JP4018171B2 - 遊技場の景品交換システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IDカードの使用を前提とした遊技場用管理システムを採用した遊技場においてその遊技場用管理システムを利用して景品の交換を行う遊技場の景品交換システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来より、例えばパチンコホールでは、遊技客が煙草を欲したときは、自分が保有しているパチンコ玉或いはメダル等の遊技媒体のうちから煙草の価額に相当する数の遊技媒体を景品交換カウンタで提出することにより煙草と交換するようにしている。また、飲料を飲みたくなったときは、自動販売機で購入していた。このような場合、遊技客は遊技を中断しなければならず、遊技に対する集中力が途切れてしまう。また、パチンコホールにとっても遊技客が遊技を中断している期間は遊技機の稼働が停止することになるので、売上の低下を招来するという問題がある。
また、遊技客が手元に遊技媒体及び現金を持合わせていない場合は、遊技客は煙草或いは飲料を購入できないことになり、サービス低下となる。
【0003】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技客に対するサービス向上を図ることができると共に、遊技機の稼働率が低下してしまうことを防止できる遊技場の景品交換システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、遊技客が獲得した遊技媒体数を遊技客と関連付けて記憶すると共に、遊技客固有の個人情報が記憶されたIDカードが使用されたときはその遊技客に対応した記憶遊技媒体数内で景品に交換することを許容する遊技場用管理システムを採用した遊技場において、景品として注文を受ける前の複数種別の物品が収納され、遊技場の担当係員が運搬するワゴンを設け、遊技機に1対1で対応して設けられ、遊技客が携帯するIDカードから遊技客固有の個人情報を読取ったときはその個人情報を前記遊技場用管理システムに通知する台端末装置を設け、この台端末装置に設けられ、複数種別の景品の中から所望する景品を注文しようとする遊技客が、前記ワゴンを運搬する担当係員を呼出すために操作するワゴンスイッチ、及びこのワゴンスイッチが換作されたときに点灯するワゴンランプを設け、前記ワゴンを運搬する担当係員が携帯し、遊技客の呼出しに応じて担当係員が前記ワゴンを遊技客まで運搬した状態で、そのワゴンが収納している複数種別の景品の中から遊技客が所望する交換対象の景品が選択され、当該交換対象の景品が指示されたときは、その内容を示す注文データを送信する注文入力装置を設け、この注文入力装置からの注文データを受信したときはその注文データが示す景品に相当する遊技媒体数を前記台端末装置を使用している遊技客に対応して前記遊技場用管理システムが記憶している記憶遊技媒体数から引落し可能であるか否かを判断し、その判断結果を前記台端末装置において外部に報知すると共に交換対象の景品の内容を注文データとして前記遊技場用管理システムに送信する判定手段を設けた上で、前記遊技場用管理システムは、前記判定手段から注文データを受信したときはその注文データが示す景品に相当する遊技媒体数を前記台端末装置を使用している遊技客に対応した記憶遊技媒体数から引落すように構成したことにより、遊技客が遊技を中断することなく景品を入手できるようにしたものである(請求項1)。
【0005】
このような構成の場合、遊技客は、遊技場用管理システムを利用して遊技媒体の返却を受けるときは、台端末装置にIDカードを読込ませる。すると、台端末装置は、IDカードを使用した遊技客に対応して遊技場用管理システムが記憶している記憶遊技媒体数内で景品に交換することを許容するので、遊技客は、獲得した遊技媒体を景品と交換することができる。
【0006】
さて、遊技客が遊技位置で景品の入手を希望するときは、注文入力装置に交換対象の景品を指示する。
すると、注文入力装置は、指示された景品を示す注文データを送信するので、判定手段は、注文入力装置からの注文データを受信し、その受信した注文データが示す景品に相当する遊技媒体数を台端末装置を使用している遊技客に対応して遊技場用管理システムが記憶している記憶遊技媒体数から引落し可能であるか否かを判断し、その判断結果を外部に報知する。
【0007】
従って、担当係員は、判定手段が引落し可能であると報知したときは、遊技客が希望する景品を遊技客に手渡す。これにより、遊技客は、遊技を中断することなく景品を入手することができる。
【0008】
一方、判定手段は、上述のように引落し可能であると判断したときは、交換対象の景品の内容を注文データとして遊技場用管理システムに送信する。
すると、遊技場用管理システムは、判定手段から注文データを受信したときはその注文データが示す景品に相当する遊技媒体数を台端末装置を使用している遊技客に対応した記憶遊技媒体数から引落す。従って、遊技客が遊技媒体を景品と交換するのに応じて、その遊技客に対応した遊技場用管理システムが記憶している遊技媒体数、つまり遊技客が景品と交換可能な遊技媒体数が減少される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施例を図1乃至図10を参照して説明する。
図1は全体の構成を概略的に示している。この図1において、遊技機としてのパチンコゲーム機1に1対1で対応して判定手段としての台端末装置2が設けられている。この台端末装置2はパチンコ玉の返却機能、パチンコゲーム機1の稼働状況を監視する機能、呼出報知機能を備えると共に、遊技場用管理システムとしての管理装置3との通信機能を備えて構成されている。
【0019】
ここで、上記台端末装置2は、個人情報が記憶されたIDカードとしての会員カードが使用された状態でパチンコゲーム機1での遊技を許容する貯玉システムを実現するための機能が付加されている。
【0020】
この貯玉システムとは、遊技客がパチンコホールから発行された会員カードを図示しない計数器のカードリーダに挿入した状態で獲得したパチンコ玉を計数したときは、その計数値を管理装置3に記憶しておき、その記憶遊技媒体数としての貯玉数の範囲内で景品と交換できるというものである。従って、遊技客は、パチンコ玉を景品交換カウンタに一々運搬することなく獲得パチンコ玉を景品と交換することができる。
【0021】
また、次に来店した際に会員カードを台間玉貸機のカードリーダに挿入した状態で返却操作したときは管理装置3に記憶されている貯玉数の範囲内でパチンコ玉を台間玉貸機から遊技客に返却すると共に返却したパチンコ玉数だけ貯玉数から引落すシステムのことである。従って、遊技客は、遊技により獲得したパチンコ玉を景品に交換する必要がないと共に、次に来店した際に現金を使用することなくパチンコゲーム機で遊技することが可能となる。
【0022】
さらに、上記台端末装置2は、上述した貯玉システムを利用したワゴンサービスシステムの機能が付加されている。
このワゴンサービスシステムとは、遊技客が遊技中に煙草或いは飲料を注文したときは、担当係員が煙草、飲料等が収納されたワゴン4を遊技客まで運搬し、その遊技客に対応して貯玉システムで記憶された貯玉数の価額の範囲内でワゴン4に収納された物品を遊技客に提供すると共に、提供した物品に応じた価額に対応する貯玉数を貯玉数から引落すというものである。つまり、遊技客が獲得していたパチンコ玉と物品とを交換するというものであり、このような場合、煙草或いは飲料等の物品は景品として機能することになる。従って、遊技客は、パチンコゲーム機1による遊技を中断することなく所望の景品を現金を使用することなく入手することができることになる。
【0023】
ここで、注文入力装置5は上述したワゴンシステムを実現するために担当係員が携帯するもので、この注文入力装置5からのデータが台端末装置2を通じて管理装置3に送信されるようになっている。
【0024】
図2は台端末装置2の構成を概略的に示している。この図2において、台端末装置2は制御部6を主体として構成されている。この制御部6は、ROM7に記憶されたプログラムに従って動作すると共にRAM8にワーキングデータを一時的に記憶する。
【0025】
