JP3997554B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集積回路等からなる半導体装置を製造する場合の製造方法を改良した半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
配線ホトリソプロセスにおいて配線パターンを作成する場合、配線の微細化や多層配線化を行うと、ハレーションが発生し、これに起因して線幅細りが生ずるという問題があった。この問題を解消する方法として、配線層の上に反射防止膜(例えばTiNの膜)を形成する方法が採用されており、これにより上記ハレーションの発生を防止するようにしている。
【0003】
一方、上記反射防止膜が半導体装置のパッド部に残っていると、パッド部が変色したり、ボンディング強度が低下したりするという不具合が発生するため、反射防止膜を除去する必要があった。この場合、パッド部においては、保護膜の下に反射防止膜がある。そこで、従来構成においては、保護膜(例えばプラズマSiNの膜)のうちのパッド部に対応する部分をプラズマドライエッチングにより除去する工程において、上記保護膜の除去に連続して上記反射防止膜を一緒に除去するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来構成では、プラズマドライエッチングのエッチングレート条件を低く設定しており、2つの膜(のうちのパッド部に対応する部分)を除去するまでにかなり長い時間がかかっていた。換言すると、エッチング処理のスループットが悪かった。この場合、保護膜はエッチングレートが早い膜(即ち、第1の薄膜)であるので、保護膜の除去にはそれほど時間がかからない。これに対して、反射防止膜はエッチングレートが遅い膜(即ち、第2の薄膜)であるので、反射防止膜の除去にかなり長い時間がかかっていた。そこで、上記2つの膜の除去時間を短縮するために、プラズマドライエッチングのエッチングレート条件を高く設定することが考えられる。
【0005】
具体的には、プラズマドライエッチングの例えばRFパワーを大きくしてエッチングレート条件を高くすると、2つの膜の除去時間は低いエッチングレート条件の場合よりも短くなる。しかし、エッチングの進行に伴ってウエハの温度が上昇するため、エッチングの途中でレジストの耐熱温度を越えてしまうという問題点が発生した。これは、保護膜の除去時間は、エッチングレート条件が高くなっても、エッチングレート条件が低い場合とほとんど同じである(それほど短縮されない)ため、エッチングの最初からエッチングレート条件が高いと、エッチングの途中で温度がレジストの耐熱温度を越えてしまうのである。このため、レジストの破損防止の点から、実際にはエッチングレート条件を高くすることができず、2つの膜の除去時間が長いままであり、その改善が求められていた。
【0006】
そこで、本発明の目的は、第1の薄膜と第2の薄膜を除去するのにかかる時間を短縮することができ、しかも、プラズマドライエッチングの途中で温度がレジストの耐熱温度を越えることを防止できる半導体装置の製造方法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、第1の薄膜の厚み方向の全てまたは大部分を、低いエッチングレート条件でプラズマドライエッチングする第1の工程と、この第1の工程を実行した後、RFパワーを変更することにより、第1の薄膜が残っていればその残り及び第2の薄膜を、高いエッチングレート条件でプラズマドライエッチングする第2の工程とを備え、前記第1及び前記第2の工程において温度がレジストの耐熱温度まで上昇することがない構成とした。これによって、第1の工程により第1の薄膜の全てまたは大部分が除去され、しかも、温度がレジスト耐熱温度まで上昇することもない。次に、第2の工程により、第1の薄膜の残り及び第2の薄膜が短い時間で除去される。このとき、エッチングレート条件を高くしているので、温度が上昇するが、第2の工程の実行時間が短いから、温度がレジスト耐熱温度まで上昇することはない。従って、第1の薄膜と第2の薄膜を除去するのにかかる時間を短縮することができ、しかも、プラズマドライエッチングの途中で温度がレジスト耐熱温度を越えることがない。
【0008】
