JP3994210B2 - イオン交換樹脂の精製法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はイオン交換樹脂から水溶性不純物を除去する方法に関するものであり、特に経口医薬品として用いられるイオン交換樹脂中に、水洗後に残存している水溶性不純物を効率よく除去する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
イオン交換樹脂が経口投与用の医薬として有用であることは従来から知られている。例えばスチレン−ジビニルベンゼン架橋共重合体をスルホン化してなる陽イオン交換樹脂は、高カリウム血症の治療薬として有効であるとされている。
また、陰イオン交換樹脂がコレステロール低下剤として有効であるとされている。コレステロール低下剤として用いられている陰イオン交換樹脂の代表的なものはコレスチラミンであり、このものはスチレン−ジビニルベンゼン架橋共重合体をハロアルキル化し、これに脂肪族第3級アミンを反応させることにより製造される。このコレスチラミンは、原料である脂肪族第3級アミンに由来する悪臭があり、且つ1日の服用量が8〜16gと相当に多量であることが問題とされており、より好適なイオン交換樹脂が種々検討されている。その例としては、陰イオン交換樹脂の官能基としてイミダゾール塩基を用いたもの(特開昭60−209523号)、ビニルピリジンを用いたもの(特開平2−214711号)、ジメチルアミノピリジンを用いたもの(特開平7−126174号)などがあり、官能基以外の構成としてはポリアミド系樹脂(EP−389079)やエポキシ系樹脂(特開昭60−209523号)を用いたもの、更にはシクロデキストリンやポリサッカライドなどの糖類を用いたものなどが検討されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
医薬に用いるイオン交換樹脂は、当然のことながら不純物の少ないものでなければならない。特に水溶性不純物は体内で樹脂から溶出し易いので、その含有量は極力低減させる必要がある。しかし水洗を反復しても、樹脂内部に存在する水溶性不純物の除去は極めて困難である。この除去の困難性は、イオン交換樹脂が水中で膨潤し易いほど大きくなる。しかるに本発明者らの知見によれば、経口医薬として用いるイオン交換樹脂は、水中で膨潤し易いほど吸着活性が大きい傾向がある。
従って本発明は、水中において大きな膨潤性を示すイオン交換樹脂からでも、その含有する水溶性不純物を効率よく除去することのできる方法を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、イオン交換樹脂を水洗してその含有している不純物を除去すると共にイオン交換樹脂を膨潤させ、次いで膨潤状態のイオン交換樹脂を水溶性有機溶媒と接触させてその体積を膨潤時の2/3以下に収縮させることにより、水洗後に樹脂内に残存する水溶性不純物を樹脂外に排出させることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明について更に詳細に説明するに、本発明はイオン交換樹脂からの水溶性不純物の除去に広く適用することができるが、特に経口医薬用のイオン交換樹脂の製造に際し、通常の水洗では除去し得ない微量の水溶性不純物の除去に有利に適用される。
【0006】
本発明は、水で膨潤し且つ水溶性有機溶媒で収縮する任意のイオン交換樹脂に広く適用することができるが、水中での膨潤度の大きいイオン交換樹脂に適用するのが有利であり、好ましくは水中で5ml/g以上、特に9ml/g以上の膨潤度を有するイオン交換樹脂に適用される。
本発明の適用対象として特に好適なイオン交換樹脂の一つは、下記一般式(1)で表わされるイミダゾール化合物と、下記一般式(2)で表わされるエピハロヒドリン化合物との共重合体の架橋物である。
【0007】
【化3】
【0008】
(式中、R1 は水素原子、炭素数1〜17のアルキル基又は炭素数6〜8のアリール基を表わし、R2 及びR3 は、それぞれ独立して、水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を表わす)
【0009】
【化4】
【0010】
(式中、R4 は水素原子又はメチル基を表わし、Xは塩素、臭素などのハロゲン原子を表わす)
【0011】
このイミダゾール塩基を官能基とする陰イオン交換樹脂はコレステロール低下剤として公知であるが、本願発明者らの検討によれば、なかでも目開き180μmの篩を全通する粒度に粉砕したものの水中での膨潤度が9〜20ml/g、特に12〜20ml/gのものが、コレステロール低下に導く血中胆汁酸濃度の低下作用が大きい。本発明方法によりこのイオン交換樹脂を精製すると、溶出してくるイミダゾール塩基を極微量にまで低減できる。
【0012】
本発明では、イオン交換樹脂を先ず常法により水洗して、水溶性不純物を除去する。水洗は十分に行ない、表面に付着している不純物など水洗により除去し易い不純物は、できるだけこの水洗により除去するようにする。通常は水溶性不純物の75重量%以上を水洗により除去する。
好ましくは水溶性不純物の90重量%以上、特に98重量%以上を水洗により除去するようにする。
【0013】
この水洗により、不純物濃度が低下し且つ膨潤したイオン交換樹脂は、次いで水溶性有機溶媒と接触させる。この接触により、水で膨潤したイオン交換樹脂は収縮するので、内部の水溶性不純物が水と共に樹脂外に排出される。収縮率が大きいほど内部の水溶性不純物が多量に外部に排出されるので、通常は膨潤時の体積の2/3以下に収縮させる。特に1/2以下になるまで収縮させるのが好ましい。
【0014】
水溶性有機溶媒としては、常温で水に対し10重量倍以上の溶解度を示すものを用いるのが好ましく、通常はアセトン、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミドなど水と任意に混じるものが用いられる。
水で膨潤したイオン交換樹脂と水溶性有機溶媒との接触方法は任意であるが、最も簡単には常温の含水有機溶媒中に水で膨潤したイオン交換樹脂を投入して攪拌すればよい。この際、大量の水溶性有機溶媒を用いることにより、排出された水で希釈された後でも水溶性有機溶媒中の水分濃度を低く保つ方が、一般にイオン交換樹脂の収縮率は大きくなるが、水分濃度が低過ぎると樹脂中に浸透した含水有機溶媒への水溶性不純物の溶解度が低下して、不純物の抽出が困難となるおそれがある。従って先ず、水分濃度の比較的高い含水有機溶媒が形成される様に、水溶性有機溶媒中に水で膨潤したイオン交換樹脂を投入して適度に収縮させ、次いでこの適度に収縮したイオン交換樹脂を、前回よりも低い水分濃度の含水有機溶媒が形成される様に有機溶媒中に投入して更に収縮させるというように、多段階に収縮させるのが好ましい。また、水溶性有機溶媒で収縮させたイオン交換樹脂を水中に投入して膨潤させ、次いで再び水溶性有機溶媒で収縮させてもよい。
【0015】
水溶性有機溶媒処理により精製したイオン交換樹脂は、次いで常法により乾燥して製品のイオン交換樹脂とすることができる。なお、水溶性有機溶媒処理に供するイオン交換樹脂の粒径は任意であり、通常は常法による懸濁重合により得られる粒径数百〜数千μmのものをそのまま用いればよい。
なお、本明細書においてイオン交換樹脂の膨潤度は、Cl型又はNa型のイオン交換樹脂につき、内径11mmの25mlメスシリンダーを用いて、25℃で測定した値である。膨潤度の単位はml/g−乾燥樹脂であり、膨潤度の算出に用いるイオン交換樹脂の乾燥重量は、5mmHg以下に減圧されている減圧乾燥器で105℃で4時間乾燥したものについて測定する。
【0016】
また、イオン交換樹脂の水溶性不純物の含有量は、50ml密栓付きガラス瓶に樹脂約1g(乾量基準)と水40mlを加え、マグネチックスターラーを用いて室温で1時間攪拌したのち、上澄み液を0.45μmのフィルターで瀘過し、瀘液を分析して算出する。新たに合成されたイオン交換樹脂の場合には、水溶性不純物のうち有機性のものの大部分は、通常は合成に用いたモノマーがオリゴマー化した構造のものである。
【0017】
【実施例】
