JP3998284B2 - 電話番号情報の自動作成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話番号情報の自動作成装置に関し、特に、電話帳に存在しない電話番号の発見と、刻々と変化する電話番号を逐次チェックし、常に有効な電話番号が何番であるかを提供するとともに、電話番号の変更情報を提供することができる実在する電話番号情報の自動作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信による販促方法、販売方法は、近年の情報革命に伴い、従来の郵便による販促・販売方法から電話を利用した販促・販売方法に変化し、まさにマルチメディアの時代を迎えつつある。このような通信による販促方法、販売方法においては、顧客の住所および電話番号情報を常に最新のものにするように管理することが重要であるが、今まではそれらの最新情報を顧客からの変更届けに頼っているのが実情である。
【0003】
このため、郵便物の未着は日に日に増大しており、また、電話によるマルチメディアにおいては、無効電話(未使用電話)の増大、電話所有者違い等によるトラブルが多発している。特に、現状では、迅速かつ正確な実在する電話番号情報の提供は実現されておらず、人違いによるトラブルは枚挙にいとまがない。申込人が他人となり金銭を貸し付けた者が相違する等、電話社会の進展に伴い、そのトラブルの内容も深刻化、重大化してきている(特許文献1、特許文献2、参照)。
【特許文献1】
特開平3−270354号公報
【特許文献2】
特開平10−98517号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、大量の郵便物の戻りによる郵便費用の無駄や住所・電話番号の変更のための人手による情報更新費用は莫大なものである。そこで、住所以上に電話番号の適切な管理が必要となってきており、そのために電話番号の利用状況を逐次情報として提供する必要性が高まっている。
【0005】
しかしながら、現状における電話番号情報は電話帳に掲載されている情報に限られており、実在する電話番号を知り得る方法がなかった。また、実在する電話番号の変更情報を全て得るためのシステムは未だ実現されていない。
【0006】
本発明は、上記問題点を根本的に解決するためのものであり、実在する電話番号を収集し、加えて、実在する電話番号を基に適時有効あるいは/および無効なものに更新される電話番号を収集し、正確な電話番号の利用状況を示す電話番号情報として提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の電話番号情報の自動作成装置は、市外局番と市内局番と連続する予め電話番号が存在すると想定される番号の番号テーブルを生成しハードディスクに登録する手段と、番号テーブルを利用し、オートダイヤル発信手段を用いて電話をかけたときの接続信号により電話番号としての有効性を判断し、有効となった番号を実在する有効電話番号として収集しハードディスクに登録する手段と、番号テーブルを利用し、オートダイヤル発信手段を用いて電話をかけたときの接続信号により電話番号としての無効性を判断し、無効となった電話番号の中で、接続信号中の応答メッセージに基づいて、新電話番号を案内している電話番号、新電話番号を案内していない電話番号、一時取り外し案内しているが新電話番号を案内していない電話番号、の3種類の番号に仕分けして、実在しない無効電話番号として収集しハードディスクに登録する手段と、を備えることを要旨とする。
【0008】
更に具体的には、本発明による電話番号情報の自動作成装置は、予め電話番号が存在すると想定される番号の番号テーブルを作成する手段と、その番号テーブルを利用し、オートダイヤルにより電話を掛けたときの接続信号により電話番号としての有効性を判断し、有効となった番号を実在する有効電話番号として収集する手段と、その番号テーブルを利用し、オートダイヤルにより電話を掛けたときの接続信号により電話番号としての無効性を判断し、かつ、その接続信号中の応答メッセージに基づいて、▲1▼新電話番号を案内している電話番号、▲2▼新電話番号を案内していない電話番号、▲3▼一時取り外し案内しているが新電話番号を案内していない電話番号、の3種類を判断して、無効となった番号を実在しない無効電話番号として収集する手段とから構成される。
【0009】
また、本発明による電話番号情報の自動作成装置は、無効電話番号について電話番号としての有効性を判断し、有効となった番号を新設電話番号として収集する手段、あるいは、有効電話番号について電話番号としての無効性を判断し、無効となった番号を廃止電話番号として収集する手段をさらに備える。
【0010】
上記「電話番号が実在すると想定される番号のテーブル(以下、単に「番号テーブル」という)の作成手段は、電話番号が現在のところ数字で最大10桁の範囲にある特徴を利用する。また、電話番号は市外局番と市内局番と連続する4桁の番号から構成されている特徴を利用し、想定される電話番号の範囲を限定して番号テーブルを作成する。
【0011】
この番号テーブルは、市外局番と市内局番と連続する4桁の番号との10桁の数字を下位より昇順に並べて作成される。次に、作成された番号テーブルを下位より呼び出し、オートダイヤル手段により発信する。発信された番号については、所定の時間内に着信されたとき、着信認識処理によりその接続信号が監視される。接続信号とは電話を発信したときに発信側に返戻される信号音のことであり、これが着呼音(呼び出し音)、極性反転、あるいは話中音であるときに、有効な電話番号すなわち実在する電話番号であると判定し、有効電話番号の記憶領域に記憶する。着呼音、極性反転、あるいは話中音のいずれも認識されず、所定の応答音があるとき、無効電話番号であると判定し、無効電話番号の記憶領域に記憶する。
【0012】
上記した接続信号には、以下のようなものがある。
▲1▼ 着呼音(呼び出し音、またはリングバックトーン)
呼び出し中であることを意味し、発信側に知らせる音であり、所定の周波数で所定の周期および継続時間で繰り返される断続音である。
▲2▼ 話中音
相手話中、または中継回線話中を表わす音であり、所定の周波数で所定の周期および継続時間で繰り返される断続音である。
▲3▼ 未使用電話に対する音
例えば、
「おかけになった電話番号は、現在使用されていません。」
「・・・お客様の都合で移転しました。新しい番号は○○○○番です。」
「・・・連絡先が変りました。新しい番号は○○○○番です。」
「お客様の都合で一時取り外しています・・・」
等の音声メッセージがある。
▲4▼ 発信音
受信準備完了を知らせる音であり、所定周波数の連続音である。
▲5▼ 電話をオフフックしたときの極性反転信号
この時電話回線へ遮断されていた電流が流れる。
▲6▼ その他
非課金のための特殊呼び出し(フリーダイヤル、お話中調べ114、電話呼称113、他104、115等)において、「極性反転が発生しない特殊電話番号」等がある。
【0013】
有効すなわち実在する電話番号についての着呼音(呼び出し音)および話中音は、例えば、その信号周波数が基準信号パターンのものと一致するかを判定して認識する。また、極性反転(ループ電流の遮断)は、例えば、それを電気回路的に検知することができる。
【0014】
上記無効すなわち未使用電話番号についての音声メッセージは、所定メッセージを繰り返した後、終了する特徴がある。そこで、特定の電話番号を無効であると判断するためには、例えば、上記のような音声メッセージを認識する。そのため、例えば、この音声メッセージをディジタル信号に変換して記憶領域に記憶し、所定のサンプリング音声と、サンプリング音声幅(音声の開始から終了までの時間幅)との2点において基準音声メッセージと比較し、判定する。この音声メッセージの判定により未使用電話番号を、▲1▼新電話番号を案内している電話番号、▲2▼新電話番号を案内していない電話番号、▲3▼一時取り外し案内しているが新電話番号を案内していない電話番号、の3種類に仕分けすることができる。
【0015】
上記した番号テーブルすなわち実在すると想定される電話番号は大量にあり、上記した電話番号の自動作成処理は莫大な処理量となり時間とコストがかかる。そこで、刻々変化する電話番号情報を得るために上記した電話番号の自動作成処理を常時実行することは効率的でないことから、刻々変化する電話番号の更新情報は、一旦有効および無効電話番号情報を得た後、それらの有効および無効電話番号情報について更新のチェックを実行して得ることができる。特に、情報漏れをなくす観点から、無効電話番号として登録された番号のうちから新設電話番号として有効なものに変更された更新情報を得ることが重要である。また、有効すなわち実在する電話番号として登録されたもののうちから、新たに未使用化となる電話番号すなわち廃止電話番号として無効なものに変更された更新情報を得るために、有効電話番号についても上記した新設電話番号の更新情報作成と同様な処理を実行する。
また、電話番号の市外局番および市内局番とその該当する住所エリアの情報を利用して、利用者の住所情報を得ることができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明による実在する電話番号情報の自動作成装置の実施例の全体構成を示すブロック図である。本装置は、CPU1、コントローラ2、メモリ3、I/Oボード4、キーボード5、プリンタ6、ハードディスク7、音声・回路ボード8、ディスプレイ9およびフロッピーディスク10から構成されている。CPU1には、I/Oボード4を介して、キーボード5、プリンタ6、ディスプレイ9およびフロッピーディスク10が接続されており、また、コントローラ2を介して、ハードディスク7および音声・回路ボード8が接続されている。
【0017】
音声・回路ボード8は、アナログ/ディジタル変換器(A/D変換器)81、ディジタル/アナログ変換器(D/A変換器)82およびメモリ83、84(交替バッファの機能をもつ)を内蔵している。
【0018】
CPU1は、本実施例の電話番号情報の自動作成装置における中央処理ユニットであり、メモリ83、84に一旦記憶された応答信号をハードディスク7に転送、記憶し、また、ハードディスク7に記憶された番号テーブルから番号をメモリ83、84へ読み出す制御を実行する。この制御プログラムはメモリ3に記憶されている。
【0019】
ハードディスク7内の番号テーブルに記憶された番号は、そこから順次読み出されてD/A変換器82でアナログ信号に変換され、メモリ83、84の一方に一旦記憶された後、電話回線を介して発信される。その後所定の時間を経て応答信号が電話回線を介して入力され、その応答信号はA/D変換器81により所定のサンプリング周期でディジタルデータに変換され、メモリ83、84の一方に一旦記憶された後、更にハードディスク7に転送されて記憶される。
【0020】
次いで、ハードディスク7に記憶された応答信号が予めハードディスク7に記憶されている所定の信号パターンの周波数と一致するかを判定する。予め記憶されている信号パターンは、呼び出し音および話中音の2種類である。極性反転は、特に図示してはいないが、ループ電流の遮断を電気回路により検知する。着呼音、話中音あるいは極性反転以外の音声が認識されたときは、音声の繰り返し開始から終了までの時間をカウントする。音声のカウント時間が所定の時間を過ぎても終了しない場合は、「おかけになった電話番号は、現在使用されていません・・・」等の永遠繰り返しメッセージの未使用の電話番号である。
【0021】
所定の時間で終了するメッセージとしては、「おかけになった電話番号は移転のため電話番号が変りました。新しい番号は○○○○番です。」、「おかけになった電話番号はお客様の都合で電話番号が変りました。連絡先の電話番号は○○○○番です。」、「おかけになった電話番号はお客様の都合で一時取り外しています。(このメッセージは新しい電話番号を案内していない。)」、その他類似メッセージがあるが、新しい電話番号を案内しているメッセージと一時取り外しを案内しているメッセージとは所定の繰り返しでメッセージを終了する特徴をもっている。これを利用して、無効電話番号のうち、▲1▼新電話番号を案内している電話番号、▲2▼新電話番号を案内していない電話番号、▲3▼一時取り外し案内しているが、新電話番号を案内していない電話番号、の3種類に自動仕分けし、ハードディスク7に記憶する。
【0022】
図2乃至図4のフローチャートを用いて、本実施例における実在する電話番号情報の自動作成処理を説明する。図2は、実在する電話番号の自動作成処理のメインルーチンを示すフローチャートである。まず、実在すると想定される電話番号を作成し、テーブルに登録する、すなわち、番号テーブルを作成する( ステップ A01) 。
【0023】
図3は、ステップ A01において実行される、想定される番号の作成処理ルーチン B001 を示すフローチャートである。最初に、市外局番を登録して市外局番テーブルを作成する( ステップ B0011) 。市外局番テーブルは、例えば、電話帳に掲載されている市外局番一覧の番号を入力して作成する。次いで、各市外局番に該当する市内局番を登録して市内局番テーブルを作成する( ステップ B0012) 。市内局番テーブルは、例えば、電話帳に掲載されているNTT支店、営業所の受け持ち市内局番等を利用して作成する。これによれば、例えば、平成8年2月現在で14,643件の市内局番が登録されている。便宜的に、NTTがナビゲーション用に市販している市外局番・市内局番マスター等を利用することも一つの方法である。
【0024】
ここで、各局番に対応する下4桁の連番数字を作成する( ステップ B0013) 。この下4桁の連番数字の作成件数は、市外局番と市内局番とが対になっていることから、番号下4桁および市内局番の通りの積となる。したがって、例えば、平成8年2月現在において、想定される電話番号の最大通りは14,634件×9999件=約14,600万件となり、電話帳掲載者(約4,000万件)を除くと、想定される電話番号の初回調査すべき全件数、すなわち、番号テーブルの番号登録件数は10,600万件となる。こうして作成された連番数字を番号テーブルに登録する( ステップ B0014) 。
【0025】
次に、図2に戻って、上記のようにして作成された番号テーブルから番号すなわち想定される電話番号を読み取り( ステップ A001)、「全件終了したか?」を判定し( ステップ A0011) 、YES であればルーチンを終了するが、NOであればオートダイヤル発信手段を用いて電話をかける、すなわち、オートダイヤル発信する( ステップ A002)。
【0026】
発信された番号について、着信認識処理(A003)を実行する。この処理においては、オートダイヤルで発信されてからS秒間の応答信号を認識する。すなわち、タイマーのカウント開始(T0 秒) によりS秒間の応答信号認識処理を開始し( ステップ A0030) 、応答信号が着呼音、極性反転、話中音であるかを判定し( ステップ A0031〜A0033)、それぞれが YESであるとき、その番号は有効な電話番号であると判断して、有効電話番号としてハードディスク(図1)に登録する、すなわち、有効電話番号テーブルを作成する( ステップ A0035) 。
【0027】
応答信号が上記したもののいずれでもなければ、上記以外の音声であるかを判定し( ステップ A0034) 、YES であればその番号は無効な電話番号であると判断し、無効電話番号としてハードディスク(図1)に登録する、すなわち、無効電話番号テーブルを作成する( ステップ A0036) 。
【0028】
ステップ A0034において無効と判断するときの応答音としては、音声メッセージが認識される。この音声メッセージをディジタル信号に変換して記憶領域に記憶し、所定のサンプリング音声と、サンプリング音声幅(音声の開始から終了までの時間幅)との2点において基準音声と比較し、判定する。判定結果は、▲1▼例えば「・・・移転のため電話番号が変りました・・・」や「・・・お客様の都合で連絡先が変りました・・・」のように、新電話番号を案内している電話番号、▲2▼例えば「・・・現在使われていません・・・」のように、新電話番号を案内していない電話番号、▲3▼例えば「・・・お客様の都合で一時取り外しています。」のように、一時取り外し案内しているが、新電話番号を案内していない電話番号、の3種類に判別し、自動仕分けする。
【0029】
S秒間何ら音声を認識しないかあるいは、上記した3種類の音声メッセージ以外の永遠繰り返しメッセージが返信されるとき、すなわち、タイマーのS秒カウント終了(TS 秒) によりS秒後に認識処理終了となった( ステップ A0037) 場合は、回線を切断し( ステップ A0038) 、ステップ A001 に戻って、再度同一の番号をダイヤルする。図2のフローチャート中には詳細に示されてはいないが、この繰り返しは、例えば、3回繰り返し、再度何ら音声が認識されないときは無効電話番号として処理する。その番号について有効あるいは無効を認識した後、すなわち、有効あるいは無効電話番号の登録後、回線は切断され、次の番号をダイヤルする。この処理は、番号テーブルが全件終了するまで繰り返される。
【0030】
上記した図1の実在する電話番号の自動作成処理ルーチンにより有効および無効の電話番号テーブルが作成されるが、一旦有効および無効の電話番号テーブルを得れば、その後刻々新設あるいは未使用化される電話番号の更新情報を得ることが必要である。特に、新設電話番号の更新データは、少なくとも、情報漏れをなくすために必要である。
【0031】
そこで、図4により、新設された電話番号の自動作成処理について説明する。図4は、新設電話番号の自動作成処理のメインルーチンを示すフローチャートである。図2に示された実在する電話番号の自動作成処理において登録された無効電話番号すなわち無効電話番号テーブルから無効電話番号を読み取り( ステップ C001)、「全件終了したか?」を判定し( ステップ C0011) 、YES であればルーチンを終了するが、NOであればオートダイヤル発信し( ステップ C002)、着信認識処理(C003)を実行する。
【0032】
着信認識処理(C003)においては、オートダイヤルで発信されてからS秒間の応答信号を認識する。すなわち、タイマーのカウント開始(T0 秒) によりS秒間の応答信号認識処理を開始し( ステップ C0030) 、応答信号が着呼音、極性反転、話中音であるかを判定し( ステップ C0031〜C0033)、それぞれが YESであるとき、すなわち、有効であると判断したときは、その無効電話番号は電話番号として新設されたと判断し、新設電話番号としてハードディスク(図1)に登録する( ステップ C0035) 。更に、有効になったと判断した無効電話番号は、無効電話番号テーブルから削除すなわち無効電話番号の更新を行う( ステップ C0036) 。
【0033】
上記以外の音声であるかを判定し( ステップ C0034) 、上記以外の音声が認識されたとき(YES) 、その無効電話番号は依然として無効であると判断し、不更新とする。ステップ C0034における無効であることの判定は、図2のステップ A0034と同じものとすることができる。S秒間何ら音声を認識しないとき、すなわち、タイマーのS秒カウント終了(TS 秒) によりS秒後に認識処理終了となった( ステップ C0037) 場合は、回線を切断し( ステップ C0038) 、ステップ C001 に戻って、再度同一の無効電話番号をダイヤルする。図4のフローチャート中には詳細に示されてはいないが、この繰り返しは、例えば、3回繰り返し、再度何ら音声が認識されないときは無効として処理する。その無効電話番号について有効あるいは無効を認識した後、すなわち、新設電話番号の登録および無効電話番号の更新あるいは無効電話番号の不更新の後、回線は切断され、次の無効電話番号をダイヤルする。この処理は、無効電話番号テーブルが全件終了するまで繰り返される。
【0034】
有効な電話番号として登録されたもの、すなわち、有効電話番号テーブルのうち、その後未使用化となるものすなわち廃止電話番号については、例えば、電話帳データ等により更新することができるが、迅速かつ正確な更新データを得るためには、図4の新設電話番号の自動作成処理と同様な廃止電話番号の自動作成処理を有効電話番号テーブルについても実行することができる。この場合、新設電話番号の登録( ステップ C0035) および無効電話番号の更新( ステップ C0036) が、それぞれ、廃止電話番号の登録および有効電話番号の更新となることはいうまでもない。
【0035】
また、特に図示してはいないが、必要に応じて、有効電話番号情報についてその市外局番および市内局番と該当する住所エリアの情報を利用して、利用者の住所情報を得る。
【0036】
【発明の効果】
本発明による電話番号情報の自動作成装置によれば、
▲1▼有効(実在する)電話番号情報
▲2▼無効(未使用)電話番号情報
▲3▼無効電話番号の中からある時有効となった電話番号(新設電話番号)情報
▲4▼有効電話番号の中からある時無効となった電話番号(廃止電話番号)情報
を得て、刻々変化する電話番号情報を細大洩らさず迅速かつ正確に把握することが可能となり、例えば、電話を利用した販促・販売方法に必要とされる正確な電話番号の利用状況を逐次情報として提供することができる。
【0037】
また、有効電話番号情報についてその市外局番および市内局番と該当する住所エリアの情報を利用して、利用者の住所情報を得ることができ、したがって、本発明は、今後益々発展する電話を利用したコミュニケーション機器等の効率的な運用に、また、大量顧客を保有する企業の住所変更管理情報等に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実在する電話番号情報の自動作成装置の実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】実在する電話番号の自動作成処理のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図3】想定される番号の作成処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】新設電話番号の自動作成処理のメインルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…CPU
2…コントローラ
3…メモリ
4…I/Oボード
5…キーボード
6…プリンタ
7…ハードディスク
8…音声・回路ボード
81…アナログ/ディジタル変換器(A/D変換器)
82…ディジタル/アナログ変換器(D/A変換器)
83…メモリ1
84…メモリ2
9…ディスプレイ
10…フロッピーディスク(FD)
Claims (1)
- 市外局番と市内局番と連続する予め電話番号が存在すると想定される番号の番号テーブルを作成しハードディスクに登録する手段と、
前記番号テーブルを利用し、オートダイヤル発信手段を用いて電話をかけたときの接続信号により電話番号としての有効性を判断し、有効となった番号を実在する有効電話番号として収集し前記ハードディスクに登録する手段と、
前記番号テーブルを利用し、オートダイヤル発信手段を用いて電話をかけたときの接続信号により電話番号としての無効性を判断し、無効となった電話番号の中で、接続信号中の応答メッセージに基づいて、新電話番号を案内している電話番号、新電話番号を案内していない電話番号、一時取り外し案内しているが新電話番号を案内していない電話番号、の3種類の番号に仕分けして、実在しない無効電話番号として収集し前記ハードディスクに登録する手段と、
を備えたことを特徴とする電話番号情報の自動作成装置。
Priority Applications (1)
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Related Child Applications (1)
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Cited By (1)
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-
1996
- 1996-10-09 JP JP28590096A patent/JP3998284B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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