JP4002806B2 - 擁壁用ブロック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路、鉄道、宅地造成地等における地盤の垂直面あるいは傾斜面の土留めに用いられる擁壁用ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、道路、鉄道等における数m程度の高さを有する地盤の垂直面あるいは傾斜面に対し、コンクリートブロック(擁壁用ブロック)を敷設して擁壁を構築し、土砂の崩落を防止することが行なわれている。
一方、近年、擁壁の景観性や機能性を向上させるために、擁壁面に工夫を施した擁壁用ブロックが種々、提案されている。
例えば、特開平7−195335号公報には、50mm以上のサイズの化粧用骨材を、この表面化粧用骨材、または同種の骨材を細かく砕いた目止め用骨材中に適宜並べて埋設し、スランプ0の超硬練りコンクリートを打設して加圧振動を加えて締め固め、化粧用骨材の間のコンクリート地肌を隠蔽したことを特徴とする表面に化粧用骨材を有するコンクリートブロックが、記載されている。
また、特開平9−328763号公報には、目地によって区画された多数の区画面が壁面に形成されているコンクリート擁壁のデザイン構造であって、前記目地は非塗装面であり、前記区画面が塗装面であることを特徴としたコンクリート擁壁のデザイン構造が、記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
擁壁用ブロックの擁壁面は、通常、コンクリートからなるため、無機的で無味乾燥の印象を与え、景観性に劣り、周囲の自然環境との調和がとれないことがある。
これに対し、上述の公報に記載されているように、化粧用骨材を用いてコンクリートの地肌を隠し、自然環境と調和させたり、あるいは、塗料によって着色塗装した塗装面を設けて、コンクリートの地肌部分を少なくし、デザインを向上させるなどの方法を採用した場合には、製造工程が複雑化したり、製造費用が高くなるといった問題がある。
一方、擁壁用ブロックを設計するに際し、景観性のみならず、騒音の低減や光の反射時の眩しさの低減といった機能性をも付与することができれば、擁壁用ブロックの商品価値が高まり、好ましい。
そこで、本発明は、複雑な工程や特殊な追加材料を用いずに簡易かつ迅速に製造することができ、かつ、景観性や各種機能性に優れた擁壁用ブロックを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、種々の傾斜角度及び傾斜方向を有する多数の面を組み合わせて、擁壁面を形成することによって、景観性及び騒音の低減等の機能性を向上させることができることに想到し、本発明を完成した。
【0005】
すなわち、本願請求項1に記載の擁壁用ブロックは、施工後に露出面となる擁壁面が、傾斜角度が0〜18度の範囲内で種々の傾斜角度及び傾斜方向を有する多数の面と、必要に応じて該面の相互間に設けられる段差部分のみを組み合わせて形成される擁壁用ブロックであって、前記多数の面は、多数の帯状の突起部と、該突起部間に形成される多数の帯状の溝部とが交互に現れる波状模様を付した凹凸のある面と、該波状模様を付さない平滑な面を組み合わせてなり、前記凹凸のある面の波状模様を構成する多数の帯状の突起部の延びる方向が、各面毎に異なり、前記多数の面の個々の面の面積率が0.3〜15%であり、前記波状模様を付さない平滑な面の合計の面積率が1〜15%であり、かつ、前記波状模様を付さない平滑な面の個々の面積率が5%以下であることを特徴とする。
このように構成された擁壁用ブロックは、種々の傾斜角度及び傾斜方向を有する多数の面の組み合わせによって、特有の幾何学的美しさを現出し、優れた景観性を有する。また、擁壁面を構成する多数の面が、種々の傾斜角度及び傾斜方向を有することから、自動車のエンジン音等の騒音を種々の方向に反射して、道路周辺の騒音を拡散して低減することができる。さらには、自動車のヘッドライトの光や直射日光を乱反射して、光の照り返しによる眩しさを低減することができる。
【0006】
上記擁壁用ブロックにおいて、上記多数の面のうち一部の面に、波状摸様を付することによって、景観性等をより一層向上させることができる。
ここで、波状模様の形態としては、上記多数の帯状の突起部の延びる方向(すなわち、波状模様の線の方向)が、面毎に異なっているように構成する。
このように帯状の突起部の延びる方向を面毎に異なる方向に定めることによって、景観性等をより一層向上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の擁壁用ブロックの一例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の擁壁用ブロックの一例を示す斜視図、図2は、図1に示す擁壁用ブロックの正面図、図3は、図2に示す擁壁用ブロックの擁壁面に形成されている波状模様の構造を拡大して示す斜視図、図4は、図1に示す擁壁用ブロックの平面図、図5は、図4中のA−A線で切断した矢視断面図、図6は、図1に示す擁壁用ブロックの背面図、図7は、図1に示す擁壁用ブロックを複数組み合わせて配置した状態を示す正面図、図8は、図1に示す擁壁用ブロックを斜面に敷設して、擁壁を形成させた状態を模式的に示す断面図である。
なお、本発明の擁壁用ブロックは、図1〜図8に示す形態に限定されることはなく、特許請求の範囲から逸脱しない限りにおいて、種々の形態をとることができる。
【0008】
擁壁用ブロック1は、図1〜図5に示すような形態、すなわち、前壁部2と、後壁部3と、前壁部2と後壁部3の間に介在する中間部4とを備え、後壁部3に水抜き用の孔10が穿設され、中間部4の周囲の切欠部(空間)を利用して排水を行なう形態とすることが、景観性を長期間に亘って保持することができる点で好ましい。
前壁部2は、施工後に露出面となるべき擁壁面5を有する略平板状の部分として形成されている。
擁壁面5を構成する多数の面5aの各々は、図1に示すように、所定の傾斜角度及び傾斜方向を有する略平面状の面として形成されている。そして、擁壁面5を構成する多数の面5aの相互間には、必要に応じて、面5aに対して略垂直に形成した段差部分5bを設けている。
【0009】
擁壁面5を構成する多数の面5aの各々は、種々の形状及び大きさを有する多角形(例えば、三角形、四角形、五角形等)として形成されている。
擁壁面5を構成する個々の面5aの面積率(擁壁面中に占めるその面の面積割合)の最大値は、好ましくは15%以下、より好ましくは12%以下、特に好ましくは9%以下である。該最大値が15%を超えると、擁壁面を構成する個々の面が大きすぎて、優れた景観性や機能性を十分に発揮することができなくなるおそれがある。
擁壁面5を構成する個々の面5aの面積率(擁壁面中に占めるその面の面積割合)の最小値は、特に限定されないが、好ましくは0.3%以上、より好ましくは0.5%以上である。該最小値が0.3%未満であると、面積が過度に小さい面を含むことから、乱雑な印象を与えがちとなり、擁壁面全体の幾何学的美しさが損なわれるおそれがある。また、製造も困難となる。
なお、本発明において、面5aの数は、景観性や機能性の観点から、20〜40であることが好ましい。
【0010】
擁壁面5を構成する面5aの傾斜角度の最大値(全ての面を対象とした最大値)は、好ましくは18度以下、より好ましくは15度以下、特に好ましくは12度以下である。該傾斜角度が18度を超えると、擁壁面5の凹凸の程度が大きくなりすぎて、景観性を損なうとともに、擁壁面5の部分的な破損が生じ易くなる。また、脱型時にも破損し易くなる。
擁壁面5を構成する面5aの傾斜角度の最小値(全ての面を対象とした最小値)は、特に限定されないが、通常、0〜2度程度である。
なお、本明細書中において、擁壁面5を構成する個々の面の傾斜角度とは、その面を形成する多角形において、任意の頂点と、他の任意の頂点とを結ぶ線が、前壁部の基準となる平面(具体的には、前壁部と中間部との境界面を含む平面)に対してなす角度のうち、最大の角度をいう。例えば、擁壁面を構成する面の一つが三角形であって、当該三角形の3つの辺の傾斜角度が各々、1度、6度、10度である場合、その面の傾斜角度は、10度(10°)である。
【0011】
擁壁面5を構成する多数の面5aの一部は、図2及び図3に示すように、多数の帯状の突起部6aと、突起部6a間に形成される多数の帯状の溝部6bとが交互に現れる波状模様(波状の凹凸構造体)6を有するように形成されている。
波状模様6は、典型的には、図2及び図3に示すように、互いに略平行で直線状に延びる多数の突起部6aと、突起部6a間に形成される多数の溝部6bとが交互に現れる波状模様を有するように形成されている。
多数の突起部6a及び溝部6bが直線状に延びるものである場合、その延びる方向は、景観性及び機能性の観点から、面5a毎に異なっていることが望ましい。
なお、波状模様は、図2及び図3に示すものに限られず、例えば、湾曲した曲線からなる突起部及び溝部が交互に現れるように構成したり、あるいは、一つの面5a内を複数の区画に分割して、それらの区画毎に異なる方向に延びる波状模様を付するなどの形態をとることができる。
【0012】
波状模様の立体構造としては、例えば、図3に示すように、所定の幅及び奥行(延びる方向の寸法)を有する平面を上面とし、所定の幅及び奥行(延びる方向の寸法)を有する平面を底面とし、これら上面と底面との間に介在する所定の高さを有する垂直壁を設けることによって、突起部6a及び溝部6bからなる構造を形成することができる。
