JP4005217B2 - インサート付ハニカムサンドイッチパネル及びその製造方法 - Google Patents
インサート付ハニカムサンドイッチパネル及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4005217B2 JP4005217B2 JP15324698A JP15324698A JP4005217B2 JP 4005217 B2 JP4005217 B2 JP 4005217B2 JP 15324698 A JP15324698 A JP 15324698A JP 15324698 A JP15324698 A JP 15324698A JP 4005217 B2 JP4005217 B2 JP 4005217B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insert
- skin
- honeycomb
- sandwich panel
- mounting hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、航空機や人工衛星の構造体として用いられるインサート付ハニカムサンドイッチパネル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
地球の周回軌道を回る人工衛星の構造体として用いられる部材として、アルミニュウムコアにアルミニュウムの表皮を接着したハニカムパネルがある。
このハニカムパネルは軽量であり、太陽光の反射や伝熱、電導性に優れている。人工衛星では、ハニカムパネルに対して雌ネジ部を有するインサートを埋め込み、樹脂などの充填剤を用いて固定することによりインサート付ハニカムパネルを構成し、そのインサートに対して様々な搭載機器を締結して取り付けるようになっている。
【0003】
ところで、人工衛星では、熱制御が重要な課題となる。つまり、機器で発生した熱は、機器からボルトや機器が接触しているインサートあるいはハニカム表皮を介して人工衛星の構造体に組み込まれた伝熱装置に伝わり、宇宙空間に輻射される。このように、機器からハニカム表皮に熱が伝わるときには、接触面積の大小が大きく影響するため、インサートを含むハニカムパネルには高精度の平面度が要求されている。
また、電導性においても、機器とパネルコアとの接触面積の確保は機器のアースの点でも重要となる。つまり、電導性が悪いと局所的に高い電位が発生し、これがスパークして機器の故障原因となる。
【0004】
従って、インサートとハニカムパネル表皮との平面度を確保する目的で用いられるハニカムパネルへのインサートの埋め込み方法には次のようなものがある。つまり、ハニカムパネルにインサート装着孔を穿孔し、その後、穿孔によって切除されたコア部分を除去したうえで、粘着テープを用いてインサート装着孔に装着されているインサートをハニカム表皮に対して面一として固定し、エポキシ樹脂などの充填剤をインサート装着孔内に注入して平面度を調整した後、硬化させることでインサートを固定している(例えば、特公昭63−34825号公報)。
また、インサート装着孔内に充填剤を注入した場合には重量的に重くなるのを防止するために、インサートをハニカムコアの表面にてフランジ接合させるようにした構成(例えば、特開閉4−270642号公報、特開平6−126869号公報)や、ハニカムコアの一部を押し潰してインサートの設置用台座を設け、充填剤の注入範囲を狭くした構成(例えば、特開平5−116267号公報)、さらには、ハニカムコアの内部(中間)に内皮を設けてインサートの設置用台座を形成し、充填剤の注入範囲を狭くする構成(例えば、特開平3−49940号公報)が提案されている。
さらに、上述したように、ハニカムパネルの平面度を確保するために、インサートを充填剤で固定する際にハニカムコア両面の表皮からの沈み込み量を測定し、インサートの沈み量の均一化を図るようにした構成(例えば、特開平3−272310号公報、特開平2−195005号公報)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のインサートを設けるための構成では次のような問題があった。
第1に、従来のインサートは、充填剤によりハニカムコアと表皮との間を広範囲に固定する必要があり、ハニカムパネルの重量を増大させてしまう。例えば、約4m×1m×1int程度の衛星用ハニカムパネル(約46kg)では、約400個程度の機器取付用インサート(充填剤重量;約5kg)が必要とされる。
【0006】
また、従来のインサートは、図3に示すように、インサートAに装備されている機器取付用ボス部A1がインサートAの上側フランジと同一面内に位置しているために、ハニカムパネル成形、つまり、ハニカムコアA2と表皮A3とを接着フイルムA4などで接着すると、上部に位置する表皮A3と機器取付用ボス部A1との間で面高さを専用の治具によって調整する必要がある。このため、インサートの数が多いとそれだけ調整時間も多大となり、製造コストを上げる原因となる。
【0007】
本発明の目的は、上記従来の衛星用ハニカムパネルに用いられるインサートにおける問題に鑑み、重量増加の原因となる充填剤の使用を極減させるとともに、製造に要する時間を大幅に短縮させて製造コストを低減できるインサート付ハニカムサンドイッチパネルおよびその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1記載の発明は、人工衛星などの構造体として用いられ、搭載機器を固定するインサートを取り付けたハニカムサンドイッチパネルであって、ハニカムコアと、このハニカムコアの厚さ方向の両面に接着された表皮と、この片側の表皮から上記ハニカムコアにかけて設けられた取付孔に固定されたインサートとを備え、上記インサートは、上記ハニカムコアの厚さ方向に平行する軸方向両端にフランジ部を有し、そのフランジ部の一方が上記取付孔に挿入後、軸周りに回転させると上記取付孔から抜け止めされる形状とされ、上記フランジ部の他方は上記軸周りの回転に拘わらず上記取付孔の周辺に対面する形状とされ、上記フランジ部の他方は、上記表皮と同一面となる高さを持つ機器取付面と、この機器取付面に対して上記接着層の厚さを考慮した深さを持つ段差面とが形成されていることを特徴としている。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のインサート付ハニカムサンドイッチパネルにおいて、上記インサートのフランジ部の一方は軸中心から径方向に延長された一対のリーフ状に形成されていることを特徴としている。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1記載のインサート付ハニカムサンドイッチパネルにおいて、上記インサートのフランジ部の両方には、上記表皮との接触部が形成されていることを特徴としている。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のうちの一つに記載のインサート付ハニカムサンドイッチパネルの製造方法であって、上記インサートに有するフランジ部の一方を上記インサートの取付孔に挿入後、軸周りに回転させて抜け止めした状態に維持し、定盤の上面に順次重ねられた表皮及び接着層に上記ハニカムコアを載置し、このハニカムコアと上記フランジ部の他方の段差面に接着層を配し、その上に上記インサートの取付孔を設けた表皮を載置し、この上に治具を重ね、この治具を介して一様に加圧しながら接着することを特徴としている。
【0012】
【作用】
請求項1記載の発明では、インサートのフランジ部の一方がインサート取付孔に挿入後、軸周りに回転することで抜け止めされる形状とされているので、インサートの固定のための充填剤を用いないで済む。しかも、フランジ部の他方は、表皮と同一面となる高さを持つ機器取付面を備えるとともにその面に近接する位置に段差面を備えているので、その段差面に位置する接着層を介して接合される表皮が上記記取付面と同一高さに位置付けられる。
【0013】
請求項2記載の発明では、フランジ部の一方がリーフ状に形成されているので、軸周りに回転させることで確実に抜け止めができ、充填剤を用いないでも確実にインサートの脱落を防止できる。
【0014】
請求項3記載の発明では、フランジ部が表皮に接触するようになっているので、ハニカムコアの表面と裏面との熱伝導路および電導性を確保することができる。
【0015】
請求項4記載の発明では、定盤上に表皮を置き、その上に接着層を配し、その上にハニカムコアを載置し、さらにその上に接着層を配したうえでその上に表皮を載置し、その上面に治具を載せて表皮と治具とを定盤と治具との平行度に倣って一様に加圧するので、表皮とこれに隣接するインサート表面との平行度が確保される。
【0016】
【実施例】
以下、図示実施例により、本発明の詳細を説明する。
図1は、本発明実施例によるインサート付ハニカムサンドイッチパネルを示しており、同図においてインサート付ハニカムサンドイッチパネル10は、ハニカムコア11の厚さ方向両面に位置する接着層12と、この接着層12を介してハニカムコア11と接合されるアルミニュウムなどの熱伝導性及び電導性の良好な材質からなる表皮13、14と、ハニカムコア11に形成されているインサート取付孔11A(図2参照)内に固定されたインサート15とを備えている。
インサート15は、図2に示すように、ハニカムコア11の厚さ方向に平行する軸方向両端にそれぞれフランジ部15A、15Bを備えており、そのうちの一方、図では下部に位置するフランジ部15Aは、軸中心から径方向に延長された一対のリーフ状に形成され、図2において上部に位置する他方のフランジ部15Bは、円盤状に形成されている。このため、ハニカムコア11に形成されているインサート取付孔11Aの形状もリーフ状に形成されており、これによって、一方のフランジ部15Aはインサート取付孔11A内に挿入された後、軸周りに回転されるとその取付孔11Aから抜け止めされて保持される。
【0017】
図1において、他方のフランジ部15Bは、表皮13と同一面となる高さを持つ平面で構成された機器取付面15B1を備えており、その機器取付面15B1には、機器を搭載する際に用いられるボルト締結用の雌ネジ15B2が形成されている。さらに、機器取付面15B1の周辺部は機器取付面15B1に対して接着層12の厚さを考慮した深さを持つ段差面15B3とされている。段差面15B3の一部15B4は、搭載機器の座の範囲内に全周若しくは部分的に形成され、表皮13に接触する高さを持たせた接触部とされており、この部分に対応する接着層12の位置が欠如されていることにより表皮13に接触できるようになっている。
上記接触部に関しては、一方のフランジ部15A側にも設けられている。つまり、一方のフランジ部15Aの中心部は、リーフ状の形状部から表皮14側に向け突出する凸部15A1とされており、この凸部15A1に対応する接着層12が欠如されることにより表皮14と接触できるようになっている。
【0018】
本実施例は以上のような構成であるから、インサート15がハニカムコア11のインサート取付孔11A内に挿入された後、一方のフランジ部15Aとインサート取付孔11Aとの位相を異ならせるようにインサート15を軸周りに回転させるとインサート15は抜け止めされるので、充填剤を用いないでもインサート15をハニカムコア11内に固定することができる。つまり、図1においてインサート15の上方への移動は一方のフランジ部15Aとインサート取付孔11Aとの位相の違いにより規制され、インサート15の下方への移動は表皮14に加えて他方のフランジ15Bとインサート取付孔11Aとの干渉により規制される。
また、他方のフランジ部15Bは、機器取付面15B1が表皮13と同一面となる高さに形成されているので、表皮13との平行性が確保されると共に搭載機器との接触も良好に行えるので、搭載機器に対する伝熱性及び電導性を確保することもできる。つまり、他方のフランジ部15Bには、機器取付面15B1の近傍に接着層12の厚さを考慮した段差面15B3が位置しているので、この面の接着層12の上面に位置する表皮13は、接着層12が存在していても機器取付面15B1と同一高さに位置することができ、インサート15と同一平面性を確保できる。また、機器取付面15B1と同一高さにある表皮13に対し、他方のフランジ部15Bの接触部15B4が直接当接することができるので、搭載機器に対する接触面積、換言すれば、受熱、電導面積を大きくできる。
伝熱性及び電導性に関しては、一方のフランジ部15Aにも凸部15A1が設けられているので、太陽光を受ける受熱面と太陽光を受けない放熱面との間の熱授受さらにはアース面の拡大が可能になる。
【0019】
次に、上述したインサート付ハニカムサンドイッチパネル10の製造方法について説明する。
図1において、ハニカムコア11のインサート取付孔11A内にインサート15の一方のフランジ部15Aを挿入後、そのフランジ部15Aを軸周りに回転させて抜け止めした状態を維持し、予め定盤16上に表皮14とその上面に接着層12を積層しておき、この接着層12上にハニカムコア11とインサート15を載置する。このとき、インサート15の一方のフランジ部15Aに位置する凸部15A1の部分は接着層12が切除されている。
次いで、ハニカムコア11の上に接着層12を介して表皮13が載置される。この場合には、インサート15における他方のフランジ部15Bに有する段差面15B3に接着層12が位置決めされ、この状態でその接着層12上に位置する表皮13の上面に図示しない治具を載置し、この治具と表皮14とを含む密閉空間が構成される。
密閉空間には図示されない吸気手段が接続され、この吸気手段によって空間内が真空引されると、定盤16と治具との平行度に倣って表皮13とインサート15とが一様に加圧されるので、他方のフランジ部15Bの機器取付面15B1と表皮13とが同一平面をなす。これにより、機器取付面15B1と隣り合う表皮13とが平行度を確保されるので、伝熱性及び電導性を確保するための接触面積が維持される。
【0020】
以上のような実施例によれば、インサート15、特に搭載機器との接触側となる他方のフランジ部15Bと表皮13との平行度が確保できるので、これにより電導性も確保でき、従来、接着剤により阻害される導電性を確保するために行われていた表皮同士を導電性部材により接続するような作業が不要となる。
また、表皮を接合してハニカムサンドイッチパネルを構成する作業とインサートを固定する作業とが略同時に行えるので、従来実行されていたハニカムサンドイッチパネルの形成とその後のインサート取付孔加工に加えてインサートの固定作業、つまり充填剤の注入作業及び平面度の調整作業を簡略化することができるので、加工時間の短縮化と作業の容易化を可能にできる。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、インサートのフランジ部の一方がインサート取付孔に挿入後、軸周りに回転することで抜け止めされる形状とされているので、インサートの固定のための充填剤を用いないで済む。しかも、フランジ部の他方は、表皮と同一面となる高さを持つ機器取付面を備えるとともにその面に近接する位置に段差面を備えているので、その段差面に位置する接着層を介して接合される表皮が上記記取付面と同一高さに位置付けられる。これにより、充填剤の充填作業や平面度の調整作業を不要にして作業時間を短縮するばかりでなく重量軽減が可能になる。特に、インサートの数が多くなるのに比例して長大化していた作業時間を大幅に短縮することができるインサート付ハニカムサンドイッチパネルを得ることが可能になる。
【0022】
請求項2記載の発明によれば、フランジ部の一方がリーフ状に形成されているので、軸周りに回転させることで確実に抜け止めができ、充填剤を用いないでも確実にインサートの脱落を防止できるインサート付ハニカムサンドイッチパネルを得ることが可能になる。
【0023】
請求項3記載の発明によれば、フランジ部が表皮に接触するようになっているので、ハニカムコアの表面と裏面との熱伝導路および電導性を確保することができ、放熱特性およびアース特性に優れたインサート付ハニカムサンドイッチパネルを得ることが可能になる。
【0024】
