JP3991252B2 - パルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置 - Google Patents
パルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3991252B2 JP3991252B2 JP34585198A JP34585198A JP3991252B2 JP 3991252 B2 JP3991252 B2 JP 3991252B2 JP 34585198 A JP34585198 A JP 34585198A JP 34585198 A JP34585198 A JP 34585198A JP 3991252 B2 JP3991252 B2 JP 3991252B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- exhaust gas
- electrode
- pulse
- discharge electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、放電電極と接地電極との間に排ガスを通流し、前記両電極間にパルス電源からパルス電圧を印加することにより放電を起こし、この放電の作用により排ガス中の有機物を分解するパルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ゴミ焼却場から排出されるダイオキシンに代表されるように、排ガス中に含まれる有機物による環境汚染が問題となっている。
【0003】
排ガス中の有機物を処理する方法として、排ガス中で放電を起こし、この放電の作用で有機物を分解する方法が知られている。
【0004】
放電による有機物の分解プロセスは以下のように考えられる。まず、放電によって生じた電子が電界によって加速され、高いエネルギーを持つようになる。その後、下記の二つのプロセスによって有機物が分解される。
(1)高速の放電電子が酸素分子に衝突して酸素分子を解離し、解離によって生じた 酸素ラジカルが有機物を酸化分解する。
(2)高速の放電電子が有機物と衝突することによって、有機物を分解する。放電による排ガス処理方式には、無声放電方式や沿面放電方式など種々の方式があるが、その中の一つにパルスコロナ放電方式がある。
このパルスコロナ放電方式の排ガス処理方法および装置の従来例について、図4を用いて説明する。
【0005】
図4は同軸円筒型の電極構造を有するパルスコロナ放電式排ガス処理装置の概略構成図である。本装置は、パルス電源1と、同軸円筒型の放電反応容器2とからなり、この放電反応容器2は、外側に円筒状の接地電極5を備え、その中心部に棒状の放電電極6を備えている。外側の接地電極5には、排ガス流入孔3と排ガス流出孔4を設け、放電電極6と接地電極5との間に排ガスが通流されるように構成されている。棒状の放電電極6に、パルス電源1からパルス状の高電圧を印加すると、放電電極6と接地電極5との間でコロナ放電7が起こる。この放電の作用により排ガス中の有機物を分解する。
放電持続時間が長くなると、ガスの温度が上昇し放電電力が熱エネルギーとして外部に放出され、有機物の分解効率が悪化する。そこでパルスコロナ放電方式では、例えばパルス幅を1μs以下にすることにより、放電持続時間を短くし、ガス温度の上昇を押さえて分解効率を向上するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のパルスコロナ放電方式の排ガス処理装置では、副生成物として窒素酸化物(NOx)が生成されることが問題になっている。発生したNOxを除去するために有機物分解処理工程の後段に、更にNOx除去工程を設けるようなことも行われているが、装置が複雑になりコストの増大につながっている。
【0007】
ところで、従来のパルスコロナ放電方式において、NOxが発生しやすい理由は、以下のとおりである。
例えば、パルス幅1μs以下の短パルス電圧を印加して放電を起こす場合、直流電圧によって放電を起こすときと比較して、放電開始電圧が高くなることが知られている(この電圧上昇分を過電圧率という。)。これは短パルス電圧を印加した場合、電圧の時間変化が急峻なため、放電開始に十分な電圧が印加されてから実際に放電が開始するまでの時間的な遅れの間に、電極間の電圧が上昇してしまうために発生する現象である。
【0008】
この現象のため、パルスコロナ放電方式では放電空間の電界が、過電圧の分だけ強くなる。そして放電電子はより強い電界によって加速されるため、より高いエネルギーを持つようになる。この結果、パルスコロナ放電方式では他方式の放電による排ガス処理装置に比べてNOxが発生しやすくなっている。
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、NOxの発生を抑制可能なパルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明者等は放電によるNOxの生成プロセスに着目した。すなわち放電によるNOxの生成プロセスは下記のように考えられる。
