JP3990733B2 - ガスセンサ - Google Patents
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Description
本発明は、ガスセンサに関し、特に、限定的ではないが、ガスセルまたは空洞の内部に閉じ込められたガスサンプルの成分がそれによって測定され、または分析され得るガスセンサに関するものである。この場合、ガスセンサはブロックの形態を有し、その内部において、空洞壁または前記壁の部分は、高い光反射性(鏡面)を有しており、空洞は、入射光線から光束を形成するように機能する開口または幾つかのそれに類する手段を備え、光束は、少なくとも3つの対置された凹面光反射壁部分の助けにより、光線が互いに対置された壁部分によって反射せしめられ、光束出射用の開口またはそれに類する手段を通過するような方向に向けられる前に、予め決定された回数だけ前記空洞を通過し、光学的分析経路を規定するように意図されている。
“開口またはそれに類する手段”という表現は、一方において、空洞および鏡面が、入射光を受光するための少なくとも1つの孔と、光がそれを通って出射する少なくとも1つの孔とを含んでいるということ、また、他方において、光は、鏡面の一方の側から出射し、鏡面の一方の側から入射するということを意味し、この場合、本出願において、これらの鏡面は、完全なものである。光が、鏡面の一方の側から入射し、1つまたはそれ以上の孔を通して出射しうること、またはそれと逆のことを妨げるものは何も存在しない。
前述の3つの対置された凹面光反射壁部分に加えて、空洞は、さらに、別の対置された光反射壁部分によって制限され得る。しかしながら、これらの別の壁部分から反射された光は、本発明のよりよい理解には寄与しないので、前記壁部分によってもたらされる効果は、この文献では説明されない。
本発明の原理は、分析されるべきガスが空洞内に拡散され、または空洞外に拡散され得るようなときにも適用され得るが、この種のガスセルは、分析されるべきガス流に結合せしめられ、そして、この目的のために、好ましくは、チューブまたはホース接続部の形態を有する入口開口および/または出口開口を有している。
分析されるべき一種類または多種類のガスの成分を測定すべく適合せしめられた周波数範囲をもつ光源、好ましくは、赤外線の光源が、出射する反射光線を通過させるべく意図され、セルの壁部分内に配置された開口またはそれに類する手段は、光の強度の周波数依存性を評価し、それによって問題のガスの成分および/または前記成分の濃度を決定するための波長選別フィルタ、スペクトル解析装置またはそれに類する装置を備えている。
背景技術の説明
この文脈における従前の技術的観点に関して、(スウェーデン王国特許出願No.95 04020−0に対応する)国際出願PCT/SE96/0000の要旨が参照される。
上記文献は、また、この文献中で使用される用語の定義に関しても参照される。
本発明の特徴に関して、ヨーロッパ特許文献0 647 845の教示がまた、現在の技術的観点に関して重要である。なぜなら、この特許文献は、同心的に向けられた円形-凹面鏡面に対向して配置された円形の凹面鏡面と、これらの鏡面の互いに一致する中心の一方の側にわずかに向けらる光源と、を備えたガスセルを有するガスセンサが記載され、説明されているからである。
凹面鏡面内のギャップは、発散光線を伴ったわずかに半径方向外向きに向けられた光束を凹面鏡部分および凸面鏡部分において交互に反射させ、その後、光線は、外側凹面鏡内に設けられたギャップを通して外に出ていることができ、その後、予め決定された回数の反射がなされ、それに伴って予め決定された長さの予め決定された光学的光分析経路を通って伝播がなされる。
この特許文献の図6には、分離した光線出射ギャップの助けによって、そして両方の分析経路に対して共通の光線入射開口を通して、ガスセル内部の2つの異なる光学的分析経路のうちの一方を選択することを可能とすべく設計された装置が記載されている。
記載されたガスセンサは、その受光手段がガスセル中の凹面鏡部分内に反射された光束を形成し、それによって発散光束を形成すべく順序づけて並べられた光線を検知するように構成されているということが仮定され得る。
さらに、従前の技術的観点の一部を構成するものとして、“白色”鏡として呼ばれる3つの部分球面状の凹面鏡面からなる構成が挙げられる。
これらの鏡は、通常、互いに相対的に大きな距離をあけて配置され、使用される光源は、通常、レーザ光源からなっている。
幾分平行な光線を含む光束は、3つの対置された球面状凹面鏡面の間を数回にわたって反射せしめられ、最終的に、反射せしめられた光束が、鏡面を越えて(鏡の端縁に隣接して)通過することができるとき、この光束中の光線は、スペクトル解析装置に受け取られ、そして、周知の方法で評価される。
さらに、従前の技術的観点の一部を構成するものとして特許文献US−A−5 009 493の教示が挙げられる。この文献は、測定ガス中の光の吸収を測定するための多重反射セル中における光経路に対する構成を記載している。この測定装置において、入射アパーチャは、入射アパーチャ鏡、フィールド鏡および出射アパーチャを経て出射アパーチャ上に結像される。
この装置は、改良され、結像鏡の非点収差はかなり減じられている。この目的のために、アパーチャ鏡の形状は、近似的に楕円面によって規定され、この場合、焦点距離は、近似的に入射アパーチャおよび出射アパーチャの間の距離の半分に等しくなる。
