JP4012003B2 - コーヒードリップ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コーヒーチャンバ内に収容したコーヒー粉に湯を散水して、コーヒー液を抽出するコーヒードリップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば特開平7−288号公報に示されているように、少量の湯をコーヒー粉上に散水した後、同散水を中断してコーヒー粉の「むらし」を行い、この「むらし」後のコーヒー粉に再度、湯を散水するようにしたコーヒードリップ装置は知られている。また、このコーヒードリップ装置においては、前記「むらし」時間をユーザが任意に設定できるようにもなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のコーヒードリップ装置においては、コーヒー粉の「むらし」時間を任意に設定できるようにしているが、「むらし」前後の湯の散水量に関しては一定であり、散水量を調節することはできない。コーヒー粉の量、種類、グラインドの細かさなどが異なる場合には、同コーヒー粉の量、種類、グラインドの細かさなどに応じた散水量の調節を行う必要があるが、この散水量の調節が不能であるために、散水された湯が溢れたり、良好なコーヒー液の抽出が難しいという問題があった。逆に、コーヒー粉の種類、グラインドの細かさなどが大きく異なる場合には、コーヒー粉の量を調節するようにしていたが、例えばメーカーから1回のドリップ分のコーヒー粉が1袋単位で供給されることもあり、このような場合をも含めて、コーヒー粉を調節することは効率的でない。
【0004】
【発明の概要】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、良好なコーヒー液を常に効率的に抽出することが可能なコーヒードリップ装置を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、コーヒーチャンバ内に収容したコーヒー粉に湯を散水する散水器と、散水器に湯を複数回に分けて供給する湯供給器とを備えたコーヒードリップ装置において、ユーザにより操作される操作パネルと、ユーザによる操作パネルの操作に応じて、湯供給器から散水器に複数回に分けて供給される各湯量をそれぞれ独立して設定する湯量設定手段と、湯量設定手段によって設定された各湯量に応じて湯供給器から散水器に複数回に分けて供給される各湯量をそれぞれ制御する湯量制御手段とを設けたことにある。
【0006】
これによれば、メーカーから1回のドリップ分のコーヒー粉が1袋単位で供給されるような場合も含めて、コーヒー粉の量、種類、グラインドの細かさなどが異なっても、ユーザは、湯供給器から散水器に複数回に分けて供給される各湯量をそれぞれ任意に設定することができるので、散水された湯をコーヒーチャンバから溢れさせることもなく、良好なコーヒーを効率良く抽出できる。
【0007】
また、前記本発明において、前記湯供給器を、湯を貯えた貯湯タンクと、貯湯タンクに貯えられた湯を散水器に選択的に供給するポンプとで構成し、前記湯量設定手段は、湯供給器から散水器に複数回に分けて供給される各湯量を設定するために、ユーザによる操作パネルの操作に応じて、複数回のポンプの各作動時間をそれぞれ独立して設定するものであり、かつ前記湯量制御手段は、前記設定された複数回のポンプの作動時間に応じてポンプの複数回の各作動を制御するものであるとよい。
【0008】
これによれば、前記効果に加えて、散水量を測定するための水位の検出を行う必要がなくなるので、散水のために一旦湯を貯留するための散水タンク、水位センサなどが不要となり、製品の製造コストを下げることができるとともに、部品の組み付けスペースにも余裕ができる。
【0009】
