JP4000965B2 - 建設機械の建屋カバー取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベル等の建設機械において、その建屋を構成するカバーに関するものであり、特に建屋カバーの一部であるフレーム状部材をサブアセンブリした状態にして建屋内に予め設置されている熱交換器の側部に装着する際に、この熱交換器におけるサーキュレーション防止部材を一体的に装着できるようにした建屋カバー取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建設機械の一例として、大型の油圧ショベルにおいては、旋回体の建屋内に設けられる熱交換装置として、ラジエータとオイルクーラとは別置きとして、ラジエータはエンジンに付設した冷却ファンで、またオイルクーラは油圧モータで駆動される冷却ファンでそれぞれ駆動されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。そこで、この特許文献1に示されている油圧ショベルの全体構成を図10に示す。図中において、1は走行体、2は旋回体である。旋回体2は走行体1に対して旋回可能となっている。旋回体2には掘削作業手段3が設けられており、またオペレータが搭乗して機械の操作を行うためのキャブ4が設置されている。キャブ4の後方位置には建屋5が設けられており、この建屋5の内部には各種の機器類が設けられている。さらに旋回体2の最後部位置にはカウンタウエイト6が装着されている。
【0003】
特許文献1には格別の記載はないが、前述した建屋5の内部構造は図11に示したようになっている。即ち、建屋5内には、動力源としてのエンジン7及び油圧ポンプ(図示せず)が設けられており、エンジン7にはラジエータ8が付設されている。ラジエータ8はエンジン7の冷却水を冷却するためのものであり、エンジン7により駆動される冷却ファン9により供給される冷却風と接触するようになっている。また、エンジン7の設置部に隣接してオイルクーラ10が配設されており、このオイルクーラ10は油圧モータ11により駆動される冷却ファン12によって、油圧回路を流れる作動油の冷却を行うようにしている。冷却風は外気から取り入れるようになっており、このために図12に示したように、建屋5の側面部に外気取り入れ部が形成されている。この外気取り入れ部は建屋5の一部を構成する枠体13a,13bに、シート状等の異物を除去するために上下方向に複数の桟を設ける等により形成される外気流入部材14a,14bが装着されている。
【0004】
ラジエータ8はエンジン7に連結して設けた冷却ファン9によって冷却風を流通させるようになっているので、図13に示したように、エンジン7の設置部に配置されることになる。エンジン7は発熱体であるから、その近傍の空気は加熱されることから、このように加熱した空気が冷却ファン9の下流側からラジエータ8の上流側に回り込まないようにする必要がある。このために、ラジエータ8の周囲にはサーキュレーション防止用の隔壁15が設けらている。具体的には、枠体13aの一部でラジエータ8を囲繞するようになし、隔壁15はその間に発泡ウレタンやゴム等の弾性部材で形成される。しかも、空気の回り込みをより確実に防止するために、サーキュレーション防止用の隔壁15を構成する弾性部材はある程度圧縮させるように組み付けられて、密閉性を高めるようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−173602号公報(第2−3頁、図1−図3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、旋回体2においては、まずエンジン7やラジエータ8、オイルクーラ10とそれに付随する油圧モータ11及び冷却ファン12、その他建屋5内に設けられる機器類や部材を設置し、さらにタンク(作動油タンク及び燃料タンク)16等を設置した後に、枠体13a,13bを含む建屋5が組み立てられる。さらに、カウンタウエイト6は最後に装着される。建屋5はカバー部材からなり、旋回体2のフレーム等にボルト止め等の手段で固定されることから、ボルト止めする際に、前述した各機器や部材が邪魔になって円滑かつ効率的に組み立てることができないことがある。以上のことから、建屋5を構成する各パーツはできるだけサブアセンブリした状態で、旋回体2に装着するのが望ましい。
【0007】
