JP4000619B2 - カプラ - Google Patents

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/092Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of elements wedged between the pipe and the frusto-conical surface of the body of the connector
    • F16L37/0927Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of elements wedged between the pipe and the frusto-conical surface of the body of the connector the wedge element being axially displaceable for releasing the coupling

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リークテスタ等に適用され、特にパイプ等の管状部材を連結するに好適なカプラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばコンプレッサ等のエア漏れを検出するリークテスタ等に適用され、例えば検査対称であるコンプレッサの吐出パイプ等の管状部材をリークテスタのパイプなどに連結するカプラが知られている。このカプラは、管状部材が挿入される挿入穴を有し、管状部材をこの挿入穴に挿入してロックすることによりリークテスタのパイプと連結する。その際、管状部材のロックは、カプラにおける挿入穴内に設けられたロックボール等の球体を介して行われるのが一般的である。
【0003】
図3は、従来のカプラの構成を示す縦断面図(上半分)である。同図は、カプラの挿入穴に管状部材として例えばコンプレッサの吐出パイプ114を挿入した状態を示す。
【0004】
このカプラは、挿入穴101a を有する本体101と、該本体101にシールOリング104、109を介して嵌入されたピストン103と、該ピストン103の内周にシールパッキン105を介して螺合されたパイプ支持部材106と、本体101の外周にストップリング113により抜け止めされて嵌合されたスリーブ112と、本体101の外周に摺動可能に嵌合されたロックリング108と、該ロックリング108に螺合されると共にピストン103の外周にシールOリング111を介して嵌合されたアダプタ110と、該アダプタ110とピストン103との間に介装されたスプリング107とにより構成されている。本体101には複数(例えば8個)のロックボール102が周方向に配列されて埋設されている。
【0005】
ピストン103はピストンスプリング107によって本体101側(同図左方向)に常に付勢されており、これによりシールOリング109を介して本体101も同方向に付勢されている。ロックリング108の内周には左方にいくに従って縮径するテーパ面が設けられ、このテーパ面がロックボール102と当接している。
【0006】
コンプレッサの吐出パイプ114を本体101の挿入穴101aに対して着脱する場合は、スリーブ112を手動により右方にスライドさせることにより、本体101がロックリング108に対して相対的に右方に移動し、ロックボール102が右方だけでなくロックリング108のテーパ面に沿って半径方向外方にも移動するので、パイプ114の着脱操作が可能になる。また、挿入穴101aに挿入されたパイプ114をロックする場合は、スリーブ112を自由にする(手を離す)ことにより、ピストンスプリング107によって本体101がロックリング108に対して相対的に左方に移動し、ロックボール102が左方だけでなくロックリング108のテーパ面に沿って半径方向内方にも移動するので、挿入されたパイプ114が外周からロックされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のカプラでは、ロックボール102等の球体によってパイプ114等の管状部材をロックするようにしていたため、球体と管状部材とは点接触状態となり、管状部材にキズ等の損傷を与えるという問題があった。特に、カプラをリークテスタに適用する場合は、カプラ内を流体が流れ、カプラ内の圧力が高圧であると、その圧力によりピストン103が左方に一層付勢され、その結果球体が管状部材に食い込み、管状部材に与える損傷が大きくなるという問題があった。
【0008】
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、適当な締めつけ力を維持しつつ、ロックされる部材に与える損傷を低減することができるカプラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明の請求項1のカプラは、連結されるべき部材を挿入穴に挿入しロックするカプラにおいて、前記挿入穴の一部を成し前記連結されるべき部材と面接触状態で係合されるロック用係合面を有するロック部材と、該ロック部材を前記カプラの所定軸方向に付勢する付勢手段と、前記ロック部材の外周側に配された固定部材と、前記ロック部材の前記付勢手段の反対側で前記ロック部材と摺接する移動部材と、前記移動部材を前記付勢手段の付勢力に抗して前記カプラの所定軸方向と反対方向に移動させる移動手段とを備え、前記ロック部材と前記固定部材の一方に他方と摺接するテーパ面を設け、前記付勢手段の付勢力により該テーパ面を介して前記ロック部材を前記連結されるべき部材と面接触係合せしめるように構成し、且つ、前記ロック部材と前記移動部材との各対向摺接面をそれぞれテーパ面としたことを特徴とする。
【0011】
さらに、前記ロック部材を1対の半円状の弧状部材で構成し、該1対の半円状の弧状部材を前記カプラの中心軸に関して直径方向対称位置に配置するのが好ましい。
【0012】
請求項1に係るカプラによれば、ロック部材がカプラの所定軸方向に付勢されると、その付勢力により、前記ロック部材と固定部材の一方に設けたテーパ面を介して前記ロック部材のロック用係合面が、連結されるべき部材と面接触状態で係合される。従って、圧力に応じた締めつけ力が得られる一方、当接状態が面接触状態であるため、適当な締めつけ力を維持しつつ、カプラにより連結される部材に与える損傷を低減することができる。また、前記ロック部材が前記ロック部材と前記移動部材との各対向摺接面の当接を介して前記所定軸方向とは反対の方向に移動すると共に、前記固定部材と摺動して半径方向外方にも移動する。従って、カプラにより連結されるべき部材を容易に着脱することができる。
【0014】
請求項に係るカプラによれば、1対の半円状の弧状部材により連結されるべき部材がカプラの中心軸に整合して両側から保持されるので、該部材をより精度よく確実にロックすることができる。
【0015】
本発明は、より具体的には、以下のように構成してもよい。
【0016】
前記ロック部材は、例えば半円状に形成された1対の割り子である。
【0017】
前記付勢手段には、例えばピストンスプリング等の弾性体や、カプラ内の流体自身による圧力を用いる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の一形態に係るカプラの構成を図面を用いて説明する。
【0019】
図1は、本実施の形態に係るカプラの構成を示す縦断面図(上半分は断面図であり、下半分は中心軸に対して軸対称に構成される)(a)及びカプラを左方から視た図(b)である。同図は、カプラの挿入穴に被検査対称であるコンプレッサの吐出パイプ14を挿入した状態を示す。
【0020】
本実施の形態に係るカプラは、ロックリング8(固定部材)及びアダプタ10等の固定部と、移動部材1、割り子2(ロック部材)、ピストン3(付勢手段の一部)等の可動部と、これらの可動部を移動させるためのレバー12(移動手段)及びピストンスプリング7(付勢手段の一部)とから構成され、各構成要素は、レバー12を除き本カプラの中心軸に対して同軸上に配置される。移動部材1の内周面1a、割り子2の内周面2a、及び後述するワッシャ15、16の各内周面により、パイプ14が挿入される挿入穴24が形成される。
【0021】
アダプタ10は、円筒状に形成され、カプラのパイプ14挿入側と反対側(同図(a)左側)の部分の外周にテーパネジ部10aを有する。アダプタ10は、このテーパネジ部10aを介して不図示のリークテスタのパイプに接続される。リークテスタのパイプは、不図示の真空ポンプやヘリウムボンベ等と接続される。
【0022】
アダプタ10の内周側には、円筒状のピストン3が摺動可能に嵌合されている。ピストン3はアダプタ10の内周の段差面30に当接可能とされ、その図(a)中最右側位置が規制される。ピストン3の外周に設けられた溝には、シールOリング11、32が装着されており、パイプ14内を流動する流体の漏れ及び外部流体の流入をより確実に防止している。ピストン3の内周には、シールパッキン5が装着されている。シールパッキン5の左端面はパイプ14が挿入穴24に挿入されたときにパイプ14の先端と当接し、その挿入深さを規定すると共に、パイプ14内を流動する流体の漏れ及び外部流体の流入を防止する。さらに、ピストン3には、シールパッキン5の左方に、ワッシャ15、シールOリング4、ワッシャ16及びシールOリング9がこの順に装着されている。シールパッキン5、シールOリング4、9は、パイプ14内を流動する流体の漏れ及び外部流体の流入を防止する役割を果たす。
【0023】
ピストン3とアダプタ10内周側には、ピストンスプリング7が両部材3、10との間に介装され、ピストン3を常に付勢している。
【0024】
アダプタ10の左端部外周には、ロックリング8がネジ部27を介して螺合されている。ロックリング8の内周面の一部には、左方にいくにつれて縮径するテーパ面21が形成されている。ロックリング8にはさらに、テーパ面21より左方において、段差面20が形成されている。ロックリング8の左端部には、後述するレバー12を装着するための切り欠き部8aが縦方向(断差面8bに沿って)に設けられている。
【0025】
