JP3999261B2 - 富バインダ相表面領域を有する超硬質合金炭化物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は富バインダ相表面領域を有するセメンデットカーバイドを被覆したインサート(植刃)に関する。具体的には本発明は、インサートを被覆したセメンテッドカーバイド(こでは以下に超硬質合金炭化物と称す)が以下のように改良されている斯る被覆インサートに関する。即ち、この改良超硬質合金炭化物では、非常に良好なタフネスと塑性変形に対する高い抵抗とを備えるバランスのとれたユニークな技術的特性が所定の組成とグレンサイズにおいて得られる。
【0002】
【従来の技術】
富バインダ相表面領域を有する超硬質合金炭化物を被覆したインサートは、今日スチールやステンレス材の工作に大いに使用されている。富バインダ相表面領域のお蔭で、切削工具材の用途は拡張されている。
【0003】
WC、立方晶相(ガンマ相)及びバインダ相を含有している超硬質合金炭化物富バインダ相表面領域を具備するように製造する方法は傾斜焼結(gradient sintering)と称される技法の範囲内のものであって、多くの特許並びに特許出願を通じて公知になっている。例えば、米国特許第4,277,283号と第4,610,931号によれば、窒素含有添加物を用い、真空で焼結を行うのに対し、米国特許第4,548,786号によれば窒素はガス相に添加される。いれの場合も、立方晶相が実質的に欠乏した富バインダ相表面領域が得られる。米国特許第4,830,930号は焼結後の脱炭処理によってバインダ相を富化せしめる方法を記述しており、これによって立方晶相をも含有するバインダ相の富化領域が得られる。
【0004】
米国特許第4,649,084号においては、窒素ガスを焼結に関連して使用し、これによって工程を減じると共に以後の沈積酸化物被覆の接着性を向上させている。
【0005】
破損機構(fracture mechanics)の観点からいえば、表面領域でのバインダ相が富化することは超硬質合金炭化物の変形吸収とクラック成長停止の能力が高まることを意味する。このようにして、概して同じ組成ではあるが均質なミクロ組織の材料と比較し、相対的に大きな変形を許容することにより、或いはクラック成長を阻止することにより破損(フラクチア)に耐える斯る改良能力を備えた材料が得られる。
【0006】
窒素含有超硬質合金炭化物の真空焼結の公知技術により傾斜焼結するときは、この窒素は少量の窒素含有原料の添加によって含有させられる。焼結時の炉雰囲気中の窒素活性が立方晶相中の平均窒素活性より低いという事実により、窒素含有立方晶相はバインダ液相を通じて窒素を炉雰囲気に放出する。この溶解工程の動力学に関してはある種の相違が生じる。窒素が放出されると、これにより材料の表面領域中の立方晶相が完全に溶解する条件が生み出されるという見解がある。この工程は窒素の拡散と立方晶相の金属成分の拡散によって抑制されると考えられる。その結果は、溶解後に立方晶相によって占められていた容積をバインダ液相が占めることになる。この工程によって、富バインダ相表面領域がバインダ相の固化後に生成される溶解立方晶相中の金属成分は内方へ拡散し、材料中に残存する未溶解立方晶相上に折出する。従って、これらの元素の含有量は富バインダ相表面領域の内側の領域で増大すると同時に、その分だけバインダ相含有量が低減する。
【0007】
上述の方法により得られた富バインダ相の硬質合金炭化物表面からの距離の関数で表されるCo、Ti及びWの特性分布は、例えば米国特許第4,830,930号の図1から明らかになる材料の最外位にはバインダ相に富み、且つ立方晶相が完全或いは部分的に欠乏している表面領域がある。この表面領域の内側には、立方晶相中に存在する金属元素に富み、具体的にはTi、Ta及びNbに富み、バインダ相含有量が材料本体(超硬質合金炭化物本体)の内部のバインダ相の平均含有量より著しく低い、斯る領域が存在する。約6wt%のコバルトと9wt%の立方晶相を有する超硬質合金炭化物では、バインダ相含有量の低減は約2wt%まで可能、即ち30%のオーダの相対的低減となり得る。クラックはこの領域で容易に成長するので、この領域は工作中の破損頻度に決定的な影響力を有している。
【0008】
富バインダ相表面領域を有する、本質的に真空において焼結された窒素含有超硬質合金炭化物をバインダ相が液化する温度で窒素ガス処理を施こすると、タフネス(性)が増大され得る。このタフネス改良は塑性変形抵抗が本質的に変らない状態で得られる。このようにして得られたインサートは同じ用途範囲をカバーする均質組織のインサートの2種以上のグレードを今日一般的に要求する斯かる用途で使用することが出来る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、傾斜焼結方法の後に実施される方法に関するもので、この後に実施する本発明の方法は窒素含有する超硬質合金炭化物真空焼結或いは不活性ガス雰囲気中で焼結する方法であり、前述の傾斜焼結方法とは独立して実施するか、或いは傾斜焼結方法と組み合わせて実施する。本発明の方法は窒素ガスを焼結炉に40−400ミリバール、好ましくは150−350ミリバールの圧力で、1280と1430℃の間の温度、好ましくは1320と1400℃の間の温度で供給する。窒素ガス処理の適切な時間は5−100分、好ましくは10−50分である。窒素ガスはバインダ相が固化する温度になるまで、約1275−1300℃に維持される。しかし、その効果の主要部は、バインダ相が真空で或いは不活性雰囲気で固化するとしても達成される。1350−1380℃の温度で且つ200−350ミリバールの圧力5−50分の窒素ガス処理の保持時間(holding time)を、8−15wt%の立方晶相の含有量において50−150ミリバールの圧力で1280−1320℃で、或いはそれより低い6−10wt%の立方晶相の含有量を有する超硬質合金炭化物に対して導入するのが特に適切である。
【0010】
本発明に係る方法は、窒素含有材料を真空下で焼結或いは窒素が非常に低圧力である不活性雰囲気の下で焼結することにより製造された富バインダ相硬質合金炭化物に適用することを具体的に企図している。本発明はチタン、タンタル、ニオブ、タングステン、バナジウム及び/或いはモリブデンと、Co及び/或いはNi基のバインダ相とを含有する超硬質合金炭化物にとって有効である。タフネスと塑性変形抵抗の最適の組合せは、立方晶炭化物を成する金属元素、即ちTi、Ta、Nb等々の総含有量が、0.4−10wt%のチタン含有量の場合6−15wt%好ましくは7−10wt%の範囲にあり、好ましくは旋削のためには1−4wt%であって、フライス加工のためには2−10wt%であり、且つバインダ相含有量が3.5−12wt%の範囲にあり、好ましくは旋削のためには5−7.5wt%、フライス加工のためには6−12wt%であるときに、実現される。
【0011】
炭素含有量は最大C08まで、好ましくはC02−C08に相当する範囲の量までの飽和炭素以下であり得る。なお、記号C02及びC08は、国際標準ISO4505資料の「硬質金属−多孔率及び遊離炭素の金相判定(発行:International Organization for Standardization (ISO)、発行国:スイス、発行日:1978年8月1日)」によって規定されている
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の方法によれば、超硬質合金炭化物、即ちセメンテッドカーバイドとして、Co及び/或いはNi基のバインダ相中にWCと好ましくはTiを含有する炭窒化物及び/或いは炭化物の立方晶相を含有し、好ましくは<50μm厚の富バインダ相表面領域を有する、タフネスと塑性変形抵抗の改良された超硬質合金炭化物が得られる。富バインダ相表面領域の最内側には、超硬質合金炭化物内部におけるバインダ相含有量の0.81−1倍、好ましくは0.91−1倍のバインダ相含有量を有する<300μm、好ましくは<200μm厚の領域が存在する。この領域における立方晶相の含有量は前記内部における含有量と本質的に同一である。富バインダ相表面領域は本質的に立方晶相が皆無であり、即ちこの領域はWCとバインダ相を含有する。但しその表面では立方晶相が≦50Vol%占めている。この富バインダ相領域のバインダ相含有量は、表面から10−30μmの距離内においては前記内部(セメンテッドカーバイド内部)における含有量の最大値が>1.1倍、好ましくは1.25−2倍である。
【0013】
本発明に係る超硬質合金炭化物にはそれ自体公知の薄層の耐摩耗性被覆物がCVD或いはPVD法によって被覆されている。好ましくは、その最内層として、好ましくはチタンの炭化物、窒化物或いは炭窒化物の層が施こされる。超硬質合金炭化物の被覆の前には、例えばブラスト法によってクリーニングして、グラファイトと立方晶相を本質的に除去する。
【0014】
本発明は超硬質合金炭化物の物性を改良する。この材料を使用した時に、クラックの伝播しやすい領域は材料中に形成されない。その結果、公知の方法によって製造されたものよりタフネスが著しく高められた超硬質合金炭化物が得られる。塑性変形抵抗の大きな超硬質合金炭化物を選択することにより、超硬質合金炭化物にそのユニークな特性となる非常に良好なタフネス強度と良好な可塑変形抵抗を併せて発揮させることが本発明によって可能になる。
【0015】
【発明を実施するための最良の形態】
例1
1.9wt%のTiC、1.4wt%のTiCN、3.3wt%のTaC、2.2wt%のNbC、6.5wt%のCo及び化学量論量を超える0.15wt%の炭素含有量と残部WCを含む粉末混合物から、旋削インサートCNMG120408を加圧成形した。このインサートを脱ローのためにH2と共に450℃に加熱して焼結し、更に真空下で1350℃に加熱して焼結し、その後にArの保護ガスと共に1450℃において1時間焼結した。この工程部分は完全に標準の焼結過程である。これを冷却している間に、本発明に係る処理を、300ミリバールのN2の雰囲気で1375℃において30分間実施し、その後にN2中で冷却を続行して1200℃に温度を下げ、そこで雰囲気のガスをN2からArに変えた。
【0016】
得られた切削インサートの表面の組織は、本質的に立方晶相を含まない25μm厚の富バインダ相領域を含み、且つ該バインダ相領域の下側では、インサート内部におけるバインダ相含有量の0.91−1倍のやバインダ相が欠乏しているバインダ相領域を含む(図1)。
【0017】
インサートの表面にはCo、WC及びグラファイトと共に約40%を占める立方晶相の粒子が存在している。インサート内部はC04のC−多孔率(porosity)を呈した。
【0018】
従来通りのエッジ丸め加工とクリーニングの後、表面に存在した立方晶相部分を除去した。結果の切削インサートには8μm厚のTiCとTiNから成る層を従来のCVD法によって被覆した。
【0019】
例2(例1に対する参照例)
例1と同じ粉末原料から同一タイプのインサートを加圧成形した。これらのインサートは例1における焼結工程の標準部分の通りに、即ち1450℃の温度で保持時間だけArの保護ガスと共に焼結した。
【0020】
インサート表面の組織は立方晶相が本質的に皆無で25μm厚の富バインダ相領域から成る。この領域の下には最小値がインサート内部の名目的含有量の約70%であるほどにバインダ相が著しく欠乏しているが、立方晶相には富んでいる、100−150μm厚の領域が図2に示すように存在する。インサート内部はC04のC−多孔率を呈していた。これは、公知の方法による傾斜焼結された超硬質合金炭化物の代表的な組織である。このインサートはエッジ丸め加工してから、公知の方法で被覆した。
【0021】
例3
例1と例2から得られたCNMG120408タイプのインサートを用いて、通常の低炭素鋼に対して断続旋削工作を行った。次の切削データが適用された。
速度=80mm/分
送り=0.30mm/rev
切り込み=2.0mm
各インサートの30個の切刃(エッジ)を破損するまで操業させた。本発明品インサートの平均寿命は4.6分であり、従来品インサートでは1.3分であった。
【0022】
例4
例1と例2から得られたインサートを用いて硬度HB=280の焼入れ焼もどし処理鋼に対する連続旋削工作の試験を行った。次の切削データを適用した。
速度=250m/分
送り=0.25mm/rev
切り込み=2.0mm
工作はインサートの逃げ面上の摩耗ランドとして観測され得る切刃塑性変形をもたらした。0.40mmのランド幅を得るまでの時間を各インサートにつき5個の切刃に関して測定した。本発明品インサートは10.9分の平均工具寿命を得たが、従来品インサートでは11.2分の平均工具寿命を得た。
【0023】
例3と例4から本発明に係るインサートが従来公知の方法に係るインサートよりも、変形抵抗の著しい低減を伴うことなく、タフネス強度を著しく良好にすることは明白である。
【0024】
例5
重量%で表して、5.5TiC、1.9TiCN、5TaC、2.5NbC、9.5Co及び約0.05%の化学量論量の炭素含有量と残部のWCから成る粉末原料から、フライス用インサートSPKR1203EDRを加圧成形した。このインサートは例1に従って、但し焼結温度を1410℃とし、冷却中の処理を125ミリバールのN2の雰囲気で1310℃の温度において20分間行った。
【0025】
組織を検査すると、図3に示す通り本質的に立方晶相が皆無な約15μm厚の富バインダ相領域の存在が確認された。この表面領域の下には、名目的バインダ相含有量より10%低いだけのやバインダ相に欠乏した肉厚領域が存在した。
【0026】
表面には、<10%を占める立方晶相の粒子がWCとバインダ相と共に、存在した。インサートはC−多孔率を有していなかった。
【0027】
従来通りにエッジ丸め加工とクリーニングを行った後、表面のエッジ近傍にある立方晶相の大部分を除去した。このインサートを従来のCVD法によってTiCとTiNの約6μm厚の層で被覆した。
【0028】
例6(例5に対する参照例)
例5と同じ粉末原料から、同じタイプのインサートブランクを加圧成形した。このインサートは例5における焼結工程の標準部分に従って、即ち1410℃で、ホールディング時間だけArの保護ガスと共に焼結した。冷却はArの保護ガスの下で実行された。インサート表面の組織は、立方晶相が本質的に皆無な約15μm厚の富バインダ相領域から成るものであった。その下には最小値が名目的バインダ含有量より約30%低い100−130μm厚のバインダ相が著しく欠乏し、それに対応した度合で立方晶相に富んでいる領域が存在した。インサートの内部では、C−多孔率は見いだせなかった。このインサートは例5に従ってエッジ丸め加工し且つ被覆処理を施こした。
【0029】
例7
例5と例6から得られたフライス用インサートを用いて、焼入れ、焼もどし処理した鋼SS2541の50mm厚工作物に対する正面フライス加工としてのフライス工作を実施した。このフライス工作は125mm径のフライス本体を用いた1歯フライス工作(one tooth milling)として実行された。フライス本体はその中心が工作物の出口サイドの上方にあるように配位させた。次の切削データを用いた。
速度=90m/分
送り=0.3mm/rev
切り込み=2mm
インサート破損までの時間を20個の切刃について測定した。例5のインサートにおける平均工具寿命は9.3分であり、例6のインサートでは3.2分であった。このことから、本発明に係るインサートでは明確にタフネスの改良されていることが分る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る、富バインダ相超硬質合金炭化物表面からの距離の関数で表されるCoとTiの分布を示している。
【図2】図2は既知の富バインダ相超硬質合金炭化物表面からの距離の関数で表されたCoとTiの分布を示す。
【図3】図3は本発明に係る超硬質合金炭化物の表面領域の1200倍の光学顕微鏡写真であり、Aはバインダ相に富み実質的に立方晶相が存在しない表面領域であり、Bは本発明に係る領域の上位部分である。

Claims (4)

  1. Co基及びNi基の少なくとも1種のバインダ相中にWCと、炭化物及び炭窒化物の少なくとも1種の立方晶相と、を含有し、富バインダ相表面領域を有する超硬合金のインサートにおいて、
    炭化物及び炭窒化物の少なくとも1種の立方晶相を形成する金属元素の総含有量が、前記超硬合金の総量に対して6wt%と15wt%の間にあり、
    前記インサート表面域における表面での立方晶相の占める割合が50Vol%であり、
    前記インサートの表面から10−30μmの距離における該富バインダ相表面領域では立方晶相の含有量がゼロであり、
    該富バインダ相表面領域のバインダ相含有量が最大値でインサート内部のバインダ相含有量よりVol%で比較して1.1倍以上であり、前記最大値が表面から10−30μmの距離の個所における値であり、且つ
    該富バインダ相表面領域より下側の領域においては、バインダ相含有量がインサート内部のバインダ相含有量よりVol%で比較して0.81−1倍であり且つ立方晶相の含有量がインサート内部の立方晶相含有量と本質的に同一である、
    ことを特徴とする改良されたタフネスと塑性変形抵抗を発揮する富バインダ相表面領域を有する超硬合金のインサート。
  2. インサートにCVD法或いはPVD法によって少なくとも1つの耐摩耗被覆物が施こされている請求項1記載のインサート。
  3. チタンの炭化物、窒化物或いは炭窒化物が最内位の被覆物として沈積している、請求項2記載のインサート。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の超硬合金のインサートを製造する方法であって、
    2 と共に450℃に加熱して焼結し、さらに真空下で1350℃に加熱し焼結し、その後Arの保護ガスと共に1450℃において1時間焼結する標準の焼結過程後に、
    5−100分の間、1280−1430℃の温度で、40−400ミリバールの窒素雰囲気においてインサートに熱処理を施すことによって、焼結の後に、前記インサート表面域における表面での立方晶相の占める割合が50Vol%であり、且つ前記インサートの表面から10−30μmの距離における該富バインダ相表面領域では立方晶相の含有量がゼロである、
    該立方晶相の粒子を形成することを特徴とする超硬合金のインサートを製造する方法。
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