JP4003496B2 - ブレード部材の取り付け構造並びにそれを用いた現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に電子写真方式等を利用したプリンタ、複写機、ファクシミリ、それらを兼備する複合機等の画像形成装置において使用するブレード部材の取り付け構造、並びにその構造を用いた現像装置及び画像形成装置に係り、特に、ブレード部材の支持部材の折り曲げ部付近で発生する隙間からの現像剤の漏れをより確実に防止できる当該ブレード部材の取り付け構造等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像形成装置では、帯電装置により一様に帯電される感光体等の像担持体に画像情報に応じた露光を行って静電潜像を形成し、その潜像を現像装置から供給される現像剤により現像して現像像とした後、その現像像を記録用紙等の記録媒体に直接又は中間転写体を介して転写して定着することにより画像形成が行われている。
【0003】
そして、このような画像形成装置においては、その現像装置として、一般に容器状の本体に収容されている現像剤を回転する現像ロールに供給し、その現像ロールに供給される現像剤の通過量を当該ロール等に当接又は近接させた状態で配置するブレード部材を備えたものが使用されている。
【0004】
上記ブレード部材100は、ゴム等の板状の部材からなるものであり、図17に例示するように、折り曲げ部101を有する板状の支持部材(金属板など)102の一端に取り付けて支持され、その支持部材102の折り曲げ部101を含む部位を本体200の取り付け部位に対して発泡ウレタン等の弾性シール部材103を介在させかつ圧縮変形させた状態で取り付けられていることが多い。支持部材102の本体200への固定はネジ止め等の手段により行われている。
【0005】
このように取り付けられるブレード部材100は、その先端部100aが現像ロール表面に当接又は近接した状態となるように設置され、これにより現像ロールに供給される現像剤の通過量をそのロール表面とブレード部材の先端部との間に形成される間隙でもって規制するようになっている。また、この取り付け構造により、ブレード部材100の支持部材102と本体100との間は、弾性シール部材103が圧縮変形した状態で介在することになるため、その間隙がシール部材103でふさがれて当該間隙を通して現像剤が漏れ出ることを防止するようになっている。
【0006】
また、画像形成装置においては、現像装置のブレード部材のほかに、例えば像担持体をはじめ各種ロールやベルト等の回転体に付着する現像剤を除去するために当該回転体に当接させるブレード部材を使用していることが多く、この種のブレード部材の取り付けについても上記した現像装置におけるブレード部材の取り付け構造を同様に適用している場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなブレード部材の取り付け構造にあっては、図17に例示するように、その支持部材102、弾性シール部材103等の部品のばらつきや組み立て作業のばらつき等により、支持部材102の折り曲げ部101を含む部位とシール部材103との間やその折り曲げ部101を含む部位におけるシール部材103と本体200の取り付け部位との間に不測の(無用な)隙間105(主に前者の間における隙間)が発生し、かかる隙間105から現像剤が漏れてしまうという問題がある。複数のシール部材103を組み合わせて使用した場合には、そのシール部材どうし間に不測の隙間105が発生することもある(同図c)。図aは1つの弾性シール部材を使用した場合について、同図b,cは2つの弾性シール103A,103Bを組み合わせて使用した場合についてそれぞれ図示している。
【0008】
また、このような支持部材102の折り曲げ部101を含む部位に発生しやすい隙間105は、弾性シール部材103そのものの寸法形状のばらつきの他そのシール部材103を配置する位置がずれることで発生したり、あるいは、組み立て時にシール部材103に加わる力の向き等によりシール部材103が予期せぬ状態に圧縮変形することで発生することもある。さらに、使用時において弾性ブレード部材103から支持部材に伝達されて加わる力によっても、シール部材103が予期せぬ状態に変形して発生することもある。
【0009】
