JP4007095B2 - 接続用ファスナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管同士あるいは管と棒状部材とをワンタッチ動作により互いに接続するために用いられる接続用ファスナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の接続用ファスナとして図8に示すようなものが用いられている。このものは、特に大径の管と、この管内に差し込まれる小径の棒状部材とを互いに抜け止めした状態に接続させるために用いられている。図例のファスナ1aは、それぞれ一対で一組の第1挟持片3a,3aと、第2挟持片4,4とを備えている。これら第1挟持片3a,3aと第2挟持片4,4とはそれぞれ各先端側がハの字状(例えば60度程度の開口角度)に開口してガイド部31a,31a,41,41とされる一方、各基端側が平面視でコの字状に屈曲された連結片2により一体化され、上記第1挟持片3a,3aと、第2挟持片4,4との間に上下方向に所定間隔の隙間5が形成されている。そして、第1挟持片3a,3aの中間部位には小径挟持部32,32が屈曲形成され、第2挟持片4,4の中間部位には大径挟持部42,42が屈曲形成されている。
【0003】
このファスナ1aを用いた接続例として、図9に小径の棒状センサ21を大径の装着管11に接続する場合を示す。この場合、上記装着管11は上記棒状センサ21による検出対象が流される管Pに対しその外周面の一部を貫通し外側方に突出して固定されている。この装着管11には、その先端面側に上記隙間5の間隔よりも僅かに薄い厚みで上記第2挟持片よりも大径のフランジ12と、このフランジ12から基端側に上記大径挟持部42,42の内径にほぼ合致して大径挟持部42,42により挟持される大径部13とが形成されている。加えて、上記フランジ12の上端面である先端面14には上方に開口し上記小径挟持部32と大径挟持部42との中間径を有する凹穴15が形成されている。一方、上記棒状センサ21には、先端の検出部22の背後に上記凹穴15の内面形状にほぼ合致して凹穴15内に丁度内嵌し得る嵌合部23と、この嵌合部23の背後に上記小径挟持部32,32の内径にほぼ合致して小径挟持部32,32により挟持される小径部24とが形成されている。また、上記嵌合部23の先端側にはシール用のOリング25が装着され、上記嵌合部23をOリング25と共に凹穴15内に押し込みながら嵌入させた状態で嵌合部23と小径部24との段差面26が上記フランジ12の先端面14と面一になるように設定されている。
【0004】
そして、上記ファスナ1aを用いて接続するには、まず、上記棒状センサ21を装着管11の凹穴15から差し入れ嵌合部23をその凹穴15内に内嵌させる。その際、上記Oリング25と凹穴15との間の摩擦抵抗力に抗して上記棒状センサ21を若干押し込みながら嵌入させて段差面26とフランジ12の先端面14とを面一にした状態(図9に一点鎖線で示す状態)にする。次に、上記ファスナ1aの各先端開口内に上記大径部13及び小径部24を押し当て第1及び第2の各挟持片3a,3a,4,4のバネ弾性を利用してファスナ1aを押し込み、大径挟持部42,42を大径部13に外嵌させると同時に小径挟持部32,32を小径部24に外嵌させる(図10参照)。これにより、フランジ12が隙間5内に嵌入し、そのフランジ12の上下面を第2挟持片4,4の上縁及び第1挟持片3a,3aの下縁により挟み込んだ状態となると同時に、上記第1挟持片3a,3aの下縁により上記嵌合部23の段差面26と、フランジ12の先端面14とが互いに面一状態、つまり棒状センサ21が上方に抜き出ないように阻止された状態になる。これにより、ファスナ1aを用いた棒状センサ21の装着管11に対する接続固定作業が完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の接続用ファスナにおいては、ファスナ1aを所定位置まで押し込み得たがために、接続固定作業は完了したと作業者が誤認してしまい、誤接続状態のままにされるおそれがある。
【0006】
すなわち、棒状センサ21がOリング25と凹穴15との間の摩擦抵抗力に抗して押し込まれると、その弾性反発力が棒状センサ21を外方(上方)に飛び出させる方向に作用することになる。このため、ファスナ1aを押し込む際に、図11に示すように上記棒状センサ21が僅かに上に飛び出した状態になることがある。この状態に気付かずに作業者がファスナ1aを強く押し込むと、本来は小径部24に外嵌すべき小径挟持部32,32がより外方に開かれて嵌合部23の外周面に外嵌されてしまうことになる。こうなると、棒状センサ21の抜け止めとしては小径挟持部32,32の弾性復元力に基づく摩擦力のみが作用し、第1挟持片3a,3aの下縁による段差面26の抜け止め係止力は作用し得ないことになる。そして、このような状態でファスナ1aが装着されていても、作業者はファスナ1aを所定位置まで押し込めたがために、接続固定作業が正常に完了したと誤認し易く、誤接続状態が放置されるおそれが生じる。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、誤接続状態の発生を未然にかつ確実に防止し得る接続用ファスナを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、上記嵌合部が凹穴から飛び出した状態では接続作業をしようとしてもファスナの押し込み装着が物理的に行い得ず、この結果、誤接続状態の発生を未然にかつ確実に防止し得ることに着目したものである。
【0009】
具体的には、本発明は、開閉方向にバネ弾性を発揮する一対で一組の挟持片が上下2段の各位置に2組配設され、この2組の挟持片はそれぞれ基端側部位が一体に連結される一方、先端側部位が開口され、上下2組の両挟持片の間には所定間隔の隙間が形成され、一方の一対の挟持片には中間部位の相対向面が小径円弧を描くように屈曲されて小径挟持部が形成される一方、他方の一対の挟持片には中間部位の相対向面が大径円弧を描くように屈曲されて大径挟持部が形成されている接続用ファスナを対象として、次の特定事項を備えるようにした。すなわち、上記一方の一対の挟持片の先端側部位の上記隙間側に対し、先端側に向いた突き当て部が形成されるように上記隙間側からみて凹角状の凹みを形成するようにした(請求項1)。
【0010】
この本発明によれば、上述の従来技術において説明した例の場合では嵌合部が凹穴から少しでも飛び出した状態にあれば、ファスナを押し込み装着しようとしても、その飛び出し部分に上記突き当て部が突き当たり、それ以上の押し込みが物理的に不能となる。これにより、作業者をして接続固定作業が正常には行い得ない状態にあることを気付かせることが可能となり、再度、上記嵌合部を押し込んだ上でファスナの押し込み装着作業を再開させることが可能なる。
【0011】
本発明における上記凹角状の凹みとしては、上記各挟持片の先端側部位をハの字状に開口し、その先端側部位の先端側位置から小径挟持部の最狭窄部位までに上記凹みを形成して、その最狭窄部位に上記突き当て部を形成するようにすることが好ましい(請求項2)。この場合には、一対の突き当て部が接続対象に対し正対することになる上に、最狭窄部位置に一対の突き当て部が形成されるため、上記嵌合部の飛び出し量が僅かであっても、確実に上記突き当て部が突き当たり、それ以上の押し込み装着をより確実に不能とすることが可能になる。
【0012】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1又は請求項2の接続用ファスナによれば、 2つの接続対象の一方が他方に対し面一に組み付けられた状態でファスナの押し込み装着が行われるのが正常な接続固定作業の前提であるところ、もしも面一ではなくて上記一方の接続対象が他方に対し少しでも飛び出した状態にあれば、ファスナを押し込み装着しようとしても、その飛び出し部分に突き当て部が突き当たり、それ以上の押し込みを物理的に不能とすることができる。これにより、作業者をして接続固定作業が正常には行い得ない状態にあることに気付かせることができる一方、誤接続状態の発生を未然にかつ確実に防止することができる。