請求項4記載の発明によれば、定盤上に表皮を置き、その上に接着層を配し、その上にハニカムコアを載置し、さらにその上に接着層を配したうえでその上に表皮を載置し、その上面に治具を載せて表皮と治具とを定盤と治具との平行度に倣って一様に加圧するので、表皮とこれに隣接するインサート表面との平行度が確保することができるインサート付ハニカムサンドイッチパネルの製造方法を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例によるインサートが装着されているハニカムサンドイッチパネルの構造及びその製造過程の一部を説明するための模式図である。
【図2】図1に示したインサートの装着状態を説明するための斜視図である。
【図3】従来のインサート構造を用いたインサート付ハニカムサンドイッチパネルの構造を説明するための模式図である。
【符号の説明】
10 インサート付ハニカムサンドイッチパネル
11 ハニカムコア
11A インサート取付孔
12 接着層
13、14 表皮
15 インサート
15A 一方のフランジ部
15A1 接触部に相当する凸部
15B 他方のフランジ部
15B1 機器取付面
15B3 段差面
15B4 接触部
16 定盤
Claims (4)
- 人工衛星などの構造体として用いられ、搭載機器を固定するインサートを取り付けたハニカムサンドイッチパネルであって、
ハニカムコアと、このハニカムコアの厚さ方向の両面に接着された表皮と、この片側の表皮から上記ハニカムコアにかけて設けられた取付孔に固定されたインサートとを備え、
上記インサートは、上記ハニカムコアの厚さ方向に平行する軸方向両端にフランジ部を有し、そのフランジ部の一方が上記取付孔に挿入後、軸周りに回転させると上記取付孔から抜け止めされる形状とされ、上記フランジ部の他方は上記軸周りの回転に拘わらず上記取付孔の周辺に対面する形状とされ、
上記フランジ部の他方は、上記表皮と同一面となる高さを持つ機器取付面と、この機器取付面に対して上記接着層の厚さを考慮した深さを持つ段差面とが形成されていることを特徴とするインサート付ハニカムサンドイッチパネル。 - 請求項1記載のインサート付ハニカムサンドイッチパネルにおいて、
上記インサートのフランジ部の一方は軸中心から径方向に延長された一対のリーフ状に形成されていることを特徴とするインサート付ハニカムサンドイッチパネル。 - 請求項1記載のインサート付ハニカムサンドイッチパネルにおいて、
上記インサートのフランジ部の両方には、上記表皮との接触部が形成されていることを特徴とするインサート付ハニカムサンドイッチパネル。 - 請求項1乃至3のうちの一つに記載のインサート付ハニカムサンドイッチパネルの製造方法であって、
上記インサートに有するフランジ部の一方を上記インサートの取付孔に挿入後、軸周りに回転させて抜け止めした状態に維持し、
定盤の上面に順次重ねられた表皮及び接着層に上記ハニカムコアを載置し、このハニカムコアと上記フランジ部の他方の段差面に接着層を配し、その上に上記インサートの取付孔を設けた表皮を載置し、この上に治具を重ね、この治具を介して一様に加圧しながら接着することを特徴とするインサート付ハニカムサンドイッチパネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15324698A JP4005217B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | インサート付ハニカムサンドイッチパネル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15324698A JP4005217B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | インサート付ハニカムサンドイッチパネル及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11348154A JPH11348154A (ja) | 1999-12-21 |
JP4005217B2 true JP4005217B2 (ja) | 2007-11-07 |
Family
ID=15558266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15324698A Expired - Fee Related JP4005217B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | インサート付ハニカムサンドイッチパネル及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4005217B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006273039A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Mitsubishi Electric Corp | 機器取付インサートおよびその取付方法 |
DE102005050143B3 (de) * | 2005-10-19 | 2007-01-04 | Airbus Deutschland Gmbh | Insert für ein Sandwichbauteil mit einem Wabenkern |
AT505767B1 (de) * | 2008-03-07 | 2009-04-15 | Blum Gmbh Julius | Verfahren zum vorbereiten von leichtbauplatten fur die anschliessende befestigung von beschlagen |
JP5439963B2 (ja) * | 2009-06-12 | 2014-03-12 | 三菱電機株式会社 | ソーラーアレイパネル、ソーラーアレイパネルの補修方法 |
JP5532895B2 (ja) * | 2009-12-15 | 2014-06-25 | 横浜ゴム株式会社 | 航空機用の化粧室ユニット |
WO2013025877A1 (en) * | 2011-08-17 | 2013-02-21 | B/E Aerospace, Inc | High-strength aircraft interior panel with embedded insert |
KR101222431B1 (ko) | 2012-10-22 | 2013-01-15 | 한국항공우주연구원 | 정밀치수 제어 기반의 격자보강 복합재료 패널 제조장치 |
US9457540B2 (en) * | 2014-07-29 | 2016-10-04 | The Boeing Company | Panel-insert assembly and method |
US9284972B1 (en) | 2014-11-17 | 2016-03-15 | The Boeing Company | Panel-insert assembly and method |
US10099767B2 (en) * | 2015-08-04 | 2018-10-16 | The Boeing Company | Sandwich panel inserts and related methods |
-
1998
- 1998-06-02 JP JP15324698A patent/JP4005217B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11348154A (ja) | 1999-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4005217B2 (ja) | インサート付ハニカムサンドイッチパネル及びその製造方法 | |
US4842912A (en) | Adhesive attachment and mounting fixture | |
US6656299B1 (en) | Method and apparatus for structural repair | |
JP2007215292A (ja) | モータ用ロータの製造方法および製造装置 | |
JP6332898B2 (ja) | 穴あけ工具 | |
JP2014065484A (ja) | 翼用の可調節有効荷重の収容装置 | |
US6497082B1 (en) | Sandwich panel and method of manufacturing the sandwich panel | |
JPH07255142A (ja) | 回転電機および巻線固定方法 | |
JP5439963B2 (ja) | ソーラーアレイパネル、ソーラーアレイパネルの補修方法 | |
JPH10290088A (ja) | 電子機器用筺体およびその製造方法 | |
US7851951B2 (en) | Secondary part of a linear electrical machine, and method for its production | |
JP3827101B2 (ja) | フラットハーネス固定用クリップ及びその使用方法 | |
EP3088750B1 (en) | Systems and methods for mounting objects to a structure | |
JP3083192B2 (ja) | 冷凍冷蔵庫用ハーネス組品 | |
JPH0520528Y2 (ja) | ||
JP3840963B2 (ja) | ソーラーアレイパネル及びその製造方法 | |
JPS62247606A (ja) | 平面アンテナ | |
JPH0739336Y2 (ja) | スピンドルモータ | |
JP3732587B2 (ja) | 架台パネルの製造方法 | |
JP2000043759A (ja) | 産業車輌のカバー取付構造 | |
JPS61194754A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0733089A (ja) | 複合材一体成型主翼 | |
JP3069629B2 (ja) | リードフレームの製造方法およびこれを用いた半導体装置 | |
JPH0353063Y2 (ja) | ||
JPH0874347A (ja) | 断熱パネルの取り付け構造および断熱パネル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050602 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070821 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070823 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130831 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |