JP4021820B2 - 車体の前部構造 - Google Patents
車体の前部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4021820B2 JP4021820B2 JP2003302021A JP2003302021A JP4021820B2 JP 4021820 B2 JP4021820 B2 JP 4021820B2 JP 2003302021 A JP2003302021 A JP 2003302021A JP 2003302021 A JP2003302021 A JP 2003302021A JP 4021820 B2 JP4021820 B2 JP 4021820B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cross member
- vehicle
- vehicle body
- horn
- bumper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
実用の車体の前部構造は、バルクヘッドの上下のフレームなどに適正な剛性を持たすようにすれば実用上十分であった。
特許文献1の車体の前部構造は、車体の左右にエプロンサイドメンバ26,26を配置し、これらのエプロンサイドメンバ26,26の上部先端にロアメンバ(不図示)を渡し、エプロンサイドメンバ26,26の下部先端にクロスメンバ24を渡し、このクロスメンバ24にブレース38を取付け、このブレース38の前面にバンパ25を配置するものである。
ことができる車体の前部構造が望まれる。
そこで、ロアクロスメンバ上にクロスメンバ補強材を付設し、このクロスメンバ補強材を略平板でプレス形成するとともに、その先端をフロントバンパ近傍まで前方へ延出し、且つ後方へ容易に変形するように、先端を上方又は下方に湾曲させた。
図1は本発明に係る構造を採用した車両の斜視図であり、10は車両、11は車体、12はフロントボデー、13はフロントバンパ、14はフロントグリル、15は前照灯、16はボンネット、17はフロントフェンダ、18は前輪、19はドアミラー、21はルーフ、22は前ドア、23は後ドア、24は後輪、25はリヤバンパ、26はステアリングである。
フロントボデー12は、左右のサイドフレーム31,32の先端にバンパビーム33を渡すとともに、左右のサイドフレーム31,32の先端近くにそれぞれ左・右縦フレーム35,36を取付け、これらの左・右縦フレーム35,36の上端同士にアッパクロスメンバ37を渡し、左・右縦フレーム35,36の下端同士にロアクロスメンバ38を渡し、アッパ・ロアクロスメンバ37,38の左端に左のフロントホイールハウスアッパメンバ41を取付け、アッパ・ロアクロスメンバ37,38の右端に右のフロントホイールハウスアッパメンバ42を取付け、これらの左右のフロントホイールハウスアッパメンバ41,42の先端同士にアッパダッシュボード43を渡し、このアッパダッシュボード43の下部にロアダッシュボード44を取付け、左のサイドフレーム31及び左のフロントホイールハウスアッパメンバ41の間に左のダンパハウジング45を設け、右のサイドフレーム32及び右のフロントホイールハウスアッパメンバ42の間に右のダンパハウジング46を設けたものである。
また、ロアクロスメンバ38は、ロアクロスメンバ38の上面にクロスメンバ補強材47を付設し、このクロスメンバ補強材47を略平板で形成するとともにその先端をフロントバンパ13(図1参照)近傍まで前方へ延出した。
図中、27は冷却水を冷やすラジエータ、28は冷媒を溜めるコンデンサである。
クロスメンバ補強材47の先端を下方に湾曲させることで、例えば、クロスメンバ補強材47の前方から力がかかったときにクロスメンバ補強材47の変形を容易に許容させることができる。
(a)において、車体の前部構造200は、左右のサイドフレーム201,201(手前の201は不図示)の先端にバンパビーム202を渡すとともに、左右のサイドフレーム201,201の先端近くにそれぞれ縦フレーム203,203(手前の203は不図示)を取付け、これらの縦フレーム203,203の上端同士にアッパクロスメンバ204を渡し、縦フレーム203,203の下端同士にロアクロスメンバ205を渡した車体206において、ロアクロスメンバ205上にU字状のクロスメンバ補強材207を付設したものである。208はフロントバンパを示す。
本体部61は、エンジンマウント54(図5参照)のマウントケース55に向けて形成した凹部65と、この凹部65に形成することでボルト57を貫通させるボルト貫通孔66と、剛性を向上させる補強リブ67a〜67eと、を形成したものである。
左折曲げ部63は、左のダンパハウジング45にボルト締めするためのボルト貫通孔71と、本体部61にバッテリ51を止めるための左のロッド係止孔72と、を備える。
右折曲げ部64は、本体部61にバッテリ51を止める右のロッド係止孔73を備える。
バッテリトレー52を、ボルト57〜59にて直接的にマウントケース55、ダンパハウジング45及びアッパクロスメンバ37に止めることで、例えば、取付けのためのホルダなどを廃止することができる。この結果、部品点数の削減を図ることができるとともに車両のバッテリトレー支持構造50の簡素化を図ることができる。
なお、83,83は右の縦フレーム36にブラケット81を取付けるボルト、84はブラケット81にホーン82を取付けるボルトである。
壁部85は、道路に溜まった水の巻き上げによる水滴の付着を防止する機能を備えた部分であり、ひさし86は、ホーン82に雪が付着することを防ぐ若しくは雨滴がかかるのを防ぐ機能を備えた部分である。なお、89は壁部85に形成した補強リブである。
車両用ホーンの取付構造80は、車体11にブラケット81を取付け、このブラケット81に警告音を発生するホーン82を取付けた車両10(図1参照)であって、ブラケット81に、ホーン82に雪が付着することを防ぐ若しくは雨滴がかかるのを防ぐひさし86を備えたものと言える。
ブラケット81に、道路に溜まった水の巻き上げによる水滴の付着を防止する壁部85を備えることで、道路に溜まった水がホーン82に付着することを防止することができる。
ブラケット81を、板材で形成するとともに、車体11に取付けるために折曲げ形成したの第1の取付け部87と、この第1の取付け部87に同一平面状に形成するとともに第1の取付け部87に対して逆方向に折曲げ形成した第2の取付け部88を備えることで、ブラケット81を車体11に強固に支持することができる。
本発明の車両の前部構造30は、図3に示すように、クロスメンバ補強材47の先端を下方に湾曲させたが、これに限るものではなく、クロスメンバ補強材47の先端を上方に曲げたものであってもよい。
本発明の車両のバッテリトレーの支持構造50では、図2に示すように、車体11の左側に構成したが、これに限るものではなく、車両の右側に構成するものであってもよい。