送受信部9は、制御部6からの指令に応じて管理装置3と通信する。時計部10は、現在時刻を制御部6に与える。表示部11は、制御部6から与えられるデータに応じて文字・数字等を表示する。受信部12は、外部から光通信で受信したデータを制御部6に与える。ランプ部13は、呼出ランプ、ワゴンランプ及び特賞ランプから構成されており、制御部6からの指令に応じて所定のランプの点消灯を実行する。玉貸部14は、制御部6からの指令に応じて所定数のパチンコ玉を放出する。カードリーダ15は、挿入された会員カードから個人情報を読取って制御部6に与える。操作部16は、スイッチに対する操作状態を制御部6に与える。
【0026】
図3は操作部16を示している。この図3において、操作部16は、呼出スイッチ17、ワゴンスイッチ18、テンキー19、貸出スイッチ20、排出スイッチ21を備えて構成されている。
【0027】
図4は注文入力装置5の構成を概略的に示している。この図4において、注文入力装置5は制御部22を主体として構成されている。この制御部22は、ROM23に記憶されたプログラムに従って動作すると共にRAM24にワーキングデータを一時的に記憶する。
【0028】
時計部25は、現在時刻を制御部22に与える。送信部26は、制御部22から与えられたデータを例えば光信号で送信する。表示部27は、制御部22から与えられるデータに応じて文字・数字等を表示する。操作部28は、ワゴンサービスの対象となる景品に対応したキーを備えており、それらのキーに対する操作状態を制御部22に与える。
【0029】
また、図1に示すように島端には島端ランプ29が設けられている。この島端ランプ29は、図5に示すように呼出ランプ30、ワゴンランプ31及び特賞ランプ32から構成されており、台端末装置2に設けられたランプ部13の呼出ランプ、ワゴンランプ、特賞ランプの点消灯に応じて呼出ランプ30、ワゴンランプ31及び特賞ランプ32が夫々点消灯するようになっている。
【0030】
次に上記構成の作用について説明する。
パチンコホールに来店した遊技客がパチンコゲーム機1で遊技する場合は、自己が携帯している会員カードを台端末装置2のカードリーダ15に挿入した状態でパチンコホールから会員カードが発行される際に予め登録していた暗証No.を操作部16のテンキー19により入力する。
【0031】
図6は台端末装置2の動作を示している。この図6において、台端末装置2は、会員カードが挿入されたときは(ステップA1)、その会員カードがパチンコホールが発行した正規の会員カードか否かを判定し(ステップA2)、正規の会員カードでないと判定したときは会員カードを排出する(ステップA9)。従って、遊技客は、パチンコホールが発行した会員カード以外を使用したときは、パチンコゲーム機1での遊技は禁止される。
【0032】
これに対して、正規の会員カードであったときは、暗証No.が入力されたところで(ステップA3)、会員No.及び暗証No.を管理装置3に出力してから(ステップA5)、管理装置3から貯玉データが入力するか(ステップA6)、拒否信号を入力するかを監視するようになる(ステップA8)。
尚、正規の会員カードであった場合でも、排出スイッチ21が操作されたときは(ステップA4)、会員カードを排出する(ステップA9)。
【0033】
一方、図7は管理装置3の動作を示している。この図7において、管理装置3は、台端末装置2から会員No.及び暗証No.を入力したときは(ステップB1)、照合処理を実行する(ステップB2)。この照合処理では、管理装置3は、入力した会員No.が予め作成した会員ファイルに登録されているか否かを判断し、会員No.が登録されていないとき、或いは登録されているにしても会員No.に対応して記憶している暗証No.が入力暗証No.と異なる場合は(ステップB3)、拒否信号を台端末装置2に出力する(ステップB5)。
【0034】
これにより、台端末装置2は、管理装置3から拒否信号を入力するので(ステップA6)、会員カードを排出する(ステップA9)。従って、遊技客は、正規の会員カードを使用した場合であっても、暗証No.を違って入力したときは、パチンコゲーム機1での遊技は禁止される。
【0035】
これに対して、正規の会員カードを使用し且つ暗証No.を正しく入力したときは、管理装置3は、照合処理の結果、暗証No.は一致すると判断し(ステップB3)、貯玉データを台端末装置2に出力する(ステップB4)。
【0036】
すると、台端末装置2は、管理装置3から貯玉データを入力するので(ステップA6)、その貯玉データをRAM8に記憶すると共に表示部11に表示する(ステップA7)。従って、遊技客は、返却可能なパチンコ玉数を確認することができる。
