JP2012184862A - 建物 - Google Patents

建物 Download PDF

Info

Publication number
JP2012184862A
JP2012184862A JP2011046780A JP2011046780A JP2012184862A JP 2012184862 A JP2012184862 A JP 2012184862A JP 2011046780 A JP2011046780 A JP 2011046780A JP 2011046780 A JP2011046780 A JP 2011046780A JP 2012184862 A JP2012184862 A JP 2012184862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
louver
building
room
movable louver
window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011046780A
Other languages
English (en)
Inventor
Sachiko Matsumoto
幸子 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Housing Corp
Original Assignee
Toyota Housing Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Housing Corp filed Critical Toyota Housing Corp
Priority to JP2011046780A priority Critical patent/JP2012184862A/ja
Publication of JP2012184862A publication Critical patent/JP2012184862A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

【課題】建物内に快適な空間を提供する。
【解決手段】室内に太陽光が差し込む晴天の日中において、予め設定しておいた室温よりも、部屋の室温が高くなった場合には、制御装置58は南側の外部ルーバー24の羽板54を閉め、室内に入り込む太陽光を遮る。これにより、室内に入り込む太陽光エネルギーが抑えられ、室温の上昇を抑えることが出来、建物内部に快適な空間を提供することができる。また、予め設定した室温よりも部屋の温度が高く、かつ、外気温が室温よりも低い場合には、制御装置58は、天井ルーバー42の羽板46を開けて室内の空気を屋外に排出することができ、建物内に快適な空間を提供することが出来る。
【選択図】図4

Description

本発明は、屋内空間を自動で快適とすることが可能な建物に関する。
空間内に放熱パネル体を空間内を仕切るように配置し、放熱パネル体に設けた開口を開閉するルーバーを放熱パネル体に装着した空間の加熱装置が特許文献1に提案されている。
特開2005―274014号公報。
この空間の加熱装置では、必要な部分だけを加熱したり、全体を加熱したりするのを簡単に切り替えて使用できて用途に応じて便利に使用できるが、加熱することしか考慮されておらず、快適な空間を提供するには改善の余地があった。
本発明は上記事実を考慮し、従来よりも快適な空間を提供することが可能な建物の提供を目的とする。
請求項1に記載の建物は、窓の屋外側に設けられ、電動で開閉される複数の羽板を備えた第1の可動ルーバーと、上階と下階との階間、及び天井の少なくとも一方に設けられ、電動で開閉される複数の羽板を備えた第2の可動ルーバーと、前記第1の可動ルーバー、及び前記第2の可動ルーバーを自動制御して前記第1の可動ルーバーの前記羽板、及び前記第2の可動ルーバーの前記羽板の開閉を行う制御手段と、を有する。
次に、請求項1に記載の建物の作用を説明する。
請求項1に記載の建物では、制御手段によって第1の可動ルーバー、及び第2の可動ルーバーが制御手段で自動制御され、第1の可動ルーバーの羽板の開閉、及び第2の可動ルーバーの羽板を開閉が行われる。
例えば、第1の可動ルーバーの羽板を閉めることで室内に入る太陽光を遮ることができ、第1の可動ルーバーの羽板を開けることで室内に太陽光を取り入れることができる。また、第1の可動ルーバーの羽板を閉めることで、目隠しとして利用でき、プライバシー等もコントロール可能である。
また、上階と下階との間に設けた第2の可動ルーバーを開けることで、上階と下階との間で空気を出入りさせることができ、上階と下階との間に設けた第2の可動ルーバーを閉めることで、第2の可動ルーバーを介しての上階と下階との間の空気の出入りを阻止することができる。
さらに、天井に設けた第2の可動ルーバーを開けることで、室内と屋根裏との間で空気を出入りさせることができ、天井に設けた第2の可動ルーバーを閉めることで、第2の可動ルーバーを介しての室内と屋根裏との間の空気の出入りを阻止することができる。
このように、請求項1に記載の建物では、第1の可動ルーバーの羽板、及び第2の可動ルーバーの羽板の開閉が制御装置によって自動で行われるので、人手をかけず、建物内に快適な空間の提供が可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の建物において、前記制御装置は、室内環境を検知するセンサーからの室内環境検知情報に基づいて前記制御を行う。
次に、請求項2に記載の建物の作用を説明する。
請求項2に記載の建物では、センサーによって室内環境が検出される。制御装置は、センサーによって検出された室内環境検出情報(データ)に基づいて、第1の可動ルーバー、及び第2の可動ルーバーを制御し、快適な空間が得られるように第1の可動ルーバーの羽板、及び第2の可動ルーバーの羽板の開閉を行う。