本発明車両用ホーンの取付構造80は、図10に示すように、ホーン82の上部及び側面にひさし86を設けたが、これに限るものではなく、ホーン82の側面を囲うようにしたものであってもよい。
Claims (1)
- 左右のサイドフレームの先端にバンパビームを渡すとともに、左右のサイドフレームの先端近くにそれぞれ左・右縦フレームを取付け、これらの左・右縦フレームの上端同士にアッパクロスメンバを渡し、前記左・右縦フレームの下端同士にロアクロスメンバを渡した車体において、
前記ロアクロスメンバ上にクロスメンバ補強材を付設し、
このクロスメンバ補強材は、略平板をプレス成形されるとともに、その先端をフロントバンパ近傍まで前方へ延出し、且つ後方へ容易に変形するように、先端を上方又は下方に湾曲させたことを特徴とする車体の前部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003302021A JP4021820B2 (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | 車体の前部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003302021A JP4021820B2 (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | 車体の前部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005067489A JP2005067489A (ja) | 2005-03-17 |
JP4021820B2 true JP4021820B2 (ja) | 2007-12-12 |
Family
ID=34406475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003302021A Expired - Fee Related JP4021820B2 (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | 車体の前部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4021820B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6228174B2 (ja) | 2015-09-30 | 2017-11-08 | 本田技研工業株式会社 | 車体前部構造 |
JP6551791B2 (ja) * | 2016-02-29 | 2019-07-31 | 本田技研工業株式会社 | バッテリ支持構造 |
CN113602367B (zh) * | 2021-09-13 | 2022-10-18 | 芜湖国风塑胶科技有限公司 | 一种微型电动车用的车身结构 |
CN117533403A (zh) * | 2022-08-01 | 2024-02-09 | 比亚迪股份有限公司 | 非承载式车身的前舱结构、非承载式车身和车辆 |
-
2003
- 2003-08-26 JP JP2003302021A patent/JP4021820B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005067489A (ja) | 2005-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7644966B2 (en) | Vehicle bumper fascia retainer | |
JP4292171B2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
EP2195193A1 (en) | Lamp mounting structure and vehicle to which lamp is mounted with the use of the same | |
JP4479550B2 (ja) | エンジンアンダカバー取付構造 | |
JP5630721B2 (ja) | 車体前部の構造 | |
JP4580350B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP2012096735A (ja) | フェンダーブラケットおよび車体前部構造 | |
JP5482482B2 (ja) | フロントウインド支持構造 | |
RU2504489C2 (ru) | Конструкция крепления переднего крыла автотранспортного средства | |
JP4351957B2 (ja) | 車両の前部構造 | |
JP2003252242A (ja) | 車両のフロントエンド構造 | |
JP4021820B2 (ja) | 車体の前部構造 | |
JP4299075B2 (ja) | 車両用ホーンの取付構造 | |
US20050082140A1 (en) | Reinforcement structure for front end module carrier | |
JP3902165B2 (ja) | 車両のバッテリトレー支持構造 | |
JP4267593B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP3503883B2 (ja) | 自動車のフロントピラー | |
JP3125531B2 (ja) | 自動車の車体前部構造及びその組立方法 | |
JP4101818B2 (ja) | ウインドシールド下端支持構造 | |
JP2006256465A (ja) | 車両のカウル構造 | |
JP4266756B2 (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
JP3254344B2 (ja) | 自動車用グリルガード装置 | |
JP6460164B2 (ja) | 自動車の前部構造 | |
JP2004330895A (ja) | ワイパモジュール取付部の衝撃吸収構造 | |
KR100380497B1 (ko) | 자동차용 차체 프레임의 전방 캐리어 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070320 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070925 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070927 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |