JP2006204352A - 遊技媒体貸出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 カード媒体等を使用することなく、低コストにて遊技媒体の貸出しが行え得る遊技媒体貸出システムを提供する。
【解決手段】 遊技者は、遊技中のパチンコ遊技台に対応する台間玉貸機において台移動を行なうための操作をすると、管理装置は、その時点における残度数情報、暗証番号情報及び移動先遊技台番号を対応させて登録し、遊技者が、移動先として登録された台番号のパチンコ遊技台において暗証番号を入力すると、登録されている残度数情報を管理装置よりより読み出し、その範囲内でパチンコ玉を貸し出すことができ、従来のようにカード媒体を使用することがないので、低コストでありながらセキュリティ性を低下させることなくパチンコ玉の貸出しを行なうことができ、また、カードを使用していないことから、カードの盗難、紛失或いは偽造を防止することもでき、さらに、安全性を高めることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、カード等の媒体を使用しない遊技媒体貸出システムに関する。
一般的なプリペイドカードシステムとして例えばパチンコホールに設置された玉貸装置(CRユニット等)がある。この玉貸装置において、プリペイドカードが用いられることにより、パチンコ遊技台における遊技を行うためのパチンコ玉が貸出される。このプリペイドカードは、支払った金額に応じて発行されるカード媒体であり、その金額情報或いはその金額に相当する玉数情報が記憶されており、その設定された範囲内でパチンコ玉の貸出しが可能となる。これにより、プリペイドカードを購入した遊技者は、パチンコ遊技台において現金を用いることなく遊技を行うことができる(例えば特許文献1参照)。
特開2002−66096号公報(段落番号[0061]参照)
上述したようなプリペイド機能を有するシステムは、どれもカード、コイン等の媒体を使用しており、その媒体自体に金額情報を記憶させる、或いは、その媒体固有のIDと金額情報とを管理することにより、プリペイド機能を実現している。しかしながら、このようなプリペイドカードシステムにおいては、使用に供されるプリペイドカード媒体の発行数だけコストが掛かり、また、プリペイドカード媒体の紛失、盗難或いは偽造等が発生するといった問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、カード媒体等を使用することなく、低コストにて遊技媒体の貸出しが行い得る遊技媒体貸出システムを提供するにある。
請求項1記載の発明は、遊技場に設置された遊技台と、前記遊技台に関する各種情報を管理する管理装置と、前記遊技台に対応して設けられ、投入された現金の範囲内で遊技媒体を貸出し可能な遊技媒体貸出装置と、この遊技媒体貸出装置に対応して設けられ、情報を入力する入力手段とを備え、前記管理装置は、前記入力手段から台移動を指示する情報が入力されたときは、その時点における前記投入された現金の残高と遊技者を特定する情報とを対応させて登録し、前記遊技媒体貸出装置は、前記入力手段から遊技者を特定する情報が入力された場合に、当該情報に対応する残高が前記管理装置に登録されているときは、登録されている残高の範囲内で遊技媒体を貸出すことを特徴とする遊技媒体貸出システム。
請求項2記載の発明は、前記管理装置は、前記入力手段から遊技終了を示す情報が入力されたときは、その時点における残高と遊技者を特定する情報とを対応させて登録することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、現金を払出し可能な清算機を備え、前記清算機は、遊技者を特定する情報が入力された場合に、当該情報に対応する残高が前記管理装置に登録されているときは、登録されている残高の現金を払出すことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、遊技者を特定する情報とは、移動元または移動先の台番号及び暗証番号であることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、遊技者が台移動のために入力手段から台移動を指示する情報が入力されると、管理装置は、その時点における投入された現金の残高と遊技者を特定する情報とを対応させて登録する。