センサーとしては、例えば、温度センサー、湿度センサー等を上げることが出来るが、室内環境を検出可能であれば、他のセンサーを用いることもできる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の建物において、前記窓の開閉を検知する窓開閉検知手段を備え、前記制御手段は、前記窓が開となった場合に前記第1の可動ルーバーの制御を可能とする。
次に、請求項3に記載の建物の作用を説明する。
請求項3に記載の建物では、窓開閉検知手段が、第1の可動ルーバーの建物側に配置された窓の開閉を検知する。窓が閉められている場合には、制御手段は第1の可動ルーバーの制御を行わず、窓が開けられたときに第1の可動ルーバーの制御を行う。
例えば、就寝時等に窓が閉められた場合には、制御手段は第1の可動ルーバーの制御を行わない、即ち、第1の可動ルーバーの羽板の開閉は行わない。
一方、日中等に窓が開けられた場合には、制御手段は第1の可動ルーバーの制御を行うことができ、第1の可動ルーバーの羽板の開閉を行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の建物において、前記第2の可動ルーバーに送風機を設けた。
次に、請求項4に記載の建物の作用を説明する。
請求項4に記載の建物では、第2の可動ルーバーに送風機を設けたので、第2の可動ルーバーの羽板を開けた際に送風機を作動させることで、第2の可動ルーバーを介しての空気の出入り量を増大させることが出来る。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の建物において、前記第1の可動ルーバー、及び前記第2の可動ルーバーの少なくとも一方に、照明装置が設けられている。
次に、請求項5に記載の建物の作用を説明する。
請求項5に記載の建物では、第1の可動ルーバー、及び前記第2の可動ルーバーの少なくとも一方に照明装置が設けられているので、夜間等に照明装置を点灯することで、室内照明として利用できる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の建物において、前記羽板は前記制御手段によって角度が制御される。
次に、請求項6に記載の建物の作用を説明する。
請求項6に記載の建物では、前記第1の可動ルーバーの羽板、及び前記第2の可動ルーバーの羽板は、開閉(全開、全閉)だけでなく、制御手段によって角度が制御される。このため、羽板と羽板との間の隙間を調整して通風量を変更する事、羽板と羽板との間に隙間を開けつつ日射を遮る事、羽板と羽板との間に隙間を開けつつ室内に日差しを入れること、羽板と羽板との間に隙間を開けつつブラインドの様に外の特定の方向から室内が見えないようにする目隠しに用いることが可能となる。また、羽板の向きを変更することで、通風の向きを変更することも出来る。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の建物において、前記第1の可動ルーバーは前記建物の東側、西側、南側、北側の少なくとも一方に設けられている。
次に、請求項7に記載の建物の作用を説明する。
請求項7に記載の建物では、建物の東側に第1の可動ルーバーを設けることで、東側の窓からの採光や通風を制御できる。
また、建物の西側に第1の可動ルーバーを設けることで、西側の窓からの採光や通風を制御できる。
また、建物の南側に第1の可動ルーバーを設けることで、南側の窓からの採光や通風を制御できる。
また、建物の北側に第1の可動ルーバーを設けることで、北側の窓からの採光や通風を制御できる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の建物において、前記羽板には液体を通す配管が設けられている。
次に、請求項8に記載の建物の作用を説明する。
請求項11に記載の建物では、羽板の配管に液体を通すことができので、例えば、配管に温水を通すことで羽板を暖めることができ、配管に冷水を通すことで羽板を冷却することができる。例えば、羽板を暖めることで羽板と羽板の間を通過する空気を暖めることができる。また、羽板を冷却することで羽板と羽板の間通過する空気を冷却することができる。これにより、ルーバー周辺や室内の温度を積極的に調整することが可能となる。
また、第1の可動ルーバーの羽板に太陽光が当っている場合に、羽板の配管に水を通すことで水を温めることも可能であり、第1の可動ルーバーを太陽熱温水器として利用することもできる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の建物において、前記配管は、前記羽板の長手方向の一端側から他端側へ延びて前記他端側で方向を変更して前記一端側へ戻るように形成されている。
次に、請求項9に記載の建物の作用を説明する。
請求項9に記載の建物では、羽板の内部に設けた配管は、羽板の長手方向一端側から他端側へ延びて他端側で方向を変更して一端側へ戻るように形成されているため、配管の一端側から流入させた液体は、一端側から他端側へ流れ、その後再び一端側へと流れるので、羽板の長手方向全体を均一に冷却、または暖めることが出来る。また、複数の羽板の各々に配管を設ける場合、各羽板の一端側で各々の配管を連結することが出来、配管の取り回しや連結がし易くなる。
以上説明したように請求項1に記載の建物によれば、自動的に従来よりも快適な空間が得られる。
請求項2に記載の建物によれば、室内環境に基づいて羽板の開閉が行われるので、より快適な空間を得ることが可能となる。
請求項3に記載の建物によれば、窓が開けられている場合には、制御装置は必要に応じて第1の可動ルーバーの羽板を開閉する制御を行うが、窓が閉められている場合には、制御手段は第1の可動ルーバーの羽板を開閉するという制御を行わないので省エネとなる。
