JP4015433B2 - 窓部負荷軽減システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の窓部から侵入する熱負荷を軽減するとともに、太陽光の有効利用を可能にする窓部負荷軽減システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
太陽光を反射させて室内に取り入れる反射式間接照明手段の一つにライトシェルフがある。従来、このライトシェルフは、建物の窓部の外側に水平に取り付けられ、上面で反射させた太陽光を窓部から取り込んで室内の天井面に間接照明光として照射する。このようなライトシェルフを用いれば、太陽光を照明として有効利用することができ、室内照明の電力負荷を軽減することができる。
【0003】
また、窓部の室内側には、直射日光を遮る手段としてブラインドが多用されている。ブラインドは、間隔を隔てて垂直方向に配設される複数のスラットを有する。これらスラットは、窓部近傍の天井に取り付けられたレール状筐体によって支持される。レール状筐体には、スラットを昇降するスラット昇降機構、及びスラットの傾斜角度を変えるスラット角度変更機構が内蔵されている。このようなブラインドを設けることにより、太陽光による輻射熱を遮蔽して、冷房負荷を軽減することができる。
【0004】
更に、窓部には、窓から侵入する熱負荷を軽減させる窓部負荷軽減設備として、ペリメータ空調設備、スリット吹出設備等が設置される。この種の窓部負荷軽減設備は、窓部の室内側下部にファンコイルユニットを設置し、これを内装によって造作したカウンター等により覆い、窓部の下方より上方へ吹き出す調和空気によって窓から侵入する熱負荷を軽減させたり、窓部近傍の天井面にスリット状吹出口を設け、窓部の上方より下方へ吹き出す調和空気によって窓から侵入する熱負荷を軽減させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、窓部の負荷を軽減するためのブラインド、窓部負荷軽減設備や、太陽光を有効利用するためのライトシェルフは、それぞれが別体で設けられていたため、それぞれを独立に施工しなければならず、施工が煩雑で工期が長くなるとともに、施工コストが高くなった。また、部材点数も多くなり、これら設備による占有面積も大きくなった。更に、ペリメータ空調設備、スリット吹出設備等の窓部負荷軽減設備は、建物の内装と一体に設ける必要があるため、内装との取りあいが発生し、例えば改装時等に容易に設置することができなかった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、安価且つ簡便に窓部の省エネルギー化を実現できる窓部負荷軽減システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る請求項1記載の窓部負荷軽減システムは、建物の窓部の内側に、該窓部の上端から所定距離下側で該窓部の間口方向に亘って略水平に取り付けられて上下面に、長手方向に複数の吸込口を有し且つ前記窓部から取り込んだ太陽光を、上面で反射させて室内の天井面に間接照明光として照射する筒状ライトシェルフと、該筒状ライトシェルフの内部に排気ダクトを介して接続され前記吸込口から吸い込んだ窓部近傍の空気を外部へ排気する排気ファンとを具備したことを特徴とする。
【0007】
この窓部負荷軽減システムでは、室内に侵入する太陽光が筒状ライトシェルフによって室内の天井面に反射され、積極的に昼光が利用されることで、室内照明エネルギーが軽減される。また、外部からの熱負荷侵入の大半を占める窓部において、筒状ライトシェルフに設けた吸込口から、冬期の窓部近傍低温空気又は夏期の窓部近傍高温空気が吸引除去され、窓面から侵入する熱負荷が削減され、空調エネルギーが軽減される。更に、従来、別体であった窓部負荷軽減設備とライトシェルフとが一体に設けられ、且つ窓部負荷軽減設備を建物の内装と一体に設ける必要がなくなるので、設備を簡易且つ安価なものにできる。またこのことは、内装との取りあいを無くして、設置を容易にする作用も奏する。
【0008】
請求項2記載の窓部負荷軽減システムは、建物の窓部の内側に、該窓部の上端から所定距離下側で該窓部の間口方向に亘って略水平に取り付けられて上下面に、長手方向に複数の吸込口及び下面のみに、長手方向に複数の吹出口を有し且つ前記窓部から取り込んだ太陽光を、上面で反射させて室内の天井面に間接照明光として照射する筒状ライトシェルフと、該筒状ライトシェルフに内設した熱交換器と、前記筒状ライトシェルフに内設され前記吸込口から吸い込んだ窓部近傍の空気を該熱交換器を通過させて前記吹出口から排気する送風ファンとを具備したことを特徴とする。
【0009】
