JP4011388B2 - ディスク装置のディスク挿入口構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はディスク装置のディスク挿入口に係わり、特に、ディスク挿入排出時にディスク信号面を傷つける恐れのないディスク挿入口構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のCD等のディスクを再生する車載用音響装置におけるスロットイン方式のディスク挿入口の構造を図4および図5により説明する。図に示す樹脂で形成されたパネル1に設けられたディスク挿入口2はゴミ等の侵入を防ぐためのフェルト5で塞がれている。
【0003】
ディスク挿入口2は両端部より中央部が上下に膨んだ形状となっており、ディスクは外周のみしかディスク挿入口2に接触しないようになっている。そして、フェルト5にはディスクを挿通させるための直線状の切り込み5aが形成されている。
【0004】
図4はディスク6を挿入する前の状態であり、フェルト5は変形せず平板形状となっている。図5に示すように、ディスク6をフェルト5の切り込み5aから装置内に挿入すると、フェルト5が変形してディスク6を挿通させる。
【0005】
ディスク6が所定位置まで挿入されると、図示していないローラがディスク6を挟み、さらに、ディスク6を所定位置まで送り込む。ディスク6を排出するときはローラが逆方向に回転してディスクをディスク挿入口2から排出する。このときはフェルトは突出方向に変形する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のディスク挿入口構造ではディスクを挿入・排出する際にフェルト5がディスクの信号記録面に摺接するので、フェルト5やディスク6にゴミ等が付いているとディスクの信号記録面を傷つける恐れがあった。
【0007】
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ディスクの挿入・排出時にディスクの信号記録面を傷つける恐れのないディスク装置のディスク挿入口構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明のディスク装置のディスク挿入口構造は、剛体で形成された挿入口を自然状態で実質的に幅を持たない切り込みが設けられた可撓シートで覆い、前記切り込みを通してディスクを挿通するディスク装置のディスク挿入口構造において、前記切り込みは挿入されるディスクの信号記録面に対し、下方に凸の円弧状に形成されているものである。
【0009】
また、この発明のディスク装置のディスク挿入口構造は、剛体で形成された挿入口を自然状態で実質的に幅を持たない切り込みが設けられた可撓シートで覆い、前記切り込みを通してディスクを挿通するディスク装置のディスク挿入口構造において、前記切り込みは挿入されるディスクの信号記録面に対し、下方に突出するV字型に形成されているものである。
【0010】
また、同ディスク挿入口構造において、前記切り込みがV字型に形成されているものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の実施例である車載用音響機器のディスク挿入口構造の例を図面に基づいて説明する。図1(a)はこの発明の第1の実施例である車載用音響機器のディスク挿入口構造を示す正面図、図1(b)は図1(a)におけるA−A断面図である。
【0012】
この例ではパネル1は従来例で示したものと同形状のディスク挿入口2を備えている。ディスク挿入口2を塞ぐように取付けられたフェルト3には下側に膨らんだ円弧状の切り込み3aが形成されている。図1はディスク6を切り込み3aに挿入する前の状態を示しており、この状態ではフェルト3は平面形状となっている。
【0013】
図2はディスク6を切り込み3aに挿通した状態を示しており、この状態でフェルト3の切り込み3aの上側の部分が内側に変形してディスク6の上面に摺接する。しかしながら切り込み3aの下側はディスク6の下面から離れている。ディスク6の記録面は下面に形成されているので、記録面にゴミ等で傷が付く恐れがない。
【0014】
図3にこの発明の第2の実施例である車載用音響機器のディスク挿入口構造を示す。この例ではフェルト4の切り込み4aが中央が下側に突出したV字型に形成されている。他の構成は第1の実施例と同様である。このような構成によってもこの発明の効果が得られる。
【0015】
実施例は以上のように構成されているが発明はこれに限られず、例えば、車載用音響機器以外の他のディスク装置にこの発明を適用することができる。
【0016】
【発明の効果】
この発明のディスク装置のディスク挿入口構造によれば、ディスク挿入・排出時に信号記録面は外周のみ可撓シートに接触するので可撓シートにゴミ等の異物が付着していてもディスクの信号記録面に傷がつくことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である車載用音響機器のディスク挿入口構造を示す正面図、図1(b)は図1(a)におけるA−A断面図である。
【図2】図2(a)は同車載用音響機器のディスク挿入口構造の他の状態を示す正面図、図2(b)は図2(a)におけるA−A断面図である。
【図3】この発明の第2の実施例である車載用音響機器のディスク挿入口構造を示す正面図である。
【図4】図4(a)は従来の車載用音響機器のディスク挿入口構造の例を示す正面図、図4(b)は図4(a)におけるA−A断面図である。
【図5】図5(a)は同車載用音響機器のディスク挿入口構造の他の状態を示す正面図、図5(b)は図5(a)におけるA−A断面図である。
【符号の説明】
1 パネル
2 ディスク挿入口
3 フェルト、3a 切り込み
4 フェルト、4a 切り込み
5 フェルト、5a 切り込み
6 ディスク
Claims (2)
- 剛体で形成された挿入口を自然状態で実質的に幅を持たない切り込みが設けられた可撓シートで覆い、前記切り込みを通してディスクを挿通するディスク装置のディスク挿入口構造において、前記切り込みは挿入されるディスクの信号記録面に対し、下方に凸の円弧状に形成されていることを特徴とするディスク装置のディスク挿入口構造。
- 剛体で形成された挿入口を自然状態で実質的に幅を持たない切り込みが設けられた可撓シートで覆い、前記切り込みを通してディスクを挿通するディスク装置のディスク挿入口構造において、前記切り込みは挿入されるディスクの信号記録面に対し、下方に突出するV字型に形成されていることを特徴とするディスク装置のディスク挿入口構造。
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