JP4000006B2 - カラー液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、少数の色によってカラー表示を行う簡易型のカラー液晶表示装置に係り、特に、装置価格の低減を図ったカラー液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、カラー液晶表示装置は、各画素に対応してR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)3色のカラーフィルタと、各カラーフィルタに対応する位置の液晶を駆動する電極を設け、その電極を表示データに従って駆動することによりカラー表示を行う。このような構成において、表示電極を多階調制御することにより4096,65536等の多数の色によるフルカラー表示が可能となる。
【0003】
一方、表示内容によっては、フルカラー表示は必要なく、少数の色によるグラフィックカラー表示で充分な場合も多々ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカラー液晶表示装置は、色数が少なくてよい場合もフルカラー表示とほぼ同様の回路によって表示が行われており、このため、色数が少なくてよい割に、白/黒の表示装置に比べ表示装置の価格が高くなる問題があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、少数の色によるカラー表示が可能で、しかも、白/黒表示装置に近い価格によって装置を構成することができるカラー液晶表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の課題を解決すべくなされたものであり、1表示ドットに対応して、R、G、B3色に対応する3本の列電極と、1本の行電極とが形成されたカラー液晶表示パネルと、外部から供給される表示データの1ビットをそのまま出力すると共に、他のビットの論理和をとって出力することで2ビットの表示データに変換するデータ変換手段と、前記2ビットの表示データを受け、該表示データの1ビットに基づいて前記3本の列電極の1本に駆動信号を供給し、該表示データの他の1ビットに基づいて前記3本の電極の他の2本に同一の駆動信号を供給する列電極駆動手段とを具備することを特徴とするカラー液晶表示装置である。
このような構成によれば、黒/白用LCDドライバを使用できるので、安価に構成できる利点が得られる。また、外部から供給される表示データを簡単な構成でデータ変換を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の一実施の形態について説明する。図1は同実施の形態によるカラー液晶表示装置の構成を示すブロック図であり、この図において、符号1は液晶パネルである。この液晶パネル1はTN(Twisted Nematic)型液晶あるいはSTN(Super Twisted Nematic)型液晶を2枚のガラス基板の間に挟んで構成したもので、ガラス基板の一方には、透明の行電極R1、R2、・・・が形成され、ガラス基板の他方には、行電極R1,R2、・・・と直交する方向に透明の列電極C1、C2、・・・が形成されている。この場合、列電極C1、C2、・・・は各々R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の三色に対応する3本の透明電極から構成され、これら3本の列電極と1本の行電極の交点において1ドットが表示される。
【0008】
上述した行電極R1、R2、・・・の各一端は各々LCDドライバ2の行電極端子に接続されている。一方、列電極C1、C2、・・・については、G電極、B電極が短絡されてLCDドライバ2の列電極端子に接続され、また、R電極はそのままLCDドライバ2の列電極端子に接続されている。
【0009】
LCDドライバ2は、VRAM2aと、コントローラ2bと、電極を駆動する駆動電圧を出力する電源回路(図示略)と、コントローラ2bから出力される電極駆動信号に基づいて、電源回路から出力される駆動電圧を行電極R1,R2、・・・および列電極C1、C2、・・・へ出力する複数のトランスファゲート(図示略)から構成されている。この場合、VRAM2aは、データ変換回路3から出力される表示データが書き込まれるメモリである。コントローラ2bは、内部で生成したクロックパルスに基づいて行電極R1,R2、・・・を駆動する行駆動信号および列電極C1、C2、・・・を駆動する列駆動信号を生成する。そして、行駆動信号に基づいて上述したトランスファゲートを制御して行電極R1、R2、・・・へ駆動電圧を供給し、また、列駆動信号およびVRAM2a内の表示データに基づいてトランスファゲートを制御して列電極C1、C2、・・・へ駆動電圧を出力する。
【0010】
3はデータ変換回路であり、外部の例えばパーソナルコンピュータから供給される表示データを、このカラー液晶表示装置用の表示データに変換し、VRAM2aへ出力する。図2はデータ変換の一例を示す図である。図において左側の表はパーソナルコンピュータから出力され表示データを示す。この図に示すように、パーソナルコンピュータからは、R(1ビット)、G(2ビット)、B(1ビット)による4ビットの表示データが出力される。データ変換回路3は、G(2ビット)、B(1ビット)の3ビットのオア(論理和)をとり、R(1ビット)と合わせてVRAM2aへ出力する。
【0011】
すなわち、VRAM2aへ出力される表示データは2ビットとなり、図2の右側の表に示すように、
1,1 1,0 0,1 0,0
の4種類となる。そして、その表示データのR(1ビット)に基づいて列電極C1、C2、・・・のR(レッド)電極が駆動され、表示データのG(2ビット)、B(1ビット)オアをとったデータに基づいて列電極C1、C2、・・・のG(グリーン)、B(ブルー)電極短絡点へ駆動電圧が供給される。これにより、VRAM2aに書き込まれた表示データが”1,1”の場合は、列電極C1、C2、・・・のR、G、B全電極が駆動されることから、「白」表示となり、表示データが”1,0”の場合は、R電極のみが駆動されることから「赤」表示となり、”0,1”の場合は、G電極およびB電極が駆動されることから「シアン」表示となり、”0,0”の場合はR、G、B全電極が駆動されないことから「黒」表示となる。
【0012】
このように、上記実施形態においては、列電極C1、C2、・・・のG電極とB電極を短絡し、この短絡電極とR電極を表示データに基づいて駆動するので、「白」、「赤」、「シアン」、「黒」の4色表示が可能となる。またこの場合、R、G、B3色を絶えず独立して制御する必要がなく、黒/白用LCDドライバを使用できるので、安価に構成できる利点がある。
【0013】
また、上記の電極構成に変えて、R電極とG電極を短絡し、B電極を独立電極としてもよい。この場合、「白」、「青」、「イエロー」、「黒」の4色表示となる。また、R電極とB電極を短絡し、G電極を独立電極としてもよい。この場合、「白」、「緑」、「マゼンダ」、「黒」の4色表示となる。
【0014】
また、上記の実施形態は、パーソナルコンピュータから4ビットの表示データが出力される場合であったが、パーソナルコンピュータから8ビット(256色)、16ビット(32000色)、24ビット(64000色)が出力される場合も、G、Bの各ビットのオアをとることにより、上記と同様の表示を行うことができる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、各表示ドットに対応して、R、G、B3色に対応する3本の列電極と、1本の行電極とが形成されたカラー液晶表示パネルと、外部から供給される表示データの1ビットをそのまま出力すると共に、他のビットの論理和をとって出力することで2ビットの表示データに変換するデータ変換手段と、前記2ビットの表示データを受け、該表示データの1ビットに基づいて前記3本の列電極の1本に駆動信号を供給し、該表示データの他の1ビットに基づいて前記3本の電極の他の2本に同一の駆動信号を供給する列電極駆動手段とを具備するので、小数の色によるカラー液晶表示装置を安価に製造することができる効果がある。
また、外部から供給される表示データを簡単な構成でデータ変換を行うことができる。
【0016】
したがって、この発明によるカラー液晶表示装置は、ファッション性のある補助表示、例えば、携帯機器の時計表示、着信先NO.の表示等や、スケジュールのメモ表示に用いて好適である。また、MDプレーヤ、可搬型CDプレーヤ等のAV機器、各種のリモコン、パーソナルコンピュータの動作表示、クロック、ウオッチ等にも利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態によるカラー液晶表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同表示装置におけるデータ変換回路3の変換動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1…液晶パネル
2…LCDドライバ
2a…VRAM
2b…コントローラ
3…データ変換回路
C1、C2…列電極
R1、R2…行電極
Claims (1)
- 1表示ドットに対応して、R、G、B3色に対応する3本の列電極と、1本の行電極とが形成されたカラー液晶表示パネルと、
外部から供給される表示データの1ビットをそのまま出力すると共に、他のビットの論理和をとって出力することで2ビットの表示データに変換するデータ変換手段と、
前記2ビットの表示データを受け、該表示データの1ビットに基づいて前記3本の列電極の1本に駆動信号を供給し、該表示データの他の1ビットに基づいて前記3本の電極の他の2本に同一の駆動信号を供給する列電極駆動手段と、
を具備することを特徴とするカラー液晶表示装置。
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