【0037】
ここで、上述のようにして会員カードが有効であることを確認した台端末装置2は、硬貨が投入されたか(ステップA10)、貸出スイッチ20がオンしたか(ステップA13)、ワゴンスイッチ18がオンしたか(ステップA18)、呼出スイッチ17がオンしたか(ステップA20)、パチンコゲーム機1から特賞信号が入力したか(ステップA22)、遊技データ送信タイミングとなったか(ステップA24)、注文データ1を入力したか(ステップA26)、排出スイッチ21がオンしたかを監視し(ステップA32)、監視結果に基づいて以下のように動作する。
【0038】
▲1▼硬貨の投入に応じてパチンコ玉を貸出す場合……遊技客が硬貨を投入したときは(ステップA10)、硬貨の価額に相当した規定数のパチンコ玉を放出すると共に(ステップA11)、売上信号を管理装置3に出力する(ステップA12)。従って、台端末装置2からパチンコ玉が放出されるので、遊技客は、貸出されたパチンコ玉を使用することによりパチンコゲーム機1での遊技が可能となる。この場合、硬貨を使用してパチンコ玉の貸出しを受けるときは、貯玉システムを利用してパチンコ玉を貸出しを受けるときよりも優先される。
【0039】
一方、管理装置3は、台端末装置2から売上信号を入力したときは(ステップB11)、売上データの記憶処理を実行する(ステップB12)。この売上データの記憶処理では、パチンコゲーム機1毎に売上を記憶するもので、売上信号に基づいて対応するパチンコゲーム機1の売上を加算する。
【0040】
▲2▼貯玉システムを利用してパチンコ玉を返却する場合……遊技客が貸出スイッチ20を操作したときは(ステップA13)、RAM8に記憶している貯玉数が零でないことを確認し、貯玉数があるときは貯玉返却処理を実行する(ステップA15)。この貯玉返却処理では、例えば100円分に相当する数のパチンコ玉を返却する。
【0041】
続いて、パチンコ玉の返却に応じて貯玉返却信号を管理装置3に出力すると共に(ステップA16)、表示部11に表示している貯玉数を更新する(ステップA17)。
【0042】
一方、管理装置3は、台端末装置2から貯玉返却信号を入力したときは(ステップB6)、貯玉データを更新する(ステップB7)。つまり、貯玉返却信号が示す遊技客に対応して記憶している記憶貯玉数から返却玉数を引落す。
【0043】
▲3▼ワゴンスイッチ18が操作されたとき……後述する。
▲4▼呼出スイッチ17が操作されたとき……呼出スイッチ17が操作されたときは(ステップA20)、呼出ランプ点消灯処理を実行する(ステップA21)。
この呼出ランプ点消灯処理では、呼出スイッチ17がオンされる毎に、ランプ部13の呼出ランプを交互に点灯、消灯する。従って、遊技客が呼出スイッチ17を操作したときは、台端末装置2に設けられているランプ13の呼出ランプ及び島端ランプ29の呼出ランプ30が点灯するので、担当係員を呼出すことができる。
【0044】
▲5▼特賞信号を入力したとき……パチンコゲーム機1から特賞信号を入力したときは(ステップA22)、特賞ランプの点消灯処理を実行する(ステップA23)。この特賞ランプの点消灯処理では、特賞信号を入力したときはランプ部13の特賞ランプを点灯し、特賞信号の入力が終了したときは特賞ランプを消灯する。従って、パチンコゲーム機1で特賞が発生したときは、台端末装置2に設けられているランプ部13の特賞ランプ及び島端ランプ29の特賞ランプ32が点灯するので、担当係員は、特賞が発生したパチンコゲーム機1を迅速に確認することができる。
【0045】
▲6▼遊技データの送信タイミングとなったとき……遊技時間が所定時間(例えば10分)経過して時間更新タイミングとなったときは(ステップA24)、パチンコゲーム機1の遊技データ(アウト玉累計数、セーフ玉累計数、スタート回数等)を管理装置3に出力する(ステップA25)。
【0046】
一方、管理装置3は、台端末装置2から遊技データを入力したときは(ステップB13)、遊技データ記憶処理を実行する(ステップB14)。この遊技データ記憶処理では、入力した遊技データを当該遊技データを出力した台端末装置2に対応して設けられたパチンコゲーム機1毎に順に記憶する。
【0047】