ちなみに、特開平8−211800号公報には、ブレード部材の支持部材の元部部分に厚さ方向に面取りした面取り部を設けるブレード部材やそれを用いた画像形成装置等が示されている。しかし、この公報に開示の技術は、あくまでシール部材の材質の選択範囲を拡大し、支持部材の元部部分とシール部材との間における隙間の発生を防止して、その支持部材の元部部分におけるシール性を向上できるという効果が得られるに止まるものであり、前記したような部品のばらつきや組み立て作業のばらつき等の要因によって支持部材の折り曲げ部付近で発生する隙間から現像剤が漏れることを防止できる有効な解決手段にはなり得ない。
【0010】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、その主な目的とするところは、部品のばらつきや組み立て作業のばらつき等があっても、ブレード部材の支持部材の折り曲げ部を含む部位等において不測の隙間が発生せず、かかる隙間からの現像剤漏れを確実に防止することが可能なブレード部材の取り付け構造並びにそれを用いた現像装置及び画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成し得る本発明(第1発明)のブレード部材の取り付け構造は、折り曲げ部を有する板状の支持部材の一端に支持され、現像剤に触れるブレード部材を、その支持部材の折り曲げ部を含む部位を取り付け対象構造体に対して弾性シール部材を介在させかつ圧縮変形させた状態で取り付けるブレード部材の取り付け構造を前提とし、前記支持部材の折り曲げ部の前記弾性シール部材と接する部位の一部に開口部又は凹部を設けることを特徴とするものである。
【0012】
上記開口部は、支持部材の厚み方向に貫通した状態のものである。上記凹部は、支持部材の厚み方向に陥没した状態のものである。この開口部と凹部は、圧縮変形する弾性シール部材の一部が少なくともその開口部や凹部の内部側に入り込む状態が発生し得る程度の開口形状や開口面積(凹部にあってはその深さ)になるよう設定することが重要である。凹部は、例えば、板状の支持部材を絞り加工して形成したり、あるいは、支持部材の厚さ方向に陥没するような切削加工や成形加工を施して形成される。開口部の場合には、この弾性シール部材の一部がその開口内部側に入り込んだ状態を視認して確認できるため有利である。なお、支持部材はネジ止め、接着等による固定手段により取り付け対象構造体に最終的に取り付けられる。支持部材の折り曲げ部は、複数あってもよく、その折り曲げ角度等については特に制約されない。
【0013】
この第1発明の取り付け構造によれば、ブレード部材の支持部材を取り付け対象構造体に弾性シール部材を介して取り付けた場合、特に支持部材の折り曲げ部を含む部位において圧縮変形している弾性シール部材の一部が開口部又は凹部に入り込むような状態におかれる。これにより、特にその折り曲げ部を含む部位に対して弾性シール部材が密接した状態に存在するようになり(この際、弾性シール部材は取り付け対象構造体にも良好に密接した状態となる)、かかる部位に不測の隙間が発生しにくくなる。
【0014】
また、上記目的を達成し得る本発明(第2発明)のブレード部材の取り付け構造は、第1発明で前提とする前記取り付け構造において、前記弾性シール部材として、前記支持部材の折り曲げ部付近で互いに2以上の面を当接させた状態となるように配置する複数の多面体で構成される組み合わせシール部材を使用することを特徴とするものである。
【0015】
上記組み合わせシール部材を構成する多面体は、互いに当接させる2以上の面を有するものであれば、その面の総数については特に制約されない。当接させる2以上の面は、少なくとも連続して隣り合う面どうしであることが好ましい。
【0016】
この第2発明の取り付け構造によれば、ブレード部材の支持部材を取り付け対象構造体にその組み合わせシール部材からなる弾性シール部材を介して取り付けた場合、特に支持部材の折り曲げ部を含む部位において弾性シールが予期せぬ状態に圧縮変形したとしても、その組み合わせシール部材どうしが2以上の面で当接した状態にあるため、そのシール部材どうし間において隙間がほとんど発生しなくなる。また、その組み合わせシール部材どうしが異なる方向の弾力(反力)をもつため、少なくとも1以上の組み合わせシール部材は支持部材に密接した状態に置かれるようになる。これにより、特にその折り曲げ部を含む部位に対して弾性シール部材が密接した状態に存在するようになり(この際、弾性シール部材は取り付け対象構造体にも良好に密接した状態となる)、かかる部位に不測の隙間が発生しにくくなる。
【0017】
さらに、上記目的を達成し得る本発明(第3発明)に係るブレード部材の取り付け構造は、第1発明で前提とする前記取り付け構造において、第2発明における組み合わせシール部材を使用するとともに、第1発明における開口部又は凹部を設けることを特徴とするものである。