発明の要約
技術的課題
ガスおよびガス混合物の分析に関係する技術的課題のうちの1つまたはそれ以上に対する1つの解決手段を見出すために、この技術的分野における当業者がなさねばならない技術的熟考は、一方において、実行されるべき測定および/または一連の測定の実現、他方において、これらの測定が効果を奏する際に要請される手段または複数の手段の選択を含んでいるという事実に鑑みると、次のような技術的課題が、本発明の展開に関して重要になる。
上述した公知技術を研究するとき、1つの技術的課題は、ガス入口および/またはガス出口またはそれに類する手段を有し、光束をガスセンサの空洞またはガスセル内に照射する光源を用いるときに、相対的に小さな外寸をもつガスセルの助けにより、そして“白色”鏡であるが本発明によって変更された対置鏡面の形状を備えた鏡に適用可能な原理を適用するときに、光線が、空洞の全体またはその一部を形成する対置された凹面壁部分の間において繰り返し反射せしめられるようにし、さらに、予め決定された回数の反射をもたらすとともに、ガスセルの空洞内に予め決定された距離の光学的分析経路を形成するガスセルを提供することにある。
別の技術的課題は、光束が空洞中に入射するときに最初は明らかに発散するような場合でさえ、簡単な測定の助けにより、光源によって照射された光線が、出口開口またはそれに類する手段に向かって収束し、および/または焦点を結ぶことができるようにする凹面壁部分の鏡面の形状に関する条件を生成することにある。
さらに、別の技術的課題は、使用される3つの対置された鏡面のそれそれが、完全に楕円面の半分より小さいドームと、楕円の選ばれた回転軸に平行に配置されたドームの分割面とを備えたドーム形状を有しているときに得られる効果を実現することにある。
1つの技術的課題は、ドーム形状の部分の分割面が、楕円の長軸に平行になるときに得られる効果を実現することにある、ということがわかるだろう。
さらに、別の技術的課題は、2つのほとんど同一の楕円部分を用い、これらの部分をその凹面鏡面が互いに向き合うように配置し、それによってガスセル中において前記鏡面の間に必要な空洞を形成することができるようにするために必要とされる条件を実現することにある。
より限定された技術的課題は、これらの楕円部分の1つが、2つの小さな部分に分割されるときに得られる効果を実現し、さらに、これに関して必要な条件を実現し、その後、前記部分を互いに向かう方向に動かし、あるいは互いに遠ざかる方向に動かすことによって、空洞内に、反射された迷光性光束と、複数の焦点とを伴った3つの対置された鏡面を形成する、ということを実現することにある。
1つの技術的課題は、光線が発散光線からなる単一の光源の助けにより、そして、それぞれスペクトル解析装置またはそれに類するものを備えたガスセル中における2つまたはそれ以上の光出射開口またはそれに類する手段の助けにより、ガスセンサが、複数の種類のガスまたはガス混合物の成分および/またはそのガス成分の濃度を同時に、同一構成のガスセルおよび空洞中において測定することができるような条件を、簡単な手段の助けによって生成することにあるということが、またわかるだろう。
1つの技術的課題は、1種類のガスまたはガス混合物の濃度を広い分析範囲において測定することができる相対的に小さな外寸をもつガスセンサを提供することにあるということが、またわかるだろう。
この点に関し、さらに別の技術的課題は、分析範囲を分割して、それが互いに異なる長さの光学的分析経路によって表され、それによってガスセル中の同一の空洞の内部において異なる光学的分析経路を容易に用いることができるようにすることによって望まれた広い分析範囲をもたらす条件を同一のガスセルおよび同一の空洞に対して与えることにある。
1つの技術的課題は、2つまたはそれ以上の光線出射開口またはそれに類する手段が、空洞内またはガスセル内に備えられることを可能にする条件を実現し、さらに、このような開口を、それぞれが予め決定された回数の光線反射をもたらすとともに、光源からの予め決定された光学的分析経路をもたらすように配置せしめることを可能とする趣旨を実現することにある、ということがわかるだろう。
ガスセルがいくつかの光線出射開口を有しているとき、1つの技術的課題は、1つの開口が、各開口によってもたらされる経路からそれる光学的分析経路をもたらすことを可能にするという趣旨を実現し、そのために要求される条件を実現することにある。
さらに別の技術的課題は、鏡面が容易に順序付けて並べられ得るようにし、それに伴って、光照射装置と大きな凹面鏡部分またはそれに類するものにおける間隙との間に、予め決定された光学的分析経路をもたらすような対置された凹面鏡面に関する内部構造を提供することにある。
さらに別の技術的課題は、鏡面が容易に順序づけて並べられることを可能にし、それによって、光照射装置と関係する鏡部分またはそれに類するものにおける間隙との間に、同一の光照射装置からの同一のまたは異なる長さの2つの独立な光学的分析経路を提供することができる対置された凹面鏡面に関する内部構造を提供することにある。
さらに別の技術的課題は、1つまたはそれ以上の開口またはそれに類する手段を有し、これらの開口または多数の前記開口のそれぞれに対し、干渉フィルタおよび/またはスペクトル解析装置のような波長選別フィルタを付与するという趣旨を実現することにある。
さらに別の技術的課題は、対置された凹面光反射壁部分のそれぞれが、楕円面の半分より小さい部分を構成するようなガスセルを提供し、前記壁部分のうちの第1の壁部分に対し、第2の壁部分の2つの順序づけて並べられた部分に対置され得るようにする長さを付与することにある。
