JP3990789B2 - 通信装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークにデジタル情報を出力する通信装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像情報や音声情報のデジタル化に伴い、これらのデジタル情報を他の複数の外部機器と共通のデジタルインタフェースを介して通信を行なう技術が開発されている。
【0003】
このような技術を用いて構成されたネットワークでは、ある機器から出力されたデジタルデータを他の機器が中継することにより、ネットワークの全ての機器に対してそのデジタルデータを転送(即ち、ブロードキャスト)させることができる。つまり、一つのバスに複数の機器が接続されたネットワーク(バス型ネットワーク)を構築することができる。
【0004】
このようなネットワーク上にブロードキャストされたデジタル情報(画像情報、音声情報、テキストデータ、グラフィックデータ等)は、そのネットワーク上の全ての機器に対して転送される。例えば、ネットワーク上にデジタルビデオカセットレコーダ等の記録装置が存在する場合、記録装置はそのデジタル情報を受信し、記録することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、デジタルデータは伝送や記録における劣化がほとんどない。更に、一度記録してしまったデジタルデータは、何度再生を繰り返してもほとんど劣化をすることがない。これにより、オリジナルのデジタル情報をコピーしたユーザは、オリジナルと同等のクオリティーのデジタル情報をいつでも鑑賞することができる。更に、ユーザはそのデジタル情報のコピーを作ることによって、他のユーザに対してそのデジタル情報を再配布することもできる。そのため、上述のデジタル情報をデジタルデータの状態でそのまま記録してしまうことは、著作権者の利益を損う恐れがあった。
【0006】
このようなデジタルデータを保護する方法の一つとして、例えば、伝送するデータ中にコピー許可/禁止を示すフラグを含めることが提案されている。このデジタルデータを受信した受信装置は、このフラグの有無を検出し、その結果に応じて記録動作の禁止する。しかし、このような方法では、バス上にこのフラグに対する処理を行わない記録機器が接続されていた場合、その機器は受信したデータがコピー禁止であるかないかに関わらずそのデジタル情報を記録することができてしまう欠点があった。
【0007】
従って、このような記録機器が接続されたネットワークにおいても、著作権保護の観点からデジタル情報の記録を容易に行なえないように制御する仕組みが必要であった。
【0008】
そこで、本発明は、コピーの禁止されているデジタル情報の記録を容易に行なえないようにすることを目的とする
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る通信装置の1つは、ネットワークにコピーの禁止されたデジタル情報を出力可能な通信装置であって、前記デジタル情報を前記ネットワークに出力する通信手段と、前記ネットワークに前記デジタル情報の記録が可能な機器が接続されているか否かを判別する判別手段と、前記ネットワークに前記デジタル情報の記録が可能な機器が接続されている場合、前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させないように制御する制御手段とを有し、さらに前記制御手段は、前記通信手段が前記デジタル情報を出力している期間に前記ネットワークの接続構成が変化した場合、前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させないように制御することを特徴とする。
【0010】
また、本発明にかかる通信装置の1つは、ネットワークにコピーの禁止されたデジタル情報を出力可能な通信装置であって、前記ネットワークに前記デジタル情報の記録が可能な記録装置が接続されているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により判別された記録装置に前記デジタル情報を記録させないように制御する第1の制御手段と、前記第1の制御手段の制御処理が終了するまで前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させない第2の制御手段を有し、前記第2の制御手段は、デジタル情報を出力している期間に前記ネットワークの接続構成が変化した場合、前記第1の制御手段の制御処理が終了するまで前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させないことを特徴とする通信装置。
【0011】
また、本発明にかかる制御方法の1つは、ネットワークにコピーの禁止されたデジタル情報を出力可能な通信装置の制御方法であって、前記デジタル情報を前記ネットワークに出力する通信工程と、前記ネットワークに前記デジタル情報の記録が可能な機器が接続されているか否かを判別する判別工程と、前記ネットワークに前記デジタル情報の記録が可能な機器が接続されている場合、前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させないように制御する制御工程とを有し、さらに前記制御工程は、前記通信工程が前記デジタル情報を出力している期間に前記ネットワークの接続構成が変化した場合、前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させないように制御することを特徴とする
【0012】
また、本発明にかかる制御方法の1つは、ネットワークにコピーの禁止されたデジタル情報を出力可能な通信装置の制御方法であって、前記ネットワークに前記デジタル情報の記録が可能な記録装置が接続されているか否かを判別する判別工程と、前記判別工程により判別された記録装置に前記デジタル情報を記録させないように制御する第1の制御工程と、前記第1の制御工程の制御処理が終了するまで前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させない第2の制御工程を有し、前記第2の制御工程は、デジタル情報を出力している期間に前記ネットワークの接続構成が変化した場合、前記第1の制御工程の制御処理が終了するまで前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させないことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の通信装置及び方法について図面を用いて詳細に説明する。
【0020】
(第1の実施例)
図1は、本発明の第1の実施例における通信システムの構成を示す図である。図1の通信システムを構成する通信機器は、IEEE1394シリアルバス規格に準拠したデジタルインタフェース(以下、1394インタフェース)を具備し、これらを相互に接続することによりバス型のネットワーク(以下、1394ネットワーク)を構成している。
【0021】