【0013】
特に、請求項2によれば、最狭窄部位置に一対の突き当て部が形成されるため、上記の飛び出し部分の飛び出し量が僅かであっても、突き当て部を確実に突き当てることができ、正常ではない状態でのファスナのそれ以上の押し込み装着をより確実に不能とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る接続用ファスナ1を示す。このファスナ1は、従来技術の欄で説明したものと同様に、大径管(装着管11:図9、図10参照)に対し小径の管又は棒状物(棒状センサ21:同図参照)を接続固定するために用いられるものであり、その接続固定方法及び接続固定の原理についても従来技術の欄において説明したものと同じである。以下、上記の装着管11に棒状センサ21を接続固定するために形状・寸法が特化された場合について説明する。もちろん、本実施形態のファスナ1を大径管に小径管を接続固定する場合等に用いることもできる。
【0016】
図1において、2は平面視でコの字状に屈曲形成された連結片、3,3は連結片2の上側位置から一側方に突出された一対の第1挟持片、4,4は上記連結片2の下側位置から第1挟持片3,3と同じ方向に突出された一対の第2挟持片である。そして、これら上下2段配置の第1挟持片3,3と、第2挟持片4,4との間には、装着管11のフランジ12の厚みに相当する上下間隔を有する隙間5が形成されている。以上の連結片2、第1挟持片3,3及び第2挟持片4,4はバネ弾性を発揮する薄肉厚の1枚の板素材を所定形状に切断した後に屈曲して一体物として形成されたものである。上記如き板素材としてはバネ板材を含む各種金属板材が挙げられる。また、合成樹脂を用いた成形により上記ファスナ1を形成するようにしてもよい。バネ板材を用いなくても構造・形状により、押し開かれた際に元の形状に復元し得る。
【0017】
上記一対の第1挟持片3,3の両先端側部位は平面視でハの字状(例えば60度程度の開口角度)に開口してガイド部31,31とされ、両中間部位は上下方向の中心軸Xを中心として小径円弧を描くように屈曲されて小径挟持部32,32が形成されている。この小径挟持部32,32の相対向面の内径は上記棒状センサ21の小径部24の外径にほぼ合致するか僅かに小さく設定されている。そして、上記両ガイド部31,31と、両小径挟持部32,32との境界位置が最狭窄部位33,33となる。
【0018】
そして、上記各ガイド部31には、その下縁側を最狭窄部位33からガイド部31の先端にかけて凹角状に切欠いたように凹み34が形成され、この凹み34により上記各最狭窄部位33の下側に突き当て部35(図2も併せて参照)が形成されている。
【0019】
また、上記一対の第2挟持片4,4も、上記と同様に両先端側部位が平面視でハの字状(例えば60度程度の開口角度)に開口してガイド部41,41とされ、両中間部位が上記中心軸Xを中心として大径円弧を描くように屈曲されて大径挟持部42,42が形成されている。この大径挟持部42,42の相対向面の内径は上記装着管11の大径部13の外径にほぼ合致するか僅かに小さく設定されている。
【0020】
以上のファスナ1を用いて棒状センサ21を装着管11に接続固定する場合には、図2及び図3に示すように棒状センサ21の嵌合部23が装着管11の凹穴15内に対し本来の前提位置まで嵌入されておらず誤接続を招く状態、つまり嵌合部23の段差面26がフランジ12の先端面14と面一になる前提位置までは嵌入されておらず嵌合部23が若干上方に飛び出した状態にあれば、ファスナ1を押し込み装着しようとしても、上記各突き当て部35が嵌合部23の飛び出し部23aに突き当たってしまい、それ以上の押し込みが不能となる。
【0021】
このため、作業者に棒状センサ21が上記本来の前提位置まで嵌入されていないことに気づかせることができ、これに気付いた作業者は棒状センサ21をさらに押し込んだ状態でファスナ1の押し込み装着を再度行うことになる。これにより、誤接続固定状態の発生を未然に回避することができる。
【0022】
<第2実施形態>
図4は、本発明の第2実施形態に係る接続用ファスナ6を用いて接続固定する状況を示す。この第2実施形態は、第1実施形態では第1挟持片3,3及び第2挟持片4,4がそれぞれ独立した自由端とされているのに対し、上下方向にそれぞれ相対向する各第1挟持片8の片側と各第2挟持片9の片側との先端同士を連結させたものである。これ以外の接続固定方法や接続固定の原理等は第1実施形態と同様である。
【0023】
この第2実施形態の用途としては管同士を接続固定するために好適に用いられ、本第2実施形態では図4に示すように大径管31に小径管41を接続固定する場合を例にして説明する。
【0024】
上記大径管31の継手部としては、先端側(図4では上端側)に所定径で所定厚みを有するフランジ32と、このフランジ32から基端側に大径部33とが形成されている。加えて、上記フランジ32の上端面である先端面34には先端側に開口し所定径を有する凹穴35が形成されている。一方、上記小径管41の継手部としては、先端側(図4では下端側)に上記凹穴35の内面形状にほぼ合致して凹穴35内に丁度内嵌し得る嵌合部42が形成され、この嵌合部42と小径管41との間に段差面43が形成されている。また、上記嵌合部42の先端側位置にはシール用Oリング44が外嵌されている。そして、この嵌合部42は、Oリング44と共に凹穴35内に押し込み気味に嵌入されて、上記段差面43と上記フランジ32の先端面34と面一になるように設定されている。
【0025】
次に、図5及び図6を参照しつつ本第2実施形態のファスナ6について説明する。各図において、7は平面視でコの字状に屈曲形成された連結片、8,8は連結片7の上側位置から一側方に突出された一対の第1挟持片、9,9は上記連結片7の下側位置から第1挟持片8,8と同じ方向に突出された一対の第2挟持片である。そして、これら上下2段配置の第1挟持片8,8と、第2挟持片9,9との間には、上記フランジ32の厚みに相当する上下間隔を有する透孔状の隙間10が形成されている。以上の連結片7、第1挟持片8,8及び第2挟持片9,9は第1実施形態で説明したと同様の1枚の板素材を所定形状に切断した後に屈曲して一体物として形成されたものである。
【0026】
上記一対の第1挟持片8,8の両先端側部位は平面視でハの字状(例えば60度程度の開口角度)に開口してガイド部81,81とされ、両中間部位は上下方向の中心軸Xを中心として小径円弧を描くように屈曲されて小径挟持部82,82が形成されている。この小径挟持部82,82の相対向面の内径は上記小径管41の外径にほぼ合致するか僅かに小さく設定されている。
【0027】
また、上記一対の第2挟持片9,9も、上記と同様に両先端側部位が平面視でハの字状(例えば60度程度の開口角度)に開口してガイド部91,91とされ、両中間部位が上記中心軸Xを中心として大径円弧を描くように屈曲されて大径挟持部92,92が形成されている。この大径挟持部92,92の相対向面の内径は上記大径部33の外径にほぼ合致するか僅かに小さく設定されている。
【0028】
上記の各第1挟持片8のガイド部81と、各第2挟持片9のガイド部91とは、上下方向に相対向する片側同士がその先端位置において先端連結片89,89により一体に連結されている。
【0029】
そして、上記第1挟持片8,8において、両ガイド部81,81と、両小径挟持部82,82との境界位置が最狭窄部位83,83となり、隙間10の先端位置から上記最狭窄部位83にかけて上記各ガイド部81の下縁側を凹角状に切欠いたように凹み84が形成され、この凹み84により上記各最狭窄部位83の下側に突き当て部85(特に図6(b)参照)が形成されている。
【0030】