なお、波状模様の立体構造は、図3に示すものに限られず、例えば、曲面状の上面と曲面状の底面とが交互に現れるように構成した断面が曲線状の波形である構造等として形成することもできる。
【0013】
波状模様6の突起部6a及び溝部6bの延びる方向は、図2に示すように、面毎に異なるように定めることが望ましい。このように波状模様6の方向を面毎に異なるように定めることによって、美観の向上と、光の乱反射等による機能性(ヘッドライト等の光の反射による眩しさの低減等)の向上を図ることができる。
【0014】
本発明の擁壁用ブロックにおいては、図2に示すように、波状模様6を付した凹凸のある面と、波状模様6を付さない平滑な面7とを適宜組み合わせて、擁壁面5を構成することによって、景観性を高めることができる。
波状模様6を付さない平滑な面7の面積率(擁壁面5中に占める平滑な面7の合計の面積率)は、良好な景観性及び機能性を確保する観点から、好ましくは、1〜15%、より好ましくは3〜10%である。
波状模様6を付さない平滑な面7の個々の面積率(擁壁面5中に占める一つの面7の面積率)は、好ましくは5%以下、より好ましくは3%以下である。該面積率が5%を超えると、波状模様を付さない平滑な面7の存在が目立ちすぎて、景観性を損なうことに加えて、波状模様によって光を乱反射させて光の反射時の眩しさを低減させるなどの効果が不十分になるおそれがある。
前壁部2の擁壁面5の寸法は、特に限定されないが、例えば、300〜7000mm(縦)×1,500〜2,500mm(横)程度である。
【0015】
擁壁用ブロック1の後壁部3は、図4〜図6に示すように、平板状の本体部8と、本体部8の裏面側(前壁部2とは反対側)にて、上下に延びる方向に互いに略平行に形成されている2つの帯状の凸部9とから構成されていることが好ましい。
本体部8には、地盤からの水抜き用の2つの孔10(図6参照)が穿設されており、これらの孔10は、中間部4の下方の空間(図5参照)に連絡するように貫通している。また、本体部8の上面には、擁壁用ブロック1同士を上下方向に嵌合させて組み合わせるための突起体11が2つ設けられており、本体部8の下面には、突起体11に対応した位置に、突起体11と嵌合させるための凹部(図示せず)が2つ設けられている。
帯状の凸部9は、擁壁用ブロック1の敷設時に裏込めコンクリートを充填する際、裏込めコンクリートに対する密着性を高めて、擁壁用ブロック1の安定性を高めるために設けられている。
【0016】
前壁部2と後壁部3の間に介在する中間部4は、図4及び図5に示すように、断面が逆V字状の上面4aと、上面4aの両端から垂下する側面4bと、水平面である下面4cとを有するものとして形成されていることが好ましい。
擁壁用ブロック1は、後述のように、擁壁の構築後に、中間部4の周囲の切欠部(空間)を利用して、擁壁用ブロック1の内部で排水を行なうように構成されている。擁壁用ブロック1の擁壁面5には排水口が設けられていないので、擁壁面に排水口を有する擁壁用ブロックで構築した擁壁に見られるような擁壁面の汚れ(すなわち、擁壁面に設けられた排水口から落下する水に含まれる土砂によって生じる帯状の汚れ)が生じることはなく、擁壁面の優れた景観性を長期間に亘って保持することができる。
本発明の擁壁用ブロックの製造方法としては、例えば、コンクリートを型枠に投入して、振動による締固め等を行なった後、脱型する方法等が挙げられる。コンクリートとしては、特に材料や配合割合は限定されないが、強度やコスト等を考慮すると、18〜30N/mm程度の圧縮強度を発現するものが好ましい。
【0017】
次に、本発明の擁壁用ブロックの施工方法を説明する。
擁壁用ブロック1を施工するには、図8に示すように、まず、裏込め砕石21と布基礎22によって、擁壁用ブロック1を敷設するための基礎部分を構成する。次いで、一段目の擁壁用ブロック1を布基礎22に沿って幅方向に敷設していく。この際、一段目の擁壁用ブロック1の中間部4の下方に形成されている切欠部(前壁部2と後壁部3によって挟まれた空間部分)と、布基礎22とによって、排水路23が形成されるので、この排水路23の両端を排水溝(図示せず)に接続するなどして、擁壁の完成後に外部に排水することができるようにしておく。その後、一段目の擁壁用ブロック1と地盤の法面(裏込め砕石21)の間の空隙内に、一段目の擁壁用ブロックの上端近くまで裏込めコンクリート24を充填する。
【0018】