台移動した遊技者が入力手段から自分を特定する情報を入力すると、遊技媒体貸出装置は、入力手段から入力された情報に対応する残高が管理装置に登録されているときは、登録されている残高の範囲内で遊技媒体を貸し出す。従って従来のカード媒体等を使用することがなく同等の機能を実現することができるので、低コストにて遊技媒体の貸出しを行なうことができると共に紛失、盗難或いは偽造されることがない。
請求項2記載の発明によれば、管理装置は、入力手段から遊技終了を示す情報が入力されたときは、その時点における残高と遊技者を特定する情報とを対応させて登録することができるので、遊技者が次に来店したときにも、請求項1と同様の効果を得ることができる。
請求項3記載の発明によれば、清算機は、遊技者を特定する情報が入力された場合に、当該情報に対応する残高が管理装置に登録されているときは、登録されている残高の現金を払出すことができるので、遊技者は、遊技を終了する場合は、対応する残高の現金の支払いを清算機から受けることができる。
請求項4記載の発明によれば、遊技者を特定する情報が、移動元または移動先の台番号及び暗証番号であるので、セキュリティの低下を抑制することができる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、パチンコ遊技場内のシステム構成が概略的に示されている。この図1において、遊技場機器として設置された複数のパチンコ遊技台(遊技台に相当)1及び台間玉貸機(遊技媒体貸出装置に相当)2は、互いに隣接して配置されている。パチンコ遊技台1は、台間玉貸機2を介して、管理装置3に接続されている。また、管理装置3には、現金の払い出しを行なうための清算機4も接続されている。
図1におけるパチンコ遊技台1は、遊技中に予め設定された条件が成立したとき、例えば、スタート入賞口への入賞に伴い行われる抽選機能により大当たりが成立したときに、その大当たりの内容に応じて、入賞確率を大幅に高めた大当たり状態並びに大当たり確率を高めた確変状態を呈する構成となっている。このパチンコ遊技台1から管理装置3には、周知のアウト信号、セーフ信号、スタート信号、大当たり信号、確変信号などが出力される。
図1における台間玉貸機2は、液晶により構成された表示部5が設けられ、この表示部はタッチパネル(入力手段に相当)6による入力機能(入力手段に相当)を有している。さらに、台間玉貸機2には、貨幣の投入口7及び紙幣の投入口8が設けられている。この台間玉貸機2には、貨幣の投入口7或いは紙幣の投入口8からの投入された貨幣或いは紙幣を識別するための識別装置(図示しない)が内蔵されている。また、台間玉貸機2には、投入した現金に応じて予め払出し単位が設定されており、この設定値に対応したパチンコ玉(遊技媒体に相当)の払出しが行なわれる構成である。この設定値以下の現金が投入された場合は、そのまま投入金額分の払出しを行なう。また、この設定値以上の貨幣が投入された場合は、投入金額を一旦記憶して、表示部5に対応する数値を表示する。そして、遊技者によりパチンコ遊技台1或いは台間玉貸機2に設けられた貸出ボタン(全図に参照)が押圧されることにより、払出し単位分の玉数の払出しが行なわれる。尚、パチンコ玉の払い出しは、パチンコ遊技台1の払い出し機能を用いて当該パチンコ遊技台1の上皿(符号なし)へ直接払出されるようになっている。
この台間玉貸機2から管理装置3には、タッチパネル6から入力された入力情報として暗証番号情報、残高情報及び移動先台番号情報(詳細は後述する)及び台間玉貸機2による売上(遊技者側から見た場合には投入金額或いは前記記憶されている金額)を示す売上信号等が出力される。
図1において、清算機4には、液晶により構成された表示部4aが設けられ、この表示部4aに表示された払い出しに関する画面を操作するためのテンキー4bが設けられている。さらに、そのテンキー4bの下方には、現金の払出しを行なうための払出口4cが設けられている。この清算機4では、残高の清算を行なう場合は、後述するように遊技終了した遊技者が暗証番号(暗証番号情報)を入力することで、残高の払い出しが行なわれる構成である。
