JP3995497B2 - カラー有機elパネルを備えた映像表示装置 - Google Patents

カラー有機elパネルを備えた映像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3995497B2
JP3995497B2 JP2002044985A JP2002044985A JP3995497B2 JP 3995497 B2 JP3995497 B2 JP 3995497B2 JP 2002044985 A JP2002044985 A JP 2002044985A JP 2002044985 A JP2002044985 A JP 2002044985A JP 3995497 B2 JP3995497 B2 JP 3995497B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
signal
panel
signal level
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002044985A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003241712A (ja
Inventor
治 高永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2002044985A priority Critical patent/JP3995497B2/ja
Publication of JP2003241712A publication Critical patent/JP2003241712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3995497B2 publication Critical patent/JP3995497B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カラー有機ELパネルを備えた映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、有機エレクトロルミネッセンス(EL)現象を用いた有機EL素子がイーストマン・コダック社のC・W・Tang氏等により開発されている。このような有機EL素子は、低電圧の直流で駆動可能な自己発光型の表示素子であり、視野角が広く、表示面が明るく、かつ本体が薄くて軽い等、液晶パネルを凌ぐ利点を有している。このため、壁掛け用や携帯用のテレビ等の表示素子として大きく期待されている。
【0003】
ところで、有機EL素子をカラーテレビの表示素子として用いた場合には、RGBをそれぞれ発光する3つの有機EL素子で、1つのカラー画素が構成される。このような表示パネルでは、有機EL素子の種類によっては、RGBの各発光素子の発色性能が不十分となり、表示される映像が不自然な色合いに見える問題がある。特に、有機EL素子の種類によっては、G発光素子の発光特性(入力階調に対する発光輝度特性)に問題があり、森のシーンなど緑が多くを占める画面がくすんで見えてしまう問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、緑が多くを占める領域において、より鮮やかな映像を提示させることができるようになるカラー有機ELパネルを備えた映像表示装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、カラー有機ELパネルを備えた映像表示装置において、入力G信号レベルを、入力R信号レベルおよび入力B信号レベルに基づいて補正するG信号補正処理回路を備えており、G信号補正処理回路は、入力映像のうちG信号が占める割合が大きい領域において、入力G信号レベルを大きくさせるものであることを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、カラー有機ELパネルを備えた映像表示装置において、入力G信号レベルを、入力R信号レベルおよび入力B信号レベルに基づいて補正するG信号補正処理回路を備えており、G信号補正処理回路は、各カラー画素に対応する入力RGB信号毎に、入力G信号レベルが、入力R信号の所定倍より大きくかつ入力B信号の所定倍より大きいことという条件を満たしているか否かを判定する判定手段、および上記条件を満たしているときに、入力G信号レベルを大きくさせるG信号強調手段を備えていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
【0009】
図1は、カラー有機ELパネルが表示素子として用いられたテレビの構成を示している。
【0010】
この実施の形態では、カラー有機ELパネル7内のG発光素子として、入力階調に対する発光輝度が、他の色の発光素子に比べて低いものが用いられているものとする。
【0011】
アンテナ1によって受信されたテレビ放送の電波は、チューナ2によって復調された後、NTSCデコーダ回路3によってRGB信号と音声信号とが取り出される。
【0012】
NTSCデコーダ回路3によって得られたRGB信号は、AD変換回路4によってRGB各8ビットのデジタルデータに変換された後、G信号補正処理回路5に入力される。G信号補正処理回路5は、入力されたRGBデータに基づいて、Gデータに対する補正処理(G信号補正処理)を行った後、RGB各8ビットのデジタルデータを出力する。
【0013】
G信号補正処理回路5から出力されたRGBデータは、DA変換回路6によってアナログデータに変換された後、カラー有機ELパネル7に送られて表示される。
【0014】
NTSCデコーダ回路3によって得られた音声信号は、音声出力回路8を経てスピーカ9に送られて、音声出力される。なお、チューナ2、NTSCデコーダ回路3およびカラー有機ELパネル7は、制御回路10によって制御される。
【0015】
G信号補正処理回路5は、カラー有機ELパネル7内のG発光素子の入力階調に対する発光輝度が、RB発光素子の入力階調に対する発光輝度に比べて低いことを考慮して、緑が多く占める領域において、G信号を強調するための処理を行う。緑が多く占める領域のみG信号を強調するのは、それ以外の領域においてG信号を強調すると、色バランスがくずれるからである。
【0016】
図2は、G信号補正処理回路5によるG信号補正処理手順を示している。
【0017】
G信号補正処理は、各カラー画素に対応する入力RGB信号毎に行われる。図2は、1つのカラー画素(注目カラー画素)に対応する入力RGB信号に対して行われるG信号補正処理手順を示している。
【0018】
まず、注目カラー画素に対応する入力Gデータ(0〜255)と入力Rデータ(0〜255)とに基づいて、次式(1)に示される第1条件を満たしているか否かを判定する(ステップ1)。
【0019】
G>a・R …(1)
【0020】
上記式(1)において、aは定数であり、たとえば、5〜7の範囲内の値に設定される。
【0021】
第1条件を満たしていない場合には、Gデータの補正を行わない。つまり、入力されたGデータを、そのままGデータとして出力する。第1条件を満たしている場合には、注目カラー画素に対応する入力Gデータ(0〜255)と入力Bデータ(0〜255)とに基づいて、次式(2)に示される第2条件を満たしているか否かを判定する(ステップ2)。
【0022】
G>b・B …(2)
【0023】
上記式(2)において、bは定数であり、たとえば、5〜7の範囲内の値に設定される。
【0024】
第2条件を満たしていない場合には、Gデータを補正は行わない。つまり、入力されたGデータを、そのままGデータとして出力する。第2条件を満たしている場合には、Gデータを、次式(3)に基づいて、補正する(ステップ3)。
【0025】
G’=c・G …(3)
【0026】
上記式(3)において、G’は補正後のGデータを表している。また、cは定数であり、たとえば、1.1〜1.2の範囲内の値に設定される。
【0027】
この後、ステップ3で補正されたGデータ(G’)が255を越えているか否かを判定する(ステップ4)。ステップ3で補正されたGデータ(G’)が255を越えていない場合には、ステップ3で補正されたGデータ(G’)を、Gデータとして出力する。
【0028】
ステップ3で補正されたGデータ(G’)が255を越えている場合には、Gデータ(G’)の値を255に変更した後(ステップ5)、Gデータとして出力する。
【0029】
以上のようなG信号補正処理を行うことにより、通常映像での色バランスを保持するとともに、森のシーンなど緑が多くを占める画面においてG信号を強調し、より鮮やかな映像を提示させることができる。
【0030】
上記実施の形態では、カラー画素単位でG信号補正処理を行っているが、より大きな単位領域毎に、緑が多く占める領域か否かを判定し、緑が多く占める領域であると判定された領域に対するG信号を強調するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】
この発明によれば、緑が多くを占める領域において、より鮮やかな映像を提示させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー有機ELパネルが表示素子として用いられたテレビの構成を示している。
【図2】G信号補正処理回路5によるG信号補正処理手順を示している。
【符号の説明】
5 G信号補正処理回路
7 カラー有機ELパネル
10 制御回路

Claims (2)

  1. カラー有機ELパネルを備えた映像表示装置において、入力G信号レベルを、入力R信号レベルおよび入力B信号レベルに基づいて補正するG信号補正処理回路を備えており、
    G信号補正処理回路は、入力映像のうちG信号が占める割合が大きい領域において、入力G信号レベルを大きくさせるものであることを特徴とするカラー有機ELパネルを備えた映像表示装置。
  2. カラー有機ELパネルを備えた映像表示装置において、入力G信号レベルを、入力R信号レベルおよび入力B信号レベルに基づいて補正するG信号補正処理回路を備えており、
    G信号補正処理回路は、
    各カラー画素に対応する入力RGB信号毎に、入力G信号レベルが、入力R信号の所定倍より大きくかつ入力B信号の所定倍より大きいことという条件を満たしているか否かを判定する判定手段、および
    上記条件を満たしているときに、入力G信号レベルを大きくさせるG信号強調手段、
    を備えていることを特徴とするカラー有機ELパネルを備えた映像表示装置。
JP2002044985A 2002-02-21 2002-02-21 カラー有機elパネルを備えた映像表示装置 Expired - Fee Related JP3995497B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002044985A JP3995497B2 (ja) 2002-02-21 2002-02-21 カラー有機elパネルを備えた映像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002044985A JP3995497B2 (ja) 2002-02-21 2002-02-21 カラー有機elパネルを備えた映像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003241712A JP2003241712A (ja) 2003-08-29
JP3995497B2 true JP3995497B2 (ja) 2007-10-24

Family

ID=27784138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002044985A Expired - Fee Related JP3995497B2 (ja) 2002-02-21 2002-02-21 カラー有機elパネルを備えた映像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3995497B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003241712A (ja) 2003-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5091796B2 (ja) 画像処理装置
JP4668986B2 (ja) カラー画像データの処理方法
US20090009525A1 (en) Color Adjustment Device and Method
JP4624934B2 (ja) 明度調整装置および方法
US7826680B2 (en) Integrated histogram auto adaptive contrast control (ACC)
WO2006019283A1 (en) Apparatus and method for displaying image in mobile terminal
JP2009081849A (ja) 色補正回路及びこれを用いた画像表示装置
JP2009017306A (ja) 画像表示装置及びそれを用いた撮像装置
US8139079B2 (en) Color gamut component analysis apparatus, method of analyzing color gamut component, and color gamut component analysis program
US20040212739A1 (en) Display control device and display device
JP2003228330A (ja) 表示装置
JP4660617B2 (ja) 映像処理装置及び映像処理方法
US20150244974A1 (en) Display device and display method
JP5534825B2 (ja) 映像処理装置及び色温度補正方法
US8284316B2 (en) Real-time image processing circuit capable of enhancing brightness contrast and color saturation
JP2008219289A (ja) 映像補正装置、映像表示装置、撮像装置および映像補正プログラム
JP3995497B2 (ja) カラー有機elパネルを備えた映像表示装置
JP3995498B2 (ja) カラー有機elパネルを備えた映像表示装置
JP5184205B2 (ja) 映像表示装置
JP5063394B2 (ja) 画像処理装置
JP2008193645A (ja) 明るさ補正装置、その方法、および、表示装置
JP2006229616A (ja) 映像信号処理回路
JP2007324665A (ja) 画像補正装置及び映像表示装置
JP2009069548A (ja) 画像表示装置
JP4085285B2 (ja) フラットパネルディスプレイ型テレビジョン受信機、および、パネル用信号生成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070731

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees