JP4019816B2 - 型物成形用ゴム組成物及び成形品 - Google Patents

型物成形用ゴム組成物及び成形品 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、型物成形用のアクリルゴム組成物及びそれを型物成形して成る型物成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】
アクリルゴムは、耐熱性、耐油性等に優れているため、自動車関連の分野等において、ガスケットやパッキン等のシール材、防振材等のゴム部品に広く用いられている。これらのアクリルゴム部品にゴム弾性を付与する目的で、アクリルゴムの重合においてはその分子構造に活性のある架橋点を付与する架橋性モノマーが通常1〜5重量%程度共重合される。
【0003】
架橋性モノマーの選択は、それに組み合わせて使用する架橋剤とともに、架橋反応速度を決定し、貯蔵安定性、機械的特性、圧縮永久ひずみ、耐熱性等に影響を与える。一般的には、2−クロロエチルビニルエーテル、ビニルクロロアセテートなどの塩素系モノマーや、アリルグリシジルエーテルなどのエポキシ系モノマーが架橋性モノマーとして使用されている。
これらの架橋性モノマーを用いると、優れた物性を有する架橋物を得ることができるが、例えば塩素系モノマーを使用した場合など、場合によっては架橋物に接する金属を腐食させるなどの問題もあり、これを改良するためにマレイン酸やフマル酸などのブテンジオン酸モノ低級鎖状アルキルエステル等の架橋性モノマーも検討されている(例えば特開昭50−45031号公報、特開平11−92614号公報等)。
しかし、アクリルゴムは、一般的に、圧縮成形、トランスファー成形、射出成形など型物成形を行うと、スコーチが起こりやすく、金型充填時に流動性が低下して充填不良となったり、金型にバリが粘着して取れにくいという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、金型充填時にスコーチが起きず、離型性に優れ、型内にバリが残らない型物成形用アクリルゴム組成物及びそれを型物成形して成る型物成形品を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記課題を達成するために鋭意研究した結果、ブテンジオン酸モノシクロアルキルエステル単量体を架橋性モノマーとして共重合して得られるアクリルゴムと架橋剤とを配合したアクリルゴム組成物を、圧縮成形、トランスファー成形、射出成形などの型物成形すると、前記目的を達成できることを見出し、この知見に基づいて、本発明を完成するに至った。
【0006】
かくして、本発明によれば、ブテンジオン酸モノシクロアルキルエステル単量体単位(A)0.1〜20重量%及び(メタ)アクリル酸エステル単量体単位(B)50〜99.9重量%を含有するアクリルゴム100重量部に対して架橋剤0.05〜20重量部を配合してなる型物成形用アクリルゴム組成物が提供される。架橋剤は多価アミン架橋剤が好ましい。また、本発明によれば、上記のアクリルゴム組成物を型物成形して得られる型物成形品が提供される。型物成形は、圧縮成形、トランスファー成形又は射出成形が好ましく、型物成形品はシール部品が好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明で使用するアクリルゴムは、ブテンジオン酸モノシクロアルキルエステル単量体単位(A)〔以降、単量体単位(A)と略記することがある。〕0.1〜20重量%及び(メタ)アクリル酸エステル単量体単位(B)〔以降、単量体単位(B)と略記することがある。〕50〜99.9重量%を含有することを特徴とする。すなわち、本発明で使用するアクリルゴムは、ブテンジオン酸モノシクロアルキルエステル単量体、(メタ)アクリル酸エステル単量体及び必要に応じて用いるこれらと共重合可能な単量体とを共重合して得られるゴムである。
【0008】
単量体単位(A)は、ブテンジオン酸モノシクロアルキルエステル単量体(a)〔以降、単量体(a)と略記することがある。〕の重合により形成される構造単位である。
単量体(a)は、例えば、ブテンジオン酸、すなわちフマル酸又はマレイン酸が含有する一つのカルボキシル基とモノシクロアルカン構造を有するアルコールとの反応で得られるモノエステル構造を有する化合物であり、その合成方法の如何を問わない。モノシクロアルカン構造は、炭素数が3〜20、好ましくは4〜10で構成され単環でも多環でもよい。モノシクロアルカン構造を有するアルコールとしては、シクロアルキルアルコール及び主鎖の一部や側鎖にモノシクロアルカン構造を有するアルコールのいずれでもよいが、本発明においては、シクロアルキルアルコール好ましい。
【0009】
