JP3999565B2 - プロセス監視装置、プロセス監視プログラムおよびプロセス監視プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

プロセス監視装置、プロセス監視プログラムおよびプロセス監視プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、プロセスの状態量を制御するプロセス制御システムに対して設けられ、このプロセス制御システムの運転状態の解析業務を支援するプロセス監視装置、このプロセス監視装置に用いるプロセス監視プログラム、およびこのプロセス監視プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プラントなどには、温度,流量,圧力,濃度などプロセスの状態量を制御するプロセス制御システムが設けられており、これらプロセスの状態量の制御中にアラームやメッセージ,操作など様々なイベントが発生する。最近では、プロセス制御システムに対してプロセス監視装置を設け、プロセス制御システムの運転状態の解析業務を支援するようにしている。
【0003】
例えば、プロセス制御システムにおいて発生するアラームやメッセージなど各種イベントに関するデータ(イベントデータ)をデータベースに記録し、このイベントデータを必要に応じて読み出して、プロセス監視装置のディスプレイ上に表示するようにしている。
【0004】
この種のプロセス監視装置として、文献1(特開平2001−84034号公報)に開示されている装置では、イベントデータを発生時刻毎の頻度のトレンド表示、発生種別毎に分類してその頻度順に並べた表示、発生元毎に分類してその頻度順に並べた表示の3種類の表示としている。この3種類の表示によって、直感的な絞り込みを行って、問題点を把握することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、プロセスの制御系は、一般に下記のような性質を持っている。
▲1▼複数のプロセス変数が干渉し合った他入力多出力系である。
▲2▼オペレータ操作により、プロセス変数を変更することがある。
▲3▼プロセス変数の値によりアラームが発報される。
▲4▼発報されたアラームにより、オペレータはプロセスを操作する。
【0006】
すなわち、プロセスの制御系は、プロセスの内部での変数間の干渉に加え、人とプロセスとの両方向干渉も存在する複雑な系である。
プロセスの制御系はこのような干渉系なので、イベントデータ間にも当然相関が存在するはずであるが、文献1に代表されるような従来のプロセス監視装置にはイベント間の相関を分析できるような機能は備わっておらず、イベントを効率よく分析することができないという問題があった。
【0007】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、イベント間の相関を画面上に表示することにより、より好適に問題点を把握し、効率よくイベントを分析することのできるプロセス監視装置、プロセス監視プログラムおよびプロセス監視プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために本発明(第1発明)は、プロセス制御システムにおいて発生する各種イベントに関するデータを時刻情報とともにイベントデータファイルに記録するイベントデータ記録手段と、イベントデータファイルに記録されているデータに基づいて、基準イベントとして指定されたイベントの発生数を求めるとともに、この基準イベントの発生時刻毎にその発生時刻を基点としその前後に所定の時間幅を定めて分析対象期間とし、これら分析対象期間における基準イベントに関連する他のイベントの発生数の合計値を関連イベントの発生数として求め、この求めた基準イベントの発生数と関連イベントの発生数とから基準イベントに対する関連イベントの発生率を算出する発生率算出手段と、この発生率算出手段によって算出された基準イベントに対する関連イベントの発生率を画面に表示する表示手段とを設けたものである。