さらに、別の技術的課題は、2つの互いに対置された同一の楕円部分から出発して、第2の部分、および中央領域内の予め決定された部分を短くし、さらにこれらを寄せ集め、または、第2の部分を分割して前記部分から分離することにより、対応する長い光学的分析経路をもたらし、それによって、より短い部分に伴うより長い分析経路および/または前記部分のより小さな独立した移動、またはその逆のことが可能になるという趣旨を実現することにある。
さらに、別の技術的課題は、光源および/または光線入口開口を第1の壁部分の中央に配置し、一方、光線出口開口またはそれに類する手段を前記第1の壁部分において横方向に配置するという趣旨、並びにそれによってもたらされる効果を実現することにある。
1つの技術的課題は、また、光源を2つの互いに向き合って配置された第2の壁部分をカバーする照射角に適合せしめることによって、前記2つの第2の壁部分のそれが、2本の順序づけて配置された光束の各一方を反射することができ、それによって、前記光束が、それぞれ対置された壁部分と共通の壁部分との間において反射されるという趣旨を実現することにある。
さらに、別の技術的課題は、第1の光束が、第1の開口を通って出射し、第2の光束が、第2の開口を通って出射するように配置し、前記2つの開口が、光源から均一にまたは不均一に配置されるようにするという趣旨を実現することにある。
さらに、別の技術的課題は、光源から反射された発散する光線が、収束するように反射され、その後、発散するように反射され、その後、収束するように反射される等々のようにし、その光線が、最後の反射のときに楕円部分の一部において収束し、光源の像が第1の光反射壁部分における光線出口開口またはそれに類する手段の位置に形成されるようにするという趣旨を実現することにある。
1つの技術的課題は、1つまたはそれ以上の光源を中央平面から横方向に動かすことによって、第1の光反射壁部分における交互反射位置のそれぞれが前記中央平面のそれぞれの側に配置され、その結果、光線出口開口またはそれに類する手段が、前記中央平面の側部に配置されるという可能性を実現し、並びにそれによってもたらされる効果を実現することにある。
解決手段
上述した技術的課題の1つまたはそれ以上を解決することを意図して、本発明は、その発端として導入部で説明した種類のガスセンサを採用し、そして、特に空洞またはガスセルが、第1の光反射壁部分は楕円面の一部の形態を有し、第2および第3の光反射壁部分も同様に楕円面の一部に一致する共通の形状を有するように構成されるということを提案する。
好ましい実施例によれば、これらの楕円部分は、同一の基本形状を有している。
第1の光反射壁部分または鏡面の焦点は、第2および第3の壁部分の壁部分または鏡面内またはそれに近接して配置され、第2の壁部分の焦点および第3の壁部分の焦点が、第1の壁部分の壁部分または鏡面内またはそれに近接して配置されるということが、また提案される。
第2および第3の壁部分は、楕円部分の一部から形成され、前記楕円部分を2つの部分に分割することによって得られるということが、とりわけ提案される。
この点に関し、分割された部分は取り除かれ、残りの部分が互いに対して回転軸の方向に動かされるということ、あるいは分割された部分が互いに残りの部分から離され、これらの部分が回転軸の方向に与えられた距離だけ間隔をあけて配置されるということが提案される。
本発明によれば、空洞は、光線を光源から出射せしめるための2つまたはそれ以上の開口またはそれに類する手段を有し、各開口は、予め決定された長さの光学的分析経路をもたらすように配置される。
本発明の技術的思想の範囲内にある好ましい実施例によれば、開口は、別の開口によってもたらされる経路から反れる光源からの光学的分析経路をもたらし得る。
好ましくは、1つまたはそれ以上の開口は、干渉フィルタおよび/またはスペクトル解析装置のような波長選別フィルタを備えている。
本発明の好ましい1つの実施例によれば、空洞の互いに対置された光反射壁部分は、楕円面の一部と同一形状のまたはほとんど同一形状の部分からなっており、前記壁部分のうちの第1の部分は、2つの第2の壁部分に向き合って配置されるように適合せしめられている。
光源および/または光線入口開口は、第1の壁部分の中央に配置され、光線出口開口またはそれに類する手段は、その側部において第1の壁部分と関係している。
本発明の一実施例によれば、光源は、反射角が2つの第2の壁部分および第3の壁部分をカバーすることによって、2本の順序づけて配置された光束が、対置された壁部分の間において前記2つの壁部分を通じて予め決定された回数だけ反射せしめられるように適合せしめられている。
第1の光束に属する光線は、第1の開口を通って出射するように配置され、第2の光束に属する光線は、第2の開口またはそれに類する手段を通って出射するように配置されている。
1つの特に好ましい実施例によれば、光源から発散的に照射される光線は、最終的に反射によって収束せしめられ、そして、光線出口開口またはそれに類する手段の位置で光源の像を形成する。
別の実施例によれば、空洞中の光源収容開口が、中央平面を横切って配置され、それによって、第1の光反射壁部分における交互反射点はそれぞれ中央平面の各側部に配置され、それによって光出口開口が、前記中央平面の側部に配置され得るようになっている。
効果
