JP4008228B2 - 自動テープカートリッジオートローダ/ライブラリシステム - Google Patents
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Description
【発明の分野】
この発明は、データ保管の分野に関し、特に、テープドライブへのアクセスのために複数個のテープカートリッジを管理、保管および供給するための方法およびシステムに関する。
【0002】
【背景】
データ処理システムにおいて大量の情報を扱うための普及している装置は、自動化されたテープカートリッジライブラリである。テープカートリッジライブラリは、データが記録されている磁気テープを含む多数のテープカートリッジを保管し管理する。典型的には、テープカートリッジライブラリは、複数個の固定されたテープカートリッジ保管場所および少なくとも1つの読出/書込テープドライブからなる。テープカートリッジ保管場所は、各セルが単一のテープカートリッジを含む、一意に識別されるセルの予め定められた配列に配置される。個々のテープカートリッジの各々は、バーコードなどの、コンピュータ読出可能な識別指標を含む。
【0003】
テープカートリッジ取出/転送機構は、個々のテープカートリッジをその保管場所とテープドライブとの間で自動的に交換する。異なったテープカートリッジライブラリシステムにさまざまなテープカートリッジ装置を収容するために、異なった種類のテープカートリッジ取出/転送機構が使用される。テープカートリッジ取出/転送機構の一例は、正しいテープカートリッジを選択し取出してテープカートリッジを1つ以上のテープドライブに転送するために光センサを備える回転可能なロボットアームを利用する。テープカートリッジ取出/転送機構の別の例は、テープカートリッジを選択し取出して1つ以上のテープドライブに転送するために、X−Y並進に沿ってまたはピボット軸について回転運動で動くリニアロボット機構である。テープドライブは、テープカートリッジ中の磁気テープにデータを書込んだり読出したりするよう動作可能である。ライブラリ制御ユニットと交信するホストコンピュータが、典型的には、テープライブラリシステムの動作を制御する。すべてのこれらのアーキテクチャにおいて、テープカートリッジ取出/転送機構は、選択されたテープカートリッジを取出してテープドライブに挿入するために3次元に動き、多数の固定されたテープカートリッジ保管場所の中で移らなければならない複雑な機構である。このテープカートリッジ取出/転送機構の複雑さは、テープカートリッジライブラリシステムのコストのかなりの要素を占めており、実現するためにかなりの量の空間を必要とする。したがって、テープカートリッジライブラリシステムによって保管され管理されるテープカートリッジが多数なければ、多くの用途ではテープカートリッジライブラリシステムのコストを正当化することはできない。
【0004】
テープドライブは、典型的には、テープカートリッジライブラリシステム内にまたはこれと並置されて装着され、テープカートリッジ中の磁気テープからデータを読出したり書込んだりするよう動作可能である。ライブラリ制御ユニットおよびテープドライブと交信するホストコンピュータが、典型的には、テープカートリッジライブラリシステムの動作を制御する。
【0005】
しかしながら、自動化されたテープカートリッジライブラリシステムは、多くの欠点がある。これらのシステムの3つの主要かつ関連した欠点は、コストと、拡張性の欠如と、全体のサイズとである。残念ながら、さらなるテープカートリッジ保管場所を加えてライブラリシステムに容積を追加するだけで、受入れ難く遅いテープカートリッジ取出および転送応答時間とさらなるサイズとをもたらしてしまう。この問題に対するある解決は、別のテープカートリッジライブラリシステムの追加である。しかしながら、これは、データ保管のために必要とされるシステムサイズおよび空間を増大させてしまう。さらに、複数のテープカートリッジライブラリシステム間のロードバランシングはしばしば困難であり、多くの場合には、あるテープカートリッジライブラリシステムから別のテープカートリッジライブラリシステムにデータカートリッジを移して作業負荷のバランスをとることが望ましい。この場合には、複数のテープカートリッジライブラリシステム間でのテープカートリッジの交換を可能とするために通過機構が利用される。残念ながら、この通過システムは、テープカートリッジライブラリが共通インターフェイスを備えて特別に設計されることを必要とする。このインターフェイスの一例は、2つのテープカートリッジライブラリシステム間の共通壁である。共通壁は、一方のテープカートリッジライブラリシステムによる、壁内のスロット内へのテープカートリッジの挿入を可能とし、他方のテープカートリッジライブラリシステムは、他の側の共通壁からテープカートリッジにアクセスする。
【0006】
これらの解決は、1つの問題を解決するが、さらなるシステムの複雑さ、費用およびサイズをもたらすさらなる問題をも提示する。たとえば、各テープカートリッジごとの一意の識別情報は、テープカートリッジが中に保管されるときセルから突出する、テープカートリッジの面に付着される。したがって、通過システムは、第1の配向で第1のテープカートリッジライブラリシステムからテープカートリッジを取外し、第2の隣接したテープカートリッジライブラリシステムのために第2の配向にこのテープカートリッジを回転しなければならない。これらのおよび他の問題は、さらなるテープカートリッジライブラリが加えられたときより顕著となる。
【0007】
したがって、データ保管の当該技術分野において、大量の情報の保管および取扱いを簡素にし、データ保管に必要とされるシステムのサイズおよび空間を低減しながら、同時にスケーラブルで、アップグレード可能で、拡張可能であるテープカートリッジライブラリシステムが必要とされる。
【0008】
【概要】
本発明は、ここでは「オートローダ/ライブラリシステム」と呼ばれる、自動化されたテープカートリッジオートローダ/ライブラリシステムを提供することにより、上に概略した課題を解決し当該技術を進歩させる。オートローダ/ライブラリシステムは、標準のライブラリラック取付台またはキャビネットに収まる小型のフォームファクタ内に、少なくとも1つの読出/書込テープドライブと、テープカートリッジピッカと、単一テープカートリッジインターフェイスと、1対のテープカートリッジ転送マガジンの少なくとも1つとを含む。オートローダ/ライブラリシステムは、複数個のテープカートリッジを、保管し、管理し、テープドライブユニットと単一カートリッジインターフェイスとテープカートリッジ転送マガジンとの間で自動的に交換する完成したテープカートリッジライブラリである。オートローダ/ライブラリシステムは、マガジンに保管される複数個のテープカートリッジがオートローダ/ライブラリシステムによって管理される、従来のテープカートリッジライブラリシステムとして機能することができ、または、オートローダ/ライブラリシステムは、データの書込のために複数個のスクラッチ(空の)テープをテープドライブに与えるように機能することができる。この後者の用途では、オペレータがスクラッチテープを手動でテープドライブに装填する必要なしに、データがスクラッチテープの各々の上に書込まれることができるように、マガジンは、テープドライブに対して複数個のスクラッチテープを待ち行列に入れるように機能する。
【0009】
オートローダ/ライブラリシステムは、中の部品が実質的に同一平面上にあり、ピッカの動きが簡単な回転および任意選択で上昇変位に制限されるように構成され、それによりオートローダ/ライブラリシステムを実現するのに使用される機構を簡素にしコストを低減する。テープカートリッジ転送マガジンは、各々、水平の関係で複数個の個々のテープカートリッジを受入れ保管するよう構成される。テープカートリッジ転送マガジンはまた、テープカートリッジの任意の1つがカートリッジピッカによる選択のために位置決め可能であるように、テープカートリッジ転送マガジン内で個々のテープカートリッジを転送する。カートリッジピッカは、先行技術のテープカートリッジライブラリシステムにおいてのように3次元に移る必要がなく、代わりに、固定ピッカベース内で回転してカートリッジピッカを位置決めし、個々のテープカートリッジを、テープドライブ、テープカートリッジ転送マガジンおよび/または単一テープカートリッジインターフェイスの1つと交換するよう構成される。テープドライブ部品が1対の積層された半高(half-height)テープドライブとして実現される場合には、カートリッジピッカは、第2のテープドライブにアクセスするために上昇可能である。単一テープカートリッジインターフェイスは、個々のテープカートリッジがカートリッジ転送マガジンの1つに保管されるか、または、読出/書込動作のためにテープドライブに与えられ、かつオートローダ/ライブラリシステムからオペレータへ個々のテープカートリッジを排出することが可能であるように、オペレータから個々のテープカートリッジを受取るよう構成される。
【0010】
オートローダ/ライブラリシステムはまた、設計選択として拡張性およびスケーラビリティを与えるために複数のオートローダ/ライブラリシステムを積層することにより、他の実質的に同一のオートローダ/ライブラリシステムと機械的かつ電気的に相互接続するように構成される。積層されると、複数のオートローダ/ライブラリシステムは各々、自身のテープカートリッジ転送マガジン、テープドライブおよびカートリッジピッカを含み得り、または、テープカートリッジ転送マガジン、テープドライブおよびカートリッジピッカなどの要素を共有し得る。さらに、積層されたオートローダ/ライブラリシステムは、テープカートリッジを共有して効率的なロードバランシングおよび動作を提供することもできる。
【0011】
このオートローダ/ライブラリシステムの第1の利点は、カートリッジピッカによる選択のためにテープカートリッジを位置づけるための、テープカートリッジ転送マガジンの転送機構の使用である。有利には、これは、カートリッジピッカがテープドライブとマガジンと単一カートリッジインターフェイスとの間でテープカートリッジを交換するための道程の量を大きく制限する。たとえば、先行技術のシステムでは、ロボットカートリッジ取出機構が、マガジン内の所望のテープカートリッジの固定の場所に動いてマガジンからテープカートリッジを選択するために必要とされ、ロボットカートリッジ取出機構は、次にテープドライブの場所へと動かなければならず、この動作は、時間がかかり、ロボットカートリッジ取出機構を動かすために複雑な機構を使用する必要がある。対照的に、このオートローダ/ライブラリシステムでは、カートリッジピッカは、テープカートリッジ転送マガジンとテープドライブと単一カートリッジインターフェイスとの間で回転するだけである。したがって、このオートローダ/ライブラリシステムは、マガジンと単一カートリッジインターフェイスとテープドライブとの間でのテープカートリッジの高速かつ効率的な交換を可能とする。このオートローダ/ライブラリシステムの第2の利点は、マガジンの転送機構の使用であって、カートリッジピッカの動作に必要とされる空間を低減することにより実質的により小さいフォームファクタを与えることである。このオートローダ/ライブラリシステムの第3の利点は、マガジン内での水平関係でのテープカートリッジの保管であって、実質的により小さいフォームファクタを促進することである。このオートローダ/ライブラリシステムの第4の利点は、複数のオートローダ/ライブラリシステムを積層して容積を拡張することにより与えられる拡張性およびスケーラビリティである。このオートローダ/ライブラリシステムの第5の利点は、オートローダ/ライブラリシステムの動作を妨害することなしに、単一カートリッジインターフェイスによる個々のテープカートリッジの収容である。たとえば、オートローダ/ライブラリシステムは、マガジン内にテープカートリッジを在庫させ、テープドライブにデータを読出しかつ書込み、単一カートリッジインターフェイスとマガジンとの間でテープカートリッジを往復させることができる。さらに、単一カートリッジインターフェイスからの排出の際、テープカートリッジは、カートリッジピッカのロックアップを防ぐのに十分なほど遠くに排出される。最後に、排出されると、テープカートリッジは、制御入力を与えることなしに再挿入されることが不可能であり、ピッカが別の動作を行なっているとき再挿入によるカートリッジピッカへの損傷を防ぐ。このオートローダ/ライブラリシステムの第6の利点は、小型のフォームファクタは、高さがほんの3.5インチ(8.89cm)であり、個別にも、他の同様のオートローダ/ライブラリシステムと結合されても、標準のライブラリラック取付台に収まることである。
【0012】
【詳細な説明】
自動テープカートリッジオートローダ/ライブラリシステム−図1
図1は、この発明に従う自動化されたテープカートリッジオートローダ/ライブラリシステム、すなわち自動オートローダ/ライブラリシステム100を表わす。オートローダ/ライブラリシステム100の主な構成要素は、ハウジング110内に囲まれている、読出/書込テープドライブ101と、テープカートリッジピッカ102と、単一テープカートリッジインターフェイス107と、1対のテープカートリッジ転送マガジン103および104とである。オートローダ/ライブラリシステム100は、オペレータから制御入力を受取り、オペレータにステータス情報を与えるためのユーザインターフェイス112を含む制御パネル105も含む。
【0013】
オートローダ/ライブラリシステム100は、先行技術のテープカートリッジライブラリおよびオートローダに改良を加えるさまざまな特徴および局面を組込み、小型かつ容積測定上効率的なフォームファクタの、完全にアップグレード可能かつスケーラブルなオートローダ/ライブラリシステムを提供する。オートローダ/ライブラリシステム100は、複数個のテープカートリッジ、たとえば106を保管し管理し、テープドライブ101と単一カートリッジインターフェイス107とテープカートリッジ転送マガジン103および104との間で自動的に交換する完成したテープカートリッジライブラリである。有利には、このオートローダ/ライブラリシステム100の主な点は、適切なテープドライブフォーマットをオートローダ/ライブラリシステム100に組込むだけで、設計選択としていかなるテープカートリッジ媒体にも容易に適用され得る。さらに、オートローダ/ライブラリシステム100は、設計選択として複数個のテープドライブ、たとえば101を含み得るが、わかりやすくするためにテープドライブ101のみが示される。テープカートリッジ媒体106のいくつかの例は、制限することなしに、DLTテープカートリッジ、LTOテープカートリッジ、8ミリメートルテープカートリッジ、およびS−DLTテープカートリッジを含む。
