JP3993887B2 - 囲碁の対局システム - Google Patents

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Description

本発明は、対局者がネットワークを介して囲碁の対局を行うことが出来る、囲碁の対局システムに関する。
インターネットの普及に伴い、対局者が直接、相対することなくネットワークを介して対局を行える囲碁の対局システムが近年、発達を遂げている。このような囲碁の対局システムとして下記特許文献1乃至特許文献5が存在している。
囲碁の対局を行う場合、その対戦相手のランク(これを段級位と呼ぶ)がその目安として非常に重要である。なぜならば通常は、同じ或いは前後の段級位の相手と対局をすることは、互いに実力が伯仲しているので、一番楽しみを得られるからである。
そこで下記特許文献にも示されているように、従来は、対局の勝敗の結果に応じて所定の方法(例えばELOシステムなどにより)でポイントを演算し、その結果に応じて対局者の段級位を昇段(昇級)、降段(降級)させている。例えば二段昇段に必要なポイントが24,700ポイントであるとすると、ある対局者のポイントが対局の結果、24,500ポイントから25,000ポイントに増加した場合、24,700ポイントを上回っているので、その者は初段から二段に昇段する。逆にある対局者のポイントが対局の結果、25,000ポイントから24,500ポイントに減少した場合、24,700ポイントを下回っているので、二段から初段に降段する。
即ち、新たな対局の結果により算出されたポイントに応じて、所定の値を上回れば昇段(昇級)し、所定の値を下回れば降段(降級)することとなる。そしてこの昇段(昇級)・降段(降級)の基準となるポイントは同一である。例えば昇段(昇級)・降段(降級)の基準となるポイントが24,700ポイントとすると、対局者のポイントが24,700ポイント以上になった場合には初段から二段に昇段し、対局者のポイントが24,700ポイント未満になった場合には二段から初段に降段することとなる。
特開2004−298234号公報 特開2004−329949号公報 特開2001−321570号公報 特開2002−78843号公報 特開2002−78977号公報
しかし従来の昇段(昇級)、降段(降級)の基準では、昇段(昇級)したばかりの者は、同じ段級位を長期間保持している相手と対局をしても、勝てる可能性が通常は高くなく、負けるとすぐに降段してしまうケースが多い。即ち、図16に示すように、そのポイントが昇段(昇級)・降段(降級)ポイントを頻繁に上下することとなる。このようなことは対局システムの利用者からすると対局システムの利用意欲を低下させかねず、ユーザビリティを損なう結果となる。
また囲碁では、将棋やチェスなどと異なり、異なる段級位の相手と対局する場合、その実力差を解消する為に、段級位の差に応じて(通常は1つの差に応じて1子(1つの碁石)を置く)、段級位が下の者が予め碁盤上に所定数の置石をした上で、対局を行う置碁と呼ばれるハンディキャップをつけて対局を行うことが多い。従って、囲碁に於いて段級位は、対局者の実力を客観的に第三者に示す要素の他、実際の対局でも対局時のハンディキャップを算出する為の非常に重要な要素となっている。
一般に、昇段(昇級)・降段(降級)ポイント前後にいる対局者の場合、自分が現在属する段級位ではその実力は高い(高いから昇段(昇級)出来る)が、一つ上の段級位ではその実力は低い(昇段(昇級)直後は、昔からその段級位にいる人とは実力差がある)と考えられる。そうすると、昇段(昇級)は出来ても一つ上の段級位ではまだ実力が未熟なことから負けやすくなり、すぐに降段(降級)してしまう。従って昇段(昇級)ポイントと降段(降級)ポイントとを頻繁に上下することとなる。そうすると上述のような従来の基準では、昇段(昇級)・降段(降級)ポイントを上下しやすくなるので、ハンディキャップが付いたり付かなかったりして、そのような面からもユーザビリティを損なう結果となる。
そこで本発明者は、対局者の昇段(昇級)ポイントと降段(降級)ポイントとを同一のポイントとするのではなく、そこに差を設けることにより、すぐには段級位の上下が行われないような囲碁の対局システムを発明した。
また、このような囲碁の対局システムに於いて、勝敗時に加減算されるポイントを対局者の段級位に応じて調整することによって、勝敗後のポイントを算出する囲碁の対局システムを発明した。
更に、対局数が少ない場合には、勝敗時に加減算されるポイントの反映に差を設け、これに基づいて勝敗後のポイントを算出する囲碁の対局システムを発明した。
請求項1の発明は、第1の対局者が利用する第1の対局者端末と第2の対局者が利用する第2の対局者端末との間で機能し、ネットワークを介して囲碁の対局を行わせるコンピュータ端末である囲碁の対局システムであって、前記コンピュータ端末は、演算処理装置と記憶装置と通信装置とを少なくとも有しており、前記記憶装置には、各対局者の段級位と現在のポイントとを記憶している対局者情報記憶手段と、各段級位の昇段・昇級ポイントと降段・降級ポイントとを記憶している段級位情報記憶手段と、を備え、前記段級位情報記憶手段における前記降段・降級ポイントは、同じ段級位の昇段・昇級ポイントより所定のポイントだけ小さく設定されて記憶されており、前記演算処理装置には、一方の対局者がその対局者端末において入力した手の情報を前記通信装置により前記ネットワークを介して受信し、受信した手の情報を他方の対局者端末に前記通信装置により前記ネットワークを介して送信することによって、前記第1の対局者端末と前記第2の対局者端末との間で前記通信装置により前記ネットワークを介して囲碁の対局処理を行う対局処理手段と、前記対局の勝敗により、第1の対局者及び第2の対局者のポイントがどれだけ変化するかを示す増減ポイントを、予め設定した基本ポイントに基づいて演算するポイント演算処理手段と、前記ポイント演算処理手段で演算した前記増減ポイントを前記第1の対局者端末及び第2の対局者端末に、前記通信装置を介して通知するポイント通知処理手段と、前記記憶装置における対局者情報記憶手段に記憶する前記第1の対局者及び前記第2の対局者の現在のポイントを抽出し、抽出した現在のポイントに、前記対局処理手段での対局の勝敗結果に応じて、前記ポイント演算処理手段で演算した前記増減ポイントを演算処理することにより、新たな現在のポイントとして前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段に記憶するポイント更新処理手段と、前記対局に於ける勝者の段級位より一つ上の段級位の昇段・昇級ポイントと前記対局に於ける敗者の段級位の降段・降級ポイントとを前記記憶装置における前記段級位情報記憶手段から抽出し、前記勝者の更新後のポイントと前記抽出した昇段・昇級ポイントとを比較し、更新後のポイントが昇段・昇級の基準を満たしていれば、前記勝者の段級位を一つ上の段級位で更新して前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段に記憶し、前記敗者の更新後のポイントと前記抽出した降段・降級ポイントとを比較し、更新後のポイントが前記降段・降級の基準を満たしていれば、前記敗者の段級位を一つ下の段級位で更新して前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段に記憶する段級位更新処理手段と、を備える、囲碁の対局システムである。
本発明のように、昇段ポイントと降段ポイントとが幅を持つように設定された囲碁の対局システムの構成とすることによって、昇段(昇級)したばかりの対局者がすぐに降段(降級)してしまう状況を防ぐことが出来る。つまり、昇段(昇級)・降段(降級)ポイント前後にいる対局者の場合、自分が現在属する段級位ではその実力は高い(高いから昇段(昇級)出来る)が、一つ上の段級位ではその実力は低い(昇段(昇級)直後は、昔からその段級位にいる人とは実力差がある)と考えられる。そうすると、昇段は出来ても一通での段級位では負けやすくなることから、すぐに降段してしまう。従って昇段(昇級)ポイントと降段(降級)ポイントとを頻繁に上下することとなる。
囲碁の場合、上述のように段級位はそのハンディキャップに直結する為、段級位が短期間で頻繁に上下することは好ましくない。しかし本発明のように構成することで、昇段(昇級)してもすぐに降段(降級)することはなくなり、そのユーザビリティを向上させることとなる。
請求項2の発明は、第1の対局者が利用する第1の対局者端末と第2の対局者が利用する第2の対局者端末との間で機能し、ネットワークを介して囲碁の対局を行わせるコンピュータ端末である囲碁の対局システムであって、前記コンピュータ端末は、演算処理装置と記憶装置と通信装置とを少なくとも有しており、前記記憶装置には、各対局者の段級位と現在のポイントとを記憶している対局者情報記憶手段と、各段級位の昇段・昇級ポイントと降段・降級ポイントとを記憶している段級位情報記憶手段と、を備え、前記段級位情報記憶手段における前記降段・降級ポイントは、同じ段級位の昇段・昇級ポイントより所定のポイントだけ小さく設定されて記憶されており、前記演算処理装置には、一方の対局者がその対局者端末において入力した手の情報を前記通信装置により前記ネットワークを介して受信し、受信した手の情報を他方の対局者端末に前記通信装置により前記ネットワークを介して送信することによって、前記第1の対局者端末と前記第2の対局者端末との間で前記通信装置により前記ネットワークを介して囲碁の対局処理を行う対局処理手段と、前記対局の勝敗により、第1の対局者及び第2の対局者のポイントがどれだけ増減するかを示す増減ポイントを、予め設定した基本ポイントに基づいて演算するポイント演算処理手段と、前記ポイント演算処理手段で演算した前記増減ポイントを前記第1の対局者端末及び第2の対局者端末に、前記通信装置を介して通知するポイント通知処理手段と、前記記憶装置における対局者情報記憶手段に記憶する前記第1の対局者及び前記第2の対局者の現在のポイントを抽出し、抽出した現在のポイントに、前記ポイント演算処理手段で演算した前記増減ポイントを加減算することにより、新たな現在のポイントとして前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段に記憶するポイント更新処理手段と、前記対局に於ける勝者の段級位より一つ上の段級位の昇段・昇級ポイントと前記対局に於ける敗者の段級位の降段・降級ポイントとを前記記憶装置における前記段級位情報記憶手段から抽出し、前記勝者の更新後のポイントと前記抽出した昇段・昇級ポイントとを比較し、更新後のポイントが前記昇段・昇級ポイントと同じ又は大きければ、前記勝者の段級位を一つ上の段級位で更新して前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段に記憶し、前記敗者の更新後のポイントと前記抽出した降段・降級ポイントとを比較し、更新後のポイントが前記降段・降級ポイントと同じ又は小さければ、前記敗者の段級位を一つ下の段級位で更新して前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段に記憶する段級位更新処理手段と、前記段級位更新処理手段で段級位の更新が為された場合に、その対局者が利用する対局者端末に対して段級位が変更されたことを前記通信装置を介して通知する段級位通知処理手段と、を備える、囲碁の対局システムである。
請求項1の発明は本発明のように構成することも出来る。このように構成しても、請求項1の発明と同様の効果を得ることが出来る。
請求項3の発明において、前記ポイント演算処理手段は、前記第1の対局者及び第2の対局者の段級位と現在のポイントとを前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段から抽出し、前記第1の対局者及び第2の対局者の段級位を比較し、段級位が同じ場合には、前記現在のポイントに前記基本ポイントを加算することで前記第1の対局者及び第2の対局者の勝った時のポイントを演算し、前記現在のポイントから前記基本ポイントを減算することで前記第1の対局者及び第2の対局者の負けた時のポイントを演算し、段級位が異なる場合には、前記基本ポイントから予め設定された調整率の相当するポイントを減算したポイントを、前記現在のポイントに加算することで前記対局者のうち上位の対局者が勝った時のポイントを演算し、前記基本ポイントに前記調整率の相当するポイントを加算したポイントを、前記現在のポイントに加算することで前記対局者のうち下位の対局者が勝った時のポイントを演算し、前記基本ポイントに前記調整率の相当するポイントを加算したポイントを、前記現在のポイントから減算することで前記対局者のうち上位の対局者が負けた時のポイントを演算し、前記基本ポイントから前記調整率の相当するポイントを減算したポイントを、前記現在のポイントから減算することで前記対局者のうち下位の対局者が負けた時のポイントを演算する、囲碁の対局システムである。
