JP4942585B2 - 電話番号履歴調査システムおよびその方法 - Google Patents

電話番号履歴調査システムおよびその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4942585B2
JP4942585B2 JP2007222260A JP2007222260A JP4942585B2 JP 4942585 B2 JP4942585 B2 JP 4942585B2 JP 2007222260 A JP2007222260 A JP 2007222260A JP 2007222260 A JP2007222260 A JP 2007222260A JP 4942585 B2 JP4942585 B2 JP 4942585B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone number
transfer
survey
history
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007222260A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009055512A (ja
Inventor
克佳 長嶋
Original Assignee
克佳 長嶋
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 克佳 長嶋 filed Critical 克佳 長嶋
Priority to JP2007222260A priority Critical patent/JP4942585B2/ja
Publication of JP2009055512A publication Critical patent/JP2009055512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4942585B2 publication Critical patent/JP4942585B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、電話番号履歴調査システムおよびその方法に関し、より詳細には、端末から受信する調査番号と一致する直近電話番号の実在期間と移転元電話番号の実在期間とを連結した連結実在期間を演算出力する電話番号履歴調査システムおよびその方法に関する。
従来は、総務省で使用許可されている3億5000万件すべての電話番号(固定電話と携帯電話)の使用状況を毎月調査し、過去数十ヶ月分の電話番号の利用状況データを電話番号履歴データベースへ登録し、新設電話、欠番電話、移転電話、都合取外し等の利用履歴についてコンピュータを用いた照会処理サービスが提供されている。
また、全国の月間移転電話は約40万件、全国の年間新設電話は約790万件と膨大である。この新設電話の中には移転先電話も含まれているため、例えば与信審査において、移転元電話の実在期間も直近電話の実在期間に連結処理するように電話番号データベースを照会し直近電話番号と一致する移転先電話番号を数十億件のデータフィールドの中からコンピュータを用いて検索していた。
このような中で、本願の発明者は、電話番号履歴情報を含む電話番号データベースと、電話番号データベースを参照し、電話加入者判定プログラムに従って所望の電話番号加入者の判定を実行する制御手段と、判定された結果を出力する手段と、を備え、ユーザ側のコンピュータにおいて所望の電話番号使用状況調査および電話番号の判定を実行する自立型電話番号クリーニングシステムを提案している(特許文献1参照)。
特開2002−232583号公報
しかしながら、移転先電話番号の検索処理は電話番号データベースの全範囲から検索している移転先電話番号を突合し読み出すまでのデータのアクセスタイムが増大するのでシステムの処理効率を低下させるという課題が存在する。特に、磁気または光ディスク記憶装置に電話番号データベースを記憶した場合はヘッドのシークタイムが増大するため検索処理の効率化が要望されている。
本発明は、この問題に対応してなされたものであり、端末から受信した調査番号に対応する直近の電話番号の移転元電話番号を従来に比して短時間に検索し、直近の電話番号と移転元電話番号の実在期間を連結した連結実在期間を演算出力する電話番号履歴調査システムおよびその方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電話番号履歴調査システムは、例えば、図1に示すように、端末10と通信回線12を通じて接続し、電話番号の利用履歴を調査する電話番号履歴調査システム14において、全国に流通する電話番号に対してISDN回線を通じてオートダイヤルして得た利用状況を示す理由表示データおよび移転先電話番号を、各電話番号に対応させてオートダイヤルした調査日と共に履歴情報として登録する電話番号履歴データベース16と、電話番号履歴データベース16の履歴情報から抽出した移転の理由表示データを有する電話番号を移転元電話番号として登録し、この電話番号の移転の調査日および移転先電話番号を移転情報として登録する移転情報データベースと、端末10から通信回線12を通じて調査番号を受信し、この調査番号と一致する電話番号の実在期間を電話番号履歴データベース16の履歴情報から演算し、この実在期間が所定期間に満たないときは移転情報データベース18の移転情報から調査番号と一致する移転先電話番号の移転元電話番号を読み出し、この移転元電話番号と一致する電話番号の実在期間を電話番号履歴データベース16の履歴情報から演算し、調査番号と一致する電話番号の実在期間と連結した連結実在期間を演算出力する演算処理部20と、演算処理部20が演算出力した連結実在期間を端末10へ通信回線12を通じて返信する通信部22と、を備える。
このように構成すると、演算処理部20は、調査番号と一致する直近の電話番号の実在期間が所定期間に満たないことを条件として、移転情報データベース18をアクセスし移転情報から調査番号と一致する移転先電話番号の移転元電話番号を読み出し、この移転元電話番号と一致する電話番号の実在期間を電話番号履歴データベース16の履歴情報から演算し、調査番号と一致する直近の電話番号の実在期間と連結した連結実在期間を演算出力できるので、従来に比して電話番号履歴データベース16から移転元電話番号の検索処理を短時間に完了させてから連結実在期間を演算出力し、通信部22は演算処理部20が演算出力した連結実在期間を端末10へ通信回線12を通じて返信することができる。
上記目的を達成するために、本発明の電話番号履歴調査方法は、例えば、端末10と通信回線12を通じて接続し、電話番号の利用履歴を調査する電話番号履歴調査方法において、全国に流通する電話番号に対してISDN回線を通じてオートダイヤルして得た利用状況を示す理由表示データおよび移転先電話番号を、各電話番号に対応させてオートダイヤルした調査日と共に履歴情報として登録する電話番号履歴データベース16を参照し、移転の理由表示データを有する電話番号を移転元電話番号として登録し、この電話番号の移転の調査日および移転先電話番号を移転情報として移転情報データベース18へ登録するステップと、端末10から調査番号を受信したときに、電話番号履歴データベース16に登録された調査番号と一致する電話番号の履歴情報を読み出して直近の調査日から過去の調査日に遡って電話番号の実在期間を演算処理部20が演算し、実在期間が所定期間に満たないときは移転情報データベース18から調査番号と一致する移転先電話番号の移転の調査日および移転元電話番号を読み出し、電話番号履歴データベース16の履歴情報から移転元電話番号と一致する電話番号の移転の調査日から過去の調査日に遡って電話番号の実在期間を演算処理部20が演算し、調査番号と一致する電話番号の実在期間と連結した連結実在期間を演算処理部20が演算出力するステップと、演算処理部20が演算出力した連結実在期間を通信部22から端末10へ通信回線12を通じて返信するステップと、を備える。
以上のように、端末から受信した調査番号に対応する直近の電話番号の移転元電話番号を従来に比して短時間に検索し、直近の電話番号と移転元電話番号の実在期間を連結した連結実在期間を演算出力する電話番号履歴調査システムおよびその方法を提供することができる。
本発明の実施の一形態を図1乃至図3に基づいて説明する。本実施形態の電話番号履歴調査システム14は、概略的には、サーバが端末10から受信する調査番号と一致する直近の電話番号の履歴情報を電話番号履歴データベース16から読み出し、直近の電話番号の実在期間が所定期間に満たないことを条件として、移転情報データベース18をアクセスし移転情報から調査番号と一致する移転先電話番号の移転元電話番号を特定し、この移転元電話番号の実在期間を電話番号履歴データベース16の履歴情報から演算し、調査番号と一致する直近の電話番号の実在期間と連結した連結実在期間を演算出力し連結実在期間を通信部22を介して端末10へ返信する電話番号履歴調査システム14である。
ここで、図1は、電話番号履歴調査システム14の全体構成を概略的に示すシステム構成図である。図1に示すように、端末10と通信回線12を通じて接続し、電話番号の利用履歴を調査する電話番号履歴調査システム14において、全国に流通する電話番号に対してISDN(Integrated Services Digital Network)回線を通じてオートダイヤルして得た利用状況を示す理由表示データおよび移転先電話番号を、各電話番号に対応させてオートダイヤルした調査日と共に履歴情報として登録する電話番号履歴データベース16と、電話番号履歴データベース16の履歴情報から抽出した移転の理由表示データを有する電話番号を移転元電話番号として登録し、この電話番号の移転の調査日および移転先電話番号を移転情報として登録する移転情報データベース18と、端末10から通信回線12を通じて調査番号を受信し、この調査番号と一致する電話番号の実在期間を電話番号履歴データベース16の履歴情報から演算し、この実在期間が所定期間に満たないときは移転情報データベース18の移転情報から調査番号と一致する移転先電話番号の移転元電話番号を読み出し、この移転元電話番号と一致する電話番号の実在期間を電話番号履歴データベース16の履歴情報から演算し、調査番号と一致する電話番号の実在期間と連結した連結実在期間を演算出力する演算処理部20と、演算処理部20が演算出力した連結実在期間を端末10へ通信回線12を通じて返信する通信部22と、を備えている。
