JP4795132B2 - 現像装置、及び、プロセスカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、現像装置、及び、プロセスカートリッジに関するものである。
従来の一成分トナーを用いた現像方式としては、接触現像方式と非接触現像方式が広く用いられている。詳しくは、(1)弾性層を有する現像ローラを用いた接触現像方式、(2)金属スリーブを用いた磁性トナーによる非接触現像方式等が提案されている。これらの現像方式に対し、現像剤担持体上に一成分トナーを薄層形成するためのトナー規制部材として、いくつかの方策が提案されている。
(1)弾性層を有する現像ローラを用いた接触現像方式(図8)
誘電体層をもつ弾性ローラである現像ローラ3上に、非磁性現像剤を担持し感光ドラム1表面に接触させて現像を行う方式が広く知られている。現像ローラ3への現像剤の供給は、現像ローラ3に接触する供給ローラ5により行われる。前記供給ローラ5は、現像容器T内から現像剤を搬送し、現像ローラ3に付着させると共に、現像ローラ3に残った現像剤を一旦除去する機能も担っている。
現像ローラ3上に付着した現像剤の層規制及び摩擦帯電による電荷付与は、トナー規制部材4cを、前記現像ローラ3に当接することにより行われる。前記トナー規制部材4cとしては、金属薄板の一端側4c1を支持し、その他端側4c2の腹面を現像ローラ3に当接するものが提案されている。トナー規制部材4cにより現像ローラ3上にコートされた現像剤によって、感光ドラム1上に形成された静電潜像を現像する。
(2)金属スリーブを用いた磁性トナーによる非接触現像方式(図14)
一成分磁性トナーを用いた非接触現像方式が広く知られている。円筒形の現像スリーブ3aを用いる点と、現像剤の層規制及び摩擦帯電による電荷付与はトナー規制部材4cを現像スリーブ3aに当接することにより行われる。そして、現像スリーブ3aへの現像剤の供給は、現像スリーブ3a内にマグネット7を設けることで磁力により行われる。
現像スリーブ3aと感光ドラム1との間には、DCバイアスとACバイアスが印加され、非接触で現像が行われるものである。そして、現像スリーブ3a上で帯電性が不十分なトナーが多めであっても、現像部付近に磁極を配することで、前記のトナーが不要に現像することを抑えられる。このため、現像スリーブ3a上の現像剤の帯電量を比較的低めに設定してもよく、トナー規制部材4dは、当接の安定性を考えて、当接圧が低めのゴム板を用いることが特許文献1には提案されている。
特開平02−025866号公報
しかしながら、(1)の接触現像方式におけるブレード形状のトナー規制部材を用いた場合では、薄板弾性部材を片持ち支持し、その対向部の腹面を現像ローラに当接する構成である。したがって、小型化することが難しいという課題があった。即ち、トナー規制部材を小型化すると、薄板弾性部材を片持ち支持した支点から現像ローラとの当接点までの距離、すなわち自由長さが短くなる。これにより、当接圧のバネ定数が高くなり、トナー規制部材の設定位置がわずかに変化しただけでも当接圧が大きく変化してしまう。そのため、安定した当接圧に設定するためには、高精度な組立性が必要であった。
また、薄板弾性部材の自由長さが短くなると、片持ち支持部における接着ムラ等の影響を受けやすくなり、長手方向に渡って均一な当接圧をかけることが難しいため、さらに小型化することが困難となる。
また、(2)磁性トナーによる非接触現像方式においては、トナー規制部材として、ゴムシートを片持ち支持して用いる。ゴムシートは、変形した状態で長時間姿勢を維持すると、変形前の状態に戻りにくくなる、いわゆるクリープ現象が生じる。クリープ現象が生じると、当接圧が変動するため、長期的に安定した当接圧を得ることが困難であった。
本発明は、上記のような課題を解決したものである。
本発明の目的は、規制部材の現像剤担持体への当接を安定して行うことができ、かつ、規制部材の長手方向における位置決めを容易におこなうことができる現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供するものである。