また、本発明の他の特徴は、さらに、ユーザによる操作パネルの操作に応じて、ポンプの複数回の各作動の間におけるポンプの非作動の時間を設定する非作動時間設定手段を設けたことにもある。これによれば、前記効果に加えて、コーヒー粉の「むらし」を調節できたり、散水によるコーヒー粉の体積膨張を適切に待つことができるようになるので、コーヒーチャンバからの湯の溢れを防止したり、良好なコーヒーの抽出も可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明すると、図1は本発明に係るコーヒードリップ装置を含む飲料供給システムの全体を示す正面図である。この飲料供給システムは、湯を生成して供給する湯供給装置10と、抽出されたコーヒーを冷却して貯留する冷却貯留装置40と、コーヒーを抽出する抽出装置60とを備えている。
【0011】
湯供給装置10は、図1および図2に示すように、直方体状のハウジング11の内部に、断熱構造の貯湯タンク12が収容されているとともに、同貯湯タンク12の下方には給水口13が配設されている。給水口13には外部水道系に接続された管体(図示しない)が接続されて、外部水道源からの水道水が給水口13に供給されるようになっている。この給水口13に供給された水道水は、給水管14を介して貯湯タンク12に供給される。給水管14には、電気的に開閉の制御される給水バルブ15が介装されており、同給水バルブ15は貯湯タンク12への給水を制御する。
【0012】
貯湯タンク12内には、その底面近傍位置にて貯湯タンク12内の水を加熱する加熱器16が収容されているとともに、異なる水位をそれぞれ検出するための水位センサ17a,17b,17cおよび水温(湯温)を検出するための温度センサ18も収容されている。これらの給水バルブ15、加熱器16、水位センサ17a,17b,17cおよび温度センサ18は図3のマイクロコンピュータ37に接続されており、同マイクロコンピュータ37は、水位センサ17a,17b,17cによって検出された水位および温度センサ18に検出された水温に基づいて給水バルブ15の開閉および加熱器16の作動・非作動を制御し、貯湯タンク12には常に所定温度かつ所定量の湯が貯えられている。
【0013】
ハウジング11の前面には、湯を取り出すための手動式の湯取り出しコック21が設けられている。この湯取り出しコック21は、取り出し管22を介して貯湯タンク12に連通している。これにより、ユーザは、湯取り出しコック21を操作することにより、貯湯タンク12内の湯を外部に取り出すことができる。
【0014】
ハウジング11内には、吸入管23aを取り出し管22に接続させたポンプ23も配置されている。ポンプ23は、その作動により貯湯タンク12内の湯を単位時間あたり所定の流量で取り出し管22および吸入管23aを介して汲み上げ、その吐出ポートに接続された供給管24に前記汲み上げた湯を吐出する。供給管24は上方に延設されて、その上端には耐熱性かつ可撓性の給湯ホース25の一端が接続されている。この給湯ホース25は、ハウジング11の上端面に設けた天板26を介して上方に導かれて、抽出装置60に接続されている。また、供給管24の上部には、先端にて貯湯タンク12内に開口した戻し管27が基端部にて接続されており、ポンプ23の作動停止時に給湯ホース25内に残っている湯が貯湯タンク12に戻されるようになっている。
【0015】
また、ハウジング11の正面には、ユーザにより操作されて、湯供給装置の作動態様を設定するための操作パネル28が設けられている。この操作パネル28には、図1および図3に示すように、設定表示部28a、適温表示部28b、アップ操作部28c、ダウン操作部28d、設定操作部28eおよびドリップ操作部28fが設けられている。設定表示部28aおよび適温表示部28bの裏面には、表示器31および発光素子32が配置されており、表示器31による表示内容および発光素子32の点灯が操作パネル28の正面側から視覚確認できるようになっている。アップ操作部28c、ダウン操作部28d、設定操作部28eおよびドリップ操作部28fの裏面には、アップスイッチ33、ダウンスイッチ34、設定スイッチ35およびドリップスイッチ36が配置されている。これらの各操作部28c〜28fは前後方向に弾性変形するように構成されており、ユーザによる各操作部28c〜28fの押圧操作により、各スイッチ33〜36がオフ状態からオン状態に切り換えられるようになっている。
【0016】