【0018】
この第3発明の取り付け構造によれば、前記した第1発明による作用効果と第2発明による作用効果が同時に得られるようになる。これにより、その折り曲げ部を含む部位と取り付け対象構造体に弾性シール部材が最も良好に密接した状態で存在するようになり、かかる部位に不測の隙間が発生しにくくなる。
【0019】
以上のような第1発明、第2発明及び第3発明の各ブレード取り付け構造は、現像ロールに供給される現像剤の通過を規制するブレード部材を備えた現像装置における当該ブレード部材の取り付け構造として適宜選択して適用することが好ましい。この場合、取り付け対象構造体は、現像装置の本体における所定の部位となる。現像剤は、例えば一成分現像剤又は二成分現像剤である。
【0020】
また、第1発明、第2発明及び第3発明のブレード取り付け構造は、現像剤からなる画像を形成し、回転体に付着する現像剤を除去するブレード部材を備えた画像形成装置における当該ブレード部材の取り付け構造として適宜選択して適用することが好ましい。この場合、取り付け対象構造体は、画像形成装置の本体における所定の部位となる。回転体は、ドラム形態、ロール形態、ベルト形態のいずれであってもよい。また、この画像形成装置の現像装置として上記取り付け構造を適用した現像装置を併用してもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図2〜図5は、本発明の実施の形態1に係るブレード部材の取り付け構造、現像装置及び画像形成を示すものである。このうち図2は画像形成装置を示す概略構成図、図3は現像装置を含むプロセスカートリッジを示す概略断面図、図4は感光ドラムのクリーニングブレードの取り付け構造を示す要部断面図、図5は現像ロールの層規制ブレードの取り付け構造を示す要部断面図である。
【0022】
画像形成装置1はレーザープリンタ等であり、図2に示すように、その本体10内に感光ドラム11が回転可能に設置されており、その感光ドラム11の周囲にロール式の帯電装置12、レーザビーム式の露光装置13、一成分現像方式の現像装置2、ロール式の転写装置14、ブレード式のクリーニング装置15等がこの順に配置されている。また、本体10内には、感光ドラム11と転写装置15の間の転写部位に搬送する記録用紙Pを収容して1枚ずつ供給する図示しない給紙装置や、その転写部位でトナー像が転写された記録用紙Pを通過させて定着処理を行う、加熱ロール16a及び加圧ロール16bからなる定着装置16が設置されている。特に、この画像形成装置1では、感光ドラム11、帯電装置12、現像装置2及びクリーニング装置15が一体化されて本体10に対して着脱可能に装着されるプロセスカートリッジ5として構成されている。図2中の符号17は記録用紙Pを所定のタイミングで転写部位にむけて送り出すレジストロール、18は用紙搬送ガイド板、50はクリーニングブレード、矢付き一点破線は記録用紙Pの搬送経路を示す。
【0023】
このような画像形成装置では次のようにして画像の形成が行われる。
【0024】
まず、矢印方向に回転する感光ドラム11の外周面が帯電装置12により一様に帯電された後、その帯電された外周面に露光装置13により外部機器(原稿読み取り装置、ホストコンピュータなど)から入力される画像情報に基づいて変調されたレーザビーム光(LB)が照射されて静電潜像が形成される。ついで、その静電潜像が現像装置2から供給される一成分現像剤(磁性一成分トナー)により現像されてトナー像とされる。この感光ドラム11上のトナー像は、このトナー像形成タイミングに合わせて転写部位に供給される記録用紙Pに転写装置14により静電的に転写される。この転写後の感光ドラム11の外周面はクリーニング装置15のクリーニングブレード50により残留トナーが除去されて清掃される。また、トナー像が転写された記録用紙Pは、定着装置16の加熱ロール16aと加圧ロール16bの圧接部に送り込まれて加熱加圧されることによりそのトナー像が用紙上に定着される。この定着後の記録用紙Pは、定着装置16を抜け出た後に本体10の外部に排出される。
【0025】
また、この画像形成装置1に使用される現像装置2は、以下のような構成になっている。
【0026】
すなわち、現像装置2は、図2や図3等に示すように、磁性一成分トナーGを収容する容器形態の本体20を備えており、その本体20の前記感光ドラム11の現像すべき領域と対向する部位に形成される開口部に現像ロール21が配置されている。本体20は、合成樹脂等により形成されている。現像ロール21は、アルミニウム等の非磁性材料で形成されて矢印方向に回転する円筒状のスリーブ22と、このスリーブ22の中空部に複数の磁極が磁化されて固定設置された磁石ロール23とで構成されている。また、その本体20には、一成分トナーGを回転して攪拌搬送する攪拌搬送部材(アジテータなど)25a、25bや、攪拌搬送部材25で攪拌搬送される一成分トナーGを回転して現像ロール21側に供給する供給部材26や、現像ロール21の表面に供給される一成分トナーGの層厚を規制するように先端部30a側がそのロール表面の軸方向にわたって当接する板状の層規制ブレード30が設置されている。
【0027】
この現像装置2による現像は次のようにして行われる。
【0028】
まず、本体20内の一成分トナーGが矢印方向に回転する攪拌搬送部材25a、25bにより攪拌搬送され、矢印方向に回転する供給部材26により現像ロール21であるスリーブ22の外周面に供給されて磁石ロール23の磁極の磁力により吸着担持される。次に、スリーブ22上の一成分トナーGは、層規制ブレード27のスリーブ表面との当接部を通過する際にその通過量が規制されるとともに摩擦帯電されることにより薄層状に担持された状態となり、その後、スリーブ22の回転にともなって感光ドラム11と対向する現像領域まで搬送される。現像領域ではスリーブ22上のトナーの一部が感光ドラム11の静電潜像に付着し、これにより現像が行われる。この現像に供されなかった残りのトナーは本体20内に戻されて再利用される。
【0029】
そして、この画像形成装置1では、現像装置2における層規制ブレード30の取り付け構造として以下の構成のものを採用している。
【0030】
まず、ウレタンゴム等からなる板状の層規制ブレード30は、図5や図6等に示すように、細長い板部材を長手方向のほぼ中央部でほぼ直角に折り曲げて断面L字形状にした支持プレート32の一端に取り付けられて支持されており、その折り曲げ部32aを有する支持プレート32の両端部が本体20の取り付け部位20aに発泡ウレタン等からなる1枚構成のシール部材35を介在させた状態で取り付けられている。シール部材35は、図6aに示すように支持プレート32の長手方向にほぼ等しい長さからなる細長い板状の本体部分35aと、その本体部分35aの両端部付近に2つの突出部35bを形成した形態のものである。
【0031】
しかも、上記支持プレート32としては、その折り曲げ部32aの両端部であってシール部材35(突出部35bの根元付近)と接する部位の一部に開口部40、41を設けたものを使用している。開口部40、41は、支持プレート32の折り曲げ部32aにおける曲面部にわたって開口形状が四角形となる貫通孔として形成されている。また、開口部40、41は、図7aに示すように、層規制ブレード30の長手方向の両端部30a,30bと一部が重なり合い、その残りの一部がその両端部30a,30bよりも外側となる位置関係で存在するように形成されている。
【0032】
この実施の形態1では、層規制ブレード30として、厚さが約1.8mm、長手方向の幅が303mm、長手方向と直交する方向の長さが13mm、支持プレート32から突出する長さ18mmのものを使用した。支持プレート32としては、厚さが1.6mm、長手方向の幅が339mm、長手方向と直交する方向の全長が18mm、ブレード30を固定する側の面の長さが8mmのものを使用した。ブレード30はネジにより支持プレート32の折り曲げ片面に固定している。シール部材35としては、片面に両面粘着テープが付された厚さ4mmの発泡ウレタンを使用した。このシール部材35は、あらかじめ本体の取り付け部位20aの形状に追従したような形状に成形しておいてもよい。
【0033】
開口部40、41としては、支持プレート32の長手方向の幅Wが6mm、その長手方向と直交する方向の内面側長さが6mmからなる平面四角形のものであって、ブレード30の端部との重なり合う幅が2mmのものを形成した。本体20の取り付け部位20aは、支持プレート32の折り曲げ部32aの曲げ角度にほぼ相応した角部を有し、シール部材35が収まる程度の凹部が形成された部位として構成されている。図6aの符号33は、支持プレートを本体20に固定して取り付けるためのネジ34を通す孔である。
【0034】
この層規制ブレード30の取り付けは以下のように行われる。
【0035】
図1aに示すように、本体20の取り付け部位20aにシール部材35をあらかじめ仮接着した状態にしておいた後、ブレード30を取り付けた支持プレート32を本体20の取り付け部位20aに押し当てる。この際、支持プレート32の折り曲げ部32aが取り付け部位20aの角部にシール部材35を介して20bに位置するような状態で押し当てる。次いで、図1bや図5に示すように、この状態を保持したままでねじ34を支持プレート32のねじ通し孔33を通して取り付け部位20aのネジ孔に締め付けることにより固定する。これにより取り付けが完了する。