(1)電界によって加速された放電電子が窒素分子に衝突して、窒素分子を解離する
(2)解離によって生じた窒素ラジカルが酸素と結合してNOxになる
NOxの発生プロセスの第1段階は、窒素分子を解離して窒素ラジカルを生じることである。つまり窒素分子の解離を抑制すれば、NOxの発生も抑制できる。
表1に各種の有機物、酸素、窒素の結合解離エネルギーを示す。
【0010】
【表1】
【0011】
表1に示すように、有機物の結合解離エネルギーはおよそ3〜5eVの範囲にある。また酸素の結合解離エネルギーは5.1eVである。これに対し窒素の結合解離エネルギーは9.8eVと他の結合解離エネルギーに比較して高い。このことから電子のエネルギーを低く押さえれば、有機物を分解しつつNOxの生成を抑制することが可能であることが分かる。
【0012】
かかる知見に基づき、この発明によれば、前述の課題を解決するため、平均電界強度15kV/cm以下で放電が開始されるようにパルス電圧印加前に予め排ガス中に電子を供給しておくこととする。放電が開始される平均電界強度としては、8kV/cm以上、15kV/cm以下が好適である。
【0013】
そこで、この発明の有機物分解装置としては、放電電極と接地電極との間に排ガスを通流し、前記両電極間にパルス電源からパルス電圧を印加することにより放電を起こし、この放電の作用により排ガス中の有機物を分解するパルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置において、平均電界強度8〜15 kV / cm で放電が開始されるようにパルス電圧印加前に予め排ガス中に電子を供給しておくための電子供給手段を備え、前記電子供給手段は、予備放電電極を有し、この予備放電電極とパルス電圧印加用の主放電電極との間で予備放電を発生させることにより電子を供給するものとし、さらに、前記パルス電源の出力を二つに分け、一方は前記予備放電電極に印加されるように接続してなり、他方は遅延回路を経て前記主放電電極に印加されるように接続してなり、予備放電発生後に主放電が発生するようにしてなるものとする(請求項1)。
【0014】
また、前記請求項1記載の装置は、パルス電源と、同軸円筒型の放電反応容器とからなり、前記放電反応容器は外側に円筒状の接地電極を備え、その中心部に棒状の放電電極を備え、前記放電電極と接地電極との間に排ガスを通流するように構成したものとする(請求項2)。
【0015】
さらに、前記請求項2記載の装置において、前記電子供給手段は、前記放電反応容器の中心に配設された主放電電極の表面に溝を設け、ここに予備放電用電極を配設してなり、この予備放電電極と前記主放電電極との間で予備放電を発生させることにより電子を供給するものとする(請求項3)。
【0016】
また、上記とは異なる有機物分解装置の発明としては、パルス電源を、直流の高電圧電源と、充電用コンデンサと、パルス調整用抵抗と、放電スイッチとから構成し、この放電スイッチの動作時に放電スイッチから放出される電磁波を放電電極に照射することによって放電電極から光電子を放出させ、平均電界強度8〜15 kV / cmで放電が開始されるようにパルス電圧印加前に予め排ガス中に電子を供給するようにしてなるものとする(請求項4)。
【0017】
また、前記請求項4記載の装置は、パルス電源と、同軸円筒型の放電反応容器とからなり、前記放電反応容器は外側に円筒状の接地電極を備え、その中心部に棒状の放電電極を備え、前記放電電極と接地電極との間に排ガスを通流するように構成したものとする(請求項5)。
【0018】
このように、この発明の装置では、パルス電圧を印加する直前に、電子供給手段によって放電空間に放電を開始させるための初期電子をあらかじめ供給することができるので、電圧印加と放電開始の時間的ずれが従来とくらべて少なくなる。このため過電圧に到る前のより低い電圧で放電が発生するので、放電電子のエネルギーが全体的に低くおさえられ、電子分布も前記窒素の結合解離エネルギーの9.8eV以下が主となって、NOxの発生を抑制することができる。
【0019】
次に、好適な平均電界強度の範囲について詳述する。
【0020】
図3は、酸素原子および窒素原子の生成効率と電解強度との関係を示す。有機物を分解処理するためには、前述のように、酸素原子の生成が不可欠であり、一方、NOxの発生を抑制するためには、窒素原子の生成効率が低い程、また窒素分子ガスの電離係数が小である程よい。酸素原子の生成のための電解強度の下限は、約8kV/cmであり、窒素原子の生成効率は、電解強度15kV/cm付近から急激に低下する。さらに窒素分子は、電解強度15kV/cm以下ではほとんど電離せず,酸素分子のみが電離する。以上の結果から、電解強度の上限は略15kV/cm、下限は略8kV/cmとするのが好適であることが判る。
【0021】
【発明の実施の形態】
図面に基づき、本発明の実施の形態について以下にのべる。
【0022】
図1(a)は、予備放電によって電子を供給するタイプの排ガス処理装置の実施例の概略図、図1(b)は放電反応器内部に設置された電極の断面図である。排ガス流入孔11および排ガス流出孔12を有する接地電極13を備える同軸円筒型の放電反応容器10の中心にある主放電電極15の表面に、溝15aを設け、ここに予備放電用電極14を配設する。パルス電源8の出力を二つに分け、一方はそのまま予備放電電極に、もう一方は遅延回路9を経てから主放電電極15に接続する。パルス電源8の出力は、予備放電電極に印加された後、電子の残存時間を考慮して、例えば1〜100ns遅れて主放電電極に印加されるように調整されている。
【0023】
予備放電電極14にパルス電圧が印加されることによって、まず予備放電電極14と主放電電極との間に予備放電が発生する。この予備放電によって主放電電極15の近傍に電子が供給される。その後、主放電電極15にパルス電圧が印加され、主放電電極15と接地電極13との間に主放電が発生する。この主放電によって排ガス中に含まれる有機物が分解される。
【0024】
予備放電によって平均電界強度8〜15 kV / cmで主放電が開始されるように予め電子が供給されるため、従来の方法に比較して放電開始電圧は低くなり、その結果NOxの発生が抑制される。
【0025】
次に、電子供給手段として電磁波照射手段を有する実施例について、以下に説明する。図2は放電スイッチからの電磁波の照射によって電子を供給するタイプの排ガス処理装置の実施例の概略図を示す。排ガス流入孔23および排ガス流出孔24を有する接地電極13ならびにガラス窓22を備える同軸円筒型の放電反応容器21に排ガスを流通し、放電を発生させて排ガス中の有機物を処理する。パルス電源は、直流の高電圧電源16と、充電用コンデンサ17と、パルス調整用抵抗18と、放電スイッチ19とからなり、直流の高電圧電源16により充電用コンデンサ17に高電圧を充電し、放電スイッチ19を作動させることにより、放電電極26に高電圧パルスを印加する構成になっている。
【0026】
放電スイッチ動作時には紫外線などの電磁波20が放射される。この電磁波20がガラス窓22を通して放電電極26に照射されるように配置する。
【0027】
充電コンデンサ17に十分な電圧を充電させた後、放電スイッチ19を作動すると、まず放電スイッチ19から放射した紫外線などの電磁波が放電電極26に照射され、光電子放出によって電子が供給される。この後、放電電極26に高電圧パルスが印加され接地電極25との間で主放電が発生し、この主放電の作用によって排ガス中の有機物を分解する。
【0028】
平均電界強度8〜15 kV / cmで主放電が開始されるように予め電子が供給されるため、従来の方法に比較して放電開始電圧は低くなり、その結果NOxの発生が抑制される。
【0029】
【発明の効果】
前述のように、従来のパルスコロナ放電方式では、放電が開始される前に電極間が過電圧となり、放電電子が強い電界によって加速されてより高いエネルギーを持つようになるため、NOxが発生しやすい問題があったが、この発明では、平均電界強度8〜15 kV / cmで放電が開始されるようパルス電圧印加前に予め排ガス中に電子を供給することができるので、NOxの発生を抑制可能なパルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置を提供することができる。また本発明によれば、放電開始電圧が従来より低くなるので、放電による消費電力を減少させる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の概略図を示し、図1(a)は、予備放電によって電子を供給するタイプの排ガス処理装置の実施例の概略図、図1(b)は放電反応器内部に設置された電極の断面図である。
【図2】 この発明の異なる実施例の概略図で、放電スイッチからの電磁波の照射によって電子を供給するタイプの排ガス処理装置の実施例の概略図である。
【図3】 酸素原子および窒素原子の生成効率と電解強度との関係を示す図である。
【図4】 同軸円筒型の電極構造を有する従来のパルスコロナ放電式排ガス処理装置の概略構成図である。
【符号の説明】
8:パルス電源、9:遅延回路、10,21:放電反応容器、13,25:接地電極、14:予備放電電極、15:主放電電極、15a:溝、16:高電圧電源、17:充電用コンデンサ、18:パルス調整用抵抗、19:放電スイッチ、20:電磁波、22:ガラス窓。
Claims (5)
- 放電電極と接地電極との間に排ガスを通流し、前記両電極間にパルス電源からパルス電圧を印加することにより放電を起こし、この放電の作用により排ガス中の有機物を分解するパルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置において、平均電界強度8〜15 kV / cmで放電が開始されるようにパルス電圧印加前に予め排ガス中に電子を供給しておくための電子供給手段を備え、前記電子供給手段は、予備放電電極を有し、この予備放電電極とパルス電圧印加用の主放電電極との間で予備放電を発生させることにより電子を供給するものとし、さらに、前記パルス電源の出力を二つに分け、一方は前記予備放電電極に印加されるように接続してなり、他方は遅延回路を経て前記主放電電極に印加されるように接続してなり、予備放電発生後に主放電が発生するようにしてなることを特徴とするパルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置。
