JP4004898B2 - クランプ用カバー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クランプ用カバー、さらに詳しくは、仮設の道路工事現場等において歩行者誘導のために配設されているパイプの交差部分や連結部分、或いは建築現場等において仮設工事の足場を組むために配設されているパイプの交差部分や連結部分に取り付けられているクランプに装着するためのクランプ用カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、仮設の道路工事現場等においては、歩行者誘導のためにパイプが配設されているが、縦横にパイプを交差させる場合、その交差部分にクランプが取り付けられている。また、パイプを直線状に連結する場合にも、その連結部分にクランプが取り付けられている。
さらに、建築現場等において仮設工事の足場を組むためにパイプが縦横に配設されるが、そのようなパイプの交差部分にもクランプが取り付けられている。
【0003】
このようなクランプは、締結用ボルトによってパイプに固定されるため、その締結用ボルトの頭部等の一部がクランプの外側に裸出しており、作業者や通行人が通行する際に、裸出している締結用ボルトの一部に被服等が引っ掛かり、被服の破損や怪我等が起こることがある。
【0004】
そこで、このようなことを防止して作業者や通行人の安全を図るため、上記のようなクランプに装着するクランプ用カバーが開発され、そのクランプ用カバーに関する出願も数多くなされている(実開昭62−144348号,実開昭63−89044 号等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、歩行者誘導のために上記のようなパイプが配設された仮設の道路工事現場では、夜間においてはパイプが配設された仮設道路の位置を明確に把握することができない場合があり、そのような場合には、上記のようなクランプカバーが装着されていても、夜間における安全性を確保することはできない。
【0006】
そこで、従来では、上記のような仮設の道路工事現場での夜間における安全性を確保するため、多数の小さい電球を合成樹脂製チューブ内にほぼ等間隔に配置して構成された点灯用長尺体がパイプに沿って配設され、その点灯用長尺体のチューブ内の小電球を点灯させることにより夜間の安全が図られている。
【0007】
しかし、このような点灯用長尺体をパイプに沿って配設するためには、たとえばその点灯用長尺体をパイプに巻き付ける等の煩雑な作業が必要となる。
また、パイプに巻き付けるとしても、点灯用長尺体はチューブ内に電球が挿着されて構成されているので、緊締状態に巻き付けることはできず、ある程度弛ませて巻き付けられることとなる。
そのような場合、点灯用長尺体は単に弛ませてパイプに巻き付けられているだけであるため、点灯用長尺体は垂れ下がった状態となり易く、歩行者が歩行する際に足等に引っ掛かるおそれがある。
【0008】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、クランプをカバーして保護する機能を有するのみならず、夜間の安全を確保すべく電球を点灯させる点灯用長尺体を垂れ下がった状態とさせず、従って歩行者が歩行する際に足等に引っ掛かるおそれを生じさせず、しかも点灯用長尺体をパイプに沿って配設する作業を非常に容易に且つワンタッチで行うことのできるクランプ用カバーを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような課題を解決するためにされたもので、その課題を解決するための手段は、カバー本体1にパイプ受部2を有するクランプ用カバーであって、前記パイプ受部2に嵌入されるパイプ17に沿って工事現場に配設される点灯用長尺体22を保持するための保持手段が、前記カバー本体1に設けられていることである。
【0010】
点灯用長尺体22を保持するための保持手段としては、たとえば、カバー本体1に外側切込部11a と内側切込部11b を形成し、該外側切込部11a と内側切込部11b で包囲される部分に形成された外側係止片12a と、前記内側切込部11b でのみ包囲される部分に形成された内側係止片12b とをカバー本体1の外側に略人文字状に突出するように撓ませ、該突出する外側係止片12a 及び内側係止片12b と、カバー本体1との間で点灯用長尺体22を保持する手段が採用される。
【0011】