これらの表示器31、発光素子32、アップスイッチ33、ダウンスイッチ34、設定スイッチ35およびドリップスイッチ36は、ハウジング11内に組み込まれた電気制御装置内の一部をなすマイクロコンピュータ37に接続されている。マイクロコンピュータ37は、アップスイッチ33、ダウンスイッチ34、設定スイッチ35の操作に応答して、図4のドリップ態様設定プログラムの実行を開始し、前記各スイッチ33〜35の操作に応じて設定される時間を表示器31にて表示する。また、マイクロコンピュータ37は、ドリップスイッチ36の操作に応答して、ドリップ制御プログラムを実行して、ポンプ23の作動を制御する。発光素子32は、図示しないプログラムの実行により、温度センサ18による検出温度に基づいて、貯湯タンク内の湯の温度が適温であるとき点灯制御される。なお、このマイクロコンピュータ37には、前述のように、水位センサ17a〜17cおよび温度センサ18も接続されていて、図示しないプログラムの実行により、給水バルブ15および加熱器16を制御して貯湯タンク12内の湯量および湯温を常に適切に維持する。しかし、この点については、本発明に直接関係しないので、詳しい説明を省略する。
【0017】
次に、冷却貯留装置40について説明する。この冷却貯留装置40は、図1に示すように、その正面に冷却されたコーヒー液を取り出すための一対のコーヒー液取り出しコック41,41および貯留されたコーヒー液の量を表示する一対の表示器42,42をそれぞれ有する。表示器42,42は、図示しない水位センサによるコーヒー液の貯留量の検出に応じて、同コーヒー液の貯留量を表示するものである。
【0018】
冷却貯留装置40は、図6に示すように、直方体状のハウジング43内に、一対のコーヒー液取り出しコック41,41および表示器42,42にそれぞれ対応して、コーヒー液を貯留するための有底円筒状の一対の飲料タンク44,44を収容している。飲料タンク44,44の各上面はそれぞれ開口しており、コーヒー液が上方から注がれるようになっている。ハウジング43の上端面は天板45によって覆われているが、同天板45には飲料タンク44,44の開口に合わせて開口穴が設けられ、同開口穴には蓋46,46がそれぞれ着脱可能に組み付けられている。飲料タンク44、44の底面には、コーヒー液取り出しコック41、41に一端をそれぞれ接続してなる取り出し管47、47の他端がそれぞれ接続されており、コーヒー液取り出しコック41、41の各操作により飲料タンク44,44内に貯留されているコーヒー液が外部に取り出されるようになっている。
【0019】
飲料タンク44、44は、ハウジング43内に配設された断熱構造かつ有底円筒状の一対の冷却用水槽48,48内に所定距離を隔てて収容されている。飲料タンク44,44の各外周面と冷却用水槽48,48の各内周面との間には、冷却用空間RR、RRがそれぞれ形成されている。これらの冷却用空間RR、RRは冷却水で満たされたおり、同冷却水は飲料タンク44、44の外周上にそれぞれ巻かれた一対の蒸発管49、49により冷却され、それらの一部は氷結する。なお、蒸発管49,49は、図示しない冷凍装置により冷却される。これにより、飲料タンク44,44内のコーヒー液は、冷却水により、それぞれ間接的に冷却される。
【0020】
次に、抽出装置60について説明する。図1、図7および図8に示すように、冷却貯留装置40の天板45の左右方向両端には一対の側板51,51が立設されており、両側板51,51には上下に離間して設けた一対のガイドロッド52,52がそれらの各両端にてそれぞれ固定されている。抽出装置60は、略直方体状に形成したハウジング61の裏面に固着した支持部材62に設けた貫通穴にガイドロッド52,52を貫通させることにより、左右方向に摺動可能に支持されている。
【0021】
ハウジング61の裏面には、湯供給装置10に一端にて接続された給湯ホース25の他端が脱着可能に接続される給湯口63も組み付けられている。この給湯口63は給湯管64を介して散水器65に連通している。散水器65の下面には、複数の小穴を設けたシャワーヘッド65aが脱着可能に組み付けられ、給湯ホース25、給湯口63および給湯管64を介して散水器65に供給された湯が下方に向けてシャワー状に散水されるようになっている。
【0022】