この発明によれば、基準イベントの発生時刻毎にその発生時刻を基点としその前後に所定の時間幅として分析対象期間が定められ、これら分析対象期間における基準イベントに関連する他のイベントの発生数の合計値が関連イベントの発生数として求められ、この求められた基準イベントの発生数と関連イベントの発生数とから基準イベントに対する関連イベントの発生率が算出され、この算出された発生率が画面に表示される。例えば、分析対象期間を60秒とし、関連イベント毎にその発生数と発生率を示した相関表が表示される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るプロセス監視装置の一実施の形態を設けたプロセス制御システムの概略構成図である。同図において、1はプラント内に設けられた現場機器、2はこれら現場機器1を制御する制御コントローラである。制御コントローラ2はプラント内に分散して多数設けられており、ネットワークLANを介して相互に接続されている。この現場機器1と制御コントローラ2とネットワークLANとによりプラント内にプロセス制御システム100が構築されている。
【0012】
3はプロセス制御システム100に対して設けられたプロセス監視装置である。本実施の形態において、プロセス監視装置3は複数設けられており、制御コントローラ2と同様にネットワークLANに接続されている。この実施の形態では、便宜上、プロセス監視装置3としてプロセス監視装置3−1と3−2の2つを示し、プロセス監視装置3−1をプロセス監視装置▲1▼、プロセス監視装置3−2をプロセス監視装置▲2▼としている。
【0013】
図2にプロセス監視装置3のハード構成の概略を示す。同図において、3AはCPU、3BはRAM、3CはROM、3Dはハードディスクなどの記憶装置、3E〜3Gはインターフェイス、3Hはタッチスクリーン式のディスプレイ、3Iはキーボード、3Jはマウスである。
【0014】
CPU3Aは、インターフェイス3E〜3Gを介して与えられる各種入力情報を得て、RAM3Bにアクセスしながら、ROM3Cや記憶装置3Dに格納されたプログラムに従って動作する。記憶装置3Dにはプロセス制御システム100の運転状態の解析業務を支援するためのプログラム(プロセス監視プログラム)が格納されている。このプロセス監視プログラムは、例えばCD−ROMなどの記録媒体に記録された状態で提供され、この記録媒体から読み出されて記憶装置3Dにインストールされている。
【0015】
図3にプロセス監視装置3の機能ブロック図を示す。プロセス監視装置3は、処理部30と、データベース31と、表示部32と、操作部33とを備えている。表示部32は図2に示したディスプレイ3Hに対応し、操作部33は図2に示したキーボード3Iやマウス3J,ディスプレイ3Hに対して設けられているタッチスクリーンなどに対応する。データベース31は記憶装置3D内に確保される。処理部30は、CPU3Aの処理機能として得られ、通信処理部30Aと分析部30Bと入力処理部30Cと表示処理部30Dとから構成される。データベース31にはイベントデータファイル31Aが作られる。
【0016】
以下、図3の機能ブロック図を参照しながら、プロセス監視プログラムに従うCPU3Aの処理動作について説明する。
〔イベントデータの記録〕
通信処理部30Aは、プロセス制御システム100において発生するアラームやメッセージ,操作などの各種イベントのイベントデータを取り込み、時刻情報とともにイベントデータファイル31Aに記録する。
【0017】
〔アラーム〕
例えば、プロセス制御システム100においてアラームが発生した場合、そのアラームの発生元や種別に発生日時を付してアラームデータ(イベントデータ)とし、このアラームデータをイベントデータファイル31Aに記録する。これにより、イベントデータファイル31Aには、アラームデータファイルF1(図4参照)が作られる。このアラームデータファイルF1において、x段目の「TIC100」/「Hi」は、温度コントローラ「TIC100」(発生元)において、ハイアラーム(種別)が発生したことを示している。x+1段目の「FIC100」/「Lo」は、流量コントローラ「FIC100」(発生元)において、ローアラーム(種別)が発生したことを示している。
【0018】
〔操作〕
例えば、プロセス制御システム100において設定値の変更などの操作が発生した場合、その操作の発生元や操作先,操作値(旧値/新値),操作端末などに発生日時を付して操作データ(イベントデータ)とし、この操作データをイベントデータファイル31Aに記録する。これにより、イベントデータファイル31Aには、操作データファイルF2(図5参照)が作られる。この操作データファイルF2において、y段目の「TIC100」/「SP」/「50」/「60」/「▲2▼」は、プロセス監視装置▲2▼(操作端末)において、温度コントローラ「TIC100」(発生元)に対する温度設定値SP(操作先)を50(旧値)から60(新値)へ変更する操作があったことを示している。
【0019】
〔メッセージ〕
例えば、プロセス制御システム100においてメッセージが発生した場合、そのメッセージの発生元やメッセージの内容などに発生日時を付してメッセージデータ(イベントデータ)とし、このメッセージデータをイベントデータファイル31Aに記録する。これにより、イベントデータファイル31Aには、メッセージデータファイルF3(図6参照)が作られる。このメッセージデータファイルF3において、z段目の「TIC100」/「原料が切り替わりました。設定値を変更して下さい。」は、温度コントローラ「TIC100」(発生元)から「原料が切り替わりました。設定値を変更して下さい。」(メッセージ)という内容のメッセージが発せられたことを示している。
【0020】
〔実施の形態1:関連イベントの発生率の分析〕
操作部33を介して入力処理部30Cへ基準イベントを入力する(図7に示すステップSA1)。この実施の形態では、温度コントローラ「TIC100」からのアラームを基準イベントとして入力する。また、近傍時間幅として、前x秒(x=30秒)、後y秒(y=30秒)を入力する(ステップSA2)。
【0021】
入力処理部30Cは入力された基準イベントおよび近傍時間幅を分析部30Bへ送る(ステップSA3)。分析部30Bは、入力処理部30Cからの基準イベントおよび近傍時間幅を受けて、イベントデータファイル31Aにアクセスし(ステップSA4)、基準イベントの発生数Nを求める。すなわち、温度コントローラ「TIC100」からのアラームの発生数Nを求める。
【0022】
また、分析部30Bは、基準イベントの発生時刻毎にその発生時刻を基点として前x秒,後y秒の時間幅を定めて分析対象期間とし(図8参照)、これら分析対象期間における基準イベントに関連する他のイベントの発生数の合計値を関連イベントの発生数Mとして求める。
【0023】
本実施の形態では、温度コントローラ「TIC100」からのアラームを基準イベントとし、この基準イベントに関連する他のイベントを流量コントローラ「FIC100」からのアラーム、管理点「A200」からのアラーム、管理点「B100」からのアラームとし、これら関連イベントのそれぞれについてその発生数M1,M2,M3を求める。
【0024】
そして、分析部30Bは、各関連イベントの発生数M1,M2,M3と基準イベントの発生数Nとから各関連イベントの発生率を求め、各関連イベントの発生数、発生率および関連イベントの発生元を示すタグ名称(「TIC100」、「A200」、「B100」)を表示処理部30Dへ送る(ステップSA5)。
【0025】
表示処理部30Dは、分析部30Bから送られてくる各関連イベントの発生数、発生率および関連イベントの発生元を示すタグ名称を表示項目とする相関表を作成し、この相関表を表示部32の画面に表示する(ステップSA6)。図7にはこのとき表示される相関表の一例を示している。
【0026】
このような相関表を表示することにより、基準イベントとして与えた温度コントローラ「TIC100」からのアラームについて、関連する他のイベントの発生率を認識することができ、より好適に問題点を把握し、効率よくイベントを分析することができるようになる。例えば、イベントの発生に起因する他のイベントや、イベントの発生によって派生する他のイベントを、その発生率によって認識することができる。また、発生した個々のイベントの関係を認識することができるから、根幹のイベントを特定することも可能となる。アラームの削減活動において、根幹のアラームを見つけ出すことは重要であり、根幹のアラームを抑制することによってアラームの発生数を減少させることが可能となる。
【0027】
なお、温度コントローラ「TIC100」からのアラームと流量コントローラ「FIC100」や管理点「A200」、管理点「B100」からのアラームとが関連していることは、プロセス監視プログラムに設定されている。例えば、温度コントローラ「TIC100」は、図9に示すように温度測定値と温度設定値とから操作量を生成する。温度コントローラ「TIC100」からの操作量は流量コントローラ「FIC100」への流量設定値として与えられ、流量コントローラ「FIC100」は流量測定値と流量設定値とから調節弁CVへの操作量を生成する。
【0028】
このように、温度コントローラ「TIC100」と流量コントローラ「FIC100」とは関連しており、温度コントローラ「TIC100」から発生するアラームと流量コントローラ「FIC100」から発生するアラームとは何らかの相関がある。この温度コントローラ「TIC100」からのアラームに対する流量コントローラ「FIC100」からのアラームのように、基準イベントに対して何らかの相関があるイベントを関連イベントとし、プロセス監視プログラムに設定している。
【0029】
