JP3998128B2 - 自動車用内装部品における衝撃吸収パットの取付構造 - Google Patents

自動車用内装部品における衝撃吸収パットの取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の側壁パネルに装着される自動車用内装部品における衝撃吸収パットの取付構造に係り、特に、内装部品裏面の所定位置に衝撃吸収パットを精度良く位置決め固定でき、車体パネルとの合わせ不良等を皆無とした自動車用内装部品における衝撃吸収パットの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、車両の側壁パネルには、室内美観を高めるために各種内装部品が装着されている。例えば、図10に示すように、ドアパネル(図示せず)の室内面側に装着されるドアトリム1は、量産性を考慮してポリプロピレン(以下PPという)樹脂のモールドプレス成形体、あるいは射出成形体からなる樹脂基材1aに乗員の肘掛け部にアームレスト1bが上乗せ設置され、その下方にドアポケットのポケット用開口1cが開設されているとともに、フロント側にはスピーカグリル1dが一体成形されている。
【0003】
そして、この種ドアトリム1は、側突時に衝撃吸収を図るために特に乗員の腰部等が触れるインパクトエリアの裏面側には、モールドウレタン等の衝撃吸収パット2が固着されている。
【0004】
この衝撃吸収パット2の取付構造の従来例を図11を基に説明すると、樹脂基材1aにおける衝撃吸収パット2取付箇所には、フック状ブラケット等の係止部3と、溶着用ボス4が突設形成されている。そして、衝撃吸収パット2の一方縁部2aを係止部3に係止させた後、衝撃吸収パット2を矢印A方向に回動させて、衝撃吸収パット2の上下2箇所に設けられている取付孔5内に溶着用ボス4を挿入する。
【0005】
次いで、図11中矢印B方向に衝撃吸収パット2をスライド操作させて係止部3に衝撃吸収パット2の一方縁部2aを係着させる。その際には、溶着用ボス4は取付孔5の端末に位置し、この位置で溶着用ボス4の先端に超音波溶着等のカシメ加工を施すことにより、図12に示すように、衝撃吸収パット2を樹脂基材1aの裏面に固定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のドアトリム1における衝撃吸収パット2の取付構造においては、係止部3により衝撃吸収パット2の一方縁部2aを係着固定する関係で、他方縁部2bに開設される取付孔5は長孔状に設定されており、取付孔5内で溶着用ボス4が図12中矢印C方向に位置ズレが発生しやすいため、溶着用ボス4を取付孔5内の適正位置に位置決めすることが難しい。従って、溶着用ボス4の位置ズレが生じた場合には、衝撃吸収パット2の固定位置の精度が悪くなり、車体パネルと干渉し、ドアトリム1を車体パネルに装着する際の作業性を低下させ、顕著な場合には取付不良が生じる等の問題点が指摘されている。
【0007】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ドアトリム等の内装部品の裏面に取り付けられる衝撃吸収パットの取付構造において、衝撃吸収パットの位置決め精度を高めることで、車体パネルとの干渉不良等が生じることがなく、内装部品の車体パネルへの取付作業を円滑に行なえる内装部品における衝撃吸収パットの取付構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この出願の請求項1に記載の発明は、車両の側壁パネルの室内側に装着される自動車用内装部品の裏面に係止部並びに取付用ボスが設けられ、衝撃吸収パットの一方縁部に設けた差込用コーナー部を係止部に挟み込んだ状態で衝撃吸収パットの他方縁部に設けた取付孔内に取付用ボスを差込固着して取り付ける自動車用内装部品における衝撃吸収パットの取付構造において、前記衝撃吸収パットに設けられる取付孔は、衝撃吸収パットを係止部内に差し込む際、取付用ボスのスライド移行を可能にするスライド部と、取付用ボスを基準位置に位置決めする固定部とを備えた長孔状に開設されているとともに、スライド部と固定部との間に取付用ボスの径よりも幅寸法が短いくびれ部が設けられており、上記衝撃吸収パットを係止部側にスライド操作して、衝撃吸収パットの差込用コーナー部を係止部内に挟み込めば、取付用ボスはスライド部から固定部内に嵌着され、くびれ部によりスライド部側に外れることを規制して取付精度を高めたことを特徴とする