前述したように、ラジエータ8の周囲にはサーキュレーション防止用の隔壁15が設けられるが、前述したサブアセンブリにラジエータ8の側部と概略平行に配置されるように仕切り板を連結して設け、隔壁15はラジエータ8の側部と仕切り板との間に介装されることになる。隔壁15は仕切り板側、ラジエータ8側のいずれに取り付けても良いが、装着時には隔壁15をある程度圧縮させるようにしなければならない。このためには、固定的に設置されているラジエータ8の側部に対して仕切り板を移動させて、隔壁15を押圧するように位置調整する必要がある。この仕切り板の位置調整を行うには、サブアセンブリ全体を動かさなければならないことになる。
【0008】
即ち、枠体及び仕切り板を含むサブアセンブリはラジエータの側面に近接する方向に横移動させることになるが、建屋を組み立てる際には、旋回体のフレームには既にラジエータ、オイルクーラ、タンク類等が装着されているので、これら各機器等と干渉しないように注意して行なわなければならず、作業性が極めて悪いという問題点がある。また、ラジエータとオイルクーラとが接近した位置に配置されている場合には、サブアセンブリの横移動は実質的に不可能な場合もある。また、サブアセンブリを無理に移動させると、隔壁を損傷させたり、剥離させたりするおそれもある等といった不都合が生じる。
【0009】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、旋回体に所定の機器類を装着した後に、建屋を構成する枠体や仕切り板等を含むサブアセンブリを容易に組み込むことができ、しかもサーキュレーション防止部材の機能を十分発揮する状態に組み付けることができるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、建設機械の建屋カバーの内部に設置された熱交換器の側部に仕切り板を配設し、これら熱交換器と仕切り板との間の隙間をサーキュレーション防止用の隔壁で埋めるようにしたものであって、前記仕切り板は前記建屋カバーを構成する枠体とサブアセンブリされており、前記隔壁は前記サブアセンブリの重力方向に押圧力が作用したときに圧縮変形される弾性部材で構成したことをその特徴とするものである。
【0011】
熱交換器としてのラジエータ,オイルクーラやタンク類等の機器や部材は、建屋を組み立てる前の段階で既に旋回体に装着されている。熱交換器、例えばラジエータに対するサーキュレーション防止部材を構成する隔壁の一面が当接する部材である仕切り板を枠体に組み込んでサブアセンブリとし、このサブアセンブリを旋回体に装着することによって、建屋の組立性を改善するが、このサブアセンブリは上方から下ろすようにして装着しなければならず、横方向に移動させようとすると、前述した各機器等と干渉する可能性がある。従って、仕切り板の下降動作で、隔壁を圧縮させるようにする。このために、テーパ面の接合によって、その接合面において、垂直方向の力に対して水平方向の分力が作用するようにしている。
【0012】
その一つの例としては、熱交換器の側面に上方に向けて厚みが連続的に減少するテーパ形状となった第1の隔壁部が設けられ、また仕切り板のこの熱交換器への対面部には下方に向けて厚みが連続的に減少するテーパ形状となった第2の隔壁部が設けられ、これら第1,第2の弾性部材を接合させるように密着させる構成とすることができる。ここで、それぞれテーパ形状となった第1,第2の弾性部材の表面は平面形状であっても良いが、それらの横断面形状に相互に対応する凹凸部を有する構成とすることによって、接触面積を広くすることができる。
【0013】
また、他の例としては、熱交換器の側面に下方に向けて、この熱交換器側面から離間する方向に傾斜する第1の接合板を設ける一方、仕切り板のこの熱交換器との対面部には、第1の接合板と反対方向に傾斜する第2の接合板が設けられ、隔壁はこれら第1,第2の傾斜面の少なくともいずれか一方に固着した均一な厚みを有する弾性部材で構成することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。図中において、前述した従来技術と同一または均等な部材については、それと同じ符号を付して、その説明を省略する。
【0015】