また、本発明の目的は、現像剤の漏れを効果的に防止することができる現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供するものである。
また、本発明の目的は、組み立て性を改善した現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供するものである。
また、本発明の目的は、小型化を実現した現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供するものである。
上記目的を達成する為の本発明の代表的な構成は、画像形成装置で用いられる現像装置において、
像担持体に形成された静電潜像を現像するために、現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制するための、支持部に支持される前記現像剤担持体と当接するシート状の規制部材であって、前記規制部材の短手方向の一端側において前記支持部に支持される、平面部と前記平面部に交差する端面部とを有する第一当接部と、前記規制部材の短手方向の他端側において前記支持部に支持される第二当接部と、前記規制部材の短手方向において、前記第一当接部と前記第二当接部の間で、前記現像剤担持体に当接する第三当接部と、有し、前記平面部は、前記規制部材が前記規制部材の長手方向に沿って曲げられたことにより生じる弾性力、または、前記第三当接部が前記現像剤担持体と当接したことにより生じる弾性力によって、前記支持部に当接して支持され、前記端面部は、前記第三当接部が前記現像剤担持体と当接したことにより前記現像剤担持体から受ける力によって、前記支持部に当接して支持されるシート状の規制部材と、
前記現像剤担持体の長手方向の一端側と他端側に設けられた、前記現像装置の外側に現像剤が漏れるのを防止するシール部材であって、前記規制部材を前記支持部に押圧し、かつ、前記規制部材が前記長手方向に移動するのを規制するシール部材と、
を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、以下の点において効果がある。
規制部材の現像剤担持体への当接を安定して行うことができる。また、規制部材の長手方向における位置決めを容易におこなうことができる。また、現像剤の漏れの防止することができる。また、規制部材を組み付ける際の作業性改善、および、現像装置の小型化を実現した。
〔本体構成〕
図3は本発明に従う現像装置を用いた画像形成装置の概略構成図である。図3に示す本画像形成装置Aは、電子写真プロセス利用のフルカラーレーザープリンタである。以下に本実施形態における画像形成装置Aの全体的な概略構成について述べる。
本画像形成装置Aは、プロセスカートリッジB(以下、カートリッジBという)を縦方向に4つ並べて着脱可能な構成である。カートリッジBは帯電装置2、現像装置D、クリーニング装置C、及び、感光ドラム1を一体としたものである。そして、それぞれのカートリッジBにおいて、形成されたイエロー、マゼンダ、シアン、黒色の各色のトナー像を、転写装置の中間転写ベルト20上に転写する。前記カートリッジB上における画像の形成工程については、詳細に後述する。
感光ドラム1上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト20を挟んで、各色の感光ドラム1の対向位置に設けられた1次転写ローラ22y、22m、22c、22bにより、中間転写ベルト20上で転写される。そして、中間転写ベルトの移動方向下流側に設けられた2次転写ローラ23により、一括して記録紙上に転写される。なお、中間転写ベルト20上の未転写トナーは、中間転写ベルトクリーナー21によって回収される。
記録紙Pは画像形成装置A下部のカセット24内に積載されており、印字動作の要求とともに給紙ローラ25により搬送される。そして、前記2次転写ローラ23位置において、中間転写ベルト20上に形成されたトナー像を転写される。
