JP4020069B2 - 筒状部材の接続構造及び接続方法 - Google Patents

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Description

本発明は、筒状部材の接続構造に関し、特に建物の竪樋と継手とを接続するのに好適な筒状部材の接続構造に関する。
従来、建物の雨水用竪樋において継手を用いた接続構造については、特開平5−248048号公報記載のものが知られている。この継手は、筒状の継手本体の上側を水上側挿入筒部となし、同下側を水下側挿入筒部となし、該水下側挿入筒部の先端部分に先細形状となったテーパ部を形成し、水上側挿入筒部の先端部分の外径寸法を接続する竪樋の内径寸法にほぼ合致させると共に、同水上側挿入筒部の中程外周に接着剤溜凹溝を形成するものである。この継手は、竪樋が容易に嵌合接続され、しかも、外観良好に且つ防水性が確保された状態で接続される。
特開平5−248048号公報
ところが、上記の継手を用いて、接着剤を水上側挿入筒部に塗布して、竪樋を嵌め込んで接着すると、余分な接着剤は水上側挿入筒部の中程外周の接着剤溜凹溝に溜め込まれて、余分な接着剤のはみ出しを防ぐことができるが、接着剤が凹溝内に密閉されているので接着剤中の溶剤が気化せず、まれに、竪樋の樹脂が侵されて膨潤することがあった。
また、施工時に接着剤の塗布量を最小必要量に減らすようにしていても、現場での施工のバラツキにより接着剤が必要以上に溜まって竪樋内面に接触することがあるので、まれに、竪樋の樹脂が膨潤することがあった。
そして、竪樋外面が変形して外観が悪くなるとともに、竪樋の強度が低下することがあった。
そこで、本発明は竪樋を継手を用いて接着接合したとき、接着剤の塗布量のバラツキに起因せず余分な接着剤が竪樋に接触しないようにすることで膨潤を避け、継手周辺の竪樋外面が変形することなく、竪樋の強度が低下することがなく、竪樋の外観のよい接続構造を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、第1の筒状部材と、この第1の筒状部材の開口端から内部に挿入されると共に接着剤を介して第1の筒状部材の内面に接合される挿入接続部を有する第2の筒状部材とを接続する筒状部材の接続構造であって、前記第2の筒状部材の挿入接続部の下端部に、前記挿入接続部の下端側に溜る余剰接着剤を回転により第1の筒状部材の内面から隔離する隔離手段を設けたことを特徴としている。この第2の筒状部材の回転と連動して隔離手段が回転するので、余剰接着剤を筒状部材の内面から隔離することができる。
また、前記隔離手段が、第1の筒状部材の内面に実質的に当接する側壁部をもつ鋸刃形状からなる開口端であることを特徴としている。この鋸刃形状が回転することにより余剰接着剤を掻き揚げて筒状部材の内面から隔離することができる。
そして、前記開口端の鋸刃形状は、三角形状が連続する山形形状であるとともに、それら三角形状の頂点が筒状部材の軸に直角な平面上にあるとともに、それら三角形状の頂点は竪継手の外面、また底点は竪継手の内面にあり、外面に形成される鋸刃形状から内面に形成される鋸刃形状にかけて傾斜面としてのテーパが設けられることを特徴としている。鋸刃形状のテーパが回転することにより余剰接着剤をテーパの上に掻き揚げて、余剰接着剤を筒状部材の内面から隔離することができる。
請求項2の発明は、前記第1の筒状部材が薄肉長尺状の本体と、この本体に設けられた開口端とを備えた竪樋であり、前記第2の筒状部材が第1の筒状部材の開口端に当接するフランジ部と、このフランジ部を間に挟んで両側に設けられて前記竪樋の開口端から内部に挿入される挿入接続部からなる竪樋継手であることを特徴としている。フランジ部によって第1の筒状部材と挿入接続部の位置決めが確実に出来る。
請求項3の発明は、第1の筒状部材と、この第1の筒状部材の開口端から内部に挿入されると共に接着剤を介して第1の筒状部材の内面に接合される挿入接続部を有する第2の筒状部材とを接続する筒状部材の接続方法であって、前記第2の筒状部材の挿入接続部の下端部に隔離手段を設け、前記隔離手段が、第1の筒状部材の内面に実質的に当接する側壁部をもつ鋸刃形状からなる開口端で、前記開口端の鋸刃形状は、三角形状が連続する山形形状であるとともに、それら三角形状の頂点は竪継手の外面、また底点は竪継手の内面にあり、外面に形成される鋸刃形状から内面に形成される鋸刃形状にかけて傾斜面としてのテーパが設けられ、前記隔離手段の回転により前記挿入接続部の下端側に溜まる余剰接着剤を第1の筒状部材の内面から前記テーパ上に隔離することを特徴としている。
請求項4の発明は、前記挿入接続部の下端より上方位置で前記接着剤が前記挿入接続部と第1の筒状部材の内面との間に塗布され、前記挿入接続部が回転しながら第1の筒状部材へ挿入されることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、隔離手段が回転して挿入接続部の下端側に溜る余剰接着剤を第1の筒状部材の内面から隔離することができる。そのため、余分な接着剤が竪樋に接触しないので継手周辺の竪樋外面が変形することなく、竪樋の強度も低下することがない。竪樋の外観もよくなる。
さらに、側壁部をもつ鋸刃形状が回転して、第1の筒状部材の実質的に内面全周に亘って余剰接着剤を掻き揚げて隔離することができる。そのため、周辺の竪樋外面が変形することなく、竪樋の強度も低下することがない。
そして、鋸刃形状のテーパによって筒状部材の内面全周に亘って余剰接着剤を掻き揚げて隔離することができる。そのため、継手周辺の竪樋外面が変形することなく、竪樋の強度も低下することがない。
請求項2の発明によれば、フランジ部によって位置決めが確実に出来るので、第1の筒状部材の円周に亘って偏り無く余剰接着剤を隔離することができる。そのため、継手周辺の竪樋外面が変形することなく、竪樋の強度も低下することがない。竪樋の外観がよくなる。
請求項3の発明によれば、余剰の接着剤を掻き揚げるので余剰の接着剤が竪樋に接触せず、継手周辺の竪樋外面が変形することなく竪樋の強度も低下することがない。
請求項4の発明によれば、余剰の接着剤をさらに効果的に掻き揚げることができるので、余剰の接着剤が竪樋に接触せず、継手周辺の竪樋外面が変形することなく、竪樋の強度も低下することがない。
<筒状部材の接続構造の構成>
以下に、本発明の第1の実施形態を〜図4に基づいて説明する。
図1(a)(b)に示すように、本実施例の筒状部材の接続構造は、竪樋1(第1の筒状部材)と、この竪樋1の開口端2から内部に挿入されると共に接着剤5aを介して竪樋1の内面1аに接合される挿入接続部3を有する竪継手4(第2の筒状部材)との接続に用いた例である。
上記竪樋1は薄肉長尺状の筒状の本体7と、この本体7に設けられた開口端2とを備えている。竪継手4は竪樋1の開口端2に形成される開口端面1bに当接するフランジ部8と、このフランジ部8を間に挟んで両側に挿入接続部3が設けられ、下部の挿入接続部3が前記竪樋1の開口端2から竪樋1の内部に挿入される。
フランジ部8は頂壁8aと2側壁8bからなる長方形形状の凸形状で、竪継手4の全周に竪継手4と一体化して形成されている。また、2側壁8bは互いに平行な面であり、頂壁8aが竪樋1の外面1cと略同レベルになるように形成されている。
上記竪継手4の挿入接続部3の下端3b側には、隔離手段6が設けられている。
図2(a)、(b)に示すように、竪継手4の下部側の挿入接続部3の中間部より少し上方の外周面3aには、略3/4円周に亘って下端3bと略平行に突状3cが設けられている。
突状3cの一端部3dは突状3cの高さが漸減しながら挿入接続部3の下端3bに向かって曲線的に曲がって、下端3bと他端部の突状3cのレベル位置との略中間位置3fで消滅するように配置されている。
挿入接続部3の外径は竪樋1の内径より若干小さくなるように形成されているが、突状3cによって挿入接続部3と竪樋1は適度な勘合が得られるようになっている。
ここで、図2(c)に示すように、隔離手段6は、竪樋1の内面1aに実質的に当接する側壁部6aをもつ鋸刃形状6cを有する開口端6bである。
この開口端6bの鋸刃形状6cは、前記開口端6bを頂点6dとする三角形状6fが連続する山形形状であるとともに、それら三角形状6fの頂点6dが筒状部材の軸に直角な同一平面上に配列されるように並んでいる。それら三角形状6fの頂点6dは竪継手4の外面、また底点6eは竪継手4の内面にあり、外面に形成される鋸刃形状から内面に形成される鋸刃形状にかけて傾斜面としてのテーパ6hが設けられる。三角形状6fは、例えば厚みが略1mm、内径が略60mmの筒状に適用するばあいに、高さ略15mm底辺略10mmの三角形状6fが選ばれる。
さらに、竪継手4の上部側の挿入接続部3の上端面3eの内面側にはテーパ3gが形成されている。
次に、図3を用いて、竪樋1、竪継手4を組付接合する接続方法について説明する。
<第1段階> 図3(a)に示すように、竪継手4の挿入接続部3の挿入位置における下端3bと竪樋1の開口端部1bとの略中間部M(竪樋1の内面1a)に適量の接着剤5aを均一に塗布する。この状態で、隔離手段6及び突状3cが形成された竪継手4を竪樋1の開口端2から、矢印に示す方向に挿入する。
<第2段階> 図3(b)に示すように、竪継手4の挿入接続部3が挿入されたときに、竪樋1の開口端2付近の内面1aが変形して歪んでいても、上記の突状3c、3dがあるので挿入接続部3と竪樋1は接触面積が少なくなるので抵抗が減少して、挿入接続部3を竪樋1の内面1aに容易に挿入することができる。
突状3cの一端部3dは突状3cの高さが除々に漸減しながら下方に向かって曲線的に離れて消滅するように配置されているので、挿入接続部3の挿入がさらにスムーズに実施できる。そして、挿入接続部3は開口端部1bがフランジ部8と当接する位置で停止する。
<第3段階> 図3(c)に示すように、竪樋1に竪継手4が挿入停止された時点で、竪継手4を軸Nの回りに回転させる。この回転によって竪樋1と挿入接続部3に挿入された接着材5aの余剰接着剤5は隔離手段6によって、竪樋1の内面1aから掻き揚げられて隔離することができる。(「掻き揚げられた余剰接着剤5b」がそれぞれ塊として便宜上円形で図示されている。)
そして、突状3cによって確保される挿入接続部3の外周面3aと竪樋1の内面1aとの隙間に接着剤5aによって竪樋1と竪継手4が固着される。
なお、竪樋1の内径と竪継手4の内径は、内部を雨水が流れるときの抵抗を少しでもなくすように略同径になるように形成される。
竪樋1、竪継手4の材質は、軽量化や耐腐食性を考慮して例えば硬質塩化ビニール樹脂等の合成樹脂で製作されている。
<筒状部材の接続構造の作用>
上記のように、フランジ部8は頂壁8aと2側壁8bからなる凸形状で2側
壁8bはそれぞれ平行面である。そのため、フランジ部8の側璧8bと竪樋1の開口端部1bとは面接触するので竪継手4と竪樋1の位置決めが確実にできる。この位置決めが確実にできることに加えて上記突状3cの存在で、仮に挿入接続部3の外周面3aと竪樋1の内面1aに歪みが生じていても、竪継手4と竪樋1は略同軸状に位置してその隙間を略均等にすることができるので、接着剤5aが余剰接着剤5として偏って搾り出されることがない。
そして、この状態で、上記、図3(c)で説明したように、竪継手4を軸Nの回りに回転させる。
ここで、隔離手段6は、上記したように、鋸刃形状6cは、各三角形状6fの頂点6dと底点6eを結ぶ2辺6gに筒状部材の内面側にテーパ6hを設け、さらに、各底点6eから筒状部材の内面側にもテーパ6hを設けた形状である。
従って、竪継手4の回転によって各三角形状6fの間に搾り出された余剰接着剤5は、鋸刃形状6cの各部テーパ6hによって、テーパ6h面上に掻き揚げられるので、余剰接着剤5を竪樋1の内面1aから筒状部材の周囲に亘って偏り無く余剰接着剤5を隔離することができる。図3(c)に、「掻き揚げられた余剰接着剤」5bの状況が示されている。
このようにして、搾り出された余剰接着剤5は竪継手4のテーパ6h面上に掻き上げられるので、テーパ6h面は若干膨潤させることになるが竪樋1に影響を与えることがない。また、必要であれば、余分な接着剤5は竪樋1内に水を流すことによって排出することもできる。
余剰接着剤5が竪樋1の内面1aに接触しないので竪樋1の外面1cが変形することがなく、また竪樋1の強度も低下することがない。
なお、挿入接続部3の挿入方向の長さは接続強度が必要最小限保てる長さを考慮して形成されている。
また、フランジ部8の側壁8bの高さは、挿入接続部3が竪樋1に装着された状態で、頂壁8aが竪樋1の外面1cと略面一になるように形成されているので、外観的にすっきりとした見栄えの優れた接続構造が提供できる。
ここで、竪継手4の上部側の挿入接続部3に関しては、図示しない竪樋或いは横樋等と接続される。
図2(a)の説明のように、竪継手4の上部側の挿入接続部3の上端面3eの内面側にはテーパ3gが形成されているので、挿入接続部3の上端面3eに余剰接着剤5の溜るスペースが少ないことに加えて、ほとんどの接余剰接着剤5はその自重によって竪継手4の内面側に自然に垂れ流れるので竪樋1内面から容易に隔離される。そのため、竪樋1の内面1aに接触して影響を与えるほどの接着剤の量が溜らないので、竪継手4の上部側には隔離手段6は特に必要とされない。
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて説明したが、上記の実施例はいずれも本発明の一例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるべきでないということはいうまでもない。
例えば、図3(c)における説明では、竪樋1に竪継手4が挿入停止された時点で、竪継手4を軸Nの回りに回転させたが、勿論竪継手4を回転させながら竪樋1に挿入しても構わない。このとき、この回転によって竪樋1と挿入接続部3に挿入された接着材5aの余剰接着剤5が逐次隔離手段6によって掻き揚げられるので、竪樋1の内面1aの下方に垂れ流れる余裕を与えない為、余剰接着剤5を更に効果的に竪樋1の内面1aから隔離することができる。
隔離手段6の鋸刃形状6cの前記各三角形状6fの形状は通常2等辺三角形であるが、特に2等辺三角形でなくても構わない。2等辺三角形でない場合には2辺6gの各テーパ6hの角度が異なることがあり、このようなときには軸Nの回りに回転させる竪継手4の回転方向はテーパ6hの角度が浅い方に回転した方が、掻き揚げの効果が大きくなる。
上部の挿入接続部3に接続される筒状部材は色んなものに用いることが可能であり例えば竪樋1でもよいし横樋その他に接続しても良い。
隔離手段6は実施例では下部の挿入接続部3との接合に用いられているが、上部にも同様に用いても構わない。
本願発明は、他の筒状部材の接合にも用いることが可能であり、例えば通常の家庭内の水や空調その他の配管経路の接続にも用いることができる。
本発明の実施形態における筒状部材の接続構造の、(a)は断面図、(b)はA部詳細図である。 本発明の実施形態における竪継手の、(a)は断面図、(b)は側面図、(c)はA−A断面図である。 本発明の実施形態における竪樋1、竪継手4を組付接合する手順の説明図で、(a)は第1段階、(b)は第2段階、(c)は第3段階を示す。
符号の説明
1 竪樋(第1の筒状部材)
1a 内面
1b 開口端部
1c 外面
2 開口端
3 挿入接続部
3a 外周面
3b 下端
4 竪継手(第2の筒状部材)
4a 内面
5 余剰接着剤
5a 接着剤
5b「掻き揚げられた余剰接着剤」
6 隔離手段
6a 側壁部
6c 鋸刃形状
6d 頂点
6e 底点
6f 三角形状
6g 2辺
6h テーパ
7 本体
8 フランジ部
8a 頂璧
8b 側璧

Claims (4)

  1. 第1の筒状部材と、この第1の筒状部材の開口端から内部に挿入されると共に接着剤を介して第1の筒状部材の内面に接合される挿入接続部を有する第2の筒状部材とを接続する筒状部材の接続構造であって、
    前記第2の筒状部材の挿入接続部の下端部に、前記挿入接続部の下端側に溜まる余剰接着剤を回転により第1の筒状部材の内面から隔離可能な隔離手段を設け、
    前記隔離手段が、第1の筒状部材の内面に実質的に当接する側壁部をもつ鋸刃形状からなる開口端で、前記開口端の鋸刃形状は、三角形状が連続する山形形状であるとともに、それら三角形状の頂点は竪継手の外面、また底点は竪継手の内面にあり、外面に形成される鋸刃形状から内面に形成される鋸刃形状にかけて傾斜面としてのテーパが設けられることを特徴とする筒状部材の接続構造。
  2. 請求項1に記載の筒状部材の接続構造であって、前記第1の筒状部材が薄肉長尺状の本体と、この本体に設けられた開口端とを備えた竪樋であり、前記第2の筒状部材が第1の筒状部材の開口端に当接するフランジ部と、このフランジ部を間に挟んで両側に設けられて前記竪樋の開口端から内部に挿入される挿入接続部からなる竪樋継手であることを特徴とする筒状部材の接続構造。
  3. 第1の筒状部材と、この第1の筒状部材の開口端から内部に挿入されると共に接着剤を介して第1の筒状部材の内面に接合される挿入接続部を有する第2の筒状部材とを接続する筒状部材の接続方法であって、前記第2の筒状部材の挿入接続部の下端部に隔離手段を設け、前記隔離手段が、第1の筒状部材の内面に実質的に当接する側壁部をもつ鋸刃形状からなる開口端で、前記開口端の鋸刃形状は、三角形状が連続する山形形状であるとともに、それら三角形状の頂点は竪継手の外面、また底点は竪継手の内面にあり、外面に形成される鋸刃形状から内面に形成される鋸刃形状にかけて傾斜面としてのテーパが設けられ、前記隔離手段の回転により前記挿入接続部の下端側に溜まる余剰接着剤を第1の筒状部材の内面から前記テーパ上に隔離することを特徴とする筒状部材の接続方法。
  4. 請求項3記載の筒状部材の接続方法であって、前記挿入接続部の下端より上方位置で前記接着剤が前記挿入接続部と第1の筒状部材の内面との間に塗布され、前記挿入接続部が回転しながら第1の筒状部材へ挿入されることを特徴とする筒状部材の接続方法。
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