まず、建屋5の側面部を構成し、外気取り入れ部が形成される枠体としては、図1に示したように、ラジエータ8への外気取り入れ部と、オイルクーラ10への外気取り入れ部とを別々のユニットとして旋回体2に組み込むことができ、また図2に示したように、2つの外気取り入れ部を1つのユニットとすることもできる。そして、建屋5を組み込む前の段階では、図3に示したように、旋回体2のフレーム2aには、ラジエータ8,オイルクーラ10,タンク16が予め装着されており、カウンタウエイト6は取り付けられていない。ラジエータ8及びオイルクーラ10は旋回体2の側部近傍であって、前後方向に向けて、所定の間隔を置いた状態で直列に並べられている。
【0016】
そこで、まず図1に示したように、外気取り入れ部を2つのパーツから構成した場合について説明する。図1において、20はサーキュレーション防止部材が設けられる熱交換器としてのラジエータ8側の外気取り入れ部を構成する第1のサブアセンブリであり、21はオイルクーラ10側の外気取り入れ部を構成する第2のサブアセンブリである。これら各サブアセンブリ20,21は、それぞれ本体部分を構成する枠体22,23を有する。また、必要に応じて天板24,25が装着され、さらに必要な部位にポストや補強部材等を組み込むことができる。
【0017】
枠体22,23には、それらの後部側つまりカウンタウエイトに近い側の柱を構成する部位に仕切り板26,27が連結して設けられている。仕切り板26はラジエータ8の後部側の側面に対面し、また仕切り板27はラジエータ8の前部側の側面に対面するように配置される。そして、図3及び図4に示したように、これら仕切り板26,27とラジエータ8の両側面との間には、それぞれ発泡ウレタンやゴム等の弾性部材からなり、サーキュレーション防止機能を発揮する隔壁28,29が介装されて、その間に隙間が生じないようになっている。この機能を十分発揮させるために、隔壁28,29は圧縮された状態にして装着されるようになっている。
【0018】
ここで、図3に実線で示したように、ラジエータ8の後部側の側面と第1のサブアセンブリ20に設けた仕切り板26との間に介装される隔壁28は1部材から構成される。そして、この隔壁28はラジエータ8の側面に固着しても良いが、望ましくは仕切り板26にボルト等によって取付板30を着脱可能に取り付け、この取付板30に隔壁28を接着等の手段で固着する。
【0019】
一方、ラジエータ8の前部側の側面と第2のサブアセンブリ21に設けた仕切り板27との間に介装される隔壁29は2部材から構成される。即ち、図5に示したように、ラジエータ8の側面及び仕切り板27の側面にボルト等によって着脱可能に固定される取付板31,32に、それぞれ第1,第2の隔壁部29a,29bが接着等の手段で固着されている。ここで、これら第1,第2の隔壁部29a,29bは、上下方向において厚みが均一ではない。旋回体2のフレーム2aに固定されているラジエータ8側に装着した第1の隔壁部29aは、上部側の厚みが薄く、下部側に向かうに応じて連続的に厚みが大きくなったテーパ面形状としている。また、仕切り板27側に設けた第2の隔壁部29bは、逆テーパ面形状、つまり上部側の厚みが最も大きく、下方に向かうに応じて連続的に厚みが減少するようなテーパ面形状となっている。
【0020】
而して、旋回体2のフレーム2aには、エンジン7や、ラジエータ8,オイルクーラ10,タンク16等、建屋5内に収納される各種の機器類が装着されており、この状態で建屋5の一部を構成する第1,第2のサブアセンブリ20,21が組み込まれる。第1のサブアセンブリ20を組み込む際において、ラジエータ8の後部側にはカウンタウエイト6が未装着の状態となっており、後方は開放空間となっている。従って、第1のサブアセンブリ20は、クレーン等で吊り下げてラジエータ8の上部位置から引き下ろして、所定の位置に配置する。ここで、第1のサブアセンブリ20が装着される部位の後方は開放空間となっているので、この第1のサブアセンブリ20には隔壁28を固着した仕切り板26が設けられており、これら隔壁28及び仕切り板26がラジエータ8と干渉しないようにするために、第1のサブアセンブリ20全体を若干後方側にずらした状態で引き下ろす。その後に、第1のサブアセンブリ20を前方に向けて横移動させることによって、隔壁28をラジエータ8の側面に当接させ、かつある程度圧縮した状態とすることができる。
【0021】
一方、第2のサブアセンブリ21の組み込みに当っては、第1のサブアセンブリ20とは異なり、垂直に引き下ろすだけで、前後方向に移動させることはできない。第2のサブアセンブリ21におけるラジエータ8と対面する側の側部には仕切り板27及び隔壁部29bが張り出しており、またタンク16の壁はフレーム2aの側部と同じ位置に配置されている。第2のサブアセンブリ21の前後方向の寸法はラジエータ8とタンク16との間隔より僅かに小さいものとなっているからである。
【0022】
今、仕切り板27に固定した取付板32に固着されている第1の隔壁部29bが、ラジエータ8に固定した取付板31に固着されている第2の隔壁部29aとが上下方向において、図5に示した位置関係にあるとする。この状態から第2の隔壁部29bを矢印で示したように下降させて、図6に示したように、第1の隔壁部29aに接合させると、隔壁29は全体として間隔C分だけ圧縮されることになる。その結果、第2のサブアセンブリ21を横移動させることなく、仕切り板27とラジエータ8との間の隙間において、圧縮状態の隔壁29が介在することになり、その間が密閉される。しかも、前述した間隔Cに相当する分だけ組み付け誤差等があっても、隙間の密閉性が確保される。
【0023】
以上のように、ラジエータ8及びオイルクーラ10の側部に装着される外気取り入れ部を構成する枠体をサブアセンブル状態にして、第1のサブアセンブリ20は引き下ろしと若干の横移動とにより、また横移動させることができない第2のサブアセンブリ21は引き下ろし動作を行わせるだけで、ラジエータ8の左右両側部をサーキュレーション防止用の隔壁28,29により密閉させるようにして組み込むことができる。なお、ラジエータ8の上部については、第1のサブアセンブリ20側若しくはラジエータ8の上面側に同様の隔壁を設けて、この第1のサブアセンブリ20の引き下ろし動作により圧縮させるようにすれば良い。
【0024】
ここで、隔壁29を構成する第1,第2の隔壁部29a,29bの接合面は共に平面形状とするが、その間の接触面積を大きくするために、図7に示したような凹凸形状とすることもできる。
【0025】
一方、図2に示したように、ラジエータ8用の外気取り入れ部とオイルクーラ10用の外気取り入れ部とを一体的に設けたサブアセンブリ40の場合には、後部側の柱部41と中間部の柱部42とに仕切り板43,44を連設して設け、これら両仕切り板43,44とラジエータ8の両側部との間の隙間にサーキュレーション防止用の隔壁45,46を設ける。従って、このサブアセンブリ40の場合には、組み付け時に横移動させることができないので、図1の構成の場合において説明した隔壁29のように、相互にテーパ面形状となった第1,第2の隔壁部を両仕切り板43,44の双方に設けることができる。
【0026】
ここで、サーキュレーション防止部材としての隔壁は、図8に示したように、2分割することなく、それぞれ単一の隔壁45,46とすることもできる。なお、図8は、前述した第1の実施例における図4とは反対側から、つまり冷却ファンを設けた側から見た図である。この場合には、仕切り板43,44には隔壁45,46を固着した第2の接合板を構成する取付板47,48を設け、またラジエータ8の両側部に第1の接合板を構成する受け板49,50を設ける。なお、隔壁を固着した取付板をラジエータ8側に、受け板を仕切り板43,44側に設けるようにすることもできる。
【0027】
図9に示したように、取付板47,48は金属板体を断面が概略コ字状となるように曲折したものからなり、垂直板部47a,48aと、傾斜板部47b,48bと、これらの間に介在する連結板部47c,48cとを有する形状となっている。そして、傾斜板部47b,48bは上端側が垂直板部47a,48aから最も離間しており、下端部が垂直板部47a,48aに最も近接するように傾斜している。従って、傾斜板部47bと48bとは、所謂ハの字形状に開いた状態となっている。そして、これら傾斜板部47b,48bの表面にほぼ均一な厚みを有するようにして隔壁45,46が固着して設けられている。また、垂直板部47a,48aがそれぞれ仕切り板43,44にボルト止め等の手段で固定されている。
【0028】
一方、受け板49,50は、取付板47,48と同様、垂直板部49a,50aと、傾斜板部49b,50bと、これらの間に介在する連結板部49c,50cとを有する構成となっているが、傾斜板部49b,50bは上端部が垂直板部49a,50aに最も近接しており、下端部が垂直板部49a,50aから最も離間するようになっている。そして、垂直板部49a,50aはラジエータ8の側面部にボルト止め等の手段で固定される。ただし、この傾斜板部49b,50bの表面には隔壁は固着されていない。なお、傾斜板部49b,50bにも隔壁と同様の弾性部材を設けるように構成することもできる。