パチンコ遊技場の施設の一部である管理事務所内には、管理装置3が設けられており、この管理装置3には、店内LAN9を介して台間玉貸機2及び清算機4が接続されている。これにより、台間玉貸機2及び清算機4は、管理装置3との間でデータ通信を行い得るようになっている。
管理装置3は、パチンコ遊技台1及び台間玉貸機2から出力される種々の信号(アウト信号、セーフ信号、スタート信号、大当たり信号、確変信号、売上信号など)に基づいて、パチンコ遊技場内のパチンコ遊技台1での周知の各種遊技データ及び台間玉貸機2での各種のデータ(売上金額、割数など)を集計して管理用データベースに蓄積するなどの機能を備えた周知構成のものである。さらに、台間玉貸機2でのデータとしては、暗証番号情報、移動元台番号情報及び残高情報などが追加されて集計される構成である。尚、図示しないが、店内LAN9には、景品交換カウンタに設置されたPOS端末及び島端に設置されたパチンコ玉計数機などが接続されるものである。
ここで、管理装置3は、本発明に関連してかデータベースとして各種ファイルを蓄積するようになっている。
図2は、管理装置3の管理用データベースに蓄積されたデータのうち台移動時用の残高情報ファイルの一例を示し、また、図3は、終了時用の残高情報ファイルの一例を示すものであり、データ項目としては、以下に列挙したデータに係る「台番号」、「残高」、「暗証番号」が設定されている。
「台番号」(図2):遊技者が台移動時に指定した移動先のパチンコ遊技台1の台番号を示す。
「台番号」(図3):遊技者が遊技を終了した時点で遊技しているパチンコ遊技台1の題番号を示す。
「残高」:遊技者の台移動時及び遊技終了時における移動元のパチンコ遊技台1において記憶された現金(或いはパチンコ玉数)の残高を示す。
「暗証番号」:遊技者の台移動時及び遊技終了時における移動元のパチンコ遊技台1において登録された情報であり、移動先の台番号を指定した遊技者であることを特定するための例えば4桁の暗証番号(台番号と暗証番号とで遊技者を特定する情報に相当)を示す(ここでは、安全性確保のため、「****」で表示されている)。
以下、本実施例の作用について説明する。
図4には、台間玉貸機2内の制御回路による制御内容のうち本発明の要旨に関係した玉貸処理ルーチンの内容が示されており、以下これについて、台間玉貸機2の表示部5、管理装置3或いは清算機4での表示例を示す図2、図3、図5ないし図15を参照しながら説明する。
まず、遊技者がパチンコ遊技台1により遊技を行う場合、対応して設けられている台間玉貸機2に現金を投入することにより遊技を行うことができる。
台間玉貸機2の表示部5には、図示しない通常画面が表示されており、遊技者が台間玉貸機2に現金を投入したときは、図5に示すメニュー画面を表示する。このメニュー画面では、「貸出」ボタン6a、「再プレイ」ボタン6b、「台移動」ボタン6c、「遊技終了」ボタン6dが表示される。
遊技者がパチンコ遊技台1により遊技を行うため、台間玉貸機2に例えば3000円を投入したとすると、図4に示す玉貸処理ルーチンにおいて、台間玉貸機2は、現金の受付を確認したときは(S1:YES)、投入された現金に応じた度数を残度数に加算してから(S2)、図5に示す、「貸出」ボタン6aが押圧されるか(S3)、「遊技終了」ボタン6dが押圧されるか(S7)、「台移動」ボタン6cが押圧されるか(S9)をそれぞれ判断する。ここで、残度数とは、100円につき1度数に設定された数値を示し、例えば、500円ごとに残度数が5加算される構成である。この場合、遊技者により例えば3000円の現金が投入されたので、図5に示すメニュー画面では表示部5の左上に残度数が30と表示されている。ただし、500円未満の現金が投入された場合は、残度数に加算することなくそのまま投入された金額分の払出しが行なわれる構成である。尚、「再プレイ」ボタン6bは、パチンコ遊技場に貯蓄されているパチンコ玉を利用した貯玉プレイを行なう場合に押圧するボタンであり、この貯玉プレイとは、遊技者が遊技終了等で余ったパチンコ玉を換金することなく遊技店に貯玉しておき、次回来店する際に再び利用して遊技を行なう遊技方法であり、本実施例とは直接関係がなく、周知の遊技方法であるので詳細な説明は省略する。