【0014】
オートローダ/ライブラリシステム100の別の利点は、小型のフォームファクタである。このオートローダ/ライブラリシステム100の一例では、テープカートリッジ転送マガジン103および104と、テープドライブ101と、カートリッジピッカ102と、モータ、回路およびプロセッサを含むすべての制御要素とを含むハウジング110は、高さがほんの3.5インチ(8.89cm)であり、標準のラック取付台に収まる。オートローダ/ライブラリシステム100の小型のフォームファクタの複数個のテープカートリッジの保管および管理は、カートリッジピッカ102ならびに個々のテープカートリッジ転送マガジン103および104によって与えられる。テープカートリッジ転送マガジン103および104は各々、複数個の個々のテープカートリッジ、たとえば106を受入れ複数個の個々のテープカートリッジ保管場所に保管するよう構成される。カートリッジピッカ102は、カートリッジピッカ102を位置決めするために回転して、個々のテープカートリッジたとえば106を、テープドライブ101、テープカートリッジ転送マガジン103、テープカートリッジ転送マガジン104、および単一テープカートリッジインターフェイス107の1つと交換するように、構成される。テープカートリッジ転送マガジン103および104は各々、保管されたテープカートリッジの任意の1つがカートリッジピッカ102による選択のために位置決め可能であるように、テープカートリッジ転送マガジン103および104内でテープカートリッジを転送するように構成される。有利には、カートリッジピッカ102による選択のために、テープカートリッジ転送マガジン103および104の転送機構を用いてテープカートリッジ、たとえば106を位置決めすることは、カートリッジピッカ102に必要とされる道程を大きく制限する。たとえば、マガジン103内の所望のテープカートリッジ106の場所へと動き、マガジン103からテープカートリッジ106を選択して、テープドライブ101の場所へ動くのではなく、カートリッジピッカ102は、テープカートリッジ転送マガジン103とテープドライブ101との間で回転するだけである。同様に、カートリッジピッカ102は、カートリッジ転送マガジン104と、単一カートリッジインターフェイス107と、テープドライブ101との間で回転する。したがって、このオートローダ/ライブラリシステム100は、マガジン103および104と、単一カートリッジインターフェイス107と、テープドライブ101との間での、テープカートリッジたとえば106の高速かつ効率的な交換を可能にする。さらに、テープカートリッジ転送マガジン103および104の転送機構は、テープカートリッジ転送マガジン103および104、テープドライブ101、単一カートリッジインターフェイス107、ならびにピッカ102が同一平面上にあることを可能にし、小型のフォームファクタをさらに促進する。このオートローダ/ライブラリシステム100のさらに別の利点は、テープカートリッジ、たとえば106が、テープカートリッジ転送マガジン103および104内での転送中に引っくり返されたり再配向されたりすることがなく、ゆえに、カートリッジピッカ102による取出と、テープドライブ101、単一カートリッジインターフェイス107および他のテープカートリッジマガジン104への提示とのために、テープカートリッジが常に適切な配向にあることである。
【0015】
カートリッジピッカ102によって選択されると、個々のテープカートリッジ、たとえば106は、行なわれるべき所望の動作に依存して以下の場所の1つに与えられ得る。読出/書込動作が所望されるならば、カートリッジピッカ102は、選択されたテープカートリッジ106をテープドライブ101に与え得る。排出動作が所望されるならば、カートリッジピッカ102は、オペレータによる取出のために、選択されたテープカートリッジ106を単一テープカートリッジインターフェイス107に与え得る。ロードバランシング動作が所望されるならば、カートリッジピッカ102は、テープカートリッジ転送マガジン103とテープカートリッジ転送マガジン104との間でテープカートリッジ106を交換し得る。最後に、以下の説明から明らかとなるように、カートリッジピッカ102はまた、選択されたテープカートリッジ106を、別の結合されたテープカートリッジオートローダ/ライブラリシステム内の別のテープカートリッジ転送マガジンに与え得る。最後に、カートリッジピッカ102はまた、選択されたテープカートリッジ、たとえば106を、結合されたテープカートリッジオートローダ/ライブラリシステム内の別のテープドライブに与え得る。
【0016】
テープカートリッジ転送マガジン
図2は、排出された位置でのテープカートリッジ転送マガジン104を備えるオートローダ/ライブラリシステム100を表わす。テープカートリッジ転送マガジン103および104は各々、複数個の保管場所200〜207内に複数個のテープカートリッジ、たとえば106を受入れるよう設計される。これらの保管場所200〜207は、それらがテープカートリッジ転送マガジン103、104内に物理的に境界づけられた空間ではなく、テープカートリッジ転送マガジン103、104に全数のテープカートリッジが装備され、これらのテープカートリッジが「ホーム」場所にあるときの、テープカートリッジ転送マガジン103、104内のテープカートリッジの位置を表わすという点で、「仮想的」保管場所である。したがって、図2の例示は、8個のカートリッジがテープカートリッジ転送マガジン104に装填され、下列の4つのカートリッジの上に、4つのカートリッジが上列に配向されている場合である。図2に示すテープカートリッジ転送マガジン104の、保管場所200〜207が表示される面は、実際には、保管場所200〜207に対応する開口が形成されている蓋板を有してもよく、または、これはカートリッジ取出場所であるから、そのような蓋板にはカートリッジピッカ102に対向して位置する単一の開口が装備されるだけでもよい。この単一の開口は摺動可能な蓋によって封止可能であるので、単一の開口の使用は、テープカートリッジ転送マガジン104内への環境汚染物質の導入の可能性を低減し得る。
【0017】
なお、テープカートリッジ転送マガジン103および104は、制限ではなく例示のために表わされる。したがって、テープカートリッジ転送マガジン103および104は、8個の保管場所200〜207を備えるものと示されるが、マガジン103および104は、設計選択および収容されるテープ媒体の種類の問題として、8個の保管場所200〜207より多くまたは少なくで構成されてもよい。さらに、テープカートリッジ転送マガジン103およびテープカートリッジ転送マガジン104の両方が同じ数の保管場所200〜207を含む必要はない。したがって、テープカートリッジ転送マガジン103および104の一方が、テープカートリッジ転送マガジン103および104の他方よりも多いまたは少ない保管場所を含んでもよい。最後に、テープカートリッジ転送マガジン103および104の一方は、たとえばDLTテープ媒体などの1種類のテープ媒体のために構成されてもよく、テープカートリッジ転送マガジン103および104の他方は、たとえばLTOテープ媒体などの別の種類のテープ媒体のために構成されてもよく、個々のオートローダ/ライブラリ、たとえば100は結合される。たとえば、結合されたオートローダ/ライブラリの一方はDLTテープドライブを含み得り、他方のオートローダ/ライブラリは、LTOテープドライブを含む。
【0018】
テープカートリッジ転送マガジン104は、ハウジング110内のマガジンポート108と摺動可能にインターフェイスするよう構成される。テープカートリッジ転送マガジン103は、ハウジング110内のマガジンポート109と摺動可能にインターフェイスするよう構成される。さらに、テープカートリッジ転送マガジン103および104は入替可能である。よって、テープカートリッジ転送マガジン104はマガジンポート109とも摺動可能にインターフェイスし、テープカートリッジ転送マガジン103はマガジンポート108と摺動可能にインターフェイスする。代替的に、テープカートリッジ転送マガジン103および104のコアは、以下の説明から明らかとなるように、入替可能であるように構成され得る。この場合には、入替可能なコアは、それぞれのマガジンポート108および109と摺動可能にインターフェイスする左または右のマガジンハウジングの一方に挿入されるよう構成されるであろう。
【0019】
図3は、テープカートリッジ転送マガジン103および104内でのテープカートリッジの転送を例示するために使用される、テープカートリッジ転送マガジン104の内部の部分的斜視図である。複数個のテープカートリッジが、マガジン103および104に対して水平の関係で、個々のテープカートリッジ、たとえば106を個々のキャリッジ、たとえば313〜316内へ摺動させることにより、テープカートリッジ転送マガジン103および104内に装填される。図3では、わかりやすくするためにキャリッジ313〜316のみが示される。さらに、キャリッジ314〜316は空であると示されるが、キャリッジ313はテープカートリッジ106を備えるものと示される。
【0020】
テープカートリッジ転送マガジン103および104は、テープカートリッジ転送マガジン103および104内で個々のテープカートリッジ、たとえば106を転送するよう構成される。テープカートリッジ、たとえば106は、キャリッジ313〜316を、図3によって例示されるように楕円形の態様で異なった保管場所200〜207に回転させることにより、マガジン103および104内で転送される。
【0021】
図2〜図4を参照して、テープカートリッジ、たとえば106は、テープカートリッジ転送マガジン104内でキャリッジ313〜316を異なった保管場所200〜207に動かすモータ駆動の転送システムを用いて、テープカートリッジ転送マガジン103および104内で転送される。転送システムは、キャリッジ313〜316の各々に接続されるベルト305を含む。マガジン104の一方の端に位置する駆動歯車306と、マガジン104の遠端に位置する駆動歯車307とは、ベルト305を回転させてキャリッジ313〜316を転送するように機能する。ベルト305は、駆動歯車306に結合された滑車317と駆動歯車307に結合されたそれぞれの滑車318とで回る。ハウジング110内のモータ208は、駆動歯車306に結合された主駆動歯車308に動力を供給する。モータ208は、歯車308および306を駆動して、図3に例示されるようにマガジン104を通る卵型のパターンに、ベルトで駆動されたキャリッジ313〜316を動かすよう動作する。モータ208は、前方向および逆方向の両方で動作する。有利には、これは、カートリッジピッカ102による選択および取出のために、テープカートリッジ、たとえば106の最も効率的な位置決めを可能にする。たとえば、図2を参照して、所望のテープカートリッジが、保管場所205でキャリッジ313内に現在あるならば、転送は、キャリッジ313を保管場所204に動かしてカートリッジピッカ102によって取出されるように、反時計方向に動作する。同様に、所望のテープカートリッジが、保管場所203でキャリッジ313内に現在あるならば、転送は、キャリッジ313を保管場所204に動かしてカートリッジピッカ102によって取出されるように、時計回りの方向に動作する。この図示の例では、テープカートリッジ転送マガジン104は、モータによって内部で動力を与えられないという点で、受動的機構である。任意選択で、モータ208はテープカートリッジ転送マガジン104内に位置することができ、テープカートリッジ転送マガジン104が中に挿入されたとき、モータ208はマガジンポート108に位置する電気的コンタクトと相互接続する。
【0022】
キャリッジ313〜316は各々、それぞれのトラック400〜402に乗るホイール、たとえばキャリッジ313上のホイール302、303および304を含む。さらに、ホイール付きのアセンブリ、たとえば403〜405は、各キャリッジ、たとえば313の裏側に接続され、トラック406と407との間に乗り、転送中に、キャリッジ、たとえば313のためのさらなる支持を与える。モータ208に動力が与えられると、キャリッジ313〜316は、それらがテープカートリッジ転送マガジン104の下部312に移されるまで、テープカートリッジ転送マガジン104の上部311に沿って走行する。トラック400〜402は、キャリッジ313の配向を変えることなしに、個々のキャリッジ、たとえば313を上部311から下部312へ移すように分離されて構成される。個々のキャリッジ、たとえば313が上部311から下部312に移され、キャリッジ313のための実質的に連続した接触点を与えるように、ホイール付きアセンブリ403〜406は回転する。したがって、テープカートリッジ106を含むキャリッジ313が上部311から下部312に移されるとき、キャリッジ313およびマガジン104に対するテープカートリッジ106の配向は変わらない。上部311から下部312へのキャリッジ、たとえば313の転送中、ホイール302、303および304の少なくとも2つとトラック300、309および310の2つとの間で接触を維持することが好ましいということを、当業者は認めるであろう。有利には、マガジン103および104内でのキャリッジ313〜316の転送は、個々のキャリッジ313〜316の任意の1つおよび対応するテープカートリッジ、たとえば106が保管場所200〜207の任意の1つに位置決めされることを可能にする。
【0023】
カートリッジピッカ
図5〜図8は、カートリッジピッカ102のさまざまな斜視図を表わす。カートリッジピッカ102は、固定ピッカベース510に回転可能に接続されたターンテーブル500を含む。ターンテーブル500は、カートリッジインターフェイス507と、一方の端に垂直カートリッジピン502を有する移動アーム501とを含む。カートリッジピッカ102は、複数個のテープカートリッジ上のコンピュータ読出可能指標を読出すためのバーコードリーダ508も含む。有利には、カートリッジピッカ102は回転するので、当業者は、バーコードリーダが設計選択としてカートリッジピッカ102上の多くの他の場所に位置し得ることを認めるであろう。
【0024】
ピッカベース510は、4つのカートリッジ交換ポート503、504、505および506を規定する固定のベース部材である。動作時には、ターンテーブル500は、カートリッジインターフェイス507をカートリッジ交換ポート503〜506の1つと整列させて、テープカートリッジ、たとえば106を、テープカートリッジ転送マガジン104、テープドライブ101、テープカートリッジ転送マガジン103、および単一カートリッジインターフェイス107と交換するように回転する。具体的には、ターンテーブル500が、テープカートリッジ106をテープカートリッジ転送マガジン103と交換するために回転されるとき、カートリッジインターフェイス507はカートリッジ交換ポート103と整列する。ターンテーブル500が、テープカートリッジ106をテープドライブ101と交換するために回転されるとき、カートリッジインターフェイス507はカートリッジ交換ポート504と整列する。ターンテーブル500が、テープカートリッジ106をテープカートリッジ転送マガジン104と交換するために回転されるとき、カートリッジインターフェイス507はカートリッジ交換ポート505と整列する。ターンテーブル500が、テープカートリッジ106を単一カートリッジインターフェイス107と交換するために回転されるとき、カートリッジインターフェイス507はカートリッジ交換ポート506と整列する。
【0025】
2つのモータが、カートリッジピッカ102の動作を制御する。第1のモータは、旋回大歯車に結合された平歯車を回転させてターンテーブル500を回転させる。第2のモータおよび親ねじは、移動アーム501を延ばしたり引込めたりして、テープカートリッジ106を、テープカートリッジ転送マガジン104、テープドライブ101、テープカートリッジ転送マガジン103、および単一カートリッジインターフェイス107の1つから取出すように動作する。移動アーム501は、3つの主な位置を有する。(テープカートリッジが交換ポート506に置かれていなかったならば)ターンテーブル500が自由に回転するようにテープ移動アーム501が引込められているとき、移動アーム501は、図7に示される第1の位置700にある。移動アーム501が完全に延びており、テープカートリッジ転送マガジン103および104ならびにテープドライブ101の1つからテープカートリッジ、たとえば106を選択する準備が整っているとき、移動アーム501は、図5に示される第2の位置509にある。移動アーム501が、単一カートリッジインターフェイス107からテープカートリッジ106を受入れるために後方に完全に延びているとき、移動アーム501は、図8に示される第3の位置800にある。
【0026】
ターンテーブル500は、4つの軸上角位置(on-axis angular position)と4つの軸外れ角位置(off-axis angular position)とを有する。第1の軸上角位置は、テープカートリッジ106をテープカートリッジ転送マガジン103と交換するためにターンテーブル500が交換ポート503と整列されるときのものである。第2の軸上角位置は、テープカートリッジ106をテープカートリッジ転送マガジン104と交換するためにターンテーブル500が交換ポート505と整列されるときのものである。第3の軸上角位置は、テープカートリッジ106をテープドライブ101と交換するためにターンテーブル500が交換ポート504と整列されるときのものである。第4の軸上角位置は、テープカートリッジ106を単一カートリッジインターフェイス107と交換するためにターンテーブル500が交換ポート506と整列されるときのものである。
【0027】
第1の軸外れ角位置は、ターンテーブル500が第1の軸上位置から約7度回転が外れているときのものである。第1の軸外れ位置は、移動アーム501がテープカートリッジ106を取外し、カートリッジ切欠600を係止および/または解放して、マガジン103から取出および/または装填することを可能にする。第2の軸外れ角位置は、ターンテーブル500が第2の軸上位置から約7度回転が外れているときのものである。第2の軸外れ位置は、移動アーム501がテープカートリッジ106を取外し、カートリッジ切欠600を係止および/または解放して、マガジン104から取出および/または装填することを可能にする。第3の軸外れ角位置は、ターンテーブル500が第3の軸上位置から約7度回転が外れているときのものである。第3の軸外れ位置は、移動アーム501がテープカートリッジ106を取外し、カートリッジ切欠600を係止および/または解放して、テープドライブ101から取出および/または装填することを可能にする。第4の軸外れ角位置は、ターンテーブル500が第4の軸上位置から約30度回転が外れているときのものである。第4の軸外れ位置は、移動アーム501がテープカートリッジ106を取外しテープカートリッジ106を単一カートリッジインターフェイス107から受取ることを可能にする。
【0028】
壁510および511は、ターンテーブル500上にテープカートリッジ106を受入れるように構成される。壁510は、角度のついた部分512とも構成される。部分512は、ターンテーブル500が第4の軸外れ位置に回転されテープカートリッジ106を単一カートリッジインターフェイス107から受取ることを可能にするように、約30度の角度で構成される。なお、部分512の30度の角度は、ターンテーブル500が他の約7度の軸外れ位置にも回転されることも可能にする。当業者は、他の角度を用いて、このオートローダ/ライブラリシステム100によって収容される異なったサイズのさまざまなテープ媒体を収容し得ることを認めるであろう。さらに、部分512は、テープカートリッジが間違った配向で単一カートリッジインターフェイス107に挿入されることを防ぐためにキー513を含む。有利には、キー513は、テープカートリッジ106が単一カートリッジインターフェイス107に実質的に挿入されるのを防ぐことにより、カートリッジピッカが、テープカートリッジ106を受入れ、テープカートリッジ106をマガジン103および104またはテープドライブ101の1つに間違った配向で与えることから防ぐ。
【0029】
テープライブラリ動作、図9〜図14
図9および図10は、テープカートリッジ転送マガジン103からテープカートリッジ、たとえば106を取出す際のカートリッジピッカ102の動作を例示するフローチャートである。テープカートリッジ転送マガジン103または104がオートローダ/ライブラリシステム100に挿入されると、オートローダ/ライブラリシステム100は、どのキャリッジ、たとえば313〜316がテープカートリッジを含み、どのキャリッジが空であるかを決定するためにセンサを用いて在庫動作を行なう。したがって、オートローダ/ライブラリシステム100は、動作中、装填されたテープカートリッジの在庫を自動的に維持する。オートローダ/ライブラリシステム100は、所望のテープカートリッジがカートリッジピッカ102に与えられることができるように、マガジン103および104内のテープカートリッジおよびキャリッジの場所を示すデータを維持する。
【0030】
図9では動作はステップ900から始まる。ステップ901では、ターンテーブル500は、テープカートリッジ転送マガジン103に面する交換ポート503と軸外れで(off-axis)整列するように、第1の軸外れ位置に回転される。実質的に同時に、ステップ902で、モータ208に動力を与え、カートリッジピッカ102による選択のために、所望のテープカートリッジ106を含むキャリッジを保管場所204に転送する。ステップ903で、移動アーム501は、カートリッジ切欠600と整列されテープカートリッジ106を係止する準備が整うように、第2の位置に延ばされる。ステップ904で、ターンテーブル500は、交換ポート503と整列し、それによりカートリッジ切欠600にピン502を係止させるかまたは据付けるように、第1の軸上位置に回転される。ステップ905で、移動アーム501は、テープカートリッジ転送マガジン103からターンテーブル500の上にテープカートリッジ106を摺動させるように引込められる。ステップ906で、ターンテーブル500は、交換ポート504に位置するテープカートリッジ106をテープドライブ101と整列させるように第3の軸上位置に回転される。ステップ907で、移動アーム501は、テープカートリッジ106をテープドライブ101に部分的に挿入するように部分的に延ばされる。テープカートリッジ106は、挿入中に移動アーム501がテープドライブ101と接触することを防ぐために部分的にのみ挿入されることを、当業者は認めるであろう。ステップ908で、ターンテーブル500は、ピン502をカートリッジ切欠600から解放し、移動アーム501をテープカートリッジ106から自由にするように第3の軸外れ位置に回転される。ステップ909で、移動アームは、ターンテーブルが自由に回転するように、引込められる。ステップ910で、ターンテーブル500は、交換ポート504をテープドライブ101と整列させるように、第3の軸上位置に再び回転される。ステップ911で、移動アーム501は、テープカートリッジ106を残りの距離だけテープドライブ101へ押込み、それが完全に読出/書込動作のために挿入されるように、第2の位置に再び延ばされる。ステップ912で、移動アーム501は、ターンテーブル500がさらなる動作のために自由に回転するように、引込められる。動作はステップ913で終了する。カートリッジピッカ102の回転位置がテープカートリッジ転送マガジン104に対するものであること以外は、テープカートリッジ転送マガジン104からテープカートリッジ、たとえば106を取出すことについて、動作は実質的に同様であろうことを当業者は認めるであろう。
【0031】
図11は、カートリッジピッカ102がテープドライブ101からテープカートリッジ106を取出す動作を示すフローチャートである。図11では、動作はステップ1100から始まる。ステップ1101で、ターンテーブル500は、カートリッジインターフェイス507が、テープドライブ101と対向して位置する交換ポート504と軸外れで整列するように、第3の小さな軸外れ位置に回転される。ステップ1102で、移動アーム501は、カートリッジ切欠600と整列されてテープカートリッジ106と係止する準備が整うように、延ばされ、テープカートリッジ106はテープドライブ101から排出される。ステップ1103で、ターンテーブル500は、カートリッジインターフェイス507を交換ポート504と整列させ、ピン502をカートリッジ切欠600内に係止するように、第3の軸上位置に回転される。ステップ1104で、移動アーム501は、テープカートリッジ106をテープドライブ101からターンテーブル500の上に摺動させるように引込められる。ステップ1105で、ターンテーブル500は、カートリッジインターフェイス507を交換ポート503およびテープカートリッジ転送マガジン103と整列させるように、第1の軸上位置に回転される。ステップ1106で、移動アーム501は、テープカートリッジ転送マガジン103内の保管場所204のキャリッジ内にテープカートリッジ106を挿入するように、第2の位置に延ばされる。ステップ1107で、ターンテーブル500は、ピン502をカートリッジ切欠600から解放し、移動アーム501をテープカートリッジ106から自由にするように、第1の軸外れ角位置に回転される。ステップ1108で、移動アーム501は、ターンテーブル500がさらなる動作のために自由に回転するように、テープカートリッジ106なしに引込められる。動作は、ステップ1109で終了する。
【0032】
図12は、単一カートリッジインターフェイス107からテープカートリッジ106を取出す際のカートリッジピッカ102の動作を示すフローチャートである。図12では、動作はステップ1200から始まる。ステップ1201で、ターンテーブル500は、カートリッジインターフェイス507が、単一カートリッジインターフェイス107と整列している交換ポート506と軸外れで整列するように、第4の軸外れ位置に回転される。ステップ1202で、移動アーム501は、テープカートリッジ106を単一カートリッジインターフェイス107から受取る準備が整うように、位置800に後方に延ばされる。ステップ1203で、テープカートリッジ106は単一カートリッジインターフェイス107に挿入され、センサがトリガされてカートリッジの現在の状況を示す。ステップ1204で、ターンテーブル500は、カートリッジインターフェイス507を交換ポート506と整列させ、ピン502をカートリッジ切欠600に係止させるように、第4の軸上位置に回転される。ステップ1205で、移動アーム501は、テープカートリッジ106をターンテーブル500の上に摺動するように第1の位置に引込められる。ステップ1206で、ターンテーブル500は、カートリッジインターフェイス507を交換ポート503、504または505の1つと整列させ、テープカートリッジ106をテープカートリッジ転送マガジン103および104またはテープドライブ101の1つに引渡すように、第1、第2または第3の軸上位置の1つに回転される。この場合には、ターンテーブル500は、テープカートリッジ106をテープカートリッジ転送マガジン103に引渡すように、第1の軸上角位置に回転される。ステップ1207で、移動アーム501は、テープカートリッジ106をテープカートリッジ転送マガジン103内に挿入するように第2の位置に延ばされる。ステップ1208で、ターンテーブル500は、ピン502をカートリッジ切欠600から解放し、移動アーム501をテープカートリッジ106から自由にするように、第1の軸外れ位置に回転される。ステップ1209で、移動アーム501は、ターンテーブル500がさらなる動作のために自由に回転するように、テープカートリッジ106なしに第1の位置に引込められる。動作はステップ1210で終了する。
【0033】
図13は、テープカートリッジ106を単一カートリッジインターフェイス107から排出する際のカートリッジピッカ102の動作を示すフローチャートである。この例では、テープカートリッジ106はテープカートリッジ転送マガジン103から取出される。なお、カートリッジピッカ102の回転位置がテープドライブ101またはテープカートリッジ転送マガジン104のそれぞれに対するものであることを除いて、テープカートリッジがテープドライブ101およびテープカートリッジ転送マガジン104から取出される場合も、動作は同様である。
【0034】
図13では、動作はステップ1300から開始する。ステップ1301で、ターンテーブル500は、カートリッジインターフェイス507が、テープカートリッジ転送マガジン103と対向して位置する交換ポート503と軸外れで整列するように、第1の軸外れ位置に回転される。ステップ1302で、移動アーム501は、カートリッジ切欠600と整列しテープカートリッジ106と係止する準備が整うように、第2の位置に延ばされる。ステップ1303で、ターンテーブル500は、交換ポート503と整列しピン502をカートリッジ切欠600に係止するように、第1の軸上位置に回転される。ステップ1304で、移動アーム501は、テープカートリッジ106をテープカートリッジ転送マガジン103からターンテーブル500の上に摺動させるように引込められる。ステップ1305で、ターンテーブル500は、交換ポート506および単一カートリッジインターフェイス107と整列するように第4の軸上位置に回転される。ステップ1306で、移動アーム501は、テープカートリッジ106を単一カートリッジインターフェイス107に部分的に排出するように部分的に延ばされる。ステップ1307で、ターンテーブル500は、ピン502をカートリッジ切欠600から解放し移動アーム501をテープカートリッジ106から自由にするように、第4の軸外れ位置に回転される。ステップ1308で、移動アーム501は、ターンテーブル500が自由に回転するように引込められる。ステップ1309で、ターンテーブル500は、交換ポート506および単一カートリッジインターフェイス107と整列するように第4の軸上位置に再び回転される。ステップ1310で、移動アーム501は、単一カートリッジインターフェイス107から残りの距離だけテープカートリッジ106を排出するように再び延ばされる。有利には、完全に排出された位置では、テープカートリッジ106はカートリッジピッカ102の動作を妨害しない。ステップ1311で、移動アーム501は、ターンテーブル500がさらなる動作のために自由に回転するように引込められる。動作はステップ1312で終了する。
【0035】
テープオートローダ/ライブラリシステムの拡張 図15
図15は、積層された構成の複数のオートローダ/ライブラリシステムを示す。当業者は無限数のオートローダ/ライブラリシステムが積層され得ることを認めるであろうが、わかりやすくするために、ライブラリシステム100(a)および100(b)のみが図15には示される。
【0036】
オートローダ/ライブラリシステム100は、設計選択として拡張性およびスケーラビリティを与えるために、複数のオートローダ/ライブラリシステムを積層することにより他の実質的に同一のオートローダ/ライブラリシステムと機械的および電気的に相互接続するように構成される。結合されると、複数のオートローダ/ライブラリシステム100(a)および100(b)は、結合されたオートローダ/ライブラリシステム間に効率的なロードバランシングおよび性能を与えるために、個々のテープカートリッジ、たとえば106を共有することができる。結合されたオートローダ/ライブラリシステム100(a)および100(b)は各々、カートリッジピッカ102と、テープカートリッジ転送マガジン103および104と、テープドライブ101と、単一カートリッジインターフェイス107とを含み得り、または、カートリッジピッカ102、単一カートリッジインターフェイスおよび/またはテープドライブ101などのいくつかの要素を共有し得る。さらに、結合されたオートローダ/ライブラリシステム100(a)および100(b)は各々、個々の制御パネル105およびインターフェイス112を含み得り、または、単一の制御パネル、たとえば105、およびインターフェイス、たとえば112を共有し得る。ライブラリシステムたとえば100が結合される場合には、カートリッジピッカ102は回転するよう構成されるばかりでなく、複数のライブラリシステム100(a)および100(b)内で上昇するようにも構成されてマガジン103(a)および104(b)にアクセスする。
【0037】
この発明の別の例では、ライブラリシステム100(a)および100(b)は単一カートリッジインターフェイス107を共有し得る。この場合には、単一カートリッジインターフェイス107は、複数のライブラリシステム100(a)と100(b)との間で垂直方向に単一カートリッジインターフェイス107を転送するために、エレベータ機構で構成される。動作時には、システム100(a)のカートリッジピッカ102は、テープカートリッジを単一カートリッジインターフェイス107に移し得る。次に、単一カートリッジインターフェイス107は、システム100(b)に上昇され、ここでテープカートリッジはシステム100(b)内のカートリッジピッカ、たとえば102に自動的に移される。システム100(b)のカートリッジピッカは次に、システム100(b)内のテープドライブ、たとえば101またはマガジン103(a)および103(b)とテープカートリッジを交換し得る。カートリッジは、同様の態様でシステム100(b)からシステム100(a)にも移され得る。有利には、この発明は、種々の用途に対してカスタム化可能であり、容積を増大させかつ/または性能を増大させるためにいつでも拡張することのできる、テープオートローダ/ライブラリシステム100を提供する。
【0038】
上述の処理システムは、記憶媒体上に記憶された命令からなってもよい。命令は、プロセッサによって取出され実行されることが可能である。命令のいくつかの例は、ソフトウェア、プログラムコードおよびファームウェアである。記憶媒体のいくつかの例は、メモリ装置、テープ、ディスク、集積回路およびサーバである。命令は、プロセッサによって実行されるとプロセッサをこの発明に従って動作させるように向けるように動作する。「プロセッサ」という言葉は、単一の処理装置または相互作動的処理装置の群のことを言う。プロセッサのいくつかの例は、集積回路および論理回路である。当業者は、命令、プロセッサおよび記憶媒体に精通している。
【0039】
当業者は、この発明の範囲内にある上述の実施例の変形を認めることができる。その結果、この発明は、前に論じた具体的な実施例に限られるものでなく、前掲の特許請求の範囲およびその等価によってのみ制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従うテープカートリッジライブラリの一例の図である。
【図2】 テープカートリッジ転送マガジンが排出された位置にある、この発明に従うテープカートリッジライブラリの一例の図である。
【図3】 この発明に従うテープカートリッジ転送マガジンの一例の図である。
【図4】 この発明に従うテープカートリッジ転送マガジン転送機構の一例の図である。
【図5】 この発明に従うカートリッジピッカの一例の図である。
【図6】 この発明に従う選択されたテープカートリッジを備えるカートリッジピッカの一例の図である。
【図7】 この発明に従う選択されたテープカートリッジを備えるカートリッジピッカの別の例の図である。
【図8】 この発明に従う選択されたテープカートリッジを備えるカートリッジピッカの別の例の図である。
【図9】 この発明に従うテープカートリッジライブラリの動作の一例を示すフローチャートの図である。
【図10】 この発明に従うテープカートリッジライブラリの動作の一例を示すフローチャートの図である。
【図11】 この発明に従うテープカートリッジライブラリの動作の別の例を示すフローチャートの図である。
【図12】 この発明に従うテープカートリッジライブラリの動作の別の例を示すフローチャートの図である。
【図13】 この発明に従うテープカートリッジライブラリの動作の別の例を示すフローチャートの図である。
【図14】 この発明に従うテープカートリッジライブラリの動作の別の例を示すフローチャートの図である。
【図15】 この発明に従うオートローダ/ライブラリシステムの積層構成を示す図である。
Claims (13)
- ハウジングと、
ハウジングの第1のマガジンポートを介して前記ハウジングに挿入される第1のテープカートリッジ転送マガジンとを含み、
その第1のテープカートリッジ転送マガジンが、
第1の複数個の保管場所に複数個のテープカートリッジを受入れるための手段と、
第1の複数個の保管場所間で第1のテープカートリッジ転送マガジン内の複数個のテープカートリッジを転送するための手段と、
ハウジング内にあり、複数個のテープカートリッジの個々の1つを受入れ複数個のテープカートリッジの個々の1つにデータを読出したり書込んだりするように構成される少なくとも1つの読出/書込テープドライブと、そして
テープカートリッジピッカとを含み、
そのテープカートリッジピッカは、
回転の中心軸のまわりを回転することにより、ハウジング内でテープカートリッジピッカを移動させることなくテープドライブと第1のテープカートリッジ転送マガジンとの間でテープカートリッジを交換するターンテーブルを含み、ここでターンテーブルは第1のテープカートリッジ転送マガジンからテープカートリッジを受入れて回転することによってテープドライブに装填されるテープカートリッジを位置決めするか、またはターンテーブルはテープドライブからテープカートリッジを受入れて回転することによって第1のテープカートリッジ転送マガジンに装填されるテープカートリッジを位置決めし、テープカートリッジピッカはさらに、
ターンテーブルの回転の中心軸のまわりに位置し、テープカートリッジを受入れる空洞を含む、自動テープカートリッジオートローダ/ライブラリシステム。 - 複数個のテープカートリッジが第1のテープカートリッジ転送マガジン内で転送される際、複数個のテープカートリッジ上のコンピュータ読出可能指標を読出すように構成される少なくとも1つのバーコードリーダをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
- ハウジングの第2のマガジンポートを介して前記ハウジングに挿入される第2のテープカートリッジ転送マガジンをさらに含み、第2のテープカートリッジ転送マガジンは、
第2の複数個の保管場所に複数個のテープカートリッジを受入れるための手段と、
第2の複数個の保管場所間で第2のテープカートリッジ転送マガジン内の複数個のテープカートリッジを転送するための手段とを含む、請求項1に記載のシステム。 - オペレータによる取出しのために設けられ、テープカートリッジの個々の1つを排出可能とするために構成される単一テープカートリッジインターフェイスをさらに含む、請求項3に記載のシステム。
- 複数個のテープカートリッジが第1のテープカートリッジ転送マガジンおよび第2のテープカートリッジ転送マガジン内で転送される際、複数個のテープカートリッジ上のコンピュータ読出可能指標を読出すように構成される、少なくとも1つのバーコードリーダをさらに含む、請求項3に記載のシステム。
- 前記第1のテープカートリッジ転送マガジンと、前記第2のテープカートリッジ転送マガジンとは、入替可能に構成される、請求項3に記載のシステム。
- 回転のための手段は、回転の中心軸のまわりを回転することにより、第1のテープカートリッジ転送マガジン、第2のテープカートリッジ転送マガジン、少なくとも1つのテープドライブ、および前記単一カートリッジインターフェイスの間でテープカートリッジを交換する、請求項4に記載のシステム。
- テープカートリッジライブラリの動作を制御するユーザコマンドをオペレータから受取るように構成されるインターフェイス112と、
オペレータのためにステータス情報を表示するように構成されるディスプレイとを含む、制御パネル105をさらに含む、請求項4に記載のシステム。 - 自動テープカートリッジオートローダ/ライブラリシステムを動作させる方法であって、
複数個のテープカートリッジが装填された第1のテープカートリッジ転送マガジンをハウジング内の第1のマガジンポートに挿入するステップを含み、ハウジングは、
テープドライブと、
カートリッジピッカとを含み、前記方法はさらに、
ハウジング内でテープカートリッジピッカを移動させることなく、カートリッジピッカを回転させて、テープドライブと第1のテープカートリッジ転送マガジンとの間でテープカートリッジを交換するステップを含み、ここでカートリッジピッカは第1のテープカートリッジ転送マガジンからテープカートリッジを受入れて回転することによってテープドライブに装填されるテープカートリッジを位置決めするか、またはカートリッジピッカはテープドライブからテープカートリッジを受入れて回転することによって第1のテープカートリッジ転送マガジンに装填されるテープカートリッジを位置決めする、方法。 - 複数個のテープカートリッジが装填された第2のテープカートリッジ転送マガジンをハウジング内の第2のマガジンポートに挿入するステップと、
カートリッジピッカを回転させて、テープドライブ、第1のテープカートリッジ転送マガジン、および第2のテープカートリッジ転送マガジンの間でテープカートリッジを交換するステップとをさらに含む、請求項9に記載の方法。 - ハウジングはオペレータによる取出しのために設けられ、テープカートリッジの個々の1つを排出可能とするために構成される単一カートリッジインターフェイスを含み、前記方法はさらに
カートリッジピッカを回転させて、テープドライブ、第1のテープカートリッジ転送マガジン、第2のテープカートリッジ転送マガジン、および単一カートリッジインターフェイスの間でテープカートリッジを交換するステップを含む、請求項10に記載の方法。 - カートリッジピッカは
テープカートリッジを受入れるための空洞を有するターンテーブルと、
ターンテーブルに接続された移動アームとを含み、移動アームはターンテーブル中の空洞へのテープカートリッジの装填および取出を行ない、前記カートリッジピッカはさらに
移動アームに接続されたピンを含み、ピンはテープカートリッジ中のカートリッジ切欠を係止する、請求項9に記載の方法。 - ターンテーブルは軸外れ位置から軸上位置に回転してピンをカートリッジ切欠と係止させ、またターンテーブルは軸上位置から軸外れ位置に回転してピンをカートリッジ切欠から解放する、請求項12に記載の方法。
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