単量体(a)の具体例としては、フマル酸モノシクロペンチル、フマル酸モノシクロヘキシル、フマル酸モノシクロヘプチル、フマル酸モノシクロオクチル、フマル酸モノメチルシクロヘキシル、フマル酸モノ−3,5−ジメチルシクロヘキシル、フマル酸ジシクロペンタニル、フマル酸イソボニルなどのフマル酸モノシクロアルキルエステル単量体マレイン酸モノシクロペンチル、マレイン酸モノシクロヘキシル、マレイン酸モノシクロヘプチル、マレイン酸モノシクロオクチル、マレイン酸モノメチルシクロヘキシル、マレイン酸モノ−3,5−ジメチルシクロヘキシル、マレイン酸モノジシクロペンチル、マレイン酸モノイソボニなどのマレイン酸モノシクロアルキルエステル単量体フマル酸又はマレイン酸の、4−シクロヘキシルブチル−1−オールのモノエステル、フマル酸又はマレイン酸の、2−シクロヘキシルブチル−1−オールのモノエステルなどの、主鎖の一部や側鎖にモノシクロアルカン構造を有するアルコールとブテンジオン酸とのモノエステル単量体;などが挙げられる。これらの中でも、フマル酸モノシクロヘキシルやマレイン酸モノシクロヘキシルが好ましい。
【0010】
本発明で使用するアクリルゴム中の、単量体単位(A)の含有量は、0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%、より好ましくは1〜5重量%である。単量体単位(A)の量が少なすぎると架橋物の架橋密度が十分でなく良好な機械的特性が得られず、また、架橋物が金型に粘着するために離型性が劣り、逆に多すぎると架橋物の伸びが低下したり圧縮応力歪みが増大する場合がある。
【0011】
本発明で使用するアクリルゴムのカルボキシル基含有量は、ゴム100グラム当たり、好ましくは5×10−4〜4×10−1当量、より好ましくは2×10−3〜2×10−1当量、特に好ましくは4×10−3〜1×10−1当量である。アクリルゴム中のカルボキシル基含有量が少なすぎると架橋が十分に進行せず、架橋物の形状維持ができない場合があり、逆に多すぎると架橋物が硬くなって脆くなる場合がある。
【0012】
(メタ)アクリル酸エステル単量体単位(B)は、(メタ)アクリル酸エステル単量体(b)〔以降、単量体(b)と略記することがある。〕の重合により形成される構造単位である。単量体(b)としては、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体、(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル単量体、及び(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル単量体などが挙げられ、中でも、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体及び(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル単量体が好ましい。
【0013】
(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体としては、炭素数1〜8のアルキルアルコールと(メタ)アクリル酸とのエステルが好ましく、具体的には、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸n−ヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシルなどが挙げられる。これらの中でも特に(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチルが好ましい。
【0014】
(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル単量体としては、炭素数2〜8のアルコキシアルキルアルコールと(メタ)アクリル酸とのエステルが好ましく、具体的には、(メタ)アクリル酸メトキシメチル、(メタ)アクリル酸エトキシメチル、(メタ)アクリル酸2−エトキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ブトキシエチル、(メタ)アクリル酸2−メトキシエチル、(メタ)アクリル酸2−プロポキシエチル、(メタ)アクリル酸3−メトキシプロピル、(メタ)アクリル酸4−メトキシブチルなどが挙げられる。これらの中でも特に、(メタ)アクリル酸2−エトキシエチル、(メタ)アクリル酸2−メトキシエチルが好ましい。
【0015】
本発明で使用するアクリルゴム中の、単量体単位(B)の含有量は、50〜99.9重量%、好ましくは60〜95重量%、より好ましくは80〜92重量%である。アクリルゴム中の単量体単位(B)の含有量が少なすぎると、架橋物の耐熱性及び耐油性が低下する場合がある。
【0016】
