JP2002300290A - 通信履歴情報管理方法および管理システム、ならびにそのプログラムと記録媒体 - Google Patents
通信履歴情報管理方法および管理システム、ならびにそのプログラムと記録媒体Info
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- JP2002300290A JP2002300290A JP2001102796A JP2001102796A JP2002300290A JP 2002300290 A JP2002300290 A JP 2002300290A JP 2001102796 A JP2001102796 A JP 2001102796A JP 2001102796 A JP2001102796 A JP 2001102796A JP 2002300290 A JP2002300290 A JP 2002300290A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電話通信網側に記録・蓄積されている通信履歴
情報への加入者側からのアクセスを可能とすることで、
各加入者個々のデータベースの構築を不要にし、低コス
トで通信履歴情報の活用を可能にする。 【解決手段】発着信履歴データベース４をインターネッ
ト２に接続するサーバ５に収容し、各加入者が該データ
ベース４の通信履歴情報にアクセス可能とする手段とし
て、該サーバ５に加入者が電話通信網側の電話番号と予
め登録されたパスワードを入力すると、通信履歴情報を
入手できる機能を設け、各加入者はインターネット端末
７から電話通信網側の通信履歴データベース４にアクセ
スすることにより、個々のデータベース構築なしで、通
信履歴情報をインターネット端末７に表示することがで
きる。
情報への加入者側からのアクセスを可能とすることで、
各加入者個々のデータベースの構築を不要にし、低コス
トで通信履歴情報の活用を可能にする。 【解決手段】発着信履歴データベース４をインターネッ
ト２に接続するサーバ５に収容し、各加入者が該データ
ベース４の通信履歴情報にアクセス可能とする手段とし
て、該サーバ５に加入者が電話通信網側の電話番号と予
め登録されたパスワードを入力すると、通信履歴情報を
入手できる機能を設け、各加入者はインターネット端末
７から電話通信網側の通信履歴データベース４にアクセ
スすることにより、個々のデータベース構築なしで、通
信履歴情報をインターネット端末７に表示することがで
きる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話通信網におい
て、呼発生毎に記録・蓄積される発着信情報を利用して
通信履歴情報を管理する通信履歴情報管理方法および管
理システム、ならびにそのプログラムと記録媒体に関す
る。
て、呼発生毎に記録・蓄積される発着信情報を利用して
通信履歴情報を管理する通信履歴情報管理方法および管
理システム、ならびにそのプログラムと記録媒体に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、電話通信網においては、発生した
呼毎に発生時刻（通信開始時刻）、発信者番号、着信者
番号、終話時刻等を記録してセンタへ送信し、センタで
はこの発着信履歴を通信履歴情報としてデータベースに
蓄積し、この情報をもとに各加入者の１ケ月毎の電話料
金を計算して請求書を発行している。各加入者にとって
は、毎月通話料金の請求書とその内訳明細書を受け取る
が、疑義があるときでも直接、上記センタのデータベー
スにアクセスすることはできないため、営業所に問い合
わせを行うのみしか方法はないのが実状である。その他
にも、各加入者にとって自己の通信履歴情報は種々の利
用方法が考えられ、価値のある情報であるが、各加入者
はデータベースあるいはセンタへのアクセス手段がない
ため、電話網側の通信履歴情報を利用することはできな
かった。
呼毎に発生時刻（通信開始時刻）、発信者番号、着信者
番号、終話時刻等を記録してセンタへ送信し、センタで
はこの発着信履歴を通信履歴情報としてデータベースに
蓄積し、この情報をもとに各加入者の１ケ月毎の電話料
金を計算して請求書を発行している。各加入者にとって
は、毎月通話料金の請求書とその内訳明細書を受け取る
が、疑義があるときでも直接、上記センタのデータベー
スにアクセスすることはできないため、営業所に問い合
わせを行うのみしか方法はないのが実状である。その他
にも、各加入者にとって自己の通信履歴情報は種々の利
用方法が考えられ、価値のある情報であるが、各加入者
