JP4006600B2 - 形材 - Google Patents

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Description

本発明は、クレセントや丁番等の金具の取り付け部分等に補強を施した形材に関する。
特許文献1には、ねじ孔を形成した補強板を表側板の裏側に配置し、表側板の表側から補強板のねじ孔に嵌合するバーリングを形成して、表側板に補強板を固定することが開示されている。
実開平7−19571号公報
しかし、上述の従来技術では、表側板の裏側に位置する補強板のねじ孔と一致する位置で表側板を打ち抜いてバーリングを形成する必要があり、表側から表側板の裏側にある補強板のねじ孔が見えないため打ち抜き位置とねじ孔との位置あわせがし難く、形材の製造に手間がかかるという問題がある。
そこで、本発明は、表側板に補強を施すことができると共に製造が容易な形材の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、表側板と、表側板の裏側に位置する裏側板と、表側切り曲げ板と、裏側打ち抜き板とを備え、表側切り曲げ板は表側板に2本の切込み線を入れて切込み線間部分を表側に突出形成してあり、裏側打ち抜き板は裏側板を打ち抜いたものであり且つ中間部を両端部よりも表側に突出形成してあると共に、両端部を各々表側板の切込み線間に嵌めてあり且つ中間部を表側切り曲げ板の裏面に重合してあることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、表側切り曲げ板及び裏側打ち抜き板には、両者を貫通するねじ孔が形成してあることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、表側切り曲げ板及び裏側打ち抜き板の少なくとも何れか一方のねじ孔周縁部に形成したバーリングが他方のねじ孔周縁部に嵌まり込んでいることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、表側切り曲げ板と裏側打ち抜き板とには両者を共に切り曲げた外れ止め部を形成してあることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、裏側打ち抜き板の両端部を表側板の切込み線間に嵌めているので、従来技術のような補強板のねじ孔と表側板に形成するバーリングの打ち抜き位置とを位置合わせする必要がなく、裏側打ち抜き板を表側切り抜き板に簡単に固定することができ、補強した形材の製造が容易である。
裏側打ち抜き板は裏側板を打ち抜いて形成し、裏側板を利用しているので部品点数を少なくでき、コストダウンを図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様な効果を得ることができると共に、表側切り曲げ板及び裏側打ち抜き板にはねじ孔が形成してあるので、補強部分にクレセント等の金具をねじ固定できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様な効果を得ることができると共にバーリングが他方のねじ孔周縁部に嵌まり込むこことにより、ねじ孔を利用して表側切り曲げ板と裏側打ち抜き板とを強固に固定できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様な効果を得ることができると共に、表側切り曲げ板と裏側切り曲げ板との外れを防止できると共に、両者を共に切り曲げることにより簡単に外れ止めを形成できる。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明するが、まず図1〜図5を参照して第1実施の形態を詳細に説明する。
図1は第1実施の形態にかかる形材を用いた召し合わせ框の一部を破断して示す斜視図であり、図2は図1に示す形材の製造方法を示す工程図であり、図3は図2(a)におけるE―E断面図であり、図4は図2(f)における形材のA−A断面図であり、図5は図2(f)における形材のB−B断面図である。
本実施の形態にかかる形材1はサッシの召し合わせ框3の内部に配置して、召し合わせ框3の補強材として用いられており、召し合わせ框3には金具(クレセント)が形材1の補強部分7にねじ止め可能になっている。
形材1は表側板9と、表側板9の裏側に位置する裏側板11と、表側切り曲げ板13と、裏側打ち抜き板15とを備えている。形材1はホロー形材であり、表側板9と裏側板11とは空間を介して対向している。
表側切り曲げ板13は表側板9を略平行な2本の切込み線17、17を入れ、切込み線間部分19を裏側打ち抜き板15と共に曲げにより表側板9の表側に突出形成してあり、表側板9及び裏側板11と略平行で平坦な中間部21と切込み線方向両端部側にある傾斜部23とから構成されている。
裏側打ち抜き板15は、裏側板11から表側切り曲げ板13の平面視と略同形を打ち抜くことにより形成している。裏側打ち抜き板15は、表側切り曲げ板13に対応して、平坦な中間部25と中間部25の両側に傾斜部27が表側に突出形成されており、裏側打ち抜き板15は、中間部25を表側切り曲げ板13の裏面に重合している。
裏側打ち抜き板15において、表側板9に形成した切込み線17、17の長手方向両端に位置する両端部15a、15aは、それぞれ表側板9の切込み線17、17間に嵌め込まれている。
本実施の形態では、裏側打ち抜き板15の両端部15a、15aにおける幅寸法Wは、表側板9の2本の切込み線17、17間の寸法wと略同じであり(図5参照)、裏側打ち抜き板15の両端部15a、15aは切込み線17、17間に嵌まり込んで抜け難くなっている。
表側切り曲げ板13の中間部21とこれに重合してある裏側打ち抜き板15の中間部25とには両者を貫通するねじ孔29、29が合計2箇所形成されている。各ねじ孔29では、表側切り曲げ板13のねじ孔29aの周縁部に形成したバーリング33と、裏側打ち抜き板15のねじ孔29bの周縁部に形成したバーリング(ねじ孔周縁部)35とが重合しており、表側切り曲げ板13のバーリング33が裏側打ち抜き板のねじ孔29bの周縁部に嵌まり込んでいる(図4参照)。
また、表側切り曲げ板13に形成したバーリング33の内面にねじ溝37が形成されている。
次に、本実施の形態にかかる形材の製造方法及び作用効果について説明する。
形材1の製造は、ホロー形材1aの中空部及び表側に受け材40a、40bを配置し、裏側板11の裏側から打ち抜き用パンチ41を押し進めて、裏側板11を打ち抜き用パンチの先端形状に沿って表側に突出した形状に形成すると共に裏側板11から裏側打ち抜き板15を打ち抜き(図2(a)、図3)、更に打ち抜き用パンチ41を押し進めて、表側板9の裏面に裏側打ち抜き板15を重ねて押圧し、表側板9に略平行な2本の切込み線17、17を形成し且つ打ち抜き用パンチ41の先端形状に沿って切込み線17、17間部分19を表側に突設させるように押し曲げることにより、表側切り曲げ板13を裏側打ち抜き板15と共に表側に突出形成する(図2(b))。
裏側打ち抜き板15の両端部15a、15aは、表側切り曲げ板の切込み線17、17の長手方向両端において、切込み線17、17間に嵌め込まれて、裏側打ち抜き板15は表側板9に固定される。
そして、受け材40a、40bを取り除く(図2(c))。
次に、裏側板の裏側打ち抜き板15を打ち抜いた孔43から受け材40cを裏側打ち抜き板15の裏面に配置して(図2(d))、表側からバーリング用パンチ45で表側切り曲げ板13と裏側打ち抜き板15とにねじ孔29a、29bを形成すると共に同時にバーリング33、35を形成する(図2(e))。
次に、表側からタップ47で表側切り曲げ板13のバーリング33にねじ溝(ねじ孔)37を形成して、形材1を得る(図2(f))。
本実施の形態によれば、裏側打ち抜き板15の両端部15a、15aを切込み線17、17間に挟むようにして嵌めているので、従来技術のような補強板のねじ孔と表側板に形成するバーリングの打ち抜き位置とを位置合わせする必要がなく、裏側打ち抜き板15を簡単に固定することができる。
特に、ホロー形材の場合には補強板(裏側打ち抜き板15)を中空内に挿入し難いが、本実施の形態ではホロー形材であっても、任意の位置で裏側板11から裏側打ち抜き板15を打ち抜いて表側切り曲げ板13の裏面に配置できる。
裏側打ち抜き板15は裏側板11を切断して形成し、裏側板11を利用しているので部品点数を少なくでき、コストダウンを図ることができる。
打ち抜き用パンチ41で裏側板11から裏側打ち抜き板15を打ち抜いて、そのまま表側板9に裏側打ち抜き板15を重ね、打ち抜き用パンチ41を押し進めて表側板9を裏側打ち抜き板15と共に表側に突出させて表側切り曲げ板13を形成しているので、打ち抜き用パンチ41を一回推し進めるだけで(図2の(a)〜(c))、裏側打ち抜き板15を表側板9に嵌め込んで表側切り曲げ板13に重合することができる。
表側切り曲げ板13及び裏側打ち抜き板15には両者を貫通するねじ孔37が形成してあるので、補強部分にクレセント等の金具をねじ固定できる。
表側切り曲げ板13のバーリング33が裏側打ち抜き板15の他方のねじ孔周縁部35に嵌まり込むこことにより、表側切り曲げ板13と裏側打ち抜き板15とを強固に固定できる。
以下に本発明の他の実施の形態を説明するが、以下に説明する実施の形態において上述した実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、上述の実施の形態と異なる点を主に説明する。
図6及び図7を参照して第2実施の形態を説明する。図6は第2実施の形態にかかる形材1を図4と同じ位置で切断した断面図であり、図7は図6に示す形材1を図5と同じ位置で切断した断面図である。尚、図6では受け材を省略してある。この第2実施の形態では、表側切り曲げ板13及び裏側打ち抜き板15を貫通するねじ孔29は一つのみ設けてあると共に外れ止め部51、51を形成してあることが上述した実施の形態と異なる。この外れ止め部51は2つ対向して設けてあり、各外れ止め部51は表側切り曲げ部13と裏側打ち抜き板15との重合部を表側から裏側に切り曲げて形成してあると共に、切り曲げ部分は互いに反対方向に傾斜している。
この第2実施の形態によれば、第1実施の形態と同様な作用効果を奏すると共に、表側切り曲げ板13と裏側切り曲げ板15との外れを防止できる。
外れ止め部51は表側切り曲げ板13と裏側切り曲げ板15とを両者を重合したまま両者をパンチ53で一度に切り曲げているので、製造が簡単である。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、形材1はサッシの召し合わせ框に限らず、戸先側框に設けて取手を取り付けるものであってもよいし、用途は限定されない。
形材1は、何れの面を表側としてもよい。
ねじ孔29は幾つ形成してもよい。
ねじ孔29には、バーリング33を形成しないで表側切り曲げ板13及び裏側打ち抜き板15とに両者を貫通するねじ孔のみを形成するものであってもよい。
第2実施の形態において、外れ止め部51は一つのみ設けるものであってもよいし、切り曲げ部分の形状は円弧形状であってもよく、数や形状は限定されない。
図1は第1実施の形態にかかる形材を用いた召し合わせ框の一部を破断して示す斜視図である。 図1に示す形材の製造方法を示す工程図である。 図2(a)におけるE―E断面図であり、 図2(f)における形材のA−A断面図である。 図2(f)における形材のB−B断面図である。 第2実施の形態にかかる形材を図4と同じ位置で切断した断面図である。 図6に示す形材を図5と同じ位置で切断した断面図である。
符号の説明
1 形材
9 表側板
11 裏側板
13 表側切り曲げ板
15 裏側打ち抜き板
15a 端部(両端部)
17 切込み線
25 中間部
29 ねじ孔
33 バーリング
51 外れ止め部

Claims (4)

  1. 表側板と、表側板の裏側に位置する裏側板と、表側切り曲げ板と、裏側打ち抜き板とを備え、表側切り曲げ板は表側板に2本の切込み線を入れて切込み線間部分を表側に突出形成してあり、裏側打ち抜き板は裏側板を打ち抜いたものであり且つ中間部を両端部よりも表側に突出形成してあると共に、両端部を各々表側板の切込み線間に嵌めてあり且つ中間部を表側切り曲げ板の裏面に重合してあることを特徴とする形材。
  2. 表側切り曲げ板及び裏側打ち抜き板には、両者を貫通するねじ孔が形成してあることを特徴とする請求項1に記載の形材。
  3. 表側切り曲げ板及び裏側打ち抜き板の少なくとも何れか一方のねじ孔周縁部に形成したバーリングが他方のねじ孔周縁部に嵌まり込んでいることを特徴とする請求項2に記載の形材。
  4. 表側切り曲げ板と裏側打ち抜き板とには両者を共に切り曲げた外れ止め部を形成してあることを特徴とする請求項3に記載の形材。



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