また、通信回線12は、インターネット網若しくは専用回線網を適用し電気信号や光信号や無線信号を伝送する通信手段であって、複数の端末10、10a〜10dに接続されている。
また、電話番号履歴調査システム14は、通信部22、演算処理部20、記憶部24を備えるサーバにより実現され、記憶部24には電話番号履歴データベース16および移転情報データベース18が記憶されている。本発明を限定的に解釈するものではないが記憶部24はシングルシリンダのディスクドライブを用いて磁気ディスク、光ディスクのような記憶媒体を挿抜可能に収納している。
さらに、端末10、10a〜10dは、パーソナルコンピュータ本体、ディスプレイ、キーボード、マウスを含む入出力装置により実現されてもよく、通信回線12に接続可能な携帯電話端末により実現してもよい。
次に、電話番号履歴データベース16について説明する。電話番号履歴データベース16は、全国に流通する固定電話番号および携帯電話番号に対してISDN回線を通じてオートダイヤルして得た電話番号の利用状況を示す理由表示データを各電話番号に対応させて所定の調査日と共に履歴情報として、記憶部24に設けられたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に登録または記憶する。
例えば、総務省で使用許可されている3億5000万件すべての全国電話番号は、プリフェクス番号「0」、市外局番および市内局番を順に結合する約16、700局番の初期電話番号情報を予め作成し、全国の局番毎に加入者番号0000から9999の連続番号を追加した番号情報の総和である。また、携帯電話およびPHSは電気通信事業者を特定する番号を市外局番および市内局番に対応させて初期電話番号情報として予め作成する。要は、電気通信事業者を特定する先頭番号「0」、市外局番、市内局番と電話加入者を特定する加入者番号とを結合する番号の総和が全国に流通する電話番号に相当する。
そして、全国に流通する電話番号をコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶し、この記憶媒体から全国に流通する電話番号の中から調査対象の電話番号を降順または昇順の順番に読み出し、電話番号発信コンピュータを使用して電話番号情報調査を連続運転モードで実施し、1ヶ月以内に全国に流通するすべての電話番号へ発呼する。
電話番号発信コンピュータは、各調査対象の電話番号を管轄する管轄局の交換機に対して1ヶ月に1回または2回の調査日にISDN回線を通じて発呼し、ISDN通信によりNTT交換機が知らせる理由表示および移転先電話番号を電話番号発信コンピュータが自動収集し、直近の電話番号使用状況データとして例えばハードディスクに記憶する。
本実施形態では、全国に流通する電話番号を分割した調査対象電話番号を記憶媒体に記憶し、複数の電話番号発信コンピュータをそれぞれ異なる管轄局のISDN交換機に接続し、分散した複数の電話番号発信コンピュータを連続運転して収集した調査対象電話番号を集約し全国の電話番号情報調査を実施してもよく、1箇所に設置した電話番号発信コンピュータにより全国に流通する電話番号の電話番号情報調査を実施してもよい。
電話番号使用状況データは、調査対象電話番号毎にISDN交換機から取得したJT−Q931(レイヤー3)情報の「01:欠番」、「16:正常」、「22:相手加入者番号変更」、「28:無効番号」、および移転先電話番号等が含まれ、これらをオートダイヤルした電話番号、調査日に対応付けて電話番号発信コンピュータのハードディスクに記憶されている。また、「22:相手加入者番号変更」は移転番号であり、新しい着信番号が診断情報フィールドに含まれる。
そして、電話番号履歴データベース16は、電話番号発信コンピュータのハードディスクに収集した直近の電話番号使用状況データを過去の電話番号使用状況データを記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体へ追加記憶させ最新の電話番号履歴を更新して生成する。
電話番号履歴データベース16は、例えば、カンマ区切りのCSV形式のレコードフォームを用いて、第1フィールドに調査対象の電話番号を順番に登録し、第2〜4フィールドに直近の調査日、理由表示番号、移転先電話番号を登録し、第5フィールドに有効履歴フィールド数「20」を登録し、第6フィールド以降に前回迄に登録した過去の調査日、理由表示番号、移転先電話番号を括った履歴情報を調査日の降順に登録している。
また、移転先電話番号のデータが存在しないフィールドではカンマを連続して登録すると記憶領域を有効に利用することができる。このようにして、電話番号履歴データベース16は、調査対象の電話番号毎に直近の履歴情報および20個の過去の履歴情報を1つのレコードフォームに格納している。
ただし、本発明は、過去の履歴数を20個に限定するものではなく、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の記憶容量の範囲内で毎月調査した3億5000万件すべての電話番号(固定電話と携帯電話)の履歴情報を数年分格納することもできる。