請求項2の発明の場合、プラズマドライエッチングのエッチングレート条件を2段階に変更する代わりに、上記エッチングレート条件を徐々に高く変更するように構成し、温度がレジストマスクの耐熱温度を超えない構成とした。この構成の場合も、第2の薄膜をエッチングするときは、エッチングレート条件が高くなるから、第2の薄膜を短い時間で除去することができる。そして、エッチングレート条件を高くした状態は、短い時間となるから、プラズマドライエッチングの途中で温度がレジスト耐熱温度を越えることはない。
【0010】
また、請求項3の発明のように、第1の薄膜がプラズマSiN膜であると共に、第2の薄膜がTiN膜である場合に、上記した各方法でプラズマドライエッチングを行うように構成することが好ましい。この構成によれば、上記2つの薄膜を除去するのに要する時間を大幅に短縮することができ、また、レジストが壊れることもない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を集積回路の製造方法に適用した第1の実施例について図1ないし図13を参照しながら説明する。まず、図1は集積回路1のパッド部2周辺の概略縦断面構成を示す図である。この図1に示すように、集積回路1のシリコン基板3の上には、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)酸化膜4が形成され、このLOCOS酸化膜4の上にBPSG(Boron-doped Phosphor-Silicate Glass )膜5が形成されている。
【0012】
上記BPSG膜5の上には、アルミニウムからなる第1配線層6及び層間絶縁膜7が形成されている。そして、第2配線層8が層間絶縁膜7に形成されたビア7a部分で第1配線層6にコンタクトするように成膜されている。この第2配線層8は、Ti膜9とAlSiCu膜10と反射防止膜11とから構成されている。上記反射防止膜11は、TiN膜から構成されており、そのうちのパッド部2に対応する部分には開口部11aが形成されており、AlSiCu膜10が露出するようになっている。尚、反射防止膜11の膜厚は、例えば300オングストロームとなるように設定されている。また、この反射防止膜11が本発明の第2の薄膜、即ち、エッチングレートの遅い第2の薄膜を構成している。
【0013】
更に、集積回路1の上部には、プラズマSiN膜からなる保護膜12が形成されている。この保護膜12のうちのパッド部2に対応する部分には、開口部12aが形成されており、AlSiCu膜10が露出するように構成されている。この構成の場合、AlSiCu膜10の露出部分にワイヤ(CuやAl等の細線)をボンディングする構成となっている。尚、上記パッド部2は、集積回路1のチップの上面周縁部に多数設けられている。また、上記保護膜12の膜厚は、例えば16000オングストロームとなるように構成されている。そして、この保護膜12が本発明の第1の薄膜、即ち、エッチングレートの早い第1の薄膜を構成している。更に、この第1の薄膜(保護膜12)の下側に前記第2の薄膜(反射防止膜11)が設けられる構成となっている。
【0014】
次に、上記した構成の集積回路1(のパッド部2)を製造する工程について図2ないし図13を参照して説明する。まず、シリコン基板3上に、LOCOS酸化膜4、BPSG膜5並びに図示しないトランジスタやコンタクトホールを予め形成しておく。
【0015】
そして、図2に示すように、このシリコン基板3のBPSG膜5上に例えばAl製の第1配線層6を形成する。この場合、Al膜をスパッタ法で成膜した後、レジストマスク(図示しない)を使ってマイクロ波ドライエッチングプロセスでエッチングすることにより、所定のパターン形状の第1配線層6を形成するように構成されている。
【0016】
続いて、図3に示すように、BPSG膜5及び第1配線層6の上に、プラズマCVD法により層間絶縁膜7を形成する。更に、図4に示すように、層間絶縁膜7に上層配線とのコンタクトのためのビアホール7aを形成するために、レジストマスクにイオン反応性プラズマエッチングすることにより層間絶縁膜7をエッチングする。このエッチングによりビアホール7aが形成される。この後、図5に示すように、層間絶縁膜7の上に第2配線層8をスパッタ法で成膜する。この第2配線層8は、Ti膜9と、AlSiCu膜10と、TiN膜からなる反射防止膜11とをこの順に積層して構成されている。
【0017】