本発明によるガスセンサによって主としてもたらされ得る効果は、小さな外寸をもった同一のガスセル中に、そのうちの1つが2つの部分に分割される2つの対置されたドーム形状の楕円面凹面鏡部分を配置することによって、相対的に長い光学的分析経路をもたらす条件を与えることによってもたらされる。
この種のガスセルは、単一の光源と、それぞれ波長選別フィルタおよび/またはスペクトル解析装置を備えた2つまたはそれ以上の出口開口またはそれに類する手段との間において、ガスセル中の同一のまたは異なる長さをもつ2つの光学的分析経路を用いることによって、複数の異なる種類のガスまたはガス混合物の成分の存在および/または濃度を同時に測定することができる。
あるいは、同一のガスに関する分析範囲および/または分析感度は、第1の分析範囲に対して第1の長さの光学的分析経路を選択し、さらに、第2の分析範囲に対して第2の長さの光学的分析経路を選択することによって拡張され得る。
加えて、複数の光源のうちの1つから照射された光束を反射せしめ、光線が収束し、前記光源に関する光線出口開口またはそれに類する手段の位置において光源の像を形成するようなやり方でその光線を発散させ続けることができる。
本発明によるガスセンサに属するガスセルの主要な特徴が、以下の請求項1の特徴部分に規定されている。
【図面の簡単な説明】
今説明され、本発明の重要な特徴を備えた実施例によるガスセンサおよびそれに関係するガスセルの実施態様が、次に添付図面を参照してより詳細に説明される。
図1は、本発明によるガスセルを備えたガスセンサと、スペクトル解析装置内において光の強度の周波数依存性を評価するのに必要なエレクトロニクスと、を示した非常に簡略化された図面である。
図2は、ガスセルの外部の構成を示した第1の斜視図である。
図3は、図2に示したガスセルの第2の斜視図である。
図4は、選ばれた空洞の第1の凹面壁部分または鏡面の形状を示した図である。
図5は、選ばれた空洞の前記第1の鏡面に対置された第2および第3の凹面壁部分または鏡面の形状を示した図である。
図6は、図2および図3によるガスセル中に含まれた3つの対置された鏡面を幾何学的に示した、中央平面(x−z平面)に沿って上方から見た図である。
図7は、中央平面を備えているが、ガスセル中の鏡面を形成する少し拡大された対置された空洞形成壁部分を備えた図6に類似した図であって、関係する楕円中心の向きを示した断面図である。
図8は、中央平面内における光源から第1の出口開口に至る光学的分析経路に対応する(中央光線に対する)第1の選ばれた光路を簡単に示した図であって、発散光束を生成し、(破線で表された光路に示されたように)互いに分離した2本の光学的分析経路が同一の空洞の内部においてかつ同一の光源から生成され得ることを可能にする中央に配置された光源を示した図である。
図9は、横に配置された光源の位置における(中央光線に対する)光路であって、まず最初に、第2の鏡部分を照射し、5つの反射点を備えた光学的分析経路を形成する光路を示した図である。
図10は、図9と同様の横切って配置された光源の位置における(中央光線のための)光路であって、まず最初に、3つの反射点を有するより短い光学的分析経路をもたらす第3の鏡部分を照射する光路を示した図である。
図11は、図8のXI−XI線に沿ってとられたガスセル内の空洞の断面図である。
好ましい実施例の詳細な説明
図1は、ガスセル1と、スペクトル解析装置11内において光の強度の周波数依存性を評価するための必要なエレクトロニクス10と、を有するガスセンサ“A”の極めて簡略化された図面である。
エレクトロニクス10は、出口開口6および/または7を通過する光束または光線の光の強度の周波数依存性を評価し、この評価の結果を用いられた光源2aの光の強度の周波数依存性と比較し、そして、確立された不一致に応答してガスセル1の空洞2の内部に閉じ込められたガスまたはガス混合物を分析し、さらに、必要な場合、その成分濃度を測定するように設計されている。
装置10、11に対して必要とされる変更は、当業者の通常の専門的知識の範囲内にある。
ガスまたはガス混合物は、パイプ状の接続部1aを通過し、ガスセル1の空洞2の内部に入り、その後、出ロパイプ状接続部1bを通って外へ出て行く。
ガスセル1は、光源2aと協同して光線の束を空洞2中に向ける。ガスセル1はさらに、2本の互いに分離した光束に対する出口開口6、7、好ましくは、互いに分離した光学的分析経路に対する出口開口を有している(図9および図10参照)。
光源2aから照射された光束中の光線は、非常に発散的であり、空洞を制限する鏡面を形成するように処理された互いに対置された凹面壁部分の間において、予め決定された回数だけ反射せしめられる。予め決定された回数だけ反射せしめられ、それによって予め決定された光学的分析経路を伝播した後、光線は出口開口(6または7)を収束的に通過し得る。
光学的分析経路が反射の回数に直接比例するということは、これに関して許容され得る近似となる。
最後の反射によって収束した光束が生じ、その結果、光源2aは、像を形成することができ、その像は、対置された鏡面の近傍であって、受け取られた周波数スペクトルのより正確な評価のための開口(6または7)に結像する。
図2および3は、鏡面を与えるべく処理された対置された光反射壁部分に関して、本発明の主要な特徴を備えたガスセルの外部の構成を示した2つの異なった斜視図であり、これらの図面において、ガスセルには参照番号1が付してある。