請求項4に記載の建物によれば、送風機を作動させることで、第2の可動ルーバーを介しての空気の出入り量(速度)を増大させることが出来、快適な空間の提供を迅速に行うことができる。
請求項5に記載の建物によれば、第1の可動ルーバー、及び第2の可動ルーバーの少なくとも一方の照明装置を点灯することで、例えば、室内を照明することが可能となる。なお、羽板の向きによって、室内側へ光を直接照射する直接照明としたり、隣接する羽板に光を照射して間接照明とすることも出来る。これにより、照明装置に基づく光の快適空間を提供することが出来る。
請求項6に記載の建物によれば、第1の可動ルーバーの羽板、及び第2の可動ルーバーの羽板は、開閉(全開、全閉)だけでなく、最適な角度に設定することができ、例えば、通風量や採光量をコントロールしたり、遮光と通風とを両立したり、目隠しと通風を両立したり、通風の向きを変更することも可能となる。これにより、より快適な空間の提供が可能となる。
請求項7に記載の建物によれば、建物の東側に第1の可動ルーバーを設けることで、東側の窓からの採光や通風を制御できる。例えば、第1の可動ルーバーの羽板を閉めることで朝陽を遮ることができ、第1の可動ルーバーの羽板を開けることで室内に朝陽を取り入れることが出来る。また、羽板を閉めることで室内を暗くすることもできる。さらに、第1の可動ルーバーの羽板を開閉することで、東側の窓を介しての通風を制御できる。
請求項7に記載の建物によれば、西側に第1の可動ルーバーを設けることで、西側の窓からの採光や通風を制御できる。例えば、第1の可動ルーバーの羽板を閉めることで、夏などに強い西日を効果的に遮ることができる。
請求項7に記載の建物によれば、南側に第1の可動ルーバーを設けることで、南側の窓からの採光や通風を制御できる。例えば、第1の可動ルーバーの羽板を閉めることで夏の昼などの強い日射を効果的に遮ることができ、第1の可動ルーバーの羽板を開けることで冬などの寒い日に室内に太陽光を取り入れて室内を効果的に暖めることが出来る。
請求項7に記載の建物によれば、建物の北側に第1の可動ルーバーを設けることで、北側の窓からの採光や通風を制御できる。例えば、第1の可動ルーバーの羽板を開けることで北側窓の安定した光を室内に取り入れることができる。
また、第1の可動ルーバーの羽板を目隠しとして利用することもでき、例えば、北側敷地の住人とのプライバシーを保ちながら北側の窓を介しての通風を制御できる。
請求項8に記載の建物によれば、羽板を暖めたり冷やしたりすることができるので、ルーバー周辺や室内の温度を、室温、外気温、日射等に関係無く、積極的に調整することが可能となる。
請求項9に記載の建物によれば、羽板の長手方向全体を均一に冷却、または暖めることが出来、ルーバー周辺や室内の温度を効率的に調整することができる。さらに、各羽板の一端側で各々の配管を連結することができるので、配管の取り回しや連結がし易くなる。
建物の1階の平面図である。 建物の平面図である。 2階の東南部分の一部を示す平面図である。 建物の東南部分を南北方向に切断した断面図である。 5(A)は、階間ルーバーが開状態、外部ルーバーが開状態とされた1階の東南部分の室内側から屋外側を見た斜視図であり、5(B)は、階間ルーバーが閉状態、外部ルーバーが閉状態とされた1階の東南部分の室内側から屋外側を見た斜視図であり、5(C)は、階間ルーバーが開状態、外部ルーバーが開状態とされた1階の東南部分の室内側から屋外側を見た斜視図である。 制御系の概略構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る天井ルーバーの要部を示す斜視図である。 第3の実施形態に係る天井ルーバーの要部を示す長手方向から見た側面図である。
以下、図1〜図5を用いて、本発明に係る建物の一実施形態について説明する。
図1には建物10の1階の平面図、図2には建物10の平面図が示されている。
本実施形態の建物10の1階には、東西南北に各々開閉可能な窓12A、窓14A、窓16A、窓18Aが設けられており、窓12A、窓14A、窓16A、窓18Aの外側には、各々外部ルーバー20,22A,24,26Aが間隔を開けて設けられている。なお、各階の間取りの図示は省略している。
図2、及び図3に示すように、建物10の2階には、東西南北に各々開閉可能な窓12B、窓14B、窓16B、窓18Bが設けられており、窓14B、窓18Bの外側には、各々外部ルーバー22B,26Bが間隔を開けて設けられている。
なお、1階、及び2階の各窓は、室内に採光が可能な所謂ガラス窓である。
図1、及び図4に示すように、本実施形態の建物10では、東側の外部ルーバー20と南側の外部ルーバー24とが1階外側のテラス28の端部付近から立ち上がる様に設けられ、各々の幅方向端部同士が連結されている。
図1、及び図4に示すように、東側の外部ルーバー20、及び南側の外部ルーバー24は、上部が横桟30を介して建物10の外壁に支持されている。
本実施形態の外部ルーバー20、及び外部ルーバー24は、窓12A、及び窓16Aの屋外側の前面に対向するように設けられ、各々の高さは2階の床面と天井面との中間の高さに設定されている。
一方、窓14A、窓14B、窓18A、窓18Bの外側に設けられる外部ルーバー22A、外部ルーバー22B、外部ルーバー26A、外部ルーバー26Bは、各窓とほぼ同じサイズのものである。
図3〜5に示すように、1階の部屋32と2階の部屋34の階間には、1階の部屋32と2階の部屋34との間で通風を可能とする階間ルーバー36が南側の窓際に設けられ、2階の部屋34の天井38には、2階の部屋34と屋根裏40との間で通風を可能とする天井ルーバー42が南側の窓際に設けられている。