本発明で使用するアクリルゴムは、さらに、単量体単位(B)が、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体単位30〜100重量%及び(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル単量体単位0〜70重量%からなるものであるのが好ましい。
【0017】
本発明で使用するアクリルゴムは、上記単量体(a)及び単量体(b)とを共重合したもの以外に、これらと共重合可能な単量体をも共重合したものでもよい。共重合可能な単量体の具体例としては、単量体(a)以外のカルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体、共役ジエン単量体、非共役ジエン単量体、芳香族ビニル単量体、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体、アクリルアミド系単量体、多官能性アクリル系単量体、その他のオレフィン系単量体などが挙げられる。これらの中でも、単量体(a)以外のカルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体が好ましい。
【0018】
単量体(a)以外のカルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体としては、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、マレイン酸モノ−n−ブチル、フマル酸モノメチル、フマル酸モノエチル、フマル酸モノ−n−ブチルなどのブテンジオン酸モノ鎖状アルキルエステル単量体;アクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸及びシトラコン酸などのカルボン酸単量体;などが挙げられる。これらの中でもブテンジオン酸モノ鎖状アルキルエステル単量体が好ましい。カルボキシル基は無水カルボン酸基であってもよく、無水マレイン酸、無水シトラコン酸などの無水カルボン酸単量体も用いることができる。
【0019】
共役ジエン単量体としては、1,3−ブタジエン、クロロプレン、ピペリレンなどが挙げられる。非共役ジエン単量体としては、1,4−ペンタジエン、ジシクロペンタジエン、ノルボルネン、エチリデンノルボルネン、1,4−ヘキサジエン、ノルボルナジエンなどが挙げられる。芳香族ビニル単量体としては、スチレン、α−メチルスチレン、ジビニルベンゼンなどが挙げられる。α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体としては、アクリロニトリル、メタアクリロニトリルなどが例示される。アクリルアミド系単量体としては、アクリルアミド、メタクリルアミドなどが挙げられる。多官能性アクリル系単量体としては、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、プロピレングリコールジメタクリレートなどが挙げられる。その他のオレフィン系単量体としては、エチレン、プロピレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテルなどが挙げられる。
【0020】
アクリルゴム中の上記の共重合可能な単量体の単位量は、本発明の目的を損なわない範囲であればよく、好ましくは0〜49.9重量%、より好ましくは0〜20重量%である。
【0021】
本発明で使用するアクリルゴムは、ブテンジオン酸モノシクロアルキルエステル単量体(a)、(メタ)アクリル酸エステル単量体(b)及び必要に応じて用いられるこれらと共重合可能な上記単量体を含んでなる単量体混合物をラジカル重合することにより得ることができる。重合反応の形態としては、乳化重合法、懸濁重合法、塊状重合法及び溶液重合法のいずれも用いることができるが、重合反応の制御の容易性等から、従来公知のアクリルゴムの製造法として一般的に用いられている常圧下での乳化重合法によるのが好ましい。
【0022】
乳化重合法による重合の場合には、重合開始剤、重合停止剤、乳化剤等は一般的に用いられる従来公知のものを使用できる。
【0023】
重合開始剤としては、アゾビスイソブチロニトリルなどのアゾ化合物;ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド等の有機過酸化物;過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等の無機過酸化物;などを挙げることができる。これらの重合開始剤は、それぞれ単独で、あるいは2種類以上を組み合わせて使用することができる。重合開始剤の使用量は、単量体混合物100重量部に対して、0.01〜1.0重量部であることが好ましい。
【0024】
また、過酸化物開始剤は還元剤と組み合わせてレドックス系重合開始剤として使用することができる。還元剤としては、特に限定されないが、硫酸第一鉄、ナフテン酸第一銅等の還元状態にある金属イオンを含有する化合物;ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート、メタンスルホン酸ナトリウム等のスルホン酸化合物;ジメチルアニリン等のアミン化合物;などが挙げられる。これらの還元剤は単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。還元剤の使用量は、過酸化物1重量部に対して0.03〜10重量部であることが好ましい。
【0025】
重合停止剤としては、例えば、ヒドロキシルアミン、ヒドロキシアミン硫酸塩、ジエチルヒドロキシアミン、ヒドロキシアミンスルホン酸およびそのアルカリ金属塩、ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウムなどが挙げられる。重合停止剤の使用量は、特に限定されないが、通常、全単量体100重量部に対して、0.1〜2重量部である。
【0026】
乳化剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル等の非イオン性乳化剤;ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノレン酸などの脂肪酸の塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムなどのアルキルアリールスルホン酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、アルキルスルホコハク酸塩等のアニオン性乳化剤;アルキルトリメチルアンモニウムクロライド、ジアルキルアンモニウムクロライド、ベンジルアンモニウムクロライド等のカチオン性乳化剤;α,β−不飽和カルボン酸のスルホエステル、α,β−不飽和カルボン酸のサルフェートエステル、スルホアルキルアリールエーテル等の共重合性乳化剤などを挙げることができる。なかでも、アニオン性乳化剤が好適に用いられる。これらの乳化剤は単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。乳化剤の使用量は、単量体混合物100重量部に対して、0.1〜10重量部である。
【0027】
乳化重合における水の使用量は、単量体混合物100重量部に対して、80〜500重量部、好ましくは100〜300重量部である。
【0028】
乳化重合に際して、必要に応じて、分子量調整剤、粒径調整剤、キレート化剤、酸素捕捉剤等の重合副資材を使用することができる。
【0029】
分子量調整剤としては、例えば、n−ブチルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン等のメルカプタン類;テトラエチルチウラムスルフィド、ジベンタメチレンチウラムヘキサスルフィド等のスルフィド類;α−メチルスチレン2量体;四塩化炭素等が挙げられる。
【0030】
乳化重合は、回分式、半回分式、連続式のいずれでもよい。重合は通常0〜70℃、好ましくは5〜50℃の温度範囲で行なわれる。
【0031】
本発明で使用するアクリルゴムのムーニー粘度(ML1+4、100℃)は、好ましくは10〜80、より好ましくは20〜70、特に好ましくは30〜70である。ムーニー粘度が小さすぎると成形加工性や架橋物の機械的強度が劣る場合があり、大きすぎると成形加工性が劣る場合がある。
【0032】
本発明の型物成形用アクリルゴム組成物は、上記アクリルゴムに架橋剤を配合して成る。本発明の型物成形用アクリルゴム組成物に配合する架橋剤としては、アクリルゴムの架橋剤として一般的に用いられている化合物であればいずれでもよいが、単量体単位(A)のカルボキシル基等と比較的容易に架橋構造を形成し得るものとしてアミン化合物が好ましく、特に多価アミン化合物が好ましい。
【0033】
このような多価アミン化合物として、具体的には脂肪族多価アミン架橋剤、芳香族多価アミン架橋剤などが挙げられる。
脂肪族多価アミン架橋剤としては、ヘキサメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンカーバメイト、N,N’−ジシンナミリデン−1,6−ヘキサンジアミン、トリエチレンジアミン、1,8−ジアザ−ビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7などが挙げられる。芳香族多価アミン架橋剤としては、4,4’−メチレンジアニリン、m−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−(m−フェニレンジイソプロピリデン)ジアニリン、4,4’−(p−フェニレンジイソプロピリデン)ジアニリン、2,2’−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、4,4’−ジアミノベンズアニリド、4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル、m−キシリレンジアミン、p−キシリレンジアミン、1,3,5−ベンゼントリアミン、1,3,5−ベンゼントリアミノメチルなどが挙げられる。