【0009】
ここで、自動車用内装部品としては、ドアパネルの室内側に内装されるドアトリム、リヤサイドパネルに内装されるリヤサイドトリム、また各種ピラーパネルに内装されるピラーガーニッシュ等に適用できる。
【0010】
そして、内装部品のベースとなる樹脂基材は、PP樹脂等の汎用の合成樹脂をモールドプレス成形、あるいは射出成形することにより、所望の曲面状に成形され、樹脂基材には衝撃吸収パットを取り付けるための係止部や取付用ボスが樹脂基材11の裏面に形成されている。
【0011】
上記係止部としては、樹脂基材の成形時に一体成形できるフック状ブラケット、クリップ座、あるいは樹脂基材裏面に装着されるポケットバックカバー等を使用できる。
【0012】
また、クリップ座を使用する場合は、衝撃吸収パットの一方縁部をクリップ座内に差し込んで係止しても良く、クリップ座から外方に延びるフランジで衝撃吸収パットの一方縁部を係止するようにしても良い。
【0013】
一方、衝撃吸収パットは、モールドウレタン、各種発泡ビーズ成形体等が使用でき、要求される衝撃吸収性能、コスト、成形性等を考慮して適宜選択する。
【0014】
そして、請求項1に記載の発明によれば、衝撃吸収パットの他方縁部に設けられている取付孔は、取付用ボスがスライドするスライド部と基準位置に位置決め固定する固定部とを備えた長孔状に開設されており、スライド完了時点では、取付孔の端末に設けた固定部に取付用ボスが位置し、取付孔におけるスライド部と固定部との間に取付用ボスの径よりも幅寸法が短いくびれ部が形成されているため、一旦固定部に挿入された取付用ボスは、スライド部側に移動することがなく、衝撃吸収パットを適正位置で確実に位置決め保持することができる。
【0015】
また、この出願の請求項2に記載の発明は、前記衝撃吸収パットに開設される取付孔における固定部は、取付用ボスの外径よりも小径に設定され、取付用ボスの外周面と固定部の内周面との摩擦抵抗により衝撃吸収パットの他方縁部が樹脂基材裏面に固定されることを特徴とする。
【0016】
そして、請求項2に記載の発明によれば、衝撃吸収パットに開設される取付孔における固定部の径が取付用ボスの外径よりも小径に設定されており、固定部内に取付用ボスが摩擦抵抗により保持されるため、超音波カシメ等のカシメ加工が不要となる。
【0017】
従って、カシメ加工工数を廃止できるとともに、取付用ボスを短寸状に設定できることから、材料費を節約でき、かつ製品表面にヒケ等が生じるという不具合を有効に解消できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る自動車用内装部品における衝撃吸収パットの好適な実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】
図1乃至図7は本発明の第1実施形態を示す。図1はドアトリムの正面図、図2は同ドアトリムに対して衝撃吸収パットを取り付けたドアトリムの裏面側を示す背面図、図3は同ドアトリムにおける衝撃吸収パットの固定部分を示す断面図、図4はドアトリムと衝撃吸収パットの取付構造を示す分解斜視図、図5は衝撃吸収パットに設けられる取付孔と取付用ボスを示す説明図、図6,図7は本発明に係る衝撃吸収パットの取付要領を示す各説明図である。
【0020】
図1において、ドアトリム10は、図示しないドアパネルの室内側にこれも図示しないクリップ等の取付手段を介して固定されており、ベースとなる樹脂基材11は、PP樹脂のモールドプレス成形体、あるいは射出成形体から構成され、所望の曲面形状に成形されている。
【0021】
更に詳しくは、ドアトリム10の表面の略中央部には、乗員が肘を掛けて休めるようにアームレスト12が設けられ、その下部側には、備品を収容できるドアポケットのポケット用開口13が開設され、そのフロント側にはスピーカグリル14が一体成形されている。そして、このドアトリム10における樹脂基材11の裏面には、乗員の腰部が触れるあたりに衝撃吸収パット20が取り付けられている。
