JP4020352B2 - パチンコ機の玉整列レール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、玉タンクから導入した玉の流れを整列させながら玉払出装置へ供給するパチンコ機の玉整列レールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機の玉タンクの下方には、玉整列レールと玉払出装置とが配置されており、玉タンクから複数列および複数段で供給された玉の流れを、玉整列レールにより単数列、単数段に整列させて玉払出装置に供給している。ただし玉払出装置が2連式の場合には、当然に玉整列レールは2列に玉を整列させて玉払出装置に供給するため、本明細書において単数列とは玉払出装置の一つの入口に対して玉を1列に供給する状態を意味するものである。
【0003】
上記の玉整列レールは、複数列および複数段で供給された玉の流れを単数列、単数段に整列させるために、途中で玉の流れを次第に絞る構造を持つ。しかしそのために通路幅や高さを絞る部分では、玉がブリッジを形成して詰まるおそれがある。このため、玉整列レールの絞り部分の上部にスイング式の錘を吊り下げ、上段の玉に抵抗を与えて単数段に整列させる構造のものが従来から広く用いられている。しかしこのスイング式の錘は重過ぎると却って玉の流れを阻害し、軽過ぎると整列効果が少ないために、玉タンクからの玉の流れが変動した場合にも常に確実な整列効果を発揮させるように設計することは容易ではない。しかも別部材を吊り下げる必要があることから、組立工数が多くなりコストアップの要因となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題点を解決し、別部材を用いることなく、安定した整列効果を発揮することができるパチンコ機の玉整列レールを提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明は、玉タンクから導入した複数列および複数段の玉の流れを、単数の玉列に整列させる上流側整列部と、複数段の玉の流れを単数段の玉列に整列させる下流側整列部とを有するパチンコ機の玉整列レールにおいて、最下段の玉列を一線上に保持する案内手段と、複数段の玉列が逸脱しないように誘導する側壁とを有する主流玉列ガイドを上流側整列部から下流側整列部に連通させて設けるとともに、上流側整列部は主流と副流の2列の玉列を収容可能な幅員に形成し、副流玉列の底面は下流側において主流玉列より高くなるように形成し、その副流玉列の底面につながる主流側側壁を下流側終端部において主流側から離れる方向に偏向させ、一方この偏向点付近から副流玉列の外側の案内側壁を、主流側に向かって主流の側壁となるまで屈曲させて拡幅部を形成し、これに対向する他方の側壁に二段目以上の玉を前記拡幅部に添わせるように偏向させる玉偏向用突片を設けることにより、くの字状に彎曲した経路を形成するとともに、その底面を主流側に傾斜させたことを特徴とするものである。
【0006】
なお、玉払出装置が2連式の場合には、整列レールを中央隔壁を介して左右対称形に形成した構造とすることができる。
【0007】
本発明のパチンコ機の玉整列レールは、樹脂で成形された側壁等の形状を工夫することにより、従来のような他の部材を全く必要とせずに、単数段の玉列に整列させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しつつ参考形態及び実施形態を示す。
図1と図2は、本発明の玉整列レールを備えたパチンコ機の裏面を示す平面図と正面図であり、1は玉タンク、2はその下方に配置された本発明の玉整列レール、3は玉減速誘導通路、4は玉払出装置である。この例では玉払出装置4は賞玉と貸玉とをそれぞれ払い出すことができるように2連式となっている。玉タンク1は端部の玉供給孔5から玉を複数列、複数段の状態で下方の玉整列レール2に導入する。
【0009】
この例では玉タンク1はセット板6に片持構造で支持されているが、使用状態においては受枠7にクランプ機構8、8により固定できるようになっている。また、玉整列レール2は図面上の左端を玉タンク1から垂下する保持機構9により保持され、図面上の右端を玉減速誘導通路3に差し込むことにより支持されている。
【0010】
図3〜図6は本発明の玉整列レールの参考形態を示す図である。この玉整列レールは、2連式の玉払出装置4に対応させて中央隔壁10を介して左右対称形に形成されているが、以下にその片側のみについて説明する。
【0011】
この玉整列レール2は、玉タンク1から複数列、複数段の状態で導入された玉を、単数の玉列に整列させる上流側整列部11と、複数段の玉の流れを単数段の玉列に整列させる下流側整列部12とに大別される。13はこれらの上流側整列部11と下流側整列部12とを連通させて設けられた主流玉列ガイドである。この主流玉列ガイド13は、最下段の玉列を一線上に保持する溝状の案内手段14と、複数段の玉列が逸脱しないように誘導する側壁15、16とを有する。中央側の側壁15は、中央隔壁10と同一のものである。
【0012】
なお、図3、図5に示すように、上流側整列部11は主流と副流の2列の玉列を収容可能な幅員に形成されており、外側に副流玉列の案内側壁17が形成されている。この副流玉列の案内側壁17は上流側整列部11の下流側において主流玉列ガイド13の外側の側壁16と接続されている。また副流玉列の底面18は図5に示すように主流側に傾斜するとともに、図4に示すように下流側において主流玉列よりも高くなるように傾斜させて形成されている。このため、副流玉列の底面18上の玉は下流側に移動するに連れて自然に主流側に流入し、単列化される。しかしこのままでは複数段のままである。