ガスセンサAは、ガスセル1の空洞2の内部に閉じ込められたガスサンプルが分析され得るように適合せしめられている。ガスサンプルは、入口3(1a)および出口4(1b)を経て、空洞2を通過せしめられる。
この実施例のガスセル2はまた、分析されるべきガスまたはガス混合物が拡散によって通過し得る1つまたはそれ以上の開口1c、1dを有している。
図示されたガスセル1は、その内部に、空洞2の壁または壁部分がよく知られた方法で、光線に関する非常に高い反射性を有する壁部分を与えるように処理されたブロックの形態を有しており、空洞2は、ガスセル中に光源2aを収容するための開口5を有し、光源2aは、エレクトロニクス10によって励起され、必要な入射光束を照射するようになっている。
開口5内に取り付けられた光源2aは、光束を照射するように適合せしめられ、この光束中において、光線は、例えば赤外線の範囲内にあるような、関係する周波数範囲内にある周波数を有している。図示の場合には、光線は、約120°の角度で発散する。
明確にするため、いかなる光照射ユニット2aおよび光源2aも、図2および3には示されていない。
次に、光線は、対置された鏡部分の間において予め決定された回数だけ反射せしめられた後、開口6を通っておよび/または開口7を通って出射される。このような開口はいずれも上述のような理由から図2および3には示されていないが、かかる開口は、いずれもその内部に波長選別フィルタ、またはこの種の光感知手段を備えている。
さらに、開口を通って出射される光線の中には、ここでは説明しないけれども、この技術分野では典型的な鏡面の端縁を通過し得るような光線が含まれている。
図4は、空洞の第1の光反射凹面壁部分11の選ばれた形状を示した図である。
図5は、空洞の第2および第3の光反射凹面壁部分12および13の選ばれた形状を示した図である。
壁部分11、12および13は、基本的には同一の形状、すなわち楕円をその長軸(x)(また、11c)のまわりに回転させることによって生成された楕円面の形状を有している。
楕円面のドーム形状の部分は、楕円面を、長軸(x)から距離“a”だけ離れた位置において、x軸に平行な平面で切断することによって形成される。
楕円面部分11における凹面は、x軸上に配置される焦点11aおよび11bを備えた鏡面11Aを形成する。
図5に示したように、x軸上に配置された焦点12aおよび13aを備え、鏡面12Aおよび13Aを形成する凹面を備えた壁部分12および13は、同様にして形成される。
空洞2の内部における壁部分12および13は、(z−y平面における)部分15を取り除いて、さらに、壁部分12および13をx軸の方向において寄せ集めることによって形成され、それによって、壁部分12および13は、x軸方向に細長い延長部分を備え、この延長部分は、壁部分11の細長い延長部分よりわずかに短い長さを有している。
この実施例は、以下においてより詳細に説明される。
別の実施例では、切欠15’が、平面“B”(z−y平面)内に導入され、壁部分12および13を分離するようになっている。
この実施例は、詳細に説明されない、なぜなら、最初に述べた実施例を理解すれば、この構成は、おのずと明らかになるからである。
図6は、壁部分11、12、13が、どのように配置されて空洞2を形成しているかを示した図である。この図から以下のことが明らかになる。すなわち、光源2aから到達し、発散光束を形成する入射光線2a’が、まず最初、それぞれの鏡面12a、13aによってそれぞれの分析経路に沿って収束的に反射せしめられ、その後、それぞれの鏡面11Aによって発散的に反射せしめられ、さらにその後、鏡面12Aおよび13Aによって収束的に反射せしめられる等々して、光束は、空洞2を通って予め決定された回数だけ伝播し、それによって、光線が、壁部分12および13によって反射せしめられて、開口6を通して、そして、それらの光線に対する開口7を通って、さらに、それぞれの開口内に配置されたフィルタまたは幾つかの対応する装置を通って、収束的に方向付けられる前に、うまく規定された光学的分析経路を形成するということ(図9および10参照)。
本発明によれば、空洞2の光反射機能は、3つの対置された凹面光反射壁部分11、12、13または鏡面11A、12A、13Aの助けによって実現される。これらの壁部分および鏡面の性質および配置は、これ以降、図7〜10を参照してより詳細に説明される。
より多くの入口開口と、この入口開口と協同するための1つまたはそれ以上の出口開口とを用いることができるにもかかわらず、簡単のために、以下の説明は、入射光束2a”に対する1つの入口開口5および出射発散光束に対する1つまたは2つの出口開口6および7を説明することに限定される。
すなわち、次のことは、本発明の構成の範囲内にある。すなわち、複数の入口開口5がもたらされ、ただ2つのこのような開口の代わりに発散出射光束に対する3つ、4つまたはそれ以上の出口開口を空洞2に付与することができる条件を生成し、各開口が、予め決定された光学的分析経路を提供し、すなわち、光線または光束の一部が、対置された凹面鏡部分11A、12Aおよび13Aの間において、予め決定された回数だけ反射することに対応する経路を提供すべく配置されうるようにすること。
これらの測定手段並びに鏡面11A上に生じる各焦点において光線を取り出すために必要とされる手段は、当業者にとって明らかなものであるから、以下の説明は、簡単にために2つの出口開口6および7にのみ限定するものとする。
本発明は、相対的に小さな外寸を有するガスセル1を備えた1つまたはそれ以上の相対的に長い光学的分析経路を獲得するというコンセプトに基づいている。
図8に示した実施例は、(x平面13内において)中央に配置された光源2およびこの光源から等間隔をあけて配置された2つの出口開口6および7を有しており、2本の同一の光学的分析経路が鏡面12Aおよび13Aの“対称的な”向きを伴って得られ得ることを可能にする。互いに異なる長さをもつ分析経路は、鏡面12および13の位置を互いに対して変化させることによって得られる。異なる光学的分析経路はまた、x−z平面内における光源5の位置だけを変化させることによって得られ得る。
2種類の異なるガスまたはガス混合物の成分は、2つの同一の分析経路を用いることによって測定され、または決定され得る。2種類の異なるガスまたはガス混合物の成分、あるいは同一のガスに対する2つの異なる分析範囲は、2本の互いに異なる分析経路を用いることによって測定され得る。
好ましくは、1つの開口(6)は、(7のような)別の開口からそれる光学的分析経路を伴った位置を表している。
干渉フィルタまたは幾つかの対応する装置が、前記開口のうちの1つまたはそれ以上の開口に設けられ得る。
本発明によれば、入射光線に対する開口5および/または別の開口の近傍に配置された光源2aは、図8の実施例で示したように、第1の壁部分11の中央に配置されるが、あるいは図9および10の実施例によれば、第1の壁部分の一方の側に配置され、あるいはその逆の構成となる。本発明は、図11においてより明確に示したように、x−y平面における数値等を許容するということに留意されなけばならないが、これは、x−z平面における向きと呼ばれる。
本発明によれば、光源2aは、ガスセル内において、光出口開口6および7が配置されるのと同一の鏡面11Aの凹部5内に配置される。
再び図6、とりわけ図7および8を参照すると、次のことが明らかである。すなわち、(この平面内において)、第1の壁部分11は、完全な回転楕円体の一部に一致し、仮想線で示した回転軸11c(x軸)上に配置された焦点11Aおよび11Bを備えた形状を有しているということ。
すなわち、壁部分11は、その寸法が楕円体の半分よりわずかに小さいようなドーム形状を有していると見なされ得る。光源2aを収容するための孔5が、壁部分の中央に配置され、光出口開口6が孔5の一方の側に設けられる。鏡面には、番号11Aが付してある。
壁部分11は、壁部分12および13に向き合って配置され、壁部分12および13は、順序付けられて配置されて、実質上壁部分11と同一の形状を有している。
壁部分12および13は、壁部分を回転軸11cに垂直な平面“B”において、2つの部分12、13に分割することによって形成される。
そのとき、第2の壁部分12は、壁部分11と同様にして回転楕円体の一部をなす。しかし、楕円の1/4よりわずかに小さく、焦点11a内に配置されるその鏡面12Aを備えた回転軸に沿った長さを与えられている。
したがって、第3の壁部分13は、楕円形状を有するが、楕円の1/4よりわずかに小さく、焦点11b内に配置されたその鏡面13Aを備えた長さを有している。
壁部分11および壁部分12および13の楕円形状は、したがって、実質上同一である。しかし、その差異が、上で図5を参照して詳細に説明してある。
焦点12aおよび焦点13aは、鏡面11A中に配置されている。
本発明は、同一の対置された部分楕円形の鏡面の場合、光線は、後方および前方にだけ反射され、“対称性”が反射像およびとりわけ結像された像点がそれるために必要とされるというコンセプトに基づいている。選ばれた対称性が小さければ小さいほど、それる傾向は小さくなり、それによって、反射の回数は増大し、かつ光学的分析経路はより長くなる。
別の変形例は、楕円部分12、13を平面“B”(z平面)内に分割して、形成された部分12および13を互いに離し、それによって、楕円16’および17’が、壁部分11の外側に置かれるようにすることである。
この変形例に対する光路は示されないが、それは当業者にとって明らかである。
光源2aは、光束2a’によって規定される角度が少なくとも図3における前記2つの第2の壁部分12、13を覆うように適合せしめられている。
図8は、光源2aから鏡面12A上に向けられた光束2a’の中央光線50を伴った光束経路を示した図である。
光束(2a’)は、図示した場合には、非常に発散的であり、鏡面12A上に向けられた中央光線50だけが明確にするために示されている。
光束は、光線50を有しており、鏡面12Aから鏡面11A上に収束的に反射せしめられ、光線51を含んでいて、前記鏡面11Aは、光源2aのすぐ右側に焦点2a”を有している。第1の短い光学的分析経路は、開口がこの点に向けられるとき、焦点2a”の位置に生成され得る。
そして、光束は、中央光線52とともに発散的に鏡面13A上に反射せしめられ、そしてそこから、光線53として鏡面11A上に収束的に反射せしめられる。鏡面11Aは、光源2aの左側に焦点(2a”)を有している。
こうしてこの焦点2a”は、開口がこの焦点に向けられるとき、より長い第2の光学的分析経路によってもたらされ得る。
以下のことに留意されなければならない。すなわち、焦点(2a’、(2a”))は、各反射に伴って光源2aから次第に遠ざかるように配置され、それに伴って、鏡装置によってより大きくなるということ。
開口6は、焦点2a”に向かう非常に短い分析経路上において、光源2aのすぐ右側に配置され、あるいは幾分長い分析経路上において焦点(2a”)の位置で、光源2aのわずかに左側に置かれる。
