JP4005576B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の論理回路と、この複数の論理回路から共通にアクセスされるDRAMブロックとが搭載された半導体集積回路装置に関するものである。
従来、システムLSIでは、性能の向上や消費電力の削減を目的として、それぞれの論理回路ブロックに対応したメモリを混載してきた。図6は従来の半導体集積回路装置の一例を示すブロック図である。図6に示すように、高速処理を必要とするデータの格納部としては、数Kビット〜数百Kビット程度のスタティックランダムアクセスメモリ(以下、「SRAM」と略記する)51が用いられている。これは、SRAMが、ランダムアクセス性能が高く、かつ、データ処理に必要な容量やビット幅を容易に合成できるコンパイラブル性も高いためである。また、高速処理を必要とせず、大容量でかつある限られたパターンのデータの格納部としては、メガビットオーダー以上の汎用ダイナミックランダムアクセスメモリ(以下、「DRAM」と略記する)52を配置している(例えば、非特許文献1参照)。
また、性能向上や消費電力の削減だけでなく、必要なメモリ容量をある程度最適化できることによるトータルコスト削減などの目的で、汎用DRAMとは異なるDRAMを混載するシステムLSIも増えている(例えば、非特許文献2参照)。
Hideo Ohwada他6名 ‘A single-Chip Band-Segmented-Transmission OFDM Demodulator for Digital Terrestrial Television Broadcasting’ 2001 IEEE International Solid-State Circuits Conference 東芝セミコンダクター社 ‘DRAM混載技術’ [平成15年9月25日検索]、インターネット <http://www.semicon.toshiba.co.jp/prd/asic/index.html>
ところが、従来では、次のような問題があった。
図6の構成では、SRAMの高いコンパイラブル性を利用して、各論理回路ブロックに対して、必要とするメモリ空間やビット数に合ったSRAMを1つまたは複数個搭載している。これによって、局所的には、メモリの割り当ての最適化がなされている。しかしながら、個々のSRAMの容量は小さいため、メモリ全体ではチップに対する比率が高くなりすぎた場合でも、システムLSIの設計者はそのことに気がつきにくい。このため、システムLSI全体でのメモリ最適化が、必ずしも適切にはなされない場合が多い。
また、システムLSIの高性能化に伴う大規模化にあたり、各回路ブロックの設計が年々、分業化、細分化されてきているため、混載されるメモリ比率が増加しているにもかかわらず、システムLSI全体でのメモリ最適化がより困難になっている。
また、SRAMは、メモリセルが6個のトランジスタによって構成されており、集積性では大容量化には向かない。また、大容量化によるメモリ面積の増大が、SRAMの長所である高速性の障害になる。このような問題も、メモリ全体の最適化を困難にしていた。
一方、DRAMは、メモリセルが例えば1個のトランジスタと1個のキャパシタによって構成されており、高集積性の面でSRAMよりも優れている。このため、メモリ全体の最適化のために、DRAMの搭載も検討、実現されつつある。
ただし、論理回路毎にDRAMを設けた場合には、面積オーバーヘッドが増えてしまう、という問題が生じる。このため、DRAMブロックはできれば複数の論理回路によって共用できるように構成することが好ましいと考えられるが、ただ単に共用しただけでは、データ転送効率が下がってしまい、ひいてはデータ処理性能が低下するおそれがある。
前記の問題に鑑み、本発明は、データ処理性能を下げることなく、複数の論理回路がDRAMブロックを共用できる半導体集積回路装置を提供することを課題とする。
本発明は、半導体集積回路装置として、複数の論理回路と、DRAMブロックと、前記複数の論理回路から指示を受け、時分割処理によって、前記DRAMブロックをアクセスするアクセス回路とを備え、前記DRAMブロックの動作クロックは、前記論理回路の動作クロックよりも高い周波数に設定されており、前記DRAMブロックのデータI/Oビット数は、前記論理回路のデータI/Oビット数よりも多く、前記アクセス回路は、前記論理回路と前記DRAMブロックとの間に設けられ、前記論理回路およびDRAMブロックからの出力データを受け、そのビット数を変換して出力するシリアル/パラレル変換回路を備えているものである。
本発明によると、DRAMブロックが複数の論理回路によって共用されるので、DRAMの高い集積性に加えて、メモリ周辺回路による面積オーバーヘッドの削減により、装置面積をより小さくすることができる。また、アクセス回路が時分割処理によってDRAMブロックのアクセスを行い、かつ、DRAMブロックの動作クロックが論理回路の動作クロックよりも高い周波数に設定されているので、従来と同等以上のデータ転送効率を得ることができ、高いデータ処理性能を実現することができる。
また、前記本発明に係る半導体集積回路装置におけるアクセス回路は、前記論理回路の出力データを前記DRAMブロックに書き込む場合において、当該出力データの書き込み先が書き込みアドレスにおける一部のビットであるとき、残部のビットの書き込みを防ぐライトマスクコマンドを、前記DRAMブロックに発行するのが好ましい。
また、本発明は、半導体集積回路装置として、第1および第2の論理回路を含む複数の論理回路と、DRAMブロックと、前記複数の論理回路から指示を受け、時分割処理によって、前記DRAMブロックをアクセスするアクセス回路とを備え、前記アクセス回路は、前記第1の論理回路と前記DRAMブロックとの間に設けられ、前記第1の論理回路およびDRAMブロックからの出力データを受け、そのビット数を変換して出力する第1のシリアル/パラレル変換回路と、前記第2の論理回路と前記DRAMブロックとの間に設けられ、前記第2の論理回路およびDRAMブロックからの出力データを受け、そのビット数を変換して出力する第2のシリアル/パラレル変換回路とを備え、前記第1および第2のシリアル/パラレル変換回路は、ビット数を変換する変換率が互いに異なっているものである。
本発明によると、DRAMブロックが複数の論理回路によって共用されるので、DRAMの高い集積性に加えて、メモリ周辺回路による面積オーバーヘッドの削減により、装置面積をより小さくすることができる。また、アクセス回路が時分割処理によってDRAMブロックのアクセスを行い、かつ、論理回路とDRAMブロックとの間にデータのビット数を変換するシリアル/パラレル変換回路が設けられているので、所望のI/Oビット数を設定することができる。しかも、第1および第2のシリアル/パラレル変換回路はビット数を変換する変換率が互いに異なっているため、第1および第2の論理回路について、互いに異なるI/Oビット数を設定できる。したがって、DRAMブロックのメモリ空間を無駄なく活用することができ、各論理回路に対して柔軟なデータ領域の割付が可能になる。
本発明によると、装置面積をより小さくできるとともに、従来と同等以上のデータ転送効率を得ることができ、高いデータ処理性能を実現することができる。また、DRAMブロックのメモリ空間を無駄なく活用することができ、各論理回路に対して柔軟なデータ領域の割付が可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る半導体集積回路装置の主要構成を示すブロック図である。図1において、半導体集積回路装置1は、それぞれ所定の処理機能を実現する複数の論理回路11,12,13と、2個のDRAM15,16を有するDRAMブロック14と、SRAMブロック17とを備えている。DRAMブロック14は論理回路11,12からアクセス回路20を介してアクセス可能であり、SRAMブロック17は論理回路13からI/F回路18を介してアクセス可能である。アクセス回路20は、DRAMブロック14が論理回路11,12で共用可能なように、時分割処理を実行可能に構成されている。SRAMブロック17は、汎用DRAM2とデータのやりとりを実行可能に構成されている。
図2はアクセス回路20およびDRAMブロック14の詳細な構成例を示す。図2において、DRAMブロック14は、メモリ容量128Kビット、データI/O32ビットのDRAM15と、メモリ容量128Kビット、データI/O32ビットのDRAM16とを用いて、データI/O60ビット、4096ワードのメモリ空間を構成している。すなわち、各アドレスのデータのうち4ビットが未使用になっている。各アドレスの60ビットのデータのうち、上位32ビットがDRAM15に格納され、下位28ビットがDRAM16に格納される。
論理回路11,12は、20ビットのデータD1,D2をそれぞれ出力する。アクセス回路20において、シリアル/パラレル変換回路21,22は、論理回路11,12の20ビットの出力データD1,D2を、60ビットのデータDSP1,DSP2にそれぞれシリアル/パラレル変換する。そして、メモリインターフェース回路23は、データDSP1,DSP2をDRAMブロック14に入力データDIとして供給する。