なお、階間ルーバー36、及び天井ルーバー42は、複数設けられていても良く、各部屋毎に設けられていても良い。
(階間ルーバー、及び天井ルーバーの構成)
階間ルーバー36と天井ルーバー42とは同一構造であり、回動可能に設けけられた複数の羽板46を備え、これら複数の羽板46は図示しないリンク機構、及びモータ等のアクチュエータ等によって角度が変更可能とされており、羽板の向きを変更可能な電動式のルーバーとしては公知の構造のものである。これら階間ルーバー36、及び天井ルーバー42は、後述する制御装置58によって羽板46の角度が変更される。なお、本実施形態の天井ルーバー42の羽板46、及び階間ルーバー36の羽板46は、何れも軸線が水平、かつ窓16A,16Bに対して直角となっている。
建物10の屋根44には、天井ルーバー42の上方に電動で開閉可能なトップライト50が設けられている。このため、2階の部屋は、天井ルーバー42、屋根裏40、及びトップライト50を介して屋外と換気が可能となっている。
天井ルーバー42の上方、及び階間ルーバー36の下方には、上方または下方へ送風可能なファン51が設けられている。
なお、トップライト50、及びファン51は、後述する制御装置58によって作動が制御される。
(外部ルーバーの構成)
次に、外部ルーバー20,22A,22B,24,26A、26Bの構造を、代表して外部ルーバー24で説明する。
外部ルーバー24は、軸線を鉛直方向とされた縦長に形成された複数の羽板54を備え、これら複数の羽板54は図示しないリンク機構、及びモータ等のアクチュエータによって角度が変更可能とされており、羽板の向きを変更可能な電動式のルーバーとしては公知の構造のものである。
(制御装置)
図6に示すように、これら外部ルーバー20,22A,22B,24,26A、26Bは、制御装置58に接続されて作動が制御される。
この制御装置58には、1階の部屋の温度を検知する温度センサー60、1階の部屋の湿度を検知する湿度センサー61、2階の部屋の温度を検知する温度センサー62、2階の部屋の湿度を検知する湿度センサー63、屋外に設けられて日射量を検知する日射センサー64、外気温を検知する外気温センサー66、屋外の湿度を検知する湿度センサー67、窓12A,12B、窓14A、窓14B,窓16A、窓16B、窓18A、窓18Bの開閉を検知する開閉センサー68(代表して1個のみ記載)、エアコン69、各種設定を行う入力装置71、動作状況等を表示する表示装置73等が接続されている。
さらに制御装置58は、時計、カレンダー、タイマー、建物10の建っている位置(緯度、経度)、建物10の向き(東西南北)、建物10の建っている位置における月日時間毎の太陽の高度(角度)、各種設定事項を記憶する記憶装置75等を備えている。
(作用)
次に、本実施形態の建物10の作用を説明する。
制御装置58には、1階の部屋の温度を検知する温度センサー60、2階の部屋の温度を検知する温度センサー62、日射センサー64、外気温センサー66、窓12A,B、窓14A,B、窓16A,B、窓18A、Bの開閉を検知する開閉センサー68等が接続されているため、1階の温度、2階の温度、日射量、外気温、及び予め設定した設定値に基づいて、各外部ルーバー20,22A,22B,24,26A,26Bの羽板54、天井ルーバー42の羽板46、及び階間ルーバー36の羽板46の開閉及び角度の調整を行い、建物内部に快適な空間を提供することができる。
以下に、建物内部に快適な空間とする制御の一例を列挙する。
(1) 例えば、室内に太陽光が差し込む晴天の日中において、制御装置58に予め設定しておいた室温よりも、部屋の室温が高くなった場合には、制御装置58は南側の外部ルーバー24の羽板54を閉め、室内に入り込む太陽光を遮る。また、西日が差し込む場合には、制御装置58は西側の外部ルーバー22A,Bの羽板54を閉め、室内に入り込む太陽光エネルギーを抑える。これにより、室内に入り込む太陽光エネルギーが抑えられ、室温の上昇を抑えることが出来、建物内部を快適な空間とすることができる。
なお、室内に差し込む太陽光が遮られれば、羽板54は完全に閉める必要は無く、例えば、太陽の方向に羽板54の面を向ければ良い。
例えば、南側の窓16A,B、西側の窓14A,Bを開けた状態で、南側の外部ルーバー24の羽板54と羽板54との間、及び西側の外部ルーバー22A,Bの羽板54と羽板54との間に隙間を設けることで、室内に差し込む太陽光を遮光しつつ、南側の窓16A,B及び西側の窓14A,Bを介して室内と屋外との間の通風(換気)が可能となる。
制御装置58は、時刻、月日、建物10の建っている位置(緯度、経度)、建物10の向き(東西南北)、建物10の建っている位置における月日時間毎の太陽の高度(角度)、各種設定事項に基づいて演算を行って、室内に太陽光が差し込まないように、羽板54の角度を決定し、アクチュエータを駆動し、羽板54の角度を演算して得られた角度に設定することができる。なお、羽板54を完全に閉めるか、太陽光を遮光しつつ通風を可能とするかは、予め制御装置58に設定しておけばよい。
また、日射センサー64で検知した日射量の情報に基づき、制御装置58は、天候が曇りであると判断した場合(予め設定した日射量以下の場合)には、太陽光を遮る制御は行わなくても良い。
(2) また、予め設定した室温よりも部屋の温度が高く、かつ、外気温が室温よりも低い場合には、制御装置58は、例えば、トップライト50を開け、天井ルーバー42の羽板46を開けて室内の空気を屋外に排出することができる。この際、ファン51を駆動することで、室内の空気の排出速度(排出量)を高めることが出来る。そして、室温が予め設定した室温に達した場合には、制御装置58は、トップライト50を閉め、天井ルーバー42の羽板46を閉め、ファン51の作動を停止する。これにより、2階を快適な空間とすることができる。
なお、1階の室温と2階の室温とが異なる場合、階間ルーバー36の羽板46を開けて1階と2階との間で空気を出入りさせることにより、1階と2階の温度差を解消することができ、これにより、1階2階共に快適な空間とすることができる。
なお、建物10に設置する天井ルーバー42、及び階間ルーバー36は、1箇所に限らず、複数箇所設けても良く、部屋毎に設けても良く、部屋以外の廊下、吹き抜け、納戸等に設けても良く、設置場所に制限は無い。また、天井ルーバー42は、浴室に設けても良い。
なお、ここでは、予め設定した室温よりも部屋の温度が高く、かつ、外気温が室温よりも低い場合に、制御装置58はファン51を駆動して室内の空気をトップライト50を介して屋外に排出するように制御したが、本発明はこれに限らず、制御装置58は、トップライト50を介して外気を導入するようにファン51を駆動し、室温よりも低い外気を室内に導入する制御を行うことも可能である。
上記(1)と(2)の制御は同時に行うこともでき、これにより、より快適な空間を得ることが可能となる。
なお、窓や窓が閉められて室内が冷房されている場合には、制御装置58は、室内に太陽光を差し込まないように羽板54の角度を調整し、外気の導入や室内の空気の排出は行わない。これにより、冷房効率を向上することが出来る。
(3) 冬の日中に、予め設定した室温よりも部屋の温度が低い場合には、制御装置58は、太陽光が室内に差し込む様に南側の外部ルーバー24の羽板54の角度を調整する制御を行う。これにより、室内に差し込んだ太陽光で床等を暖めることができ、建物内部を快適な空間とすることができる。また、暖房をしている場合には、暖房効率を向上することが出来る。
(4) 予め設定した設定した湿度よりも部屋の湿度が高く、部屋の湿度よりも屋外の湿度が低い場合には、制御装置58は、例えば、トップライト50を開け、天井ルーバー42の羽板46を開けて外気を室内に導入、または室内の空気を屋外に排出し、さらに、階間ルーバー36の羽板46を開けて1階と2階との間で空気を出入りさせることで、建物内部の湿度を低下させることができ、建物内部を快適な空間とすることができる。
また、予め設定した設定した湿度よりも部屋の湿度が低く、部屋の湿度よりも屋外の湿度が高い場合には、制御装置58は、例えば、トップライト50を開け、天井ルーバー42の羽板46を開けて外気を室内に導入、または室内の空気を屋外に排出し、さらに、階間ルーバー36の羽板46を開けて1階と2階との間で空気を出入りさせることで、部屋の湿度を低下させることができ、建物内部を快適な空間とすることができる。
(5) 梅雨の季節等に、部屋の湿度が上昇し、予め設定した湿度に達した場合には、制御装置58は、各外部ルーバーの羽板を閉めるように制御することも出来る。例えば、梅雨の時等に部屋がカビを発生し易い状況となるのを防ぐため、部屋の湿度が予め設定した湿度に達した場合には、制御装置58は各外部ルーバーの羽板を閉め、屋外の高い湿度の空気が室内に流入する。各外部ルーバーの羽板は、完全に閉めても良いが、湿度の上昇度合いによっては、制御装置58は、羽板と羽板との間に隙間が設けられるように羽板の角度を調整することも出来る。
このように、室内の湿度を調整することで、室内に、温度(室温)制御とは異なる湿度制御に伴う快適空間を建物内に提供することが可能となる。
なお、外部ルーバーの外周と建物10の外壁とを枠状の部材で連結することで、窓を閉め、かつ外部ルーバーの羽板を完全に閉めることで、枠、窓、及び外部ルーバーで囲まれた実質的に密閉された空間を窓と外部ルーバーとの間に形成することが出来る。このようにすれば、仮に窓が開けられていても、ルーバーの羽板が完全に閉められていれば、室内の空気が屋外へ排出されたり、屋外の空気が室内に流入することは阻止出来る。
(6) 本実施形態の建物10では、1階の東側の窓12Aの外側に外部ルーバー20を設けているので、制御装置58は東側の窓12Aからの採光や通風を制御することができる。
例えば、制御装置58は、例えば、予め設定した時刻等に基づいて、東側の外部ルーバー20の羽板54を開けることで1階の室内に朝陽を差し込ませることが出来、羽板54の角度を調整することで室内に差し込む朝陽の量を調整することも出来る。なお、羽板54の角度を制御して、室内に朝の太陽光が直接的に差し込むようにしても良く、朝の太陽光が直接的に差し込まなくとも、単に屋外の明るさを室内に取り入れるようにしても良い。
また、制御装置58は、予め時間と制御内容を設定しておくことで、朝の特定の時間のみ開閉制御を可能とし、昼、夜等の別の時間帯においては、別形態の制御を行うことも出来る。例えば、朝の時間帯は羽板54が予め設定した時間に自動的に開くように制御し、予め設定しておいた所定の時間が経過した時点(または予め設定した時間)で羽板54が閉じるように制御することも出来る(例えば、午前7時〜9時の間は羽板54が開くように制御。)
これらの制御により、朝陽の時間帯の光を1階の室内に取り込み易くなり、朝陽に基づく光の快適空間を提供することが出来る。
なお、1階の東側に限らず、2階の東側、1階及び2階の南側、西側、及び北側の外部ルーバーを制御しても良い
(7) 本実施形態の建物10では、北側の窓18A,Bの外側に外部ルーバー26A,Bを設けているので、北側の窓18A、Bからの採光や通風を制御することができる。
例えば、日中、外部ルーバー26A,Bの羽板54を開けることで北側の安定した光を室内に取り入れることができ、羽板54を開閉して通風を制御することが出来る。これにより、建物内部を快適な空間とすることができる。
なお、外部ルーバー26A,Bの羽板54の向きを調整することで、目隠しとして利用することができるので、例えば、北側敷地の住人とのプライバシーを保ちながら北側の安定した光を室内に取り入れたり北側の窓18を介しての通風を制御することができる。
以上説明した様に、制御装置58が室外(窓の外側)に設けた外部ルーバー20,22A,22B,24,26A、26B、及び室内に設けた階間ルーバー36、及び天井ルーバー42の各羽板の開閉、及び角度を調整し、建物内の温度、湿度、及び明るさが快適となるように自動で調整するので、建物内において、常に快適な空間を提供することができる。
なお、常に快適な空間を提供するには、予め制御装置58に、室内の快適な条件、例えば、好みの温度、湿度、明るさ等を設定しておくことは勿論である。
上記(1)〜(7)で説明した制御は一例であり、阻害要因が無ければ組み合わせは自由にできる。
なお、本実施形態では、温度センサー60、湿度センサー61、温度センサー62、湿度センサー63は、各階の部屋毎に設けられていても良い。予め制御装置58に部屋毎に異なる条件(温度、湿度、採光等)、即ち、使用する人の好みに応じて部屋の条件設定を行えば、制御装置58は、例えば、部屋毎に外部ルーバーの制御を行い、各部屋を使用する人の好みに応じた異なる快適空間に設定することも可能である。
また、窓12A、窓14A、窓16A、窓18A、外部ルーバー20,22A,24,26A、窓12B、窓14B、窓16B、窓18B、外部ルーバー22B,26B、階間ルーバー36、及び天井ルーバー42等は、例えば、外気の利用率が高い箇所や、建物周囲で空気の流れが良好な箇所に設けることで、温度や湿度に基づく快適空間を効率的に得ることが出来る。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態を図7にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図7には、天井ルーバー42の変形例が示されている。
本実施形態の天井ルーバー42では、羽板46がアルミニューム等の金属で中空の箱状に形成されている。羽板46の長手方向の一端側には、軸70が固定されている。なお、軸70は、天井ルーバー42の枠に設けた軸受け(図示省略)に回転自在に支持されている。
羽板46の長手方向の他端側には、ベアリング72の外輪が固定されており、ベアリング72の内輪は軸74に固定されている。この軸74は、天井ルーバー42の枠(図示省略)に固定されている。これによって、各々の羽板46は、枠に対して回動自在に支持されている。
羽板46の内部にはU字状に曲げられた金属製の配管78が配設されており、配管78は、軸74に形成された一対の貫通孔76を貫通して軸74の外部に取り出されている。なお、配管78は軸74に固定され、羽板46の内面と接触しないように配置されているため、羽板46を回転させても配管78が動くことは無い。
各羽板46の配管78は、直列に連結されており、直列に接続された配管78の一端側、及び他端側は、制御装置58で制御される水供給システム80に連結されている。水供給システム80は、ヒートポンプユニット、ヒートポンプユニットによって得られた温水又は冷水を貯留する貯水タンク、及び貯水タンクの温水又は冷水を配管78に供給するためのポンプ、開閉弁、流量調整バルブ等を含んで構成されている。なお、ポンプから排水された温水又は冷水は、各羽板46の配管78を通り、再び貯水タンクへ戻るように構成されている。
各羽板46の一端には、リンク82の一端が固定されており、リンク82の他端側には長孔84が形成されている。
また、羽板46の一端側には、羽板46の配列方向に沿って連結リンク85が配置されており、この連結リンク85には、複数のスライドピン86が取り付けられている。スライドピン86は羽板46のリンク82の長孔84に挿入されており、連結リンク85を長手方向に沿って移動することで、各羽板46のリンク82の長孔84の中でスライドピン86がスライドしつつ、リンク82の角度、即ち、羽板46の角度を変更する。
この連結リンク85は、制御装置58によって制御されるモータ等のアクチュエータ88に接続されている。
なお、階間ルーバー36も天井ルーバー42と同様の構成となっている。
(作用)
本実施形態の建物10では、室温を積極的に暖めたい場合や冷やしたい場合、制御装置58は水供給システム80を作動させて、天井ルーバー42の羽板46の配管78に温水または冷水を通したり、階間ルーバー36の羽板46の配管に温水または冷水を通すことで、羽板46を暖めたり冷やしたりすることができる。
これにより、階間ルーバー36、及び天井ルーバー42の近傍の空気、及びこれらを通過する空気を暖めたり、冷やしたりすることができ、室内の温度を迅速に変更することができ、建物内部を迅速に快適な空間とすることができる。
また、制御装置58は、室温と外気温が異なっている場合、水供給システム80を作動させて天井ルーバー42の羽板46の温度を調整することができ、室温を変えないように外気の導入を行うことも出来る。これにより、室温を変えることなく新鮮な外気を室内に取り入れることができ、建物内部を快適な空間とすることができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態を図8にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図8には、天井ルーバー42の変形例が示されている。
図8の断面図で示すように、本実施形態の天井ルーバー42の羽板46は、断面形状が概略で長方形を呈しているが、一方の端部には一方側の面から幅方向外側へ片46Aが突出しており、他方の端部には、一方側の面に、片46Aが嵌る状の凹部46Bが形成されている。
図8の実線で示すように、羽板46を閉じたときに、一方の羽板46の片46Aが、これに隣接する他方の羽板46の凹部46Bに嵌まり、かつ一方の羽板46の一方側の端部と、これに隣接する他方の羽板46の他方側の端部との間には隙間90が形成される。
これらの羽板46には、他方側の端部に、羽板46の長手方向(図面表裏方向)に沿って、複数のLED92が羽板46の幅方向外側に向くように取り付けられている。
このため、図8の実線で示すように、羽板46を閉じたときにLED92を点灯させると、羽板46の端部で光が反射し、間接照明的な演出を行うことが出来る。
また、図8の2点鎖線で示すように、羽板46の角度を変更してLED92を室内側(図面下方側)に向けることで、直接照明的な演出を行うことが出来る。
これにより、LED92から出射される光に基づく光の快適空間を提供することが出来る。
なお、LED92は、天井ルーバー42の羽板46に限らず、階間ルーバー36の羽板46、外部ルーバー20,22A,22B,24,26A,26Bの羽板54に適用することも出来る。
第3の実施形態では、ルーバーの羽板の端部にLED92を取り付けて光の演出を行うようにしたが、LEDの代わりに、豆電球、EL素子等、他の種類の発光手段を設けても良い。なお、EL素子は、羽板の表面の一部または全体に設けても良い。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態を図1にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
第4の実施形態では、図1で2点鎖線で示すように、1階の室内に間仕切りとして利用可能な可動ルーバー94が、南側の窓16Aと間隔を開けて平行に設けられている。
可動ルーバー94は、例えば、外部ルーバー20と同様の構成であり、縦長の羽板を有していると共に、第2の実施形態で説明した天井ルーバー42と同様に中空の羽板の内部に配管が配置されており、制御装置58によって羽板の開閉が制御される。なお、この可動ルーバー94の配管も水供給システム80に連結されている。
また、この可動ルーバー94は、間仕切り用として用いられるため、床と天井とを連結するように設けられている。
本実施形態の可動ルーバー94は、羽板を閉めることで可動ルーバー94が遮光を行う間仕切りとして利用され、羽板を開けることで採光可能な間仕切りとして利用できる。また、制御装置58は、前述した実施形態と同様に、羽板の角度を調整することもできる。
さらに、羽板の内部に配置した配管に温水または冷水を通すことで、羽板を暖めたり冷やしたりすることができる。これにより、間仕切り用の可動ルーバー94の近傍の空気、及びこれらを通過する空気を暖めたり、冷やしたりすることができ、室内の温度を迅速に変更することができ、建物内部を迅速に快適な空間とすることが可能となる。
本実施形態では、可動ルーバー94の羽板が縦長であったが、羽根板の向きはこれに限らず、横長としても良い。
また、本実施形態では、可動ルーバー94が南側の窓16Aと間隔を開けて平行に設けられていたが、本発明はこれに限らず、階段の開口付近、吹き抜け部分等、可動ルーバー94は建物内の任意の位置に設けることが出来る。
なお、上記構成および制御は一例であり、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 建物
12A 窓
12B 窓
14A 窓
14B 窓
16A 窓
16B 窓
18A 窓
18B 窓
20 外部ルーバー(第1の可動ルーバー)
22A 外部ルーバー(第1の可動ルーバー)
22B 外部ルーバー(第1の可動ルーバー)
24 外部ルーバー(第1の可動ルーバー)
26A 外部ルーバー(第1の可動ルーバー)
26B 外部ルーバー(第1の可動ルーバー)
32 部屋(空間)
34 部屋(空間)
36 階間ルーバー(第2の可動ルーバー)
40 屋根裏
42 天井ルーバー(第2の可動ルーバー)
46 羽板
51 ファン(送風機)
54 羽板
58 制御装置(制御手段)
60 温度センサー(室内環境を検知するセンサー)
61 湿度センサー(室内環境を検知するセンサー)
62 温度センサー(室内環境を検知するセンサー)
63 湿度センサー(室内環境を検知するセンサー)
68 開閉センサー(窓開閉検知手段)
78 配管
88 アクチュエータ
92 LED(照明装置)

Claims (9)

  1. 窓の屋外側に設けられ、電動で開閉される複数の羽板を備えた第1の可動ルーバーと、
    上階と下階との階間、及び天井の少なくとも一方に設けられ、電動で開閉される複数の羽板を備えた第2の可動ルーバーと、
    前記第1の可動ルーバー、及び前記第2の可動ルーバーを自動制御して前記第1の可動ルーバーの前記羽板、及び前記第2の可動ルーバーの前記羽板の開閉を行う制御手段と、
    を有する建物。
  2. 前記制御装置は、室内環境を検知するセンサーからの室内環境検知情報に基づいて前記制御を行う、請求項1に記載の建物。
  3. 前記第1の可動ルーバーの建物側に配置された窓の開閉を検知する窓開閉検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記窓が開となった場合に前記第1の可動ルーバーの制御を行う、請求項1または請求項2に記載の建物。
  4. 前記第2の可動ルーバーに送風機を設けた、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の建物。
  5. 前記第1の可動ルーバー、及び前記第2の可動ルーバーの少なくとも一方に、照明装置が設けられている、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の建物。
  6. 前記羽板は前記制御手段によって角度が制御される、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の建物。
  7. 前記第1の可動ルーバーは前記建物の東側、西側、南側、北側の少なくとも一方に設けられている、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の建物。