図10に記憶装置3Dに格納されているプロセス監視プログラムに従うCPU3Aの処理フローチャートを示す。基準イベントおよび近傍時間幅x,yが入力されると(ステップ101のYES)、CPU3Aは、イベントデータファイル31Aにアクセスし、基準イベントの発生数Nを求める(ステップ102)。また、基準イベントの発生時刻毎にその発生時刻を基準として前x秒、後y秒の時間幅を定めて分析対象期間とし、これら分析対象期間における基準イベントに関連する他のイベントの発生数の合計値を関連イベントの発生数Mとして求める(ステップ103)。そして、関連イベントの発生数Mと基準イベントの発生数Nとから(M/N)×100として関連イベントの発生率(%)を求め(ステップ104)、相関表を作成し表示する(ステップ105)。
【0030】
参考例1:イベント間の発生時間差の分析〕
操作部33を介して入力処理部30Cへ基準イベントと比較イベントを入力する(図11に示すステップSB1,SB2)。この参考例1では、温度コントローラ「TIC100」からのアラームを基準イベントとして入力し、流量コントローラ「FIC100」からのアラームを比較イベントとして入力する。
【0031】
入力処理部30Cは入力された基準イベントおよび比較イベントを分析部30Bへ送る(ステップSB3)。分析部30Bは、入力処理部30Cからの基準イベントおよび比較イベントを受けて、イベントデータファイル31Aにアクセスし(ステップSB4)、各基準イベントの発生時刻および各比較イベントの発生時刻を求める。
【0032】
そして、図12に示すように、各隣接する基準イベントの発生時刻Taと比較イベントの発生時刻Tbとの時間差Δtを求め、これらの時間差Δtを表示処理部31Dへ送る(ステップSB5)。表示処理部31Dは、分析部30Bから送られてくる時間差Δtと発生回数との関係を示すヒストグラムを作成し、このヒストグラムを表示部32の画面に表示する(ステップSB6)。図11にはこのとき表示されるヒストグラムの一例を示している。
【0033】
このようなヒストグラムを表示することにより、基準イベントして与えた温度コントローラ「TIC100」からのアラームと比較イベントとして与えた流量コントローラ「FIC100」からのアラームとの発生時間差を認識することができ、この時間差からより好適に問題点を把握し、効率よくイベントを分析することができるようになる。
【0034】
なお、この例ではアラーム間の時間差のヒストグラムを表示するようにしたが、アラーム発生から復帰までの時間差のヒストグラムを表示させるようにしてもよい。アラーム間の時間差のヒストグラムを表示することによって、アラームの発生によって派生する他のアラームの発生時刻の予想も可能となる。また、アラーム発生から復帰までの時間差のヒストグラムを表示することによって、各アラームのオペレータやプロセスに与える時間的影響を把握することが可能となる。
【0035】
また、アラームの発生からオペレータ操作までの時間差のヒストグラムを表示させたり、メッセージの発生からオペレータ操作までの時間差のヒストグラムを表示させるようにしてもよい。これにより、アラームやメッセージがオペレータに与える負荷を把握することが可能となる。このように、この参考例1によれば、イベントの発生に起因する他のイベントや、イベントの発生によって派生する他のイベントを、その発生の時間差によって認識することができ、効率よくイベントを分析することができるようになる。
【0036】
図13に記憶装置3Dに格納されているプロセス監視プログラムに従うCPU3Aの処理フローチャートを示す。基準イベントおよび比較イベントが入力されると(ステップ301のYES)、CPU3Aは、イベントデータファイル31Aにアクセスし、各基準イベントの発生時刻および各比較イベントの発生時刻を求める(ステップ302)。そして、各隣接する基準イベントの発生時刻と比較イベントの発生時刻との時間差Δtを求め(ステップ303)、時間差Δtと発生回数との関係を示すヒストグラムを作成し表示する(ステップ304)。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように本発明によれば、イベントデータファイルに記録されているデータに基づいて、基準イベントとして指定されたイベントの発生数を求めるとともに、この基準イベントの発生時刻毎にその発生時刻を基点としその前後に所定の時間幅として分析対象期間を定め、これら分析対象期間における基準イベントに関連する他のイベントの発生数の合計値を関連イベントの発生数として求め、この求めた基準イベントの発生数と関連イベントの発生数とから基準イベントに対する関連イベントの発生率を算出し、この算出した発生率を画面に表示することにより、より好適に問題点を把握し、効率よくイベントを分析することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るプロセス監視装置の一実施の形態を設けたプロセス制御システムの概略構成図である。