図1において、101はコピーの禁止されたデジタル情報(デジタル化された画像情報や音声情報、テキストデータ、グラフィックスデータ、プログラムデータ等を含む)を記録した記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク、光磁気ディスク等により構成されている。)を再生する再生装置(例えば、DVD(Digital Video Disc)プレーヤ)である。ここで、再生装置101は、ネットワーク上に上述のデジタル情報をリアルタイムに同期転送する機能を具備している。102はネットワークに出力されたデジタル情報を記録媒体に記録する記録装置である。本実施例の記録装置102は、磁気テープや磁気ディスク等の記録媒体により構成された記録カセットに上述のデジタル情報を記録するデジタルビデオカセットレコーダ(以下、デジタルVCR−A)である。103はデジタルVCR−A102と同様の構成と機能を具備する記録装置、即ち、デジタルVCR−Bである。104はネットワークを介して入力された画像情報や音声情報を標準テレビジョン方式(NTSC方式やPAL方式等)の画像信号及び音声信号に変換し、これらの信号を視聴覚的に出力するTVモニタ、105はIEEE1394規格に準拠した通信ポート、106は通信機器(101〜104)の具備する通信ポート105の夫々を接続する通信ケーブルである。通信ケーブル106は、IEEE1394規格に準拠した通信ケーブル(以下、1394ケーブル)であり、各通信機器から出力されたデジタル情報をシリアルに転送する。
【0022】
ここで、図1に示した各機器は、自機に関する機器情報(機器のデバイス名、機種、その機器の具備する機能に関する情報等)を夫々の具備するメモリに記憶している。そして、この機器情報は、他の機器からの問合せコマンドに応じて出力されるように構成されている。
【0023】
図1に示す1394ネットワークは、例えば、ある機器をネットワークから削除したり、新たな機器をネットワークに追加したり、ネットワークに接続された機器の電源をON/OFFしたりしたときに、自動的にバスリセット(つまり、それまでのネットワーク構成をリセットした後に、新たなネットワークの再認識する処理)を行う。このバスリセットを行なうことにより1394ネットワークは、各機器のID情報を自動的に設定することができる。又、1394ネットワーク上の各機器は、ネットワーク構成を自動的に認識することができる。この機能によって、1394ネットワークは、その時々のネットワークの構成を常時認識することができる。
【0024】
又、1394ネットワークは、他の機器から転送されたデータを中断する機能を有しており、各機器が同時にバスの動作状況を把握することもできる。更に、1394ネットワークは、Plug&Playと呼ばれる機能を有し、ネットワーク全体の電源をOFFにすることなく、接続するだけで自動に接続機器の認識や接続状況の認識などを行うこともできる。
【0025】
又、1394ネットワークにて対応可能なデータ転送速度は、100/200/400Mbpsである。上位の転送速度を持つ機器が下位の転送速度をサポートすることにより、異なる転送速度に対応する機器との互換をとることができる。
【0026】
更に、1394ネットワークは、データ転送モードとして、必要に応じて非同期に転送することが要求されるデータ(コントロール信号やファイルデータ等)を転送するAsynchronous転送モード、一定のデータレートで連続的に転送することが要求されるデータ(ビデオデータやオーディオデータ等)を転送するIsochronous転送モードがある。Asynchronous転送モードとIsochronous転送モードとは、各通信サイクル(通常1サイクルは、125μS)内において、混在して転送することが可能である。各通信サイクルは、サイクルの開始を示すサイクル・スタート・パケット(CSP)の転送後に実行される。各通信サイクル期間内において、Isochronous転送モードは、Asynchronous転送モードよりも優先順位が高く設定されている。又、Isochronous転送モードの転送帯域は、各通信サイクル内において保証されている。
【0027】
図2は、再生装置101、デジタルVCR−A102、TVモニタ104の詳細な構成を示す図である。
【0028】
まず、再生装置101において、201はコピーの禁止されたデジタル情報(画像情報、音声情報、テキストデータ、グラフィックデータ等)が所定のフォーマット形式(例えば、画像情報と音声情報であればMPEG方式)により記録されている記録媒体である。又、記録媒体201には、このデジタル情報がコピーは禁止されているか否かを示す情報(以下、コピー禁止情報)も共に記録されている。202は記録媒体201に記録されたデジタル情報をコピー禁止情報と共に読み出す再生処理部である。再生処理部202にて再生されたデジタル情報はデータ処理部203に、コピー禁止情報は制御部206に供給される。203は再生されたデジタル情報を通信に適した所定のフォーマット形式のデータに変換するデータ処理部、204はデータ処理部203から出力されたデジタル情報を所定の通信プロトコル(例えば、AVプロトコル)に基づいてIsochronous転送モード用パケットにパケッタイズし、各パケットをリアルタイムにIsochronous転送する1394インタフェース部、205はマイクロコンピュータと所定のプログラムコードを記録可能なメモリとにより構成された制御部で、再生装置101内部の各処理部の動作を制御する。制御部205は記録媒体から読み出されたコピー禁止情報からコピーの禁止の有無を検出し、その結果に応じて再生処理部203の動作を停止させるように制御する。206は操作部で、ユーザからの所定の操作命令を制御部205に入力する。
【0029】
次に、デジタルVCR−A102において、211は1394インタフェース部204を介して入力されたネットワーク上のデジタル情報(画像情報、音声情報、テキストデータ、グラフィックスデータ等)を記録に適した所定のフォーマット形式のデータに変換するデータ処理部、212はデータ処理部211から供給されたデジタルデータを記録媒体213に記録する記録処理部、214はマイクロコンピュータと所定のプログラムコードを記録可能なメモリとにより構成された制御部で、デジタルVCR−A102内部の各処理部の動作を制御する。215はユーザからの所定の操作命令を制御部214に入力する操作部、216はデジタルVCR−A102の各処理部を駆動させる電源を供給する電源供給部である。電源供給部216は、制御部214の制御によりデジタルVCR−A102の各処理部に供給される電源の一部或いは全てを遮断することができる。尚、本実施例のデジタルVCR−B103もデジタルVCR−A102と同様に構成されている。
【0030】
更に、TVモニタ104において、221は1394インタフェース部204を介して入力されたネットワーク上のデジタル情報(画像情報、音声情報、テキストデータ、グラフィックスデータ等)を表示或いは音声出力に適した所定のフォーマット形式のデータに変換するデータ処理部、222は画像情報、テキストデータ、グラフィックスデータ、警告表示等を視覚的に表示可能なモニタ、223は音声情報、警告音等を聴覚的に出力可能なスピーカ、224はマイクロコンピュータと所定のプログラムコードを記録可能なメモリとにより構成された制御部で、TVモニタ104内部の各処理部の動作を制御する。225はユーザからの所定の操作命令を制御部224に入力する操作部である。
【0031】
本実施例の通信システムにおいて、記録媒体201に記録されたデジタル情報をTVモニタ104に出力させたい場合、再生装置101はそのデジタル情報をIsochronous転送モード或いはAsynchronous転送モードを用いて1394ネットワーク上に出力する必要がある。(以下、Isochronous転送モードに基づいて構成されたパケットをIsochronousパケット、Asynchronous転送モードに基づいて構成されたパケットをAsynchronousパケットと呼ぶ。)
【0032】
1394ネットワーク上の各機器は、他の機器から出力されたパケットを中継することによって、そのパケットをネットワーク上の全ての機器に対して転送(ブロードキャスト)することができる。特にIsochronous転送モードの場合、そのパケットは所定のチャネル番号によりネットワーク上にブロードキャストされる。そのため、ネットワーク上の各機器はそのチャネル番号を指定することによって所定のIsochronousパケットを受信することができ、更にそのパケットに含まれるデジタル情報を表示或いは記録することができる。しかし、これではネットワークに接続された記録装置がネットワーク上のデジタル情報を不正にコピーすることができる恐れがあった。
【0033】
従って、本発明の各実施例では、コピーの禁止されたデジタル情報をネットワーク上にブロードキャストする場合でも、そのネットワークに接続された全ての機器がそのデジタル情報を不正に或いは誤操作によって記録してしまうことを防止する処理について説明するものである。
【0034】
以下、図2及び図3を用いて第1の実施例における通信システムの処理動作を説明する。図3は第1の実施例における通信システムの処理動作を示すフローチャートである。
【0035】
記録媒体201に記録されたデジタル情報をTVモニタ104に出力させたい場合、ユーザは再生装置101の操作部207を操作し、記録媒体201の再生を指示すると共に、TVモニタ104を通信先として指定する(ステップS301)。記録媒体201の再生が指示されると、再生処理部203は記録媒体201に記録されたコピー禁止情報を読み出し、制御部206に供給する。制御部206は、コピー禁止情報からそのデジタル情報のコピーが禁止されているか否かを判別する(ステップS302)。コピーが禁止されていない場合、制御部206は、ステップS308以下の処理を実行する。
【0036】
ステップS302の処理の結果、コピーが禁止されていると判別された場合、制御部206は、1394ネットワーク上にデジタル情報を記録可能な機能をもつ記録装置が存在するか否かを判別するために、ネットワーク上の全ての機器に対して機器情報の問合せを行う(ステップS303)。ステップS303において、制御部206は、各機器の具備するメモリに格納された機器情報(機器のデバイス名、機種、その機器の具備する機能に関する情報等)を問い合わせるコマンドを生成し、1394インタフェース部204に供給する。1394インタフェース部204は、そのコマンドをAsynchronousパケットにパケッタイズして、各機器に対して転送する。
【0037】
図4にAsynchronousパケットの構成例を示す。Asynchronousパケットは、図4に示すように、ヘッダ部401、ヘッダCRC402、データ部403、データCRC404から構成されている。ヘッダ部401には、目的ノードID(宛先となるノードのノードID)、ソースノードID(パケットを送出するノードのノードID)及び各種の制御情報を格納するフィールドがある。Asynchronousパケットは目的ノードIDの示すノードに転送されるが、目的ノードIDにブロードキャストを示すコードを書き込んだ場合には、ブロードキャストされる。本実施例では、目的ノードIDにブロードキャストを示すコードを格納し、上述の問合せコマンド405をデータ部403に格納したAsynchronousパケットを生成し、ネットワーク上にブロードキャストする。図5は1通信サイクル期間における問合せコマンドの転送タイミングの一例を示す図である。501は図4に示したAsynchronousパケットにて構成された問合せコマンドである。Asynchronous転送モードは、Isochronous転送モードに比べて1通信サイクル期間内での優先順が低く、Isochronous転送モードの終了後、所定のギャップ期間が経過した後、転送を開始することができる。
【0038】
再生装置101の制御部206は、各機器への問合せに対する応答(つまり、各機器の機器情報)を1394インタフェース部204から受け取り、制御部206の具備するメモリに各機器のノードIDと共に格納する。そして、各機器の機器情報からネットワーク上に上述のデジタル情報を記録可能な記録装置が存在するか否かを判別する(ステップS304)。
【0039】
ステップS304の処理の結果、ネットワーク上に上述のデジタル情報を記録可能な記録装置が存在しないと判断された場合、制御部206は、ステップS308以下の処理を実行する。
【0040】
又、ステップS304の処理の結果、ネットワーク上に上述のデジタル情報を記録可能な記録装置(本実施例では、デジタルVTR−A102、デジタルVTR−B103)が存在すると判断された場合、制御部206はデジタル情報の再生を停止するように再生処理部203を制御する(ステップS305)。
【0041】
更に制御部206は、再生が停止されたことを示す情報とネットワーク上の記録装置の機器情報とを1394インタフェース部204に供給する。1394インタフェース部204は、それらの情報を含むパケットをTVモニタ104に対してAsynchronous転送する。TVモニタ104は、そのパケットを受信すると、表示部222に『この情報はコピーが禁止されております。デジタルVTR−AとデジタルVTR−Bの電源を自動的にOFFにします。』等のメッセージや画像による警告を表示させるように制御する(ステップS306)。図6にTVモニタ104の表示部222に表示される画面の一例を示す。
【0042】
再生が停止されたことを示す情報とネットワーク上の記録装置の機器情報とを含むパケットをTVモニタ104に転送した後、制御部206はデジタルVTR−A102、デジタルVTR−B103の本体の電源をOFFにするコマンドを生成し、1394インタフェース部204を介して各記録機器(102、103)に対して転送する。各記録機器(102、103)は、このコマンドを受信した後、電源供給部216を制御し、1394インタフェース部204がリピータとしてのみ機能するように自機に供給される電源を自動的にOFFにするように制御する(ステップS307)。ここで、制御部206は、1394インタフェース部204の一部にのみ電源を供給することによって、1394インタフェース部204のPhysicalレイヤの機能のみがアクティブに動作するように制御される。これにより、各記録装置(102、103)は、ネットワークを介して伝送されるパケットの中継のみを正確に行うことができるが、記録装置本体にそのパケットを入力することはできない。従って、各記録機器(102、103)は、Isochronous転送されるデジタル情報を受信することができなくなるため、そのデジタル情報の不正なコピーを防止することができる。又、1394インタフェース部204のPhysicalレイヤの機能のみがアクティブに動作することにより、各記録機器の電源をOFFにしても、ネットワークの接続構成が変化することはない。
【0043】
ステップS302、S304又はS307の処理後、制御部206は、記録媒体201に記録されたデジタル情報を再生するように再生処理部212を制御する。再生されたデジタル情報は、データ処理部203にて所定のデータ量のパケットデータに分割され、順次1394インタフェース部204に供給される。1394インタフェース部204は、各パケットデータを所定のチャネル番号のIsochronousパケットにパケッタイズする。そして、各Isochronousパケットを1通信サイクル毎に順次ブロードキャストする(ステップS308)。TVモニタ104は、再生装置101からIsochronous転送されたパケットを受信し、そのパケットにより構成されるデジタル情報を表示部222及びスピーカ223を用いて出力する。
【0044】
再生装置101は、上述のデジタル情報を転送している期間にバスリセット(即ち、ネットワーク上の機器の挿抜、新たな機器の接続、各機器の電源のON/OFF等によるネットワークの接続構成の変化)が生じたか否かを検出する(ステップS309)。バスリセットが検出された場合、本実施例のネットワークは、ネットワーク構成の初期化と新たな接続構成の認識とを実行する。このとき、再生装置101は、記録媒体201の再生処理と再生されたデジタル情報の転送処理とを中断する。
【0045】
新たなネットワーク構成を認識する処理が終了した後、再生装置101は、再びステップS303以下の処理を実行し、バスリセットにより中断された再生処理と転送処理とを再開する。これにより、コピーの禁止されたデジタル情報をネットワークに出力している期間に、新たな記録装置がそのネットワークに接続されても、その記録装置による不正なコピーを防止することができる。尚、バスリセットは、ネットワークを構成している各機器がネットワーク上の出力しているバイアス電圧の変化に応じて検出することができる。又、本実施例のバスリセット処理及びネットワーク構成の認識処理は、IEEE1394規格に準拠した手順より実行される。
【0046】
制御部206は、上述のデジタル情報の再生が終了するまでそのデジタル情報をIsochronous転送する(ステップS310)。そして、デジタル情報の再生が終了した場合、TVモニタ104に対して再生が終了したことを示すコマンドを転送する。TVモニタ104は、このコマンド受信した後、表示部222或いはスピーカ223を用いて『再生が終了しました。』等のメッセージを出力し、ユーザに上述のデジタル情報の再生が終了したことを通知する。
【0047】
尚、本実施例では、『この情報はコピーが禁止されております。デジタルVTR−AとデジタルVTR−Bの電源をOFFにしてから再生して下さい。』等のメッセージによる警告を表示部222に表示させ、ユーザ自身に各機器の電源をOFFにさせるように構成することもできる。この場合、電源をOFFにされた各記録装置の通信用インタフェースは上述の実施例と同様にリピータとしてのみ機能する。これにより、各記録機器の電源をOFFにしてもネットワークの接続構成が変化することがない。
【0048】
本実施例では、上述のデジタル情報を記録可能な記録装置の電源を自動的にOFFにし、その記録装置をリピータとしてのみ機能させ、そのデジタル情報の記録を行えないように制御する構成について説明した。しかし、本実施例では、各記録装置の電源をOFFにすることなく、記録装置の具備する通信用インタフェース(即ち、1394インタフェース部204)をのみの動作を制御し、リピータとして機能するように構成することも可能である。この場合、各記録装置の1394インタフェース部204は、ネットワークを介して伝送されるデジタル情報を中継することはできるが、本体側に入力することはできない。又、各記録装置は、ネットワークとは独立した所定の処理動作を行うことができる。これにより、各記録装置による不正なコピーを防止することができる。
【0049】
以上のように、バス型ネットワーク上にコピーの禁止されたデジタル情報を出力する場合、再生装置101はそのデジタル情報を記録可能な記録装置がネットワーク上に存在するか否かに応じて出力の可否を決定している。又、ネットワーク上に記録装置が存在する場合には、その記録装置をリピータとして機能させた後、デジタル情報を出力している。これにより、本発明の再生装置101は、バス型ネットワーク上の記録装置による不正な或いは誤操作によるコピーを防止できると共に、そのデジタル情報の著作権を保護することができる。
【0050】
本実施例では、各機器の機器情報(機器のデバイス名、機種、その機器の具備する機能に関する情報等)を問い合わせるための問合せコマンドをAsynchronous転送モードを用いて各機器に転送したが、Isochronous転送モードを用いて行うように構成してもよい。Isochronousパケットは、図7に示すようにヘッダ部701、ヘッダCRC702、データ部703、データCRC704から構成されている。ヘッダ部701には、チャネル番号(Isochronousパケットを転送可能な帯域幅に対して付された番号で、各ノードから出力されたIsochronousデータはこの番号により区別される。)及び各種の制御情報を格納するフィールドがある。Isochronousパケットは、このチャネル番号を用いて転送されるため、特定のノードに対して転送されるのではなく、バス全体にブロードキャストされる。従って、各ノードは、チャネル番号を検出することにより所定のIsochronousパケットを受信することができる。この場合、再生装置101は上述の問合せコマンドをデータ部703に格納したIsochronousパケットを生成し、ネットワーク上に所定のチャネル番号にてブロードキャストする。図8は1通信サイクル期間における問合せコマンドの転送タイミングの一例を示す図である。図8において、801は図7に示したIsochronousパケットにて構成された問合せコマンドであり、チャネル番号「ch2」によりブロードキャストされる。Isochronous転送モードは、1通信サイクル期間内での優先順がAsynchronous転送モードに比べて高く、各通信サイクル期間における一定量のデータの転送を保証している。
【0051】
(第2の実施例)
第1の実施例では、ネットワーク上に上述のデジタル情報を記録する機能を具備する記録装置が存在する場合には、その記録装置をリピータとしてのみ機能させる構成について説明した。第2の実施例では、ネットワーク上における存在が確認された記録装置に対して更に記録メディアを具備しているか否かを問合せ、その結果に応じてデジタル情報の出力を制御する処理について説明する。
【0052】
図9は本発明の第2の実施例における通信システムの処理動作を示すフローチャートである。
【0053】
図9において、記録媒体201に記録されたデジタル情報をTVモニタ104に出力したい場合、ユーザは再生装置101の操作部207を操作し、記録媒体201のデジタル情報の再生を指示する(ステップS901)。記録媒体201の再生が指示されると、再生処理部203は記録媒体201に記録されたコピー禁止情報を読み出し、制御部206に供給する。制御部206は、コピー禁止情報からそのデジタル情報のコピーが禁止されているか否かを判別する(ステップS902)。コピーが禁止されていない場合、制御部206は、ステップS910以下の処理を実行する。
【0054】
ステップS902の処理の結果、コピーが禁止されていると判別された場合、制御部206は、1394ネットワーク上にデジタル情報を記録可能な機能をもつ記録装置が存在するか否かを判別するために、ネットワーク上の各機器に対して機器情報の問合せを行う(ステップS903)。ステップS903において、制御部206は、各機器の機器情報(機器のデバイス名、機種、その機器の具備する機能に関する情報等)を問い合わせるコマンドを生成し、1394インタフェース部204に供給する。1394インタフェース部204は、そのコマンドを図4にて説明したAsynchronousパケットにパケッタイズして、各機器に対して転送する。
【0055】
再生装置101の制御部206は、各機器への問合せに対する応答(つまり、各機器の機器情報)を1394インタフェース部204から受け取り、制御部206の具備するメモリに各機器のノードIDと共に格納する。そして、各機器の機器情報からネットワーク上に上述のデジタル情報を記録可能な記録装置が存在するか否かを判別する(ステップS904)。
【0056】
ステップS904の処理の結果、ネットワーク上に上述のデジタル情報を記録可能な記録装置が存在しないと判断された場合、制御部206は、ステップS910以下の処理を実行する。
【0057】
又、ステップS904の処理の結果、ネットワーク上に上述のデジタル情報を記録可能な記録装置(本実施例では、デジタルVTR−A102、デジタルVTR−B103)が存在すると判断された場合、制御部206は更にそれらの記録機器に対して記録メディアを具備しているか否かを問い合わせるコマンドを生成し、1394インタフェース部204に供給する。1394インタフェース部204は、そのコマンドをAsynchronousパケットにパケッタイズして、各記録機器に対して転送する(ステップS905)。
【0058】
再生装置101の1394インタフェース部204は、各記録装置への問合せに対する応答を受信し、制御部206の具備するメモリに先の機器情報と共に記録する。そして、制御部206は、各記録装置からの応答からそれらが記録メディアを具備しているか否かを判別する(ステップS906)。
【0059】
ステップS906の処理の結果、ネットワーク上に存在する記録装置(本実施例では、デジタルVTR−A102、デジタルVTR−B103)の少なくとも1つが記録メディアを具備していると判断された場合、制御部206はデジタル情報の再生を停止させるように再生処理部203を制御する(ステップS907)。
【0060】
更に制御部206は、再生が停止されたことを示す情報とネットワーク上の記録装置の機器情報とを1394インタフェース部204に供給する。1394インタフェース部204は、それらの情報を含むパケットをTVモニタ104に対してAsynchronous転送する。TVモニタ104は、そのパケットを受信すると、表示部222に『この情報はコピーが禁止されております。デジタルVTR−AとデジタルVTR−Bの電源を自動的にOFFにします。』等のメッセージや画像による警告を表示させるように制御する(ステップS908)。
【0061】
又、ステップS906の処理の結果、記録メディアを具備している記録装置がネットワーク上に存在しないと判断された場合、再生装置101は、ステップS910以下の処理を実行する。
【0062】
再生が停止されたことを示す情報とネットワーク上の記録装置の機器情報とを含むパケットをTVモニタ104に転送した後、制御部206はデジタルVTR−A102、デジタルVTR−B103の本体の電源をOFFにするコマンドを生成し、1394インタフェース部204を介して各記録機器(102、103)に対して転送する。各記録機器(102、103)は、このコマンドを受信した後、電源供給部216を制御し、1394インタフェース部204がリピータとしてのみ機能するように自機に供給される電源を自動的にOFFにするように制御する(ステップS909)。ここで、制御部206は、1394インタフェース部204の一部にのみ電源を供給することによって、1394インタフェース部204のPhysicalレイヤの機能のみがアクティブに動作するように制御される。これにより、各記録装置(102、103)は、ネットワークを介して伝送されるパケットの中継のみを正確に行うことができるが、記録装置本体にそのパケットを入力することはできない。従って、各記録機器(102、103)は、Isochronous転送されるデジタル情報を受信することができなくなるため、そのデジタル情報の不正な或いは誤操作によるコピーを防止することができる。又、1394インタフェース部204のPhysicalレイヤの機能のみがアクティブに動作することにより、各記録機器の電源をOFFにしても、ネットワークの接続構成が変化することはない。
【0063】
ステップS902、S904、S906又は、S909の処理後、制御部206は、記録媒体201に記録されたデジタル情報を再生するように再生処理部212を制御する。再生されたデジタル情報は、データ処理部203にて所定のデータ量のパケットデータに分割され、順次1394インタフェース部204に供給される。1394インタフェース部204は、各パケットデータを所定のチャネル番号のIsochronousパケットにパケッタイズする。そして、各Isochronousパケットを1通信サイクル毎に順次ブロードキャストする(ステップS910)。TVモニタ104は、再生装置101からIsochronous転送されたパケットを受信し、そのパケットにより構成されるデジタル情報を表示部222及びスピーカ223を用いて出力する。
【0064】
再生装置101は、上述のデジタル情報を転送している期間にバスリセット(即ち、ネットワーク上の機器の挿抜、新たな機器の接続、各機器の電源のON/OFF等によるネットワークの接続構成の変化)が生じたか否かを検出する(ステップS911)。バスリセットが検出された場合、本実施例のネットワークは、ネットワーク構成の初期化と新たな接続構成の認識とを実行する。このとき、再生装置101は、記録媒体201の再生処理と再生されたデジタル情報の転送処理とを中断する。
【0065】
新たなネットワーク構成を認識する処理が終了した後、再生装置101は、再びステップS903以下の処理を実行し、バスリセットにより中断された再生処理と転送処理とを再開する。これにより、コピーの禁止されたデジタル情報をネットワークに出力している期間に、新たな記録装置がそのネットワークに接続されても、その記録装置による不正な或いは誤操作によるコピーを防止することができる。尚、バスリセットは、ネットワークを構成している各機器がネットワーク上の出力しているバイアス電圧の変化に応じて検出することができる。又、本実施例のバスリセット処理及びネットワーク構成の認識処理は、IEEE1394規格に準拠した手順より実行される。更に、本実施例の記録装置は、上述のデジタル情報の転送が行われている期間に記録メディアが装着された場合、ネットワークに対してバスリセットを要求するように構成されている。これにより、コピーの禁止されたデジタル情報をネットワークに出力している期間に、そのネットワークに接続されている記録装置に記録メディアを装着しても、その記録装置による不正な或いは誤操作によるコピーを防止することができる。
【0066】
制御部206は、上述のデジタル情報の再生が終了するまでそのデジタル情報をIsochronous転送する(ステップS912)。そして、デジタル情報の再生が終了した場合、TVモニタ104に対して再生が終了したことを示すコマンドを転送する。TVモニタ104は、このコマンド受信した後、表示部222或いはスピーカ223を用いて『再生が終了しました。』等のメッセージを出力し、ユーザに上述のデジタル情報の再生が終了したことを通知する。
【0067】
尚、本実施例では、『この情報はコピーが禁止されております。デジタルVTR−AとデジタルVTR−Bの電源をOFFにしてから再生して下さい。』等のメッセージによる警告を表示部222に表示させ、ユーザ自身に各機器の電源をOFFにさせるように構成することもできる。この場合、電源をOFFにされた各記録装置の通信用インタフェースは上述の実施例と同様にリピータとしてのみ機能する。これにより、各記録機器の電源をOFFにしてもネットワークの接続構成が変化することがない。
【0068】
本実施例では、上述のデジタル情報を記録可能な記録装置の電源を自動的にOFFにし、その記録装置をリピータとしてのみ機能させ、そのデジタル情報の記録を行えないように制御する構成について説明した。しかし、本実施例では、各記録装置の電源をOFFにすることなく、記録装置の具備する通信用インタフェース(即ち、1394インタフェース部204)をのみの動作を制御し、リピータとして機能するように構成することも可能である。この場合、各記録装置の1394インタフェース部204は、ネットワークを介して伝送されるデジタル情報を中継することはできるが、本体側に入力することはできない。又、各記録装置は、ネットワークとは独立した所定の処理動作を行うことができる。これにより、各記録装置による不正な或いは誤操作によるコピーを防止することができる。