はデータベースあるいはセンタへのアクセス手段がない
ため、電話網側の通信履歴情報を利用することはできな
かった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来
は、各加入者が自己の通信履歴情報を利用したい場合に
は、センタにアクセスできないため、簡単に利用するこ
とはできないのが現状である。従って、加入者が自己の
通信履歴情報を知ろうとすれば、電話端末側にその情報
を記録・蓄積する装置を設置し、その情報のデータベー
スを構築する必要があった。この場合には、かなりのコ
スト増加を招くおそれがある。
は、各加入者が自己の通信履歴情報を利用したい場合に
は、センタにアクセスできないため、簡単に利用するこ
とはできないのが現状である。従って、加入者が自己の
通信履歴情報を知ろうとすれば、電話端末側にその情報
を記録・蓄積する装置を設置し、その情報のデータベー
スを構築する必要があった。この場合には、かなりのコ
スト増加を招くおそれがある。
【０００４】そこで、本発明の目的は、このような従来
の問題を解決し、電話通信網側に記録・蓄積されている
通信履歴情報へのアクセスを可能とすることで、各加入
者個々のデータベースの構築を不要にし、低コストで通
信履歴情報の活用を可能にした通信履歴情報管理方法お
よび管理システム、ならびにそのプログラムと記録媒体
を提供することにある。
の問題を解決し、電話通信網側に記録・蓄積されている
通信履歴情報へのアクセスを可能とすることで、各加入
者個々のデータベースの構築を不要にし、低コストで通
信履歴情報の活用を可能にした通信履歴情報管理方法お
よび管理システム、ならびにそのプログラムと記録媒体
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の通信履歴情報管理方法は、電話通信網側
に記録される各加入者毎の通信履歴情報をインターネッ
トに接続する蓄積サーバにデータベースとして蓄積し、
各加入者が該データベースの通信履歴情報にアクセス可
能とする手段を設け、各加入者は該通信履歴情報をイン
ターネットを介して入手することを特徴としている。
め、本発明の通信履歴情報管理方法は、電話通信網側
に記録される各加入者毎の通信履歴情報をインターネッ
トに接続する蓄積サーバにデータベースとして蓄積し、
各加入者が該データベースの通信履歴情報にアクセス可
能とする手段を設け、各加入者は該通信履歴情報をイン
ターネットを介して入手することを特徴としている。
【０００６】また、本発明の通信履歴情報管理システム
は、電話通信網に接続され、該電話通信網から送られ
た各加入者の呼毎の通信履歴情報を受信し、該通信履歴
情報をデータベースに格納するコンピュータと、インタ
ーネットに接続され、該インターネットアクセス機能を
具備した通信端末から予め登録されている電話番号およ
びパスワードを付加して通信履歴情報の受信要求を受け
たとき、前記データベースにアクセスを許可して該通信
端末に通信履歴情報の入手を可能にさせるサーバとを具
備したことを特徴としている。
は、電話通信網に接続され、該電話通信網から送られ
た各加入者の呼毎の通信履歴情報を受信し、該通信履歴
情報をデータベースに格納するコンピュータと、インタ
ーネットに接続され、該インターネットアクセス機能を
具備した通信端末から予め登録されている電話番号およ
びパスワードを付加して通信履歴情報の受信要求を受け
たとき、前記データベースにアクセスを許可して該通信
端末に通信履歴情報の入手を可能にさせるサーバとを具
備したことを特徴としている。
【０００７】また、本発明の通信履歴情報管理プログラ
ムは、上記の通信履歴情報管理方法の各ステップ
を、コンピュータに実行させるためのものであることを
特徴としている。さらに、本発明のプログラム記録媒体
は、上記の通信履歴情報管理プログラムを記録した
ことを特徴としている。これにより、加入者側にパソコ
ンのようなインターネット端末さえあれば、個々のデー
タベースの構築なしで、通信履歴情報を容易に入手する
ことができる。その結果、特に加入者が商品やサービス
等を提供する企業の場合には、通信履歴情報を使用して
様々な方法で活用することができる。
ムは、上記の通信履歴情報管理方法の各ステップ
を、コンピュータに実行させるためのものであることを
特徴としている。さらに、本発明のプログラム記録媒体
は、上記の通信履歴情報管理プログラムを記録した
ことを特徴としている。これにより、加入者側にパソコ
ンのようなインターネット端末さえあれば、個々のデー
タベースの構築なしで、通信履歴情報を容易に入手する
ことができる。その結果、特に加入者が商品やサービス
等を提供する企業の場合には、通信履歴情報を使用して
様々な方法で活用することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図４は、本発明の原理を示す概略
図である。図４において、１１はインターネット、１５
は電話通信網、１８は加入者電話機、１３は加入者電話
機１８を収容する交換機、１７は同加入者が有するパソ
コンでインターネットに接続される。１２はインターネ
ットに接続され、Ｗｅｂによる発着信履歴検索（発着信
地域／顧客管理）のコールセンタ、１９はコールセンタ
１２内の電話機、１４はコールセンタ内電話機１９を収
容する交換機である。
より詳細に説明する。図４は、本発明の原理を示す概略
図である。図４において、１１はインターネット、１５
は電話通信網、１８は加入者電話機、１３は加入者電話
機１８を収容する交換機、１７は同加入者が有するパソ
コンでインターネットに接続される。１２はインターネ
ットに接続され、Ｗｅｂによる発着信履歴検索（発着信
地域／顧客管理）のコールセンタ、１９はコールセンタ
１２内の電話機、１４はコールセンタ内電話機１９を収
容する交換機である。
【０００９】一般に電話通信網１５では、呼の発生毎に
発信端末１８を収容する交換機１３がその発信時刻（通
常は着信側応答により呼の通話時間がカウントされるの
で、厳密には通話開始時間に相当する）、発信者番号、
着信者番号、終話時刻等を記録し、センタのコンピュー
タに送信し、センタ側では発着信履歴データベース１６
として蓄積されている。
発信端末１８を収容する交換機１３がその発信時刻（通
常は着信側応答により呼の通話時間がカウントされるの
で、厳密には通話開始時間に相当する）、発信者番号、
着信者番号、終話時刻等を記録し、センタのコンピュー
タに送信し、センタ側では発着信履歴データベース１６
として蓄積されている。
【００１０】本発明では、この発着信履歴データベース
１６をインターネット１１に接続するサーバ（センタの
コンピュータをこれに当ててもよい）に収容し、各加入
者が該データベース１６の自己の通信履歴情報のみにア
クセス可能とする手段として該サーバには加入者が自己
の電話番号と予め登録されたパスワードを入力すると、
自己の通信履歴情報を入手できる機能を設け、各加入者
はインターネット端末１７から電話網側の自己の発着信
履歴データベース１６にアクセスすることにより、個々
のデータベース構築なしで、自己の通信履歴情報を活用
することができる。ここでは、インターネット端末１７
よりＷｅｂによる発着信履歴検索を要求することによ
り、加入者の通信履歴情報を抽出して送ってくれる。こ
れにより、利用者は自己の通信履歴、料金情報を入手可
能となり、またコールセンタ１２を備える企業は低コス
トで設備構築が可能となるので、マーケティングへの活
用、顧客、料金管理が可能となる。
１６をインターネット１１に接続するサーバ（センタの
コンピュータをこれに当ててもよい）に収容し、各加入
者が該データベース１６の自己の通信履歴情報のみにア
クセス可能とする手段として該サーバには加入者が自己
の電話番号と予め登録されたパスワードを入力すると、
自己の通信履歴情報を入手できる機能を設け、各加入者
はインターネット端末１７から電話網側の自己の発着信
履歴データベース１６にアクセスすることにより、個々
のデータベース構築なしで、自己の通信履歴情報を活用
することができる。ここでは、インターネット端末１７
よりＷｅｂによる発着信履歴検索を要求することによ
り、加入者の通信履歴情報を抽出して送ってくれる。こ
れにより、利用者は自己の通信履歴、料金情報を入手可
能となり、またコールセンタ１２を備える企業は低コス
トで設備構築が可能となるので、マーケティングへの活
用、顧客、料金管理が可能となる。
【００１１】図１は、本発明の一実施例を示す通信履歴
情報管理システムの構成図である。図１において、１は
電話通信網、１１〜１３は電話交換機、２はインターネ
ット（ＩＰ網）、３はセンタのコンピュータ、４は発着
信履歴データベース、５はＩＰ網に接続されたサーバ、
６，６′は加入者側の電話端末、７は加入者側のインタ
ーネット端末を示す。図１において、電話通信網１の各
交換機１１〜１３では、その収容加入者の通信履歴情報
が収集され、専用線を使用してセンタのコンピュータ３
へ送信される。センタには、発着信履歴データベース４
が設置され、ＩＰ網２に接続されたサーバ５が配置され
る。各交換機１１〜１３からの通信履歴情報は、センタ
のコンピュータ３を経由して受信され、データベース４
に蓄積されている。
情報管理システムの構成図である。図１において、１は
電話通信網、１１〜１３は電話交換機、２はインターネ
ット（ＩＰ網）、３はセンタのコンピュータ、４は発着
信履歴データベース、５はＩＰ網に接続されたサーバ、
６，６′は加入者側の電話端末、７は加入者側のインタ
ーネット端末を示す。図１において、電話通信網１の各
交換機１１〜１３では、その収容加入者の通信履歴情報
が収集され、専用線を使用してセンタのコンピュータ３
へ送信される。センタには、発着信履歴データベース４
が設置され、ＩＰ網２に接続されたサーバ５が配置され
る。各交換機１１〜１３からの通信履歴情報は、センタ
のコンピュータ３を経由して受信され、データベース４
に蓄積されている。
【００１２】いま、加入者が電話端末６（電話番号××
××）の通信履歴情報を入手したい場合には、加入者側
のインターネット端末７より識別ＩＤとしての電話番号
（××××）とパスワード（ＰＷ）を投入する。サーバ
５では、電話番号（××××）とパスワード（ＰＷ）を
チェックして、それが正しければ、該データベース４に
蓄積されている電話番号××××の通信履歴情報をイン
ターネット端末７に送信する。これにより、インターネ
ット端末７には、電話番号××××の通信履歴情報（図
２参照）が表示される。
××）の通信履歴情報を入手したい場合には、加入者側
のインターネット端末７より識別ＩＤとしての電話番号
（××××）とパスワード（ＰＷ）を投入する。サーバ
５では、電話番号（××××）とパスワード（ＰＷ）を
チェックして、それが正しければ、該データベース４に
蓄積されている電話番号××××の通信履歴情報をイン
ターネット端末７に送信する。これにより、インターネ
ット端末７には、電話番号××××の通信履歴情報（図
２参照）が表示される。
【００１３】図２は、図１のインターネット端末に表示
される通信履歴情報の構成例図である。図２では、図１
の電話端末６（電話番号××××）の発着信履歴が発信
記録と着信記録とに分けられ、月単位で表示されてい
る。発信日時または着信日時の６桁の数字は、上位の２
桁から順に日・時・分を、通話時間の数字は同様に、時
・分・秒を表している。例えば、１１月の最初の発信呼
は５日の１１時１５分に発生し、通話していた時間は１
０分２０秒間で、相手先の電話番号は０３−３５６１−
３６００であることがわかる。
される通信履歴情報の構成例図である。図２では、図１
の電話端末６（電話番号××××）の発着信履歴が発信
記録と着信記録とに分けられ、月単位で表示されてい
る。発信日時または着信日時の６桁の数字は、上位の２
桁から順に日・時・分を、通話時間の数字は同様に、時
・分・秒を表している。例えば、１１月の最初の発信呼
は５日の１１時１５分に発生し、通話していた時間は１
０分２０秒間で、相手先の電話番号は０３−３５６１−
３６００であることがわかる。
【００１４】図３は、図１のインターネット端末に表示
される発着信履歴の他の例を示す図である。電話通信網
側には、一般電話番号を管理する情報案内システム（１
０４受付）に蓄積された、加入者の住所氏名と電話番号
との対応を示す電話番号簿情報が存在するので、それを
結合すれば、例えば着信記録を図３のような形で表示す
ることも可能である。この表示にすれば、発信者番号だ
けでなく、実際に発信した人の住所と氏名が表示される
ので、一目瞭然であり、数が多いときには極めて有効で
ある。
される発着信履歴の他の例を示す図である。電話通信網
側には、一般電話番号を管理する情報案内システム（１
０４受付）に蓄積された、加入者の住所氏名と電話番号
との対応を示す電話番号簿情報が存在するので、それを
結合すれば、例えば着信記録を図３のような形で表示す
ることも可能である。この表示にすれば、発信者番号だ
けでなく、実際に発信した人の住所と氏名が表示される
ので、一目瞭然であり、数が多いときには極めて有効で
ある。
【００１５】次に、ビジネスのポイントとして、活用で
きる例を挙げる。例えば、図１において、電話端末６が
企業の営業窓口あるいはコールセンタ等の場合を想定
し、１０月末より新商品Ａの宣伝を始めたところ、図２
の着信記録が得られたとする。これを分析すると、１１
月初めより市街番号０３の加入者からの電話が多いこと
から、新商品Ａは都区内住民に宣伝が侵透したことが判
る。更に、図３のような住所、氏名が付加されていれ
ば、新商品Ａのダイレクトメールの発送にも利用でき
る。
きる例を挙げる。例えば、図１において、電話端末６が
企業の営業窓口あるいはコールセンタ等の場合を想定
し、１０月末より新商品Ａの宣伝を始めたところ、図２
の着信記録が得られたとする。これを分析すると、１１
月初めより市街番号０３の加入者からの電話が多いこと
から、新商品Ａは都区内住民に宣伝が侵透したことが判
る。更に、図３のような住所、氏名が付加されていれ
ば、新商品Ａのダイレクトメールの発送にも利用でき
る。
【００１６】また、新商品ＡとＢを同時発売するような
場合、そのフリーダイヤル電話番号を商品Ａは端末６
（××××）、商品Ｂは端末６′（△△△△）として、
その着信記録を分析すれば、商品別の顧客情報を収集す
ることも可能になる。また、着信時刻から何時頃に電話
が多いかを知ることにより、オペレータの効率的配置が
可能になる。一方、発信記録についても、例えば端末６
（××××）が殆んど着信専用で毎月の通話料金が殆ん
どないのに１１月分の通話料金が異常に高いというよう
な場合、図２の着信記録を見れば、電話番号００３３−
××△△（例えば海外支店）への長時間電話がその原因
であることが簡単に判る。このように、本発明により容
易に入手可能となる電話網側の通信履歴情報には、様々
な活用法が考えられ、その効果は大きいものと思われ
る。さらに、通信履歴情報の管理を予め各加入者と契約
した企業が、通信料金等の管理業務を請け負う形態のビ
ジネスも考えられる。
場合、そのフリーダイヤル電話番号を商品Ａは端末６
（××××）、商品Ｂは端末６′（△△△△）として、
その着信記録を分析すれば、商品別の顧客情報を収集す
ることも可能になる。また、着信時刻から何時頃に電話
が多いかを知ることにより、オペレータの効率的配置が
可能になる。一方、発信記録についても、例えば端末６
（××××）が殆んど着信専用で毎月の通話料金が殆ん
どないのに１１月分の通話料金が異常に高いというよう
な場合、図２の着信記録を見れば、電話番号００３３−
××△△（例えば海外支店）への長時間電話がその原因
であることが簡単に判る。このように、本発明により容
易に入手可能となる電話網側の通信履歴情報には、様々
な活用法が考えられ、その効果は大きいものと思われ
る。さらに、通信履歴情報の管理を予め各加入者と契約
した企業が、通信料金等の管理業務を請け負う形態のビ
ジネスも考えられる。
【００１７】なお、図１においては、矢印に沿って動作
が進行しており、動作手順をプログラムに変換し、ＣＤ
−ＲＯＭ等の記録媒体に格納して、サーバまたは加入者
端末のコンピュータに記録媒体を装着してプログラムを
インストールするか、ネットワークを介して他のコンピ
ュータにダウンロードすることにより、プログラムを実
行させれば、容易に本発明を実現することができる。
が進行しており、動作手順をプログラムに変換し、ＣＤ
−ＲＯＭ等の記録媒体に格納して、サーバまたは加入者
端末のコンピュータに記録媒体を装着してプログラムを
インストールするか、ネットワークを介して他のコンピ
ュータにダウンロードすることにより、プログラムを実
行させれば、容易に本発明を実現することができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
加入者側にパソコンのようなインターネット端末さえあ
れば、個々のデータベースの構築なしで、通信履歴情報
を容易に入手することができる。その結果、特に加入者
が商品やサービス等を提供する企業の場合には、通信履
歴情報を使用して様々な方法で活用することができる。
加入者側にパソコンのようなインターネット端末さえあ
れば、個々のデータベースの構築なしで、通信履歴情報
を容易に入手することができる。その結果、特に加入者
が商品やサービス等を提供する企業の場合には、通信履
歴情報を使用して様々な方法で活用することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す通信履歴情報管理シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図２】図１のインターネット端末に表示される通信履
歴情報の図である。
歴情報の図である。
【図３】図１のインターネット端末に表示される通信履
歴情報の他の例を示す図である。
歴情報の他の例を示す図である。
【図４】本発明の原理の概略を示す図である。
１…電話通信網、１１〜１３…電話交換機、２…インタ
ーネット（ＩＰ網）、３…センタのコンピュータ、４…
発着信履歴データベース、５…ＩＰ網に接続されたサー
バ、６，６′…加入者の電話端末、７…加入者側のイン
ターネット端末、１１…インターネット、１２…コール
センタ、１５…電話通信網、１３，１４…電話交換機、
１６…発着信履歴データベース、１８…加入者電話機、
１７…インターネット端末、１９…コールセンタの電話
機。
ーネット（ＩＰ網）、３…センタのコンピュータ、４…
発着信履歴データベース、５…ＩＰ網に接続されたサー
バ、６，６′…加入者の電話端末、７…加入者側のイン
ターネット端末、１１…インターネット、１２…コール
センタ、１５…電話通信網、１３，１４…電話交換機、
１６…発着信履歴データベース、１８…加入者電話機、
１７…インターネット端末、１９…コールセンタの電話
機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5K015 AA00 5K024 AA76 CC01 CC09 GG08 5K101 KK16 NN21 PP05
Claims (4)
- 【請求項１】 電話通信網における各加入者の通信履歴
情報をインターネットに接続するサーバのデータベース
に蓄積し、 インターネットアクセス機能を具備した通信端末からイ
ンターネットを介して該サーバにアクセスし、該通信端
末から送られた該電話通信網側の電話番号およびパスワ
ードと、該サーバに予め登録されている電話番号および
パスワードとを照合することで、該加入者の通信履歴デ
ータベースにアクセス可能にさせ、 該通信端末に対してインターネットを経由して該加入者
の通信履歴情報を送信することを特徴とする通信履歴情
報管理方法。 - 【請求項２】 電話通信網に接続され、該電話通信網か
ら送られた各加入者の呼毎の通信履歴情報を受信し、該
通信履歴情報をデータベースに格納するコンピュータ
と、 インターネットに接続され、該インターネットアクセス
機能を具備した通信端末を介して予め登録されている電
話番号およびパスワードを付加して通信履歴情報の要求
を受けたとき、前記データベースにアクセスを許可して
該通信端末に通信履歴情報の入手を可能にさせるサーバ
とを具備したことを特徴とする通信履歴情報管理システ
ム。 - 【請求項３】 請求項１に記載の通信履歴情報管理方法
の各ステップを、コンピュータに実行させるための通信
履歴情報管理プログラム。 - 【請求項４】 請求項３に記載の通信履歴情報管理プロ
グラムを記録したことを特徴とするコンピュータで読み
出し可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001102796A JP2002300290A (ja) | 2001-04-02 | 2001-04-02 | 通信履歴情報管理方法および管理システム、ならびにそのプログラムと記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001102796A JP2002300290A (ja) | 2001-04-02 | 2001-04-02 | 通信履歴情報管理方法および管理システム、ならびにそのプログラムと記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002300290A true JP2002300290A (ja) | 2002-10-11 |
Family
ID=18955945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001102796A Pending JP2002300290A (ja) | 2001-04-02 | 2001-04-02 | 通信履歴情報管理方法および管理システム、ならびにそのプログラムと記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002300290A (ja) |
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006507777A (ja) * | 2002-11-25 | 2006-03-02 | テレセクター リソーシーズ グループ インコーポレイテッド | 呼記録のためのシステム及び方法 |
| JP2006507776A (ja) * | 2002-11-25 | 2006-03-02 | ベライゾン データ サービシーズ インコーポレイテッド | 連絡先管理のための方法及びシステム |
| JP2006270800A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Fujitsu Ltd | 電話番号管理装置 |
| KR100763134B1 (ko) | 2006-05-04 | 2007-10-02 | 에스케이 텔레콤주식회사 | 착신시 통화내역 알림 시스템 및 방법 |
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