しかしながら、図8の実施例は、光線53が、光線54として鏡面12A上に反射せしめられ、そこから、光線55の形態で鏡面11A上に反射せしめられ、そこで、適合せしめられた光学的分析経路にもたらされる程度に、依然としてより長い光学的分析経路を示している。
しかしながら、この実施例は、光線55がさらに、発散光束(中央光線56)として鏡面13A上に反射せしめられた後、前記鏡面13Aによって収束光束(中央光線57)として開口6に向けて反射せしめられるということを示すために選ばれたものである。
この点に関し、次のことがわかる。すなわち、光源2aの位置2a”、(2a)に対する結像は、鏡面11Aにおける光源2aの中央位置から次第に遠ざかるようにそれ、開口6は、依然として端縁17aに向くように配置されることによって、より長い光学的分析経路が得られるということ。
開口(6、7)は、形成された焦点内に配置され、鏡面12Aおよび13Aの向きの変化は、形成された焦点の位置を変化させ、それに伴って、開口の位置から変化せしめる。
このことから以下のことが明らかである。すなわち、もし、鏡装置11、12および13が、わずかに変化せしめられるならば、焦点の位置はまた変化するが、これらの焦点は常に鏡面11A上に位置しているということ。
図8に示した実施例から、以下のことが明らかである。すなわち、開口6を光源2aの右側または左側に置くことは、本発明の構成の範囲内にあるということ。これは、次のことを意味する。すなわち、説明された開口6に対して、1つの開口が光源2aの左側に配置され(図8では中央に配置されている)、かつ図示された位置のわずかに右側に置かれ、それに伴って、光学的分析経路(50〜53)は、もし、変化が含まれるならば、開口を(図示したように)光学的分析経路(50〜57)に対して、左側に動かすよりもより短くなるということ。
すなわち、この場合、光源2aの結像2a”は、光源2aの一方の側から他方の側にそれ、常に光源2aから外向きにそれる。
第1の実施例において、鏡面11A内に収束的に焦点を結ぶすべての光は、評価のための開口6を通過し得る。しかしながら、開口中に(図示されない)光学的フィルタを取り付けることによって、与えられた周波数範囲だけが開口6を通過しうるようにする一方、光の残りの部分がさらなる回数反射せしめられ(58、59)、その後、別の開口7を通して取り出され、別の周波数範囲が評価され得るようにすることは、本発明の構成の範囲内にある。これによって、単一のガスセル中に単一の光源を配置することによって、異なる種類のガスを分析することができるようになる。
図8はまた、空洞2の内部にある光路(中央光線)は、“8”の字を形成すること、そして、鏡面11A上に結像された像は、測定された分析経路および焦点が生じる位置において取り出され得るということを意味している。
光源2aの結像は、中央(5)に向かって小さくなり、前記中央から遠ざかる方向に大きくなる。
図8に示したように、もし、2本の同一の光学的分析経路が望まれるなら、光線50’は、鏡面13Aにおいて反射せしめられることができ、この場合、光線は、選択された分析経路に適合せしめられた開口を用いるとき、上で説明したのと同一の方法で反射せしめられる。
こうして、2本の異なる光学的分析経路(50、50’)は、同一のガスセル中において選ばれ、このガスセルは、図8による構成を有しており、各経路は、同一のまたは異なる光学的分析経路を提供する可能性をもたらす。
中央(5)により近接する出射光線を検出することによって、光源の起こり得る動きおよび位置どりには、より無関係なより正確な分析値を得るようにすることが望まれる。
図9および10は、側部に配置された光源2aからの別の光路(中央光線)が示してあり、それによって、図9における光源2aおよび選択された開口6と、図10における選択された開口7との間に異なる光学的分析経路がもたらされる。
この点に関し、次のことに留意されなければならない。すなわち、さらに別の開口が、開口6よりも光源2aから異なる距離だけ離れて配置され、それによって、同一のガスまたガス混合物が、2つの異なる分析範囲内において、光源2aおよび開口6(図9)の間の光学的分析経路に対する1つの分析領域と、光源2aおよび開口7(図10)の間のより短い光学的分析経路を備えたもう一方の分析領域の範囲内で評価され、あるいは分析され得る。
図9の実施例の場合、像2a”(開口6が欠けている)は、光源2aから左側に外側に向かってそれ、一方、図10の実施例の場合、像2a”は光源2aから右側にそれる。像2a”は、中央または光源2aが通過されるとき、再び外側に向かってそれる。
図11は、x−z平面および図8のXI−XI線に沿ってとられた断面における空洞2を示した図である。
前に説明した実施例では、光源(2a)は、x−z平面内に配置される。しかしながら、この図面は、もし光源が平面(2a)の左側に配置されるなら、第1の結像2a”が、中央平面(x−z平面)の右側に配置され、第2の像が前記中央平面の左側に配置される等々ということによって、用いられる開口が中央線に関して互いにずらされ得るということを示している。
このことから、次のことが明らかである。すなわち、1つまたはそれ以上の光源は、1つまたはそれ以上の光源関連開口を備えた同一の空洞に対して用いられ得るということ。
本発明は、上で述べた実施例に限定されるものではなく、本発明の構成の範囲内での変更がまた、可能であるということに留意されなければならない。