ハウジング61の下面左右方向両端には、前後方向に延設された一対のガイドレール66,66が固着されており、同ガイドレール66,66にコーヒーチャンバ70が組み付けられるようになっている。このコーヒーチャンバ70は、漏斗状に構成されていて底面中央に抽出口71を有し、フィルタが装着されるとともに同フィルタ上にコーヒー粉を収容して散水によりコーヒー液を抽出口71から抽出するためのものである。このコーヒーチャンバ70は、その左右方向の両上端部にフランジ部72,72が設けられていて、これらのフランジ部72,72と前記ガイドレール66,66との各係合により前後方向に摺動可能になっている。抽出装置60に組み付けた状態にあるコーヒーチャンバ70の正面側には、取っ手73が設けられている。
【0023】
次に、上記のように構成した実施形態の動作を説明する。具体的な動作説明に入る前に、この実施形態において、湯供給装置10から抽出装置60への湯の供給態様について説明しておく。この実施形態では、コーヒー粉に湯を散水してコーヒー液を抽出する際、湯供給装置10から抽出装置60への湯の供給工程すなわち抽出装置60における湯の散水工程を複数回に分けている。具体的には、1次、2次および3次の3回の散水を行い、1次散水と2次散水との間に「むらし」工程を挿入し、2時散水と3次散水との間に休止工程を挿入している。
【0024】
「むらし」工程は、1次散水によってコーヒー粉に適量の湯を散水した後、コーヒー粉を所定時間むらすことにより、主にコーヒーのうまみを抽出するための散水中断工程である。休止工程は、コーヒー粉の量、種類、グラインドの細かさなどの違いによって湯がコーヒーチャンバ70から溢れないようにするために、湯の散水を2次散水と3次散水との間で所定時間だけ中断する工程である。なお、前記「むらし」工程においても、この休止工程のように、湯がコーヒーチャンバ70から溢れることを防止する機能も合わせてもつ。
【0025】
最初に、このような湯の散水態様を設定する動作について説明する。このような散水態様を設定するために、ユーザは、アップ操作部28c、ダウン操作部28dおよび設定操作部28eを同時に5秒以上押圧し続けることにより、アップスイッチ33、ダウンスイッチ34および設定スイッチ35を同時に5秒以上オンさせる。このユーザの操作は、マイクロコンピュータ37の図示しないプログラムの実行によって検出され、同マイクロコンピュータ37はステップS10にて図4のドリップ態様設定プログラムの実行を開始する。なお、このドリップ態様設定プログラムの実行開始の指示に関しては、前記方法に限らず、前記スイッチ33〜35の他の態様の操作、別途設けたスイッチの操作など、種々の方法を採用できる。
【0026】
前記ドリップ態様設定プログラムの開始後、ステップS12にて1次散水、「むらし」、2次散水、休止、3次散水の各工程を表す工程変数nを「1」に初期設定する。この初期設定後、マイクロコンピュータ37は、ステップS14にて、表示器31に「T−n」の文字を表示する。この表示は、n番目の工程の持続時間を設定することをユーザに認識させるものである。次に、ステップS16以降に進むが、ユーザがアップ操作部28c、ダウン操作部28dおよび設定操作部28eのいずれも押圧操作しなければ、アップスイッチ33、ダウンスイッチ34および設定スイッチ35は全てオフ状態に保たれ続けるので、ステップS16,S36にて共に「No」と判定し続けて、ステップS14,S16,S36からなる循環処理を繰り返し実行し続ける。
【0027】
この状態で、アップ操作部28cおよびダウン操作部28dのうちのいずれか一方が押圧操作されて、アップスイッチ33およびダウンスイッチ34のいずれか一方がオフ状態からオン状態に変化すると、ステップS16にて「Yes」と判定して、ステップS18に進む。ステップS18においては、時間データTX(n)(この場合、時間データTX(1))により表された時間を表示器31に表示する。例えば、「秒」を単位として、「27.0」のように表示する。この時間データTX(n)は、n=1〜5によって前記各工程の時間(例えば、秒単位)を表すもので、マイクロコンピュータ37内のRAMに記憶されている。