上記ファスナ6を用いて大径管31と小径管41との接続固定作業を行うには、まず、上記小径管41の嵌合部42をOリング25と共に大径管31の凹穴35に差し入れその凹穴35内に押し込み気味に内嵌させる。次に、嵌合部42の段差面43とフランジ32の先端面34とを面一にした状態(図7に実線で示す状態)で、上記ファスナ6の各ガイド部81,91を上記大径部33及び小径管41に側方側から押し当て第1及び第2の各挟持片8,8,9,9のバネ弾性を利用してファスナ6を押し込み、大径挟持部92,92を大径部33に外嵌させると同時に小径挟持部82,82を小径管41に外嵌させる(図7に実線で示す状態参照)。これにより、フランジ32が隙間10内に嵌入し、そのフランジ32の上下面を第2挟持片9,9の上縁及び第1挟持片8,8の下縁により挟み込んだ状態となると同時に、上記第1挟持片8,8の下縁により上記段差面43と、フランジ32の先端面34とが互いに面一状態、つまり小径管41が上方に抜き出ないように阻止された状態になる。これにより、ファスナ6を用いた接続固定作業が完了する。
【0031】
上記のファスナ6を押し込む際に、図7に一点鎖線で示すように嵌合部42が凹穴35から若干上方に飛び出した状態にあれば、ファスナ6を押し込もうとしても、上記各突き当て部85が嵌合部42の飛び出し部42aに突き当たってしまい、それ以上の押し込みが不能となる。このため、第1実施形態と同様に、作業者に小径管41の嵌合部42が本来の位置まで嵌入されていないことに気づかせることができ、これに気付いた作業者は小径管41をさらに押し込んだ状態でファスナ6の押し込み装着を再度行うことになる。これにより、誤接続固定状態の発生を未然に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のファスナを示す斜視図である。
【図2】第1実施形態のファスナを用いて接続固定する手順を示す一部切欠側面図である。
【図3】誤接続発生を未然に回避し得る接続作業過程を示す斜視図である。
【図4】第2実施形態のファスナを用いて接続固定する手順を示す一部切欠斜視図である。
【図5】第2実施形態のファスナを示す斜視図である。
【図6】図5のファスナを示し、図6(a)は平面図、図6(b)は正面図をそれぞれ示す。
【図7】第2実施形態のファスナを用いて接続固定した状態を示す正面図である。
【図8】従来のファスナの例を示す斜視図である。
【図9】従来のファスナを用いて接続固定する手順を示す一部切欠正面図である。
【図10】従来のファスナを用いた場合の正常に接続固定が完了した状態を斜視図である。
【図11】従来のファスナを用いた場合に誤接続固定された状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,6 ファスナ
2,7 連結片
3,8 第1挟持片(一方の一組の挟持片)
4,9 第2挟持片(他方の一組の挟持片)
5,10 隙間
31,41,81,91 ガイド部
32,82 小径挟持部
42,92 大径挟持部
33,83 最狭窄部位
34,84 凹み
35,85 突き当て部

Claims (2)

  1. 開閉方向にバネ弾性を発揮する一対で一組の挟持片が上下2段の各位置に2組配設され、この2組の挟持片はそれぞれ基端側部位が一体に連結される一方、先端側部位が開口され、上下2組の両挟持片の間には所定間隔の隙間が形成され、一方の一対の挟持片には中間部位の相対向面が小径円弧を描くように屈曲されて小径挟持部が形成される一方、他方の一対の挟持片には中間部位の相対向面が大径円弧を描くように屈曲されて大径挟持部が形成されている接続用ファスナであって、
    上記一方の一対の挟持片の各先端側部位の上記隙間側には、先端側に向いた突き当て部が形成されるように上記隙間側からみて凹角状の凹みが形成されていることを特徴とする接続用ファスナ。
  2. 請求項1記載の接続用ファスナであって、
    上記各挟持片の先端側部位はハの字状に開口され、上記凹角状の凹みは上記先端側部位の先端側位置から小径挟持部の最狭窄部位までに形成され、その最狭窄部位に上記突き当て部が形成されている、接続用ファスナ。
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