JP4003048B2 - 切替弁および切替弁用シール部品 - Google Patents
切替弁および切替弁用シール部品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4003048B2 JP4003048B2 JP2002063113A JP2002063113A JP4003048B2 JP 4003048 B2 JP4003048 B2 JP 4003048B2 JP 2002063113 A JP2002063113 A JP 2002063113A JP 2002063113 A JP2002063113 A JP 2002063113A JP 4003048 B2 JP4003048 B2 JP 4003048B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- packing
- fixed
- switching valve
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Multiple-Way Valves (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、弁装置の一種である切替弁と、この切替弁の構成要素として用いられるシール部品とに関するものである。本発明の切替弁は例えば湯水混合栓として用いられ、またはその他の一般流体用切替弁として用いられる。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数のポートを設けたボディの内部に前記ポートに連通する開口部を設けたロータを回転可能に組み合わせ、前記各ポートの内側であって前記ボディおよびロータ間にそれぞれシール用パッキンを配置してなる切替弁が知られている。
【0003】
しかしながら、この従来の切替弁においては、複数のシール用パッキンがそれぞれ互いに別部品とされて個々別々にボディおよびロータ間に組み込まれる構成であるために、切替弁の作動に際してロータが回転すると、各パッキンに摩擦による捻りが発生し、この捻りを原因としてパッキンに摩耗や亀裂が発生し、パッキンが破損してシール漏れが発生することがある。この問題は特に、潤滑油等の使用を制限される水道水用の切替弁において発生し易い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の点に鑑みて、ロータの回転時にパッキンに摩擦による捻りが発生するのを抑えることができ、もってパッキンの耐久性を向上させ、シール性を向上させることができる切替弁と切替弁用シール部品とを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1による切替弁は、複数のポートを設けたボディの内部に前記ポートに連通する開口部を設けたロータを回転可能に組み合わせるとともに、前記各ポートの内側であって前記ボディおよびロータ間にそれぞれシール用パッキンを配置してなる切替弁において、前記複数のパッキンを一のフレームに予め固着したシール部品を有し、前記シール部品を前記ボディの内面に設けた装着溝に着脱可能に装着してなり、前記フレームは、剛材によって平板状に形成され、その平面内に前記ポートに対応する透孔を有するとともに上枠、下枠、側枠および中枠を一体に有し、前記パッキンは、前記フレームの上枠の外周縁部に固着された部分、下枠の外周縁部に固着された部分、側枠の外周縁部に固着された部分および中枠の幅方向中央に固着された部分を一体に有し、ゴム状弾性材によってエンドレス状に形成されていることを特徴とするものである。
【0006】
また、本発明の請求項2による切替弁用シール部品は、複数のポートを設けたボディの内部に前記ポートに連通する開口部を設けたロータを回転可能に組み合わせるとともに、前記各ポートの内側であって前記ボディおよびロータ間にそれぞれシール用パッキンを配置してなる切替弁に用いられるシール部品であって、前記複数のパッキンを一のフレームに予め固着してなり、前記ボディの内面に設けた装着溝に着脱可能に装着され、前記フレームは、剛材によって平板状に形成され、その平面内に前記ポートに対応する透孔を有するとともに上枠、下枠、側枠および中枠を一体に有し、前記パッキンは、前記フレームの上枠の外周縁部に固着された部分、下枠の外周縁部に固着された部分、側枠の外周縁部に固着された部分および中枠の幅方向中央に固着された部分を一体に有し、ゴム状弾性材によってエンドレス状に形成されていることを特徴とするものである。
【0007】