【0036】
このような取り付けを行うことにより、シール部材35が圧縮変形した状態となり、支持プレート32の内面と取り付け部位20aの双方に密接した状態となる。そして、この際、圧縮変形したシール部材35のうち支持プレート32の開口部40、41と対峙する部分35aが、図1bに示すように、その開口部40,41の内部に入り込む(又は開口部から浮き出る)ような状態となる。この様子は、開口部40、41の外側から目視して確認することができる。これにより、支持プレート32の折り曲げ部32aを含む部位において、シール部材35が支持プレート32の内面の当該部位と取り付け部位20aの角度20bを含む部位の双方に密接した状態となる。
【0037】
この結果、特に支持プレート32の折り曲げ部32aを含む部位に対しても、シール部材35が不測の隙間を発生させることなく存在することになるため、かかる部位に発生する隙間から本体20内に収容されたトナーGの一部が外に漏れ出るという不具合(図17参照)は起こらなくなる。また、開口部40、41をブレードの両端部30a,30bと一部重なりあう位置関係で形成しているため(図7a)、そのブレード30a,30bと支持プレート32との境界部付近において発生しやすい隙間が存在しないようになり、このため、かかる隙間からのトナー漏れについても確実に防止される。
【0038】
また、この画像形成装置1では、感光ドラム11におけるクリーニングブレード50の取り付け構造として以下の構成のものを採用している。
【0039】
まず、ウレタンゴム等からなる板状の層規制ブレード50は、図4等に示すように、細長い板部材を長手方向におけるほぼ中央部でほぼ直角に折り曲げて断面L字形状にした支持プレート52の一端に取り付けられて支持されており、その折り曲げ部52aを有する支持プレート52の両端部がカートリッジ本体19の取り付け部位19aに発泡ウレタン等からなる1枚構成のシール部材55を介在させた状態で取り付けられている。図4中の符号54は締め付けネジ、54aは座金(スペーサ)、56は感光ドラム11に当接するように配置されるシール部材、19cはブレード50で除去したトナーを収容する回収空間部を示す。
【0040】
しかも、上記支持プレート52としては、その折り曲げ部52aの両端部であってシール部材55と接する部位の一部に開口部42、43を設けたものを使用している。開口部42、43は、支持プレート52の折り曲げ部52aにおける曲面部にわたって開口形状が四角形となる貫通孔として形成されている。また、開口部42、43は、現像装置2における支持プレート32の開口部40、41と同様に、クリーニングブレード50の長手方向の両端部と一部が重なり合い、その残りの一部がその両端部よりも外側となる位置関係で存在するように形成されている(図7a参照)。
【0041】
このクリーニングブレード50の取り付けは、前記した層規制ブレード30の取り付けの場合とほぼ同様の手順にて行われる。また、そのような取り付けを行うことにより、シール部材55が圧縮変形した状態となり、支持プレート52の内面と取り付け部位19aの双方に密接した状態となる。そして、この際、圧縮変形したシール部材55のうち支持プレート52の開口部42、43と対峙する部分55aが、図4に示すように、その開口部42、43の内部に入り込む(又は開口部から浮き出る)ような状態となる。この様子は、やはり開口部42、43の外側から目視して確認することができる。これにより、支持プレート52の折り曲げ部52aを含む部位において、シール部材55が支持プレート52の内面の当該部位と取り付け部位19aの角度19bを含む部位の双方に密接した状態となる。
【0042】
この結果、特に支持プレート52の折り曲げ部52aを含む部位に対しても、シール部材55が不測の隙間を発生させることなく存在することになるため、かかる部位に発生する隙間から本体19の回収空間部19c内に収容されたトナーGの一部が外に漏れ出るという不具合(図17参照)は起こらない。
【0043】
なお、この実施の形態1では、支持プレート32(52)等に設ける開口部40、41(42、43)を、図7bに例示するように、ブレードの両端部30a,30bよりも外側に位置するように形成してもよい。そして、開口部40、41(42、43)については、図7cに例示するように、ブレードの両端部30a,30bよりも内側に位置する関係で形成しないようにすることが望ましい。このような位置関係で開口部45を形成した場合には、その開口部45の外側端部とブレード両端部30a,30bと間のプレート部分32cにおいて支持プレート30の折り曲げ部32aに隙間が生じたり、ブレード端部30a,30bと支持プレート32の境界部においても隙間が生じるおそれがあるからである。