次に、移転情報データベース18は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体へ格納された電話番号履歴データベース16から移転電話を示す理由表示番号「22」をキーにコンピュータにより検索処理し、ヒットした移転先電話番号、移転元電話番号、移転電話を検出した調査日、情報テーブル生成年月日を移転情報として登録されている。
図2は、移転情報データベース18の生成工程を示す概念図である。図2に示すように、電話番号履歴データベース16は、調査対象電話番号毎にレコードフォーム30が登録されている。なお、上述の実施形態と同一または類似の部材については同一又は類似の符号を付し重複する説明を省略する。
レコードフォーム30は、第1のフィールド31に調査対象電話番号の「電話番号Me」が最大12桁の数値で登録されている。後方のフィールド32には移転「22」を示す理由表示番号の「Status」が2桁の数値で登録され、フィールド33には移転先電話番号の「移転先You1」が最大12桁の数値で登録され、フィールド34には移転を収集した調査日の「調査日ymd1」が8桁の数値で登録されている。
さらに後方のフィールド36には移転「22」を示す理由表示番号の「Status」が2桁の数値で登録され、フィールド37には移転先電話番号の「移転先You2」が最大12桁の数値で登録され、フィールド38には移転を収集した調査日の「調査日ymd2」が8桁の数値で登録されている。
コンピュータは、電話番号履歴データベース16のすべてのレコードフォームを読み出して理由表示番号「22」を検出したとき、例えば、レコードフォーム30の中のフィールド32に理由表示番号「22」が記憶されている場合、フィールド34から調査日を読み出し、フィールド33から移転先電話番号を読み出す。
また、コンピュータは、後方のフィールド36に理由表示番号「22」が記憶されている場合も、フィールド39から調査日を読み出し、フィールド38から移転先電話番号を読み出すこともできる。
さらに、コンピュータは、読み出した各フィールドの情報を移転情報データベース18へ転送し移転情報のテーブル単位に書き込む。例えば、テーブル40は「You1」、「電話番号Me」、「ymd1」に対応する各数値データを格納する。また、テーブル42は「You2」、「電話番号Me」、「ymd2」に該当する各数値データを格納する。
ここで、テーブル40のインデックス構造を例示すると、インデックス43〜46は順番に移転先電話番号、移転元電話番号、調査日、テーブル生成年月日がそれぞれ数値情報として記憶している。
本実施形態では、電話番号履歴データベース16および移転情報データベース18にJT−Q931(レイヤー3)情報の理由表示番号をそのまま登録してもよく、コンピュータの仕分け処理により実在、欠番、移転、都合取り外しの4種類に集約した2桁の番号へ置き換えて登録してもよい。この場合、3桁の理由表示番号を2桁の番号に集約しデータ記憶容量を有効に活用することができる。
図3は、サーバで実行する電話番号履歴調査システム14の動作フローを示す図である。電話番号履歴調査システム14は、電話番号履歴データベース16に記憶する直近の履歴情報から生成した移転情報を移転情報データベース18へ登録している。
電話番号履歴調査システム14は、調査対象の電話番号入力処理ステップ50(以下、ステップを「S」と略記する。)において、端末10から通信回線12を介して受信する調査番号を入力する。調査番号は「0」から始まる所定桁数の連番でもよく、「0」、市外局番、市内局番、および加入者番号をハイフンで区切った番号でもよい。要はサーバが電話番号と認識できる所定桁数の情報をサーバの通信部22へ入力すればよい。
演算処理部20は、サーバが調査番号を受信したときに、通信部22を介して調査番号を取得し、電話番号履歴データベース16に登録された調査番号と一致する電話番号の履歴情報を読み出して第1次処理S51を遂行し、直近の調査日から過去の調査日に遡って電話番号の実在期間を演算し、この演算結果をサーバのRAM領域へ記憶する。
ここで、演算処理部20は、電話番号履歴データベース16に記憶された3億5000万件すべてのレコードフォーム30(図2参照)を探索し、調査番号と一致する第1のフィールド31(図2参照)に記憶する電話番号の解析処理を実行する。例えば、解析処理は、レコードフォーム30の中で直近から過去の調査日に連続する実在の記録回数をカウントして実在期間を算出してもよく、直近の調査日と欠番から実在に変化した過去の調査日との差分期間を実在期間として算出して解析処理を遂行してもよい。
引き続き、演算処理部20は、実在期間判定S52を遂行し電話番号の解析結果から得た実在期間が所定期間を満たすか否かを判定する。この所定期間は、例えばクレジットでは図示した1年に設定することができ、この他に、ネットオークションでは6ヶ月〜8ヶ月に適宜設定しサーバへ記憶することができる。
実在期間判定S52にて得た直近実在期間が1年以上と判定(YES)した場合は、サーバは出力S58へ分岐し演算処理部20が演算出力した直近実在期間を通信部22から端末10へ通信回線12を通じて返信する。
一方、サーバは、実在期間判定S52の判定結果が否(NO)のとき、処理を移転情報データベース検索処理S53へ分岐する。そして演算処理部20は移転情報データベース18を検索し調査番号と一致する移転先電話番号43を有するテーブル40やテーブル42の検索件数を演算しサーバの処理を検索件数判定S54へ移行する。
演算処理部20は、検索件数判定S54において検索件数が「0」であるか判定し、1以上の件数が存在(NO)すると判定したときはサーバの処理を第2次処理S55へ分岐させる。一方、判定結果が「0」の場合はサーバの処理を出力S59へ分岐させ、第1次処理S51にて得た実在期間を通信部22を経て端末10へ返信する。この「0」判定によれば従来に比して飛躍的に新規開通の短期実在番号の判定結果を得ることができる。
すなわち、従来は3億5000万件すべてのレコードフォームの検索が完了するまで端末10へ判定結果が返信できず、「0」判定の検索中は他の端末10a〜10cからのアクセスも待機させるという弊害も存在するので、本実施形態による移転情報データベース検索処理S53は従来に比して有利である。
サーバは転入電話検出を条件として第2次処理S55へ分岐し、演算処理部20が移転情報データベース18から調査番号と一致する移転先電話番号43の移転の調査日45および移転元電話番号44を読み出し、電話番号履歴データベース16にアクセスする。
また、演算処理部20は第2次処理S55において、電話番号履歴データベース16の履歴情報から移転元電話番号44と一致する電話番号の移転の調査日から過去の調査日に遡って電話番号の実在期間を演算し、第1次処理S51で得た調査番号と一致する電話番号の実在期間と第2次処理S55にて得た移転元電話番号44の実在期間を連結した連結実在期間を演算出力する。
サーバは処理を実在期間判定S56へ移行させ、演算処理部20は、連結実在期間が所定期間を満たすか否かを判定する。是(YES)の判定のときは処理をS57へ分岐させる。この所定期間は、上述の如くクレジットでは図示する1年の他に、ネットオークションでは6ヶ月〜8ヶ月に適宜設定することができる。
サーバは、実在期間連結S57において、演算処理部20が演算出力した連結実在期間を通信部22から端末10へ通信回線12を通じて返信する。端末10では1年を超える連結実在期間の報告を従来に比して短時間に受信できるので、与信審査の業務効率化が図れるとともに、直近実在期間しか調査しない従来型電話番号履歴調査システムに比して顧客の信用を電話番号の移転を加重し精度よく調査することができる。
一方、実在期間判定S56にて得た連結実在期間が1年未満と判定した場合は、サーバは出力S60へ分岐し演算処理部20がS51において演算出力した直近実在期間を通信部22から端末10へ通信回線12を通じて返信してもよく、S55において演算出力した1年未満の連結実在期間を通信部22から端末10へ通信回線12を通じて返信してもよい。
なお、本発明の実施形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の電話番号履歴調査システムを概略的に示すシステム構成図。 実施形態に用いる移転情報データベースのデータ構造図。 本発明の電話番号履歴調査システムの動作フローを示す図。
符号の説明
10 端末
12 通信回線
14 電話番号履歴調査システム
16 電話番号履歴データベース
18 移転情報データベース
20 演算処理部
22 通信部

Claims (3)

  1. 端末と通信回線を通じて接続し、電話番号の利用履歴を調査する電話番号履歴調査システムにおいて、
    全国に流通する電話番号に対してISDN回線を通じてオートダイヤルして得た利用状況を示す理由表示データおよび移転先電話番号を、各電話番号に対応させてオートダイヤルした調査日と共に履歴情報として登録する電話番号履歴データベースと、
    前記電話番号履歴データベースの履歴情報から抽出した移転の理由表示データを有する電話番号を移転元電話番号として登録し、この電話番号の移転の調査日および移転先電話番号を移転情報として登録する移転情報データベースと、
    前記端末から前記通信回線を通じて調査番号を受信し、この調査番号と一致する電話番号の実在期間を前記電話番号履歴データベースの履歴情報から演算し、この実在期間が所定期間に満たないときは前記移転情報データベースの移転情報から前記調査番号と一致する移転先電話番号の移転元電話番号を読み出し、この移転元電話番号と一致する電話番号の実在期間を前記電話番号履歴データベースの履歴情報から演算し、前記調査番号と一致する電話番号の実在期間と連結した連結実在期間を演算出力する演算処理部と、
    前記演算処理部が演算出力した前記連結実在期間を前記端末へ前記通信回線を通じて返信する通信部と、
    を備えることを特徴とする電話番号履歴調査システム。
  2. 端末と通信回線を通じて接続し、電話番号の利用履歴を調査する電話番号履歴調査システムにおいて、
    全国に流通する電話番号に対してISDN回線を通じてオートダイヤルして得た利用状況を示す理由表示データおよび移転先電話番号を、各電話番号に対応させてオートダイヤルした調査日と共に履歴情報として登録する電話番号履歴データベースと、
    前記電話番号履歴データベースを参照し、移転の理由表示データを有する電話番号を移転元電話番号として登録し、この電話番号の移転の調査日および移転先電話番号を移転情報として登録する移転情報データベースと、
    前記端末から前記通信回線を通じて調査番号を受信し、前記電話番号履歴データベースの履歴情報に基づいて、前記調査番号と一致する電話番号の直近の調査日から過去の調査日に遡って電話番号の実在期間を演算し、この実在期間が所定期間に満たないときは前記移転情報データベースの移転情報から前記調査番号と一致する移転先電話番号の移転の調査日および移転元電話番号を読み出し、前記電話番号履歴データベースの履歴情報に基づいて、この移転元電話番号と一致する電話番号の移転の調査日から過去の調査日に遡って電話番号の実在期間を演算し、前記調査番号と一致する電話番号の実在期間と連結した連結実在期間を演算出力する演算処理部と、
    前記演算処理部が演算出力した前記連結実在期間を前記端末へ前記通信回線を通じて返信する通信部と、
    を備えることを特徴とする電話番号履歴調査システム。
  3. 端末と通信回線を通じて接続し、電話番号の利用履歴を調査する電話番号履歴調査方法において、
    全国に流通する電話番号に対してISDN回線を通じてオートダイヤルして得た利用状況を示す理由表示データおよび移転先電話番号を、各電話番号に対応させてオートダイヤルした調査日と共に履歴情報として登録する電話番号履歴データベースを参照し、移転の理由表示データを有する電話番号を移転元電話番号として登録し、この電話番号の移転の調査日および移転先電話番号を移転情報として移転情報データベースへ登録するステップと、
    前記端末から調査番号を受信したときに、前記電話番号履歴データベースに登録された前記調査番号と一致する電話番号の履歴情報を読み出して直近の調査日から過去の調査日に遡って電話番号の実在期間を演算処理部が演算し、前記実在期間が所定期間に満たないときは前記移転情報データベースから前記調査番号と一致する移転先電話番号の移転の調査日および移転元電話番号を読み出し、前記電話番号履歴データベースの履歴情報から移転元電話番号と一致する電話番号の移転の調査日から過去の調査日に遡って電話番号の実在期間を前記演算処理部が演算し、前記調査番号と一致する電話番号の実在期間と連結した連結実在期間を前記演算処理部が演算出力するステップと、
    前記演算処理部が演算出力した前記連結実在期間を通信部から前記端末へ前記通信回線を通じて返信するステップと、
    を備えることを特徴とする電話番号履歴調査方法。

JP2007222260A 2007-08-29 2007-08-29 電話番号履歴調査システムおよびその方法 Active JP4942585B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007222260A JP4942585B2 (ja) 2007-08-29 2007-08-29 電話番号履歴調査システムおよびその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007222260A JP4942585B2 (ja) 2007-08-29 2007-08-29 電話番号履歴調査システムおよびその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009055512A JP2009055512A (ja) 2009-03-12
JP4942585B2 true JP4942585B2 (ja) 2012-05-30

Family

ID=40506138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007222260A Active JP4942585B2 (ja) 2007-08-29 2007-08-29 電話番号履歴調査システムおよびその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4942585B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6889507B1 (ja) 2020-12-07 2021-06-18 株式会社クローバー・ネットワーク・コム 電話番号調査装置、同方法、同プログラム、同情報提供システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09270851A (ja) * 1996-03-28 1997-10-14 Bell Syst Nijiyuushi:Kk 移転情報データベース作成システムおよび移転情報データベース作成方法
JP3998284B2 (ja) * 1996-10-09 2007-10-24 株式会社クローバー・ネットワーク・コム 電話番号情報の自動作成装置
JPH11331384A (ja) * 1998-05-12 1999-11-30 Media System:Kk 電話番号の有効、無効を検出することにより、顧客データを保守する手段を提供するソフト
JP4085169B2 (ja) * 2000-04-04 2008-05-14 株式会社クローバー・ネットワーク・コム 電話番号変更先住所調査システム
JP3462196B2 (ja) * 2001-07-16 2003-11-05 株式会社ジンテック 電話番号リストのクリーニング方法
JP2007134892A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Oki Electric Ind Co Ltd 電話催告システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009055512A (ja) 2009-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8433047B2 (en) Method and system for measuring market-share for an entire telecommunication market
EP2462735B1 (en) Systems and methods for disambiguating entries in a contacts list database implemented on a mobile device
US6396913B1 (en) System and method for processing call detail records
US20060112133A1 (en) System and method for creating and maintaining data records to improve accuracy thereof
US9270821B2 (en) Methods and apparatus to provide contact management with directory assistance
US9420095B2 (en) Method and system for providing dynamic speed-dial list
JP2002300290A (ja) 通信履歴情報管理方法および管理システム、ならびにそのプログラムと記録媒体
US9247045B2 (en) Operating a directory assistance call center based upon directory assistance database and caller ID data
CN102640479A (zh) 用于管理蜂窝电话呼叫的方法和系统
US20050216380A1 (en) Data warehouse for management and analysis of telecommunications access services
JP4942585B2 (ja) 電話番号履歴調査システムおよびその方法
US11238071B1 (en) Transformation of telecommunication records
CN101984687B (zh) Vpn智能业务号码携带的实现方法、系统及业务控制点
CN101146148A (zh) 一种网间呼叫不规范行为的监测系统及方法
JP2009258827A (ja) 信用情報解析サーバおよびその方法
JP2009199201A (ja) 信用情報解析サーバおよびその方法
US8824459B2 (en) Methods and apparatus to measure market share for voice over internet protocol carriers
CN109618323A (zh) 电话呼叫方法、装置、计算机设备及计算机存储介质
JP5505297B2 (ja) コールバックシステム、発信端末、電話中継サーバ、コールバック方法、及びコールバックプログラム
KR100852420B1 (ko) 이동통신망의 중복 과금 방지를 위한 중복호 검사 장치,과금 서버 및 그 방법
JP2009199292A (ja) 信用情報解析サーバおよびその方法
JP2000011263A (ja) 割り勘支援装置および通信端末装置
KR100877081B1 (ko) 중복호 처리 성능을 개선한 통신 요금 산출 방법 및 시스템
KR100894688B1 (ko) 누적사용내역을 저장하는 내부기억장치를 갖는 이동통신요금 산출 시스템 및 그 제어 방법
JP5397601B2 (ja) 電話番号情報の自動作成装置およびその方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100622

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4942585

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250