JP4136205B2 - コンテンツの記録再生システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送やネットワークなどを介して配信されるコンテンツを記録媒体に記録したり、記録媒体から再生するためのコンテンツの記録再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、映画などのAVコンテンツや音楽のみのAコンテンツをデジタル放送やネットワークなどを介してユーザ側のデジタル方式のテレビジョンセットやオーディオ再生装置などに配信するシステムが注目されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような配信システムでは、コンテンツが、例えば24時間のように長時間配信されるので、ユーザにとっては、この長時間のコンテンツデータを記録媒体に記録して所望の時間に再生するための記録再生装置が不可欠となる。また、この書き換え可能な高密度の記録媒体としてはDVD−RAM、DVD−R/Wなどの光ディスクが知られているが、このディスクの記録容量は1〜2時間分程度であるので、これより長時間分を記録、再生可能にするために複数枚のディスクを交換(チェンジ)可能なチェンジャを用いたチェンジャ式記録再生装置が望まれる。また、配信中のコンテンツを受信して記録しながら、同時に記録済みのコンテンツを再生可能であって、多種多様なデータ構造を識別しながら同時に記録、再生することができるチェンジャ式記録再生装置が望まれる。
【0004】
しかしながら、例えば特開平10−74362号公報に示されるようにオーディオ信号を記録媒体に記録したり、記録媒体から再生する従来の記録再生装置は、記録と再生を同時に行うものではなく、したがって、記録時には再生を行わず、また、再生時には記録を行わない。また、従来の記録再生装置のシリアルインタフェースは記録用と再生用が別個に設けられ、したがって、記録時には記録用シリアルインタフェースを介して記録データが外部から入力されるが、再生用シリアルインタフェースを介しては再生データが外部に出力されず、また、再生時には再生用シリアルインタフェースを介して再生データが外部に出力されるが、記録用シリアルインタフェースを介しては記録データが外部から入力されない。さらに、従来の記録再生装置では、再生用記録媒体と記録用記録媒体は、再生途中や記録途中に交換(チェンジ)されることはなく、また、記録制御と再生制御(ディスクの順序を管理するための再生)を同時に行うことはない。
【0005】
他の従来例としては、特開平6−150404号公報には、再生側ディスクから記録側ディスクにダビングするために1つの光ピックアップを再生側ディスクと記録側ディスクの間で移動させて再生と記録を間欠的に行う方法が提案されている。また、特開平7−168855号公報には、記録再生情報の属性を識別する方法が提案されている。
【0006】
また、従来のディスクチェンジ装置としては、特開平8−77698号公報には、ディスクをチェンジする際に信号を連続して記録、再生可能にするためにディスク回転数を制御する方法が提案されている。また、特開平8−249129号公報には、ディスク交換直後にキャッシュメモリを有効に使用する方法が提案されている。また、特開平8−249793号公報には、ディスクチェンジの際に同時再生までの待ち時間を短縮する方法が提案されている。また、特開平8−249795号公報、特開平8−306117号公報、特開平9−153271号公報、特開平10−106152号公報などにも、ディスクをチェンジする際に連続再生する方法が提案されている。しかしながら、上記の従来例ではいずれも、異なるコンテンツを同時に記録、再生することができない。
【0007】
本発明は上記の問題点に鑑み、複数枚のディスクを駆動可能なデイスク装置により供給されるディスクに対してコンテンツを記録しながら、記録済みのコンテンツを再生することができる記録再生装置を提供することを第1の目的とする。本発明はまた、複数枚のディスクを駆動可能なデイスク装置により供給される複数のディスクにまたがって記録されているコンテンツを連続して再生することができる記録再生装置を提供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、以下の1)〜3)に記載の手段よりなる。
すなわち、
1)インターネットを含む複数の形態により配信および放送されたオーディオコンテンツおよびビデオコンテンツを受信するAVセンタと、
前記AVセンタと接続され前記AVセンタとの間で前記受信したコンテンツを送受信する記録再生装置と、
前記AVセンタと接続され前記記録再生装置から送信されたオーディオコンテンツを再生するオーディオ再生装置とビデオコンテンツを再生するTVを含むデジタル受聴装置とからなる記録再生システムであって、
前記AVセンタは前記コンテンツがオーディオコンテンツかビデオコンテンツかモード識別フラグを転送する手段を備え、前記記録再生装置は、前記AVセンタから供給されるコンテンツを、前記記録再生装置に配置された、複数枚のディスクを駆動可能なデスク装置、から選択的に供給される第1のデスクに前記受信したコンテンツのデータを間欠的に記録する記録手段と、前記デスク装置から選択的に供給される第2のデスクに記録されているコンテンツがオーディオコンテンツかビデオコンテンツかを判断してモード識別フラグを設定すると共に、前記記録されているコンテンツのデータを間欠的に再生して前記モード識別フラグと共に前記AVセンタに出力する再生手段と、前記AVセンタとの間で前記間欠的に記録するデータと前記間欠的に再生されたデータを双方向に転送する双方向インタフェース手段と、を備え、前記コンテンツのデータを複数のデスクにまたがって記録する場合に、その記録順を前記複数のデスクに記録するために片面ディスクと両面ディスクの両方に対応して定義されるディスク面の番号と前記記録を行ったディスク面の数とを前記記録したディスクの管理エリアに記録することを特徴とし、さらに、前記デジタル受聴装置は、前記モード識別フラグに応じてオーディオ再生装置またはTVによって前記記録再生装置が間欠的に再生したデータを途切れずに連続再生することを特徴とする記録再生システム。
2)前記デスク装置は、前記記録手段と前記再生手段の記録再生兼用の共通のドライブ装置であって第1、第2のデスクを選択的に供給し、前記記録手段による第1のデスクへの記録と前記再生手段による第2のデスクからの再生を前記共通のドライブ装置により時分割で行うことを特徴とする請求項1に記載の記録再生システム。
3)前記デジタル受聴装置は内部に前記AVセンタからの受信データを蓄積するためのバッファを有すると共に、前記再生手段は、前記第2のディスクを前記記録再生装置が間欠的に再生したデータを途切れずに連続再生するに十分高速に再生することを特徴とする請求項1又は2に記載の記録再生システム。
【0010】
【発明の実施の形態】
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る記録再生システムの第1の実施形態を示すブロック図、図2は図1の双方向シリアルインタフェースのモードを示す説明図、図3は図1の記録装置の構成を詳しく示すブロック図、図4は図3のアドレスメモリの記憶エリアを示す説明図、図5は図1の記録装置の処理を説明するためのフローチャート、図6は図5のアドレス管理処理を説明するためのフローチャート、図7は図1の再生装置の構成を詳しく示すブロック図、図8は図7のアドレスメモリの記憶エリアを示す説明図、図9は図1の再生装置の処理を説明するためのフローチャート、図10は図9のアドレス管理処理を説明するためのフローチャートである。
【0011】
図1に示すシステムでは、AVセンタ400は家庭などのユーザ側に設置されて、デジタル放送、インターネット、衛星放送、CATVなどを介して配信されるAVコンテンツやAコンテンツのストリームデータを受信するように構成されている。AVセンタ400はデジタル受聴装置であるテレビジョン受像機500やオーディオセット600と、再生装置100及び記録装置200に対してIEEE1394規格やIEC958規格、I−LINKなどの双方向シリアルインタフェースを介して接続され、特に再生装置100と記録装置200に対しては共通の1本の双方向シリアルインタフェースを介して接続される。
【0012】