その後、定着ユニット26により記録紙上のトナー像は記録紙に加熱定着し、排紙部27を経て画像形成装置A外部に排出される。
本画像形成装置Aにおいては、各4色のカートリッジB等を収納する上部のユニットと、転写ユニット、記録紙等を収納する下部ユニットは分離可能になっている。そして、紙詰まり等のジャム処理発生時や、カートリッジBの交換時において、上下のユニットを開口することによりカートリッジBの着脱を行う。
なお、本実施形態の画像形成装置Aにおいては、カートリッジBのトナー容量を含む寿命は、A4用紙印字率5%換算で4000枚相当に設定されているものを使用している。
〔画像形成プロセス〕
次に、カートリッジBにおける画像形成プロセスについて説明する。
図4は、並列におかれた4つのカートリッジBの1つ注目し、その近傍の断面を示したものである。
画像形成プロセスの中心となる感光ドラム1はアルミニウム製シリンダの外周面に機能性膜である下引き層、キャリア発生層、キャリア移送層を順にコーティングした有機感光ドラム1を用いている。画像形成プロセスにおいて、像担持体である感光ドラム1は所定の速度で画像形成装置Aにより図中矢印a方向へ駆動される。
帯電装置である帯電ローラ2は、導電性ゴムのローラ部を感光ドラム1に加圧接触して矢印b方向に従動回転する。ここで帯電ローラ2の芯金には、帯電工程として、感光ドラム1に対して―1100Vの直流電圧が印加されており、これにより誘起された電荷によって、感光ドラム1の表面電位は、―550Vとなる一様な暗部電位(Vd)が形成される。
この一様な表面電荷分布面に対して、スキャナーユニット(10b,10c,etc)により、画像データに対応して発光されるレーザ光のスポットパターンは、図3中の矢印Lで示すように感光ドラム1を露光する。そして、感光ドラム1の周表面上で露光されたところは、キャリア発生層からのキャリアにより表面の電荷が消失し、電位が低下する。この結果、露光部位は明部電位Vl=−100V、未露光部位は暗部電位Vd=−550Vの静電潜像が、感光ドラム1上に形成される。
前記静電潜像は、所定のコート量及び電荷量のトナーコート層を担持する現像剤担持体である現像ローラ3により現像される。前記現像ローラ3は感光ドラム1に接触しながら、矢印cに示すように順方向に回転している。そして、現像ローラ3に印加されたDCバイアス=―350Vに対して、摩擦帯電によりマイナスに帯電したトナーが、感光ドラム1に接触することによって、その電位差から、明部電位部にのみ飛翔して静電潜像を実像化する。
各カートリッジBの感光ドラム1に接触する中間転写ベルト20は、感光ドラム1に対向した1次転写ローラ22y、22m、22c、22kにより感光ドラム1に加圧されている。また、1次転写ローラ22y、22m、22c、22kには直流電圧が印加されており、感光ドラム1との間で電界が形成されている。これにより、感光ドラム1上に形成されたトナー像は、前記の加圧接触する転写領域において、電界の力を受けて感光ドラム1上から中間転写ベルト20上に転写される。一方、感光ドラム1上で中間転写ベルト20に転写されずに残った未転写トナーは、クリーニング装置Cに設置されたクリーニングブレード6により、ドラム表面から掻き落とされ、クリーニング装置C内に収納される。
〔現像装置〕
以下、本実施形態1に用いた現像装置の詳細を述べる。
図2は後述する実施例1の現像装置であり、現像装置枠体Dと、現像ローラ3と、供給ローラ5と、トナー規制部材4と、撹拌部材11を備えている。現像装置枠体Dは、非磁性一成分トナーを収容ており、現像ローラ3は、感光ドラム1に対して接触しながら順方向cに回転する。また、供給ローラ5は、前記現像ローラ3に対して接触しながら逆方向dに回転し、トナー規制部材4は、前記供給ローラ5の下流側で前記現像ローラ3に当接している。さらに、撹拌部材11は、現像装置枠体D内のトナーTを撹拌している。
ここで、現像ローラ3は、本実施例においては、外径φ6mmの芯金に導電性の弾性層3mmを形成したφ12mmの弾性ローラを用いており、前記弾性層には体積抵抗値10Ωmのシリコーンゴムを用いた。なお、前記弾性ローラ表層には現像剤への電荷付与機能を持つコート層等を設けるようにしてもよい。本実施例では、感光ドラム1に安定して弾性接触させるために、弾性層の硬度をJIS−Aで45°、また、現像ローラ3の表面粗さとしては、使用するトナーの粒径にもよるが、十点平均粗さRzで3μm〜15μmが好ましい。使用するトナー粒径が平均体積粒径で6μmであれば好適には十点平均粗さRzで5μm〜12μmが使用可能である。十点平均粗さRzは、JIS B0601に示されている定義を用い、測定には小坂研究所製の表面粗さ試験器「SE−30H」を使用した。
また、供給ローラ5は、本実施例においては、外径φ5mmの芯金上に発泡骨格構造で比較的低硬度のポリウレタンフォームを5.5mm形成した外径φ16mmの弾性スポンジローラを用いた。供給ローラ5は連泡性の発泡体で構成することにより、過大な圧を加えることなく現像ローラ3と当接し、発泡体表面の適度な凸凹で現像ローラ3上へのトナー供給および現像時に消費されずに残像したトナーの剥ぎ取りを行っている。このセル構造の掻き取り性はウレタンフォームに限定されるものでなく、シリコーンゴムやエチレンプロピレンジエンゴム(EPDMゴム)等を発泡させたゴム等が使用可能である。
現像ローラ回転方向cに対して、前記供給ローラ5と現像ローラ3との接触面の下流側には、現像ローラ3に当接するトナー規制手段であるトナー規制部材4が設けられている。
トナー規制手段は、現像ローラ3上の前記トナーを感光ドラム1上における現像に適した所定のコート量、及び、所定の電荷量に制御することを目的とする。トナー規制部材4については、後述する各実施例及び比較例にて詳細に述べる。
《実施例および比較例》
まず、実施形態1における本発明の有利な効果を明らかにするため、以下では、実施形態1に適用させた本発明および比較例について述べる。
〔トナー規制部材〕
本実施例のトナー規制部材4について説明する。図5(c)はU字形状に保持された本実施例のトナー規制部材4を現像ローラ3に当接させる前の状態を示している。図5(c)に示すように、本実施例のトナー規制部材4はシート状の規制部材である可撓性シート部材40であり、可撓性シート部材を支持する支持部としてのシート保持部材42により支持されるである。ここで、可撓性シート部材40は長手方向に渡って短手方向が湾曲するように曲げられることによりU字形状を形成する。ここで、現像ローラ回転方向に対し下流側であり、可撓性シート部材40の短手方向の一端側の端部を第一当接部47とする。このとき、第一当接部47は、可撓性シート部材の短手方向の端部の平面状の平面部47aと平面部47aに交差する端面部47bにより構成される。前記平面部47aは、シート保持部材42の凹部内壁のシート支持部48に加圧当接している。加圧力が働く理由は、可撓性シート部材40が長手方向に渡って短手方向が湾曲するように曲げられた姿勢から戻ろうとする復元力(弾性力)F−1が作用するためである。また、前記復元力F−1を確実に作用させるために、第一当接部47の平面状の平面部47aから構成される。そのため、現像ローラ3を取り付けていない状態においても、可撓性シート部材40は、未接着あるいは可撓性シート部材の長手方向の一部のみの接着でも、凹形状のシート保持部材42に安定支持することができる。本実施例においては、第一当接部および後述する第二当接部は、未接着により支持している。
次に、可撓性シート部材40の第一当接部47と短手方向、他端側である第二当接部49(現像ローラ回転方向に対して上流側)について述べる。本実施例においては、第二当接部49は、前記第一当接部同様、可撓性シート部材の短手方向の端部の平面状の平面部49aと平面部49aに交差する端面部49bにより構成される。そして、可撓性シート部材40はU字形状を形成しているため、第一当接部の平面部47aと同様、第二当接部の平面部49aは復元力F−1の作用により、シート支持部48に加圧当接される。そのため、第一当接部および第二当接部が未接着であってもシート保持部材42に安定支持することが可能となる。