次に実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
イオン交換樹脂の製造
還流冷却器、温度計及び攪拌機を取付けた四つ口フラスコに、2−メチルイミダゾール41.1g(0.5モル)と水60mlを入れ、均一溶液とした。この溶液を80℃に保ち、攪拌下これにエピクロロヒドリン46.3g(0.5モル)を1時間かけて滴下した。次いで90℃に昇温して14時間反応を行ない、2−メチルイミダゾールとエピクロロヒドリンとの共重合体を生成させた。
【0018】
反応生成液を47℃に冷却したのち、これにエピクロロヒドリン9.3g(0.1モル)を加えて2時間攪拌した。27℃に冷却したのち、これに25%水酸化ナトリウム水溶液16g(0.1モル)を加えて1時間攪拌し、共重合体に部分的にエポキシ基を導入した。
この反応生成液に、セルロースアセテートブチレート2.5gを含む二塩化エタン250mlを加え、攪拌して反応生成液を二塩化エタン中に液滴として分散させたのち70℃に昇温し、20時間懸濁重合を行なった。
【0019】
温度計、冷却管及び攪拌機を取付けた四つ口フラスコに、上記で得られたイオン交換樹脂と水1500mlを入れ、徐々に加熱して二塩化エタンを水と一緒に留出させた。液温が100℃に達した時に加熱を中止した。冷却後瀘過して粒径45〜1000μmのイオン交換樹脂93.2g(乾量基準)を回収した。瀘液量は900mlであった。
【0020】
イオン交換樹脂の水溶性有機溶媒による精製
上記で得られた樹脂46g(乾量基準)に水450mlを加えて、室温で1時間攪拌したのち瀘過した。樹脂は14.5ml/gに膨潤していた。このイオン交換樹脂の水溶性不純物の含有量は1.0mg/gであった。この樹脂に、水とアセトンとの比がほぼ1:1(容量比)となる様にアセトンを加え、室温で1時間攪拌したのち瀘過した。樹脂の水溶性不純物の含有量は0.2mg/gで、その体積は8.0ml/g、すなわち水膨潤時の55%に収縮していた。次いで、この樹脂に水とアセトンとの比がほぼ1:4(容量比)となる様にアセトンを加えて同じく室温で1時間攪拌したのち瀘過した。樹脂は6.0ml/g、すなわち水膨潤時の41%に収縮していた。また、このイオン交換樹脂の水溶性不純物の含有量は0.01mg/g以下(検出限界以下)であった。
【0021】
イオン交換樹脂の水洗による精製
上記のイオン交換樹脂の製造で得られた樹脂46g(乾量基準)に水450mlを加えて室温で1時間攪拌したのち瀘過した。この水洗操作を更に4回反復した。得られたイオン交換樹脂の水溶性不純物の含有量は0.7mg/gであった。
なお、水溶性不純物の含有量は、2−メチルイミダゾール換算の量であり、瀘液の210nmの吸光度を測定し、既知濃度の2−メチルイミダゾール水溶液の210nmの吸光度に基づいてその濃度を算出した。
Claims (5)
- 水中で膨潤し、水溶性有機溶媒中で収縮する、一般式(1)で表わされるイミダゾール化合物と、一般式(2)で表わされるエピハロヒドリン化合物との共重合体の架橋物であるイオン交換樹脂 {
- 水で5ml/g−乾燥樹脂以上に膨潤するイオン交換樹脂を水溶性有機溶媒との接触に供することを特徴とする請求項1に記載のイオン交換樹脂の精製法。
- 水で膨潤しているイオン交換樹脂を、水溶性有機溶媒との接触により、その体積を膨潤時の1/2以下に収縮させることを特徴とする請求項1又は2記載のイオン交換樹脂の精製法。
- 水洗によりイオン交換樹脂中の水溶性不純物の大部分を除去したのち、水溶性有機溶媒との接触に供することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のイオン交換樹脂の精製法。
- 水溶性有機溶媒が、アセトン、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミドから選ばれたものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のイオン交換樹脂の精製法。
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