【0028】
なお、このRAMに記憶されたn個の時間データTX(n)は、不揮発性RAM領域に記憶されていたり、マイクロコンピュータ37の非作動時には不揮発性RAM領域に記憶保存されていて、本飲料供給システムの作動開始時に揮発性RAM領域に転送して使用されるようにするとよい。これによれば、本飲料供給システムの非作動時でも、更新された時間データTX(n)は保存される。また、これに代えて、時間データTX(n)の標準的な値を予めマイクロコンピュータ37のROMに記憶しておいて、本飲料供給システムの作動開始時ごとに、この標準的な時間データTX(n)をROMからRAMに転送して利用するようにしてもよい。なお、この場合には、本飲料供給システムの非作動時に、更新された時間データTX(n)は保存されない。
【0029】
次に、マイクロコンピュータ37は、ステップS20にてRAMに記憶されているタイマカウント値TMを「0」にリセットする。このタイマカウント値TMは、マイクロコンピュータ37内のタイマとの協働により、図示しない計時プログラムの実行によってリセット後の経過時間を表す。前記ステップS20の処理後、ステップS22にて前記アップスイッチ33またはダウンスイッチ34のオン状態が継続しているか否かを判定する。前記アップスイッチ33またはダウンスイッチ34のオン状態が継続していなければ、ステップS22にて「No」と判定して、後述するステップS36以降の処理を実行する。一方、前記アップスイッチ33またはダウンスイッチ34のオン状態が継続していれば、ステップS22にて「Yes」と判定して、ステップS24に進む。
【0030】
ステップS24においては、タイマカウント値TMが所定時間TMo(例えば、1秒)以上を表しているかを判定する。タイマカウント値TMが所定時間TMo(例えば、1秒)以上を表していなければ、前記アップスイッチ33またはダウンスイッチ34がオン状態にある限り、ステップS22,S24の処理を繰り返し実行し続ける。そして、前記アップスイッチ33またはダウンスイッチ34のオン状態が継続し、タイマカウント値TMが所定時間TMo(例えば、1秒)以上を表すと、ステップS24にて「Yes」と判定して、ステップS26〜S30の処理を実行する。
【0031】
このステップS26〜S30の処理においては、前記オン状態にあるスイッチがアップスイッチ33であれば、ステップS26の「Yes」との判定のもとに、ステップS28にて時間データTX(n)(この場合、TX(1))に所定時間To(例えば、1秒を表す時間値)を加算して、時間データTX(n)を加算更新する。また、前記オン状態にあるスイッチがダウンスイッチ34であれば、ステップS26の「No」との判定のもとに、ステップS30にて時間データTX(n)(この場合も、TX(1))から所定時間Toを減算して、時間データTX(n)を減算更新する。これらのステップS22〜S30の処理により、アップスイッチ33またはダウンスイッチ34を所定時間TMo以上オン操作し続けることにより、時間データTX(n)(この場合、TX(1))を所定時間Toずつ増減させることができる。
【0032】
前記ステップS28,S30の処理後、ステップS32,S34にて、前記ステップS18,S20の処理と同様な処理により、時間データTX(n)によって表された時間を表示器31にて表示するとともに、タイマカウント値TMを「0」にリセットして、ステップS22に戻る。このステップS32の処理により、更新された時間が表示器31に順次表示される。このようにして時間データTX(n)を増減させた後、ユーザがアップ操作部28cまたはダウン操作部28dの前記押圧操作を解除することにより、アップスイッチ33およびダウンスイッチ34がオフすると、ステップS22にて「No」と判定されて、前述のようにステップS36に進む。
【0033】
次に、ユーザが設定操作部28eを押圧操作することにより、設定スイッチ35がオン状態になると、ステップS36にて「Yes」と判定してステップS38,S40に進む。ステップS38においては工程変数nに「1」を加算し、ステップS40においては前記加算された工程変数nが「5」よりも大きいか否かを判定する。工程変数nが「5」以下であれば、ステップS40にて「No」と判定して、前述したステップS14に戻って、前述したステップS14〜S34の処理を実行する。これにより、工程変数nが「1」ずつ「5」まで増加されて、同工程変数n(1〜5)によって定義される時間データTX(n)(TX(1)〜TX(5))が順次増減される。
【0034】
前記ステップS36,S38の処理により、工程変数nが「5」よりも大きくなると、ステップS40にて「Yes」と判定して、ステップS42に進む。ステップS42においては、表示器31の表示を消して、ステップS44にてこのドリップ態様設定プログラムの実行を終了する。その結果、1次散水、「むらし」、2次散水、休止および3次散水の各工程の時間を表す時間データTX(n)(n=1〜5)がユーザによって任意の時間値に設定される。
【0035】
この各工程の時間の設定後、コーヒー液を抽出する場合、ユーザはコーヒー粉をフィルタの装着されたコーヒーチャンバ70内に入れて、コーヒーチャンバ70のフランジ部72,72を抽出装置60のガイドレール66,66に係合させ、同コーヒーチャンバ70を後方に押し込んで抽出装置60に装着する。そして、ユーザは一対の飲料タンク44,44のうちの所望の飲料タンク44側の蓋46を外し、同蓋46を外した側の飲料タンク44の真上にコーヒーチャンバ70が位置するように、抽出装置60をガイドロッド52,52に沿って左右方向に移動させる。なお、これらのコーヒーチャンバ70の装着、蓋46を外すこと、および抽出装置60の移動の順番はどのような順番であってもよい。
【0036】
このようなコーヒー液の抽出の準備後、湯供給装置10の貯湯タンク12に適温の湯が満たされていることを確認の上、ユーザは操作パネル28のドリップ操作部28fを押圧操作する。このドリップ操作部28fの押圧操作により、ドリップスイッチ36がオン状態に切換えられる。このドリップスイッチ36のオン状態への切換えにより、マイクロコンピュータ37は図5のドリップ制御プログラムの実行を開始する。なお、貯湯タンク12内の湯が適温でないこと、コーヒーチャンバ70が抽出装置60に適切に装着されていないこと、蓋46が外されていないこと、または抽出装置60の位置が不適であることを自動的に検出して、前記各場合には、ドリップ制御プログラムを実行しないで、表示器31を用いてユーザに警告を発するようにしてもよい。
【0037】
前記ドリップ制御プログラムの実行はステップS50にて開始され、マイクロコンピュータ37はステップS52にてポンプ23の作動を開始させ、ステップS54にてタイマカウント値TMを「0」にリセットする。このタイマカウント値TMは、前記ドリップ態様設定プログラムの場合と同様に、マイクロコンピュータ37に内蔵のタイマを用いて、図示しないプログラムの実行により計時された前記リセットからの経過時間を表す。次に、マイクロコンピュータ37は、ステップS56にてタイマカウント値TMが時間データTX(1)により表された1次散水時間以上を表しているかを判定する。そして、タイマカウント値TMが時間データTX(1)により表された1次散水時間未満を表している限り、ステップS56にて「No」と判定し続ける。
【0038】
前記ステップS52の処理により、ポンプ23は作動を開始して、貯湯タンク12内の湯を取り出し管22を介して汲み上げて、供給管24、給湯ホース25および給湯管64を介して散水器65に供給する。散水器65は、シャワーヘッド65aを介して、供給された湯をコーヒーチャンバ70内のコーヒー粉上に散水する。これにより、コーヒー粉は湯を含んで膨らむとともに、抽出されたコーヒー液が抽出口71から落下して前記蓋46の外された飲料タンク44内に注がれる。
【0039】
そして、時間データTX(1)により表された1次散水時間が経過すると、ステップS56にて「Yes」と判定して、ステップS58にてポンプ58の作動を停止させ、ステップS60にてタイマカウント値TMを「0」にふたたびリセットする。タイマカウント値TMは、前記場合と同様に、前記リセットからの経過時間を表す。前記ステップS60の処理後、マイクロコンピュータ37は、ステップS62にてタイマカウント値TMが時間データTX(2)により表された「むらし」時間以上を表しているかを判定する。そして、タイマカウント値TMが時間データTX(2)により表された「むらし」時間未満を表している限り、ステップS62にて「No」と判定し続ける。
【0040】
前記ステップS58の処理により、ポンプ23は作動を停止するので、コーヒーチャンバ70内のコーヒー粉上への湯の散水は停止する。この場合、コーヒー粉は湯を含んでむらされて、その後に抽出されるコーヒー液のうまみを増加させる。
【0041】
そして、時間データTX(2)により表された「むらし」時間が経過すると、ステップS62にて「Yes」と判定して、前記ステップS52〜S56の処理と同様なステップS64〜68の処理により、時間データTX(3)によって表された2次散水時間だけポンプ23を作動させる。したがって、コーヒー粉には、ふたたび前記2次散水時間だけ湯が散水される。
【0042】
その後、前記2次散水時間が経過すると、ステップS68の「Yes」との判定のもとに、前記ステップS58〜S62の処理と同様なステップS70〜74の処理により、時間データTX(4)によって表された休止時間だけポンプ23の作動を停止する。したがって、コーヒー粉に対する湯の散水は、ふたたび前記休止時間だけ停止する。
【0043】
その後、前記休止時間が経過すると、ステップS74の「Yes」との判定のもとに、前記ステップS52〜S56およびステップS64〜S68の処理と同様なステップS76〜80の処理により、時間データTX(5)によって表された3次散水時間だけポンプ23を作動させる。したがって、コーヒー粉には、ふたたび前記3次散水時間だけ湯が散水される。
【0044】
さらに、前記3次散水時間が経過すると、ステップS80にて「Yes」と判定して、ステップS82にてポンプ23の作動を停止させ、ステップS84にてドリップ制御プログラムの実行を終了する。このような一連の工程により、抽出装置60およびコーヒーチャンバ70によって抽出されたコーヒー液が飲料タンク44に貯えられる。
【0045】
そして、コーヒー液の抽出が完了した時点で、ユーザは飲料タンク44の蓋46を閉めておく。一方、飲料タンク44内に注がれたコーヒー液は、冷却用水槽48と飲料タンク44の間の冷却用空間RRに貯えられた冷却用水によって間接冷却される。そして、ユーザは、コーヒー液取り出しコック41を操作することにより、前記抽出されるとともに冷却されたコーヒー液をコップ、グラスなどに取り出すことができる。
【0046】
上記作動説明のように、上記実施形態によれば、コーヒー粉に湯を散水する工程を1次散水、2次散水、3次散水の3工程に分けて、これらの散水工程の各間に「むらし」工程および休止工程を設けてコーヒー粉への散水を中断するようにした。その結果、「むらし」工程により抽出したコーヒー液にうまみを増すことができるとともに、「むらし」工程および休止工程により、特に休止工程により、コーヒーチャンバ70から湯が溢れ出ることを防止できるようになった。
【0047】
特に、上記実施形態では、図4のドリップ態様設定プログラムの処理により、1次散水、「むらし」、2次散水、休止および3次散水の各工程の時間を、ユーザが任意に設定することにより、1次散水、2次散水および3次散水による各散水量をユーザが任意に設定できるとともに、前記各散水の中断時間もユーザが任意に設定できる。その結果、上記実施形態によれば、メーカーから1回のドリップ分のコーヒー粉が1袋単位で供給されるような場合も含めて、コーヒー粉の量、種類、グラインドの細かさなどが異なっても、散水された湯をコーヒーチャンバ70から溢れさせることもなく、良好なコーヒーを効率良く抽出できる。
【0048】
また、上記実施形態では、ポンプ23がその作動時に湯を一定流量で吐出することを利用して、図5のドリップ制御プログラムの実行により、コーヒー粉への湯の散水量を、ポンプ23の作動時間により制御するようにした。その結果、コーヒー粉への湯の散水量を測定するための水位の検出を行う必要がなくなるので、散水のために一旦湯を貯留するための散水タンク、水位センサなどが不要となり、製品の製造コストを下げることができるとともに、部品の組み付けスペースにも余裕ができる。
【0049】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変形も可能である。
【0050】
例えば、上記実施形態では、コーヒー粉への湯の散水工程を3回に分けて各工程の間にて湯の散水をそれぞれ中断するようにしたが、前記散水工程を2回に分けて両工程の間に湯の散水を中断する1回の「むらし」工程(または休止工程)を設けるようにしてもよい。また、湯の散水工程を4回以上にして、各散水工程の間に休止工程(「むらし」工程)をそれぞれ設けるようにしてもよい。これらの場合も、各散水工程および休止工程の時間をそれぞれ任意に設定可能にするとよい。また、一部の工程のみの時間を任意に設定可能とすることもできる。
【0051】
また、上記実施形態およびその変形例においては、休止工程の時間を任意に設定できるので、休止工程の時間を「0」にすることにより、散水工程の回数を実質的に少なくすることもできる。たとえば、上記実施形態の場合に、休止工程の時間を「0」に設定するようにすれば、実質的には、1次散水工程、「むらし」工程および2次散水工程のようなドリップ態様に設定することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 飲料供給システムの全体を示す正面図である。
【図2】 図1の湯供給装置の一部を破断するとともに拡大して示す側面図である。
【図3】 湯供給装置の操作パネルと同操作パネルに関係した電気回路装置のブロック図である。
【図4】 図3のマイクロコンピュータによって実行されるドリップ態様設定プログラムを示すフローチャートである。
【図5】 図3のマイクロコンピュータによって実行されるドリップ制御プログラムを示すフローチャートである。
【図6】 図1の冷却貯留装置の一部を破断するとともに拡大して示す側面図である。
【図7】 図1の抽出装置を拡大して示す正面図である。
【図8】 同抽出装置の一部を破断するとともに拡大して示す側面図である。
【符号の説明】
10…湯供給装置、11…ハウジング、12…貯湯タンク、16…加熱器、17a〜17c…水位センサ、18…温度センサ、23…ポンプ、25…給湯ホース、28…操作パネル、37…マイクロコンピュータ、40…冷却貯留装置、41…コーヒー液取り出しコック、44…飲料タンク、48…冷却用水槽、49…蒸発管、60…抽出装置、65…散水器、65a…シャワーヘッド、70…コーヒーチャンバ。

Claims (3)

  1. コーヒーチャンバ内に収容したコーヒー粉に湯を散水する散水器と、前記散水器に湯を複数回に分けて供給する湯供給器とを備えたコーヒードリップ装置において、
    ユーザにより操作される操作パネルと、
    ユーザによる前記操作パネルの操作に応じて、前記湯供給器から前記散水器に複数回に分けて供給される各湯量をそれぞれ独立して設定する湯量設定手段と、
    前記湯量設定手段によって設定された各湯量に応じて前記湯供給器から前記散水器に複数回に分けて供給される各湯量をそれぞれ制御する湯量制御手段と
    を設けたことを特徴とするコーヒードリップ装置。
  2. 前記請求項1に記載したコーヒードリップ装置において、
    前記湯供給器を、湯を貯えた貯湯タンクと、前記貯湯タンクに貯えられた湯を前記散水器に選択的に供給するポンプとで構成し
    前記湯量設定手段は、前記湯供給器から前記散水器に複数回に分けて供給される各湯量を設定するために、ユーザによる前記操作パネルの操作に応じて、複数回の前記ポンプの各作動時間をそれぞれ独立して設定するものであり、かつ
    前記湯量制御手段は、前記設定された複数回のポンプの作動時間に応じて前記ポンプの複数回の各作動を制御するものであるコーヒードリップ装置。
  3. 前記請求項2に記載したコーヒードリップ装置において、さらに
    ユーザによる前記操作パネルの操作に応じて、前記ポンプの複数回の各作動の間におけるポンプの非作動の時間を設定する非作動時間設定手段を設けたことを特徴とするコーヒードリップ装置。
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