【0029】
以上のように構成することによっても、サブアセンブリ40を旋回体2のフレーム2aに対して上方から引き下ろすだけの簡単な動作で組み付けることができる。そしてこのサブアセンブリ40の組み付け状態では、仕切り板43,44側の取付板47,48に装着した隔壁45,46はラジエータ8側に設けた受け板49,50の傾斜板部49b,50bに押圧されて、所定量圧縮された状態となる。その結果、ラジエータ8の左右両側部の隙間が密閉されて、サーキュレーション防止機能が発揮されることになる。
【0030】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、旋回体に所定の機器類を装着した後に、建屋を構成する枠体や仕切り板等を含むサブアセンブリを容易に組み込むことができ、しかもサーキュレーション防止部材の機能を十分発揮する状態に組み付けることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す建設機械の建屋カバーにおける外気取り入れ部のサブアセンブリを示す斜視図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示す建設機械の建屋カバーにおける外気取り入れ部のサブアセンブリを示す斜視図である。
【図3】本発明における建屋を組み付ける前の段階における旋回体の要部平面図である。
【図4】図1に示した第2のサブアセンブリをオイルクーラの上部に配置した状態を示す構成説明図である。
【図5】図1に示した第2のサブアセンブリが組み付けられた状態を示す構成説明図である。
【図6】図1に示した第1,第2の隔壁部の作用説明図である。
【図7】本発明における第1,第2の隔壁部に関する他の構成例を示す横断面図である。
【図8】ラジエータ,オイルクーラの冷却ファン側から見た図2のサブアセンブリの組み付け状態を示す説明図である。
【図9】図2のサブアセンブリに用いられる取付板、隔壁及び受け板の構成を示す斜視図である。
【図10】従来技術を示すものであって、建設機械の一例としての油圧ショベルの外観図である。
【図11】掘削作業手段を省略して示す図10の油圧ショベルにおける旋回体の平面図である。
【図12】図11の右側面図である。
【図13】図12のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 走行体 2 旋回体
5 建屋 7 エンジン
8 ラジエータ 10 オイルクーラ
20 第1のサブアセンブリ
21 第2のサブアセンブリ
26,27 仕切り板
28,29 隔壁
29a 第1の隔壁部
29b 第2の隔壁部
30,31,32 取付板
40 サブアセンブリ
43,44 仕切り板
45,46 隔壁
47,48 取付板
49,50 受け板
Claims (4)
- 建設機械の建屋カバーの内部に設置された熱交換器の側部に仕切り板を配設し、これら熱交換器と仕切り板との間の隙間をサーキュレーション防止用の隔壁で埋めるようにしたものにおいて、
前記仕切り板は前記建屋カバーを構成する枠体とサブアセンブリされており、
前記隔壁は前記サブアセンブリの重力方向に押圧力が作用したときに圧縮変形される弾性部材で構成したことを
特徴とする建設機械の建屋カバー取付構造。 - 前記隔壁は、前記熱交換器の側面に設けられ、上方に向けて厚みが連続的に減少するテーパ形状となった第1の隔壁部と、前記仕切り板の前記熱交換器への対面部に設けられ、下方に向けて厚みが連続的に減少するテーパ形状となった第2の隔壁部とから構成され、前記第1,第2の隔壁部を接合させるように密着させる構成としたことを特徴とする請求項1記載の建設機械の建屋カバー取付構造。
- 前記第1,第2の隔壁部の横断面形状は、相互に対応する凹凸部を有する構成としたことを特徴とする請求項2記載の建設機械の建屋カバー取付構造。
- 前記熱交換器の側面に下方に向けて、この熱交換器側面から離間する方向に傾斜する第1の接合板が設けられ、また前記仕切り板のこの熱交換器との対面部には、前記第1の接合板と反対方向に傾斜する第2の接合板が設けられ、前記隔壁は、前記第1の接合板の傾斜面または前記第2の接合板の傾斜面の少なくともいずれか一方に固着した均一な厚みを有する弾性部材で構成したことを特徴とする請求項1記載の建設機械の建屋カバー取付構造。
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