JP3510519B2 - 舗装用コンクリートブロック - Google Patents

舗装用コンクリートブロック

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JP3510519B2
JP3510519B2 JP06260999A JP6260999A JP3510519B2 JP 3510519 B2 JP3510519 B2 JP 3510519B2 JP 06260999 A JP06260999 A JP 06260999A JP 6260999 A JP6260999 A JP 6260999A JP 3510519 B2 JP3510519 B2 JP 3510519B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に道路に敷設さ
れる舗装用コンクリートブロックに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、図17に平
面図が示される舗装用コンクリートブロックが知られて
いる。尚、図17中、11は略直方体形状の舗装用コン
クリートブロックであって、その上面および下面は平面
であるものの、側面は、図17からも判る通り、波打っ
た形状に形成されている。すなわち、側面には凸部12
aと凹部12bとが形成されている。そして、例えば図
18に示す如く、ある位置の舗装用コンクリートブロッ
ク11の凸部12a(凹部12b)が隣接した舗装用コ
ンクリートブロック11の凹部12b(凸部12a)に
対向しているように舗装用コンクリートブロック11は
敷設(敷設パターンはヘリンボンボンド)される。この
他にも、敷設パターンとしては、図19に示すストレッ
チャーボンド、或いは図20に示すパーケットボンドと
言った敷設パターンがある。
【0003】ところで、これまで、舗装用コンクリート
ブロックは歩行者や軽交通を対象とした舗装を中心に適
用されていたのであるが、最近、景観性や耐久性などの
観点から車道にも適用することが考えられている。しか
しながら、本格的車道に適用した場合、舗装用コンクリ
ートブロックの角欠けが心配されている。
【0004】特に、この角欠けは、 敷設した舗装用
コンクリートブロック相互間の目地幅が小さい場合、
舗装面のたわみ量が大きい場合、 舗装面のわだち
掘れ量が大きい場合、 舗装用コンクリートブロック
の強度が低い場合などには顕著なことが確かめられた。
ここで、目地幅について考察すると、3mm程度の目地
幅が確保されていると、目地砂がしっかり充填され、隣
接する舗装用コンクリートブロック同士の競り合いは殆
ど無く、角欠けは起き難い。
【0005】このような観点から、半円柱状あるいは角
柱状の突起(当業界では、目地キープと称する。)13
が設けられている。しかし、目地キープ(突起)13が
設けられていても、下記の問題点が認められた。 施工直後は、一定の目地幅が確保されているもの
の、供用により舗装用コンクリートブロックが横ずれ
し、捩れた場合、目地キープ以外の部分の側面が隣接す
る舗装用コンクリートブロックにおける目地キープ以外
の部分の側面に接触することがあり、舗装用コンクリー
トブロックの角欠けが起きる。 供用につれて次第に目地キープが擦り減ってなくな
ることが有り、そして舗装用コンクリートブロックの角
欠けが起きる。
【0006】従って、本発明が解決しようとする課題
は、角欠けが起き難く、耐久性に富む舗装用コンクリー
トブロックを提供することである。特に、本格的な車道
(例えば、大型車交通量が100台/日・一方向以上、
すなわち交通量区分がL交通以上(例えば、B交通、C
交通、D交通)の道路)に敷設された場合でも、そして
長期の供用にわたっても、3mm程度の目地幅の確保が
出来、目地キープは無くならず、角欠けが起き難く、耐
久性に富む舗装用コンクリートブロックを提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、側面に凸
部と凹部とが形成された舗装用コンクリートブロックで
あって、前記凸部の最先端部の両側に跨がって目地幅確
保用の突起が設けられてなることを特徴とする舗装用コ
ンクリートブロックによって解決される。
【0008】特に、各側面に一つ以上の凸部と凹部とが
形成され、側面が波打った凹凸状の舗装用コンクリート
ブロックであって、前記少なくとも一つの凸部(特に、
隅角部を除いた位置における凸部)の最先端部の両側に
跨がって目地幅確保用の突起が設けられてなることを特
徴とする舗装用コンクリートブロックによって解決され
る。
【0009】すなわち、凸部の最先端部の両側に跨がっ