カバー本体1は、主として2分割された分割体1a,1b からなるものが採用される。
【0012】
カバー本体1の形状としては、たとえばカバー本体1の平面視において、中央部分が最も幅広に形成されているとともに、分割体1a,1b の外輪線5a,5b が、外側にいくにつれて幅が徐々に狭くなるようなテーパ状に形成され、且つカバー本体1の側面視において、ほぼ中間部に括れ部7,7が形成され、該括れ部7の上部の外輪線6a,6a が上側にいくほど徐々に幅広となるような緩やかなテーパ状に形成され、括れ部7の下部の外輪線6b,6b が、下側にいくほど徐々に幅広となるような緩やかなテーパ状に形成されているような形状が採用される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面に従って説明する。
【0014】
図1乃至図6において、1はクランプ用カバーのカバー本体で、全体が可撓性を有する合成樹脂からなり、正面視における外輪線4は、図1に示すように略楕円形状に形成されている。
【0015】
そして、このカバー本体1は、2分割された分割体1a,1b からなり、中央より下側に偏心した位置には、パイプ受部2となる円形の孔が穿設されている。
【0016】
このパイプ受部2は、2つの分割体1a,1b が合体した状態で円形状のものであるが、それぞれの分割体1a,1b には半円状の状態で形成されている。
【0017】
そして、この分割体1a,1b は、図7や図8に示すようにヒンジ部3を中心として回動自在とされ、両ヒンジ部3が外向きに回転されることでパイプ受部2が開放状態となり、後述するようにパイプが挿入可能となる。
【0018】
カバー本体1の平面視においては、図2に示すように、両分割体1a,1b の連結部分の位置が最も幅広に形成されており、それぞれの分割体1a,1b の外輪線5a,5b は、外側(端部側)にいくにつれて幅が徐々に狭くなるようなテーパ状に形成されている。
【0019】
カバー本体1の側面視においては、図3及び図4に示すように、中間部やや下側に括れ部7,7が形成され、その括れ部7の上部の外輪線6a,6a は、上側にいくほど徐々に幅広となるような緩やかなテーパ状に形成され、括れ部7の下部の外輪線6b,6b は、下側にいくほど徐々に幅広となるような緩やかなテーパ状に形成されている。
【0020】
また、上部の外輪線6a,6a の上側の外輪線6c,6c は、徐々に幅狭となるような円弧状に形成されている。
【0021】
8は、両分割体1a,1b を連結している連結片であり、カバー本体1の頂部で前記ヒンジ部3,3の間に設けられている。そして、ヒンジ部3を中心に両分割体1a,1b を回動させる際に前記連結片8の逃げ部分となる段部9が、一方の分割体1aの上部に形成されている。また、連結片8の両側には隙間10,10 が形成され、この隙間によって両分割体1a,1b の回動時に連結片8が屈曲可能となる。
【0022】
他方の分割体1bの一方の側面側には、略U字状の外側切込部11a が形成され、その外側切込部11a の内側に、下側が開口する細長い略コ字状の内側切込部11b が形成されている。
【0023】
そして、このような両切込部11a,11b で包囲される部分、より具体的には、外側切込部11a と内側切込部11b で包囲される部分は、略U字状の外側係止片12a として形成され、内側切込部11b でのみ包囲される部分は、細長長方形状の内側係止片12b として形成されている。
【0024】
さらに、一方の分割体1aの下部の両側には、それぞれ挿入片13,13 が形成され、他方の分割体1bの下部の両側には、前記挿入片13,13 が挿入される挿入凹部14が形成されている。
【0025】
そして、この挿入片13が挿入凹部14内に挿入され、挿入片13の先端が挿入凹部14の開口端縁に係止されることで、両分割体1a,1b の不用意な回動が禁止されることとなる。15は、前記パイプ受部2の周縁に形成された突出部である。
【0026】
上記のような構成からなるクランプ用カバー16は、上記図1乃至図6では両分割体1a,1b を合体させた状態で図示しているが、不使用時においては図8に示すように両分割体1a,1b を180 度の角度をなすように展開させた状態で保管される。ちなみに、成形直後のクランプ用カバー16は、図8に示すように180 度の角度をなすように展開させた状態となっており、これを図7に示すようにヒンジ部3を中心として内側に回動させて、図1乃至図6のように両分割体1a,1b を合体させることが可能となる。
【0027】
さらに輸送時においては、上記のように180 度の角度をなすように展開させた状態のクランプ用カバー16が多数個積み重ねられて輸送車等に積載されて輸送される。
【0028】
この場合において、カバー本体1は、その平面視において、両分割体1a,1b の連結部分の位置が最も幅広に形成されているとともに、該分割体1a,1b の外輪線5a,5b が、外側にいくにつれて幅が徐々に狭くなるようなテーパ状に形成され、且つその側面視において、ほぼ中間部に括れ部7,7が形成され、該括れ部7の上部の外輪線6a,6a が上側にいくほど徐々に幅広となるような緩やかなテーパ状に形成され、括れ部7の下部の外輪線6b,6b が、下側にいくほど徐々に幅広となるような緩やかなテーパ状に形成されているため、上記のように180 度の角度をなすように展開させた状態のクランプ用カバー16が多数個積み重ね合わせる際に、相互に嵌合し易い形状となり、従って多数のクランプ用カバーを嵩張らせることなく重ね合わせることができるという効果が得られる。
【0029】
次に、上記のようなクランプ用カバー16を使用する場合には、図9の2点鎖線で示すように、パイプ17をいずれか一方の分割体(図9では分割体1b)の半円状のパイプ受部2内に収容した後、両分割体1a,1b を内側に回動させ、両分割体1a,1b 間を閉塞状態とする。これによって、図10に示すように、パイプ17に装着されていたクランプ18や締結ボルト19が、クランプ用カバー16によってカバーされることとなる。
【0030】
また、一方の分割体1aの挿入片13を他方の分割体1bの挿入凹部14内に挿入し、挿入片13の先端を挿入凹部14の開口端縁に係止させることで、合体した両分割体1a,1b の不用意な離脱が禁止されることとなる。
【0031】
ところで、歩行者誘導のために上記のようなパイプが配設された仮設の道路工事現場では、夜間においてはパイプが配設された仮設道路の位置を明確にするために、多数の小さい電球を合成樹脂製チューブ内にほぼ等間隔に配置して構成された点灯用長尺体がパイプに沿って配設されるが、本実施形態のクランプ用カバー16は、上記のようなクランプ18や締結ボルト19をカバーする機能のみならず、点灯用長尺体を保持する機能をも有する。
【0032】
すなわち、図11乃至図13に示すように、カバー本体1の他方の分割体1bの側面側に形成された外側切込部11a を介して外側係止片12a を外向き且つ上向きに付勢させ、さらに内側切込部11b を介して内側係止片12b を下向きに付勢させ、外側係止片12a の付勢によって開口された開口部20の下端周縁21の近辺に係止する。より具体的には、内側係止片12b の先端には突起23が外向きに形成されているとともに、開口部20の下端周縁21の直下の内面側には突起24が内向きに形成されており、その両突起23,24 を係合させることにより内側係止片12b が係止されることとなるのである。
【0033】
これによって、図12及び図13に示すように、点灯用長尺体22が外側係止片12a と内側係止片12b との間で挟持される。この結果、点灯用長尺体22は不用意に垂れ下がることなく、上記クランプ用カバー16で保持されることとなるのである。
【0034】
この場合において、カバー本体1は、全体が可撓性を有する合成樹脂で構成されているため、外側係止片12a 及び内側係止片12b の双方ともに容易に付勢させることができるのである。
【0035】
尚、上記実施形態では、その平面視において、カバー本体1の両分割体1a,1b の連結部分の位置が最も幅広に形成されているとともに、該分割体1a,1b の外輪線5a,5b が、外側にいくにつれて幅が徐々に狭くなるようなテーパ状に形成され、且つその側面視において、ほぼ中間部に括れ部7,7が形成され、該括れ部7の上部の外輪線6a,6a が上側にいくほど徐々に幅広となるような緩やかなテーパ状に形成され、括れ部7の下部の外輪線6b,6b が、下側にいくほど徐々に幅広となるような緩やかなテーパ状に形成されていたため、同じ形状の2以上のクランプ用カバーを重ね合わせる際に、相互に嵌合し易い形状となり、従って複数のクランプ用カバーを嵩張らせることなく重ね合わせることができるという好ましい効果が得られたが、カバー本体1の形状は該実施形態に限定されるものでない。
【0036】
また、該実施形態では、カバー本体1が合成樹脂で構成されていたが、カバー本体1の材質も該実施形態に限定されるものではない。
【0037】
ただし、上記のような外側係止片12a と内側係止片12b とを撓ませて点灯用長尺体を係止する場合には、カバー本体1は可撓性材料で構成されている必要がある。
【0038】
さらに、上記実施形態では、点灯用長尺体を保持させる外側係止片12a と内側係止片12b とが、カバー本体1の一方の側面側にのみ形成されていたが、これらの外側係止片12a と内側係止片12b は、カバー本体1の両方の側面側に形成されていてもよい。この場合には、2本の点灯用長尺体をカバー本体1の両側面側でそれぞれ保持させることが可能となる。
また、外側係止片12a と内側係止片12b は、カバー本体1の側面側に限らず、たとえば上面側に形成することも可能であり、外側係止片12a と内側係止片12b が形成される位置は限定されるものではない。
【0039】
さらに、上記実施形態では、カバー本体1に略U字状の切込部11a を形成するとともに、その内側に、下側が開口する細長い略コ字状の切込部11b を形成し、これらの切込部11a,11b で包囲される部分に略U字状の外側係止片12a と細長長方形状の内側係止片12b として形成し、これらの外側係止片12a と内側係止片12b とを撓ませて点灯用長尺体を係止することにより点灯用長尺体を保持させたが、点灯用長尺体を保持させるための手段は該実施形態に限定されるものでなく、他の手段であってもよい。
【0040】
さらに、上記実施形態では、一方の分割体1aの下部に挿入片13,13 を形成し、他方の分割体1bの下部に該挿入片13,13 が挿入される挿入凹部14を形成し、係止されるような状態で該挿入片13,13 を挿入凹部14に挿入するようにしたため、両分割体1a,1b の不用意な分離を好適に防止できるという好ましい効果が得られたが、そのような挿入片13や挿入凹部14を形成することは本発明に必須の条件ではない。
【0041】
さらに、上記実施形態では、ヒンジ部3を中心に両分割体1a,1b を回動させる際に連結片8の逃げ部分となる段部9を分割体1aの上部に形成したため、連結片8は段部9に沿って該段部9内に屈曲した状態で好適に収納されるという好ましい効果が得られたが、このような段部9を形成することは本発明に必須の条件ではない。
その他の細部の構造については、任意に設計変更することが可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、カバー本体にパイプ受部を有するクランプ用カバーであって、前記パイプ受部に嵌入されるパイプに沿って工事現場に配設される点灯用長尺体を保持するための保持手段をカバー本体に設けたため、仮設の道路工事現場等で、従来のようにパイプに巻き付けるような煩雑な作業を伴うことなく、点灯用長尺体をカバー本体に保持させるという簡単な作業で歩行誘導用のパイプに沿って点灯用長尺体を配設させることができるという効果がある。
【0043】
その結果、単にクランプや締結ボルトをカバーする保護機能を有するのみならず、点灯用長尺体の着脱を容易にすることができるという、従来に比べてより機能性の高いクランプ用カバーを提供することができるという効果がある。
【0044】
特に、カバー本体に略U字状の切込部を形成するとともに、その内側に、下側が開口する細長い略コ字状の切込部を形成し、これらの切込部で包囲される部分に略U字状の外側係止片と細長長方形状の内側係止片を形成し、これらの外側係止片と内側係止片とを撓ませるとともに、これら外側係止片及び内側係止片を撓ませる際に形成される開口部の端縁近辺に内側係止片を係止し、これらの外側係止片及び内側係止片と、カバー本体間で点灯用長尺体を保持させた場合には、カバー本体自体を構成している一部の部材の付勢力によって点灯用長尺体を保持させることができるので、きわめて簡易且つワンタッチの作業で点灯用長尺体を保持させることが可能となり、その作業が、点灯用長尺体をパイプに巻き付けていた従来に比べて著しく容易になるという効果がある。
また、点灯用長尺体を保持する外側係止片や内側係止片は、カバー本体の一部を構成しているものであるので、保持のための部材を別途準備し或いは取り付ける必要がなく、製造コストが増大することもない。
【0045】
しかも、上記のような外側係止片と内側係止片とは、上記のような切込部をカバー本体に形成するだけで自動的に形成されることとなるので、これら外側係止片及び内側係止片も簡単に形成することができ、構造が複雑になることもないという効果がある。
【0046】
さらに、カバー本体の平面視において、両分割体の連結部分が最も幅広に形成されているとともに、分割体の外輪線が、外側にいくにつれて幅が徐々に狭くなるようなテーパ状に形成され、且つカバー本体の側面視において、ほぼ中間部に括れ部が形成され、該括れ部の上部の外輪線が上側にいくほど徐々に幅広となるような緩やかなテーパ状に形成され、括れ部の下部の外輪線が、下側にいくほど徐々に幅広となるような緩やかなテーパ状に形成されている場合には、同じ形状の2以上のクランプ用カバーを重ね合わせる際に、相互に嵌合し易い形状となり、従って複数のクランプ用カバーを嵩張らせることなく重ね合わせることができ、搬送等の際にスペースをとることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のクランプ用カバーの正面図。
【図2】同平面図。
【図3】同右側面図。
【図4】同左側面図。
【図5】同底面図。
【図6】図2のA−A線断面図。
【図7】半割体を回動させた状態の概略正面図。
【図8】半割体を全開の状態に回動させた状態の概略正面図。
【図9】パイプを挿入する状態の概略正面図。
【図10】クランプをカバーした状態の概略正面図。
【図11】外側係止片及び内側係止片を付勢させた状態のクランプ用カバーの側面図。
【図12】同付勢状態のクランプ用カバーの正面図。
【図13】同付勢状態の要部拡大斜視図。
【符号の説明】
1…カバー本体 1a,1b …分割体
2…パイプ受部 5a,5b …外輪線
6a,6a …外輪線 6b,6b…外輪線
11a,11b …切込部 12a …外側係止片
12b …内側係止片

Claims (4)

  1. カバー本体(1) にパイプ受部(2) を有するクランプ用カバーであって、前記パイプ受部(2) に嵌入されるパイプ(17)に沿って工事現場に配設される点灯用長尺体(22)を保持するための保持手段が、前記カバー本体(1) に設けられていることを特徴とするクランプ用カバー。
  2. 点灯用長尺体(22)を保持するための保持手段が、カバー本体(1) に外側切込部(11a) と内側切込部(11b) を形成し、該外側切込部(11a) と内側切込部(11b) で包囲される部分に形成された外側係止片(12a) と、前記内側切込部(11b) でのみ包囲される部分に形成された内側係止片(12b) とをカバー本体(1) の外側に略人文字状に突出するように撓ませ、該突出する外側係止片(12a) 及び内側係止片(12b) と、カバー本体(1) との間で前記点灯用長尺体(22)を保持する手段である請求項1記載のクランプ用カバー。
  3. カバー本体(1) が可撓性素材で構成されてなるとともに、該カバー本体(1) の側面側に外側切込部(11a) と内側切込部(11b) が形成され、該外側切込部(11a) と内側切込部(11b) で包囲される部分が外側係止片(12a) として形成され、内側切込部(11b) でのみ包囲される部分が内側係止片(12b) として形成され、前記外側係止片(12a) をカバー本体(1) の外側に撓ませるとともに、前記内側係止片(12b) を外側係止片(12a) に対して撓ませ、前記外側係止片(12a) を撓ませることによってカバー本体(1) に形成される開口部(20)の周縁部(21)の近辺に前記内側係止片(12b) を係止させ、それによってカバー本体(1) の外側に略人文字状に突出する外側係止片(12a) 及び内側係止片(12b) と、カバー本体(1) との間で点灯用長尺体(22)を保持する構成にしてなる請求項1記載のクランプ用カバー。
  4. カバー本体(1)が、2分割された分割体(1a),(1b) からなり、且つ該カバー本体(1) の平面視において前記両分割体(1a),(1b) の連結部分が最も幅広に形成されているとともに、前記分割体(1a),(1b) の外輪線(5a),(5b) が、外側にいくにつれて幅が徐々に狭くなるようなテーパ状に形成され、しかも前記カバー本体(1) の側面視において、ほぼ中間部に括れ部(7),(7) が形成され、該括れ部(7) の上部の外輪線(6a),(6a) が上側にいくほど徐々に幅広となるような緩やかなテーパ状に形成され、括れ部(7) の下部の外輪線(6b),(6b) が、下側にいくほど徐々に幅広となるような緩やかなテーパ状に形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載のクランプ用カバー。
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