロスメンバを渡した車体において、ロアクロスメンバ上にクロスメンバ補強材を付設し、このクロスメンバ補強材は、略平板をプレス成形されるとともにその先端をフロントバンパ近傍まで前方へ延出し、且つ後方へ容易に変形するように、先端を上方又は下方に湾曲させたことを特徴とする。
例えば、障害物がフロントバンパに当たったときに、フロントバンパで衝撃を吸収できるようにすれば、障害物にかかる衝撃を低減させることができるので好ましいことである。
そこで、ロアクロスメンバ上にクロスメンバ補強材を付設し、このクロスメンバ補強材を略平板でプレス形成するとともにその先端をフロントバンパ近傍まで前方へ延出し、且つ後方へ容易に変形するように、先端を上方又は下方に湾曲させた。
すなわち、ロアクロスメンバ上にクロスメンバ補強材を付設し、このクロスメンバ補強材を略平板でプレス形成するとともにその先端をフロントバンパ近傍まで前方へ延出することで、例えば、障害物がフロントバンパに当たったときに、障害物にかかる衝撃を低減することできる。
クロスメンバ補強材の先端を、後方へ容易に変形するように、上方又は下方に湾曲させることで、クロスメンバ補強材の前方から力がかかったときにクロスメンバ補強材の変形を許容させる。
請求項1に係る発明では、ロアクロスメンバ上にクロスメンバ補強材を付設し、このクロスメンバ補強材を略平板でプレス形成するとともにその先端をフロントバンパ近傍まで前方へ延出することで、例えば、障害物がフロントバンパに当たったときに、障害物にかかる衝撃を低減することできるという利点がある。
また、クロスメンバ補強材の先端を、後方へ容易に変形するように、上方又は下方に湾曲させることで、クロスメンバ補強材の前方から力がかかったときにクロスメンバ補強材を容易に変形させることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る構造を採用した車両の斜視図であり、10は車両、11は車体、12はフロントボデー、13はフロントバンパ、14はフロントグリル、15は前照灯、16はボンネット、17はフロントフェンダ、18は前輪、19はドアミラー、21はルーフ、22は前ドア、23は後ドア、24は後輪、25はリヤバンパ、26はステアリングである。
車体の前部構造30は、後述するように、障害物がフロントバンパ13に当たったときに、フロントバンパ13で衝撃を吸収できる前部構造であり、車両のバッテリトレー支持構造50は、構造が簡単でバッテリ51の載置の他に車体剛性等の向上に貢献することができる支持構造であり、車両用ホーンの取付構造80は、構造が簡単であって車両用ホーン82の取付けに自由度があるとともに、車両用ホーン82に雪が付着することを防ぐ若しくは雨滴がかかるのを防ぐことのできる取付構造である。
図2は本発明に係る構造を採用した車両のフロントボデーの斜視図である。
フロントボデー12は、左右のサイドフレーム31,32の先端にバンパビーム33を渡すとともに、左右のサイドフレーム31,32の先端近くにそれぞれ左・右縦フレーム35,36を取付け、これらの左・右縦フレーム35,36の上端同士にアッパクロスメンバ37を渡し、左・右縦フレーム35,36の下端同士にロアクロスメンバ38を渡し、アッパ・ロアクロスメンバ37,38の左端に左のフロントホイールハウスアッパメンバ41を取付け、アッパ・ロアクロスメンバ37,38の右端に右のフロントホイールハウスアッパメンバ42を取付け、これらの左右のフロントホイールハウスアッパメンバ41,42の先端同士にアッパダッシュボード43を渡し、このアッパダッシュボード43の下部にロアダッシュボード44を取付け、左のサイドフレーム31及び左のフロントホイールハウスアッパメンバ41の間に左のダンパハウジング45を設け、右のサイドフレーム32及び右のフロントホイールハウスアッパメンバ42の間に右のダンパハウジング46を設けたものである。
なお、バルクヘッド39は、前記バンパビーム33、左・右縦フレーム35,36、アッパクロスメンバ37及びロアクロスメンバ38で構成する。
また、ロアクロスメンバ38は、ロアクロスメンバ38の上面にクロスメンバ補強材47を付設し、このクロスメンバ補強材47を略平板で形成するとともにその先端をフロントバンパ13(図1参照)近傍まで前方へ延出した。
クロスメンバ補強材47は、先端を下方に湾曲させた湾曲部48を備え、ラジエータ27(図3参照)を支持するラジエータマウント94,95と、コンデンサ28(図3参照)を支持するコンデンサマウント96,97とを一体的にプレス形成した部材である。すなわち、クロスメンバ補強材47にラジエータマウント94,95及びコンデンサマウント96,97を一体的に形成することで、部品取付け機能を集中させることができる。図中、52はバッテリトレー、53はエンジン、56はフロントサスペンション、81は車両用ホーン82を取付けるブラケットを示す。
図3は図1の3−3線断面図であり、車体の前部構造30は、左右のサイドフレーム31,32(図2参照)の先端にバンパビーム33を渡すとともに、左右のサイドフレーム31,32の先端近くにそれぞれ左・右縦フレーム35,36(図2参照)を取付け、これらの左・右縦フレーム35,36の上端同士にアッパクロスメンバ37を渡し、左・右縦フレーム35,36の下端同士にロアクロスメンバ38を渡した車体11において、ロアクロスメンバ38上にクロスメンバ補強材47を付設し、このクロスメンバ補強材47を略平板で形成するとともにその先端をフロントバンパ13近傍まで前方へ延出したものと言える。
図中、27は冷却水を冷やすラジエータ、28は冷媒を溜めるコンデンサである。
例えば、障害物がフロントバンパに当たったときに、フロントバンパで衝撃を吸収できるようにすれば、障害物にかかる衝撃を低減させることができるので好ましいことである。
すなわち、ロアクロスメンバ38上にクロスメンバ補強材47を付設し、このクロスメンバ補強材47を略平板で形成するとともにその先端をフロントバンパ13近傍まで前方へ延出することで、例えば、障害物49がフロントバンパ13に当たったときに、障害物にかかる衝撃を低減することできる。
車体の前部構造30は、クロスメンバ補強材47に湾曲部48を設け、この湾曲部48の先端を下方に湾曲させたものとも言える。
クロスメンバ補強材47の先端を下方に湾曲させることで、例えば、クロスメンバ補強材47の前方から力がかかったときにクロスメンバ補強材47の変形を容易に許容させることができる。
図4(a),(b)は本発明に係る車体の前部構造の作用説明図であり、(a)は比較例の車体の前部構造200を示し、(b)は実施例の車体の前部構造30を示す。
(a)において、車体の前部構造200は、左右のサイドフレーム201,201(手前の201は不図示)の先端にバンパビーム202を渡すとともに、左右のサイドフレーム201,201の先端近くにそれぞれ縦フレーム203,203(手前の203は不図示)を取付け、これらの縦フレーム203,203の上端同士にアッパクロスメンバ204を渡し、縦フレーム203,203の下端同士にロアクロスメンバ205を渡した車体206において、ロアクロスメンバ205上にU字状のクロスメンバ補強材207を付設したものである。208はフロントバンパを示す。
例えば、障害物209がフロントバンパ208の下部に矢印a1の如く当たったときに、フロントバンパ208は後方に移動してクロスメンバ補強材207に達する。このクロスメンバ補強材207はU字状の形状なので、一般的に剛性が高いので変形しにくい。従って、フロントバンパ208における衝撃吸収能力が乏しく、障害物209に大きな衝撃がかかる。
(b)において、車体の前部構造30は、ロアクロスメンバ38上にクロスメンバ補強材47を付設し、このクロスメンバ補強材47を略平板で形成するとともにその先端をフロントバンパ13近傍まで前方へ延出し、さらに、クロスメンバ補強材47の先端を下方に湾曲させた。従って、障害物49がフロントバンパ13の下部に矢印a2の如く当たったときに、フロントバンパ13は後方に移動してクロスメンバ補強材47に達する。クロスメンバ補強材47は後方に容易に変形することができるので、障害物49にかかる衝撃を低減することできる。
図5は本発明に係る車両のバッテリトレー支持構造の平面図であり、車両のバッテリトレー支持構造50は、車体11(図1参照)にバッテリ51を載置するバッテリトレー52と、車体11にエンジン53(図2参照)を取付けるエンジンマウント54のマウントケース55と、車体11にフロントサスペンション56(図2参照)を収納する左のダンパハウジング45と、車体11の先端上部に渡したアッパクロスメンバ37と、バッテリトレー52をマウントケース55を止めるボルト57と、ダンパハウジング45を止めるボルト58と、アッパクロスメンバ37に止めるボルト59と、から構成する。
図6は本発明に係る車両のバッテリトレー支持構造に採用したバッテリトレーの斜視図であり、バッテリトレー52は、バッテリ51を載置する本体部61と、本体部61の前面に形成した前折曲げ部62と、本体部の左右側面に形成した左・右折曲げ部63,64と、からなる。
本体部61は、エンジンマウント54(図5参照)のマウントケース55に向けて形成した凹部65と、この凹部65に形成することでボルト57を貫通させるボルト貫通孔66と、剛性を向上させる補強リブ67a〜67eと、を形成したものである。
前折曲げ部62は、アッパクロスメンバ37のトレー取付け部68にボルト締めするためのボルト貫通孔69を備える。
左折曲げ部63は、左のダンパハウジング45にボルト締めするためのボルト貫通孔71と、本体部61にバッテリ51を止めるための左のロッド係止孔72と、を備える。
右折曲げ部64は、本体部61にバッテリ51を止める右のロッド係止孔73を備える。
図7は図5の7矢視図であり、図中、74,75は左右のロッド係止孔72,73(図6参照)にそれぞれ係止する係止ロッド、76は係止ロッド74,75間に渡したバッテリ保持金具、77,78は左右の係止ロッド74,75にねじ込んだナットを示す。
車両のバッテリトレー支持構造50は、車体11(図1参照)にバッテリ51を載置するバッテリトレー52と、車体11にエンジン53(図2参照)を取付けるエンジンマウント54のマウントケース55と、車体11にフロントサスペンション56(図2参照)を収納するダンパハウジング45と、車体11の先端上部に渡したアッパクロスメンバ37と、を備える車両10(図1参照)において、マウントケース55、ダンパハウジング45及びアッパクロスメンバ37に、バッテリトレー52をそれぞれ支持させたものと言える。
例えば、構造が簡単でバッテリの載置の他に車体剛性等の向上に貢献することができる車両のバッテリトレー支持構造が実現できるとすれば、部品点数の削減を図ることができるとともに車体の剛性の向上に寄与することできるので好ましいことである。
すなわち、マウントケース55、ダンパハウジング45及びアッパクロスメンバ37に、バッテリトレー52をそれぞれ支持させることで、マウントケース55、ダンパハウジング45及びアッパクロスメンバ37をバッテリトレー52で一体的に結合することができる。この結果、車体11(図1参照)の剛性の向上を図ることができる
図8は図5の8矢視図であり、車両のバッテリトレー支持構造50は、バッテリトレー52を、ボルト57〜59にて直接的にマウントケース55、ダンパハウジング45及びアッパクロスメンバ37に止めたものであるとも言える。
バッテリトレー52を、ボルト57〜59にて直接的にマウントケース55、ダンパハウジング45及びアッパクロスメンバ37に止めることで、例えば、取付けのためのホルダなどを廃止することができる。この結果、部品点数の削減を図ることができるとともに車両のバッテリトレー支持構造50の簡素化を図ることができる。
図9は本発明に係る車両用ホーンの取付構造の斜視図であり、車両用ホーンの取付構造80は、フロントボデー12の右の縦フレーム36に取付けるために板材で形成したブラケット81と、このブラケット81に取付ける車両用ホーン82(以下、「ホーン82」と略記する)と、から構成する。
なお、83,83は右の縦フレーム36にブラケット81を取付けるボルト、84はブラケット81にホーン82を取付けるボルトである。
図10は本発明に係る車両用ホーンの取付構造の正面図であり、ブラケット81は、ホーン82を取付ける壁部85と、この壁部85の上端を曲げ形成したひさし86と、壁部85の一端を曲げ形成したの第1の取付け部87と、この第1の取付け部87に対して同一平面状に形成するとともに第1の取付け部87に対して逆方向に折曲げ形成した第2の取付け部88と、からなる。
壁部85は、道路に溜まった水の巻き上げによる水滴の付着を防止する機能を備えた部分であり、ひさし86は、ホーン82に雪が付着することを防ぐ若しくは雨滴がかかるのを防ぐ機能を備えた部分である。なお、89は壁部85に形成した補強リブである。
図11は本発明に係る車両用ホーンの取付構造の側面断面図であり、ホーン82は、警告音を発生するホーン本体91と、このホーン本体91付設することでブラケット81に取付けるホルダ部92とからなる。
車両用ホーンの取付構造80は、車体11にブラケット81を取付け、このブラケット81に警告音を発生するホーン82を取付けた車両10(図1参照)であって、ブラケット81に、ホーン82に雪が付着することを防ぐ若しくは雨滴がかかるのを防ぐひさし86を備えたものと言える。
例えば、ホーンの取付けに自由度があるとともに構造が簡単であり、ホーンに雪が付着することを防ぐ若しくは雨滴がかかるのを防ぐことのできる車両用ホーンの取付構造が実現できるとすれば、車種によって自由な位置にホーンの取付けができるとともに、コストの低減を図ることができるので好ましいことである。
すなわち、車体11にブラケット81を取付け、このブラケット81に警告音を発生するホーン82を取付けることで、設計の自由度の拡大を図るとともに、構造の簡素化を図ることができる。この結果、車両用ホーンの取付構造80のコストの低減を図ることができる。また、ホーンに雪が付着することを防ぐ若しくは雨滴がかかるのを防ぐひさし86をブラケット81に備えることで、雪や雨滴からホーン82を効果的に防御することができる。
また、車両用ホーンの取付構造80は、ブラケット81に、道路に溜まった水の巻き上げによる水滴の付着を防止する壁部85を備えたものとも言える。
ブラケット81に、道路に溜まった水の巻き上げによる水滴の付着を防止する壁部85を備えることで、道路に溜まった水がホーン82に付着することを防止することができる。
さらに、車両用ホーンの取付構造80は、ブラケット81が、板材で形成したものであり、車体11に取付けるために折曲げ形成したの第1の取付け部87と、この第1の取付け部87に同一平面状に形成するとともに第1の取付け部87に対して逆方向に折曲げ形成した第2の取付け部88を備えたものとも言える。
ブラケット81を、板材で形成するとともに、車体11に取付けるために折曲げ形成したの第1の取付け部87と、この第1の取付け部87に同一平面状に形成するとともに第1の取付け部87に対して逆方向に折曲げ形成した第2の取付け部88を備えることで、ブラケット81を車体11に強固に支持することができる。
尚、本発明の車両の前部構造30は、図3に示すように、ロアクロスメンバ38の上面にクロスメンバ補強材47を付設したが、これに限るものではなく、ロアクロスメンバの下面、前面若しくは背面であってもよい。
本発明の車両の前部構造30は、図3に示すように、クロスメンバ補強材47の先端を下方に湾曲させたが、これに限るものではなく、クロスメンバ補強材47の先端を上方に曲げたものであってもよい。
本発明の車両のバッテリトレーの支持構造50では、図8に示すように、バッテリトレー52を1本のボルト57でマウントケース55に止め、バッテリトレー52を1本のボルト58でダンパハウジング45に止め、バッテリトレー52を1本のボルト59でアッパクロスメンバ37に止めたが、これに限るものではなく、バッテリトレーをそれぞれの部材に2本以上のボルトで止めたものであってもよい。
本発明の車両のバッテリトレーの支持構造50では、図2に示すように、車体11の左側に構成したが、これに限るものではなく、車両の右側に構成するものであってもよい。
本発明車両用ホーンの取付構造80は、図10に示すように、右縦フレーム36に固定したが、これに限るものではなく、フロントボデー内であればどの部位であってもよい。
本発明車両用ホーンの取付構造80は、図10に示すように、ホーン82の上部及び側面にひさし86を設けたが、これに限るものではなく、ホーン82の側面を囲うようにしたものであってもよい。
本発明の車体の前部構造は、車両の前部にエンジン等の剛体を収納する車両に採用するのに好適である。
本発明に係る構造を採用した車両の斜視図である。 本発明に係る構造を採用した車両のフロントボデーの斜視図である。 図1の3−3線断面図である。 本発明に係る車体の前部構造の作用説明図である。 本発明に係るバッテリトレー支持構造の平面図である。 本発明に係るバッテリトレー支持構造に採用したバッテリトレーの斜視図である。 図5の7矢視図である。 図5の8矢視図である。 本発明に係る車両用ホーンの取付構造の斜視図である。 本発明に係る車両用ホーンの取付構造の正面図である。 本発明に係る車両用ホーンの取付構造の側面断面図である。 特許文献1の図15の再掲図である。
符号の説明
10…車両、11…車体、12…フロントボデー、13…フロントバンパ、30…車体の前部構造、31,32…左右のサイドフレーム、35,36…左・右縦フレーム、37…アッパクロスメンバ、38…ロアクロスメンバ、45…ダンパハウジング、50…車両のバッテリトレー支持構造、51…バッテリ、52…バッテリトレー、53…エンジン、54…エンジンマウント、55…マウントケース、56…フロントサスペンション、57〜59…ボルト、80…車両用ホーンの取付構造、81…ブラケット、82…ホーン、85…壁部、86…ひさし、87,88…第1・第2の取付け部。

Claims (1)

  1. 左右のサイドフレームの先端にバンパビームを渡すとともに、左右のサイドフレームの先端近くにそれぞれ左・右縦フレームを取付け、これらの左・右縦フレームの上端同士にアッパクロスメンバを渡し、前記左・右縦フレームの下端同士にロアクロスメンバを渡した車体において、
    前記ロアクロスメンバ上にクロスメンバ補強材を付設し
    のクロスメンバ補強材は、略平板をプレス成形されるとともにその先端をフロントバンパ近傍まで前方へ延出し、且つ後方へ容易に変形するように、先端を上方又は下方に湾曲させたことを特徴とする車体の前部構造。
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