て連続した目地幅確保用の突起(以下、目地キープとも
言う。)を設けたのは、図1にその平面図を示す側面が
波打った凹凸状の舗装用コンクリートブロックにおける
角欠けの発生位置が、ライン部aや凹部bの位置に比べ
て、隅角部も含めた凸部cの位置が圧倒的に多く、従っ
てこの凸部cの位置において目地幅を十分に保持し、競
り合いを防止すれば、角欠けを防止できると考えたから
である。事実、凸部cの最先端部の両側に跨がって連続
した目地キープを設けていた場合、角欠けが発生し難い
ものであった。
【0010】ところで、凸部cの最先端部の両側に跨が
って連続した目地キープを設けることは、図2から判る
通り、凹部bの最奥部の両側に跨がって連続した目地キ
ープを設けることに等しい。従って、前記の課題は、側
面に凸部と凹部とが形成された舗装用コンクリートブロ
ックであって、前記凹部の最奥部の両側に跨がって目地
幅確保用の突起が設けられてなることを特徴とする舗装
用コンクリートブロックによって解決される。
【0011】特に、各側面に一つ以上の凸部と凹部とが
形成され、側面が波打った凹凸状の舗装用コンクリート
ブロックであって、前記少なくとも一つの凹部の最奥部
の両側に跨がって目地幅確保用の突起が設けられてなる
ことを特徴とする舗装用コンクリートブロックによって
解決される。
【0012】尚、上記凸部の最先端部の両側に跨がって
形成される目地キープは、全ての凸部に設けられていて
も良く、或いは幾つかの凸部には設けられていなくても
良い。但し、全ての凸部に目地キープを設けない場合に
は、隅角部を除いた位置の側面に設けた凸部の中でも、
最も外側に出っ張った凸部に対して本発明の構造の目地
キープを設けておくことが好ましい。隅角部の凸部に目
地キープを設けた場合、舗装用コンクリートブロックの
敷設パターンによっては、目地キープ同士が対向する場
合もあるので、隅角部の凸部に目地キープを設けないの
が好ましい。
【0013】同様に、上記凹部の最奥部の両側に跨がっ
て形成される目地キープは、全ての凹部に設けられてい
ても良く、或いは幾つかの凹部には設けられていなくて
も良い。但し、全ての凹部に目地キープを設けない場合
には、側面に設けた凹部の中でも、窪み深さが最も深い
凹部に対して本発明の構造の目地キープを設けておくこ
とが好ましい。
【0014】上記目地キープは、基本的には、舗装用コ
ンクリートブロックの凹凸部が隣接する舗装用コンクリ
ートブロックの凸凹部に対応するよう敷設された時、舗
装用コンクリートブロックに設けられた目地キープ同士
が対向することが無いように構成されたものが好まし
い。すなわち、舗装用コンクリートブロックを敷設した
時に、隣接する舗装用コンクリートブロックの目地キー
プ同士が対向しない、つまり目地キープは隣接する舗装
用コンクリートブロックの目地キープ以外の部分に対向
すれば、3mm程度の一定の目地幅を確保でき、角欠け
は起き難い。
【0015】特に、目地キープは、一つの目地キープの
周方向における長さが20mm以上(特に、30mm以
上)であり、かつ、一つの舗装用コンクリートブロック
に設けられた全ての目地キープの周方向における長さの
合計長が該舗装用コンクリートブロックの周長の35%
以下(特に、25%以下)であるよう構成されたものが
好ましい。すなわち、目地の役割について考察すると、
目地は、舗装用コンクリートブロックの競り合いを防
ぎ、角欠けを防止することの他に、目地砂を充填するス
ペースを確保する役割がある。目地砂は、個々の舗装用
コンクリートブロックを拘束し、舗装用コンクリートブ
ロック間の噛み合いを強め、荷重を分散させる機能を持
つ。従って、目地キープの長さが短すぎると、目地キー
プの機能が奏され難く、逆に、目地キープの長さが長く
なり過ぎると、目地空間が少なくなって、目地砂の充填
量が少なくなり、その機能が奏され難くなる。そして、
上記のような寸法のものとすることによって、角欠けが
一層起き難いものとなる。
【0016】又、目地キープは、その上端が該舗装用コ
ンクリートブロックの上面より5〜40mm(特に、1
0〜20mm)離れた位置から下側(特に、該舗装用コ
ンクリートブロックの底面位置)にかけて構成されてな
るものが好ましい。ここで、5mm以上としたのは、図
3からも判るように、目地キープの上端が該舗装用コン
クリートブロックの上面より5mm未満の場合には、交
通荷重の作用によって目地キープの上端部と舗装用コン
クリートブロックの上端部とが競り合い、これによって
角欠けが起き易くなるからである。逆に、40mm以下
としたのは、図4からも判るように、目地キープの上端
が該舗装用コンクリートブロックの上面より40mm以
上も下の場合には、交通荷重の作用によって舗装用コン
クリートブロックの上端部同士が競り合い、これによっ
て角欠けが起き易くなるからである。すなわち、上記の
ような寸法のものとすることによって、角欠けが一層起
き難い。
【0017】又、目地キープは、その厚さが1.5〜
3.0mmであるものが好ましい。すなわち、このよう
な寸法のものとすることによって、目地幅を2〜3.5
mmのものと出来、角欠けが一層起き難い。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明になる舗装用コンクリート
ブロックは、側面に凸部と凹部とが形成された舗装用コ
ンクリートブロックであって、前記凸部の最先端部の両
側に跨がって連続した目地キープが設けられてなる。特
に、各側面に一つ以上の凸部と凹部とが形成され、側面
が波打った凹凸状の舗装用コンクリートブロックであっ
て、前記少なくとも一つの凸部(特に、隅角部を除いた
位置における凸部)の最先端部の両側に跨がって連続し
た目地キープが設けられてなる。又、側面に凸部と凹部
とが形成された舗装用コンクリートブロックであって、
前記凹部の最奥部の両側に跨がって連続した目地キープ
が設けられてなる。特に、各側面に一つ以上の凸部と凹
部とが形成され、側面が波打った凹凸状の舗装用コンク
リートブロックであって、前記少なくとも一つの凹部の
最奥部の両側に跨がって連続した目地キープが設けられ
てなる。上記凸部の最先端部の両側に跨がって形成され
る目地キープは、全ての凸部に設けられている場合と、
幾つかの凸部には設けられていない場合とがある。全て
の凸部に目地キープを設けない場合には、隅角部を除い
た位置の側面に設けた凸部の中でも、最も外側に出っ張
った凸部に対して本発明の構造の目地キープを設けてい
る。上記凹部の最奥部の両側に跨がって形成される目地
キープは、全ての凹部に設けられている場合と、幾つか
の凹部には設けられていない場合とがある。全ての凹部
に目地キープを設けない場合には、側面に設けた凹部の
中でも、窪み深さが最も深い凹部に対して本発明の構造
の目地キープを設けている。目地キープは、基本的に
は、舗装用コンクリートブロックの凹凸部が隣接する舗
装用コンクリートブロックの凸凹部に対応するよう敷設
された時、例えばヘリンボンボンド、ストレッチャーボ
ンド、或いはパーケットボンドと言ったパターンで各々
の凹凸部が噛み合うように敷設された時、舗装用コンク
リートブロックに設けられた目地キープ同士が対向する
ことが無いように構成されている。目地キープは、特
に、一つの目地キープの周方向における長さが20mm
以上(特に、30mm以上)であり、かつ、一つの舗装
用コンクリートブロックに設けられた全ての目地キープ
の周方向における長さの合計長が該舗装用コンクリート
ブロックの周長の35%以下(特に、25%以下)であ
る。又、目地キープは、特に、その上端が該舗装用コン
クリートブロックの上面より5〜40mm(特に、10
〜20mm)離れた位置から下側(特に、該舗装用コン
クリートブロックの底面位置)にかけて構成されてい
る。又、目地キープは、特に、その厚さが1.5〜3.
0mmである。
【0019】本発明の舗装用コンクリートブロックは、
例えば振動加圧即時脱型による方法で製造される。すな
わち、ゼロスランプのコンクリート(セメント、骨材、
水、その他必要に応じて各種の混和材や混和剤)を所定
形状の型枠内に供給し、振動加圧(振動数4500〜9
000rpm、振動加速度10〜20g、振動加圧時間
3〜10sec)した後、直ちに脱型し、養生(室内養
生、蒸気養生、或いは噴霧養生)されて本発明品が得ら
れる。
【0020】本発明の舗装用コンクリートブロックは、
基本的には、その全体が、概略直方体形状をしている。
そして、上面は平面である。下面も、好ましくは平面で
ある。四方の側面は、各側面に一つ以上の凸部と凹部と
が形成され、側面が波打った凹凸状をしている。この略
直方体形状の舗装用コンクリートブロックの大きさは、
その表面の四角形は長手方向の寸法が150〜300m
m、短手方向の寸法が90〜150mm、厚さが60〜
100mm程度である。
【0021】舗装用コンクリートブロックは直方体形状
で無い場合もある。例えば、六角柱状や八角柱状の場合
も考えられる。但し、このような場合でも、その側面
は、各側面に一つ以上の凸部と凹部とが形成され、側面
が波打った凹凸状をしている。そして、このような形状
の場合、舗装用コンクリートブロックの大きさは、表面
が300mm×300mmの四角形よりも小さく、厚さ
が60〜100mmが基本的に採用される。
【0022】舗装用コンクリートブロックの側面に形成
される凸部や凹部は、一つ以上であれば、幾つ形成され
ていても良い。しかし、凹凸の数を余りにも多くする
と、施工精度が低下したり、凸部へのコンクリートの充
填性が低下し、強度低下の恐れがあることから、150
〜300mmの寸法の長手方向の側面には2〜6個(隅
角部を含めていない)、90〜150mmの寸法の短手
方向の側面には1〜3個(隅角部を含めていない)程度
設けるのが好ましい。
【0023】舗装用コンクリートブロックの側面に形成
される凸部や凹部の形状は、水平断面が、三角形状、円
弧形状、ドーム形状、その他種々の形状のものが考えら
れる。尚、凸部は、その角度が70°以上であるのが好
ましい。凹部は、その角度が290°以下であるのが好
ましい。凸部の最先端部の両側、或いは凹部の最奥部の
両側に跨がって連続して設けられる目地キープは、その
厚さが1.5〜3.0mmである。勿論、位置によら
ず、ほぼ均一である。尚、目地キープの両側端部や上側
端部は、テーパー状或いは円弧状となっていて、徐々に
薄くなっていても良い。例えば、目地キープ部分の平面
図を示した図5〜図8や、側面図を示した図9や図10
に示す形状が考えられる。
【0024】以下、本発明の舗装用コンクリートブロッ
クの実施形態を具体的に挙げて説明する。図11及び図
12は、本発明の第1実施形態になる舗装用コンクリー
トブロックの平面図及びI−I線一部断面図である。こ
れらの図中、1は、上記したコンクリートを用いて振動
加圧即時脱型により成型された舗装用コンクリートブロ
ックである。
【0025】この舗装用コンクリートブロック1は、上
面および下面が平坦な平面形状をしており、四方の側面
が波打った略直方体(長手方向の寸法は約225mm、
短手方向の寸法は約112.5mm、厚さは約100m
m)形状のものである。そして、長手方向に沿った側面
においては、各々、2個の凹凸が形成されている。又、
短手方向に沿った側面においては、各々、1個の凹凸が
形成されている。
【0026】上記形状の舗装用コンクリートブロック1
において、隅角部以外の凸部2の位置において、目地キ
ープ3が設けられている。特に、この目地キープ3は、
凸部2の最先端部2aの両側に連続して跨がるように設
けられている。目地キープ3の周方向に沿った長さxは
39mmであり、従って目地キープ3の周方向に沿った
長さの合計長は6x(234mm)であって、この6x
は舗装用コンクリートブロック1の周長の35%に相当
している。
【0027】そして、目地キープ3を上記のように設定
した場合、舗装用コンクリートブロック1を、例えばヘ
リンボンボンド、ストレッチャーボンド、或いはパーケ
ットボンドと言ったパターンで各々の凹凸部が噛み合う
ように敷設しても、隣接する舗装用コンクリートブロッ
ク1の目地キープ3同士が対向することは無い。すなわ
ち、ヘリンボンボンドのパターンで舗装用コンクリート
ブロック1を敷設した場合の平面図を図13に示すが、
これから判る通り、隣接する舗装用コンクリートブロッ
ク1の目地キープ3同士は対向していない。
【0028】目地キープ3は、その厚さが2.5mmで
あり、舗装用コンクリートブロック1の下面から上側に
かけて設けられている。但し、舗装用コンクリートブロ
ック1の上面までもは設けられていない。すなわち、目
地キープ3の上端部は舗装用コンクリートブロック1の
上面から10mm下の位置である。上記構成の舗装用コ
ンクリートブロック1をヘリンボンボンドのパターン
(図13参照)で敷設した場合において、社団法人イン
ターロッキングブロック舗装技術協会の「インターロッ
キングブロック舗装設計施工要領(車道編)」に準拠
し、設計交通量区分B交通で設計された車道において、
舗装用コンクリートブロックの角欠けを調べた。
【0029】その結果は、目地キープが本願発明のタイ
プでは無く、図17に示したタイプのものに比べて、す
なわち本願発明の舗装用コンクリートブロックは図17
の舗装用コンクリートブロックに比べて角欠けの起きた
数が4/63と大幅に低下したものであった。尚、図1
1の舗装用コンクリートブロックと図17の舗装用コン
クリートブロックとは、目地キープの構成位置が相違す
るだけで、ブロック本体の形状は同じである。
【0030】図14〜図16は、本発明の第2〜4実施
形態になる舗装用コンクリートブロックの平面図であ
る。これらの実施形態の舗装用コンクリートブロック
は、舗装用コンクリートブロックの側面形状や目地キー
プの形状が相違するだけで、基本的な技術思想は同じで
あるから、詳細な説明は省略する。
【0031】
【発明の効果】角欠けが起き難く、耐久性に富む舗装用
コンクリートブロックである。特に、本格的な車道(例
えば、大型車交通量が100台/日・一方向以上、すな
わち交通量区分がL交通以上(例えば、B交通、C交
通、D交通)の道路)に敷設された場合でも、長期の供
用にわたっても、角欠けが起き難く、耐久性に富む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の舗装用コンクリートブロックを説明す
る為の説明図
【図2】本発明の舗装用コンクリートブロックを説明す
る為の説明図
【図3】本発明の舗装用コンクリートブロックを説明す
る為の説明図
【図4】本発明の舗装用コンクリートブロックを説明す
る為の説明図
【図5】本発明の舗装用コンクリートブロックを説明す
る為の説明図
【図6】本発明の舗装用コンクリートブロックを説明す
る為の説明図
【図7】本発明の舗装用コンクリートブロックを説明す
る為の説明図
【図8】本発明の舗装用コンクリートブロックを説明す
る為の説明図
【図9】本発明の舗装用コンクリートブロックを説明す
る為の説明図
【図10】本発明の舗装用コンクリートブロックを説明
する為の説明図
【図11】本発明の第1実施形態の舗装用コンクリート
ブロックの平面図
【図12】図11の第1実施形態の舗装用コンクリート
ブロックのI−I線一部断面図
【図13】本発明の第1実施形態の舗装用コンクリート
ブロックの敷設平面図
【図14】本発明の第2実施形態の舗装用コンクリート
ブロックの平面図
【図15】本発明の第3実施形態の舗装用コンクリート
ブロックの平面図
【図16】本発明の第4実施形態の舗装用コンクリート
ブロックの平面図
【図17】従来の舗装用コンクリートブロックの平面図
【図18】従来の舗装用コンクリートブロックの敷設平
面図
【図19】舗装用コンクリートブロックの敷設平面図
【図20】舗装用コンクリートブロックの敷設平面図
【符号の説明】
1 舗装用コンクリートブロック 2 凸部 2a 最先端部 3 目地キープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−42150(JP,A) 特開2000−240002(JP,A) 実開 昭59−92705(JP,U) 実開 昭62−61835(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 5/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面に凸部と凹部とが形成された舗装用
    コンクリートブロックであって、 前記凸部の最先端部の両側に跨がって目地幅確保用の突
    起が設けられてなることを特徴とする舗装用コンクリー
    トブロック。
  2. 【請求項2】 側面に凸部と凹部とが形成された舗装用
    コンクリートブロックであって、 前記凹部の最奥部の両側に跨がって目地幅確保用の突起
    が設けられてなることを特徴とする舗装用コンクリート
    ブロック。
  3. 【請求項3】 側面に凸部と凹部とが形成された舗装用
    コンクリートブロックを、舗装用コンクリートブロック
    の凹凸部が隣接する舗装用コンクリートブロックの凸凹
    部に対応するよう敷設した時、舗装用コンクリートブロ
    ックに設けられた目地幅確保用の突起同士が対向するこ
    とが無いように目地幅確保用の突起が構成されてなるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2の舗装用コンクリ
    ートブロック。
  4. 【請求項4】 目地幅確保用の突起は、その周方向にお
    ける一つの長さが20mm以上であり、かつ、一つの舗
    装用コンクリートブロックに設けられた全ての目地幅確
    保用の突起の周方向における長さの合計長が該舗装用コ
    ンクリートブロックの周長の35%以下であるよう構成
    されてなることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれ
    かの舗装用コンクリートブロック。
  5. 【請求項5】 舗装用コンクリートブロックの側面に形
    成された目地幅確保用の突起は、その上端が該舗装用コ
    ンクリートブロックの上面より5〜40mm離れた位置
    から下側にかけて構成されてなることを特徴とする請求
    項1〜請求項4いずれかの舗装用コンクリートブロッ
    ク。
  6. 【請求項6】 舗装用コンクリートブロックの側面に形
    成された目地幅確保用の突起は、その厚さが1.5〜
    3.0mmであることを特徴とする請求項1〜請求項5
    いずれかの舗装用コンクリートブロック。
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