チェンジャ300は記録媒体の一例として、複数(N)枚のDVD−RAMディスクが収納され、再生装置100と記録装置200からのコマンドに基づいて再生用のディスク1と記録用のディスク26をそれぞれ再生装置100と記録装置200の各デッキに供給したり、各デッキから戻すように構成されている。そして、図2に示すように1本の双方向インタフェースを介して時分割、双方向通信を行うことにより、再生装置100により再生用のディスク1から再生されたストリームがAVセンタ400に伝送されるとともに、AVセンタ400から記録装置200に対して記録用のディスク26に記録するためのストリームが伝送される。このため、時分割、双方向通信を行ってもテレビジョン受像機500、オーディオセット600による連続再生が途切れないように再生装置100にはバッファ7B、13Bなどが設けられている。また、記録装置200による連続記録が途切れないように記録装置200にバッファ21Bなどが設けられている。
【0013】
次に図3を参照して記録装置200について説明する。図1に示すAVセンタ400から双方向シリアルインタフェースを介して転送されたストリームデータは、データ転送I/F21及びバッファメモリ21Bを介して受信される。なお、データ転送I/F21と、DVDフォーマット化部22とデスクランブラ27には、コンテンツ配信元から図1に示すAVセンタ400を介して転送されたモード識別フラグに基づいて、制御部30によりビデオモード又はオーディオモードが設定される。
【0014】
記録用ディスク26に対してスクランブル付きのストリームデータを記録する場合には、受信データがDVDフォーマット化部22によりDVDビデオ規格又はDVDオーディオ規格でフォーマット化され、次いでそのまま変調回路23に送られたり、バッファ記録部24にいったん記録された後に変調回路23に送られる。変調回路23ではディスク26に応じた方式で変調され、次いで変調データがドライブ装置25に送られてディスク26に記録される。
【0015】
他方、デスクランブルしたデータをディスク26に記録する場合には、デスクランブラ27により受信データの内、ビデオストリームがCSS方式でデスクランブルされ、また、オーディオデータがCSSII方式でデスクランブルされる。次いでビデオストリームはDVDビデオエンコーダ28により圧縮エンコードされてDVDフォーマット化部22に送られ、また、静止画データは圧縮エンコーダ29により圧縮エンコードされてDVDフォーマット化部22に送られる。また、オーディオデータと著作権情報及びリアルタイムテキスト情報はそのままDVDフォーマット化部22に送られ、また、コピーフラグなどの制御情報は制御部30に送られる。
【0016】
アドレスメモリ32は図4に詳しく示すように、チェンジャ300から供給される複数(=1〜N)の記録用ディスク26の各々毎にディスク名(ID)を記憶するためのエリアAM(1−1)〜AM(N−1)と、その記録スタートアドレスを記憶するためのエリアAM(1−2)〜AM(N−2)を有する。そして、制御部30は操作部31を介して記録スタート指示が行われると、図5に示すような記録処理を実行する。まず、ステップS11において、受信したパケットのヘッダ情報に基づいてコピーフラグを処理可能か否かを判断する。そして、コピーフラグを処理可能でない場合には「記録不可」の処理を実行し(ステップS13)、他方、処理可能の場合には「コピー可能」か否かを判断する(ステップS12)。そして、「コピー可能」の場合には「記録処理」を実行し(ステップS14)、次いで図6に詳しく示すアドレス管理を実行する(ステップS15)。他方、「コピー可能」でない場合には「記録不可」の処理を実行する(ステップS13)。
【0017】
図6に示すアドレス管理では、記録用ディスク26の最終アドレスを検出し(ステップS15−A)、次いでこの最終アドレスから記録用ディスク26の次の記録スタートアドレスを計算し(ステップS15−B)、次いでこの記録スタートアドレスをアドレスメモリ32のエリアAM(1−2)〜AM(N−2)に上書き記録して格納する(ステップS15−C)。次いで、記録用ディスク26の管理エリアに対して記録日、ボリューム数とボリューム番号を記録する(ステップS15−D)。ここで、ボリューム番号とは現在、記録中のディスク面の番号であり、したがって、これまでに記録を行った複数のディスク面にはシリアルな値が記録される。また、ボリューム数とは、これまでに記録を行ったディスク面の数であり、したがって、これまでに連続記録を行った複数のディスク面には同じ値が記録される。なお、ディスク面とは、片面ディスクと両面ディスクの両方に対応するために定義されている。
【0018】
次に図7〜10を参照して再生装置100について説明する。再生装置100では図7に詳しく示すように、制御部14の制御及び操作部15、リモコン16の操作に基づいて再生用のディスク1に記録されているデータがドライブ装置2により再生される。この再生はテレビジョン受像機500やオーディオセット600による再生映像や再生音声が途切れない程度に、図2に示すように間欠的に行わる。再生データは復調回路2Bにより復調され、次いで再生データ中のビデオ(V)パックと静止画パックは、静止画パック/Vパックデフォーマット化部(図中では静止画パックを静止画と略している)3によりDVDデフォーマット化されてビデオストリームに変換される。ここで、このビデオストリームは元々、CSS(コンテンツ・スクランブル・システム)方式でスクランブルされている。
【0019】
そして、図1に示す出力端子55を介して外部の表示器(不図示)に表示させる場合には、このビデオストリームが伸長/画像変換部4及びバッファメモリ4Bにより伸長、デスクランブルなどされ、次いでバッファ記録部35、D/A変換器5を介してVパックはビデオ信号として、静止画パックはサブピクチャ信号として出力される。他方、テレビジョン受像機500に転送する場合には2通りあり、第1の方法では、伸長/画像変換部4により伸長、デスクランブルなどされたデータがスクランブラ6によりCSS方式でスクランブルされ、次いでデータ転送I/F7及びバッファ7Bと図1に示すAVセンタ400を介して転送される。第2の方法では、静止画パック/Vパックデフォーマット化部3によりデフォーマット化されたスクランブル付きのビデオストリームがデータ転送I/F7及びバッファメモリ7Bと図1に示すAVセンタ400を介して転送される。
【0020】
また、ディスク1から再生されたオーディオパック(Aパック)とリアルタイムインフォメーションパック(RTIパック)は、Aパック/RTIパックデフォーマット化部(図中ではAパックをAと略している)8によりデフォーマット化されてDVDオーディオストリームとRTIに変換される。ここで、このDVDオーディオストリームは元々、CSSII方式でスクランブルされている。なお、静止画パック/Vパックデフォーマット化部3とAパック/RTIパックデフォーマット化部8はDVDデフォーマット化部を構成している。
【0021】
そして、オーディオ信号を図1に示す出力端子55を介して外部のスピーカを介して出力する場合には、このオーディオストリームがPCM変換/オーディオ信号処理部9及びバッファメモリ9BによりPCM変換、デスクランブルなどされてPCM信号に変換され、次いでバッファ記録部36、D/A変換器10を介して出力される。また、RTIを外部の表示器(不図示)に表示させる場合には、RTIが表示信号生成部11及びバッファメモリ11Bにより文字情報に変換されて出力される。
【0022】
オーディオ信号をテレビジョン受像機500とオーディオセット600に転送する場合にもビデオの場合と同様に2通りあり、第1の方法では、PCM変換/オーディオ信号処理部9によりPCM変換、デスクランブルなどされたPCM信号がスクランブラ12によりCSSII方式でスクランブルされ、次いでデータ転送I/F13及びバッファメモリ13Bと図1に示すAVセンタ400を介して転送される。第2の方法では、Aパック/RTIパックデフォーマット化部8によりデフォーマット化されてスクランブル付きのDVDオーディオストリームがデータ転送I/F13及びバッファメモリ13Bと図1に示すAVセンタ400を介してに転送される。
【0023】
ここで、バッファメモリ4B、7B、9B、11B、バッファ記録部35、36は、ドライブ装置2がディスク1を間欠的に再生しても、再生映像や再生音声が途切れないように設けられている。デジタル方式のテレビジョン受像機500とオーディオセット600の詳細な構成は図示されていないが、デジタルストリームをデコード、デスクランブルする回路などを有する。
【0024】
アドレスメモリ17は図8に詳しく示すように、チェンジャ300から供給される複数(=1〜N)の再生用ディスクの各々毎にディスク名(ID)を記憶するためのエリアAM(1−1)〜AM(N−1)と、その再生スタートアドレスを記憶するためのエリアAM(1−2)〜AM(N−2)を有する。そして、制御部30は操作部31を介して再生スタート指示が行われると、図9に示すような再生処理を実行する。
【0025】
ここで、この再生装置は一例として、DVD−RAMディスクの他に、DVDビデオディスクやDVDオーディオディスクなども再生可能なユニバーサルプレーヤであり、このようなディスクを再生する場合には、まず、図9に示すように再生ディスクがオーディオディスク(DVDオーディオディスクやDSDオーディオディスク)か否かを判断し(ステップS1)、オーディオディスクの場合にはシリアルインタフェースをオーディオモードに設定し(ステップS2)、次いでオーディオディスクの再生モードに移行し(ステップS3)、次いで図10に詳しく示すアドレス管理ステップS10に進む。そして、この再生中にはディスクから再生したオーディオ信号と静止画信号(DSDオーディオディスクの場合にはオーディオ信号のみ)をシリアルインタフェースを介して出力し、また、ビデオモード識別フラグ、コピーフラグを追加して出力する。コピーフラグはディスク1に記録されている「コピー不可」、「コピー1回可」、「コピー可」などを示すコピー管理情報である。
【0026】
また、ステップS1においてオーディオディスクでない場合にはビデオディスクか否かを判断し(ステップS4)、ビデオディスクの場合にはシリアルインタフェースをビデオモードに設定し(ステップS5)、次いでビデオディスクの再生モードに移行し(ステップS6)、次いでアドレス管理ステップS10に進む。そして、この再生中にはディスクから再生したビデオ信号とオーディオ信号をシリアルインタフェースを介して出力し、また、ビデオモード識別フラグ、コピーフラグを追加して出力する。
【0027】
また、ステップS4においてビデオディスクでない場合にはRAMディスク又はDVD−ライトワンスディスクか否かを判断し(ステップS7)、RAMディスク又はDVD−ライトワンスディスクの場合には、DVDオーディオフォーマットで記録されているディスクか否かを判断する(ステップS8)。そして、YESの場合には前述したステップS2に進み、シリアルインタフェースをオーディオモードに設定し、次いでディスクを再生する(ステップS3)。また、ステップS8においてNOの場合にはDVDビデオフォーマットで記録されているディスクか否かを判断する(ステップS9)。そして、YESの場合には前述したステップS5に進み、シリアルインタフェースをビデオモードに設定し、次いでディスクを再生する(ステップS6)。ステップS9においてNOの場合にはアドレス管理ステップS10に進む。
【0028】
アドレス管理ステップS10では図10にその詳細が示されるように、まず、再生用ディスク1の最終アドレスを検出し(ステップS10−A)、次いでこの最終アドレスから再生用ディスク1の再生スタートアドレスを計算し(ステップS10−B)、次いでこの再生スタートアドレスをアドレスメモリ17のエリアAM(1−2)〜AM(N−2)に上書き記録する(ステップS10−C)。そして、再生途中で再生停止の指示がなければ、1面の再生終了まで再生を継続し、再生用ディスク1の管理エリアに記録されているボリューム番号(ディスク面番号)がボリューム数(ディスク面数)になるまで次の再生用ディスクに交換しつつ連続再生する(ステップS10−D〜S10−G)。
【0029】
<第2の実施形態>
図11は記録用と再生用のドライブ装置2を兼用したデジタル記録再生装置の構成を示している。図12はその処理を示し、まず、システムイニシャライズを行い(ステップS31)、次いで設定モードを判定する。ここで、制御部14は図13に示すように記録モードと再生モードを交互に切り換え、また、チェンジャ300に対して記録用ディスクと再生用ディスクの交換を指示する。なお、チェンジャ300によるディスク交換時間は4〜10秒程度であり、記録モードと再生モードの各時間tr1、tp1は共に1分程度である。
【0030】