【図2】 このプロセス制御システムにおけるプロセス監視装置のハード構成の概略を示すブロック図である。
【図3】 このプロセス監視装置の機能ブロック図である。
【図4】 イベントデータファイル中に作成されるアラームデータファイルを示す図である。
【図5】 イベントデータファイル中に作成される操作データファイルを示す図である。
【図6】 イベントデータファイル中に作成されるメッセージデータファイルを示す図である。
【図7】 実施の形態1における基準イベントおよび近傍時間幅を入力してから相関表が表示されるまでのデータの流れを示す図である。
【図8】 基準イベントの発生時刻毎に定められる分析対象期間を示す図である。
【図9】 温度コントローラ「TIC100」と流量コントローラ「FIC100」との関連を説明する図である。
【図10】 実施の形態1のプロセス監視プログラムに従うCPU3Aの処理動作を示すフローチャートである。
【図11】 参考例1における基準イベントおよび比較イベントを入力してからヒストグラムが表示されるまでのデータの流れを示す図である。
【図12】 隣接する基準イベントの発生時刻と比較イベントの発生時刻との時間差Δtの算出を説明する図。
【図13】 参考例1のプロセス監視プログラムに従うCPU3Aの処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…現場機器、2…制御コントローラ、3(3−1,3−2)…プロセス監視装置、LAN…ネットワーク、100…プロセス制御システム、3A…CPU、3B…RAM、3C…ROM、3D…記憶装置、3E〜3G…インターフェイス、3H…ディスプレイ、3I…キーボード、3J…マウス、30…処理部、30A…通信処理部、30B…分析部、30C…入力処理部、30D…表示処理部、31…データベース、31A…イベントデータファイル、32…表示部、33…操作部、F1…アラームデータファイル、F2…操作データファイル、F3…メッセージデータファイル。

Claims (3)

  1. プロセスの状態量を制御するプロセス制御システムに対して設けられ、このプロセス制御システムの運転状態の解析業務を支援するプロセス監視装置において、
    前記プロセス制御システムにおいて発生する各種イベントに関するデータを時刻情報とともにイベントデータファイルに記録するイベントデータ記録手段と、
    前記イベントデータファイルに記録されているデータに基づいて、基準イベントとして指定されたイベントの発生数を求めるとともに、この基準イベントの発生時刻毎にその発生時刻を基点としその前後に所定の時間幅を定めて分析対象期間とし、これら分析対象期間における前記基準イベントに関連する他のイベントの発生数の合計値を関連イベントの発生数として求め、この求めた基準イベントの発生数と関連イベントの発生数とから基準イベントに対する関連イベントの発生率を算出する発生率算出手段と、
    この発生率算出手段によって算出された基準イベントに対する関連イベントの発生率を画面に表示する表示手段と
    を備えたことを特徴とするプロセス監視装置。
  2. コンピュータに、
    プロセス制御システムにおいて発生する各種イベントに関するデータを時刻情報とともにイベントデータファイルに記録させる機能と、
    前記イベントデータファイルに記録されているデータに基づいて、基準イベントとして指定されたイベントの発生数を求めるとともに、この基準イベントの発生時刻毎にその発生時刻を基点としその前後に所定の時間幅を定めて分析対象期間とし、これら分析対象期間における前記基準イベントに関連する他のイベントの発生数の合計値を関連イベントの発生数として求め、この求めた基準イベントの発生数と関連イベントの発生数とから基準イベントに対する関連イベントの発生率を算出する機能と、
    前記算出された基準イベントに対する関連イベントの発生率を画面に表示させる機能と
    を実現させるためのプロセス監視プログラム。
  3. 請求項2に記載されたプロセス監視プログラムを記録した記録媒体。
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