▲7▼注文データ1を入力したとき……後述する。
▲8▼排出スイッチ21が操作されたとき……排出スイッチ21がオンしたときは(ステップA32)、会員カードを排出してから(ステップA33)、表示を初期化する(ステップA34)。
【0048】
さて、遊技客の遊技時間が長くなると、遊技客が所持する煙草が切れたり、飲料を欲するようになる。しかしながら、それらの物品を入手したい場合は、獲得したパチンコ玉を煙草と交換したり、或いは飲料を自動販売機で購入する必要がある。このため、遊技客は遊技を中断しなければならず、遊技に対する集中力が途切てしまうことになる。
【0049】
そこで、本実施例では、次のようにして遊技客が遊技しながら所望の物品を景品として注文できるようにしている。
即ち、物品を注文したい遊技客は、台端末装置2に設けられている操作部16のワゴンスイッチ18を操作する。
【0050】
すると、台端末装置2は、ワゴンスイッチ18がオンしたときは(ステップA18)、ワゴンランプ点消灯処理を実行する(ステップA19)。このワゴンランプ点消灯処理では、ワゴンスイッチ18がオンする毎に、ランプ部13のワゴンランプを交互に点灯、消灯する。従って、台端末装置2に設けられているランプ部13のワゴンランプが点灯すると共に、島端ランプ29のワゴンランプ31も点灯するので、担当係員は、遊技客が注文を要求していることを迅速に確認することができる。このような場合、担当係員は、注文入力装置5を携帯した状態で、煙草或いは飲料缶等の景品としての物品が収納されたワゴン4を注文を要求している遊技客まで運搬する。
【0051】
そして、台端末装置2に設けられた操作部16のワゴンスイッチ18を操作することによりランプ部13のワゴンランプ及び島端ランプ29のワゴンランプ31を消灯してから、注文入力装置5の操作部28に対する操作により遊技客が所望する景品の種別及び個数を入力する。
【0052】
図8は注文入力装置5の動作を示している。この図8において、注文入力装置5は、操作部28に対する操作により景品データが入力したときは(ステップC1)、景品データを記憶してから(ステップC2)、暗証No.が入力するか(ステップC3)、キャンセルキーが操作されるかを監視するようになる(ステップC8)。
【0053】
さて、担当係員は、景品データの入力が終了したときは、注文入力装置5を遊技客に渡して暗証No.を入力するように促す。
そして、注文入力装置5は、遊技客により暗証No.が入力されたときは、入力された暗証No.を記憶する(ステップC4)。
【0054】
このとき、遊技客がワゴンサービスをキャンセルしたくなったときは、注文入力装置5の操作部28のキャンセルキーを操作する。この場合、注文入力装置5は、景品データをクリアする(ステップC9)。
【0055】
そして、担当係員は、遊技客が注文入力装置5に暗証No.を入力したことを確認したときは、操作部28の送信キーを操作する。
すると、注文入力装置5は、送信キーが操作されたときは(ステップC5)、注文データ1送信処理を実行してから(ステップC6)、景品データ及び暗証No.をクリアする(ステップC7)。この注文データ1送信処理では、注文データ1を作成して送信部26から光通信で送信する。
【0056】
図9は注文データ1を示している。この図9において、注文データ1は、入力装置端末No.、景品データ、個数、引落貯玉数、暗証No.から構成されている。この場合、端末No.とは注文入力装置5毎に設定された固有のNo.であり、引落貯玉数とは景品との交換に要するパチンコ玉数のことである。
【0057】
一方、台端末装置2は、注文入力装置5から注文データ1を入力したときは(ステップA26)、その注文データ1が示す暗証No.と会員カードが挿入された際に入力された暗証No.とが一致するかを確認すると共に(ステップA27)、注文データ1が示す引落貯玉数がRAM8に記憶している貯玉数よりも小さいことを確認してから(ステップA28)、表示部11に景品の引渡しを許容したことを示すメッセージを表示する(ステップA29)。従って、担当係員は、台端末装置2の表示部11にメッセージが表示されたときは、遊技客が注文した景品をワゴン4から取出して遊技客に手渡す。
【0058】
このとき、上述のようにしてメッセージを表示した台端末装置2は、注文データ1に基づいて注文データ2を作成し(ステップA30)、その注文データ2を管理装置3に出力する(ステップA31)。
【0059】
図10は注文データ2を示している。この図10において、注文データ2は、入力装置端末No.、台端末No.、景品データ、個数、引落貯玉数、会員IDから構成されている。
【0060】
一方、管理装置3は、台端末装置2から注文データ2を入力したときは(ステップB8)、その注文データ2が示す引落貯玉数を貯玉数から差引いた数を記憶することにより貯玉データを更新してから(ステップB9)、注文データ記憶処理を実行する(ステップB10)。この注文データ記憶処理では、注文データ2を入力順に記憶する。従って、閉店後に管理装置3に記憶された注文データ2を確認することにより、遊技客の注文内容を把握することができる。
【0061】
上記構成のものによれば、遊技客が所望の景品を注文するワゴンサービスを希望する場合は、パチンコゲーム機1毎に対応して設けられた台端末装置2で会員カードを使用することを前提とした貯玉システムを利用して景品の決済を行うようにしたので、遊技客は、遊技しながら所望の景品を現金を使用することなく入手することができる。従って、景品を入手するには保有するパチンコ玉を景品に景品交換場所で一々交換しなければならない従来システムと違って、遊技客は遊技に集中することができると共に、パチンコホールにとっては遊技機の稼働率を高めることができる。
【0062】
この場合、注文入力装置5は担当係員が携帯するように構成されているので、注文入力装置5を固定式に構成した場合に比較して、全体のコストを大幅に低減することができる。
【0063】
また、注文入力装置5は、遊技客固有の暗証No.が入力されていることを条件に注文データ1を送信するので、遊技客が景品を不正に注文してしまうことを牽制することができる。
【0064】
同様に、台端末装置2は、注文入力装置5から正しい遊技客固有の識別No.が送信されたときのみ注文を決済するので、遊技客による不正注文を確実に防止することができる。
【0065】
また、台端末装置2に設けられた操作部16のワゴンスイッチ18が操作されたときにランプ部13のワゴンランプを点灯するようにしたので、担当係員を迅速に且つ確実に呼出すことができる。
【0066】
図11は本発明の第2実施例を示している。この図11において、ワゴン4には注文入力装置2が一体に設けられて構成されていると共に、リモコン33が装着できるようになっている。このリモコン33はワゴンに設けられた送受信部34を通じて注文入力装置5と通信可能に設けられており、入力された暗証No.を注文入力装置5に送信するようになっている。
【0067】
また、注文入力装置5にはハンドスキャナ35が接続されており、そのハンドスキャナ35によりバーコード下敷36に印刷されたバーコードを読取るようになっている。このバーゴード下敷36に印刷されたバーコードは、景品の種別及び個数を示している。
【0068】
さて、ワゴンサービスを希望する遊技客は、台端末装置2に会員カードを挿入した状態で操作部16のワゴンスイッチ18を操作する。
すると、台端末装置2及び島端ランプのワゴンランプが点灯するので、担当係員は、ワゴンランプを点灯させている遊技客まで出向き、遊技客が所望する景品及び個数に対応したバーコードをハンドスキャナ35で読取る。これにより、注文入力装置5は、ハンドスキャナ35からの読取情報に基づいて景品の種別及び個数を読取る。
【0069】
続いて、担当係員は、リモコン33をワゴン4から取外して遊技客に手渡し、遊技客固有の識別No.を入力するように促す。
そして、遊技客がリモコン33に暗証No.を入力すると、リモコン33からワゴン4の送受信部34を通じて注文入力装置5に暗証No.が送信されるので、注文入力装置5は、リモコン33から送信された暗証No.を受信するようになる。
すると、暗証No.を受信した注文入力装置5は、注文データ1を作成し、その注文データ1を台端末装置2に送信する。
【0070】
従って、台端末装置2は、注文入力装置2から受信した注文データ1に基づいて暗証No.の真偽を判断し、暗証No.が真のときは、引落しが可能なことを表示部11にメッセージで表示する。従って、担当係員は、遊技客が所望する景品を手渡す。
【0071】
この第2実施例によれば、注文入力装置5をワゴン4に一体に設けると共に、リモコン33をワゴン4から取外し可能に設けたので、リモコン33を小形化して携帯性を向上することができる。
【0072】
本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
注文入力装置5を台端末装置2に一体に設けるようにしてもよい。この場合、台端末装置2から管理装置3に注文データを送信し、担当係員が、その注文データを確認したときに注文データが示す景品を遊技客に手渡すようにしてもよい。
注文入力装置5は注文データ1を電波で管理装置3に直接送信し、管理装置3は、注文入力装置5からの注文データ1を受信したときにその注文データ1が示す景品に相当するパチンコ玉数を記憶貯玉数から引落すようにしてもよい。
本発明を、パチスロ機に適用するようにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の遊技場の景品交換システムによれば、遊技場用管理システムを利用して遊技客の景品注文を遊技場所で決済できるようにしたので、遊技客に対するサービス向上を図ることができると共に、遊技機の稼働率が低下してしまうことを防止できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における全体構成を示す概略図
【図2】注文入力装置の構成を示すブロック図
【図3】注文入力装置の操作部の構成を示すブロック図
【図4】台端末装置の構成を示すブロック図
【図5】島端に設けられたランプの構成を示す概略図
【図6】台端末装置の動作を示すフローチャート
【図7】管理装置の動作を示すフローチャート
【図8】注文入力装置の動作を示すフローチャート
【図9】注文データ1の示す模式図
【図10】注文データ2を示す模式図
【図11】本発明の第2実施例におけるワゴンの構成を示す概略図
【符号の説明】
1はパチンコゲーム機(遊技機)、2は台端末装置(判定手段)、3は管理装置(遊技場用管理システム)、4はワゴン、5は注文入力装置である。

Claims (1)

  1. 遊技客が獲得した遊技媒体数を遊技客と関連付けて記憶すると共に、遊技客有の個人情報が記憶されたIDカードが使用されたときはその遊技客に対応した記憶遊技媒体数内で景品に交換することを許容する遊技場用管理システムを採用した遊技場において、
    景品として注文を受ける前の複数種別の物品が収納され、遊技場の担当係員が運搬するワゴンと、
    遊技機に1対1で対応して設けられ、遊技客が携帯するIDカードから遊技客固有の個人情報を読取ったときはその個人情報を前記遊技場用管理システムに通知する台端末装置と、
    この台端末装置に設けられ、前記ワゴンに収納されている複数種別の景品の中から所望する景品を注文しようとする遊技客が、前記ワゴンを運搬する担当係員を呼出すために操作するワゴンスイッチと、
    このワゴンスイッチが操作されたときに点灯するワゴンランプと、
    前記ワゴンを運搬する担当係員が携帯し、遊技客の呼出しに応じて担当係員が前記ワゴンを遊技客まで運搬した状態で、そのワゴンが収納している複数種別の景品の中から遊技客が所望する交換対象の景品が選択され、当該交換対象の景品が指示されたときは、その内容を示す注文データを送信する注文入力装置と、
    この注文入力装置からの注文データを受信したときはその注文データが示す景品に相当する遊技媒体数を前記台端末装置を使用している遊技客に対応して前記遊技場用管理システムが記憶している記憶遊技媒体から引落し可能であるか否かを判断し、その判断結果を前記台端末装置において外部に報知すると共に交換対象の景品の内容を注文データとして前記遊技場用管理システムに送信する判定手段とを備え、
    前記遊技場用管理システムは、前記判定手段から注文データを受信したときはその注文データが示す景品に相当する遊技媒体数を前記台端末装置を使用している遊技客に対応した記憶遊技媒体から引落すように構成したことにより、遊技客が遊技を中断することなく景品を入手できるようにしたことを特徴とする遊技場の景品交換システム。
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