そして、図6に示すように、第2配線層8が所定のパターン形状となるようにパターン形成する。この場合、レジストマスク(図示しない)を使ってマイクロ波ドライエッチングすることにより、パターン形成する構成となっている。尚、上記工程(即ち、配線ホトリソプロセス)において、レジストマスクを形成する際に、第2配線層8の反射防止膜11によってハレーションの発生を防止し、もって、上記ハレーションによる第2配線層8に線幅細りが生ずることを防止している。
【0018】
続いて、図7に示すように、第2配線層8及び層間絶縁膜7の上に、プラズマSiN膜からなる保護膜12をプラズマCVD法で形成する。そして、図8に示すように、保護膜12の上に、保護膜エッチングのためのレジストマスク13をホトリソプロセスによりパターン成形する。これにより、保護膜12の上に形成されたレジストマスク13に、所定のパターンの開口部13aが形成される。尚、レジストマスク13の膜厚は、例えば2μmとなるように構成されている。
【0019】
次に、図9に示すように、レジストマスク13で保護膜12をプラズマドライエッチングすることにより、保護膜12のうちのレジストマスク13の開口部13aに対応する部分が全て除去される。これにより、保護膜12に開口部12aが形成される。尚、上記プラズマドライエッチングは等方的に実行される。この場合、保護膜12を上記プラズマドライエッチングする工程が本発明の第1の工程を構成している。そして、この第1の工程のプラズマドライエッチングは、下記の表1の条件で実行されるように構成されている。この表1の条件は、低いエッチングレート条件に相当している。尚、上記した膜厚が16000オングストローム程度の保護膜12は、表1の条件でプラズマドライエッチングすると、約80秒程度で図9に示す状態まで(即ち、厚み方向の全てが)除去される。
【0020】
【表1】
Figure 0003997554
【0021】
この後、プラズマドライエッチングのエッチングレート条件を高いエッチングレート条件、具体的には、下記の表2の条件に変える。この場合、プラズマドライエッチングの例えばRFパワー(高周波出力)を300Wから500Wに変更している。そして、この表2の条件で反射防止膜11をプラズマドライエッチングすることにより、図10に示すように、反射防止膜11のうちのレジストマスク13の開口部13a(即ち、保護膜12の開口部12a)に対応する部分を除去する。これにより、反射防止膜11に開口部11aが形成される。
【0022】
【表2】
Figure 0003997554
【0023】
この場合、反射防止膜11を上記表2の条件でプラズマドライエッチングする工程が本発明の第2の工程を構成している。また、この第2の工程のプラズマドライエッチングのエッチングレート条件、即ち、表2の条件は、高いエッチングレート条件に相当している。尚、上記した膜厚が300オングストローム程度の反射防止膜11は、表2の条件でプラズマドライエッチングすると、約50秒程度で図10に示す状態まで除去される。また、第2配線層8のAlSiCu膜10は、上記したプラズマドライエッチングではほとんどエッチングされることがない。
【0024】
そしてこの後、図11に示すように、Oプラズマアッシングと有機レジスト剥離液とでレジストマスク13を除去する。これにより集積回路1のパッド部2の製造が完了する。
【0025】
このような構成の本実施例によれば、集積回路1のパッド部2の製造時において、保護膜12及び反射防止膜11をエッチングにより除去する場合に、保護膜12(第1の薄膜)の厚み方向の全てを低いエッチングレート条件(表1の条件)でプラズマドライエッチングする第1の工程と、反射防止膜11(第2の薄膜)を高いエッチングレート条件(表2の条件)でプラズマドライエッチングする第2の工程とを備えた。これによって、第1の工程により保護膜12の全てが短い時間、具体的には約80秒程度で除去される。そしてこの場合、エッチングレート条件が低いから、温度がレジスト耐熱温度まで上昇することもない。
【0026】
次に、第2の工程により、反射防止膜11が短い時間、具体的には約50秒程度で除去される。このとき、エッチングレート条件を高くしているので、ウエハの温度が上昇するが、第2の工程の実行時間が短いから、温度がレジスト耐熱温度まで上昇することはない。従って、保護膜12と反射防止膜11をプラズマドライエッチングして除去するのにかかる時間を従来構成に比べて短縮することができ(即ち、スループットを向上させることができ)、しかも、プラズマドライエッチングの途中で温度がレジスト耐熱温度を越えることがない。