また、メモリインターフェース回路23は、DRAMブロック14の出力データDOを、シリアル/パラレル変換回路21,22にデータDSP1,DSP2として供給する。シリアル/パラレル変換回路21,22は60ビットのデータDSP1,DSP2を20ビットのデータD1,D2にパラレル/シリアル変換する。このデータD1,D2は論理回路11,12に供給される。
そして、本実施形態の特徴の1つは、DRAMブロック14の動作クロックの周波数が、論理回路11,12の動作クロックよりも、高く設定されている点である。
図2の構成の動作を、図3のタイミングチャートを参照して、説明する。なお、ここでは、DRAMブロック14の動作クロックは、論理回路11,12を動作させるシステムクロックの2倍の周波数に設定されているものとする。
<データ格納>
まず時間Aにおいて、システムクロックに同期して、論理回路11,12からシリアル/パラレル変換回路21,22に、それぞれ20ビットデータD1A,D2Aが転送される。同様に、時間Bにおいて20ビットデータD1B,D2Bが、そして時間Cにおいて20ビットデータD1C,D2Cが、論理回路11,12からシリアル/パラレル変換回路21,22に、それぞれ転送される。
シリアル/パラレル変換回路21は、時間Cにおいて、それまでに転送された20ビットデータD1A,D1B,D1Cを60ビットデータDSP1Cにシリアル/パラレル変換する。同様に、シリアル/パラレル変換回路22は、時間Cにおいて、それまでに転送された20ビットデータD2A,D2B,D2Cを60ビットデータDSP2Cにシリアル/パラレル変換する。
メモリインターフェース回路23は、60ビットデータDSP1C,DSP2Cを、2個のDRAM15,16によって構成されたデータI/O60ビットのDRAMブロック14に、システムクロックの2倍の周波数を持つDRAM用クロックに従って、書き込む。すなわち、時間Cにおいて、WRITEコマンドによってまずデータDSP1CをDRAMブロック14に書き込み、次のクロックサイクルすなわち時間Lにおいて、WRITEコマンドによって残りのデータDSP2CをDRAMブロック14に書き込む。
<データ取り出し>
時間Dにおいて、メモリインタフェース回路23はREADコマンドによって、DRAMブロック14に60ビットのデータDSP1Cの読み出しを指示する。また次のクロックサイクルである時間Mにおいて、READコマンドによって、DRAMブロック14に60ビットのデータDSP2Cの読み出しを指示する。これにより、時間DにおいてデータDSP1Cが、そして時間MにおいてデータDSP2Cが、DRAMブロック14からメモリインターフェース回路23に転送される。
次に時間Eにおいて、メモリインターフェース回路23は60ビットデータDSP1C,DSP2Cを、システムクロックに同期するように、シリアル/パラレル変換回路21,22にそれぞれ転送する。シリアル/パラレル変換回路21は60ビットデータDSP1Cをパラレル/シリアル変換し、システムクロックに同期して時間E,F,Gにおいて、20ビットデータD1A,D1B,D1Cとして順に論理回路11に転送する。一方、シリアル/パラレル変換回路22は60ビットデータDSP2Cをパラレル/シリアル変換し、システムクロックに同期して時間E,F,Gにおいて、20ビットデータD2A,D2B,D2Cとして順に論理回路12に転送する。
以上のように本実施形態では、DRAMブロックを複数の論理回路によって共通に用いるようにし、論理回路とDRAMブロックとの間に、時分割多重処理を行うアクセス回路を設けている。さらに、DRAM用クロックを、システムクロックよりも高い周波数に設定している。
これにより、まず、チップ面積を大幅に削減することができる。DRAMは、単純に集積性の面でもSRAMよりも優れている。また、メモリの周辺回路部は面積オーバーヘッドとなるため、多数の小容量のメモリに代えて、数十K〜数百Kビット程度の比較的容量が大きいメモリを少数構成することは、面積削減の面で最も有効である。すなわち、従来のように論理回路とSRAMとを1対1または1対多の関係として構成するよりも、メモリを統合し、論理回路の個数よりも少ないDRAMブロックを設けた本実施形態の方が、チップ面積をより削減することができる。
図2の構成を、論理回路毎に1個ずつSRAMを設けた従来の構成と比較すると、シリアル/パラレル変換回路などのオーバーヘッドや4ビット分の未使用メモリ部分を含めても、0.13umプロセスを用いた場合、チップ面積を約50%削減することができた。
また、データ処理性能についても、従来と同等以上のレベルを実現できる。複数の論理回路から共通のDRAMブロックを効率的に用いるためには、DRAMのバンド幅を高くする必要がある。このため本実施形態では、システムクロックよりも周波数の高い動作クロックを用いて、DRAMブロック14を動作させている。また、論理回路とDRAMブロックとの間にシリアル/パラレス変換回路を設けて、多数のデータI/Oを利用できるようにしている。すなわち、DRAMブロックに対して、高速な周波数で、多ビットのデータI/Oにより、一括アクセスすることによって、高性能なデータ処理を実現することができる。
一方、消費電力の面については、本実施形態の構成では、DRAMを高速動作させることに起因して消費電力が増加する。ところが、システムクロックに同期してSRAMを用いる構成と比較すると、トランジスタ数がSRAMの1/6であるDRAMを用いたことによる低消費電力化によって、消費電力をより低く抑えることができる。
また、時分割処理すべきデータ数がさらに増えたとき、DRAMのバンド幅を広げる必要がある。この場合、DRAMの動作周波数を高くするか、またはデータI/O数を増やす必要がある。ただし、データI/O数の増加は、メモリ容量から鑑みたワード数とのバランスがくずれて面積が増大してしまったり、データ遅延に関するシステム動作の調整が困難になったりするおそれがある。したがって、DRAMの動作周波数を高くする方が、本実施形態では好ましい。
また、DRAMブロックを構成するDRAMの容量に関しては、次のようなことがいえる。DRAMの容量が大き過ぎると、例えばメガビットオーダーの容量であると、メモリ空間を効率的に構成することは非常に困難になる。すなわち、図2に示すような未使用の余剰メモリ空間が大きくなる。一方、SRAMと比べて面積メリットが生じる程度には、メモリ容量が必要である。したがって、数十K〜数百Kビット程度のキロビットオーダーのDRAMが好ましい。すなわち、キロビットオーダーのDRAMであれば、面積も十分小さいために、例えば100MHz以上の高速動作も容易に実現可能であるため、余分なメモリ空間を作らないようなシステム設計が可能になる。
また、DRAMは、メモリセルの集積性は高いが、リフレッシュ回路や内部電源回路などの搭載により周辺回路比率が高い、すなわちメモリセル比率(メモリセル面積/DRAM面積)が低いことが欠点である。このため、本実施形態で用いるDRAMの容量は、キロビットオーダーでは特にSRAMとの面積分岐点を十分見極めて定めるべきである。これは、コストメリットもさることながら、従来はメモリセルの動作上SRAMほど高速にできなかったDRAMをSRAM並みに高速にするためには、チップ面積をSRAMよりも十分小さくする必要があるためである。例えば、高速性やコストメリットを考慮すると、SRAM面積の1/2以下を実現できる32k〜256kビット程度の容量が最適である。
なお、ここでは、DRAMブロックを2個の論理回路からアクセスするものとしたが、論理回路の個数は3個以上であってもかまわない。例えば3個の論理回路からアクセスする場合には、DRAMの動作クロックをシステムクロックの3倍に高速化したり、DRAMのデータI/O数を増やしたりすればよい。また、DRAMブロックを2個のDRAMによって構成したが、DRAMブロックの構成はこれに限られるものではなく、1個のDRAMから構成してもよいし、3個以上のDRAMから構成してもよい。
<変形例>
図4は本実施形態の変形例に係るアクセス回路40周辺の詳細な構成を示す。図4において、DRAMブロック14は、図2と同様に、メモリ容量128Kビット、データI/O32ビットのDRAM15と、メモリ容量128Kビット、データI/O32ビットのDRAM16とを用いて、データI/O60ビット、4096ワードのメモリ空間を構成している。すなわち、各アドレスのデータのうち4ビットが未使用になっている。各アドレスの60ビットのデータのうち、上位32ビットがDRAM15に格納され、下位28ビットがDRAM16に格納される。
ただし、図4の構成では、データ領域の割り当て方が図2と異なっている。図4では、論理回路31には60ビットのデータ領域RG1が割り当てられており、また論理回路32には20ビットのデータ領域RG2が、論理回路33には40ビットのデータ領域RG3が、それぞれ割り当てられている。そして、このようなデータ領域の割り当てを実現するために、ビット数を変換する変換率が互いに異なっている第1および第2のシリアル/パラレル変換回路41,42が、アクセス回路40に設けられている。
すなわち、論理回路31,32,33は、20ビットのデータD1,D2,D3をそれぞれ出力する。アクセス回路40において、第1のシリアル/パラレル変換回路41は、論理回路31の20ビットの出力データD1を、60ビットのデータDSP1にシリアル/パラレル変換する。また、第2のシリアル/パラレル変換回路42は、論理回路33の20ビットの出力データD3を、40ビットのデータDSP3にシリアル/パラレル変換する。そして、メモリインターフェース回路43は、データDSP1,D2,DSP3をDRAMブロック14に入力データDIとして供給する。
また、メモリインターフェース回路43は、DRAMブロック14の出力データDOを、シリアル/パラレル変換回路41にデータDSP1として供給する。シリアル/パラレル変換回路41は60ビットのデータDSP1を20ビットのデータD1にパラレル/シリアル変換し、論理回路31に供給する。メモリインターフェース回路43はまた、データDOの上位20ビットを、データD2として論理回路32に供給するとともに、下位40ビットを、シリアル/パラレル変換回路42にデータDSP3として供給する。シリアル/パラレル変換回路42は40ビットのデータDSP3を20ビットのデータD3にパラレル/シリアル変換し、論理回路33に供給する。
本変形例の特徴の1つは、DRAMブロック14へのデータ書き込みの際に、ライトマスク機能を用いる点である。すなわち、論理回路32の出力データD2を書き込む際には、データI/O60ビットのうち領域RG2に関係のない下位40ビットをライトマスクし、一方、論理回路33の出力データD3を書き込む際には、データI/O60ビットのうち領域RG3に関係のない上位20ビットをライトマスクする。ライトマスクは、書き込みを禁止するビットを指定したライトマスクコマンドをDRAMブロック14に発行することによって行う。
図4の構成の動作を、図5のタイミングチャートを参照して、説明する。ここでも、DRAMブロック14の動作クロックは、論理回路31〜33を動作させるシステムクロックの2倍の周波数に限定されているものとする。
<データ格納>
まず時間Aにおいて、システムクロックに同期して、論理回路31〜33からそれぞれ、20ビットデータD1A,D2A,D3Aがアクセス回路40に転送される。このとき、論理回路32の出力データD2Aは、メモリインターフェース回路43によって、DRAM用クロックに同期して、DRAMブロック14の20ビット幅のデータ領域RG2に一括して書き込まれる。このとき、下位40ビットのI/Oの書き込みを防ぐライトマスクコマンド信号BWもDRAMブロック14に出力される。一方、論理回路31,33の出力データD1A,D3Aは、シリアル/パラレル変換回路41,42にそれぞれ格納される。
時間Bにおいて、論理回路31,33からそれぞれ、20ビットデータD1B,D3Bがアクセス回路40に転送される。このとき、データD1Bはシリアル/パラレル変換回路41に格納されるが、データD3Bはシリアル/パラレル変換回路42に格納された後データD3Aと合わせてシリアル/パラレル変換され、40ビットデータDSP3Cとして、DRAMブロック14の40ビット幅のデータ領域RG3に書き込まれる。このとき、上位20ビットのI/Oの書き込みを防ぐライトマスクコマンド信号BWもDRAMブロック14に出力される。
時間Cにおいて、論理回路31から20ビットデータD1Cがアクセス回路40に転送され、このデータD1Cはシリアル/パラレル変換回路41に格納された後データD1A,D1Bと合わせてシリアル/パラレル変換され、60ビットデータDSP1Cとして、DRAMブロック14の60ビット幅のデータ領域RG1に書き込まれる。
<データ取り出し>
時間Lにおいて、メモリインタフェース回路43はREADコマンドによって、DRAMブロック14に60ビットのデータDSP1Cの読み出しを指示する。また次のクロックサイクルである時間Dにおいて、READコマンドによって、DRAMブロック14に60ビットのデータDSP23Cの読み出しを指示する。これにより、時間LにおいてデータDSP1Cが、そして時間DにおいてデータDSP23Cが、DRAMブロック14からメモリインターフェース回路43に転送される。
次に時間Eにおいて、メモリインターフェース回路43は60ビットデータDSP1Cを、システムクロックに同期するように、シリアル/パラレル変換回路41に転送する。また、60ビットデータDSP23Cを20ビットデータD2Aと40ビットデータDSP3Cとに分割し、データD2Aは論理回路32に、データDSP3Cはシリアル/パラレル変換回路42に、それぞれ転送する。
シリアル/パラレル変換回路41は60ビットデータDSP1Cをパラレル/シリアル変換し、システムクロックに同期して時間E,F,Gにおいて、20ビットデータD1A,D1B,D1Cとして順に論理回路31に転送する。シリアル/パラレル変換回路42は40ビットデータDSP3Cをパラレル/シリアル変換し、システムクロックに同期して時間E,Fにおいて、20ビットデータD3A,D3Bとして順に論理回路32に転送する。
以上のように本変形例では、シリアル/パラレル変換回路の変換率を、各論理回路が用いるデータ領域に応じて設定し、また、ライトマスク機能を利用して、他の論理回路が用いるデータを保護している。これにより、多数の論理回路からアクセスする場合であっても、データ転送性能をおとすことなく、DRAMブロックのメモリ空間を無駄なく用いることができる。すなわち、各論理回路に対して柔軟なデータ領域の割付が、容易に実現できる。
なお、ここでは、DRAMブロックを3個の論理回路からアクセスするものとしたが、論理回路の個数は3個以外であってもかまわない。また、DRAMブロックを2個のDRAMによって構成したが、DRAMブロックの構成はこれに限られるものではなく、1個のDRAMから構成してもよいし、3個以上のDRAMから構成してもよい。
本発明によると、論理回路とメモリブロックとを有する半導体集積回路装置の面積を大幅に削減することができるので、例えばシステムLSIのチップ面積削減によるコストダウンや、性能向上に有効である。
本発明の一実施形態に係る半導体集積回路装置の構成図である。 図1のアクセス回路周辺の構成の詳細を示す図である。 図1および図2の構成の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態の変形例におけるアクセス回路周辺の構成の詳細を示す図である。 図4の構成の動作を示すタイミングチャートである。 従来の半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
11,12,13 論理回路
14 DRAMブロック
15,16 DRAM
20 アクセス回路
21,22 シリアル/パラレル変換回路
23 メモリインターフェース回路
31,32,33 論理回路
40 アクセス回路
41 第1のシリアル/パラレル変換回路
42 第2のシリアル/パラレル変換回路

Claims (4)

  1. 複数の論理回路と
    DRAMブロックと、
    前記複数の論理回路から指示を受け、時分割処理によって、前記DRAMブロックをアクセスするアクセス回路とを備え、
    前記DRAMブロックの動作クロックは、前記論理回路の動作クロックよりも、高い周波数に設定されており、
    前記DRAMブロックのデータI/Oビット数は、前記論理回路のデータI/Oビット数よりも多く、
    前記アクセス回路は、
    前記論理回路と前記DRAMブロックとの間に設けられ、前記論理回路およびDRAMブロックからの出力データを受け、そのビット数を変換して出力するシリアル/パラレル変換回路を備えている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1において、
    前記アクセス回路は、
    前記論理回路の出力データを前記DRAMブロックに書き込む場合において、当該出力データの書き込み先が書き込みアドレスにおける一部のビットであるとき、残部のビットの書き込みを防ぐライトマスクコマンドを、前記DRAMブロックに発行する
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 第1および第2の論理回路を含む複数の論理回路と、
    DRAMブロックと、
    前記複数の論理回路から指示を受け、時分割処理によって、前記DRAMブロックをアクセスするアクセス回路とを備え、
    前記アクセス回路は、
    前記第1の論理回路と前記DRAMブロックとの間に設けられ、前記第1の論理回路およびDRAMブロックからの出力データを受け、そのビット数を変換して出力する第1のシリアル/パラレル変換回路と、
    前記第2の論理回路と前記DRAMブロックとの間に設けられ、前記第2の論理回路およびDRAMブロックからの出力データを受け、そのビット数を変換して出力する第2のシリアル/パラレル変換回路とを備え、
    前記第1および第2のシリアル/パラレル変換回路は、ビット数を変換する変換率が、互いに異なっている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項1またはにおいて、
    前記DRAMブロックは、複数個のDRAMを備えている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
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