上記構成を備えた本発明の請求項1による切替弁においては、パッキンがフレームに予め固着されてシール部品とされ、このシール部品がボディの内面に設けた装着溝に着脱可能に装着されるよう構成されているために、パッキンがフレームによって支持されることになり、よってロータの回転時にパッキンに摩擦による捻りが発生するのを抑えることが可能となる。フレームは、剛材によって平板状に形成され、その平面内にポートに対応する透孔を有するとともに上枠、下枠、側枠および中枠を一体に有し、パッキンは、フレームの上枠の外周縁部に固着された部分、下枠の外周縁部に固着された部分、側枠の外周縁部に固着された部分および中枠の幅方向中央に固着された部分を一体に有し、ゴム状弾性材によってエンドレス状に形成されている。
【0008】
また、上記構成を備えた本発明の請求項2による切替弁用シール部品においては、このシール部品がパッキンをフレームに予め固着してなり、かつボディの内面に設けた装着溝に着脱可能に装着されるものとされているために、やはりパッキンがフレームによって支持されることになり、よってロータの回転時にパッキンに摩擦による捻りが発生するのを抑えることが可能となる。フレームは、剛材によって平板状に形成され、その平面内にポートに対応する透孔を有するとともに上枠、下枠、側枠および中枠を一体に有し、パッキンは、フレームの上枠の外周縁部に固着された部分、下枠の外周縁部に固着された部分、側枠の外周縁部に固着された部分および中枠の幅方向中央に固着された部分を一体に有し、ゴム状弾性材によってエンドレス状に形成されている。
【0009】
尚、本件出願には、以下の技術的事項が含まれる。
【0010】
すなわち、上記目的を達成するため、本件出願が提案する一の切替弁は、以下の内容を備えている。
【0011】
(1)回転摺動部の各パッキンを一つのフレームに接着または係合固定した。
(2)フレームはパッキンよりも剛性のある薄肉の金属または樹脂等の材質でできている。
(3)フレームは装着される溝形状に合わせて形成されているか、または装着溝の材質よりも剛性が低い材質であるため、装着時に溝形状に合わせて容易に変形する。
(4)パッキンにグリス溜まり等の異形形状の設定ができる。
(5)弁の開口部を取り囲むように装着溝が配置され、装着溝は全て繋がっている。
(6)フレームの外周または内周に沿ってパッキンが接着または係合固定される。
【0012】
そして、上記構成の切替弁によれば、以下の作用効果を奏することが可能である。
【0013】
(1)パッキンが一つのフレームに接着または係合固定されているので、パッキンが摩擦による捻り応力を受けても変形しにくい。
(2)パッキンが一つのフレームに接着固定されているので、組立時の変形もなく、溝に装着し易い。
(3)パッキンの交換が容易である。
【0014】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
【0015】
図1は、本発明の実施例に係る切替弁の正面図を示しており、その側面図が図2に示されるとともに、図1におけるA−A線断面図が図3に示されている。また、図4は同切替弁に組み込まれるシール部品の単品図であって、(A)はその正面図、(B)は(A)におけるB−B線断面図、(C)は(A)におけるC−C線断面図をそれぞれ示している。
【0016】
当該実施例に係る切替弁1は、湯水混合栓または一般流体用の流路切替弁(3ポート切替弁)として用いられるものであって、以下のように構成されている。
【0017】
すなわち先ず、図1ないし図3に示すように、円筒状の中空部2aを有するボディ2が設けられており、このボディ2の内部に、弁体として作用するロータ3がその中心軸線を中心として回転自在に組み付けられている。
【0018】
ボディ2は、円筒状を呈するケーシング部2bの軸方向両端にそれぞれ円筒状ないし環状を呈する軸受部2c,2dを一体成形したものであって、ケーシング部2bの周面2eに第一ポート4および第二ポート5が設けられている。両ポート4,5はそれぞれボディ2の周面2eを厚さ方向に貫通する貫通孔として形成されており、かつ互いに周方向の位置を同じにして軸方向に並べられている。
【0019】
ロータ3は、有底円筒状を呈する弁体部3aの軸方向一端に環状のフランジ部3bを一体成形するとともに軸方向他端にボディ2の外部に突出する軸部3cを一体成形したものであって、フランジ部3bが一方の軸受部2cの内周側に摺動自在に配置されるとともに軸部3cが他方の軸受部2dの内周側に摺動自在に配置されることにより、ロータ3が全体としてその中心軸線を中心としてボディ2に対して回転可能とされている。フランジ部3bおよび軸受部2cの間ならびに軸部3cおよび軸受部2dの間にはそれぞれOリング等よりなる環状シール部品6,7が組み付けられている。
【0020】
弁体部3aの軸方向一端であってフランジ部3bの内周側は開口しており、ここに第三ポート8が設けられている。また、弁体部3aの周面3dに第一開口部9および第二開口部10が設けられている。両開口部9,10はそれぞれロータ3の周面部3dを厚さ方向に貫通する貫通孔として形成されており、互いに周方向の位置を異にして軸方向に並べられており、図では両開口部9,10が90度周方向に変位して配置されている。第一開口部9は、ロータ3が回転して第一ポート4との周方向位置が合致したときにこの第一ポート4を開弁させ、第二開口部10は、ロータ3が回転して第二ポート5との周方向位置が合致したときにこの第二ポート5を開弁させる。
【0021】
ボディ2の周面2eに設けられた第一ポート4および第二ポート5の内側であってかつボディ2およびロータ3間に、図4に示すシール部品11が組み付けられている。
【0022】
このシール部品11は、第一ポート4の内側に配置される第一パッキン13と第二ポート5の内側に配置される第二パッキン14とを予め一枚のフレーム12に固着一体化したものであって、更に詳細には以下のように構成されている。
【0023】
すなわち先ず、フレーム(基板とも称する)12は金属または樹脂等の剛材(例えばステンレス鋼板(SUS)の薄板)によって平板状に形成されており、その平面内に、第一ポート4に対応する第一透孔15と、第二ポート5に対応する第二透孔16とがそれぞれ厚さ方向に貫通するように設けられている。したがってこのフレーム12は、パッキン13,14二つ分の長さの上枠12aおよび下枠12bと、パッキン13,14一つ分の長さの左右側枠12c,12dおよび中枠12eとを一体に有している。
【0024】
第一パッキン(第一シールリップとも称する)13は、ゴム状弾性材(例えばHNBRゴム)によってエンドレス状に形成されており、フレーム12の上枠12a半体の外周縁部に固着された部分13aと、側枠12cの外周縁部に固着された部分13bと、下枠12b半体の外周縁部に固着された部分13cと、中枠12eの幅方向中央に固着された部分13dとを一体に有して、フレーム12に加硫接着されている。固着手段は、加硫接着の外、接着剤による接着や係合、嵌合等であっても良い。また、その内外周にグリス流れ防止のリブを設けたものであっても良い。
【0025】
また、第二パッキン(第二シールリップとも称する)14は、やはりゴム状弾性材(例えばHNBRゴム)によってエンドレス状に形成されており、フレーム12の上枠12a半体の外周縁部に固着された部分14aと、側枠12dの外周縁部に固着された部分14bと、下枠12b半体の外周縁部に固着された部分14cと、中枠12eの幅方向中央に固着された部分14dとを一体に有して、フレーム12に加硫接着されている。固着手段は、加硫接着の外、接着剤による接着や係合、嵌合等であっても良い。また、その内外周にグリス流れ防止のリブを設けたものであっても良い。
【0026】
第一パッキン13の中枠12eに固着された部分13dと、第二パッキン14の中枠12eに固着された部分14dとは互いに一体成形されており、換言すると両者13d,14dは一体部分を互いに共用している。したがって、第一パッキン13および第二パッキン14は互いに一体成形されたものであっても良い。
【0027】
また、この第一パッキン13および第二パッキン14は、図4(B)および(C)に示すように断面円形のOリング状に形成されて、フレーム12の板厚よりも厚い厚さを有しており、この両パッキン3、14に対してフレーム12が厚さ方向の略中央に配置されている。
【0028】
上記構成のシール部品11は、ボディ2の周面2eの内側に予め設けられた装着溝2fに着脱自在に組み付けられる。装着溝2fは、ボディ2の周面2eの内側に第一ポート4および第二ポート5を取り囲むようにして凹部状に形成されており、また全てが繋がった形状に形成されている。
【0029】
また、図4(B)に示したように、上記シール部品11はボディ2の周面2eに沿って円弧状に湾曲した形状とされているが、これは、当該シール部品11を製造するときにこのように湾曲状に形成しても良く、または当該シール部品11を切替弁1に組み付けるときにこのように湾曲状に加工しても良い。したがって何れにしてもこのようにシール部品11が湾曲状に形成されることにより、第一パッキン13および第二パッキン14がそれぞれ全周に亙ってボディ2の内面およびロータ3の外面に密着するため、ポート4,5を流れる流体を有効にシールすることができる。
【0030】
上記構成の切替弁1は、ロータ3を回転させることにより、第一ポート4および第三ポート8の連通と第二ポート5および第三ポート8の連通とを適宜切り替えるものであって、上記構成により以下の作用効果を奏する点に特徴を有している。
【0031】
すなわち先ず、上記構成の切替弁1においては、第一パッキン13および第二パッキン13よりなる二つのパッキンが一枚のフレーム12に固着されて一つのシール部品11とされ、この一つのシール部品11がボディ2の周面2eの内側に設けた装着溝2fに着脱自在に装着される構成とされているために、各パッキン13,14がフレーム12によって支持され、よってロータ3の回転時に各パッキン13,14に摩擦による捻りが発生するのを抑えることができる。したがって、この捻りによって各パッキン13,14に摩耗や亀裂等が発生するのを抑えることができ、よって各パッキン13,14が破損してシール漏れが発生するのを抑えることができる。したがって、各パッキン13,14の耐久性を向上させ、シール性を向上させることができる。
【0032】
また、各パッキン13,14がフレーム12に固着されてフレーム12によって支持されているために、各パッキン13,14が組付時に変形するのを抑えることができる。したがって、パッキン13,14を容易に切替弁1に組み付けることができる。
【0033】
また、各パッキン13,14が纏めて一枚のフレーム12に固着されているために、パッキン13,14を容易に切替弁1に対して着脱することができ、パッキン13,14を容易に新品と交換することができる。
【0034】
また、上記構成のシール部品11について云えば、当該シール部品11が第一パッキン13および第二パッキン14よりなる二つのパッキンを一枚のフレーム12に予め固着してなり、かつボディ2の周面2eの内側に設けた装着溝2fに着脱可能に装着されるものとされているために、やはり各パッキン13,14がフレーム12によって支持され、よってロータ3の回転時に各パッキン13,14に摩擦による捻りが発生するのを抑えることができる。したがって、この捻りによって各パッキン13,14に摩耗や亀裂等が発生するのを抑えることができ、よって各パッキン13,14が破損してシール漏れが発生するのを抑えることができる。したがって、各パッキン13,14の耐久性を向上させ、シール性を向上させることができる。
【0035】
また、各パッキン13,14がフレーム12に固着されてフレーム12によって支持されているために、各パッキン13,14が組付時に変形するのを抑えることができる。したがって、パッキン13,14を容易に切替弁1に組み付けることができる。
【0036】
また、各パッキン13,14が纏めて一枚のフレーム12に固着されているために、パッキン13,14を容易に切替弁1に対して着脱することができ、パッキン13,14を容易に新品と交換することができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、以下の効果を奏する。
【0038】
すなわち、上記構成を備えた本発明の請求項1による切替弁においては、パッキンがフレームの外周縁部などに予め固着されてシール部品とされ、このシール部品がボディの内面に設けた装着溝に着脱可能に装着されるよう構成されているために、パッキンをフレームによって支持することが可能となり、ロータの回転時にパッキンに摩擦による捻りが発生するのを抑えることが可能となる。したがってこの捻りによってパッキンに摩耗や亀裂等が発生するのを抑えることが可能となり、パッキンが破損してシール漏れが発生するのを抑えることが可能となる。したがってパッキンの耐久性を向上させ、シール性を向上させることができる。
【0039】
また、パッキンがフレームの外周縁部などに固着されてフレームによって支持されているために、パッキンが組付時に変形するのを抑えることが可能となり、よってパッキンの組付作業を容易化することができる。また、パッキンが纏めてフレームの外周縁部などに固着されているために、パッキンの着脱作業を容易化することができ、パッキンの交換作業を容易化することができる。
【0040】
また、上記構成を備えた本発明の請求項2による切替弁用シール部品においては、当該シール部品がパッキンをフレームの外周縁部などに予め固着してなり、かつボディの内面に設けた装着溝に着脱可能に装着されるものとされているために、やはりパッキンをフレームによって支持することが可能となり、ロータの回転時にパッキンに摩擦による捻りが発生するのを抑えることが可能となる。したがってこの捻りによってパッキンに摩耗や亀裂等が発生するのを抑えることが可能となり、パッキンが破損してシール漏れが発生するのを抑えることが可能となる。したがってパッキンの耐久性を向上させ、シール性を向上させることができる。
【0041】
また、パッキンがフレームの外周縁部などに固着されてフレームによって支持されているために、パッキンが組付時に変形するのを抑えることが可能となり、よってパッキンの組付作業を容易化することができる。また、パッキンが纏めてフレームの外周縁部などに固着されているために、パッキンの着脱作業を容易化することができ、パッキンの交換作業を容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る切替弁の正面図
【図2】同切替弁の右側面図
【図3】図1におけるA−A線断面図
【図4】同切替弁に組み込まれるシール部品の単品図であって、(A)はその正面図、(B)は(A)におけるB−B線断面図、(C)は(A)におけるC−C線断面図
【符号の説明】
1 切替弁
2 ボディ
2a 中空部
2b ケーシング部
2c,2d 軸受部
2e,3d 周面
2f 装着溝
3 ロータ
3a 弁体部
3b フランジ部
3c 軸部
4 第一ポート
5 第二ポート
6,7 環状シール部品
8 第三ポート
9 第一開口部
10 第二開口部
11 シール部品
12 フレーム
12a 上枠
12b 下枠
12c,12d 側枠
12e 中枠
13 第一パッキン
13a,13b,13c,13d 第一パッキンの各部分
14 第二パッキン
14a,14b,14c,14d 第二パッキンの各部分
15 第一透孔
16 第二透孔
Claims (2)
- 複数のポート(4)(5)を設けたボディ(2)の内部に前記ポート(4)(5)に連通する開口部(9)(10)を設けたロータ(3)を回転可能に組み合わせるとともに、前記各ポート(4)(5)の内側であって前記ボディ(2)およびロータ(3)間にそれぞれシール用パッキン(13)(14)を配置してなる切替弁(1)において、
前記複数のパッキン(13)(14)を一のフレーム(12)に予め固着したシール部品(11)を有し、前記シール部品(11)を前記ボディ(2)の内面に設けた装着溝(2f)に着脱可能に装着してなり、
前記フレーム(12)は、剛材によって平板状に形成され、その平面内に前記ポート(4)(5)に対応する透孔(15)(16)を有するとともに上枠(12a)、下枠(12b)、側枠(12c)(12d)および中枠(12e)を一体に有し、
前記パッキン(13)(14)は、前記フレーム(12)の上枠(12a)の外周縁部に固着された部分(13a)(14a)、下枠(12b)の外周縁部に固着された部分(13c)(14c)、側枠(12c)の外周縁部に固着された部分(13b)(14b)および中枠(12e)の幅方向中央に固着された部分(13d)(14d)を一体に有し、ゴム状弾性材によってエンドレス状に形成されていることを特徴とする切替弁。 - 複数のポート(4)(5)を設けたボディ(2)の内部に前記ポート(4)(5)に連通する開口部(9)(10)を設けたロータ(3)を回転可能に組み合わせるとともに、前記各ポート(4)(5)の内側であって前記ボディ(2)およびロータ(3)間にそれぞれシール用パッキン(13)(14)を配置してなる切替弁(1)に用いられるシール部品(11)であって、
前記複数のパッキン(13)(14)を一のフレーム(12)に予め固着してなり、前記ボディ(2)の内面に設けた装着溝(2f)に着脱可能に装着され、
前記フレーム(12)は、剛材によって平板状に形成され、その平面内に前記ポート(4)(5)に対応する透孔(15)(16)を有するとともに上枠(12a)、下枠(12b)、側枠(12c)(12d)および中枠(12e)を一体に有し、
前記パッキン(13)(14)は、前記フレーム(12)の上枠(12a)の外周縁部に固着された部分(13a)(14a)、下枠(12b)の外周縁部に固着された部分(13c)(14c)、側枠(12c)の外周縁部に固着された部分(13b)(14b)および中枠(12e)の幅方向中央に固着された部分(13d)(14d)を一体に有し、ゴム状弾性材によってエンドレス状に形成されていることを特徴とする切替弁用シール部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002063113A JP4003048B2 (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 切替弁および切替弁用シール部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002063113A JP4003048B2 (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 切替弁および切替弁用シール部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003262281A JP2003262281A (ja) | 2003-09-19 |
JP4003048B2 true JP4003048B2 (ja) | 2007-11-07 |
Family
ID=29196547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002063113A Expired - Fee Related JP4003048B2 (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 切替弁および切替弁用シール部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4003048B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4976664B2 (ja) * | 2005-07-25 | 2012-07-18 | 株式会社ケーブイケー | 混合水栓 |
JP2008002635A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Kvk Corp | 湯水混合水栓 |
JP6419475B2 (ja) * | 2014-07-24 | 2018-11-07 | 株式会社不二工機 | 流路切換弁 |
-
2002
- 2002-03-08 JP JP2002063113A patent/JP4003048B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003262281A (ja) | 2003-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0980999B2 (en) | An annular seal assembly, in particular for the drive shaft of a vehicle | |
DE602007012207D1 (de) | Ringförmige Versiegelungsanordnung zum Einsatz zwischen zwei relativ drehbaren Elementen, insbesondere einem Laugenbehälter und einer Drehwelle einer Waschmaschinentrommel | |
JPS5824685Y2 (ja) | ちよう形弁のシ−トリング | |
JP4003048B2 (ja) | 切替弁および切替弁用シール部品 | |
WO2013077010A1 (ja) | 密封装置 | |
JP3332861B2 (ja) | バタフライ弁 | |
JP2605197Y2 (ja) | 密封装置 | |
CA2517411A1 (en) | Balanced mechanical seal assembly | |
JP2002295689A (ja) | 密封装置 | |
JP2019210971A (ja) | シール部材及びスイベルジョイント | |
EP3891421B1 (en) | Crankshaft seal design | |
JP2524712Y2 (ja) | シールリング | |
US4397446A (en) | Integral seal | |
JP4649811B2 (ja) | 密封装置 | |
WO2020202948A1 (ja) | 密封装置 | |
CS354691A3 (en) | Mechanisms with working cylinders driven by pressure liquid, such as anengine or a pump | |
JP4079495B2 (ja) | ロータリーベーン式舵取機のシール方式 | |
JPH0614139Y2 (ja) | 密封装置 | |
KR20190049453A (ko) | 시일 기구를 구비하는 장치 | |
JP3707163B2 (ja) | 密封装置 | |
JPH0643579Y2 (ja) | オイルシール | |
CN220646799U (zh) | 一种高稳定性蝶阀 | |
JPH0218381Y2 (ja) | ||
JP7372779B2 (ja) | 密封装置 | |
JPS5848438Y2 (ja) | ちょう型弁のシ−トリング |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040510 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070725 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070807 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |