JP4009585B2 - 軸封装置 - Google Patents

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本発明は、洗浄用ストレーナやその他の攪拌機などの高圧液体が使用される機器の軸封部に適用される軸封装置に関する。
この種の軸封装置として、たとえば、機器のケーシング(缶)内の液体が大気側へ漏洩することのないように軸封部に高圧液体に耐え得るダブルメカニカルシールを採用し、運転初期から運転中においてダブルメカニカルシールの外周領域にケーシング内の圧力よりも高圧の清浄な封液を循環させることによりシールを行うものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−65218号公報
しかるに、ダブルメカニカルシールの外周領域に封液を循環させる上記軸封装置では、ケーシング内圧力が高い場合、その圧力よりも高い封液を別途用意し、この封液を循環させる必要がある。例えば、ケーシング内圧が8.94MPaである場合、それよりも0.9MPa以上高い封液を注液する必要があった。このため、封液の加圧源としては貯液タンク、ポンプ、窒素ボンベなどにより構成される高圧対応型のプレッシャーユニットや高圧ガス保安法適用タイプの加圧タンクなどを別途用意しなければならず、設備コスト高となり、広い設置面積を要するなどの問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、一次シール側はグランドシール(グランドパッキンシール)とし、二次シール側は封液を採用するタイプのメカニカルシールとする多段シール構造を採用するが、そのメカニカルシールの封液としては運転中において、ケーシング内圧力と同じか若しくはそれよりも低い圧力でケーシング内の被密封液体を使用することで足りるようにし、もって上記のような別途封液や、この封液の加圧源である高圧対応型のプレッシャーユニットなどを用意する必要がなく、信頼性の高い高圧シールを可能にして設備コストの低減、設置スペースの縮小化を図れる軸封装置を提供することにある。
本発明の軸封装置は、高圧の被密封液体が入っているケーシングと、このケーシングの軸挿通口部に挿通された回転軸と、この回転軸と前記ケーシングとの間を多段シールする第1段のグランドシールと第2段のメカニカルシールとを備えるものである。
前記グランドシールと前記メカニカルシールはグランドシールが前記回転軸上の前記ケーシング側に、前記メカニカルシールが前記回転軸上の大気側にそれぞれ位置するようタンデムに配列される。
前記グランドシールは、前記回転軸と前記軸挿通口部との間をシールするグランドパッキン、パッキン押さえ、及び前記グランドパッキンに対し前記パッキン押さえを押し付けるスプリングを備え、パッキン押さえ及びスプリングを前記ケーシング内側に配置している。
前記メカニカルシールは、シールケースに内包され、このシールケースに固定されたシートリングと、前記回転軸に該回転軸と共に回転し且つ前記シートリングの方へ移動付勢するよう保持されたシールリングとを軸方向に対向させるとともに、前記シートリングと前記シールリングの軸方向に互いに対向する端面どうしを密接させて密封端面を形成しており、前記密封端面の外周領域には前記グランドパッキンの回転軸側のシール部に連通する空間部を設けて前記グランドパッキンの回転軸側のシール部を通って前記空間部に侵入してくるケーシング内圧力と同じか若しくはそれよりも低い圧力の被密封液体を前記密接端面の外周領域の封液として充填ているものとしてある。
この場合において、前記メカニカルシールとしては、前記シートリングと前記シールリングとの間に環状のフローティングシートを挟持してあるものを使用することが好ましい。
上記構成の軸封装置によれば、ケーシングと回転軸との間を第1段のグランドシールと第2段のメカニカルシールで多段シールするので、ケーシング内の高圧の被密封液体がケーシングと回転軸との間の軸周隙間を通じて大気側へ漏洩するのを防止する信頼性の高い高圧シールが得られる。
すなわち、第1段のグランドシールは、回転軸との摺動面のシールを行うものの、ケーシング内の高圧の被密封液体が大気側のメカニカルシールの方へ漏れるのを許容し、このときグランドパッキンはメカニカルシールの大敵である被密封液体中のスラリの一部をろ過し、同時にグランドパッキンのオリフィス又はラビリンス作用により高圧被密封液体の圧力を低減しながら被密封液体をメカニカルシールの方へ侵入させる。つまり、グランドパッキンは、回転軸との摺動面のシールを行うとともに、高圧被密封液体の圧力の降圧作用とスラリのろ過作用とを発揮する。