【0044】
また、実施の形態1では、支持プレート32(52)等に設ける開口部40、41(42、43)に代えて、図8に例示するような凹部60、61を設けるように構成してもよい。凹部60、61は例えば絞り加工することで形成される。
【0045】
この凹部60、61が設けられた支持プレート32に取り付けられた層規制ブレード30を、前述した開口部40、41を設けた支持プレートを使用する場合と同じ手順(図1a)で取り付けた場合には(図9a参照)、特に圧縮変形したシール部材35のうち支持プレート32の凹部60、61と対峙する部分35aが、図9bに示すように、その凹部60、61の内部に入り込んで充填されるような状態となる。これにより、支持プレート32の折り曲げ部32aを含む部位において、シール部材35が支持プレート32の内面の当該部位と取り付け部位20aの角度20bを含む部位の双方に密接した状態となる。この結果、やはり開口部40、41を設けた支持プレートの場合とほぼ同様に、特に支持プレート32の折り曲げ部32aを含む部位に対しても、シール部材35が不測の隙間を発生させることなく存在することになるため、かかる部位に発生する隙間から本体20内に収容されたトナーGの一部が外に漏れ出るという不具合は起こらなくなる。
【0046】
[実施の形態2]
図10及び図11は実施の形態2を示すものであり、図10は実施の形態2で使用する組み合わせシール部材を示す斜視図、図11は組み合わせシール部材と層規制ブレードを取り付けた支持プレートの一部を示す斜視図である。
【0047】
この実施の形態2は、層規制ブレード30の取り付けに際して、実施の形態1における1枚構成のシール部材35に代えて、発泡ウレタン等からなる組み合わせ(弾性)シール部材70を使用した以外は実施の形態1と同じ構成のものである。
【0048】
組み合わせシール部材70は、支持プレート32の折り曲げ部32a付近で互いに2以上の面を接触させた状態となるように配置する第1シール部材71と第2シール部材75からなるものである。第1シール部材71は、断面L字形状の支持プレート32のうちブレード30が取り付けられた折り曲げ片面部(この例では垂直面部)の内面側に配置されるシール部材であり、第2シール部材75はその支持プレート32のうちブレード30が取り付けられない折り曲げ残り面部(この例では水平面部)の内面側に配置されるシール部材である。
【0049】
第1シール部材71は、上下方向に長い直方体からなる本体部分72と、その本体部分72の中ほどから真横に突出した後に上方に垂直に立ち上がるL字形状をした枝部73とで構成され、その本体部分72と枝部分73の間に四角形状の切り欠き部74が形成された形態からなるものである。一方、第2シール部材75は、支持プレート32の長手方向にそって伸びる水平方向に長い直方体からなる本体部分76と、その本体部分76の端部に第1シール部材71側にむけて突出する台座部77と、その台座部77の中ほどから第1シール部材71の切り欠き部74にはめ込まれる直方体からなる突出部78とで構成されたものである。
【0050】
この第1シール部材71及び第2シール部材75からなる組み合わせシール部材70は、その使用に際しては、図11に示すように、第1シール部材71の切り欠き部74に対して第2シール部材75の突出部78をはめ込んだ状態にしたうえで、本体20の取り付け部位20aに配置する(図1、図5参照)。この組み合わせシール部材70の場合、図10に示すように5つの面g,h,i,j,kで互いに接触した状態が形成される。
【0051】
そして、この組み合わせシール部材70は、図12に示すように、その互いに接触する面が存在する部分が支持プレート32の折り曲げ部32aの付近に位置するように配置されることになる。これにより、組み合わせシール部材70は、そのシール部材70自体や支持プレート32等にばらつきがあったとしても、第1シール部材71及び第2シール部材75のいずれかの部分が支持プレート32の折り曲げ部32aを含む部位に完全に密着した状態となる。組み合わせシール部材70の各シール部材70A,70Bどうし間で隙間が発生しない。
【0052】