【0022】
図2乃至図4は、衝撃吸収パット20の取付構造を示すもので、衝撃吸収パット20は、衝撃吸収性能、コスト、成形性等を考慮して、モールドウレタン、各種発泡ビーズ成形体等から適宜選択されて良いが、本実施形態ではモールドウレタンが使用されている。
【0023】
そして、この衝撃吸収パット20を固定する構造として、樹脂基材11にはフック状ブラケット15及びフック状ブラケット15から幅方向に距離(衝撃吸収パット20の幅寸法と略等しい距離)をおいて上下2箇所に取付用ボス16が立設されている。
【0024】
一方、衝撃吸収パット20は、図4に示すように、樹脂基材11に設けたフック状ブラケット15に対して差し込むために差込用コーナー部21が衝撃吸収パット20の一方縁部20aに設定され、かつ他方縁部20bには、上下の取付用ボス16に対応する位置に取付片22が形成され、この取付片22に長孔状の取付孔30が開設されている。
【0025】
従って、衝撃吸収パット20の一方縁部20aの差込用コーナー部21をドアトリム10裏面のフック状ブラケット15に挟み込んだ状態で他方縁部20bの取付孔30内に取付用ボス16を挿入して、取付用ボス16の先端を超音波溶着加工することにより、衝撃吸収パット20は、図2,図3に示す態様で固定される。尚、図3中カシメ変形部を16aで示す。
【0026】
ところで、本発明の特徴は、上述した衝撃吸収パット20の取付精度を高めるために、図5(a)に示す取付孔30の形状を採用したことが特徴である。尚、図5(a)で取付孔30の形状を示し、図5(b)で取付用ボス16を示す。
【0027】
取付孔30は、取付用ボス16がまず挿入されてスライドするスライド部31と、図では左端末に位置する固定部32と、両者の境界に形成される幅狭のくびれ部33とから形成されている。
【0028】
そして、取付孔30及び取付用ボス16の寸法関係については、スライド部31における幅aと固定部32の径bは等しく、また、これらは図5(b)で示す取付用ボス16の外径cともまた等しく設定されている。更に、この取付用ボス16の外径cよりもくびれ部33の幅dが小さく設定されていることが寸法上の特徴である。
【0029】
次に衝撃吸収パット20をドアトリム10の裏面に取り付ける工程について説明する。図6(a)は全体図、図6(b)は取付用ボス16と取付孔30との関係をそれぞれ示す。
【0030】
すなわち、衝撃吸収パット20の取付初期時においては、衝撃吸収パット20の一方縁部20aの差込用コーナー部21は、フック状ブラケット15に完全に係着してはおらず、また、衝撃吸収パット20の他方縁部20bの取付孔30と取付用ボス16との関係は、図6(b)に示すように、取付孔30のスライド部31内に取付用ボス16が位置している。
【0031】
そして、図6(a)中P1方向に、衝撃吸収パット20をフック状ブラケット15側にスライド操作して、衝撃吸収パット20の差込用コーナー部21を完全にフック状ブラケット15内に挟み込めば、取付用ボス16は、図6(b)中P2方向にスライドして、取付孔30の固定部32内に嵌着する。
【0032】
そして、スライド完了状態を図7(a)全体図、図7(b)取付用ボス16と取付孔30との関係を示す説明図で示す。この状態においては、図7(b)に示すように、くびれ部33がストッパーとなるため、固定部32からスライド部31側に取付用ボス16はスライドすることがない。
【0033】
従って、図7(a)に示す状態で衝撃吸収パット20を樹脂基材11に対して確実に位置決めでき、取付用ボス16がズレ込んだりすることがないため、取付用ボス16の先端を超音波溶着カシメすることで、適正箇所に衝撃吸収パット20を確実に溶着固定することができる。
【0034】
従って、衝撃吸収パット20の取付位置がバラつくことがないため、車体パネルとの間で不要な干渉等の問題がなくなり、ドアトリム10を車体パネルに円滑に取り付けることができる。
【0035】
上記実施形態においては、衝撃吸収パット20の一方縁部20aをフック状ブラケット15により係止しているが、フック状ブラケット15に替えて、図示はしないがクリップ座やポケットバックカバーにより衝撃吸収パット20の一方縁部20aを係止しても良い。
【0036】
また、クリップ座を係止部として使用する際は、エンボス状のクリップ座の内部スペースに衝撃吸収パット20の一方縁部20aを差込み固着すれば良く、更にクリップ座から外方に延設するフランジにより衝撃吸収パット20の一方縁部20aを係止するようにしても良い。
【0037】
次いで、図8,図9は、本発明の第2実施形態を示すもので、第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。この第2実施形態においては、図8(a)で取付孔30の形状を示し、図8(b)で取付用ボス16を示す。
【0038】
図8(a)に示すように、取付孔30におけるスライド部31の幅eと固定部32の径f及び両者間に位置するくびれ部33の幅gの関係、及び図8(b)に示す取付用ボス16の外径hとの関係は、e=h、g<h、f<h、g<fの関係が成立するように設定されている。
【0039】
すなわち、取付孔30の固定部32内に取付用ボス16を嵌め込んだ後は、くびれ部33がストッパーとして機能するように、取付用ボス16の外径hに比べくびれ部33の幅gを小さく設定することは第1実施形態と同一であるが、特に第2実施形態においては、取付用ボス16の外径hよりも固定部32の径fを小さく設定したことが特徴である。
【0040】
従って、図9(a)は全体図、図9(b)は取付孔30と取付用ボス16との関係をそれぞれ示すように、取付用ボス16を取付孔30内に挿入して、スライド部31から固定部32にスライド操作すれば、くびれ部33のストッパー機能により、スライド部31側に取付用ボス16が移行することがないばかりか、取付用ボス16の外径hに対して取付孔30における固定部32の径fが小径に設定されているため、衝撃吸収パット20の弾性反発力が取付用ボス16の外周面に作用するとともに、取付用ボス16の脱落を抑える摩擦抵抗力が働くことになる。従って、衝撃吸収パット20と取付用ボス16との接合強度が強化され、取付用ボス16は、超音波溶着等のカシメ加工を施す必要がなく、二次加工を廃止できるため、コストダウンとなる。
【0041】
更に、取付用ボス16の先端にカシメ部分を設定する必要がないため、取付用ボス16の高さ寸法を図中符号h1で示すように、短寸に設定でき、材料費の節約になるとともに、ドアトリム10における製品表面にヒケ等が生じることがなく、成形性能を高めることができるという有利さがある。
【0042】
以上説明した実施形態は、ドアトリム10における樹脂基材11の裏面における乗員の腰部が触れる部位に衝撃吸収パット20を取り付ける実施形態について説明したが、ドアトリム10における乗員の肩部が触れる箇所に設けられる衝撃吸収パット20に適用しても良く、また、ドアトリム10の他にリヤサイドトリム、各種ピラーガーニッシュ等に取り付けられる衝撃吸収パットの取付構造に適用することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品における衝撃吸収パットの取付構造は、係止部への係着動作に応じて取付用ボスを取付孔内に沿ってスライドさせて取付孔の端末の固定部に取付用ボスを位置決めする際、スライド部と固定部との間にくびれ部が設定されているため、取付用ボスと衝撃吸収パットとの間で、確実な位置決めが図れ、衝撃吸収パットの取付精度を高めることができる。従って、内装部品を車体パネルに取り付ける際、車体パネルとの間で不用意な干渉等が生じることなく、内装部品の円滑な取り付けを可能にでき、取付作業性を高めることができるという効果を有する。
【0044】
更に、取付用ボスの外径に対して取付孔における固定部の径を小径に設定することで、衝撃吸収パットの取付孔内に取付用ボスを差し込み、スライド操作して、取付用ボスを固定部内に位置決めした際、取付用ボスの外周面と固定部内壁との間で摩擦抵抗力を作用させれば、超音波カシメ等のカシメ加工を不要とでき、従来のカシメ加工工数を短縮化でき、コストダウンを招来できるとともに、取付用ボスの高さ寸法を短寸に設定できることから、材料費を節約でき、かつ表面ヒケを確実に防止できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用内装部品の一実施形態であるドアトリムを示す正面図である。
【図2】本発明に係る衝撃吸収パットの一実施形態を示すドアトリムを裏面側からみた背面図である。
【図3】図2中III −III 線断面図である。
【図4】本発明に係る衝撃吸収パットの第1実施形態を示すドアトリムと衝撃吸収パットを示す分解斜視図である。
【図5】本発明に係る衝撃吸収パットの第1実施形態における(a)取付孔形状、(b)取付用ボスをそれぞれ示す説明図である。
【図6】図1に示すドアトリムにおける衝撃吸収パットの取付初期時の状態を示す(a)全体側面図、(b)取付孔と取付用ボスとの関係を示す説明図である。
【図7】図1に示すドアトリムにおける衝撃吸収パットの取付要領を示すもので、取付完了時の状態を示す(a)全体側面図、(b)取付孔と取付用ボスとの関係を示す説明図である。
【図8】本発明に係る衝撃吸収パットの取付構造の第2実施形態における(a)取付孔形状、(b)取付用ボスを示す説明図である。
【図9】本発明に係る衝撃吸収パットの取付構造の第2実施形態における衝撃吸収パットの取付構造を示す(a)全体側面図、(b)取付孔と取付用ボスとの関係を示す説明図である。
【図10】従来のドアトリムを示す正面図である。
【図11】従来のドアトリムにおける衝撃吸収パットの取付作業を示す説明図である。
【図12】従来のドアトリムにおける衝撃吸収パットの取付部を示すドアトリムを裏面側からみた背面図である。
【符号の説明】
10 ドアトリム
11 樹脂基材
15 フック状ブラケット
16 取付用ボス
20 衝撃吸収パット
20a 一方縁部
20b 他方縁部
21 差込用コーナー部
22 取付片
30 取付孔
31 スライド部
32 固定部
33 くびれ部
a,e スライド部の幅
b,f 固定部の径
c,g 取付用ボスの外径
d,h くびれ部の幅

Claims (2)

  1. 車両の側壁パネルの室内側に装着される自動車用内装部品(10)の裏面に係止部(15)並びに取付用ボス(16)が設けられ、衝撃吸収パット(20)の一方縁部(20a)に設けた差込用コーナー部(21)を係止部(15)に挟み込んだ状態で衝撃吸収パット(20)の他方縁部(20b)に設けた取付孔(30)内に取付用ボス(16)を差込固着して取り付ける自動車用内装部品(10)における衝撃吸収パット(20)の取付構造において、
    前記衝撃吸収パット(20)に設けられる取付孔(30)は、衝撃吸収パット(20)を係止部(15)内に差し込む際、取付用ボス(16)のスライド移行を可能にするスライド部(31)と、取付用ボス(16)を基準位置に位置決めする固定部(32)とを備えた長孔状に開設されているとともに、スライド部(31)と固定部(32)との間に取付用ボス(16)の径よりも幅寸法が短いくびれ部(33)が設けられており、上記衝撃吸収パット(20)を係止部(15)側にスライド操作して、衝撃吸収パット(20)の差込用コーナー部(21)を係止部(15)内に挟み込めば、取付用ボス(16)は取付孔(30)におけるスライド部(31)から固定部(32)内に嵌着され、くびれ部(33)によりスライド部(31)側に外れることを規制して取付精度を高めたことを特徴とする自動車用内装部品における衝撃吸収パットの取付構造。
  2. 前記衝撃吸収パット(20)に開設される取付孔(30)における固定部(32)は、取付用ボス(16)の外径よりも小径に設定され、取付用ボス(16)の外周面と固定部(32)の内周面との摩擦抵抗により衝撃吸収パット(20)の他方縁部(20b)が自動車用内装部品(10)の裏面に固定されることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品における衝撃吸収パットの取付構造。
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