この窓部負荷軽減システムでは、請求項1の構成による基本的な作用に加え、熱交換器が筒状ライトシェルフに内設され、吸込口から吸い込まれた窓部近傍の空気が送風ファンによって熱交換器を通過して吹出口から排気されるので、筒状ライトシェルフに排気ダクトを接続する必要がなくなる。熱交換器及び送風ファンは、例えばファンコイルユニット、又はパッケージエアコンの室内機として筒状ライトシェルフに内設することができる。この場合、排気ダクトに代えて熱交換器へ冷媒配管の接続が必要となるが、排気ダクトに比べて配索スペースが大幅に小さくなり、内装との取りあいが容易となって、システムの設置が簡便に行えるようになる。
【0010】
請求項3記載の窓部負荷軽減システムは、請求項1又は2記載の窓部負荷軽減システムにおいて、前記筒状ライトシェルフの下面に、複数のスラットを間隔を有して垂直方向に配設し且つ該スラットの昇降及び角度変更を自在とした水平ブラインドを設けたことを特徴とする。
【0011】
この窓部負荷軽減システムでは、筒状ライトシェルフの下面に、水平ブラインドが設けられ、筒状ライトシェルフによって遮ることのできない太陽光の直射光が遮られることになる。また、水平ブラインドは、筒状ライトシェルフの下面に設けられることで、窓部の上端と、筒状ライトシェルフの上面との間には存在しなくなり、筒状ライトシェルフの上面にて反射させて間接照明光として利用する太陽光の取り込みに障害とならなくなる。即ち、筒状ライトシェルフの下面に水平ブラインドを設けることで、筒状ライトシェルフの昼光利用効率が高まることになる。
【0012】
請求項4記載の窓部負荷軽減システムは、請求項3記載の窓部負荷軽減システムにおいて、前記水平ブラインドより室内側の筒状ライトシェルフ下面に、室内照明を組み込んだことを特徴とする。
【0013】
この窓部負荷軽減システムでは、筒状ライトシェルフ下面に、室内照明が組み込まれることで、窓部近傍の天井における室内照明の設置が省略可能となる。即ち、窓部負荷軽減システムのユニット化が高まり、窓部負荷軽減システムを設置するのみで、窓部負荷軽減設備、水平ブラインド、窓部室内照明の設置が一度に達成できるようになっている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る窓部負荷軽減システムの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る窓部負荷軽減システムの概略の構成を表す縦断面図、図2は図1に示した窓部負荷軽減システムの斜視図、図3は図1に示した窓部負荷軽減システムの概念を表す系統図である。
【0015】
図1に示すように、建物1の窓部3の内側には、この窓部3の上端3aから所定距離下側で、窓部3の間口方向(図1の紙面垂直方向)に亘って略水平に筒状ライトシェルフ5を取り付けている。上端3aからの所定距離とは、上端3aと筒状ライトシェルフ5との間に、太陽光7が入射する間隙が形成される距離である。太陽光7の入射角度は、窓部3の方角、季節、時間によって異なるが、少なくとも冬期における昼光(天空光であってもよい)の入射が確保できればよい。また、冬期における昼間の太陽直射光の入射が確保できれば更に良い。より具体的な取り付け位置としては、床面よりの高さH=1800〜2000mm程度が好適となる。
【0016】
筒状ライトシェルフ5は、例えば縦断面を扁平形状にして光の入射と確実な遮断を考慮している。本実施の形態では、略楕円形状となしたシェルフをもって説明する。斯る筒状ライトシェルフ5の上面9及び下面11には、長手方向等間隔に複数の吸込口13を形成している。筒状ライトシェルフ5は、内部が中空となり、内部がこの吸込口13を介して室内に連通する。
【0017】
筒状ライトシェルフ5は、例えば図示しない支持ボルト等によって上階スラブ15の下面に支持することができる。なお、筒状ライトシェルフ5の両端、若しくは少なくとも片端は、図2に示すように、後述する排気ダクトに接続されるため、特に両端を排気ダクト或いは排気ダクトを覆う化粧柱に支持し、支持ボルトを省略して両端のみで支持することもできる。このような支持構造とすれば、支持ボルトを無くして見栄えを高めることができる。
【0018】
筒状ライトシェルフ5の上面には、窓部3から取り込んだ太陽光7を反射させる高反射材料を塗布している。筒状ライトシェルフ5の上面9は、高反射材料を塗布する他、鏡面仕上げのアルミ材を筒状ライトシェルフ5の素材として用いたり、別材を貼設したり、或いはメッキ処理や鏡面被膜を形成するものであってもよい。筒状ライトシェルフ5は、上面9で反射させた太陽光7を室内17の天井面19に間接照明光として照射する。つまり、太陽光7を照明として有効利用し、室内照明の電力負荷を軽減可能としている。
【0019】