そして、ステップS32において再生モードの場合には再生用ディスクをドライブ装置2にセットし(ステップS34)、次いで再生用ディスクの再生スタートアドレスをアドレスメモリ17から読み出し(ステップS35)、次いで図5に示した処理を実行する(ステップS36)。また、再生モードでない場合はステップS33において記録モードか否かを判断し、記録モードの場合には記録用ディスクをドライブ装置2にセットし(ステップS37)、次いで記録用ディスクの記録スタートアドレスをアドレスメモリ17から読み出し(ステップS38)、次いで図9に示した処理を実行する(ステップS39)。ステップS33で記録モードでないと判断されたときは、再びステップS32に戻る。
【0031】
<第3の実施形態>
上記の第1、第2の実施形態における再生装置(図7)では、DVDデフォーマット化部3、8から出力されたDVDビデオストリームとDVDオーディオストリームをバッファ記録部35、36、バッファ7B、13Bを介して転送しているが、図1に示すテレビジョン受像機500やオーディオセット600が大容量のバッファを有する場合にはバッファ記録部35、36、バッファ7B、13Bを省略し、また、ドライブ2を高速再生する。
【0032】
本発明によれば「特許請求の範囲」の欄に記載された発明の他に、次のような発明が提供される。
(1)双方向インタフェースによりコンテンツを転送する記録再生装置であって、
外部から供給されるコンテンツを、ディスクチェンジャから選択的に供給される第1のディスクに記録する記録手段と、
ディスクチェンジャから選択的に供給される第2のディスクに記録されているコンテンツを再生して外部に転送する再生手段と、
外部と前記記録手段及び前記再生手段との間で前記記録コンテンツと再生コンテンツを双方向に時分割で転送する双方向インタフェースとを有し、
前記記録手段による第1のディスクへの記録と前記再生手段による第2のディスクからの再生を並行して行うようにした記録再生装置。
(2)前記記録手段は、コンテンツを複数のディスクにまたがって記録する場合に、前記再生手段が前記複数のディスクにまたがって記録されているコンテンツを連続して再生可能なようにその記録順を前記複数のディスクに記録することを特徴とする上記(1)記載の記録再生装置。
(3)外部との間でコンテンツを転送する記録再生装置であって、
外部から供給されるコンテンツを、ディスクチェンジャから選択的に供給される第1のディスクに記録する記録手段と、
ディスクチェンジャから選択的に供給される第2のディスクに記録されているコンテンツを再生して外部に転送する再生手段とを備え、
前記記録手段は、コンテンツを複数のディスクにまたがって記録する場合に、その記録順を前記複数のディスクに記録することを特徴とする記録再生装置。
(4)前記再生手段は、複数のディスクにまたがって記録されているコンテンツを前記記録順に基づいて連続して再生する連続再生モードを有することを特徴とする上記(2)又は(3)に記載の記録再生装置。
(5)前記ディスクチェンジャは、前記記録手段と前記再生手段の記録再生兼用の共通のドライブ装置に対して第1、第2のディスクを選択的に供給し、前記記録手段による第1のディスクへの記録と前記再生手段による第2のディスクからの再生を前記共通のドライブ装置により時分割で行うことを特徴とする上記(1)ないし(4)のいずれか1つに記載の記録再生装置。
(6)記録データと再生データを時分割で所定の割合で交互に伝送する伝送方法。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本願各発明によれば、AVセンタを介して、例えば、オーディオセットやTVなどの複数のデジタル受聴装置が接続可能であるため記録再生装置に複数のデジタル受聴装置に対する共通のコンテンツサーバーの役割を持たせることができ、結果として多様な放送の録画再生を一括管理して個々のデジタル受聴装置の要求するコンテンツを供給することができるものです。
また、特に、両面を含む多様な記録規格が存在するディスクへの記録再生に対応することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録再生システムの第1の実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1の双方向シリアルインタフェースのモードを示す説明図である。
【図3】図1の記録装置の構成を詳しく示すブロック図である。
【図4】図3のアドレスメモリの記憶エリアを示す説明図である。
【図5】図1の記録装置の処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】図5のアドレス管理処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】図1の再生装置の構成を詳しく示すブロック図である。
【図8】図7のアドレスメモリの記憶エリアを示す説明図である。
【図9】図1の再生装置の処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】図9のアドレス管理処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】第2の実施形態の記録再生装置を示すブロック図である。
【図12】図11の記録再生装置の処理を説明するためのフローチャートである。
【図13】図11の記録再生装置のモード切り換えを示す説明図である。
【符号の説明】
1 再生用ディスク
2,25 ドライブ装置
7,13,21 データ転送I/F(双方向シリアルインタフェース)
26 記録用ディスク
100 再生装置(再生手段)
200 記録装置(記録手段)
300 チェンジャ
400 AVセンタ(コンテンツセンタ装置)

Claims (3)

  1. インターネットを含む複数の形態により配信および放送されたオーディオコンテンツおよびビデオコンテンツを受信するAVセンタと、
    前記AVセンタと接続され前記AVセンタとの間で前記受信したコンテンツを送受信する記録再生装置と、
    前記AVセンタと接続され前記記録再生装置から送信されたオーディオコンテンツを再生するオーディオ再生装置とビデオコンテンツを再生するTVを含むデジタル受聴装置とからなる記録再生システムであって、
    前記AVセンタは前記コンテンツがオーディオコンテンツかビデオコンテンツかモード識別フラグを転送する手段を備え、前記記録再生装置は、前記AVセンタから供給されるコンテンツを、前記記録再生装置に配置された、複数枚のディスクを駆動可能なデスク装置、から選択的に供給される第1のデスクに前記受信したコンテンツのデータを間欠的に記録する記録手段と、前記デスク装置から選択的に供給される第2のデスクに記録されているコンテンツがオーディオコンテンツかビデオコンテンツかを判断してモード識別フラグを設定すると共に、前記記録されているコンテンツのデータを間欠的に再生して前記モード識別フラグと共に前記AVセンタに出力する再生手段と、前記AVセンタとの間で前記間欠的に記録するデータと前記間欠的に再生されたデータを双方向に転送する双方向インタフェース手段と、を備え、前記コンテンツのデータを複数のデスクにまたがって記録する場合に、その記録順を前記複数のデスクに記録するために片面ディスクと両面ディスクの両方に対応して定義されるディスク面の番号と前記記録を行ったディスク面の数とを前記記録したディスクの管理エリアに記録することを特徴とし、さらに、前記デジタル受聴装置は、前記モード識別フラグに応じてオーディオ再生装置またはTVによって前記記録再生装置が間欠的に再生したデータを途切れずに連続再生することを特徴とする記録再生システム。
  2. 前記デスク装置は、前記記録手段と前記再生手段の記録再生兼用の共通のドライブ装置であって第1、第2のデスクを選択的に供給し、前記記録手段による第1のデスクへの記録と前記再生手段による第2のデスクからの再生を前記共通のドライブ装置により時分割で行うことを特徴とする請求項1に記載の記録再生システム。
  3. 前記デジタル受聴装置は内部に前記AVセンタからの受信データを蓄積するためのバッファを有すると共に、前記再生手段は、前記第2のディスクを前記記録再生装置が間欠的に再生したデータを途切れずに連続再生するに十分高速に再生することを特徴とする請求項1又は2に記載の記録再生システム。
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