- 請求項1記載の装置は、パルス電源と、同軸円筒型の放電反応容器とからなり、前記放電反応容器は外側に円筒状の接地電極を備え、その中心部に棒状の放電電極を備え、前記放電電極と接地電極との間に排ガスを通流するように構成したことを特徴とするパルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置。
- 請求項2記載の装置において、前記電子供給手段は、前記放電反応容器の中心に配設された主放電電極の表面に溝を設け、ここに予備放電用電極を配設してなり、この予備放電電極と前記主放電電極との間で予備放電を発生させることにより電子を供給するものとしたことを特徴とするパルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置。
- 放電電極と接地電極との間に排ガスを通流し、前記両電極間にパルス電源からパルス電圧を印加することにより放電を起こし、この放電の作用により排ガス中の有機物を分解するパルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置において、前記パルス電源は、直流の高電圧電源と、充電用コンデンサと、パルス調整用抵抗と、放電スイッチとからなり、この放電スイッチの動作時に放電スイッチから放出される電磁波を放電電極に照射することによって放電電極から光電子を放出させ、平均電界強度8〜15 kV / cmで放電が開始されるようにパルス電圧印加前に排ガス中に予め電子を供給するようにしてなることを特徴とするパルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置。
- 請求項4記載の装置は、パルス電源と、同軸円筒型の放電反応容器とからなり、前記放電反応容器は外側に円筒状の接地電極を備え、その中心部に棒状の放電電極を備え、前記放電電極と接地電極との間に排ガスを通流するように構成したことを特徴とするパルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34585198A JP3991252B2 (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | パルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34585198A JP3991252B2 (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | パルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000167336A JP2000167336A (ja) | 2000-06-20 |
JP3991252B2 true JP3991252B2 (ja) | 2007-10-17 |
Family
ID=18379426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34585198A Expired - Fee Related JP3991252B2 (ja) | 1998-12-04 | 1998-12-04 | パルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3991252B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4378592B2 (ja) * | 2000-11-13 | 2009-12-09 | 株式会社安川電機 | 放電発生装置の制御方法 |
JP2002153834A (ja) * | 2000-11-16 | 2002-05-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 灰・土壌の無害化処理方法び装置 |
JP3911625B2 (ja) * | 2002-02-14 | 2007-05-09 | 独立行政法人科学技術振興機構 | レーザー光照射による環境汚染ガスの処理方法 |
JP2009156063A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Toyota Industries Corp | 内燃機関の排ガス処理システム |
JP5246707B2 (ja) * | 2009-04-30 | 2013-07-24 | 明電T&D株式会社 | 高電圧パルス放電型脱臭装置 |
CN105080302A (zh) * | 2015-08-17 | 2015-11-25 | 杭州科瑞特环境技术有限公司 | 一种紫外光-等离子体协同降解有机废气装置及其方法 |