Claims (16)
- 空洞内に閉じ込められたガスサンプルの成分を評価するためのガスセンサであって、
3つの楕円凹面状の壁部分を含むブロック状の形態を有し、内部に空洞が形成され、前記壁部分の内側は高い光反射性を有する鏡面を形成し、前記空洞は入口開口および出口開口を備え、前記入口開口からの入射光線が、前記3つの壁部分によって所定の回数だけ反射せしめられた後、前記出口開口を通って出て行くような光学的分析経路を形成するようになっているガスセンサにおいて、
第1、第2および第3の壁部分は、それぞれ、同一の回転楕円体の一部分からなり、
前記第1の壁部分は、前記回転楕円体を、長軸に平行な面で切り取って形成した前記回転楕円体の半分よりも幾分小さい部分からなり、
前記第2および第3の壁部分は、前記第1の壁部分よりも幾分小さい壁部分から、それを2分割する分割線に沿って一部を取り除いた残りの2つの部分からなり、
前記第2および第3の壁部分は、前記第1の壁部分に対置して配置されるとともに、互いに近づく方向に動かされ得るようになっていることを特徴とするガスセンサ。 - 空洞内に閉じ込められたガスサンプルの成分を評価するためのガスセンサであって、
3つの楕円凹面状の壁部分を含むブロック状の形態を有し、内部に空洞が形成され、前記壁部分の内側は高い光反射性を有する鏡面を形成し、前記空洞は入口開口および出口開口を備え、前記入口開口からの入射光線が、前記3つの壁部分によって所定の回数だけ反射せしめられた後、前記出口開口を通って出て行くような光学的分析経路を形成するようになっているガスセンサにおいて、
第1、第2および第3の壁部分は、それぞれ、同一の回転楕円体の一部分からなり、
前記第1の壁部分は、前記回転楕円体を、長軸に平行な面で切り取って形成した前記回転楕円体の半分よりも幾分小さい部分からなり、
前記第2および第3の壁部分は、それぞれ、前記第1の壁部分よりも幾分小さい壁部分を2分割した部分からなり、
前記第2および第3の壁部分は、前記第1の壁部分に対置して配置されるとともに、互いに遠ざかる方向に動かされ得るようになっていることを特徴とするガスセンサ。 - 前記第1の壁部分に対する焦点は、前記第2および第3の壁部分の鏡面上、または前記鏡面の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガスセンサ。
- 前記第2の壁部分に対する焦点および前記第3の壁部分に対する焦点は、前記第1の壁部分の鏡面上、または前記鏡面の近傍に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のガスセンサ。
- 前記空洞は、2つ以上の出口開口を有し、前記出口開口は、それぞれ、所定の光学的分析経路が形成されるように配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガスセンサ。
- 他の出口開口によって形成された経路からそれた光学的分析経路を形成するように配置された出口開口を備えていることを特徴とする請求項5に記載のガスセンサ。
- 1つ以上の前記出口開口が、干渉フィルタのような波長選別フィルタを備えていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のガスセンサ。
- 光源および/または入射光線に対する入口開口が、前記第1の壁部分内に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のガスセンサ。
- 前記出口開口が、前記第1の壁部分内に設けられていることを特徴とする請求項8に記載のガスセンサ。
- 光源が、2つの他の壁部分を含む角度に光を照射するように適合されていることを特徴とする請求項5または請求項8に記載のガスセンサ。
- 前記他の2つの壁部分が、対置した壁部分との間で、統合された2つの光束を反射させることを特徴とする請求項10に記載のガスセンサ。
- 第1の光束からの光線は、第1の出口開口を通って出射し、第2の光束からの光線は、第2の出口開口を通って出射するようになっていることを特徴とする請求項11に記載のガスセンサ。
- 光源によって照射された発散光線が、前記反射によって収束せしめられることにより、各光線の出口開口において前記光源の像が形成されることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項5のいずれかに記載のガスセンサ。
- 前記第1の壁部分は、前記回転楕円体の半分より幾分小さくなるように形成されているが、ほぼ前記回転楕円体の一部に一致する形状を有し、前記第2および第3の壁部分は、それぞれ、ほぼ前記回転楕円体の1/4に一致するか、またはそれより幾分小さい形状を有するように形成されていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項13のいずれかに記載のガスセンサ。
- 入口開口および/または出口開口は、中央平面の側部に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガスセンサ。
- 2つ以上の入口開口が、互いに関係する側部に配置されていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項15のいずれかに記載のガスセンサ。
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