次に、二段目の積みブロック1の水抜き用の孔10の位置に合致すると推測される位置において、適宜の長さを有する塩ビ管(水抜き用の管)25を地盤中に埋め込んだ後、塩ビ管25の露出した端部を二段目の擁壁用ブロックの孔10に適宜の深さだけ差し込む。それと同時に、二段目の擁壁用ブロック1の下端の凹部を一段目の擁壁用ブロック1の突起体11と嵌合させて、二段目の擁壁用ブロック1を一段目の擁壁用ブロック1上に積み重ねる。
【0019】
この際、二段目の擁壁用ブロック1は、図7に示すように、一段目の擁壁用ブロック1に対して半身だけ側方にずらして配置される。それによって、擁壁の構造を堅固にすることができるとともに、擁壁内に網の目状に排水用の通路を形成して、円滑に排水させることが可能となる。
二段目の擁壁用ブロック1を幅方向に積み終えた後、二段目の擁壁用ブロック1と地盤の法面(裏込め砕石21)の間の空隙内に、二段目の擁壁用ブロック1の上端近くまで裏込めコンクリート24を充填する。
更に、二段目の擁壁用ブロック1と同様にして、三段目の擁壁用ブロック1を施工し、最後に三段目の擁壁用ブロック1の上方をコンクリートで被覆すれば、擁壁26が完成する。
【0020】
擁壁26の完成後、地盤中の水は、塩ビ管25を通って後壁部3の孔10から擁壁用ブロック1内の切欠部(前壁部2と後壁部3に挟まれた中間部4の周囲の空間)に排出される。擁壁用ブロック1内に排出された水は、下方に隣接して位置する他の擁壁用ブロック1の中間部4の上面上を流れ落ちて、更に下方へと落下していく。そして、擁壁26内を流下する水は、最終的に最下段の擁壁用ブロックに到達した後、排水路23を介して外部に排出される。
【0021】
【発明の効果】
本発明の擁壁用ブロックは、擁壁面が、種々の傾斜角度及び傾斜方向を有する多数の面の組み合わせによって構成されているため、特有の幾何学的美しさを現出し、優れた景観性を有するとともに、自動車のエンジン音等の音響を種々の異なる方向に反射して、道路周辺の騒音等を低減することができる。また、自動車のヘッドライトの光や直射日光を乱反射して、光の照り返しによる眩しさを低減することができる。さらには、擁壁面を平滑に形成した場合には困難なトカゲ等の小動物の移動を助けるので、生態系の維持に役立つことができる。
また、擁壁面を構成する多数の面の少なくとも一部が、帯状の突起部と帯状の溝部とが交互に現れる波状模様を有する面であるように構成すれば、景観性や機能性(光の反射時の眩しさの低減等)をより一層向上させることができる。
さらに、波状模様を有する面に関して、これらの波状模様が、面毎に異なった方向に延びるように構成すれば、景観性や機能性(光の反射時の眩しさの低減等)を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の擁壁用ブロックの一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す擁壁用ブロックの正面図である。
【図3】図2に示す擁壁用ブロックの擁壁面に形成されている波状模様の構造を拡大して示す斜視図である。
【図4】図1に示す擁壁用ブロックの平面図である。
【図5】図4中のA−A線で切断した矢視断面図である。
【図6】図1に示す擁壁用ブロックの背面図である。
【図7】図1に示す擁壁用ブロックを複数組み合わせて配置した状態を示す正面図である。
【図8】図1に示す擁壁用ブロックを斜面に敷設して、擁壁を形成させた状態を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 擁壁用ブロック
2 前壁部
3 後壁部
4 中間部
4a 上面
4b 側面
4c 下面
5 擁壁面
5a 面
5b 段差部分
6 波状模様
6a 帯状の突起部
6b 帯状の溝部
7 平滑な面
8 本体部
9 凸部
10 孔
11 突起体
21 裏込め砕石
22 布基礎
23 排水路
24 裏込めコンクリート
25 塩ビ管
26 擁壁

Claims (1)

  1. 擁壁面が、傾斜角度が0〜18度の範囲内で種々の傾斜角度及び傾斜方向を有する多数の面と、必要に応じて該面の相互間に設けられる段差部分のみを組み合わせて形成される擁壁用ブロックであって、
    前記多数の面は、多数の帯状の突起部と、該突起部間に形成される多数の帯状の溝部とが交互に現れる波状模様を付した凹凸のある面と、該波状模様を付さない平滑な面を組み合わせてなり、前記凹凸のある面の波状模様を構成する多数の帯状の突起部の延びる方向が、各面毎に異なり、前記多数の面の個々の面の面積率が0.3〜15%であり、前記波状模様を付さない平滑な面の合計の面積率が1〜15%であり、かつ、前記波状模様を付さない平滑な面の個々の面積率が5%以下であることを特徴とする擁壁用ブロック。
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