【0027】
ここで、反射防止膜(TiN膜)11のエッチングレートとプラズマドライエッチングのRFパワーとの関係を図12の曲線Aで示す。また、保護膜(SiN膜)12のエッチングレートとプラズマドライエッチングのRFパワーとの関係を図12の曲線Bで示す。上記図12から、RFパワーを高くすると、反射防止膜11のエッチングレートが高くなること、即ち、反射防止膜11をプラズマドライエッチングして除去するのにかかる時間を短縮できることが分かる。これに対して、RFパワーを高くしても、保護膜12のエッチングレートはそれほど変化しない(高くならない)こと、即ち、保護膜12をプラズマドライエッチングして除去するのにかかる時間をそれほど短縮できないことが分かる。
【0028】
また、RFパワーが500Wのときの、プラズマドライエッチングの実行時間と、ウエハの温度との関係を図13の曲線Cで示す。この図13から、RFパワーが500Wであると、プラズマドライエッチングの実行時間が100秒を少し越えたぐらいで、ウエハの温度がレジスト耐熱温度(125℃)に達することがわかる。これにより、上記第2の工程を100秒以内の適当な設定時間だけ実行するように構成しても、問題ないことがわかる。
【0029】
ところで、従来構成においては、表1のエッチングレート条件で保護膜12と反射防止膜11をプラズマドライエッチングしていた。そして、この場合、保護膜12をプラズマドライエッチングするのに約80秒程度かかり、更に、反射防止膜11をプラズマドライエッチングするのに約200秒程度かかっており、合わせて280秒程度かかっていた。
【0030】
これに対して、上記実施例の場合、保護膜12をプラズマドライエッチングするのに約80秒程度かかり、反射防止膜11をプラズマドライエッチングするのに約50秒程度かかるだけであるから、合わせて130秒程度となる。従って、2つの膜12、11をプラズマドライエッチングするのに要する時間を、従来構成に比べて大幅に短縮することができる。
【0031】
尚、比較例として、2つの膜12、11を表2の条件でプラズマドライエッチングした場合は、保護膜12をプラズマドライエッチングするのに約80秒程度かかり、反射防止膜11をプラズマドライエッチングするのに約50秒程度かかるから、合わせて130秒程度となる。このため、図13から、ウエハ温度がレジスト耐熱温度を越えてしまうことがわかる。
【0032】
また、上記実施例では、プラズマドライエッチングのエッチングレート条件を高くするのに当たって、RFパワーを高くするように構成した。これにより、エッチングレート条件を速やかに高く変更することができるから、エッチングに要する作業時間の短縮に寄与させることができる。更に、上記実施例では、第1の工程で、保護膜12の厚み方向の全てをエッチングして除去する構成としたので、工程の管理が容易である。
【0033】
図14及び図15は本発明の第2の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同じ部分には、同じ符号を付している。上記第2の実施例では、第1の工程において、図14に示すように、保護膜12(第1の薄膜)の厚み方向の大部分を低いエッチングレート条件(前記表1の条件)でプラズマドライエッチングするようにしている。これにより、第1の工程が完了した状態では、保護膜12に残り部分12bが残る。この構成の場合、保護膜12の残り部分12bの厚み寸法を測定器により測定しながら、エッチングするように構成すれば良い。また、エッチング時間を細かくコントロールすることにより、保護膜12に残り部分12bが一部残るようにエッチングしても良い。
【0034】
この後、第2の工程では、図15に示すように、保護膜12の残り部分12b及び反射防止膜11(第2の薄膜)を高いエッチングレート条件(前記表2の条件)でプラズマドライエッチングするようにしている。尚、上述した以外の第2の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従って、第2の実施例においても、第1の実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
【0035】