【0069】
以上のように、バス型ネットワーク上にコピーの禁止されたデジタル情報を出力する場合、再生装置101はそのデジタル情報を記録可能な記録装置がネットワーク上に存在するか否か及びその記録装置が記録メディアを具備しているか否かに応じて出力の可否を決定している。又、ネットワーク上に記録メディアを具備する記録装置が存在する場合には、その記録装置をリピータとして機能させた後、デジタル情報を出力している。これにより、本発明の再生装置101は、バス型ネットワーク上の記録装置による不正な或いは誤操作によるコピーを防止できると共に、そのデジタル情報の著作権を保護することができる。
【0070】
本実施例では、各機器の機器情報(機器のデバイス名、機種、その機器の具備する機能に関する情報等)を問い合わせるための問合せコマンドをAsynchronous転送モードを用いて各機器に転送したが、上述の第1の実施例にて説明したようにIsochronous転送モードを用いて行うように構成してもよい。
【0071】
(第3の実施例)
第1の実施例では、ネットワーク上に上述のデジタル情報を記録する機能を具備する記録装置が存在する場合には、その記録装置をリピータとしてのみ機能させる構成について説明した。又、第2の実施例では、ネットワーク上における存在が確認された記録装置に対して更に記録メディアを具備しているか否かを問合せ、その結果に応じてデジタル情報の出力を制御する処理について説明した。
【0072】
本発明の第3の実施例では、ネットワーク上における存在が確認された記録装置に対して更に記録メディアを具備しているか否かを問い合わせる。そして、記録メディアを具備している記録機器にはイジェクトを実行させ、それ以外の記録装置に対してはリピータとして機能させる処理について説明する。
【0073】
図10は本発明の第3の実施例における通信システムの処理動作を示すフローチャートである。
【0074】
図10において、記録媒体201に記録されたデジタル情報をTVモニタ104に出力したい場合、ユーザは再生装置101の操作部207を操作し、記録媒体201のデジタル情報の再生を指示する(ステップS1001)。記録媒体201の再生が指示されると、再生処理部203は記録媒体201に記録されたコピー禁止情報を読み出し、制御部206に供給する。制御部206は、コピー禁止情報からそのデジタル情報のコピーが禁止されているか否かを判別する(ステップS1002)。コピーが禁止されていない場合、制御部206は、ステップS1010以下の処理を実行する。
【0075】
ステップS1002の処理の結果、コピーが禁止されていると判別された場合、制御部206は、1394ネットワーク上にデジタル情報を記録可能な機能をもつ記録装置が存在するか否かを判別するために、ネットワーク上の各機器に対して問合せを行う(ステップS1003)。ステップS1003において、制御部206は、各機器の機器情報(機器のデバイス名、機種、その機器の具備する機能に関する情報等)を問い合わせるコマンドを生成し、1394インタフェース部204に供給する。1394インタフェース部204は、そのコマンドを図4にて説明したAsynchronousパケットにパケッタイズして、各機器に対して転送する。
【0076】
再生装置101の制御部206は、各機器への問合せに対する応答(つまり、各機器の機器情報)を1394インタフェース部204から受け取り、制御部206の具備するメモリに各機器のノードIDと共に格納する。そして、各機器の機器情報からネットワーク上に上述のデジタル情報を記録可能な記録装置が存在するか否かを判別する(ステップS1004)。
【0077】
ステップS1004の処理の結果、ネットワーク上に上述のデジタル情報を記録可能な記録装置が存在しないと判断された場合、制御部206は、ステップS1010以下の処理を実行する。
【0078】
又、ステップS1004の処理の結果、ネットワーク上に上述のデジタル情報を記録可能な記録装置(本実施例では、デジタルVTR−A102、デジタルVTR−B103)が存在すると判断された場合、制御部206は更にそれらの機器に対して記録メディアの有無について問い合わせるコマンドを生成し、1394インタフェース部204に供給する。1394インタフェース部204は、そのコマンドをAsynchronousパケットにパケッタイズして、各記録機器に対して転送する(ステップS1005)。
【0079】
再生装置101の1394インタフェース部204は、各記録装置への問合せに対する応答を受信し、制御部206の具備するメモリに先の機器情報と共に記録する。そして、制御部206は、各記録装置からの応答からそれらが記録メディアを具備するか否かを判別する。ネットワーク上に存在する記録装置(本実施例では、デジタルVTR−A102、デジタルVTR−B103)に記録メディアが装着されていると判断された場合、制御部206はデジタル情報の再生を停止するように再生処理部203を指示する(ステップS1006)。
【0080】
例えば、デジタルVTR−A102が記録メディアを具備し、デジタルVTR−B103が記録メディアを具備していない場合、制御部206は、再生が停止されたことを示す情報と記録メディアを具備している記録装置の機器情報とを1394インタフェース部204に供給する。1394インタフェース部204は、それらの情報を含むパケットをTVモニタ104に対してAsynchronous転送する。TVモニタ104は、そのパケットを受信すると、表示部222に『この情報はコピーが禁止されております。デジタルVTR−Aの記録メディアをイジェクトします。デジタルVTR−Bの電源を自動的にOFFにします。』等のメッセージや画像による警告を表示させるように制御する(ステップS1007)。
【0081】
再生が停止されたことを示す情報と記録メディアを具備している記録装置の機器情報とを含むパケットをTVモニタ104に転送した後、制御部206はデジタルVTR−A102の記録メディアをイジェクトするコマンドを生成し、そのコマンドを1394インタフェース部204を介してデジタルVTR−A102に転送する。デジタルVTR−A102は、このコマンドを受信した後、自動的に記録メディアをイジェクトするように制御する(ステップS1008)。これにより、デジタルVTR−A102は、ネットワークを介して伝送されるデジタル情報を受信してもそれを記録することができなくなるため、そのデジタル情報の不正な或いは誤操作によるコピーを防止することができる。
【0082】
更に、制御部206はデジタルVTR−B103の本体の電源をOFFにするコマンドを生成し、そのコマンドを1394インタフェース部204を介してデジタルVTR−B103に転送する。デジタルVTR−B103は、このコマンドを受信した後、電源供給部216を制御し、1394インタフェース部204がリピータとしてのみ機能するように自機に供給される電源を自動的にOFFにするように制御する(ステップS1009)。ここで、制御部206は、1394インタフェース部204の一部にのみ電源を供給することによって、1394インタフェース部204のPhysicalレイヤの機能のみがアクティブに動作するように制御される。これにより、デジタルVTR−B103は、ネットワークを介して伝送されるパケットの中継のみを正確に行うことができるが、記録装置本体にそのパケットを入力することはできない。従って、デジタルVTR−B103は、Isochronous転送されるデジタル情報を受信することができなくなるため、そのデジタル情報の不正な或いは誤操作によるコピーを防止することができる。又、1394インタフェース部204のPhysicalレイヤの機能のみがアクティブに動作することにより、各記録機器の電源をOFFにしても、ネットワークの接続構成が変化することはない。
【0083】
ステップS1002、S1004又は、S1009の処理後、制御部206は、記録媒体201に記録されたデジタル情報を再生するように再生処理部212を制御する。再生されたデジタル情報は、データ処理部203にて所定のデータ量のパケットデータに分割され、順次1394インタフェース部204に供給される。1394インタフェース部204は、各パケットデータを所定のチャネル番号のIsochronousパケットにパケッタイズする。そして、各Isochronousパケットを1通信サイクル毎に順次ブロードキャストする(ステップS1010)。TVモニタ104は、再生装置101からIsochronous転送されたパケットを受信し、そのパケットにより構成されるデジタル情報を表示部222及びスピーカ223を用いて出力する。
【0084】
再生装置101は、上述のデジタル情報を転送している期間にバスリセット(即ち、ネットワーク上の機器の挿抜、新たな機器の接続、各機器の電源のON/OFF等によるネットワークの接続構成の変化)が生じたか否かを検出する(ステップS1011)。バスリセットが検出された場合、本実施例のネットワークは、ネットワーク構成の初期化と新たな接続構成の認識とを実行する。このとき、再生装置101は、記録媒体201の再生処理と再生されたデジタル情報の転送処理とを中断する。
【0085】
新たなネットワーク構成を認識する処理が終了した後、再生装置101は、再びステップS1003以下の処理を実行し、バスリセットにより中断された再生処理と転送処理とを再開する。これにより、コピーの禁止されたデジタル情報をネットワークに出力している期間に、新たな記録装置がそのネットワークに接続されても、その記録装置による不正な或いは誤操作によるコピーを防止することができる。尚、バスリセットは、ネットワークを構成している各機器がネットワーク上の出力しているバイアス電圧の変化に応じて検出することができる。又、本実施例のバスリセット処理及びネットワーク構成の認識処理は、IEEE1394規格に準拠した手順より実行される。更に、本実施例の記録装置は、上述のデジタル情報の転送が行われている期間に記録メディアが装着された場合、ネットワークに対してバスリセットを要求するように構成されている。これにより、コピーの禁止されたデジタル情報をネットワークに出力している期間に、そのネットワークに接続されている記録装置に記録メディアを装着しても、その記録装置による不正な或いは誤操作によるコピーを防止することができる。
【0086】
制御部206は、上述のデジタル情報の再生が終了するまでそのデジタル情報をIsochronous転送する(ステップS1012)。そして、デジタル情報の再生が終了した場合、TVモニタ104に対して再生が終了したことを示すコマンドを転送する。TVモニタ104は、このコマンド受信した後、表示部222或いはスピーカ223を用いて『再生が終了しました。』等のメッセージを出力し、ユーザに上述のデジタル情報の再生が終了したことを通知する。
【0087】
尚、本実施例では、『この情報はコピーが禁止されております。デジタルVTR−AとデジタルVTR−Bの記録メディアをイジェクトするか、電源をOFFにしてから再生して下さい。』等のメッセージによる警告を表示部222に表示させ、ユーザ自身に各機器の記録メディアをイジェクトさせるか、電源をOFFにさせるように構成することもできる。この場合、電源をOFFにされた各記録装置の通信用インタフェースは上述の実施例と同様にリピータとしてのみ機能するように構成する。これにより、各記録機器の電源をOFFにしてもネットワークの接続構成が変化することはない。
【0088】
本実施例では、上述のデジタル情報を記録可能な記録装置の電源を自動的にOFFにし、その記録装置をリピータとしてのみ機能させ、そのデジタル情報の記録を行えないように制御する構成について説明した。しかし、本実施例では、各記録装置の電源をOFFにすることなく、記録装置の具備する通信用インタフェース(即ち、1394インタフェース部204)をのみの動作を制御し、リピータとして機能するように構成することも可能である。この場合、各記録装置の1394インタフェース部204は、ネットワークを介して伝送されるデジタル情報を中継することはできるが、本体側に入力することはできない。又、各記録装置は、ネットワークとは独立した所定の処理動作を行うことができる。これにより、各記録装置による不正な或いは誤操作によるコピーを防止することができる。
【0089】
以上のように、バス型ネットワーク上にコピーの禁止されたデジタル情報を出力する場合、再生装置101はそのデジタル情報を記録可能な記録装置がネットワーク上に存在するか否か及びその記録装置が記録メディアを具備しているか否かに応じて出力の可否を決定している。又、ネットワーク上に記録メディアを具備する記録機器が存在する場合には、それをイジェクトをさせ、記録メディアを具備していない記録機器が存在する場合には、リピータとして機能させた後、デジタル情報を出力している。これにより、本発明の再生装置101は、バス型ネットワーク上の記録装置による不正な或いは誤操作によるコピーを防止できると共に、そのデジタル情報の著作権を保護することができる。
【0090】
本実施例では、各機器の機器情報(機器のデバイス名、機種、その機器の具備する機能に関する情報等)を問い合わせるための問合せコマンドをAsynchronous転送モードを用いて各機器に転送したが、上述の第1の実施例にて説明したようにIsochronous転送モードを用いて行うように構成してもよい。
【0091】
尚、本発明はその精神、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0092】
例えば本発明は、本実施例のシステム或いは装置の具備する制御部(マイクロコンピュータを含む)に対して、前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或いは装置に供給するように構成することもできる。そして、本実施例のシステム或いは装置の具備する制御部が、該記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、前述した実施例の機能を実現するようにシステム或いは装置の具備する各種の処理回路を動作させることによっても本発明の実施例を達成することが可能である。
【0093】
例えば、第1の実施例の図3、第2の実施例の図9及び第3の実施例の図10に示した処理及び機能を実現するプログラムコードを図2に示す制御部206、214、221の夫々の具備するメモリに格納させる。そして、制御部206、214、221の夫々がそのプログラムコードをメモリから読み出し、各実施例の機能を実現させるように再生装置101、デジタルVTR−A102、デジタルVTR−B103、TVモニタ104の具備する各処理回路の動作を制御してもよい。
【0094】
この場合、前記記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明の一部の構成要件になる。
【0095】
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0096】
また、前記制御部が前記記録媒体より読み出したプログラムコードの指示に基づき、該制御部上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等などが、本実施例のシステム或いは装置の具備する各種の処理回路の動作を制御することにより、前述した実施例の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言うまでもない。
【0097】
更に、前記記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、前記制御部に接続された機能拡張ボード或いは機能拡張ユニットの具備するメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットの具備するCPUなどが本実施例のシステム或いは装置の具備する各種の処理回路の動作を制御することにより、前述した実施例の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言うまでもない。
【0098】
したがって前述の実施例はあらゆる点おいて単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
【0099】
【発明の効果】
発明によればコピーの禁止されているデジタル情報の記録を容易に行なえないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における通信システムの構成を示す図。
【図2】第1の実施例における再生装置101、デジタルVCR−A102、TVモニタ104の詳細な構成を示す図。
【図3】第1の実施例における通信システムの処理動作を示すフローチャート。
【図4】本実施例のAsynchronousパケットの構成例を示す図。
【図5】1通信サイクル期間における問合せコマンドの転送タイミングの一例を示す図。
【図6】TVモニタ104の表示部222に表示される画面の一例を示す図。
【図7】本実施例のIsochronousパケットの構成例を示す図。
【図8】1通信サイクル期間における問合せコマンドの転送タイミングの一例を示す図。
【図9】本発明の第2の実施例における通信システムの処理動作を示すフローチャート。
【図10】本発明の第3の実施例における通信システムの処理動作を示すフローチャート。

Claims (10)

  1. ネットワークにコピーの禁止されたデジタル情報を出力可能な通信装置であって、
    前記デジタル情報を前記ネットワークに出力する通信手段と、
    前記ネットワークに前記デジタル情報の記録が可能な機器が接続されているか否かを判別する判別手段と、
    前記ネットワークに前記デジタル情報の記録が可能な機器が接続されている場合、前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させないように制御する制御手段とを有し、
    さらに前記制御手段は、前記通信手段が前記デジタル情報を出力している期間に前記ネットワークの接続構成が変化した場合、前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させないように制御することを特徴とする通信装置。
  2. 前記判別手段は、前記通信手段を用いて前記ネットワークに接続された機器の夫々に機器情報を問い合わせ、その問合せ結果に基づいて判別することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信手段が前記デジタル情報を出力している期間に前記ネットワークの接続構成が変化した場合、前記判別手段は再び、前記ネットワークに前記デジタル情報の記録が可能な機器が接続されているか否かを判別することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. ネットワークにコピーの禁止されたデジタル情報を出力可能な通信装置であって、
    前記ネットワークに前記デジタル情報の記録が可能な記録装置が接続されているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により判別された記録装置に前記デジタル情報を記録させないように制御する第1の制御手段と、
    前記第1の制御手段の制御処理が終了するまで前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させない第2の制御手段を有し、
    前記第2の制御手段は、デジタル情報を出力している期間に前記ネットワークの接続構成が変化した場合、前記第1の制御手段の制御処理が終了するまで前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させないことを特徴とする通信装置。
  5. 前記判別手段は、前記通信手段を用いて前記ネットワークに接続された機器の夫々に機器情報を問い合わせ、その問合せ結果に基づいて判別することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記第1の制御手段は、前記記録装置の電源をオフにさせ、前記デジタル情報を記録させないように制御することを特徴とする請求項4または5に記載の通信装置。
  7. 前記第1の制御手段は、前記記録装置を、前記ネットワークを介して伝送されるデータを中継する機器として機能させることを特徴とする請求項4または5記載の通信装置。
  8. 前記判別手段は、前記通信手段が前記デジタル情報を出力している期間に前記ネットワークの接続構成が変化した場合は、前記ネットワークに前記デジタル情報の記録が可能な機器が接続されているか否かを判別することを特徴とする請求項4乃至7に記載の通信装置。
  9. ネットワークにコピーの禁止されたデジタル情報を出力可能な通信装置の制御方法であって、
    前記デジタル情報を前記ネットワークに出力する通信工程と、
    前記ネットワークに前記デジタル情報の記録が可能な機器が接続されているか否かを判別する判別工程と、
    前記ネットワークに前記デジタル情報の記録が可能な機器が接続されている場合、前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させないように制御する制御工程とを有し、
    さらに前記制御工程は、前記通信工程が前記デジタル情報を出力している期間に前記ネ ットワークの接続構成が変化した場合、前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させないように制御することを特徴とする通信装置の制御方法。
  10. ネットワークにコピーの禁止されたデジタル情報を出力可能な通信装置の制御方法であって、
    前記ネットワークに前記デジタル情報の記録が可能な記録装置が接続されているか否かを判別する判別工程と、
    前記判別工程により判別された記録装置に前記デジタル情報を記録させないように制御する第1の制御工程と、
    前記第1の制御工程の制御処理が終了するまで前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させない第2の制御工程を有し、
    前記第2の制御工程は、デジタル情報を出力している期間に前記ネットワークの接続構成が変化した場合、前記第1の制御工程の制御処理が終了するまで前記デジタル情報を前記ネットワークに出力させないことを特徴とする通信装置の制御方法。
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