対局者の間に段級位がある場合、通常、置碁と呼ばれるハンディキャップをつけるが、それをつけるかつけないかは任意である。そこで仮に置碁をしなかった場合には、当該対局者同士には実力差があることから、そのままポイントを加減算することは好ましくない。そこで本発明のように調整率を加味したポイントとすることで、ユーザビリティを向上させることとなる。
請求項4の発明において、前記基本ポイントは、対局者の対局数に応じて複数設定されており、前記対局者情報記憶手段は、更に、前記対局者の対局数を記憶しており、前記ポイント演算処理手段は、前記ポイントの演算の際に、更に前記第1の対局者及び第2の対局者の対局数を前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段から抽出し、前記対局数に応じた基本ポイントで前記増減ポイントを演算する、囲碁の対局システムである。
本発明のように、基本ポイントは更に対局数に応じて変化するように構成しても良い。対局数が少ない場合にはポイントをより正確に反映させる為である。
請求項5の発明において、前記ポイント演算処理手段による勝敗による前記増減ポイントの演算と、前記ポイント通知処理手段による各対局者端末に通知する処理は、前記第1の対局者と前記第2の対局者の対局前に行われる、囲碁の対局システムである。
このように対局前に勝敗時のポイント等を通知することによって、対局者に緊張感、期待感を抱かせることが出来、娯楽性を向上させることが出来る。
本発明の囲碁の対局システムによって、対局者のポイントが昇段(昇級)・降段(降級)ポイントを挟んで短期間に頻繁に上下することなく、従って、段級位の頻繁な上下を防ぐことが出来、ユーザビリティを向上させることが出来る。
そして、段級位によるハンディキャップという囲碁ならではの特徴を加味した対局システムとなり、その対局の楽しみを従来よりも向上させることが出来る。
本発明の囲碁の対局システムのシステム構成の一例を示す図である。 囲碁の対局システムを実行するコンピュータ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の処理プロセスの一例を示すフローチャートである。 本発明の処理プロセスの一例を示すフローチャートである。 対局者情報記憶手段の概念図である。 段級位情報記憶手段の概念図である。 ログイン後に表示される画面の一例である。 対局システムにアクセスしている対局待ちの一覧の画面の一例である。 対局者が申込をした時に、申込をした相手の対局者に表示される画面の一例である。 対局の申込をした時に、相手の対局者が対局を辞退した場合に表示される画面の一例である。 囲碁の対局画面の一例である。 事前通知の画面の一例である。 昇段ポイントと降段ポイントが異なることを示す概念図である。 調整率を示す概念図である。 対局数が少ない場合の基本ポイントの概念図である。 昇段ポイントと降段ポイントが同じである従来の対局システムを示す概念図である。
符号の説明
1:囲碁の対局システム
2:対局処理手段
3:ポイント演算処理手段
4:ポイント通知処理手段
5:ポイント更新処理手段
6:段級位更新処理手段
7:段級位通知処理手段
8:対局者情報記憶手段
9:段級位情報記憶手段
10:対局者端末
11:ネットワーク
20:入力装置
21:出力装置
22:通信装置
23:演算処理装置
24:記憶装置
本発明の囲碁の対局システム1(以下、対局システム1)のシステム構成の一例を図1及び図2に示す。図1は対局システム1の機能概要を示した図であり、図2は対局システム1を実行するコンピュータ端末のハードウェア構成図を示す。
対局システム1は、各対局者が利用するコンピュータ端末とネットワーク11を介してデータの送受信が可能なコンピュータ端末上で機能する。対局システム1を実行するコンピュータ端末は、主としてサーバであることが好ましいが、それに限定されるものではない。本明細書でコンピュータ端末にはサーバも含まれる。このコンピュータ端末は、図2に示すように入力装置20、出力装置21、通信装置22、演算処理装置23、記憶装置24を有している。
入力装置20は、コンピュータ端末にデータを入力するキーボードやマウスなどが該当する。出力装置21は、コンピュータ端末の演算処理結果などを表示するディスプレイ、プリンタ、スピーカーなどの出力装置21が該当する。通信装置22はネットワーク11を介して対局者端末10とデータの送受信を行う装置であり、演算処理装置23はプログラムの演算処理を実行する装置であり、CPUやレジスタ等が該当する。また記憶装置24はプログラムで用いるデータ、或いはプログラム自身を記憶する装置であって、RAM、ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等が該当する。
本発明の対局システム1を実現するプログラム(囲碁の対局プログラム)が演算処理装置23に読み込まれることによって、図1に示す各手段の演算処理が演算処理装置23で実行され、本発明の対局システム1をコンピュータ端末で実現する。また記憶装置24には対局システム1で用いる各記憶手段のデータをデータベースやデータファイル等の各種の保存形式により記憶している。
対局システム1は、対局処理手段2とポイント演算処理手段3とポイント通知処理手段4とポイント更新処理手段5と段級位更新処理手段6と段級位通知処理手段7と対局者情報記憶手段8と段級位情報記憶手段9とを有している。
対局処理手段2は、対局者の間での囲碁の対局を実行する手段であり、具体的には各対局者端末10から対局システム1へのログイン管理、ある対局者端末10(対局者Aの対局者端末10)から対局の申込を受信し、それを相手方の対局者端末10(対局者Bの対局者端末10)に対して送信し、対局者Bの対局者端末10から対局の受諾通知を受信すればその結果を更に対局者Aの対局者端末10に送信して、対局者A及び対局者Bの対局者端末10間でネットワーク11を介して囲碁の対局処理を実現する。また対局者Bの対局者端末10から対局の拒否通知を受信すればその結果を更に対局者Aの対局者端末10に対して送信する。
囲碁の対局処理は、公知のネットワーク11を介した囲碁の対局システム1を用いることが出来、一方の対局者端末10から受信した手の情報を受信し、それを相手の対局者端末10に対して送信することで、仮想の碁盤上に相互の手を反映し、ネットワーク11を介した囲碁の対局が行える。
ポイント演算処理手段3は、対局者が相手の対局者と対局した場合に、どれだけポイントが増加するか、或いは減少するかの変化を演算する手段である。ポイントの演算は、当該対局者の対局数、相手の対局者の過去の対局数に依存する。例えば過去の対局数が1〜50局の場合には±150ポイント、51〜100局の場合には±120ポイント、101局以上の場合には±100ポイントの増減となる。つまり、対局に勝った場合には対局数に応じた所定ポイントが対局前のポイントに加算され、対局に負けた場合には対局数に応じた所定ポイントが対局前のポイントから減算される。尚、対局数が少ない場合、例えば1〜20局などの場合には実力の判定等が正確に行われない場合もある為、所定のポイントを加減算する他、任意の計算式により演算しても良い。
上述のポイントは同じ段級位の相手と対局した場合であり、更に相手の段級位に差があり、且つ置碁のようなハンディキャップを行わない場合には、加減算するポイントを更に調整しても良い。例えば段位差がない場合には調整率±0%(調整なし)、段級位差が1段(級)の場合には調整率±16%、段級位差が2段(級)の場合には±28%、段級位差が3段(級)の場合には調整率±36%のように、そのポイントに調整率を乗算する。ここで調整率は、上位の対局者が下位の対局者に勝った場合には調整率をマイナスとし、本来得られるポイント(基本ポイント)から所定の調整率を減算したパーセンテージで乗算する。また下位の対局者が上位の対局者に勝った場合には調整率をプラスとし、本来得られるポイント(基本ポイント)から所定の調整率を加算したパーセンテージで乗算する。
例えば対局者双方の対局数が共に101局以上で段級位差が1段がある場合に、下位の対局者が上位の対局者に勝った場合、下位の対局者には116ポイント(100×(1+0.16))が加算される(負けた上位の対局者はそのまま所定ポイントの100ポイントの減算であっても良いし、100ポイントに調整率16%で乗算した116ポイントの減算としても良い)。また対局者双方の対局数が共に101局以上で段級位差が2段がある場合に、上位の対局者が下位の対局者に勝った場合、上位の対局者には72ポイント(100×(1−0.28))が加算される(負けた下位の対局者はそのまま所定ポイントの100ポイントの減算であっても良いし、100ポイントに調整率28%で乗算した72ポイントの減算としても良い)。調整率の概念図を図14に示す。
このように段級位差に応じて加減算されるポイントを変動させることによって、段級位差がある場合にも、双方緊張感を持って対局が行える。尚、このような調整率に応じて変化させる為の基本となるポイント(基本ポイント)は、対局システム1を運営する運営者によって予め設定されており、記憶装置24に記憶されている。この設定は、入力装置20から運営者が入力をすることによって行える。
ポイント通知処理手段4は、ポイント演算処理手段3で算出した、対局者が相手の対局者と対局した場合の増減ポイントと、当該対局者の昇段(昇級)ポイントと降段(降級)ポイントとを、ポイント演算処理手段3から受け取り、各対局者の対局者端末10に通知をする手段である。この通知は、対局前に行われると良い。対局前に通知をすることによって、対局者のやる気を喚起させることが出来るからである。尚、本明細書で昇段(昇級)ポイント、降段(降級)ポイントとは、そこで指定されたポイントと同じ又は大きくなれば昇段(昇級)する基準のポイント、降段(降級)ポイントとは、そこで指定されたポイントと同じ又は小さくなれば降段(降級)する基準のポイントを意味する。
ポイント更新処理手段5は、各対局者の対局が終了後、対局処理手段2からその勝敗の結果を受け取り、その結果に応じてポイント演算処理手段3で演算したポイントを各対局者毎に増減して、新たなポイントとして対局者情報記憶手段8に記憶する手段である。
段級位更新処理手段6は、各対局者の対局が終了後、対局処理手段2からその勝敗の結果を受け取り、その結果に応じてポイント更新処理手段5で更新された対局者のポイントと、段級位情報記憶手段9に記憶する昇段(昇級)ポイント、降段(降級)ポイントとを照合し、勝者が昇段(昇級)ポイントを上回っていれば、当該対局者の段級位を新たな段級位に更新して対局者情報記憶手段8に記憶し、敗者が降段(降級)ポイントを下回っていれば、当該対局者の段級位を新たな段級位に更新して対局者情報記憶手段8に記憶する手段である。
段級位通知処理手段7は、段級位更新処理手段6で対局者の段級位が更新された場合に更新結果を受け取り、その対局者の対局者端末10に、新たな段級位の通知を送信する手段である。
対局者情報記憶手段8は、対局者の属性情報(氏名等の識別情報、住所、連絡先、電子メールアドレス、性別、年齢等)、段級位、ポイント、過去の対局数、勝ち数、負け数とを記憶する手段である。図5に対局者情報記憶手段8の概念図を示す。
段級位情報記憶手段9は、段級位毎の昇段(昇級)ポイント、降段(降級)ポイントを記憶する手段である。図6に段級位情報記憶手段9の概念図を示す。尚、降段(降級)ポイントは、同じ段級位の昇段(昇級)ポイントよりも所定のポイントだけ小さいポイントである。所定のポイントとは、ポイントの最小単位(ポイントの演算処理の対象となる最小単位。最小単位が整数の場合には1が1単位、最小単位が小数第1位までの場合には0.1が1単位となる)で2単位以上のポイントを指している。従って、昇段(昇級)ポイントと降段(降級)ポイントとは、同一のポイントではなく且つポイントの最小単位で隣り合わないように設定されている。ポイントが整数で表される場合、昇段(昇級)ポイントと降段(降級)ポイントとは2ポイント以上離れており、昇段(昇級)ポイントが10,000の場合、降段(降級)ポイントは9,998以下となる。
本発明に於ける各手段は、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。又記憶手段に於けるデータの記憶形式には様々な形式を用いることが出来、データベースやデータファイルなどがその一例である。