また、筒状ライトシェルフ5は、上面9で太陽光7を反射させると同時に、上窓部3から居住域(執務域)に直接侵入する太陽光7を遮蔽し、ペリメータにおける照明環境を適切なものにする。
【0020】
図2に示すように、筒状ライトシェルフ5の端部は、縦方向に配管した排気ダクト21の側面に接続している。図示の例では、筒状ライトシェルフ5の一端のみを排気ダクト21に接続するが、両端を接続してもよい。排気ダクト21は、窓部3の両側に設けられる化粧柱23によって覆われる。上記したように、筒状ライトシェルフ5は、その端部を排気ダクト21によって、或いは化粧柱23によって固定することができる。
【0021】
化粧柱23によって覆われる躯体壁部には、外部へ開口する排気口(ガラリ)25を設けている。排気ダクト21は、排気ファン27を介装してこのガラリ25に接続されている。つまり、図3に示すように、筒状ライトシェルフ5の吸込口13から吸い込まれた室内17の空気29は、筒状ライトシェルフ5、排気ダクト21を通過して、排気ファン27によってガラリ25から外部へ排気されるようになっている。
【0022】
筒状ライトシェルフ5の下面11には、水平ブラインド31を設けている。水平ブラインド31は、複数のスラット31aを間隔を有して垂直方向に配設し、スラット31aの昇降及び角度変更を自在としている。この水平ブラインド31を設けることによって、筒状ライトシェルフ5によって遮ることのできない太陽光7の直射光が遮られることになる。また、水平ブラインド31は、筒状ライトシェルフ5の下面11に設けられることで、窓部3の上端3aと、筒状ライトシェルフ5の上面9との間には存在しなくなり、筒状ライトシェルフ5の上面9にて反射させて間接照明光として利用する太陽光7の取り込みに障害とならなくなる。即ち、筒状ライトシェルフ5の下面11に水平ブラインド31を設けることで、筒状ライトシェルフ5の昼光利用効率が高まることになる。
【0023】
なお、図示は省略するが、筒状ライトシェルフ5には、水平ブラインド31より室内側の下面11に、室内照明を組み込むものであってもよい。このような室内照明を筒状ライトシェルフ5に設ければ、窓部近傍の天井における室内照明の設置が省略可能となる。即ち、窓部負荷軽減システムのユニット化が高まり、窓部負荷軽減システムを設置するのみで、窓部室内照明の設置が一度に達成されることになる。
【0024】
上記の窓部負荷軽減システム35によれば、室内17に侵入する太陽光7が筒状ライトシェルフ5によって室内17の天井面19に照射され、積極的に昼光が利用されることで、室内照明エネルギーが軽減される。また、外部からの熱負荷侵入の大半を占める窓部3において、筒状ライトシェルフ5に設けた吸込口13から、冬期の窓部近傍低温空気又は夏期の窓部近傍高温空気が吸引除去され、窓部3から侵入する熱負荷が削減され、空調エネルギーが軽減される。更に、従来、別体であった窓部負荷軽減設備(この実施の形態では、吸込口13を開口させ、窓部近傍空気を吸引することにより熱負荷を軽減させる窓部負荷軽減設備)とライトシェルフとが一体に設けられることになり、且つこの窓部負荷軽減設備を建物の内装と一体に設ける必要がなくなるので、部品点数及び費用が削減でき、しかも、その分の工期も短縮できる。これにより、設備を簡易にし、簡便且つ安価に施工することができる。また、筒状ライトシェルフ5がユニット化されるので、従来、個々に分散設置していた諸設備(窓部負荷軽減設備、ライトシェルフ、ブラインド等)が高密度に集約されることになり、窓部における設備の占有面積も少なくして快適な視環境を実現させることができる。
【0025】
次に、上記した実施の形態による窓部負荷軽減システム35の変形例を説明する。
図4は本発明に係る窓部負荷軽減システムの変形例の構成を表す縦断面図、図5は図4に示した窓部負荷軽減システムの夏期における動作状況を(a)、冬期における動作状況を(b)に示した動作説明図である。なお、図1に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
【0026】
この変形例による窓部負荷軽減システムは、筒状ライトシェルフ5の下面11に、図5に示す吹出口41を形成している。また、筒状ライトシェルフ5の内部には、熱交換器を設けている。更に、筒状ライトシェルフ5の内部には図示しない送風ファンを設けてあり、送風ファンは筒状ライトシェルフ5の吸込口13から吸い込んだ空気29を熱交換器を通過させて吹出口41から排気するようになっている。
【0027】
この熱交換器及び送風ファンは、例えばファンコイルユニット、又はパッケージエアコンの室内機43として筒状ライトシェルフ5に内設することができる。つまり、筒状ライトシェルフ5が室内機43等の機器収容スペースに利用されている。
【0028】