次に、図5(a)は現像ローラ3をU字形状に保持された可撓性シート部材40を所定の押し込み量で当接させた時の状態を示している。
可撓性シート部材40と現像ローラ3が当接する第三当接部46について述べる。第三当接部は、可撓性シート部材、短手方向の両端部である第一当接部および第二当接部の間に位置するように設定している。そして、前記U字形状に支持された可撓性シート部材40に対して現像ローラ3を押し込むと、第三当接部46は、加圧力F−2を現像ローラから受ける。この、加圧力F−2を受けると同時に、可撓性シート部材40の短手方向両端部は、可撓性シート部材40がU字形状に曲げられた姿勢から戻ろうとする復元力F−1と同じ方向に広がろうとする。つまり、F−1方向への力が増加する結果、可撓性シート部材40は可撓性シート保持部材42に対して、より安定して支持される。
さらに、第三当接部46において、前記U字形状に支持された可撓性シート部材40に対して現像ローラ3を押し込むと、第一当接部47の端面部47bは可撓性シート保持部材42の凹部内壁底面に確実に当接し、所定の位置に位置決め規制される。
また、第三当接部46において、前記U字形状に支持された可撓性シート部材40に対して現像ローラ3をさらに押し込むと、可撓性シート部材40はU字形状の中央部に形成された中空部8に対して現像ローラ3の周表面に沿うように変形する。つまり、可撓性シート部材40と現像ローラ3とが当接した状態においては、可撓性シート部材40と現像ローラ3とが当接していない状態の可撓性シートの曲率40aを維持していないことを意味する。このように、可撓性シート部材40が変形することで弾性力が生じ、現像ローラ3上のトナー量を規制するために安定して当接圧を確保することができる。
本実施例では、可撓性シート部材40として、硬度がJIS−Aで70°のウレタンゴムを用いている。そして前記可撓性シート保持部材42の凹部で受けることにより、U字形状を形成している。本例においては、ウレタンゴムを用いているが、他に、シリコーンゴム、NBRゴム等のゴム弾性体を用いても同様の効果を得ることができる。このときのトナー規制部材4と現像ローラ3との当接条件は、前記トナー規制部材4の先端位置と現像ローラ3表面との仮想のオーバーラップ量である押し込み量を0.5mmにする。それによって、当接圧(現像ローラの母線方向の線圧)の設定値は30N/mになるように設定されている。
なお、前記当接圧の測定方法は、薄膜のシート形状の圧力センサー(例えば、プレスケール;富士写真フイルム社製等)を用いるのが一般的であるが、本実施例においては当接圧が低く、一般的な圧力センサーでは測定が難しかった。そのため、当接圧の測定は、厚さ20μmのSUS304鋼帯のH材を三枚重ねにして、トナー規制部材4と現像ローラ3との当接部に挿入する。そして、当接面の接線方向に中央の薄板をバネ秤で引き抜き、そのときの引き抜き力を測定する。それによって、この圧力測定治具に既知の負荷をかけた場合の引き抜き圧測定による校正値と当接幅とから求めた。
〔現像端部シール部材の構成〕
次に、本発明にかかる現像端部シール部材7の構成について説明する。
図1は現像装置主要部の斜視図と現像端部シール部材7付近の詳細図を示している。現像ローラ3の軸線方向両端には、現像装置枠体Dの外側にトナーが漏れ防止のための現像端部シール部材7が設けられている。現像端部シール部材7はフェルト植毛材などからなり、現像装置枠体Dの一部に設けられた壁面に貼り付けられている。
上記現像端部シール部材7は、現像ローラ3の周面と一定の隙間をもつように現像装置枠体の一部に設けられた壁面に貼り付けられており、上記隙間は上記現像端部シール部材7の厚みより小さく設定されている。したがって、上記現像端部シール部材7は現像ローラ3と現像端部シール部材7を貼り付けている現像装置枠体の座面との間で圧縮されることにより、トナーの漏れを防いでいる。
ところで本実施例において、可撓性シート部材40は図6(a)−1に示すように、長手方向両端部において凹状の切欠き部71を有している。前記形状を有する可撓性シート部材40を長手方向に渡って短手方向が湾曲するように曲げると、図6(b)に示すように長手方向両端における切欠き部71には曲率部が形成されない係合部である領域75ができる。そこで、図6(c)に示すように現像端部シール部材7は前述した曲率部が形成されない領域75において、可撓性シート保持部材42及び現像装置枠体D(不図示)に貼り付けられている。
このとき、現像端部シール部材7は可撓性シート部材40の第三当接部に交差する、長手方向端面76に当接するように設置されている。そのため、現像ローラ3に当接する曲率部の表面(第三当接部46)には歪が発生しない。その結果、現像ローラ3に当接する曲率部の表面(第三当接部46)における歪みの影響によって発生する現像ローラ3上のトナーコート不良を抑制することができる。
また、可撓性シート部材40の曲率部において歪みを発生させないため、歪み発生部の隙間からトナー漏れが発生することを抑制する。
また、現像端部シール部材7は可撓性シート部材40の第三当接部に交差する、長手方向端面76に当接するように設置されている。そのため、可撓性シート部材40の長手方向における移動を規制することができる。
つまり、現像端部シール部材7は可撓性シート部材40の長手方向の位置決めを兼ねている。そのため、可撓性シート部材40が可撓性シート保持部材42に未接着、接着にかかわらず、耐久変動等で可撓性シート部材40が長手方向の片側へ寄ることによる位置ズレを防止することができる。その結果、可撓性シート部材40の長手方向における端部と現像端部シール部材7の間に隙間が生じることを防止する。つまり、長手方向における当接の安定性を維持したまま、端部からのトナー漏れを経時的に安定して抑制することができる。
また本実施例では、現像端部シール部材7は可撓性シート部材40に凹状の切欠きを設けたことにより形成される係合部73において、可撓性シート部材40を現像ローラ3の押し込み方向と同じ方向に押圧している。それにより、可撓性シート部材40が可撓性シート保持部材42から外れることを抑制し、トナー漏れを防止することができる。さらに、可撓性シート部材40が外れ、転写部を経て、定着部で巻きつく等の本体故障を起こすことを抑制する。
なお、切欠き部71は図6(a)−2に示すような形状でも同様の効果が得られる。
(比較例)
ここで、現像ローラ3に当接する曲率部の表面(第三当接部46)に現像端部シール部材7を当接したときの課題を説明するため、比較例を図9に示す。
本比較例の現像装置は基本的に実施例1記載の現像装置に準ずるが、以下の点が異なる。まず、可撓性シート部材40は実施例1のような切り欠き部を有していない。さらに第三当接部の長手方向端部において、現像ローラ3を押し込む方向と同一方向に現像端部シール部材70を押圧して設置することで可撓性シート部材40の位置決めを行っている。
現像端部シール部材7を可撓性シート部材40の曲率部の表面(第三当接部46)に当接させると、可撓性シート部材40の現像端部シール部材7との当接部には歪みが発生する。その歪みは現像ローラ3と可撓性シート部材40の当接領域(第三当接部46)にまで影響を及ぼすために、前記歪みの影響により現像ローラ3上にトナーコート不良が発生してしまう。
さらに、前記歪みにより現像端部シール部材7と可撓性シート部材40を十分に密着させることができない。つまり現像端部シール部材7と可撓性シート部材40の曲率部における歪み発生部との当接間には隙間が生じてしまう。そのため、トナー漏れを防止するために十分な密着性を得ることができないために、端部からのトナー漏れが発生する。
本実施例の現像装置は基本的に実施例1記載の現像装置に準ずるが、以下に示すように可撓性シート部材40の長手方向両端部における切欠き形状が異なる。図7に概略図を示す。
本例で用いる可撓性シート部材40は、図7(a)に示すように長手方向両端部に切込み72を有している。前記形状を有するシートを長手方向に渡って短手方向が湾曲するように曲げると、図7(b)に示すように可撓性シート部材40には曲率部が形成される。このとき、可撓性シート部材40は長手方向両端の切込みを境界として現像ローラ3と当接する曲率部78と長手方向両端における曲率部77とを形成している。
ここで現像端部シール部材7は可撓性シート部材40の第三当接部に交差する、長手方向端面76に当接するように設置されている。そのため、現像ローラ3に当接する曲率部の表面(第三当接部46)には歪が発生しない。その結果、現像ローラ3に当接する曲率部の表面(第三当接部46)における歪みの影響によって発生する現像ローラ3上のトナーコート不良を抑制することができる。
また、可撓性シート部材40の曲率部において歪みを発生させないため、歪み発生部の隙間からトナー漏れが発生することを抑制する。
さらに、現像端部シール部材7は可撓性シート部材40の第三当接部に交差する、長手方向端面76に当接するように設置されている。そのため、可撓性シート部材40の長手方向への寄りを規制する。つまり、現像端部シール部材7は可撓性シート部材40の長手方向の位置決めを兼ねている。そのため、可撓性シート部材40が可撓性シート保持部材42に未接着、接着されるにかかわらず、耐久変動等で可撓性シート部材40が長手方向の片側へ寄ることによる位置ズレを防止することができる。その結果、可撓性シート部材40の長手方向における端部と現像端部シール部材7の間に隙間が生じることを防止する。つまり、長手方向における当接の安定性を維持したまま、端部からのトナー漏れを経時的に安定して抑制することができる。
ここで現像端部シール部材7は図7(c)に示すように、係合部としての長手方向両端における曲率部77の表面を圧縮するように現像装置枠体Dに貼り付けられている。そして、可撓性シート部材40を支持部に対して現像ローラ3の押し込み方向と同じ方向に押圧している。それにより、可撓性シート部材40が可撓性シート保持部材42から外れることを抑制し、トナー漏れを防止することができる。さらに、可撓性シート部材40が外れ、転写部を経て、定着部で巻きつく等の本体故障を起こすことを抑制する。
また、長手方向両端における曲率部77は図7(d)に示すように座屈した状態で中空部に収まる。尚、図7(d)は本実施例における現像装置の可撓性シート部材40周辺の断面図である。中空部に収められた長手方向両端における曲率部77は、可撓性シート保持部材42の凹部内壁に対して押し込まれるため、弾性力が働く。この結果、可撓性シート部材40は可撓性シート保持部材42に対して、さらに安定して支持される。そのため、長手方向の寄りを抑制することができる。
以上、実施例をまとめると以下のようになる。
現像端部シール部材7は可撓性シート部材40の第三当接部に交差する、長手方向端面76に当接するように設置されているため、現像ローラ3に当接する曲率部の表面(第三当接部46)には歪が発生しない。その結果、現像ローラ3に当接する曲率部の表面(第三当接部46)における歪みの影響によって発生する現像ローラ3上のトナーコート不良を抑制することができる。
可撓性シート部材40の曲率部において歪みを発生させないため、歪み発生部の隙間からトナー漏れが発生することを抑制する。
現像端部シール部材7は可撓性シート部材40の第三当接部に交差する、長手方向端面76に当接するように設置されている。そのため、可撓性シート部材40の長手方向への寄りを規制する。つまり、現像端部シール部材7は可撓性シート部材40の長手方向の位置決めを兼ねている。そのため、可撓性シート部材40が、可撓性シート保持部材42に未接着、接着であるにかかわらず、耐久変動等で可撓性シート部材40が長手方向の片側へ寄ることによる位置ズレを防止することができる。その結果、可撓性シート部材40の長手方向における端部と現像端部シール部材7の間に隙間が生じることを防止する。つまり、長手方向における当接の安定性を維持したまま、端部からのトナー漏れを経時的に安定して抑制することができる。
現像端部シール部材7は可撓性シート部材40に凹状の切欠きを設けたことにより形成される係合部73において、可撓性シート部材40を現像ローラ3の押し込み方向と同じ方向に押圧している。それにより、可撓性シート部材40が可撓性シート保持部材42から外れることを抑制し、トナー漏れを防止することができる。さらに、可撓性シート部材40が外れ、転写部を経て、定着部で巻きつく等の本体故障を起こすことを抑制する。
中空部に収められた長手方向両端における曲率部77は、可撓性シート保持部材42の凹部内壁に対して押し込まれるため、弾性力が働く。つまり、可撓性シート部材40は可撓性シート保持部材42に対して、さらに安定して支持される。その結果、長手方向の寄りをさらに抑制することができる。
実施例1における現像装置要部の斜視図と現像端部シール部材付近の詳細図 実施例1における現像装置の概略図 実施例1における画像形成装置本体の概略図 実施例1におけるプロセスカートリッジの概略図 実施例1におけるトナー規制部材の概略図 実施例1における現像端部シール部材付近の概略図 実施例2における現像端部シール部材付近の概略図 従来例 比較例における現像端部シール部材付近の概略図
符号の説明
1 感光体ドラム
2 帯電ローラ
3 現像ローラ
4 現像剤量規制部材、トナー規制部材
40 シート状の規制部材、可撓性シート部材
42 可撓性シート保持部材
46 第三当接部
47 第一当接部
47a 第一当接部・平面部
47b 第一当接部・端面部
48 シート支持部
49 第二当接部
7 シール部材、現像端部シール部材
71 凹状の切欠き
72 切込み
73、77 係合部
76 可撓性シート部材の第三当接部に交差する長手方向端面
A 画像形成装置本体
B プロセスカートリッジ
C クリーニング装置
D 現像装置

Claims (4)

  1. 画像形成装置で用いられる現像装置において、
    像担持体に形成された静電潜像を現像するために、現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制するための、支持部に支持される前記現像剤担持体と当接するシート状の規制部材であって、前記規制部材の短手方向の一端側において前記支持部に支持される、平面部と前記平面部に交差する端面部とを有する第一当接部と、前記規制部材の短手方向の他端側において前記支持部に支持される第二当接部と、前記規制部材の短手方向において、前記第一当接部と前記第二当接部の間で、前記現像剤担持体に当接する第三当接部と、有し、前記平面部は、前記規制部材が前記規制部材の長手方向に沿って曲げられたことにより生じる弾性力、または、前記第三当接部が前記現像剤担持体と当接したことにより生じる弾性力によって、前記支持部に当接して支持され、前記端面部は、前記第三当接部が前記現像剤担持体と当接したことにより前記現像剤担持体から受ける力によって、前記支持部に当接して支持されるシート状の規制部材と、
    前記現像剤担持体の長手方向の一端側と他端側に設けられた、前記現像装置の外側に現像剤が漏れるのを防止するシール部材であって、前記規制部材を前記支持部に押圧し、かつ、前記規制部材が前記長手方向に移動するのを規制するシール部材と、
    を有することを特徴とする現像装置。
  2. 前記規制部材は、前記一端側と前記他端側において凹形状の切欠き部であって、前記規制部材が前記長手方向に沿って曲げられることによって形成される係合部を有し、前記シール部材が前記係合部と係合することによって、前記規制部材は、前記支持部に押圧し、かつ、前記長手方向に移動するのを規制されることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記規制部材は、前記一端側と前記他端側において切り込みを有し、
    前記規制部材は、前記切り込みよりも前記長手方向の外側において、前記シール部材によって押圧されることによって、前記規制部材は、前記支持部に押圧し、かつ、前記長手方向に移動するのを規制されることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記画像形成装置に着脱可能であり、請求項1乃至3のいずれかに記載の現像装置を含むことを特徴とするプロセスカートリッジ。
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