次に本発明の対局システム1の処理プロセスの一例を図3及び図4のフローチャート、図1及び図2のシステム構成図を用いて説明する。尚、本実施例では、対局者Aと対局者Bとが対局をする場合であって、対局者は図5に示す状態の場合を説明する。また本実施例では各対局者が段位を所持している場合を説明するが、級位であってもその処理は同様に実現できる。尚、図3及び図4のフローチャートで破線となっている処理は、いずれか一方の処理が行われることを意味している。
対局者A、対局者Bは、共に各々の対局者端末10から所定の操作を行うことにより、ネットワーク11を介して対局システム1にアクセスし、IDやパスワードなどの認証情報を入力することで、ログイン要求を送信する。この際に認証情報が各々の対局者端末10から送信される。
このログイン要求と認証情報とを通信装置22を介して受信した対局処理手段2は、受信した認証情報と対局者情報記憶手段8に記憶する認証情報とを照合し、一致する場合にはログインを許可し、不一致の場合には再入力の指示を送信する。このようにして各対局者は、ログイン処理を行う(S100、S110)。
各対局者端末10では対局システム1にログイン後、図7に示すような画面が表示され、そこから「対局」を選択することによって、現在、対局システム1にアクセスしている対局待ちの一覧が表示される。この画面を図8に示す。対局者(ここでは対局者Aとする)は対局を希望する相手(ここでは対局者Bとする)を選択し、図8の「申込」ボタンを押下することによって、対局者端末10Aからネットワーク11を介して対局システム1に対局の申込を送信する(S120)。
対局者端末10Aからの対局の申込は、通信装置22を介して対局処理手段2で受信し、対局処理手段2は、対局の申込があったことを対局者端末10Bに通信装置22を介して送信する(S130)。この際には、対局申込をした対局者Aの識別情報(ハンドルネームなど)や段級位、過去の対局数等の情報を対局者情報記憶手段8から抽出し、それらをあわせて送信すると良い。対局システム1から受信した対局の申込を対局者端末10Bで受信すると、図9に示す所定の表示がなされ、これによって対局者Bは自分に申込が為されたことを把握する。そして対局者Bはその申込を受諾するかを検討し(S150)、辞退する場合には、図9から「辞退」ボタンを押下することにより、その通知が対局者端末10Bから対局システム1にネットワーク11を介して送信される(S160)。
対局者端末10Bから送信された「辞退」の通知を、通信装置22を介して受信した対局処理手段2は、その通知を更に、対局の申込を行った対局者Aの対局者端末10Aに通信装置22を介して送信する(S170)。対局システム1から送信された「辞退」の通知を対局者端末10Aで受信すると、図10に示す画面が対局者端末10Aで表示される(S180)。これにより対局の申込が断られたことを対局者Aは把握するので、再度他の対局者を探す(S190)。
一方、S150の検討の結果、対局者Bが対局の申込を受諾する場合には、図9から「受諾」のボタンを押下することにより、その通知が対局者端末10Bから対局システム1にネットワーク11を介して送信される(S200)。
対局者端末10から送信された「受諾」の通知を、通信装置22を介して受信した対局処理手段2は、その通知を更に、対局の申込を行った対局者Aの対局者端末10Aに通信装置22を介して送信する(S210)。対局システム1から送信された「受諾」の通知を対局者端末10Aで受信すると、図11に示す対局の画面が対局者端末10Aで表示される(S220)。尚、この際にあわせて対局者端末10Bの画面でも図11に示す対局の画面が表示される。
対局処理手段2が「受諾」の通知を対局者端末10Bから受信すると(S210)、ポイント演算処理手段3は、対局者A及び対局者Bが対局を行った場合の勝敗時に、各々のポイントがどれだけ増減するかを対局者情報記憶手段8に基づいて演算する(S230)。
具体的には、まずポイント演算処理手段3は、対局者A及び対局者Bの段級位、ポイント、対局数を対局者情報記憶手段8より抽出する。そして対局者A及び対局者Bは共に二段であり、その対局数も101局以上なので、調整率は±0%(調整なし)となる。そこで、対局者Aが勝った場合には対局者Aの現在のポイント(26750)に100を加算し26850ポイント、対局者Aが負けた場合には対局者Aの現在のポイント(26750)から100を減算し26650ポイント、対局者Bが勝った場合には対局者Bの現在のポイント(24450)に100を加算し24550ポイント、対局者Bが負けた場合には対局者Bの現在のポイント(24450)から100を減算し24350ポイント、に各々なることを演算する。尚、勝った場合に加算されるポイントと負けた場合に減算されるポイントは同じポイントであっても良いし、異なるポイントであっても良い。また100ポイントは一例であり、これに限定されるものではない。
ポイント演算処理手段3は、更に、段級位情報記憶手段9から対局者の該当する段級位の一つ上の段級位の昇段ポイント、該当する段級位の降段ポイントを抽出し、昇段まで何ポイントか、降段まで何ポイントか、を更に演算する。対局者A及び対局者Bは共に二段なので、ポイント演算処理手段3は、段級位情報記憶手段9から二段より一つ上の段級位(三段)の昇段ポイント(26800)と、二段の降段ポイント(24400)とを抽出し、現在のポイントと比較し、演算をする。
そうすると対局者Aの場合、三段への昇段ポイントへは50ポイント(一つ上の昇段ポイント−現在のポイント)、二段からの降段ポイントへは2350ポイント(現在のポイント−現在の段位の降段ポイント)であることを演算する。そしてS230で勝った場合のポイントと更に比較すると、勝った場合のポイント>一つ上の段位(三段)の昇段ポイントなので、勝てば三段に昇段することが、ポイント演算処理手段3は判定できる。
また対局者Bの場合、三段への昇段ポイントへは2350ポイント、二段からの降段ポイントへは50ポイントであることを演算する。そしてS230で負けた場合のポイントと更に比較すると、負けた場合のポイント<現在の段位(二段)の降段ポイントなので、負ければ初段に降段することが、ポイント演算処理手段3は判定できる。
ポイント演算処理手段3がこのようにして演算した増減ポイント、現在のポイント、昇段ポイント、降段ポイント、昇段或いは降段する場合にはその旨を、ポイント通知処理手段4が各対局者端末10(対局者端末10A、対局者端末10B)に通信装置22を介して送信する(S240)。従って、対局者端末10Aには、現在のポイントとして26750、勝った場合のポイントとして100ポイントが加算されること、負けた場合のポイントとして100ポイントが減算されること、勝った場合のポイントとして26850、負けた場合のポイントとして26650、三段の昇段ポイント26800、二段からの降段ポイント24400とを通知し、更に、勝った場合には三段に昇段する旨の通知が送信される。また対局者端末10Bには、現在のポイントとして24450、勝った場合のポイントとして100ポイントが加算されること、負けた場合のポイントとして100ポイントが減算されること、勝った場合のポイントとして24550、負けた場合のポイントとして24350とを通知し、更に負けた場合には二段から降段する(即ち初段に降段する)旨の通知が送信される。
これらの通知を対局者端末10A、対局者端末10Bでネットワーク11を介して受信し(S250)、その通知が対局者端末10A、対局者端末10Bの画面で表示される(S260)。この画面を図12に示す。図12(a)が対局者Aへの事前通知、図12(b)が対局者Bへの事前通知である。このように対局前に、勝敗時のポイント等を通知することで、対局者に対して昇段への期待感、降段への緊張感を持たすことが出来、対局を充実させることとなる。
図12に示した画面を対局者端末10A及び対局者端末10Bで表示後、対局者Aと対局者Bは、図11に示した対局の画面で、従来のように囲碁の対局を行う(S270)。この対局の処理は対局処理手段2が実現するが、従来と同様に実現できる。
対局者Aと対局者Bとの対局が終了すると(S280)、その勝敗に応じて、S230でポイント演算処理手段3が演算したポイントを、ポイント更新処理手段5が、対局者情報記憶手段8に記憶する現在のポイントに加減算することにより、新たなポイントに更新する(S290)。例えば対局者Aが勝った場合、対局者Aにはポイントは100ポイントが加算されるので、対局者情報記憶手段8の対局者Aのポイントを26850ポイントに更新して記憶する。この場合、対局者Bは負けたこととなるので、対局者Bにはポイントが100ポイント減算される。従って対局者情報記憶手段8の対局者Bのポイントを24350ポイントに更新して記憶する。
一方、対局者Aが負けた場合、対局者Aにはポイントが100ポイント減算されるので、対局者情報記憶手段8の対局者Aのポイントを26650ポイントに更新して記憶する。この場合、対局者Bは勝ったこととなるので、対局者Bにはポイントが100ポイント加算される。従って対局者情報記憶手段8の対局者Aのポイントを24550ポイントに更新して記憶する。
このようにして新たなポイントが更新されると、段級位更新処理手段6は、対局者情報記憶手段8に記憶された更新後のポイントと、段級位情報記憶手段9に記憶した昇段ポイント・降段ポイントとを照合し(S300)、段級位に変更がないかを判定する。
ここで対局者Aが勝った場合、対局者Aの更新されたポイントは26850ポイントなので、現在の段位よりも一つ上の段位(三段)の昇段ポイントと照合すると、更新されたポイント(26850)>一つ上の段位の昇段ポイント(26800)となっていることから、対局者Aは三段に昇段することを段級位更新処理手段6は判定できる。従って段級位更新処理手段6は、対局者情報記憶手段8の対局者Aの段級位を二段から三段に更新する。またこの場合は対局者Bが負けた場合なので、対局者Bの更新されたポイントは24350ポイントである。そして現在の段位の降段ポイントと照合すると、更新されたポイント(24350)<現在の段位の降段ポイント(24400)となっていることから、対局者Bは二段から降段することを段級位更新処理手段6は判定できる。従って段級位更新処理手段6は、対局者情報記憶手段8の対局者Bの段級位を二段から初段に更新する。
一方、対局者Aが負けた場合、対局者Aの更新されたポイントは26650ポイントなので、現在の段位よりも現在の段位(二段)の降段ポイントと照合すると、更新されたポイント(26650)>現在の段位の昇段ポイント(24400)となっていることから、対局者Aの段位に変更はないことを段級位更新処理手段6は判定できる。またこの場合は対局者Bが勝った場合なので、対局者Bの更新されたポイントは24550ポイントである。そして現在の段位よりも一つ上の段位(三段)の昇段ポイントと照合すると、更新されたポイント(24550)<一つ上の段位の昇段ポイント(26800)となっていることから、対局者Bの段位に変更はないことを段級位更新処理手段6は判定できる。
このように勝った対局者については、更新されたポイントと一つ上の段位の昇段ポイントとを段級位更新処理手段6が照合し、更新されたポイントが一つ上の段位の昇段ポイント以上であれば、勝った対局者の段位を一つ上の段位に更新して対局者情報記憶手段8に記憶する。また負けた対局者については、更新されたポイントと現在の段位の降段ポイントとを段級位更新処理手段6が照合し、更新されたポイントが降段ポイント未満(以下であっても良い)であれば、負けた対局者の段位を一つ下の段位に更新して対局者情報記憶手段8に記憶する。それ以外の場合には段位の更新は行わない。
このように昇段ポイントと降段ポイントとを同一とするのではなく、昇段ポイントと降段ポイントとの間に幅を設けることによって、従来のように段級位が簡単に上下することを防ぐことが出来る。また囲碁の場合、その段級位差がそのままハンディキャップにつながるので、段級位は将棋やチェスなどよりも正確に実力を反映させることが望まれる。従来では昇段ポイントと降段ポイントが同一であることから段級位が簡単に上下することとなり、ハンディキャップの正確性に難があったが、本発明のように異なるポイントとすることで、昇段したすぐに負けたとしてもすぐには降段しないので実力をより正確反映することとなる。
このように昇段ポイントと降段ポイントが異なる本発明の概念図を図13に示す。
S300で昇段ポイント・降段ポイントを段級位更新処理手段6が判定すると、更新されたポイントが昇段ポイントより上にある、勝った対局者の対局者端末10に対して、新たな段級位に更新されたことを段級位通知処理手段7が通信装置22を介して送信する(S310、S320)。この通知は勝った対局者の対局者端末10で受信し(S330)、新たな段級位をその画面で表示する(S340)。