この結果、特に支持プレート32の折り曲げ部32aを含む部位に対しても、組み合わせシール部材70が支持プレート32の長手方向と直交する方向において特にそのシール部材70A,70Bどうし間で不測の隙間(図17参照)を発生させることなく存在することになるため、かかる部位に発生する隙間から本体20内に収容されたトナーGの一部が外に漏れ出るという不具合は起こらなくなる。
【0053】
なお、この実施の形態2では、その組み合わせシール部材70として、例えば図13や図15に例示するように使用することも可能である。
【0054】
図13に例示の組み合わせシール部材70Aは、第1シール部材81と第2シール部材85からなるものである。第1シール部材81は、上下方向に長い直方体からなる本体部分82と、その本体部分82の中ほどから真横に突出した突出部83とで構成されたものである。一方、第2シール部材85は、支持プレート32の長手方向にそって伸びる水平方向に長い直方体からなる本体部分86と、その本体部分86の端部に第1シール部材81側にむけて突出する台座部87と、その台座部87の半分部分から第1シール部材81の突出部81の上にある空間に設置される直方体からなる突出部88とで構成されたものである。この第1シール部材81及び第2シール部材85からなる組み合わせシール部材70Aは、その使用に際しては、図14に示すように、第1シール部材81の突出部83の上に本体部分82との間で形成される部位に対して第2シール部材85の突出部88を設置したうえで、本体20の取り付け部位20aに配置する(図1、図5参照)。この組み合わせシール部材70Aでは、図13に示すように3つの面a,b,cで互いに接触した状態が形成されることになる。
【0055】
図15に例示の組み合わせシール部材70Bは、第1シール部材91と第2シール部材85からなるものである。第1シール部材91は、上下方向に長い直方体からなる本体部分のみからなるものである。一方、第2シール部材85は、前記組み合わせシール部材70Aの第2シール部材と同じ構成からなるものである。この第1シール部材91及び第2シール部材85からなる組み合わせシール部材70Bは、その使用に際しては、図16に示すように、第1シール部材91の上部を第2シール部材85の突出部88と台座部87からなる角部に接触させたうえで、本体20の取り付け部位20aに配置する(図1、図5参照)。この組み合わせシール部材70Bでは、図15に示すように2つの面a,bで互いに接触した状態が形成されることになる。
【0056】
なお、この実施の形態2では、支持プレート32の折り曲げ部32aに実施の形態1における開口部40又は凹部45を形成してもよい。この場合には、ブレード30の取り付けに際し、上記各組み合わせシール部材70,70A,70Bの一部がその開口部40又は凹部45の内部に入り込むような状態となる(図1や図9参照)。これにより、支持プレート32の折り曲げ部32aを含む部位に対して、組み合わせシール部材70,70A,70Bが不測の隙間を発生させることなくより一層確実に存在することになり、この結果、かかる部位に発生する隙間から本体20内に収容されたトナーGの一部が外に漏れ出るという不具合は起こらなくなる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のブレード部材の取り付け構造並びにそれを用いた現像装置や画像形成装置によれば、部品のばらつきや組み立て作業のばらつき等があっても、ブレード部材の支持部材の折り曲げ部を含む部位等において不測の隙間が発生せず、かかる隙間からの現像剤漏れを確実に防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る開口部を設けた層規制ブレードの取り付け構造を示すものであり、(a)はその分解説明図、(b)はその組み立て状態を示す概略断面図。
【図2】 実施の形態1(2)に係る画像形成装置を示す全体構成図。
【図3】 現像装置を含むプロセスカートリッジを示す概略構成図。
【図4】 クリーニングブレードの取り付け構造を示す要部断面図。
【図5】 層規制ブレードの取り付け構造を示す要部断面図。
【図6】 (a)は開口部を設けた支持プレートとシール部材を示す斜視図、(b)は(a)のB−B線に沿う支持プレートの断面図。
【図7】 (a)と(b)は実施の形態1における開口部の形成位置の例を示す上面図、(c)は開口部の形態位置の好ましくない例を示す上面図。
【図8】 凹部を設けた支持プレートを示すものであり、(a)はその斜視図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図。
【図9】 実施の形態1に係る凹部を設けた層規制ブレードの取り付け構造を示すものであり、(a)はその分解説明図、(b)はその組み立て状態を示す概略断面図。
【図10】 実施の形態2における組み合わせシール部材を示す分解斜視図。
【図11】 図10のシール部材の使用状態と支持プレートとの関係を示す要部斜視図。
【図12】 (a)は図10のシール部材を使用した層規制ブレードの取り付け構造を示す一部断面図、(b)はその取り付け構造をブレード配置側(矢印S方向)から透視してみたときの状態を示す説明図。
【図13】 組み合わせシール部材の他の構成例を示す分解斜視図。
【図14】 (a)は図13のシール部材の使用状態を示す要部斜視図、(b)はそのシール部材をブレード配置側からみたときの状態を示す説明図。
【図15】 組み合わせシール部材の他の構成例を示す分解斜視図。
【図16】 (a)は図15のシール部材の使用状態を示す要部斜視図、(b)はそのシール部材をブレード配置側からみたときの状態を示す説明図。
【図17】 従来のブレード部材の取り付け構造とその構造において発生する隙間の代表例を示す要部断面図。
【符号の説明】
1…画像形成装置、2…現像装置、20a…本体の取り付け部位(取り付け対象構造体)、30…層規制ブレード(ブレード部材)、32,52…支持プレート(支持部材)、30a,50a…折り曲げ部、35,55…弾性シール部材、40〜43…開口部、50…クリーニングブレード(ブレード部材)、60〜61…凹部、70,70A,70B…組み合わせシール部材、g,h,i,j,k…接触する面、G…トナー(現像剤)。
Claims (7)
- 画像形成装置における回転体に付着する現像剤に触れる板状のブレード部材を折り曲げ部を有する板状の支持部材の一端に支持するとともに、その支持部材の折り曲げ部を含む部位をその取り付け対象となる取り付け対象構造体に対して弾性シール部材を介在させかつ圧縮変形させた状態で取り付けるブレード部材の取り付け構造において、
前記支持部材の折り曲げ部の前記弾性シール部材と接する部位の一部に、その支持部材の厚み方向に貫通する開口部又はその厚み方向に陥没する凹部を設けることを特徴とするブレード部材の取り付け構造。 - 画像形成装置における回転体に付着する現像剤に触れる板状のブレード部材を折り曲げ部を有する板状の支持部材の一端部に支持するとともに、その支持部材の折り曲げ部を含む部位をその取り付け対象となる取り付け対象構造体に対して弾性シール部材を介在させかつ圧縮変形させた状態で取り付けるブレード部材の取り付け構造において、
前記弾性シール部材として、前記支持部材の折り曲げ部付近で互いに2以上の面を当接させた状態となるように配置する複数の多面体で構成される組み合わせシール部材を使用することを特徴とするブレード部材の取り付け構造。 - 画像形成装置における回転体に付着する現像剤に触れる板状のブレード部材を折り曲げ部を有する板状の支持部材の一端部に支持するとともに、その支持部材の折り曲げ部を含む部位をその取り付け対象となる取り付け対象構造体に対して弾性シール部材を介在させかつ圧縮変形させた状態で取り付けるブレード部材の取り付け構造において、
前記弾性シール部材として、前記支持部材の折り曲げ部付近で互いに2以上の面を接触させた状態となるように配置する複数の多面体により構成される組み合わせシール部材を使用するとともに、
前記支持部材の折り曲げ部の前記組み合わせ弾性シール部材と接する部位の一部にその支持部材の厚み方向に貫通する開口部又はその厚み方向に陥没する凹部を設けることを特徴とするブレード部材の取り付け構造。 - 前記開口部又は凹部は、前記ブレード部材の長手方向の両端部と一部重なり合う位置関係となる部位又はその両端部よりも外側になる部位に設けられる請求項1又は3に記載のブレード部材の取り付け構造。
- 現像ロールに供給される現像剤の通過を規制するブレード部材を備えた現像装置であって、
前記ブレード部材の取り付け構造として請求項1〜4のいずれかに記載の取り付け構造を適用することを特徴とする現像装置。 - 画像形成装置における回転体に付着する現像剤を除去するブレード部材を備えたクリーニング装置であって、
前記ブレード部材の取り付け構造として請求項1〜4のいずれかに記載の取り付け構造を適用することを特徴とするクリーニング装置。 - 現像剤からなる画像を形成し、回転体に付着する現像剤を除去するブレード部材を備えた画像形成装置であって、
前記ブレード部材の取り付け構造として請求項1〜4のいずれかに記載の取り付け構造を適用することを特徴とする画像形成装置。
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