ロックリング8の内周側には、円筒状の移動部材1が軸方向に移動可能に嵌合されている。移動部材1は、パイプ14の挿入時におけるガイドとしての役割を果たす。移動部材1の外周面には、ロックリング8の段差面20と対向する段差面19が形成される。移動部材1の外周面にはさらに、段差面19より左方において段差面28が形成され、さらにその左方にはストップリング13が装着されている。また、移動部材1の右端部には、左方にいくにつれて拡径するテーパ面18が形成されている。
【0026】
本カプラの左端部には、レバー12が取り付けられている。レバー12は、操作部12aと、操作部12aに対して屈曲して形成された取り付け部12bとから成る。レバー12の取り付け部12bは、ロックリング8の切り欠き部8aに挿入されると共に、ストップリング13と段差面28との間において、取り付け部12bに設けられた穴にて移動部材1の外周面29に遊嵌されている。ストップリング13はレバー12の抜け止めとして機能する。さらに、ロックリング8の図1における下部には、ピン31が設けられている。ピン31は、同図(a)紙面を貫く方向にロックリング8に嵌入され、レバー12の取り付け部12bと当接係合可能となっている。このピン31とレバー12との当接点がレバー12の回動支点となる。すなわち、レバー12の操作部12aを下方(図1(a)において時計方向)に押すと、レバー12が上記回動支点を中心として時計方向に回動する。
【0027】
移動部材1とピストン3との間には、割り子2が介装されている。割り子2は、1対設けられ、この1対の割り子2は、カプラの中心軸に関して互いに直径方向に対称の位置に配置される。
【0028】
割り子2の構成を、図2を併せて参照しつつ説明する。同図(a)は、割り子2の外観斜視図であり、同図(b)は内周側から視た図であり、同図(c)は右端部の端面図である。
【0029】
割り子2は半円状に形成され、内周側に弧状の凹面26が形成されている。この凹面26の半径(曲率半径)は、カプラに連結されるパイプ14の外周円の半径と略同一に設定されている。割り子2の左端部には、左方にいくにつれて拡径するテーパ面17が形成されている。テーパ面17は上述した移動部材1のテーパ面18と当接すると共に、割り子2の移動に伴いテーパ面17がテーパ面18上をスライド可能にする。
【0030】
割り子2の外周の一部は、半径方向に突出した頂部25を形成している。頂部25はロックリング8のテーパ面21と当接すると共に、割り子2の移動に伴い頂部25がテーパ面21上をスライドする。また、割り子2の右端面22はピストン3におけるワッシャ15の左端面と常に当接し、ワッシャ15を介してピストンスプリング7による付勢力を常に受けている。
【0031】
次に、上述した構成のカプラによるパイプ14の着脱動作を説明する。
【0032】
まず、パイプ14が挿入穴24に挿入されていない状態では、ピストンスプリング7の付勢力により、ピストン3、割り子2は最左端位置に位置する。このときは、割り子2は、頂部25がロックリング8のテーパ面21と当接することによって、最も半径方向内方に位置し、その弧状凹面26は移動部材1やピストン3の内周面よりも内側に位置する。また、割り子2のテーパ面17と移動部材1のテーパ面18との当接により、割り子2の挿入穴24内への落下が防止される。
【0033】
パイプ14の装着時は、レバー12の操作部12aを下方に押す。すると、取り付け部12bと移動部材1の段差面28との当接により、移動部材1が右方に押され、移動し、これに伴い割り子2及びピストン3も右方に移動する。割り子2は、移動に伴い頂部25がロックリング8のテーパ面21上をスライドするので、右方への移動に伴い半径方向外方へも移動する。その際、テーパ面17はテーパ面18上をスライドし、割り子2はカプラの中心軸に対して平行な姿勢を維持する。
【0034】
レバー12の回動は、ピストン3の右方への移動によりアダプタ10の段差面30とピストン3の右端部が当接する位置(空間部23が無くなる位置)で規制される。この位置では、割り子2は、その弧状凹面26が移動部材1の内周面よりも十分に半径方向外方に位置し、パイプ14の挿入を妨げない。この時点でパイプ14を挿入穴24に挿入することができる。なお、レバー12がロックリング8の断差面8bに当接することにより、空間部23を若干残した状態でレバー12の回動が規制されるようにしてもよい。
【0035】
パイプ14が挿入された後、レバー12から手を離し、レバー12を自由にすると、ピストンスプリング7の付勢力によってピストン3、割り子2及び移動部材1が左方に移動する。割り子2は、その頂部25がロックリング8のテーパ面21上をスライドして、上述した右方への移動の場合とは逆に動作し、左方への移動に伴い半径方向内方へも移動する。そして、その弧状凹面26がパイプ14の外周面に当接した時点で左方への移動が停止し、パイプ14が割り子2によって保持される。パイプ14は1対の割り子2によって両側から保持されるので、その軸がカプラの中心軸に整合してより精度よく確実にロックされる。
【0036】
パイプ14がロックされた状態では、ピストンスプリング7がピストン3を付勢していることにより、一定の締めつけ力がパイプ14に与えられる。さらに、リークテスト時にカプラ内を流体が流れ、カプラ内の圧力が上昇すると、空間部23等に同圧力がかかり、ピストン3は左方に一層付勢され、ピストンスプリング7による付勢力と相まってパイプ14に一層強い締めつけ力を与える。従って、検査対称物内の圧力が高圧になるほど締めつけ力が上昇し、圧力に応じた適当な締めつけ力が得られる。しかも、弧状凹面26とパイプ14の外周面とが面接触しているので、圧力が高くてもパイプ14に損傷を与えるおそれがない。
【0037】
パイプ14の取り外しは、装着時と同様にレバー12を操作することにより行う。
【0038】
本実施の形態によれば、内周面が弧状に形成された割り子2によってパイプ14をロックするようにしたので、弧状凹面26とパイプ14の外周面とが面接触状態で当接し、パイプ14に与える損傷を著しく低減することができる。しかも、検査対称物内の圧力が高圧になっても、球体のようにパイプ14に食い込むことがないので、パイプ14に損傷を与えることなく圧力に応じた適当な締めつけ力を得ることができる。
【0039】
また、割り子2を対にして直径方向に対称位置に配置したので、パイプ14がカプラの中心軸に整合して両側から保持され、パイプ14をより精度よく確実にロックすることができる。
【0040】
さらに、従来の左右移動式のスリーブに代えて、レバー12を採用したので、片手動作にて着脱動作を容易に行うことができる。
【0041】
なお、上述の実施の形態では、ロックリング8側にテーパ面21を設け、該テーパ面21上を割り子2の頂部25がスライドするように構成したが、これに限られず、割り子2の外周側にテーパ面を、ロックリング8側に頂部を設けるようにしてもよい。
【0042】
また、割り子2は1対でなくてもよく、単一または複数対設けるようにしてもよい。あるいは、3個以上の複数を1組としてもよい。
【0043】
なお、割り子2は、半円状に形成されていなくてもよく、半円よりも短い弧を有するようにしてもよい。
【0044】
なお、移動部材1やロックリング8は必ずしも円筒状に形成されていなくてもよく、割り子2の外周方向及び内周方向への移動を規制することができる形態であればよい。例えば、これらを割り子2と同様に分割して1対設けてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係るカプラによれば、適当な締めつけ力維持しつつ、カプラにより連結されるべき部材に与える損傷を低減することができる。また、カプラにより連結されるべき部材を容易に着脱することができる。
【0047】
請求項に係るカプラによれば、前記ロック部材を1対の半円状の弧状部材で構成し、該1対の半円状の弧状部材を前記カプラの中心軸に関して直径方向対称位置に配置したので、カプラにより連結されるべき部材がカプラの中心軸に整合して両側から保持され、該部材をより精度よく確実にロックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るカプラの構成をカプラの挿入穴に被検査対称であるコンプレッサの吐出パイプを挿入した状態において示す縦断面図(上半分が断面図)(a)及びカプラを左方から視た図(b)である。
【図2】割り子の外観(外観斜視図(a)、内周側から視た図(b)、右端部の端面図(c))を示す図である。
【図3】従来のカプラの構成をカプラの挿入穴に管状部材として例えばコンプレッサの吐出パイプを挿入した状態において示す縦断面図(上半分)である。
【符号の説明】
1 移動部材
2 割り子(ロック部材)
3 ピストン(付勢手段の一部)
7 ピストンスプリング(付勢手段の一部)
8 ロックリング(固定部材)
12 レバー(移動手段)
14 パイプ
17 テーパ面
18 テーパ面
19 段差面
20 段差面
21 テーパ面
24 挿入穴
25 頂部
26 弧状凹面
28 段差面

Claims (2)

  1. 連結されるべき部材を挿入穴に挿入しロックするカプラにおいて、
    前記挿入穴の一部を成し前記連結されるべき部材と面接触状態で係合されるロック用係合面を有するロック部材と、
    該ロック部材を前記カプラの所定軸方向に付勢する付勢手段と、
    前記ロック部材の外周側に配された固定部材と、
    前記ロック部材の前記付勢手段の反対側で前記ロック部材と摺接する移動部材と、
    前記移動部材を前記付勢手段の付勢力に抗して前記カプラの所定軸方向と反対方向に移動させる移動手段とを備え、
    前記ロック部材と前記固定部材の一方に他方と摺接するテーパ面を設け、前記付勢手段の付勢力により該テーパ面を介して前記ロック部材を前記連結されるべき部材と面接触係合せしめるように構成し、且つ、前記ロック部材と前記移動部材との各対向摺接面をそれぞれテーパ面としたことを特徴とするカプラ。
  2. 前記ロック部材を1対の半円状の弧状部材で構成し、該1対の半円状の弧状部材を前記カプラの中心軸に関して直径方向対称位置に配置したことを特徴とする請求項1記載のカプラ。
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