また昇段ポイント・降段ポイントを段級位更新処理手段6が判定すると、更新されたポイントが降段ポイントより下にある、負けた対局者の対局者端末10に対して、新たな段級位に更新されたことを段級位通知処理手段7が通信装置22を介して送信する(S350、S360)。この通知は負けた対局者の対局者端末10で受信し(S370)、新たな段級位をその画面で表示する(S380)。
以上のような処理をすることで本発明の対局システム1が実現される。
尚、上述のS230のポイント演算処理手段3では同じ段級位の対局者同士の場合を説明したが、例えば対局者Aと対局者Cとが対局した場合には、異なる段級位となる。従って図14に示す調整率が更に演算の要素となる。
具体的には、まずポイント演算処理手段3は、対局者A及び対局者Cの段級位、ポイント、対局数を対局者情報記憶手段8より抽出する。そして対局者Aは二段、対局者Cは四段であり、その対局数も101局以上なので、段位差が二段あることから調整率として±28%が働く。そこで対局者Aが勝った場合には対局者Aの現在のポイント(26750)に128(=100×(1+0.28))を加算し26878ポイント、対局者Aが負けた場合には対局者Aの現在のポイント(26750)から78(=100×(1−0.28))を減算し26672ポイント、対局者Cが勝った場合には対局者Cの現在のポイント(29500)に78(=100×(1−0.28))を減算し29578ポイント、対局者Cが負けた場合には対局者Cの現在のポイント(29500)から128(=100×(1+0.28))を減算し29372ポイント、に各々なることを演算する。
つまり段位が下の対局者が上の対局者に勝った場合、基本のポイントに調整率分のポイントを加算したポイントを現在のポイントに加算することとし、下の対局者が上の対局者に負けた場合、基本のポイントから調整率分のポイントを減算したポイントを現在のポイントから減算することとする。また段位が上の対局者が下の対局者に勝った場合、基本のポイントから調整率分のポイントを減算したポイントを現在のポイントに加算することとし、上の対局者が下の対局者に負けた場合、基本のポイントから調整率分のポイントを加算したポイントを現在のポイントから減算することとする。
通常は段位が上の対局者が段位の下の対局者に勝つ可能性が高い。そこでこのように調整率を加味することで、段位が下の者が勝てば、いわば金星としてボーナスとして調整率分のポイントを基本のポイントに加算し、段位が下の者が負けたとしても、それは通常であるから、調整率分のポイントを基本のポイントから減算する。更に段位が上の者が勝ったとしても、それは通常であるから調整率分のポイントを基本のポイントから減算し、段位が上の者が負けた場合は、いわばペナルティーとして調整率分のポイントを基本のポイントに加算する。このように構成することで、例え段位差があったとしてもお互いに緊張感、期待感を持って対局することが出来る。
尚、対局数が少ない場合には図15に示すように基本ポイント自体を上下させると良い。
またこのように調整率を付加する場合には、対局者の段位差が開いている場合であって、且つハンディキャップをつけない場合(置碁をしない場合)に用いると良い。置碁をすれば、もともと対局に於いてハンディキャップが付いているので、対局の結果のポイントを調整する必要がないと考えられるからである。
本発明の囲碁の対局システム1によって、対局者のポイントが昇段(昇級)・降段(降級)ポイントを挟んで短期間に頻繁に上下することなく、従って、段級位の頻繁な上下を防ぐことが出来、ユーザビリティを向上させることが出来る。
そして、段級位によるハンディキャップという囲碁ならではの特徴を加味した対局システム1となり、その対局の楽しみを従来よりも向上させることが出来る。

Claims (5)

  1. 第1の対局者が利用する第1の対局者端末と第2の対局者が利用する第2の対局者端末との間で機能し、ネットワークを介して囲碁の対局を行わせるコンピュータ端末である囲碁の対局システムであって、
    前記コンピュータ端末は、演算処理装置と記憶装置と通信装置とを少なくとも有しており、
    前記記憶装置には、
    各対局者の段級位と現在のポイントとを記憶している対局者情報記憶手段と、
    各段級位の昇段・昇級ポイントと降段・降級ポイントとを記憶している段級位情報記憶手段と、を備え、
    前記段級位情報記憶手段における前記降段・降級ポイントは、同じ段級位の昇段・昇級ポイントより所定のポイントだけ小さく設定されて記憶されており、
    前記演算処理装置には、
    一方の対局者がその対局者端末において入力した手の情報を前記通信装置により前記ネットワークを介して受信し、受信した手の情報を他方の対局者端末に前記通信装置により前記ネットワークを介して送信することによって、前記第1の対局者端末と前記第2の対局者端末との間で前記通信装置により前記ネットワークを介して囲碁の対局処理を行う対局処理手段と、
    前記対局の勝敗により、第1の対局者及び第2の対局者のポイントがどれだけ変化するかを示す増減ポイントを、予め設定した基本ポイントに基づいて演算するポイント演算処理手段と、
    前記ポイント演算処理手段で演算した前記増減ポイントを前記第1の対局者端末及び第2の対局者端末に、前記通信装置を介して通知するポイント通知処理手段と、
    前記記憶装置における対局者情報記憶手段に記憶する前記第1の対局者及び前記第2の対局者の現在のポイントを抽出し、抽出した現在のポイントに、前記対局処理手段での対局の勝敗結果に応じて、前記ポイント演算処理手段で演算した前記増減ポイントを演算処理することにより、新たな現在のポイントとして前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段に記憶するポイント更新処理手段と、
    前記対局に於ける勝者の段級位より一つ上の段級位の昇段・昇級ポイントと前記対局に於ける敗者の段級位の降段・降級ポイントとを前記記憶装置における前記段級位情報記憶手段から抽出し、前記勝者の更新後のポイントと前記抽出した昇段・昇級ポイントとを比較し、更新後のポイントが昇段・昇級の基準を満たしていれば、前記勝者の段級位を一つ上の段級位で更新して前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段に記憶し、前記敗者の更新後のポイントと前記抽出した降段・降級ポイントとを比較し、更新後のポイントが前記降段・降級の基準を満たしていれば、前記敗者の段級位を一つ下の段級位で更新して前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段に記憶する段級位更新処理手段と、を備える、
    ことを特徴とする囲碁の対局システム。
  2. 第1の対局者が利用する第1の対局者端末と第2の対局者が利用する第2の対局者端末との間で機能し、ネットワークを介して囲碁の対局を行わせるコンピュータ端末である囲碁の対局システムであって、
    前記コンピュータ端末は、演算処理装置と記憶装置と通信装置とを少なくとも有しており、
    前記記憶装置には、
    各対局者の段級位と現在のポイントとを記憶している対局者情報記憶手段と、
    各段級位の昇段・昇級ポイントと降段・降級ポイントとを記憶している段級位情報記憶手段と、を備え、
    前記段級位情報記憶手段における前記降段・降級ポイントは、同じ段級位の昇段・昇級ポイントより所定のポイントだけ小さく設定されて記憶されており、
    前記演算処理装置には、
    一方の対局者がその対局者端末において入力した手の情報を前記通信装置により前記ネットワークを介して受信し、受信した手の情報を他方の対局者端末に前記通信装置により前記ネットワークを介して送信することによって、前記第1の対局者端末と前記第2の対局者端末との間で前記通信装置により前記ネットワークを介して囲碁の対局処理を行う対局処理手段と、
    前記対局の勝敗により、第1の対局者及び第2の対局者のポイントがどれだけ増減するかを示す増減ポイントを、予め設定した基本ポイントに基づいて演算するポイント演算処理手段と、
    前記ポイント演算処理手段で演算した前記増減ポイントを前記第1の対局者端末及び第2の対局者端末に、前記通信装置を介して通知するポイント通知処理手段と、
    前記記憶装置における対局者情報記憶手段に記憶する前記第1の対局者及び前記第2の対局者の現在のポイントを抽出し、抽出した現在のポイントに、前記ポイント演算処理手段で演算した前記増減ポイントを加減算することにより、新たな現在のポイントとして前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段に記憶するポイント更新処理手段と、
    前記対局に於ける勝者の段級位より一つ上の段級位の昇段・昇級ポイントと前記対局に於ける敗者の段級位の降段・降級ポイントとを前記記憶装置における前記段級位情報記憶手段から抽出し、前記勝者の更新後のポイントと前記抽出した昇段・昇級ポイントとを比較し、更新後のポイントが前記昇段・昇級ポイントと同じ又は大きければ、前記勝者の段級位を一つ上の段級位で更新して前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段に記憶し、前記敗者の更新後のポイントと前記抽出した降段・降級ポイントとを比較し、更新後のポイントが前記降段・降級ポイントと同じ又は小さければ、前記敗者の段級位を一つ下の段級位で更新して前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段に記憶する段級位更新処理手段と、
    前記段級位更新処理手段で段級位の更新が為された場合に、その対局者が利用する対局者端末に対して段級位が変更されたことを前記通信装置を介して通知する段級位通知処理手段と、を備える、
    ことを特徴とする囲碁の対局システム。
  3. 前記ポイント演算処理手段は、
    前記第1の対局者及び第2の対局者の段級位と現在のポイントとを前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段から抽出し、
    前記第1の対局者及び第2の対局者の段級位を比較し、
    段級位が同じ場合には、前記現在のポイントに前記基本ポイントを加算することで前記第1の対局者及び第2の対局者の勝った時のポイントを演算し、前記現在のポイントから前記基本ポイントを減算することで前記第1の対局者及び第2の対局者の負けた時のポイントを演算し、
    段級位が異なる場合には、前記基本ポイントから予め設定された調整率の相当するポイントを減算したポイントを、前記現在のポイントに加算することで前記対局者のうち上位の対局者が勝った時のポイントを演算し、前記基本ポイントに前記調整率の相当するポイントを加算したポイントを、前記現在のポイントに加算することで前記対局者のうち下位の対局者が勝った時のポイントを演算し、前記基本ポイントに前記調整率の相当するポイントを加算したポイントを、前記現在のポイントから減算することで前記対局者のうち上位の対局者が負けた時のポイントを演算し、前記基本ポイントから前記調整率の相当するポイントを減算したポイントを、前記現在のポイントから減算することで前記対局者のうち下位の対局者が負けた時のポイントを演算する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の囲碁の対局システム。
  4. 前記基本ポイントは、対局者の対局数に応じて複数設定されており、
    前記対局者情報記憶手段は、更に、前記対局者の対局数を記憶しており、
    前記ポイント演算処理手段は、
    前記ポイントの演算の際に、更に前記第1の対局者及び第2の対局者の対局数を前記記憶装置における前記対局者情報記憶手段から抽出し、前記対局数に応じた基本ポイントで前記増減ポイントを演算する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の囲碁の対局システム。
  5. 前記ポイント演算処理手段による勝敗による前記増減ポイントの演算と、前記ポイント通知処理手段による各対局者端末に通知する処理は、前記第1の対局者と前記第2の対局者の対局前に行われる、
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の囲碁の対局システム。
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