【0034】
架橋剤の配合量は、アクリルゴム100重量部に対し、0.05〜20重量部、好ましくは0.1〜10重量部、より好ましくは0.2〜7重量部、特に好ましくは0.3〜5重量部である。アミン架橋剤の配合量が少なすぎると架橋が十分に行われないため架橋物の形状維持が困難になり、多すぎると架橋物が硬くなりすぎ、架橋ゴムとしての弾性などが損なわれる。
【0035】
上記アクリルゴム組成物には、さらに架橋促進剤を配合して上記架橋剤に組み合わせて用いてもよい。架橋促進剤は限定されない。多価アミン架橋剤と組み合わせて用いることができる架橋促進剤としては、25℃での水中の塩基解離定数が10−12〜10であるものが好ましく、例えばグアニジン化合物、イミダゾール化合物、第四級オニウム塩、第三級ホスフィン化合物、弱酸のアルカリ金属塩などが挙げられる。
グアニジン化合物としては、1,3−ジフェニルグアニジン、1,3−ジオルトトリルグアニジンなどが挙げられる。イミダゾール化合物としては、2−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾールなどが挙げられる。第四級オニウム塩としては、テトラn−ブチルアンモニウムブロマイド、オクタデシルトリn−ブチルアンモニウムブロマイドなどが挙げられる。第三級ホスフィン化合物としては、トリフェニルホスフィン、トリ−p−トリルホスフィンなどが挙げられる。弱酸のアルカリ金属塩としては、ナトリウムまたはカリウムのリン酸塩、炭酸塩などの無機弱酸塩あるいはステアリン酸塩、ラウリン酸塩などの有機弱酸塩が挙げられる。
【0036】
架橋促進剤の使用量は、アクリルゴム100重量部あたり、好ましくは0.1〜20重量部、より好ましくは0.2〜15重量部、特に好ましくは0.3〜10重量部である。架橋促進剤が多すぎると、架橋時に架橋速度が早くなりすぎたり、架橋物の表面ヘの架橋促進剤のブルームが生じたり、架橋物が硬くなりすぎたりする場合がある。
【0037】
また、上記アクリルゴム組成物には、特に、モノアミン化合物を配合して、架橋前のロール加工やバンバリー加工において、組成物を金属に粘着しにくくさせて加工性を改善することができる。
このようなモノアミン化合物としては、芳香族モノアミン化合物及び脂肪族モノアミン化合物が挙げられる。これらはそれぞれ、第一級アミン化合物、第二級アミン化合物、第三級アミン化合物のいずれでもよい。これらのモノアミン化合物を、単独で用いることも2種以上組み合わせて用いることもできるが、単独で用いる場合には、モノ一級アミンが好ましく、2種以上を組み合わせて用いる場合には、脂肪族モノ二級アミンと脂肪族モノ三級アミンとを組み合わせて用いるのが好ましい。
【0038】
アクリルゴム100重量部に対する上記モノアミン化合物の配合量は、合計0.05〜20重量部、好ましくは0.1〜10重量部である。特に、モノ一級アミンを単独で使用する場合には、好ましくは0.1〜10重量部、より好ましくは0.2〜5重量部であり、脂肪族モノ二級アミンと脂肪族モノ三級アミンを組み合わせて用いる場合には、合計量が好ましくは0.2〜10重量部、より好ましくは0.5〜7重量部である。
【0039】
上記アクリルゴム組成物には、必要に応じて、補強材、充填剤、老化防止剤、光安定剤、可塑剤、滑剤、粘着剤、潤滑剤、難燃剤、防黴剤、帯電防止剤、着色剤などの添加剤を配合してもよい。
【0040】
また、上記アクリルゴム組成物には、必要に応じて、アクリルゴム以外のゴム、エラストマー、樹脂などをさらに配合してもよい。例えば、天然ゴム、アクリルゴム(A)以外のアクリルゴム、ポリブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴムなどのゴム;オレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー、塩化ビニル系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー、ポリシロキサン系エラストマーなどのエラストマー;ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド樹脂などの樹脂;などを配合することができる。
【0041】
