JP4343287B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルビデオ信号及びアナログビデオ信号を取り扱う記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル信号処理技術の導入に伴うビデオ信号の高画質化、又、音声信号の高音質化などに伴い、この種のデジタルコンテンツを扱う装置において、その著作権保護の観点での装置の構成を考慮する必要がでてきた。例えば、デジタル動画像信号を記録再生するデジタルVTRや、デジタルカムコーダにおいても、著作権保護の観点から入出力端子を持つ場合にも、コピー制限などの機能を装備させることが必要になる。
【0003】
例えば、デジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号の入出力端子を設ける場合には、そのデジタル信号内にコピー・ジェネレーション・マネージメント・システムデータ(以下、単にCGMSデータ)を定義し、装置としてこの定義されたCGMSデータに従った著作権保護のための制御、すなわち、コピー禁止や、コピー回数(世代)制御のための処置をすることが必要となっている。
【0004】
一方、この種のデジタル機器において、アナログビデオ信号の入出力端子を設ける場合には、別途、ビデオ信号の垂直帰線期間内にパルスを付加したり、そのパルスの有無を検出するなどして、上述の如き著作権保護のための制御を行うことが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一方に於いてはこの様な著作権保護のためのシステムの数々は、装置に従来必要ではなかった新規な機能を追加することになり、装置規模の大型化やシステム構成の複雑化等により、低コスト化の妨げになることもあり、特に、著作権保護が必要なコンテンツを扱う機会が少ないカムコーダや電子カメラといった製品においてはメーカー側では負担となり、ユーザ側からのメリットも少なくなる可能性がある。
【0006】
このように、一方で著作権保護の観点から上述の如き著作権保護の観点からのシステム構成は必須であり、一方でユーザとしてはアナログの入出力もデジタルの入出力もできるデジタル機器への要望が高い。しかし、このようにさまざまな入出力端子を設けることが、システム構成の複雑さを招く結果となり著作権保護を必要としないコンテンツを主に扱う装置においては悪戯にコストを高くする場合もあった。
【0007】
そこで、本発明は、デジタルビデオ信号及びアナログビデオ信号の著作権保護を実現しつつ、低コストなシステム構成を実現した記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る記録装置は、アナログビデオ信号を外部から入力する入力手段と、前記アナログビデオ信号をデジタルビデオ信号に変換する変換手段と、前記デジタルビデオ信号を記録媒体に記録する記録手段と、前記デジタルビデオ信号を外部に出力する出力手段と、前記アナログビデオ信号に付加された第1のコピー管理情報及び第2のコピー管理情報を検出する検出手段と、前記デジタルビデオ信号の前記記録媒体への記録と、前記デジタルビデオ信号の外部への出力とを、前記第1のコピー管理情報及び前記第2のコピー管理情報に従って制御する制御手段とを有し、前記第1のコピー管理情報及び前記第2のコピー管理情報が検出されなかった場合、前記制御手段は、前記デジタルビデオ信号の前記記録媒体への記録を許可するとともに、前記デジタルビデオ信号の外部への出力を許可し、前記第1のコピー管理情報が検出され、前記第2のコピー管理情報が検出されなかった場合、前記制御手段は、前記デジタルビデオ信号の前記記録媒体への記録を停止するとともに、前記デジタルビデオ信号の外部への出力を停止し、前記第2のコピー管理情報が検出された場合であり、かつ、前記第2のコピー管理情報がコピーフリーを示すものである場合、前記制御手段は、前記デジタルビデオ信号の前記記録媒体への記録を許可するとともに、前記デジタルビデオ信号の外部への出力を許可し、前記第2のコピー管理情報が検出された場合であり、かつ、前記第2のコピー管理情報がコピーフリーを示すものでない場合、前記制御手段は、前記デジタルビデオ信号の前記記録媒体への記録を停止するとともに、前記デジタルビデオ信号の外部への出力を停止することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の記録装置、再生装置、記録再生装置及び表示装置について図面を用いて詳細に説明する。
【0017】
図1は本発明に係る実施例であるカメラ一体型デジタルビデオカメラ(以下、デジタルカムコーダ)の構成を示すブロック図である。
【0018】
図1において、101はアナログ入出力端子で、アナログコンテンツ(例えば、アナログビデオ信号やアナログオーディオ信号等)の入力と出力とを1つの端子で共用する。102はデジタル入出力端子で、デジタルコンテンツ(例えば、デジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号等)の入力と出力とを1つの端子で共用する。103はコンバータで、アナログコンテンツをデジタル信号に変換すると共に、デジタルコンテンツをアナログ信号に変換する。104はデジタルインタフェースで、IEEE1394規格に準拠した機能を具備し、デジタルビデオ信号及びデジタルオーディオ信号をIsochronous転送する。尚、Isochronous転送とは、一定量のデータを略一定となる時間間隔で転送することを保証する転送方式である。105はコピー管理情報検出部で、アナログコンテンツ、或いはデジタルコンテンツに付加されたコピー管理情報を検出する。106は撮像部で、被写体の光学像から所定のデジタルビデオ信号を生成する。
【0019】
又、図1において、107は信号処理部で、デジタル入出力端子102から入力されたデジタルコンテンツ、アナログ入出力端子101から入力されたアナログコンテンツ、撮像部106にて生成されたデジタルビデオ信号に対して所定の信号処理を施し、その処理結果を制御部111の制御に応じてコンバータ103、デジタルインタフェース104、記録再生部108、表示パネル110の少なくともに一つに供給する。108は記録媒体109を駆動させる機構を有する記録再生部で、信号処理部107から供給されたデジタルコンテンツを記録媒体109に記録すると共に、記録媒体109から所望のデジタルコンテンツを再生する。109は磁気テープ、磁気ディスク等の記録媒体である。110はLCD等の表示パネルで、コピーがフリーの場合、信号処理部107から供給されたデジタルコンテンツを表示する。尚、表示パネル110は、撮像部106にて生成されたデジタルビデオ信号も表示可能である。
【0020】
更に、図1において、111はマイクロコンピュータからなる制御部で、本実施例のデジタルカムコーダ全体の処理動作を制御する。特に制御部111は、コピー管理情報検出部105の検出結果に基づいて信号処理部107と記録再生部108の処理動作を制御する。112はコントロールパネルで、ユーザから指示(例えば、記録及び再生の開始、一時停止、終了)を制御部111に通知する。
【0021】
本実施例では、アナログコンテンツ(特に、アナログビデオ信号)のコピー管理情報としてCGMS−A(Copy Generation Management System-Analog)方式と擬似シンクパルス方式とを用いる場合について説明する。制御部111は、これらのコピー管理情報に基づいて、アナログ入出力端子101から供給されるアナログコンテンツの記録を制御し、そのコンテンツの著作権を管理する。ここで、アナログコンテンツには、放送局からアナログ信号として送信された映画や放送番組、磁気テープや光ディスク等の記憶媒体から再生されたNTSC方式のアナログビデオ信号やアナログオーディオ信号等が含まれる。
【0022】
上述のCGMS−A方式とは、アナログビデオ信号の水平ブランキング期間中に挿入された3種類のコピー管理情報(以下、CGMS−Aコード)によりその信号の記録を制御する方式である。即ち、CGMS−Aコードが「00」の場合、そのビデオ信号はコピーフリーであることを示し、「11」である場合、そのビデオ信号はコピー不可であることを示す。又、CGMS−Aコードが「10」である場合、ビデオ信号は一回のみコピー可能であることを示す。
【0023】
上述の擬似シンクパルス方式とは、アナログビデオ信号に付加された擬似シンクパルスによりその信号の録画を制限する方式である。ここで、擬似シンクパルスとは、アナログビデオ信号の垂直帰線期間のラインの第1フィールド及び第2のフィールドのいくつかの水平ラインに正規の垂直帰線の同期パルス以外の部分に挿入された負方向のパルスと、このパルスの直後に挿入された正方向パルスとにより構成される。
【0024】
又、本実施例では、デジタルコンテンツ(特に、デジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号)のコピー管理情報としてCGMS−D(Copy Generation Management System-Digital)方式を用いる場合について説明する。制御部111は、このコピー管理情報に基づいて、デジタル入出力端子102から供給されたデジタルコンテンツの記録を制御し、そのコンテンツの著作権を管理する。ここで、デジタルコンテンツには、衛星放送からデジタル信号として送信された映画や放送番組、磁気テープや光ディスク等の記憶媒体から再生された民生用デジタルビデオ方式(DV方式)に準拠したデジタルビデオ信号、デジタルオーディオ信号等が含まれる。
【0025】
上述のCGMS−D方式とは、デジタルビデオ信号のビデオ補助データやデジタルオーディオ信号のオーディオ補助データに含まれる3種類のコピー管理情報(以下、CGMS−Dコード)により各信号の記録を制御する方式である。即ち、CGMS−Dコードが「00」の場合、そのビデオ信号はコピーフリーであることを示し、「11」である場合、そのビデオ信号はコピー不可であることを示す。又、CGMS−Dコードが「10」である場合、そのビデオ信号は一回のみコピー可能であることを示す。
【0026】
次に、本実施例のデジタルカムコーダが、上述のコピー管理情報を用いて、デジタルコンテンツ及びアナログコンテンツの著作権を保護する方法について説明する。
【0027】
(1)外部入力されたデジタルコンテンツを記録する場合
図2を用いて、本実施例のデジタルカムコーダが、デジタル入出力端子102を介して外部入力されたデジタルコンテンツを記録する場合の処理動作について説明する。
【0028】
ステップS200において、ユーザは、コントロールパネル112を用いて外部のデジタルコンテンツを記録するように指示する。
【0029】
ステップS201において、デジタル入出力端子102は、外部からデジタルコンテンツを入力する。
【0030】
ステップS202において、コピー管理情報検出部105は、デジタルコンテンツからコピー管理情報(即ち、CGMS−Dコード)を常に検出する。
【0031】
ステップS203において、コピー管理情報検出部105は、デジタルコンテンツから検出されたCGMS−Dコードの内容を判別し、その判別結果(即ち、コピー可又はコピー不可)を制御部111に供給する。
【0032】
ここで、コピー管理情報検出部105は、デジタルコンテンツから検出されたCGMS−Dコードが「00」である場合にのみコピー可と判別し、「10」及び「11」である場合にコピー不可とする。これにより、コピー管理情報検出部105の構成を複雑にすることなく、デジタルコンテンツの著作権保護を実現できる。
【0033】
ステップS203の結果、コピー管理情報の内容が「00」であると判別された場合、制御部111は、信号処理部107及び記録再生部108に対して記録許可信号を与える(ステップS204)。この記録許可信号を受信した場合、信号処理部107は、上述のデジタルコンテンツを表示パネル110及び記録再生部108に供給すると共に、アナログ入出力端子101に供給可能とする。又、記録再生部107は、記録許可信号を受信した後、記録媒体109に対してデジタルコンテンツの記録を開始する。
【0034】
記録の開始が指示された後、制御部111は、常にコピー管理情報検出部105から供給される判別結果を調べ、上述のデジタルコンテンツのコピー管理情報が「00」以外に変化した否かを検出する(ステップS205)。
【0035】
ステップS205の結果、コピー管理情報の内容が「00」以外に変化しなかった場合、制御部111は、コントロールパネル112から記録終了の指示を受信するまで信号処理部107及び記録再生部108に対して記録許可信号を与える(ステップS206)。
【0036】
又、ステップS205の結果、コピー管理情報の内容が「00」以外に変化した場合、制御部111は、信号処理部107及び記録再生部108に記録禁止信号を与え、ステップS207以下の処理を実行する。
【0037】
上述のステップS203の結果、コピー管理情報の内容が「00」でないと判別された場合、制御部111は、信号処理部107及び記録再生部108に記録禁止信号を与える(ステップS207)。この記録禁止信号を受信した場合、記録再生部108は、記録媒体109への記録動作を一時停止する。又、信号処理部107は、この記録禁止信号を受信した後、アナログ入出力端子101、表示パネル110、記録再生部108に対するデジタルコンテンツの供給を一時的に禁止し、表示パネル110に対して記録の停止を示す警告信号を供給する。
【0038】
尚、信号処理部107は、記録禁止信号を受信した後、ブルーバック信号と記録の停止を示す警告信号とを生成し、これらの信号を表示パネル110に供給するようにしてもよい。これにより、表示パネル110は、ブルーバック信号と警告信号とを重畳させて表示することになり、デジタルコンテンツの表示が実質的に阻止される。又、信号処理部107は、ブルーバック信号とは別に、デジタルコンテンツの一部をマスクしたマスク信号を生成し、警告信号と共に表示パネル110に供給してもよい。更に、信号処理部107は、ブルーバック信号をアナログ入出力端子101や記録再生部108に供給し、デジタルコンテンツのアナログ出力や記録動作を実質的に禁止するように構成してもよい。
【0039】
記録の停止が指示された後、制御部111は、常にコピー管理情報検出部105から供給される判別結果を調べ、上述のデジタルコンテンツのコピー管理情報が「00」に変化した否かを検出する(ステップS208)。
【0040】
ステップS208の結果、コピー管理情報の内容が「00」に変化した場合、制御部111は、信号処理部107及び記録再生部108に対して記録許可信号を与え、ステップS204以下の処理を実行する。
【0041】
又、ステップS208の結果、コピー管理情報の内容が「00」に変化しなかった場合、制御部111は、コントロールパネル112から記録終了の指示を受信するまで信号処理部107及び記録再生部108に対して記録禁止信号を与える(ステップS209)。
【0042】
ステップS206、S209において、コントロールパネル112から記録終了の指示を受信した場合、制御部111は、信号処理部107及び記録再生部108に対して記録終了信号を与える。信号処理部107及び記録再生部108は、記録終了信号を受信した後、記録動作を終了する。
【0043】
以上の処理動作を図3にまとめる。図3は、外部入力されたデジタルコンテンツのコピー管理情報と、それに対応して変化する各処理部の動作状態を説明する図である。
【0044】
このように制御することにより、アナログ入出力端子101、デジタル入出力端子102、記録再生部108を具備するデジタルカムコーダにおいて、複雑なコピー管理機能を追加することなくデジタルコンテンツの著作権を保護することができ、低コストで合理的なシステム構成を実現することができる。
【0045】
特に、本実施例のデジタルカムコーダは、コピーフリーでないデジタルコンテンツを外部入力する場合に、そのコンテンツのアナログ出力を実質的に禁止している。これにより、カムコーダのような装置に対してアナログコンテンツ用のコピー管理情報を付加する機能を追加することなくデジタルコンテンツの著作権を保護することができる。
【0046】
更に、本実施例のデジタルカムコーダは、コピーフリーでないデジタルコンテンツを外部端子から入力して記録する場合に、そのコンテンツの記録動作を一時的に停止すると共に、そのコンテンツの表示を中止して警告を表示している。これにより、関連する動作の不整合によって生ずるユーザの混乱を防止することができる。
【0047】
(2)外部入力されたアナログコンテンツを記録する場合
図4を用いて、本実施例のデジタルカムコーダが、アナログ入出力端子101を介して外部入力されたアナログコンテンツを記録する場合の処理動作について説明する。
【0048】
ステップS400において、ユーザは、コントロールパネル112を用いて外部のアナログコンテンツを記録するように指示する。
【0049】
ステップS401において、アナログ入出力端子101は、外部からアナログコンテンツを入力する。
【0050】
ステップS402において、コピー管理情報検出部105は、デジタル化されたアナログコンテンツからコピー管理情報(即ち、CGMS−Aコード及び擬似シンクパルス)を常に検出する。
【0051】
ステップS403において、コピー管理情報検出部105は、アナログコンテンツから検出されたコピー管理情報の内容を判別し、その判別結果(即ち、コピー可又はコピー不可)を制御部111に供給する。
【0052】
ここで、アナログコンテンツから検出されたコピー管理情報が擬似シンクパルスのみであった場合、コピー管理情報検出部105は、擬似シンクパルスの有無によりコピーの可否を判別する。即ち、擬似シンクパルスがある場合をコピー不可、ない場合をコピー可とする。又、アナログコンテンツから検出されたコピー管理情報がCGMS−Aコードのみであった場合、コピー管理情報検出部105は、CGMS−Aコードの内容によりコピーの可否を判別する。即ち、CGMS−Aコードが「00」である場合のみをコピー可とし、「10」及び「11」である場合をコピー不可とする。更に、アナログコンテンツから検出されたコピー管理情報としてCGMS−Aコードと擬似シンクパルスが検出された場合、CGMS−Aコードのみを有効とし、その内容に従ってコピーの可否を判定する。これにより、コピー管理情報検出部105の構成を複雑にすることなく、アナログコンテンツの著作権保護を実現できる。
【0053】
ステップS403の結果、コピー可であると判別された場合、制御部111は、信号処理部107及び記録再生部108に対して記録許可信号を与える(ステップS404)。この記録許可信号を受信した場合、信号処理部107は、上述のデジタル化されたアナログコンテンツを記録再生部108と表示パネル110とに供給すると共に、デジタル入出力端子102にも供給可能とする。又、記録再生部107は、記録許可信号を受信した後、信号処理部107から供給されるアナログコンテンツを記録媒体109に対して記録する。
【0054】
記録の開始が指示された後、制御部111は、常にコピー管理情報検出部105から供給される判別結果を調べ、コピー管理情報検出部105がコピー不可となるコピー管理情報を検出したか否かを判別する(ステップS405)。
【0055】
ステップS405の結果、コピー管理情報検出部105の判別結果が変化しなかった場合、制御部111は、コントロールパネル112から記録終了の指示を受信するまで信号処理部107及び記録再生部108に対して記録許可信号を与える(ステップS406)。
【0056】
又、ステップS405の結果、コピー管理情報検出部105の判別結果が変化した場合、制御部111は、信号処理部107及び記録再生部108に記録禁止信号を与え、ステップS407以下の処理を実行する。
【0057】
上述のステップS403の結果、コピー不可であると判別された場合、制御部111は、信号処理部107及び記録再生部108に記録禁止信号を与える(ステップS407)。この記録禁止信号を受信した場合、記録再生部108は、記録媒体109への記録動作を一時停止する。又、信号処理部107は、この記録禁止信号を受信した後、デジタル入出力端子102、表示パネル110、記録再生部108に対するアナログコンテンツの供給を一時的に禁止し、表示パネル110に対して記録の停止を示す警告信号を供給する。
【0058】
尚、信号処理部107は、記録禁止信号を受信した後、ブルーバック信号と記録の停止を示す警告信号とを生成し、これらの信号を表示パネル110に供給するようにしてもよい。これにより、表示パネル110は、ブルーバック信号と警告信号とを重畳させて表示することになり、アナログコンテンツの表示が実質的に阻止される。又、信号処理部107は、ブルーバック信号とは別に、アナログコンテンツの一部をマスクしたマスク信号を生成し、警告信号と共に表示パネル110に供給してもよい。更に、信号処理部107は、ブルーバック信号をデジタル入出力端子102や記録再生部108に供給し、アナログコンテンツのデジタル出力や記録動作を実質的に禁止するように構成してもよい。
【0059】
記録の停止が指示された後、制御部111は、常にコピー管理情報検出部105から供給される判別結果を調べ、コピー管理情報検出部105がコピー可となるコピー管理情報を検出したか否かを判別する(ステップS408)。
【0060】
ステップS408の結果、コピー管理情報検出部105の判別結果が変化した場合、制御部111は、信号処理部107及び記録再生部108に記録許可信号を与え、ステップS404以下の処理を実行する。
【0061】
又、ステップS408の結果、コピー管理情報検出部105の判別結果が変化しなかった場合、制御部111は、コントロールパネル112から記録終了を指示を受信するまで信号処理部107及び記録再生部108に対して記録禁止信号を与える(ステップS409)。
【0062】
ステップS406、S409において、コントロールパネル112から記録終了の指示を受信した場合、制御部111は、信号処理部107及び記録再生部108に対して記録終了信号を与える。信号処理部107及び記録再生部108は、記録終了信号を受信した後、記録動作を終了する。
【0063】
以上の処理動作を図5にまとめる。図5は、外部入力されたアナログコンテンツのコピー管理情報と、それに対応して変化する各処理部の動作状態を説明する図である。
【0064】
このように制御することにより、アナログ入出力端子101、デジタル入出力端子102、記録再生部108を具備するデジタルカムコーダにおいて、複雑なコピー管理機能を追加することなくアナログコンテンツの著作権を保護することができ、低コストで合理的なシステム構成を実現することができる。
【0065】
特に、本実施例のデジタルカムコーダは、コピーフリーでないアナログコンテンツを外部入力する場合に、そのコンテンツのデジタル出力を実質的に禁止している。これにより、カムコーダのような装置に対してデジタルコンテンツ用のコピー管理情報を付加する機能を追加することなくアナログコンテンツの著作権を保護することができる。
【0066】
更に、本実施例のデジタルカムコーダは、コピーフリーでないアナログコンテンツを外部端子から入力して記録する場合に、そのコンテンツの記録動作を一時的に停止すると共に、そのコンテンツの表示を中止して警告を表示している。これにより、関連する動作の不整合によって生ずるユーザの混乱を防止することができる。
【0067】
(3)記録媒体109からデジタルコンテンツを再生する場合
図6を用いて、本実施例のデジタルカムコーダが、記録媒体109に記憶されたデジタルコンテンツを再生する場合の処理動作について説明する。
【0068】
ステップS600において、ユーザは、コントロールパネル112を用いて記録媒体109に記憶された所望のデジタルコンテンツを再生するように指示する。
【0069】
ステップS601において、記録再生部108は、記録媒体109から所望のデジタルコンテンツを再生する。
【0070】
ステップS602において、コピー管理情報検出部105は、記録再生部108から信号処理部107に供給されるデジタルコンテンツからコピー管理情報(即ち、CGMS−Dコード)を常に検出する。
【0071】
ステップS603において、コピー管理情報検出部105は、デジタルコンテンツから検出されたコピー管理情報の内容を判別し、その判別結果(即ち、コピー可又はコピー不可)を制御部111に供給する。
【0072】
ここで、コピー管理情報検出部105は、デジタルコンテンツから検出されたCGMS−Dコードが「00」である場合にのみコピー可と判別し、「10」及び「11」である場合にコピー不可とする。これにより、コピー管理情報検出部105の構成を複雑にすることなく、デジタルコンテンツの著作権保護を実現することができる。
【0073】
ステップS603の結果、コピー管理情報の内容が「00」であると判別された場合、制御部111は、信号処理部107に対して外部出力許可信号を与える(ステップS604)。この外部出力許可信号を受信した場合、信号処理部107は、上述のデジタルコンテンツをアナログ入出力端子101、デジタル入出力端子102、表示パネル110に供給可能とする。
【0074】
外部出力を許可した後、制御部111は、常にコピー管理情報検出部105から供給される判別結果を調べ、コピー管理情報検出部105がコピー不可となるコピー管理情報を検出したか否かを判別する(ステップS605)。
【0075】
ステップS605の結果、コピー管理情報検出部105の判別結果が変化しなかった場合、制御部111は、コントロールパネル112から再生終了の指示を受信するまで信号処理部107及び記録再生部108に対して外部出力許可信号を与える(ステップS606)。
【0076】
又、ステップS605の結果、コピー管理情報検出部105の判別結果が変化した場合、制御部111は、信号処理部107に外部出力禁止信号を与え、ステップS607以下の処理を実行する。
【0077】
上述のステップS603の結果、コピー管理情報の内容が「00」でないと判別された場合、制御部111は、信号処理部107に外部出力禁止信号を与える(ステップS607)。この外部出力禁止信号を受信した後、信号処理部107は、アナログ入出力端子101、デジタル入出力端子102、表示パネル110に対するデジタルコンテンツの供給を一時的に禁止し、表示パネル110に対して外部出力の停止を示す警告信号を供給する。
【0078】
尚、信号処理部107は、外部出力禁止信号を受信した後、ブルーバック信号と外部出力の停止を示す警告信号とを生成し、これらの信号を表示パネル110に供給するようにしてもよい。これにより、表示パネル110は、ブルーバック信号と警告信号とを重畳させて表示することになり、デジタルコンテンツの表示が実質的に阻止される。又、信号処理部107は、ブルーバック信号とは別に、デジタルコンテンツの一部をマスクしたマスク信号を生成し、警告信号と共に表示パネル110に供給してもよい。更に、信号処理部107は、ブルーバック信号やダミー信号をアナログ入出力端子101及びデジタル入出力端子102に供給し、デジタルコンテンツのアナログ出力やデジタル出力を実質的に禁止するように構成してもよい。
【0079】
外部出力の禁止を指示した後、制御部111は、常にコピー管理情報検出部105から供給される判別結果を調べ、上述のデジタルコンテンツのコピー管理情報が「00」に変化した否かを検出する(ステップS608)。
【0080】
ステップS608の結果、コピー管理情報の内容が「00」に変化した場合、制御部111は、信号処理部107に対して外部出力許可信号を与え、ステップS604以下の処理を実行する。
【0081】
又、ステップS608の結果、コピー管理情報の内容が「00」に変化しなかった場合、制御部111は、コントロールパネル112から再生終了の指示を受信するまで信号処理部107に対して外部出力禁止信号を与える(ステップS609)。
【0082】
ステップS606、S609において、コントロールパネル112から再生終了の指示を受信した場合、制御部111は、信号処理部107及び記録再生部108に対して再生終了信号を与える。信号処理部107及び記録再生部108は、再生終了信号を受信した後、再生動作を終了する。
【0083】
以上の処理動作を図7にまとめる。図7は、記録媒体109から再生されたデジタルコンテンツのコピー管理情報と、それに対応して変化する各処理部の動作状態を説明する図である。
【0084】
このように制御することにより、アナログ入出力端子101、デジタル入出力端子102、記録再生部108を具備するデジタルカムコーダにおいて、複雑なコピー管理機能を追加することなくデジタルコンテンツの著作権を保護することができ、低コストで合理的なシステム構成を実現することができる。
【0085】
特に、本実施例のデジタルカムコーダは、コピーフリーでないデジタルコンテンツを再生する場合に、そのコンテンツのアナログ出力を実質的に禁止している。これにより、カムコーダのような装置に対してアナログコンテンツ用のコピー管理情報を付加する機能を追加することなくデジタルコンテンツの著作権を保護することができる。
【0086】
更に、本実施例のデジタルカムコーダは、コピーフリーでないデジタルコンテンツを再生する場合に、そのコンテンツのデジタル出力及びアナログ出力を実質的に禁止すると共に、そのコンテンツの表示を中止して警告を表示している。これにより、関連する動作の不整合によって生ずるユーザの混乱を防止することができる。
【0087】
尚、本発明はその精神、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0088】
例えば、本実施例として図1に示すデジタルカムコーダについて説明したが、それに限るものではない。例えば、モニタ、記録再生部、アナログ入出力端子、デジタル入出力端子を一体的に具備したテレビデオのような装置に適用することも可能である。
【0089】
又、モニタ、アナログ入出力端子、デジタル入出力端子を一体的に具備し、上述の実施例に示した機能の内、少なくとも次のような機能を具備する表示装置であってもよい。
【0090】
第1に、外部入力されたアナログコンテンツ或いはデジタルコンテンツから上述のコピー管理情報を検出する機能。
【0091】
第2に、外部入力されたアナログコンテンツのコピー管理情報がコンテンツのコピーを制限するものであった場合に、そのコンテンツの表示とそのコンテンツのデジタル出力を実質的に禁止するように制御する機能。
【0092】
第3に、外部入力されたデジタルコンテンツのコピー管理情報がコンテンツのコピーを制限するものであった場合に、そのコンテンツの表示とそのコンテンツのデジタル出力を実質的に禁止するように制御する機能。
【0093】
このような機能を有することにより、アナログ入出力端子とデジタル入出力端子とを具備する表示装置において、複雑な著作権管理機能を追加することなく各種コンテンツの著作権を保護することができ、低コストで合理的なシステム構成を実現することができる。
【0094】
従って、前述の実施例はあらゆる点おいて単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
【0095】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、デジタルビデオ信号及びアナログビデオ信号の著作権保護を実現しつつ、低コストなシステム構築を実現した記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のカメラ一体型デジタルビデオカメラの構成を示すブロック図。
【図2】外部入力されたデジタルコンテンツを記録する場合の処理動作を説明するフローチャート。
【図3】外部入力されたデジタルコンテンツのコピー管理情報と、それに対応して変化する各処理部の動作状態を説明する図。
【図4】外部入力されたアナログコンテンツを記録する場合の処理動作を説明するフローチャート。
【図5】外部入力されたアナログコンテンツのコピー管理情報と、それに対応して変化する各処理部の動作状態を説明する図。
【図6】記録媒体109に記憶されたデジタルコンテンツを再生する場合の処理動作を説明するフローチャート。
【図7】記録媒体109から再生されたデジタルコンテンツのコピー管理情報と、それに対応して変化する各処理部の動作状態を説明する図。
Claims (4)
- アナログビデオ信号を外部から入力する入力手段と、
前記アナログビデオ信号をデジタルビデオ信号に変換する変換手段と、
前記デジタルビデオ信号を記録媒体に記録する記録手段と、
前記デジタルビデオ信号を外部に出力する出力手段と、
前記アナログビデオ信号に付加された第1のコピー管理情報及び第2のコピー管理情報を検出する検出手段と、
前記デジタルビデオ信号の前記記録媒体への記録と、前記デジタルビデオ信号の外部への出力とを、前記第1のコピー管理情報及び前記第2のコピー管理情報に従って制御する制御手段とを有し、
前記第1のコピー管理情報及び前記第2のコピー管理情報が検出されなかった場合、前記制御手段は、前記デジタルビデオ信号の前記記録媒体への記録を許可するとともに、前記デジタルビデオ信号の外部への出力を許可し、
前記第1のコピー管理情報が検出され、前記第2のコピー管理情報が検出されなかった場合、前記制御手段は、前記デジタルビデオ信号の前記記録媒体への記録を停止するとともに、前記デジタルビデオ信号の外部への出力を停止し、
前記第2のコピー管理情報が検出された場合であり、かつ、前記第2のコピー管理情報がコピーフリーを示すものである場合、前記制御手段は、前記デジタルビデオ信号の前記記録媒体への記録を許可するとともに、前記デジタルビデオ信号の外部への出力を許可し、
前記第2のコピー管理情報が検出された場合であり、かつ、前記第2のコピー管理情報がコピーフリーを示すものでない場合、前記制御手段は、前記デジタルビデオ信号の前記記録媒体への記録を停止するとともに、前記デジタルビデオ信号の外部への出力を停止することを特徴とする記録装置。 - 前記デジタルビデオ信号を表示する表示手段をさらに有し、
前記第2のコピー管理情報がコピーフリーを示すものでない場合、前記制御手段は、前記デジタルビデオ信号を前記表示手段に表示させないようにすることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記第1のコピー管理情報は、疑似シンクパルスであることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
- 前記第2のコピー管理情報は、CGMS−A方式に準拠することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
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