  8. 前記羽板には液体を通す配管が設けられている、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の建物。
  9. 前記配管は、前記羽板の長手方向の一端側から他端側へ延びて前記他端側で方向を変更して前記一端側へ戻るように形成されている、請求項8に記載の建物。
JP2011046780A 2011-03-03 2011-03-03 建物 Withdrawn JP2012184862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011046780A JP2012184862A (ja) 2011-03-03 2011-03-03 建物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011046780A JP2012184862A (ja) 2011-03-03 2011-03-03 建物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012184862A true JP2012184862A (ja) 2012-09-27

Family

ID=47015105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011046780A Withdrawn JP2012184862A (ja) 2011-03-03 2011-03-03 建物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012184862A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014081038A1 (ja) * 2012-11-26 2014-05-30 旭化成ホームズ株式会社 輻射パネル装置
WO2014115551A1 (ja) * 2013-01-24 2014-07-31 パナソニック株式会社 通風制御装置、通風システムおよびプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014081038A1 (ja) * 2012-11-26 2014-05-30 旭化成ホームズ株式会社 輻射パネル装置
JPWO2014081038A1 (ja) * 2012-11-26 2017-01-05 旭化成ホームズ株式会社 輻射パネル装置
WO2014115551A1 (ja) * 2013-01-24 2014-07-31 パナソニック株式会社 通風制御装置、通風システムおよびプログラム
JP2014141841A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Panasonic Corp 通風制御装置、通風システムおよびプログラム
CN104956009A (zh) * 2013-01-24 2015-09-30 松下知识产权经营株式会社 通风控制装置、通风系统和程序

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2683899B1 (en) A window shutter unit for external mounting on a building
US7631641B1 (en) Solar heat absorbing and distributing system
KR100917374B1 (ko) 외장커튼월을 배기공간으로 활용하는 고층건물 환기 시스템
JP2007120861A (ja) 換気調温制御装置および方法
JP2016180533A (ja) 吸排気ユニット及びそれを用いたダブルスキンシステム
JP2005105732A (ja) 換気機能付きカーテンウォール、およびこれを備えた建物
US20150168700A1 (en) Window blind solar energy management system
KR101672838B1 (ko) 고층건물의 에너지 절약형 통풍 시스템
KR101600974B1 (ko) 다기능 스마트 파사드 모듈 및 이를 적용한 건축 구조물
NO862274L (no) System for aa dekke et roms energibehov.
JP2009299314A (ja) 住宅における温度調整システム
JP4735451B2 (ja) 通風建物
JP5926711B2 (ja) 暖房システム
JP2012184862A (ja) 建物
US3288206A (en) Air conditioning system
JP5419529B2 (ja) 建物の通気システム
JP5715448B2 (ja) 建物の空調システム
JP4687984B2 (ja) 空調設備の制御方法
KR101383400B1 (ko) 댐퍼를 구비한 건물의 이중외피 구조
KR101424632B1 (ko) 자연채광이 가능한 친환경 건물
USRE26430E (en) Beeler air conditioning system
Nemethova et al. Thermal Comfort and HVAC Systems Operation Challenges in a Modern Office Building–Case Study
JP6550211B2 (ja) 建物の換気システム
JP2018080904A (ja) 都市型パッシブデザイン
EP3384123B1 (en) Facade system

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140513