【0013】
そこでこの主流玉列ガイド13が下流側整列部12に入る部分には、主流玉列ガイド13の一方(外側)の側壁16に拡幅部19が形成されている。またこれに対向する他方の側壁15には、玉偏向用突片20が形成されている。この玉偏向用突片20は、図6に示すように二段目以上の玉のみに接触できる高さに設けられている。このため、二段目以上の玉はこの玉偏向用突片20によって前記拡幅部19に添わせるように偏向させられ、外側にくの字状に彎曲した経路を辿って下流側整列部12に入る。このため上段側の玉には下段側の玉よりも余分に流れ抵抗が加わる。また図6に示すように、この部分の底面も図5と同様に主流側に傾斜させてある。その結果、図10に示すように下段側の玉よりも上段側の玉が少し遅れ、スムーズに単数段の玉列に整列される。
【0014】
このように、参考形態の玉整列レール2は側壁に拡幅部19と玉偏向用突片20を設けることにより、玉タンク1から導入した複数段の玉の流れをスムーズに単数段の玉列に整列させることができ、従来のように単数段化のための別部材を要しない利点がある。
【0015】
図7以下は本発明の実施形態を示す図である。前記した参考形態では外側に拡幅部19を形成したためこの部分が外側に突出しているが、実施形態はこの拡幅部を内部に形成したものである。
【0016】
すなわち、図示のように主流玉列より高くなるように形成された副流玉列の底面18につながる副流玉列の主流側の側壁21を、下流側終端部において主流側から離れる方向に偏向させ、一方この偏向点付近から副流玉列の外側の案内側壁17を、主流側に向かって主流の側壁16と一致するまで屈曲させて、全体としてくの字状に彎曲した拡幅部22を構成している。また二段目以上の玉をこの拡幅部31に添わせるように偏向させる玉偏向用突片23を、参考形態と同様に設けてある。
【0017】
この実施形態においても、図9〜図11に示すように副流玉列は主流玉列と一体化されて単数の玉列に整列されるとともに、二段目以上の玉は拡幅部22を通過する間に抵抗を受ける。その結果、図10に示すように二段目の玉は先行する下段の玉の間に割り込むように入り込み、スムーズに単数段の玉列に整列されることとなる。
【0018】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の玉整列レールは拡幅部と玉偏向用突片とにより二段目以上の玉に下段の玉よりも余分の流れ抵抗を与え、複数段の玉の流れをスムーズに単数段の玉列に整列させることができるものであり、従来のように単数段化のための別部材を要しない。このため従来よりも組立工数が減少し、コストダウンを図ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の玉整列レールを備えたパチンコ機の裏面を示す平面図である。
【図2】本発明の玉整列レールを備えたパチンコ機の裏面を示す正面図である。
【図3】参考形態を示す平面図である。
【図4】参考形態を示す正面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】本発明の実施形態を示す平面図である。
【図8】本発明の実施形態を示す正面図である。
【図9】本発明の実施形態における玉の流れを示す平面図である。
【図10】本発明の実施形態における玉の流れを示す垂直断面図である。
【図11】図9のC−C、D−D、E−E、F−Fの各断面図である。
【符号の説明】
1 玉タンク
2 本発明の玉整列レール
3 玉減速誘導通路
4 玉払出装置
5 玉供給孔
6 セット板
7 受枠
8 クランプ機構
9 保持機構
10 中央隔壁
11 上流側整列部
12 下流側整列部
13 主流玉列ガイド
14 案内手段
15 主流玉列の中央側の側壁
16 主流玉列の外側の側壁
17 副流玉列の案内側壁
18 副流玉列の底面
19 拡幅部
20 玉偏向用突片
21 副流玉列の主流側の側壁
22 拡幅部
23 玉偏向用突片

Claims (2)

  1. 玉タンクから導入した複数列および複数段の玉の流れを、単数の玉列に整列させる上流側整列部と、複数段の玉の流れを単数段の玉列に整列させる下流側整列部とを有するパチンコ機の玉整列レールにおいて、最下段の玉列を一線上に保持する案内手段と、複数段の玉列が逸脱しないように誘導する側壁とを有する主流玉列ガイドを上流側整列部から下流側整列部に連通させて設けるとともに、上流側整列部は主流と副流の2列の玉列を収容可能な幅員に形成し、副流玉列の底面は下流側において主流玉列より高くなるように形成し、その副流玉列の底面につながる主流側側壁を下流側終端部において主流側から離れる方向に偏向させ、一方この偏向点付近から副流玉列の外側の案内側壁を、主流側に向かって主流の側壁となるまで屈曲させて拡幅部を形成し、これに対向する他方の側壁に二段目以上の玉を前記拡幅部に添わせるように偏向させる玉偏向用突片を設けることにより、くの字状に彎曲した経路を形成するとともに、その底面を主流側に傾斜させたことを特徴とするパチンコ機の玉整列レール。
  2. 中央隔壁を介して左右対称形に形成した請求項1に記載のパチンコ機の玉整列レール。
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