また、グランドシールは回転軸と軸挿通口部との間に介入したグランドパッキンを常にスプリングでパッキン押さえを介して押し付けるものとしてあるので、メンテナンスを不要とする。しかもパッキン押さえ及びスプリングはケーシング内側に配置しているので、ケーシング内のガス圧がパッキン押さえに作用することになり、スプリングがケーシング内のガス圧と共にグランドパッキンをパッキン押さえを介して押し付けることができ、それだけスプリングが小型で、またその設置個数が少なくても、グランドパッキンを常に強く締め付けて一次シール機能を十分に発揮することができる。
第2段のメカニカルシールは、ケーシング内からグランドパッキンの回転軸側のシール部を通ってこのシール部に連通する密接端面の外周領域の空間部に侵入してくるケーシング内圧力と同じか、または大気圧程度にまで降圧された低い圧力の被密封液体を封液とし、この封液によりシートリングとシールリングの端面どうしを密接させた密封端面によるシール機能を高め、このシールによって大気側へ漏洩するのを防止できる。
ケーシング内からグランドパッキンの回転軸側のシール部を通ってこのシール部に連通する密接端面の外周領域の空間部に侵入してくる被密封液体をメカニカルシールの封液に利用するため、従来のように別途封液を用意して循環させたり、その封液の加圧源である高圧対応型のプレッシャーユニットなどを用いたりしなくとも高圧条件下において信頼性の高い高圧シールを可能にする。したがって、設備コストの低減、設置スペースの縮小化を図ることができる。
第2段のメカニカルシールとして、シートリングとシールリングとの間にフローティングシートを挟み込むものを採用した場合は、フローティングシートを有さず、シールリングとシートリングの端面どうしだけを密接状に対向させてシールするように構成された一般的なメカニカルシールに比べて、高圧条件下においても、フローティングシートの一端面とシートリングの端面とが密接する密封端面、およびフローティングシートの他端面とシールリングの端面とが密接する密封端面がそれぞれ回転軸の軸線に対して垂直状態を保つことができてシール機能をより高めることができる。このように二次シール側にシートリングとシールリングとの間にフローティングシートを挟み込むメカニカルシールとした場合は、一次シール側のグランドシールと相俟って、高圧対応に適した高いシール効果を得ることができる。
本発明の好適な実施形態を図面に基づき説明する。図1は一実施例の軸封装置の半欠截断面図、図2は図1の軸封装置のグランドシール部及びメカニカルシール部の拡大図、図3は図1の軸封装置のメカニカルシール部の別箇所における半欠截断面図である。
図1は、洗浄用ストレーナ等機器に設置した軸封装置を示すものである。図1において、軸封装置は、洗浄用ストレーナ等の缶といわれる高圧の被密封液体Sが入っているケーシングと、このケーシング(缶)1に開口された軸挿通口部2に挿通された回転軸3と、この回転軸3とケーシング1との間を二段階にシールする第1段のグランドシール4と第2段のメカニカルシール5とを備える。なお、回転軸3の外周には超硬コートのスリーブ3aを嵌め込んでおり、回転軸3のケーシング1内に延びる軸端部には、ケーシング1内の被密封液体Sを攪拌する攪拌羽根(図示せず)が取り付けられる。
ケーシング1には軸挿通口部2を形成するフランジ6が外方突出状にボルト7で取り付けられる。そのフランジ6はケーシング1に一体に加工することもできる。フランジ6の外方突出端面にはシールケース8を、またシールケース8の外方端面にはベアリングケース9をそれぞれ同心状に突き合わせてボルト10で共締め結合される。
第1段のグランドシール4は、図2に示すように、軸挿通口部2の内周と回転軸3との間に高圧液体に耐えられる高圧用のグランドパッキン11をケーシング1の内側から挿入するとともに、グランドパッキン11をパッキン押さえ12でブッシュ13を介してケーシング1の内側から押し付ける。
高圧用のグランドパッキン11としては、例えば、組み点が多く高密度となる36打以上の格子編み構造で、目詰処理として摺動時に低摩擦となるPTFEなどのような樹脂が含浸され、更により高密度化を目的として金型等により流体圧以上の高圧にてリング形状に成形したパッキンが望ましい。また、グランドパッキン11の編み糸としては、アラミド繊維など高強度な繊維がスラリに対する耐摩耗性に優れて好ましい。このようにグランドパッキン11は、高密度で且つリング成形されて回転軸3及びフランジ6とのクリアランスを初期から小さくしておくことで、スラリのろ過作用を十分に発揮すると同時に降圧作用をも十分に発揮する。また編み糸として高強度繊維を使用することで前記クリアランスを長期間維持することが可能で、スラリのろ過作用と降圧作用を長期間維持することができる。
パッキン押さえ12は一端に鍔14を付けた短円筒からなって、その他端を軸挿通口部2の内周と回転軸3との間に挿入してグランドパッキン11にブッシュ13を介して当接させている。このパッキン押さえ12は鍔14に設けた孔14aにケーシング1の内面に回転軸3と平行に固定した植込ボルト15を通すことにより軸方向に移動可能に挿通支持される。植込ボルト15のパッキン押さえ12からケーシング1内方へ突出する突出端部には、パッキン押さえ12をグランドパッキン11に押し付けるためのスプリング16を取り付けるとともに、スプリング16をパッキン押さえ12の鍔14にアダプタ17を介して押し付けるための円筒形状のスプリング押さえ18を、植込ボルト15の突出端部に螺合されたロックナット19で締め付けている。
パッキン押さえ12及びスプリング16はケーシング1の内側に配置されるため、パッキン押さえ12の鍔14にはケーシング1内の液体圧が作用し、パッキン押さえ12はスプリング16による押圧力とケーシング1内の液体圧によってグランドパッキン11に押し付けられることになる。
グランドシール4のグランドパッキン11は、回転軸3との摺動面のシールを行うとともに、被密封液体S中のスラリの一部をろ過し、それと同時にグランドパッキン11のオリフィス又はラビリンス作用により高圧被密封液体Sの圧力を低減しながら被密封液体Sをメカニカルシール5の方へ侵入させる。
第2段のメカニカルシール5は、図2に示すように、回転軸3のスリーブ3aの外周部にグランドシール4の大気側に並べて配列される。メカニカルシール5は、シールケース8にピン20等によりフッ素ゴム製などのOリング21を介して固定されたSUS製などのシートリング22と、回転軸3に該回転軸3と共に回転しかつシートリング22の方へ移動付勢するように保持された超硬合金製などのシールリング23とを軸方向に相対向させるとともに、シートリング22とシールリング23との間にカーボン製などの環状のフローティングシート24を挟み込み保持している。
フローティングシート24は、図3に示すように、軸方向に貫通するピン孔25を有し、このピン孔25にシートリング22から軸方向に突設した回り止めピン26を挿通させることにより、シートリング22に対して軸方向移動を許容しつつ相対回転不能に保持されている。シートリング22とフローティングシート24の軸方向に互いに相対向する端面22a,24aどうしは密接させて第1密封端面27を形成するとともに、この密封端面27の外周をフッ素ゴム製などのOリング28でシールしている。
シールリング23は、図2に示すように、フッ素ゴム製などのOリング29を介して回転軸3のスリーブ3aの外周部に、軸方向に移動できるように嵌めてある。このシールリング23はOリング29によって緩衝的に支持されており、回転軸3のスリーブ3aには接触させない。回転軸3のスリーブ3aの外周部には環状のスプリングリテーナ30をセットスクリュ31で固定し、このスプリングリテーナ30とシールリング23のOリング29側に固定されたドライブカラ32との間にはスプリング33を介在させてシールリング23をフローティングシート24へ押し付けてある。図3に示すように、シールリング23とフローティングシート24の軸方向に互いに相対向する端面23a,24bどうしは密接させて第2密封端面34を形成している。また、シールリング23とスプリングリテーナ30とは、ドライブカラ32から軸方向に突設したピン35をスプリングリテーナ30に軸方向に貫通状に形成したピン孔36に挿通させることによって、これらの間の相対回転は防止し、シールリング23の軸方向の移動は可能にしている。
メカニカルシール5は、設置当初や運転初期時におけるドライ運転問題、すなわちドライ運転によりシートリング22の端面22a、シールリング23の端面23a及びフローティングシート24の両端面24a,24bが異常摩耗するという問題発生を防止するために、運転初期にのみ、別途、大気圧程度の封液を第1、2密封端面27,34の外周領域に注液する。そのために、運転初期用の別途封液の注入路37をフランジ6に、流出路39をシールケース8にそれぞれ設けている。フローティングシート24には第1密封端面27の外周領域と第2密封端面34の外周領域とを連通させるための連通孔38を設けている。しかるときは、運転初期にのみ、別途の大気圧程度の封液を注入路37より注入し、フランジ6の内周と回転軸3との間の空間部40、連通孔38、シールケース8の内周と密封端面27の外周との間の空間部41を経て流出路39へ流すことでドライ運転を防止できる。
なお、図1に示すように、ベアリングケース9の内周と回転軸3のスリーブ3aの外周との間にはベアリング42及びNBR製などのオイルシール43,44を介在させている。
このように構成されたメカニカルシール5にあっては、運転初期にのみ別途、大気圧程度の封液を第1,2密封端面27,34の外周領域に注液するが、運転中はケーシング1内の被密封液体Sがグランドパッキン11の回転軸側のシール部11aを通ってこのシール部11aに連通する第1,2密封端面27,34の外周領域の空間部40にケーシング内圧力と同じか若しくはそれよりも低い圧力で侵入するため、第1,2密封端面27,34の異常摩耗等による漏れをも防止できてシール機能を上げることができ、被密封液体Sが第1,2密封端面27,34から大気側Tへ漏洩するのをよく防止する。
上記構成の軸封装置によれば、第1段のグランドシート4と第2段のメカニカルシール5にて多段シールし、そのメカニカルシール5の封液としてはケーシング内圧力と同じか若しくはそれよりも低い圧力の被密封液体Sを使用するものとしてあるため、運転中に別途の封液やこの封液の加圧源である高コストでしかも設置スペースを広く要する高圧対応型のプレッシャーユニットなどを用いなくて済むというものである。
上記実施例では、メカニカルシール5として、シートリング22とシールリング23との間に環状のフローティングシート24を挟持してあるものを使用することによってケーシング1の内圧が11.00MPaという高圧のものにも十分対応できる高圧シールとしてあるが、ケーシング1の内圧が2.0〜2.5MPa程度である場合には、図示省略するが、敢えてフローティングシート24を使用しなくとも、シートリング22の端面22aとシールリング23の端面23aどうしを直接密接させて密封端面を形成するメカニカルシール5であってもよい。また、11.00MPa以上の高圧の場合はグランドシールやメカニカルシールを複数段配置するようにすれば十分に対応可能である。
本発明の軸封装置は、ケーシング内からグランドパッキンの回転軸側のシール部を通ってこのシール部に連通するメカニカルシールの外周領域の空間部に侵入してくるケーシング内圧力と同じか若しくはそれよりも低い圧力の被密封液体をメカニカルシールの封液としているため、別途封液やその加圧源である高圧対応型のプレッシャーユニットなどを用いなくとも信頼性の高い高圧シールを得、それだけ設備コストの低減、設置スペースの縮小化を図れ、高圧液体、特にスラリを含む液質が使用される洗浄用ストレーナやその他の攪拌機等機器の軸封装置として利用価値大である。
本発明の一実施例の軸封装置の半欠截断面図である。 図1の軸封装置のグランドシール部及びメカニカルシール部の拡大図である。 図1の軸封装置のメカニカルシール部の別箇所における半欠截断面図である。
符号の説明
1 ケーシング
2 軸挿通口部
3 回転軸
4 グランドシール
5 メカニカルシール
8 シールケース
11 グランドパッキン
11a グランドパッキンの回転軸側のシール部
12 パッキン押さえ
16 スプリング
22 シートリング
22a シートリングの端面
23 シールリング
23a シールリングの端面
24 フローティングシート
S 被密封液体
T 大気側

Claims (2)

  1. 高圧の被密封液体が入っているケーシングと、このケーシングの軸挿通口部に挿通された回転軸と、この回転軸と前記ケーシングとの間を多段シールする第1段のグランドシール及び第2段のメカニカルシールとを備えた軸封装置であって、
    前記グランドシールと前記メカニカルシールは、グランドシールが前記回転軸上の前記ケーシング側に、メカニカルシールが前記回転軸上の大気側にそれぞれ位置するようタンデムに配列されており、
    前記グランドシールは、前記回転軸と前記軸挿通口部との間をシールするグランドパッキン、パッキン押さえ、及び前記グランドパッキンに対し前記パッキン押さえを押し付けるスプリングを備え、パッキン押さえ及びスプリングを前記ケーシング内側に配置しており、
    前記メカニカルシールは、シールケースに内包され、このシールケースに固定されたシートリングと、前記回転軸に該回転軸と共に回転し且つ前記シートリングの方へ移動付勢するよう保持されたシールリングとを軸方向に対向させるとともに、前記シートリングと前記シールリングの軸方向に互いに対向する端面どうしを密接させて密封端面を形成しており、前記密封端面の外周領域には前記グランドパッキンの回転軸側のシール部に連通する空間部を設けて前記グランドパッキンの回転軸側のシール部を通って前記空間部に侵入してくるケーシング内圧力と同じか若しくはそれよりも低い圧力の被密封液体を前記密接端面の外周領域の封液として充填ていることを特徴とする、軸封装置。
  2. 前記メカニカルシールが、前記シートリングと前記シールリングとの間に環状のフローティングシートを挟持してあることを特徴とする、請求項1記載の軸封装置。
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