この変形例では、図5(a)に示すように、夏期には、冷媒である例えば冷水が熱交換器に循環され、高温となった窓部近傍の空気29が吸込口13から筒状ライトシェルフ5内へ吸い込まれ、熱交換器で低温空気となって吹出口41から吹き出されることになる。また、図5(b)に示すように、冬期には、冷媒である例えば温水が熱交換器に循環され、低温となった窓部近傍の空気29が吸込口13から筒状ライトシェルフ5内へ吸い込まれ、熱交換器で高温空気となって吹出口41から吹き出されることになる。これにより、筒状ライトシェルフ5の下面11から吹き出された調和空気によって、窓面に沿ったエアカーテンが形成され、窓部3からの熱負荷の侵入が効率良く遮蔽されるようになっている。
【0029】
従って、この変形によれば、上記した窓部負荷軽減システム35の基本的な作用に加え、筒状ライトシェルフ5に排気ダクト21を接続する必要がなくなる。そして、排気ダクト21に代えて熱交換器へ冷媒配管の接続が必要となるが、排気ダクト21に比べて配索スペースが大幅に小さくなるので、内装との取りあいが容易となって、システムの設置が簡便に行えるようになる。
【0030】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る窓部負荷軽減システムによれば、建物の窓部の内側に、略水平に取り付けられ上下面に吸込口を有し且つ窓部から取り込んだ太陽光を、上面で反射させて天井面に間接照明光として照射する筒状ライトシェルフと、この筒状ライトシェルフの吸込口から吸い込んだ空気を外部へ排気する排気ファンとを備えたので、室内に侵入する太陽光を筒状ライトシェルフによって室内の天井面に照射し、積極的に昼光を利用することで室内照明エネルギーを軽減することができる。また、外部からの熱負荷侵入の大半を占める窓部において、筒状ライトシェルフに設けた吸込口から低温空気又は高温空気を吸引除去するので、窓面から侵入する熱負荷を削減することができる。更に、従来、別体であった窓部負荷軽減設備とライトシェルフとを一体に設けることができ、且つ窓部負荷軽減設備を建物の内装と一体に設ける必要がなくなるので、設備を簡易且つ安価なものにすることができ、しかも、内装との取りあいを無くして、設置を容易にすることができる。この結果、安価且つ簡便に窓部の省エネルギー化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る窓部負荷軽減システムの概略の構成を表す縦断面図である。
【図2】 図1に示した窓部負荷軽減システムの斜視図である。
【図3】 図1に示した窓部負荷軽減システムの概念を表す系統図である。
【図4】 本発明に係る窓部負荷軽減システムの変形例の構成を表す縦断面図である。
【図5】 図4に示した窓部負荷軽減システムの夏期における動作状況を(a)、冬期における動作状況を(b)に示した動作説明図である。
【符号の説明】
1…建物、3…窓部、3a…上端、5…筒状ライトシェルフ、7…太陽光、9…上面、11…下面、13…吸込口、19…天井面、21…排気ダクト、27…排気ファン、31a…スラット、31…水平ブラインド、35…窓部負荷軽減システム、41…吹出口
Claims (4)
- 建物の窓部の内側に、該窓部の上端から所定距離下側で該窓部の間口方向に亘って略水平に取り付けられて上下面に、長手方向に複数の吸込口を有し且つ前記窓部から取り込んだ太陽光を、上面で反射させて室内の天井面に間接照明光として照射する筒状ライトシェルフと、
該筒状ライトシェルフの内部に排気ダクトを介して接続され前記吸込口から吸い込んだ窓部近傍の空気を外部へ排気する排気ファンと
を具備したことを特徴とする窓部負荷軽減システム。 - 建物の窓部の内側に、該窓部の上端から所定距離下側で該窓部の間口方向に亘って略水平に取り付けられて上下面に、長手方向に複数の吸込口及び下面のみに、長手方向に複数の吹出口を有し且つ前記窓部から取り込んだ太陽光を、上面で反射させて室内の天井面に間接照明光として照射する筒状ライトシェルフと、
該筒状ライトシェルフに内設した熱交換器と、
前記筒状ライトシェルフに内設され前記吸込口から吸い込んだ窓部近傍の空気を該熱交換器を通過させて前記吹出口から排気する送風ファンと
を具備したことを特徴とする窓部負荷軽減システム。 - 請求項1又は2記載の窓部負荷軽減システムにおいて、
前記筒状ライトシェルフの下面に、複数のスラットを間隔を有して垂直方向に配設し且つ該スラットの昇降及び角度変更を自在とした水平ブラインドを設けたことを特徴とする窓部負荷軽減システム。 - 請求項3記載の窓部負荷軽減システムにおいて、
前記水平ブラインドより室内側の筒状ライトシェルフ下面に、室内照明を組み込んだことを特徴とする窓部負荷軽減システム。
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