続いて、遊技者がパチンコ遊技台1において遊技を行うため、「貸出」ボタン6aを押圧したとすると、台間玉貸機2は、「貸出」ボタン6aが押圧されたと判断し(S3:YES)、残度数≧1であるかを判断する(S4)。ここでは、残度数が30であるので、台間玉貸機2は、残度数≧1と判断し(S4:YES)、5度数分のパチンコ玉の貸出を行ない(S5)、ステップS5で貸出が行なわれた度数分(5度数)を残度数から減算する(S6)。
これにより、台間玉貸機2から該当するパチンコ遊技台1の上皿には500円分のパチンコ玉が貸し出され、遊技者は遊技を行うことができるようになる。
次に、遊技者が遊技中のパチンコ遊技台1により遊技を終了する場合、対応して設けられている台間玉貸機2の表示部5に表示されている「遊技終了」ボタン6dを押圧することにより遊技を終了することができる。
遊技者がパチンコ遊技台1による遊技を終了するため、台間玉貸機2の表示部5の「遊技終了」ボタン6dを押圧すると、台間玉貸機2は、「遊技終了」ボタン6dが押圧されたと判断し(S7:YES)、遊技終了処理を実行する(S8)。
ここで、遊技終了処理について、図6及び図7を参照して説明する。
遊技者が「遊技終了」ボタン6dを押圧することにより、台間玉貸機2において遊技終了処理が実行されると、表示部5には遊技終了画面が表示される。
図6は台間玉貸機2に表示される遊技終了画面を示している。この図6においては、「遊技終了しますか?」というメッセージの下方に、「Yes」ボタン6e及び「No」ボタン6fが表示されていると共に、「暗証番号を入力してください」というメッセージの下方にテンキー6xが表示される。
遊技者は、遊技を終了する場合は、テンキー6xを使用して任意の4桁の暗証番号を入力し、最終的な遊技終了の意向を確認するための表示「遊技を終了しますか?」に応じて「Yes」ボタン6eを押圧する。これにより、台間玉貸機2は、最終的に遊技終了を決定するので、暗証番号情報及び現在の残度数として例えば「30」を、対応するパチンコ遊技台1の台番号情報と共に管理装置3に送信し、暗証番号の登録(暗証番号情報及び残度数の送信)が完了する。
台間玉貸機2は、暗証番号の登録が完了したときは、表示部5に登録画面を表示する。
図7は、台間玉貸機2に表示される登録画面を示している。この図7においては、残度数分の払出しを促すための表示「残額は清算機で清算してください」がされ、遊技者は、清算機4にて当該暗証番号を入力することにより残度数に対応する現金として3000円の払い出しを受け取ることが可能になる。また、図6において、遊技者により遊技終了を拒否するための「No」ボタン6fが押圧されると、台間玉貸機2は、最終的な遊技終了が拒否されたと判断し、遊技終了処理(S8)を終了して、玉貸処理ルーチンにリターンする。
次に、遊技者が遊技中の例えば台番号360番のパチンコ遊技台1による遊技を終了して、別の例えば台番号361番のパチンコ遊技台1に台移動する場合、遊技者は、360番台のパチンコ遊技台1に対応して設けられている台間玉貸機2の表示部5に表示されている「台移動」ボタン6cを押圧することにより、遊技中(360番台)のパチンコ遊技台1の遊技を終了し361番台のパチンコ遊技台1へ台移動して遊技することができる。
即ち、遊技者がパチンコ遊技台1から台移動するため、台間玉貸機2の表示部5の「遊技終了」ボタン6dを押圧すると、台間玉貸機2は、「台移動」ボタン6cが押圧されたと判断し(S9:YES)、台移動処理を実行する(S10)。
ここで、台移動処理について図8及び図9を参照して説明する。遊技者が「台移動」ボタン6cを押圧することにより、台間玉貸機2において台移動処理が実行されると、台間玉貸機2の表示部5には台移動確認画面が表示される。
図8は、台間玉貸機2に表示される台移動確認画面を示している。この図8においては、遊技者に台移動に伴う表示「移動先の台番号を入力してください」がされているので、遊技者は、タッチパネル6の下部に配置されているテンキー6xを使用して移動先の台番号「361」を入力し、最終的な台移動の意向を確認するための表示「他の台に移動しますか?」に応じて「Yes」ボタン6gを押圧する。
続いて、台間玉貸機2は、表示部5に確認画面を表示する。この図9においては、遊技者に台移動に伴う暗証番号の入力を促す表示「暗証番号を入力してください」がされているので、遊技者はタッチパネル式のテンキー6xを使用して任意の4桁の暗証番号を入力し、最終的な台移動の意向を確認するための表示「361番台に移動しますか?」に応じて「Yes」ボタン6gを押圧する。これにより、最終的に361番台への台移動が決定されて、台間玉貸機2は、暗証番号情報及び現在の残度数として「30」を、対応するパチンコ遊技台1の台番号情報「361」と共に管理装置3に送信する。
そして、上述のようにして暗証番号情報、残度数並びに移動先台番号情報が対応するパチンコ遊技台1の台番号情報と共に管理装置3に受信されると、管理装置3は、移動先台番号情報に対応する361番台のパチンコ遊技台1に対応した台間玉貸機2に暗証番号情報及び残高情報を送信する。この場合、361番台が他の遊技者により遊技中であった場合には、暗証番号情報及び残度数情報を送信することができないので、台間玉貸機2(360番台に対応した)の表示部5には、現在遊技中である旨の表示が行なわれ、他の台番号のパチンコ遊技台1を選択する旨の表示を行なうことになる。尚、図9において遊技者により361番台への台移動を拒否するための「No」ボタン6hが押圧されると、図8に示す台移動確認画面が表示部5に表示される。図8において遊技者により台移動を拒否するための「No」ボタン6hが押圧されると最終的に台移動がキャンセルされて台間玉貸機2による台移動処理が終了し、玉貸処理ルーチンにリターンする。
さらに、遊技者が現在遊技中の360番台において、移動先として361番台に台移動する操作を行なうことにより、管理装置3により361番台へ暗証番号情報及び残高情報が送信される。すると、361番台に対応して設けられた台間玉貸機2は、管理装置3から台移動に伴う暗証番号情報及び残高情報を受信したと判断し(S11:YES)、表示部5(361番台に対応した)を図10に示す台キープ画面へ切換え(S12)、「プリペイド遊技」ボタン6iが押圧されるのを待つ(S13)。ここでは、「プリペイド遊技」ボタン6iが入力されるのを待つ時間は、5分間に設定されており、5分を経過すると、「プリペイド遊技」ボタン6iの入力の有無に関わらず通常画面に切換えられる(この場合、遊技終了と同じ扱いになるため、清算機4において残高の払い出しが可能な状態になる)。
このように361番台のパチンコ遊技台1はキープ状態に設定されているため、遊技者は、遊技中の360番台における台間玉貸機2において台移動に関する操作を終了して、361番台に移動して台間玉貸機2を操作することになる。
361番台に対応して設けられている台間玉貸機2の表示部5は、図10に示す表示が行なわれているため、台移動した遊技者は、「プリペイド遊技」ボタン6iを押圧することにより台移動に関する操作を行なうことができ、ここで、遊技者により「プリペイド遊技」ボタン6iが押圧されると、台間玉貸機2は、「プリペイド遊技」ボタンが押圧されたと判断し(S13:YES)、表示部5に図11に示すように、暗証番号の入力を促す「暗証番号を入力してください」を表示させて、暗証番号が入力されるのを待つ(S14)。
ここで、遊技者は、先程360番台で登録した暗証番号を入力する必要があり、遊技者が表示部5のタッチパネル式のテンキー6xを利用して360番台にて登録した暗証番号を入力すると、台間玉貸機2は、暗証番号が入力されたと判断し(S14:YES)、暗証番号が一致しているかを判断する(S14)。暗証番号が一致していない場合は(S14:NO)、表示部5には図12のエラー画面に示すように「もう一度暗証番号を入力してください」と表示が行なわれ、再度暗証番号の入力を待つ(S13)。一方、暗証番号が移動先(360番台)にて入力された暗証番号と一致した場合は(S14:YES)、表示部5には図13の確認画面に示すように「確認完了 3000円分玉貸ができます 貸出Sw.を押してください」と表示が行なわれて、表示部5を「貸出」ボタン6a等を押圧可能なメニュー画面(図5参照)に切換え(S15)、リターンする。
尚、遊技者が移動先の台番号として361番台を移動先として指定しているが、間違って例えば362番台に移動して操作してしまった場合は、台間玉貸機2の表示部5には、図14のエラー画面に示す表示として「この台は移動先の台番号として指定されていません 台番号を確認してくださいまたは清算機で清算できます」が表示されることになる。
このような構成によれば、管理装置3は、遊技者により台間玉貸機2の表示部5の「台移動」ボタン6cが押圧されてパチンコ遊技台1の台移動が指示されたときは、その時点における残度数情報、遊技者により登録された暗証番号情報及び遊技中の遊技台番号を対応させて登録し、台間玉貸機2は、移動先として登録された台番号のパチンコ遊技台1において暗証番号が、タッチパネル6が操作されて入力された場合に、当該移動先の台番号情報及び暗証番号情報に対応する残度数情報が前記管理装置3に登録されているときは、登録されている残度数情報の範囲内でパチンコ玉を貸し出すことができる。従って、従来のようにカード媒体を使用することがないので、低コストでありながらセキュリティを低下させることなくパチンコ玉の貸出しを行なうことができる。また、カードを使用していないことから、カードの盗難、紛失或いは偽造を防止することもでき、安全性を一層高めることができる。
また、管理装置3にて、設定されているすべてのパチンコ遊技台1の残度数を常時管理するのではなく、台移動時に残度数情報を含む各種情報を管理する構成としたので、管理対象を減らすことで、他の遊技者により不正に暗証番号が入力されたとしても、不正暗証番号のヒット率を減らすことができる。
また、管理装置3は、台間玉貸機2の表示部5のタッチパネル6を介して遊技終了スィッチ6dが押圧されてパチンコ遊技台1における遊技終了が指示された場合は、その時点における残度数情報及び遊技者により登録された暗証番号情報含む各種情報を対応させて登録することができるので、前述と同様に管理装置3にて、設定されているすべてのパチンコ遊技台1の残度数を常時管理する必要がなく、遊技終了が指示されたときのみ残高情報及び暗証番号情報を登録することができる。
また、遊技終了が指示されたときに登録された残度数情報及び暗証番号情報を含む各種情報を基に、次回来店した際にも登録されている残度数情報の範囲内でパチンコ玉の貸し出しを行なうことができる。
さらに、清算機4は、暗証番号が入力されて一致した場合に、当該暗証番号情報に対応する残度数が管理装置3に登録されているときは、登録されている残度数分の現金を払出すので、遊技を終了する場合に、遊技者は清算機4にて暗証番号を入力するだけで残度数に対応する現金の支払いを受けることができる。
(変形例)
上記実施例においては、台移動時に移動先の台番号を入力する構成としたが、移動先で移動元の台番号を入力する構成としてもよい。この場合、移動先のパチンコ遊技台1において、直前に遊技中だったパチンコ遊技台1の台番号を入力して遊技することになり、遊技者は、自分の遊技したいパチンコ遊技台1が決まっていない場合にも、台移動を選択した後、遊技したいパチンコ遊技台1を決定することができる。
上記実施例においては、パチンコ遊技台1による遊技終了時に清算機4にて暗証番号を入力することにより、残度数分の払い出しを受ける構成としたが、直前に遊技していたパチンコ遊技台1の台番号とその際登録した暗証番号を入力する構成としてもよく、この場合、直前に遊技していた移動元の台番号と暗証番号とが入力された場合に払い出しが行なわれるので、さらに、セキュリティを向上させることができる。
上記実施例及び変形例において、パチンコ遊技中に現在の遊技中の遊技台番号を常に表示してアピールする構成としてもよく、この場合、台移動や遊技終了をする場合に、遊技中の台番号を忘れてしまうことを抑制することができる。
上記実施例においては、図4に示すステップS12において台キープ画面(図10)へ切換える構成としたが、「プリペイド遊技」ボタン6iを図5に予め表示しておく設定としてもよく、この場合は、移動先として指定されていなくても「プリペイド遊技」ボタン6iを押すことができるようになるので、移動先として指定されていない場合に「プリペイド遊技」ボタン6iが押圧された場合は、図14に示すエラー画面が表示部5に表示されることになる。
上記実施例において遊技者を特定する情報を移動先台番号或いは移動元台番号、及び、暗証番号情報としたが、遊技者毎に予め設定された会員番号及び暗証番号を遊技者を特定する情報としてもよく、この場合、移動先のパチンコ遊技台1或いは清算機4において、会員番号及び暗証番号を入力することになる。
上記実施例において遊技終了の処理として登録する暗証番号が他人の暗証番号と重複していないかどうかのチェックを行い、重複していないことを確認した上で暗証番号を登録するのが好ましい。
上記実施例において、パチンコ遊技台1の払出機能を用いて貸出玉を払い出すCRパチンコ遊技台を前提としたが、遊技媒体貸出装置に払出し機能を備えて、貸出装置から貸し玉を払出す構成としてもよい。
本発明の一実施例を示すシステム全体の概略的構成図 管理装置による台移動時用の残高情報ファイル 管理装置による終了時用の残高情報ファイル 台間玉貸機内の制御回路による制御内容を示すフローチャート 台間玉貸機の表示部に表示される画面その1 台間玉貸機の表示部に表示される画面その2 台間玉貸機の表示部に表示される画面その3 台間玉貸機の表示部に表示される画面その4 台間玉貸機の表示部に表示される画面その5 台間玉貸機の表示部に表示される画面その6 台間玉貸機の表示部に表示される画面その7 台間玉貸機の表示部に表示される画面その8 台間玉貸機の表示部に表示される台画面その9 台間玉貸機の表示部に表示される画面その10
符号の説明
図面中、1はパチンコ遊技台(遊技台)、2は台間玉貸機(遊技媒体貸出装置)、3は管理装置、4は清算機、5は表示部、6はタッチパネル(入力手段)を示す。

Claims (4)

  1. 遊技場に設置された遊技台と、
    前記遊技台に関する各種情報を管理する管理装置と、
    前記遊技台に対応して設けられ、投入された現金の範囲内で遊技媒体を貸出し可能な遊技媒体貸出装置と、
    この遊技媒体貸出装置に対応して設けられ、情報を入力する入力手段とを備え、
    前記管理装置は、前記入力手段から台移動を指示する情報が入力されたときは、その時点における前記投入された現金の残高と遊技者を特定する情報とを対応させて登録し、
    前記遊技媒体貸出装置は、前記入力手段から遊技者を特定する情報が入力された場合に、当該情報に対応する残高が前記管理装置に登録されているときは、登録されている残高の範囲内で遊技媒体を貸出すことを特徴とする遊技媒体貸出システム。
  2. 前記管理装置は、前記入力手段から遊技終了を示す情報が入力されたときは、その時点における残高と遊技者を特定する情報とを対応させて登録することを特徴とする請求項1記載の遊技媒体貸出システム。
  3. 現金を払出し可能な清算機を備え、
    前記清算機は、遊技者を特定する情報が入力された場合に、当該情報に対応する残高が前記管理装置に登録されているときは、登録されている残高の現金を払出すことを特徴とする請求項1または2記載の遊技媒体貸出システム。
  4. 遊技者を特定する情報とは、移動元または移動先の台番号及び暗証番号であることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の遊技媒体貸出システム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008043395A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Mamiya Op Co Ltd 遊技管理方法および遊技管理システム
JP2021137381A (ja) * 2020-03-06 2021-09-16 株式会社三共 遊技機

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