上記アクリルゴム組成物の調製にあたっては、ロール混合、バンバリー混合、スクリュー混合、溶液混合などの適宜の混合方法が採用できる。配合手順は特に限定されないが、先ず、熱による反応や分解を起こしにくい成分を充分に混ぜ合わせた後、熱による反応や分解を起こしやすい成分、例えば架橋剤などを、反応や分解を起こさない温度で短時間に混合する手順を採ると好ましい。
【0042】
本発明の型物成形品は上記アクリルゴム組成物を型物成形して成るものである。型物成形は、製品1個分の又は数個分の形状をした金型のキャビティにアクリルゴム組成物を充填して賦形し、金型を、通常、130〜220℃以上、好ましくは140℃〜200℃に加熱することにより架橋(一次架橋)させ、必要によってさらにオーブン、熱風、蒸気などで上記温度に1〜48時間加熱してさらに架橋(二次架橋)して成形する方法であり、具体的には圧縮成形、トランスファー成形あるいは射出成形などが挙げられる。
圧縮成形は、ロール、押出機などでアクリルゴム組成物の練り生地をシート状、リボン状などに予備成形して金型のキャビティに充填し、金型を閉め、15MPa程度の圧力をかけて加熱して成形する方法である。
トランスファー成形は、ロールなどで練ってシート状にしたアクリルゴム組成物をポットに入れ、ピストンにより密封キャビティに充填し、数10MPa程度の圧力をかけて加熱して成形する方法である。圧縮成形に比して、金型取り出し不要なので成形サイクルが約50%短縮でき、比較的肉厚なものでも均一架橋ができる。
射出成形は、押出機などでアクリルゴム組成物の練り生地を帯状にし、又はそれを裁断して粒状にしてフィードホッパーに仕込み、シリンダーで90℃以下の温度に加熱して可塑化し、インラインスクリュー又はプランジャーでノズルを通して射出してキャビティに充填し、数10〜100MPaの圧力をかけて加熱して成形する方法である。圧縮成形に比して、材料供給が簡便で金型取り出し不要なので成形サイクルが短縮でき、比較的肉厚なものでも均一架橋ができる。
【0043】
本発明の型物成形用アクリルゴム組成物は加工時のスコーチが起こりにくい。また、金型充填時に流動性が低下せずに成形性に優れる。そしてこの組成物を型物成形してなる成形品は金型に粘着しないので離型性に優れ、また、型内にはバリが残らない。さらに、耐熱性及び圧縮永久ひずみ特性に優れる。
したがって、本発明の型物成形品は、これらの特性を活かして、シリンダーヘッドカバー、ガスケット、オイルパンガスケット、オイルシール、防振材などとして広い範囲で好適に使用できる。
【0044】
【実施例】
以下に実施例、比較例を挙げて、本発明を具体的に説明する。これらの例中の〔部〕及び〔%〕は、特に断わりのない限り重量基準である。ただし本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
【0045】
(1)ムーニースコーチ時間(t5)
アクリルゴム組成物のムーニースコーチ時間(t5)は、JIS K6300に従って125℃で測定した。ムーニースコーチ時間t5の値が大きいほど、スコーチ安定性に優れる。
【0046】
(2)機械的特性及び耐熱性
アクリルゴム組成物を170℃、20分間のプレスによって成形、架橋し、15cm×15cm×2mmの成形品を得、さらに後架橋のために170℃のオーブン内に4時間放置して作成したシートを用い、所定の形状に打ち抜いた試験片を用いて以下の測定を行った。
先ず、JIS K6251の引張試験に従って引張強度及び破断伸び(伸び)を、又、JIS K6253の硬さ試験に従って硬さをそれぞれ測定した。次いで、JIS K6257に従い、175℃の環境下で168時間の空気加熱老化を行い、再度伸び及び硬度を測定し、常態との対比による引張伸び変化率及び硬さの変化量(差)を測定した。これらの数値が0に近いほど耐熱性に優れる。
【0047】
(3)圧縮永久歪み率
アクリルゴム組成物を170℃、20分間のプレスによって成形、架橋し、直径29mm、厚さ12.5mmの円筒型試験片を作製し、さらに後架橋のために170℃に4時間放置した。JIS K 6262に従い、上記試験片を25%圧縮させたまま、175℃の環境下で70時間置いた後、圧縮を解放して圧縮永久ひずみ率を測定した。
【0048】
(4)金型充填性
25t射出成形機(三友工業社製)にて、スパイラルフロー金型を用いて、スクリュー部温度70℃、スクリュー回転数50rpm、金型温度190℃、架橋時間1分、射出量13ml、金型圧力20MPaの条件で射出成形を行った。スパイラルフロー金型に刻まれた目盛りにて、ゴム組成物先端部が到達した長さを測定し、流動性の指標とした。長さが長いほど、金型での流動性が優れるため、金型への充填性に優れる。
【0049】
(5)バリの残存状態
上記(3)と同様の金型を用いてプレス架橋を10回行い、架橋シートを金型から剥離する毎にバリの金型付着状態を観察し、残存したバリ量の多少にかかわらずバリが少しでも残存していれば1回と数え、バリ残存累積回数で表示した。回数が少ないほど成形作業性に優れている。
【0050】
実施例1
温度計、攪拌装置、窒素導入管及び減圧装置を備えた重合反応器に、水200部、ラウリル硫酸ナトリウム3部およびアクリル酸エチル58部、アクリル酸n−ブチル40部、フマル酸モノシクロヘキシル2部を仕込み、減圧による脱気および窒素置換をくり返して酸素を十分除去した後、クメンハイドロパーオキシド0.005部およびナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート0.002部を加えて常圧、常温下で乳化重合反応を開始させ、重合転化率が95%に達するまで反応を継続した。得られた乳化重合液を塩化カルシウム水溶液で凝固させ、水洗、乾燥してアクリルゴムAを得た。
【0051】
上記反応で得られたアクリルゴムA(アクリル酸エチル単位含有量58%、アクリル酸n−ブチル単位含有量40%、フマル酸モノシクロヘキシル単位含有量2%、ムーニー粘度45(ML1+4、100℃))100部、カーボンブラック(ASTM D1765による分類;N550)60部、ステアリン酸(カーボンブラックの分散剤、軟化剤)2部および4,4’−ビス(α,α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン(老化防止剤)2部を50℃にてバンバリーで混練し、その後、ヘキサメチレンジアミンカーバメイト(脂肪族ジアミン架橋剤)0.5部、ジ−o−トリルグアニジン(架橋促進剤)2部を加えて、40℃にてオープンロールで混練してアクリルゴム組成物を調製した。
【0052】
このアクリルゴム組成物を用いて、ムーニースコーチ時間(t5)、常態特性(引張強度、伸び、硬さ)、耐熱性(伸び変化率、硬さ変化量)、圧縮永久歪み率、バリ残存状態及び流動性を評価した。結果を表1に示す。
【0053】
実施例2
フマル酸モノシクロヘキシルに代えて、マレイン酸モノシクロヘキシル2部を用いたこと以外は実施例1同様にアクリルゴムを製造し(アクリルゴムB)、架橋剤をヘキサメチレンジアミンカーバメイトから、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(芳香族ジアミン)0.5部に代えたこと以外は実施例1と同様にしてアクリルゴム組成物を調製し、実施例1同様に各特性を評価した。結果を表1に示す。
【0054】
比較例1
フマル酸モノシクロヘキシルをフマル酸モノn−ブチルに変更した以外は、実施例1のアクリルゴムAの製造と同様の操作でアクリルゴムCを得た。
【0055】
得られたアクリルゴムB(アクリル酸エチル単位含有量58%、アクリル酸n−ブチル単位含有量40%、フマル酸モノn−ブチル単位含有量2%、ムーニー粘度45(ML1+4、100℃))を用いた以外は、実施例1と同様にアクリルゴム組成物を調製し、実施例1同様に各特性を評価した。結果を表1に示す。
【0056】
【表1】
Figure 0004019816
【0057】
表1が示すように、本発明の型物成形用アクリルゴム組成物は、ムーニースコーチ時間が5分以上でスコーチ安定性が良く、金型充填性に優れていた。またその成形品は圧縮永久歪みが小さく、金型にバリが残存しなかった(実施例1、2)。
一方、ブテンジオン酸モノシクロアルキルエステル単量体単位を含有しないアクリルゴムを型物成形すると、初期のムーニースコーチ時間(t5)が5分以下と短く、圧縮永久歪みが大きく、金型にバリが残存するケースが見られた(比較例1)。
【0058】
【発明の効果】
本発明の型物成形用アクリルゴム組成物は、加工時、特に初期段階からスコーチが起こらない。さらに、金型への充填時に流動性が低下せずに成形加工性に優れる。また、それを型物成形した成形品は離型性に優れるため金型にバリが残らない。したがって、シール、ガスケット、防振材、ブーツなどのゴム部品として広い範囲で好適に使用できる。

Claims (6)

  1. ブテンジオン酸モノシクロアルキルエステル単量体単位(A)0.1〜20重量%及び(メタ)アクリル酸エステル単量体単位(B)50〜99.9重量%を含有するアクリルゴム100重量部に対して架橋剤0.05〜20重量部を配合してなる型物成形用アクリルゴム組成物。
  2. 架橋促進剤が配合されている請求項1記載の型物成形用アクリルゴム組成物
  3. 架橋剤が多価アミン架橋剤である請求項1又は2記載の型物成形用アクリルゴム組成物。
  4. 請求項1乃至3記載のアクリルゴム組成物を型物成形して成る型物成形品。
  5. 型物成形が圧縮成形、トランスファー成形又は射出成形である請求項4記載の型物成形品。
  6. シール材である請求項5記載の型物成形品。
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