尚、上記各実施例では、エッチングレート条件を変更するに際して、RFパワーを変えるように構成したが、これに限られるものではなく、温度またはガス比を変えるように構成しても良い。この場合、RFパワー、温度またはガス比のいずれか一つを変更しても良いし、いずれか2つを変更しても良いし、3つを変更しても良い。
【0036】
また、上記各実施例では、エッチングレート条件を2段階に変更する構成としたが、これに代えて、プラズマドライエッチングの実行時にエッチングレート条件を多段階に変更する、例えばエッチングの進行に伴って徐々に高く変更する構成としても良い。
【0037】
更にまた、パッド部2にワイヤをボンディングするとき(フリップチップを含む)に、パッド部2に反射防止膜11が存在しないように構成すれば良いのであるから、保護膜12をプラズマドライエッチングする工程の実行後、ワイヤをボンディングする工程の実行前の間の適当な時期に、反射防止膜11をプラズマドライエッチングする工程を設けるように構成しても良い。また、上記実施例では、集積回路を製造する場合に適用したが、これに限られるものではなく、トランジスタやサイリスタ等を製造する場合に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す集積回路のパッド部周辺の縦断面図
【図2】パッド部を製造する工程を説明するための縦断面図
【図3】パッド部を製造する工程を説明するための縦断面図
【図4】パッド部を製造する工程を説明するための縦断面図
【図5】パッド部を製造する工程を説明するための縦断面図
【図6】パッド部を製造する工程を説明するための縦断面図
【図7】パッド部を製造する工程を説明するための縦断面図
【図8】パッド部を製造する工程を説明するための縦断面図
【図9】パッド部を製造する工程を説明するための縦断面図
【図10】パッド部を製造する工程を説明するための縦断面図
【図11】パッド部を製造する工程を説明するための縦断面図
【図12】反射防止膜のエッチングレート及び保護膜とプラズマドライエッチングのRFパワーとの各関係を示す図
【図13】RFパワーが500Wのときの、プラズマドライエッチングの実行時間と、ウエハの温度との関係を示す図
【図14】本発明の第2の実施例を示す図9相当図
【図15】図10相当図
【符号の説明】
1は集積回路(半導体装置)、2はパッド部、3はシリコン基板、4はLOCOS酸化膜、5はBPSG膜、6は第1配線層、7は層間絶縁膜、8は第2配線層、9はTi膜、10はAlSiCu膜、11は反射防止膜(第2の薄膜)、12は保護膜(第1の薄膜)、13はレジストマスクを示す。

Claims (3)

  1. エッチングレートの早い第1の薄膜とこの第1の薄膜の下側に設けられ前記第1の薄膜よりもエッチングレートの遅い第2の薄膜を、レジストをマスクとして形成した状態でプラズマドライエッチングする工程を備えて成る半導体装置の製造方法において、
    前記工程を、
    前記第1の薄膜の厚み方向の全てまたは大部分を、低いエッチングレート条件でプラズマドライエッチングする第1の工程と、
    この第1の工程を実行した後、RFパワーを変更することにより、前記第1の薄膜が残っていればその残り及び前記第2の薄膜を、高いエッチングレート条件でプラズマドライエッチングする第2の工程とから構成し
    前記第1及び前記第2の工程において温度が前記レジストの耐熱温度まで上昇することがないことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. エッチングレートの早い第1の薄膜とこの第1の薄膜の下側に設けられ前記第1の薄膜よりもエッチングレートの遅い第2の薄膜を、レジストマスクでプラズマドライエッチングする工程を備えて成る半導体装置の製造方法において、
    前記工程の実行時に、RFパワーを変更することにより、プラズマドライエッチングのエッチングレート条件を徐々に高く変更するように構成し、温度が前記レジストマスクの耐熱温度を超えないことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1の薄膜をプラズマSiN膜から構成すると共に、前記第2の薄膜をTiN膜から構成したことを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置の製造方法。
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