JP6782952B1 (ja) * | 2019-05-08 | 2020-11-11 | 株式会社クメタ製作所 | プラズマ生成装置 |
WO2020226086A1 (ja) * | 2019-05-08 | 2020-11-12 | 株式会社クメタ製作所 | プラズマ生成装置 |
-
1998
- 1998-12-04 JP JP34585198A patent/JP3991252B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000167336A (ja) | 2000-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6524538B2 (en) | Method and apparatus for plasma treatment of gas | |
Kogelschatz et al. | From ozone generators to flat television screens: history and future potential of dielectric-barrier discharges | |
JP3899597B2 (ja) | 大気圧プラズマ生成方法および装置並びに表面処理方法 | |
JP4322728B2 (ja) | 水処理システム | |
EP1177714B1 (en) | Method and apparatuses for plasma treatment | |
EP1441577A1 (en) | Plasma processing device and plasma processing method | |
US8591660B2 (en) | Method for the plasma cleaning of the surface of a material coated with an organic substance | |
US20080056934A1 (en) | Diffusive plasma air treatment and material processing | |
JP4378592B2 (ja) | 放電発生装置の制御方法 | |
JP3991252B2 (ja) | パルスコロナ放電による排ガス中の有機物分解装置 | |
JPH07251026A (ja) | 低エネルギ電子ビームを使用した汚染物質破壊方法 | |
Katayama et al. | Decomposition of persistent organics in water using a gas–liquid two-phase flow plasma reactor | |
Pashaie et al. | Electrical characteristics of a coaxial dielectric barrier discharge | |
EP1618767A1 (en) | Apparatus and method for forming a plasma | |
CN107233786B (zh) | 一种螺旋沿面型结构的低温等离子体发生器 | |
JP2003080058A (ja) | 反応性ガスの発生方法およびその発生装置 | |
JPH1116696A (ja) | 大気圧プラズマ生成方法および装置並びに表面処理方法 | |
US6515426B1 (en) | Ion beam processing apparatus and method of operating ion source therefor | |
JP4904650B2 (ja) | 物質処理装置 | |
DE19847096A1 (de) | Verfahren und Vorrichtung zur plasmachemischen Reduzierung von gasförmigen und/oder festen Schadstoffen in Abgasen von Verbrennungsmotoren | |
JPH11333244A (ja) | 放電ガス処理装置 | |
AU2004310860A1 (en) | Plasma discharger | |
JP2001038138A (ja) | 物質処理方法および装置 | |
JP4032625B2 (ja) | プラズマ処理装置及びプラズマ点灯方法 | |
Park et al. | Generation of atmospheric pressure plasma with a dual-chamber discharge |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070315 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070628 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070711 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |